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└ 【7/14追記】7/30鹿島アントラーズ戦チケット販売に関するお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
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(´-`).o0(ロコさぬは、出席です。 ライブ放送はDAZN。DAZNをお店で見るなら横浜F・マリノスの試合観戦ができる飲食店・スポーツバー | Fansta(ファンスタ)で)
天気予報
日産スタジアムの1時間天気 週末の天気【サッカー場の天気】 – 日本気象協会 tenki.jp ※2022/7/6 12:00発表
2022/7/30(土)19:00の予報
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温度:29℃
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・明治安田J1 第23節 横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ | 横浜F・マリノス 公式サイト
・7/30(土) vs鹿島アントラーズ戦 チケット・試合情報|横浜F・マリノス 公式サイト
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・7/30鹿島戦新商品発売のお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
『 』7/30鹿島戦
いよいよ明日 #マリノス君 がJ1リーグ通算5️⃣0️⃣0️⃣試合出場を迎えます。
1993年5月、Jリーグ開幕から背番号「0」を背負い、どんな時も彼はいる。
クラブの象徴的存在が新たな歴史を刻む瞬間を、共に祝おう! https://t.co/iqu05GD7WV#fmarinos pic.twitter.com/0xC5aQYVw6
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) July 29, 2022
Webログ
・出場停止選手のお知らせ(2022/07/25):Jリーグ.jp
(横浜)なし
(鹿島)キム・ミンテ
・達成間近の記録について【明治安田J1 第23節】:Jリーグ.jp
(横浜)
・高丘 陽平:J1通算100試合まであと1試合
・アンデルソン ロペス:通算50得点まであと1得点
・J1ホーム通算得点:通算850得点まであと3得点
(鹿島)
・J1アウェイ通算勝利:通算250勝まであと1勝
・【公式】横浜FMvs鹿島の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2022年7月30日):Jリーグ.jp
└ ユニフォーム情報:1st(青)
— 勝点差5の『The CLASSIC』。優勝戦線を左右する大一番
2週間のリーグ中断明けの初戦、首位・横浜FMと2位・鹿島が日産スタジアムで激突する。1993年のJリーグ開幕から30年間、唯一続くオリジナル10同士の一戦は、今季の優勝戦線を大きく左右する大一番となった。クラブ創設30周年のトリコロールが銘打った『The CLASSIC』を制するのは――。大注目のビッグマッチである。
横浜FMは前節・鳥栖戦、仲川 輝人が獲得したPKをレオ セアラが決めて先制するも、直後に同点に追いつかれる。後半、セットプレーから一時逆転を許したものの、終盤に松原 健のクロスを途中出場の水沼 宏太がニアに飛び込んで、2-2の痛み分けとなった。
これで横浜FMは8戦負けなしとした一方、2戦連続ドローと6連勝の勢いは弱まりつつあり、中断期間を仕切り直しのタイミングとしたいところ。そして、その間には4大会ぶりにEAFF E-1 サッカー選手権を制した日本代表に7人が招集された。優勝を決めた27日の韓国戦には6人が先発。小池 龍太、畠中 槙之輔、岩田 智輝がフル出場し、水沼 宏太、西村 拓真、藤田 譲瑠チマが後半途中までプレーした。一方、残念だったのが途中出場した宮市 亮の右ひざの負傷。詳細は明らかになっていないが、今季復活を遂げた17番を欠くのはほぼ確実だろう。残りの6人も名古屋から横浜への移動がある中、どれだけリカバリーできるかがポイントとなる。
一方、日本代表組以外のメンバーは「素晴らしい練習をしてきた」(ケヴィン マスカット監督)。ただ、4人の新型コロナウイルス感染症の陽性者が出てしまい、すべてが順調だったわけではない。それでも、日本代表組以外のメンバーが今節のカギを握るのも確か。27日に30歳のアニバーサリーを迎えた仲川 輝人は言う。
「陽性者が出てしまったのは仕方ない。残ったメンバーで質高く、強度の高い練習をしてきた。みんなで切磋琢磨して、良い雰囲気を作り上げてきたので、代表組がいないからといって、チームの雰囲気は落ちることなく、むしろ上がっている。代表組が戻ってより一層良くなる」
この言葉はクラブの総意。代表組のコンディション面に不安は残るが、それを言い訳にするつもりはまったくない。
対する鹿島もコロナ禍が収まらない。7月は25日までに計5人の陽性者が出てしまい、チームビルディングに少なからず影響があった。6月以降、6試合負けなしではあるが、2勝と勝ち切れてもいない。特にチームトップスコアラーだった上田 綺世がベルギー1部のサークル・ブルージュに移籍して以降、攻守のバランスを欠き、3試合連続で引き分けに終わっている。鈴木 優磨、ディエゴ ピトゥカらタレントは豊富なだけに、課題のゲームコントロールを含め、この2週間でどう立て直すのか、レネ ヴァイラー監督の手腕に期待がかかる。
いずれにせよ激戦必至。「間違いなく言えるのは、エキサイティングで素晴らしい試合が見られることだ」。ケヴィン マスカット監督自らがこう約束する珠玉の一戦を大いに楽しんでもらいたい。
[ 文:大林 洋平 ]
2022/07/28 魅力的なサッカーを追求する。お客さんが見たいと思えるサッカーを。喜田拓也『The CLASSIC 』への思い | Goal.com 日本
リーグ戦中断明けとなる30日、『The CLASSIC 』と銘打たれた試合が日産スタジアムで行われる。両者の戦いについて、アカデミー出身で主将を務める喜田拓也が思いを語った。
■ブレずにやってきた結果の今
――横浜FMは現在リーグ首位。チームの状態を教えてください。
間違いなくいい状態です。みんなのやってきたこと、取り組む姿勢、そういったものがある程度結果に反映されていると思います。ただし、自分たちが目指しているものはもっと高いところにあるので、満足している人は誰もいません。まだまだこれからというところ(を認識しつつ)、自分たちの力を示せれば、望むものは手に入れられるという自信、信頼もあります。それをしっかりとチーム全体で表現していきたいと思っています。
――好調の要因は?
お互いが尊重し合って、かつ各個人が「自分はチームを勝たせるためにいる」というところをちゃんと理解していることは一つの大きな強みでもありますね。そういった姿勢はずっと大事にしてやってきましたし、結果が出ているからというよりは、そういうことを大事にしながらやってきたところで、後から結果がついてきたという感じです。結果が出たからと言って、いい意味で何も変わらないですし、逆に結果が出なくても自分たちがブレない姿勢を持ち続けてやってきました。いいことばかりではなかったですけど、そういったものが少しずつクラブの力、チームの力になってきているのかなと思います。
■マンチェスター・シティと言われるが
――GOALは欧州サッカーを中心に報道しています。今回は「海外目線」という部分で少しお話をお聞かせください。横浜FMのサッカーのコンセプトはポゼッションが主になっていると思います。意識している海外のチームはありますか?
よくマンチェスター・シティだとか言われたりしますね。もちろん似ている部分はあると思うんですけど、自分たち中にいる人間としては、そこまで意識してるか? と言うと、そんなこともなくて。もちろん個人で試合を見ているケースはあると思うんですけど、ミーティングで映像が出てくるかといえばとそうではない。なので、そこまで意識しているチームは、チーム自体にはないですね。各個人で好きなチームはもちろんあるとは思いますが、チームとしてのモデルは明確に示してはいないですね。
――喜田選手ご自身が参考にしているチームはありますか?
参考にするチームはないんですが、いろいろな試合は見ますね。それは参考にするというよりは、勉強っていうのかな、視点的にはポジショニングだとか、どういうボールの運び方をするかだとか、もちろん個人のクオリティもそうですし。そういう視点で見ています。
■日本の「エル・クラシコ」へ
――ここからは鹿島戦の話題に入っていきます。今回の対戦は『The CLASSIC』と銘打たれています。海外でも地域間以外のその国を代表するナショナルダービー、例えばバイエルンvsドルトムントの「デア・クラシカー」、バルセロナvsレアル・マドリーの「エル・クラシコ」があります。それらの存在は知っていましたか?
もちろん! 知っていますよ。非常に注目度の高い試合ですし、ダービーは特にみんなが楽しみにしている試合だと思います。それぞれ名前は違いますけど、ダービーが持つ熱は特別なものがありますよね。あのような試合を見ていて感じるのは熱量がやっぱり違うなと。文化として根付いていて、サッカーが中心の生活という人たちが非常に多くいる印象です。それくらいでないと、あの熱は発せられないと思います。シンプルに観客の人数だとか、熱気は普段からのそういう思いがないと出せるものではないと思います。
一選手としては羨ましい思いもありながら、同時に寂しさや悔しさもありますね。まだまだ日本にサッカーが文化として根付いてない現実は間違いなくあります。
でも、今回で言えば『The CLASSIC』。(30年続く)歴史ある試合ではありますが、もっともっと注目度だとか、周りの熱量だとかが世界のレベルに追いついてくれば、また見える景色も違ってくるのかなっていう気がするんです。そこは僕ら選手が頑張っていかないといけないところではあると思います。
――今回の『The CLASSIC』は地域間のダービーに比べ、熱量や認知度が低いようですが、将来的にそれら以上のダービーにしていくために必要なものは?
横浜F・マリノスも30周年ということで、まだまだ積み上げていかなきゃいけないものもありますが、ここに到達できたのは、間違いなくこれまでクラブに関わってきてくださった皆さんの力でもあります。それは鹿島も同じだと思います。それぞれクラブのOBの方や関わってきたスタッフの皆さんに改めて感謝しなければいけないと思うし、それを幸せに思わないといけない。まず、その感謝の思いが一つ。
これからの歴史につなげていくという意味では、まずはサッカーのクオリティをもっともっと上げていくこと。より皆さんが見たくなるサッカーをすることが、スタジアムに足を運んでもらえる一つの大きな要因になると思います。そして、さらにクラブに誇りを持って集まってくれる人が増えていってほしい。
サッカーのクオリティ、魅力、今僕らは魅力的なサッカーへの取り組みをしているつもりではいます。それを追求し切って皆さんにそう思ってもらえるようなクラブになっていくのが一つの目標です。いきなりボンと変わるのは難しくても、少しずつ積み上げていければ、その一因にはなれるのかなと思っています。
――ありがとうございます。最後に、あえて、GOALの主な読者である海外サッカーファンに向けて、今回の『The CLASSIC』の見どころを教えてください。
Jリーグの中では非常に大きなものを背負っている2チームの対戦です。歴史ある戦いでもあります。海外に比べるとまだまだ歴史も浅いと思われるかもしれないですけど、僕らが発する熱量だとか、ゲームのクオリティはやはり求めていきたいです。この試合を見た方たちが、少しでもこれからも追っていきたいと思ってもらえるように。僕の立場から言えば、横浜F・マリノスに魅力を感じていただけるような好ゲームができればと思います。Jリーグを引っ張っていけるようなゲームをしたいと思っているので、そこに注目して見ていただければ嬉しいです。
2022/07/29 横浜FM×鹿島、「いつもご馳走になった」「尊敬」…意気投合の”同期対決”に注目 宿命の一戦「THE CLASSIC」が30日開催 | フットボールゾーン
— J1第23節の“THE CLASSIC”は両クラブに所属したSBに注目
J1で唯一、30年間、Jリーグのトップリーグに在籍し続けるチームがある。それが、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズだ。ともに多くの日本代表選手を輩出し、J1でも多くのタイトルを獲得している。そんな両クラブが相まみえるのが、“THE CLASSIC”と呼ばれる伝統の一戦だ。2022シーズンは7月30日、J1第23節で実現する。(取材・文=藤井雅彦)
◇ ◇ ◇
利き足は左右の違いこそあれ、ポジションは同じサイドバック(SB)。鹿島でチームメイトだった時期は永戸曰く「お昼ご飯はいつも一緒に食べに行っていたし、オフの日にも一緒に出掛けるような仲」という間柄だ。
同じ1995年生まれ。ただし広瀬の誕生日は9月、永戸は1月生まれでいわゆる早生まれになる。そのため学年が1つ下にあたる広瀬は「食事はいつもカツくんにご馳走になっていました」とニヤリ。先輩から可愛がられるキャラと憎めない笑顔は横浜FM時代からまったく変わらない。
両選手は同じ20年に鹿島に加入した、いわゆる“同期”でもある。永戸はベガルタ仙台から、広瀬は冒頭で述べたように横浜FMから、タイトル数で他の追随を許さない強豪へ新天地を求めた。
年齢も境遇も近い2人は、すぐに意気投合。当時の印象をそれぞれに聞いた。
「陸斗は試合に出られない時でもひたむきな姿勢で練習に取り組んでいる姿は尊敬していますし、自分も見習わないといけないと感じました」(永戸)
「カツくんはマイペースというか、自分のペースで動くタイプの性格ですね。でもサッカーになると、周りを見ながらタイミングやバランスを考えてプレーするタイプ。どちらかというと自分に似ているタイプかなと」(広瀬)
「常勝」を掲げる鹿島において、SBは重要な役割を担う。DFとしての守備の堅さや強度をベースにしつつ、攻撃参加した際にはゴールに関わる仕事を求められる。プレーエリアは比較的オーソドックスでも、要求されるレベルがとにかく高い。
「OBの選手たちが凄すぎることもあって、求める基準が高いと感じた」と在籍時代を振り返ったのは永戸だ。
— “THE CLASSIC”では両クラブでプレーしたSBに注目
鹿島は相馬直樹氏や名良橋晃氏など日本代表でも活躍した名SBを輩出する、いわばSB王国だ。2020年8月に現役引退した内田篤人氏もその1人で、長きにわたって日本代表の右サイドを支えた。永戸と広瀬は約半年間という短い時間ではあるがチームメイトとしてプレーした経験がある。
いずれも「特別な存在」として名前を挙げた内田氏から、たくさんの学びを得た。
「マインドの部分で見習う部分が多かったです。海外で長く活躍できた理由に、ミスを恐れないメンタルがあると感じました。『前へ出て行く時は後ろのことを気にせず思いきり行ったほうがいい』と言われて、それは当時の自分にない考え方でした。トップレベルでやっていた理由が分かる思いきりと思考があって、だからこそできるプレー選択に感じました」(永戸)
「自分から何かアドバイスするというよりも、こちらから聞きに行くと一言、二言くれるんです。それがすごく響く。オーバーラップするタイミングやボールをもらう位置はすごく勉強になりました。何気ないプレー選択にもしっかりとした意図があって、そこは自分のサッカー人生にはない感覚というか、新たな発見でした」(広瀬)
偉大な先人から新しいサッカー観を吸収し、SBとしての成長スピードを加速させていった。
迎えた今季、永戸はかつて広瀬がプレーしていた横浜FMへの移籍を決意する。ピッチ内外で共鳴していた両選手は、チームメイトから対戦相手に関係を変えた。
同じSBでも鹿島と横浜FMでは求められる要素が大きく異なるため、適応に少なからず時間がかかった。それぞれのスタイルを一言で表現するならば、鹿島は「オーソドックス」(永戸)。横浜FMは「攻撃に特化している」(広瀬)。
加入当初こそ慣れない景色に戸惑いを隠しきれなかったが永戸だが、ある試合をきっかけに手応えを掴んでいく。3-0で快勝したアウェーの鹿島戦だ。
「相手に掴まれないようなポジションを取りながら、ウイングの選手と上手く絡んで攻撃参加することができました。タフな試合のなかでだいぶ手応えを感じるのことのできた試合で、コーナーキックから貴重なゴールをお膳立てできたのも嬉しかった。チームとしてもいいきっかけを掴んで、その後のACL(AFCチャンピオンズリーグ)へ向かうことのできた試合だと思います」
横浜FMのSBはタッチライン際にこだわらず、インサイド寄りのポジションにも進出していく。時にはボランチのような立ち位置でビルドアップに関わり、アタッキングエリアに侵入すればストライカーと同じようにゴールを狙う。移籍加入した選手の多くが新鮮さに目を輝かせる一方で、正解を求めて急ぐあまり“迷子”になってしまうケースも少なくない。
— 2019シーズン以来のJ1優勝を目指す首位・横浜FMに2位の鹿島が迫る
かつて加入直後からスムーズにフィットした選手がいた。広瀬である。
「SBにも柔軟な立ち位置が求められるサッカーで、言い方が正しいのか分からないですが、自由にプレーさせてもらいました。SBは使われる側になることが多いけど、マリノスでは自分がスルーパスを出す場面もあって、使われる側と使う側が半々くらいの感覚でした」
サッカーセンスの高さをいかんなく発揮していた広瀬。鹿島ではここ数試合、左SBでも違和感なくプレーしているように、与えられた役割や仕事を難なく表現できてしまう適応能力の高さが大きな魅力だ。
「試合に出られる幸せと試合に出られない悔しさ、その両方を味わってきました。だから試合に出られるなら左SBでも、ポジションはどこでもいいです。センターバックでもいいですし、FWでもやります」
涼しい表情で言ってのける強心臓ぶりも相変わらずだが、いい意味でポジションにこだわらない発想は横浜FMで培ったエッセンスが大きいのかもしれない。
前回はアウェーに乗り込んで古巣に勝利した永戸だが、今回はホームに迎え撃つ立場に変わる。チームは現在、首位。3シーズンぶりのリーグ制覇に向けた歩みは順調そうに見えるだけに、ここでオリジナル10のライバルチームを叩けば大きな弾みが付く。
「自分が小さな頃から見ていた両チームで、そのJリーグ開幕からずっとJ1にいるチーム同士の戦いに関われるのは選手として幸せなこと。ただ、プレーするのと客観的に見るのでは大きく違いますし、選手としては勝たなければいけないプレッシャーもあります。首位と2位という立場で対戦できるのはとても嬉しいですし、選手冥利に尽きます」
広瀬もこの試合に並々ならぬ気合いで臨む。鹿島移籍後、日産スタジアムで開催された過去2年のリーグ戦に広瀬の姿はなかった。もし今回、試合会場である日産スタジアムに立つとすれば2019年12月7日以来で、横浜FMが15年ぶりにリーグ優勝を決めたあの日以来となる。
「2019年はチームの一員として優勝に貢献できましたし、僕自身もサッカー人生の中で最も充実した1年でした。応援の雰囲気、サポーターの雰囲気、スタジアムの雰囲気、すべて素晴らしいので特別です。でも鹿島は勝たなければいけないチームなので、そこだけは譲れません。引き分けで終わった試合後のロッカールームは、負けてしまったような雰囲気になります。2位ではいけない。1位にならないといけない。だから絶対に負けられない一戦です」
勝たなければいけないプレッシャーと、負けられないプレッシャーと。
古巣への愛着を一度忘れ、エンブレムを背負う責任を示す。
両チームのSBが激戦必至の一戦に彩りとプライドを散りばめていく。
(藤井雅彦 / Masahiko Fujii)
2022/07/30 仲川輝人「力を見せつけて倒す」。横浜F・マリノス、J1優勝争いの大一番へ、30年続く「The CLASSIC」で鹿島アントラーズと決戦 | フットボールチャンネル
— 30年続く「The CLASSIC」で横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦
明治安田生命J1リーグ第23節が30日に行われ、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦する。
この対戦カードはJ1を舞台に30年間唯一続く宿命の一戦「The CLASSIC」として開催される。しかも今回は首位のマリノスと2位の鹿島による、今季のJ1優勝争いの行方を占う大一番だ。
今月27日に30歳の誕生日を迎えたマリノスのFW仲川輝人も「今年の優勝争いを左右する試合、1位と2位の対決だと思いますし、ここで勝ち点(差)を離せるかどうかで今後の戦いのアドバンテージにもなる」と、鹿島戦の重要性を強く意識していた。
「相手は強くて実力があるのはわかっています。ホームで鹿島相手に自分たちの力を見せつけて倒せるかは、後半戦のいい流れにもつながってくる。非常に大事な一戦だと思っています」
現在マリノスと鹿島の勝ち点差は5ポイント。もし前者が勝利すればその差は8ポイントまで広がり、後者が勝利すれば差は2ポイントまで縮まる。この一戦が終わるとリーグ戦は残り11試合。両者の差が8ポイントになるか2ポイントになるか、どちらにしても優勝争いの極めて大きな影響を及ぼすことになる。
緊張感の高い試合になりそうだが、仲川に気負いはない。約2週間にわたってサッカー日本代表に選ばれた7人が不在で、チーム内に新型コロナウイルス陽性者も出たが、トリコロールの背番号23は「残ったメンバーで質や強度の高い練習をやってきた」と胸を張る。
そして「チームとしての雰囲気も、代表組がいないからといって落ちるより、むしろ上がっているのではないかと思うくらい、みんなで切磋琢磨していい雰囲気を作り上げた」と自信に満ち溢れていた。
この試合では日本代表組がどれだけ力を発揮できるかも勝敗を分けるポイントになるだろう。27日にEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会の韓国代表戦に出場したマリノスの7選手は、中2日で鹿島との大一番に臨まなければならない。
一方の鹿島には日本代表に参加していた選手はいない。FW水沼宏太やMF岩田智輝、FW西村拓真、DF小池龍太、MF藤田譲瑠チマら日本代表に参加していたチームの重要戦力たちがどれほどコンディションを回復できているか。マリノスとしては嬉しい悩みを抱えているとも言える。
そこでキーマンになるのが、チームに残って準備を進めてきた仲川だ。「優勝した(2019)年も、日産スアジアムで左足でゴールを決めていますし、負けてしまいましたけどアウェイでも頭で決めているので、結構ゴールを決めたりアシストをしたり、数字は残せている」と鹿島との相性の良さは本人も自覚するところ。
間近に迫った大一番に向けても「個人としては、出た時には結果。ゴールもそうだし、ここ数試合PKも獲得できているので、チームのプラスになるプレーを見せることが大事だと思います。自分はゴールを取ることが仕事なので、ゴールを奪って勝ちたい」と並々ならぬ意欲を燃やしている。
また、30日の「The CLASSIC」ではチームマスコットのマリノス君がJ1通算500試合出場の大記録を達成する見込み。仲川は「そういった記録がかかっている試合にマリノスは強い。勝たなければいけない相手だし、勝つために何をしなければいけないか。勝つためには自分たちのサッカーを表現すればいいので、そこにフォーカスしたいと思っています」と語る。生けるレジェンドの大記録達成にゴールで華を添える心算だ。
「優勝した年は記念すべき試合でゴールを決めていました。いい流れに乗っていれば、自ずと記録に残る。コンディションもいいし、この自分のいい流れを継続して、鹿島戦にぶつけていきたいと思います」
今回の鹿島戦は2011年に急逝した松田直樹さんの命日である8月4日に最も近いホームゲームであり、試合開始前には「横浜F・マリノス30周年記念OBマッチ supported by#命つなぐアクション」としてクラブのレジェンドたちが集結。2チームに分かれて試合を行い、決戦へのムードを高めてくれる。
選手たちのみならず、スタジアムに集まったファン・サポーター、クラブの歴史を作ってきたレジェンドたち、そして大記録がかかるマリノス君をはじめとしたマスコットたちなど、マリノスファミリーが一体となって勝ち点3をつかみ取れるだろうか。
伝統とプライドが激突する熱戦は見逃し厳禁。今季のJ1優勝争いにおいてとてつもなく大きな意味を持つ「The CLASSIC」のマリノス対鹿島は、日産スタジアムにて30日19時開始予定となっている。ホームで真夏の決戦を制し、3年ぶりのリーグタイトル獲得へ弾みをつけたいところだ。
(取材・文:舩木渉)
2022/07/30 リーグ再開でいきなりの首位攻防戦キックオフ! 横浜FMの首位固めか? 鹿島が接戦に持ち込むか? | ぴあエンタメ情報
いきなりの首位攻防戦だ。2週間ぶりに再開となる『明治安田生命J1リーグ』で13勝6分3敗・勝点45の首位横浜F・マリノスと11勝7分4敗・勝点40の2位鹿島アントラーズが激突。第23節にして、今後のV戦線を大きく左右する重要な一戦と言えよう。30年間唯一J1の舞台で対戦が続くオリジナル10同士による“The CLASSIC”はより大きな意味を持つ。
横浜FMは第14節までチーム最多得点をマークしていたCFアンデルソン・ロペスが6試合出場停止となり第15節以降の成績が危ぶまれたが、代わりに入ったレオ・セアラが救世主となった。それまでわずか1得点だったレオ・セアラは第15節・京都サンガF.C.戦から8戦9発の大爆発。チームの6連勝、そして8試合負けなしの原動力となった。
ただ、ここ2試合連続の引き分けは気になる。第21節・セレッソ大阪戦は数少ないチャンスを効果的に決められて0-2。チャンスは作れどゴールが遠い展開に敗戦ムードが漂い始めたが、79分こぼれ球に詰めた右ウイング仲川輝人の決定機を阻止した左SB山中亮輔が退場。84分セアラがPKを冷静に沈めて1-2。アディショナルタイムにはボランチ岩田智輝のふわりとしたクロスにセアラがヘディングシュートを合わせて2-2。連勝は6で止まったが、敗戦濃厚な雰囲気を払拭し、勝点1を手繰り寄せた。
第22節・サガン鳥栖戦も仲川がPKを獲得。17分仲川が右サイドからボックス内へドリブルを仕掛けると、相手DFはたまらずファウル。18分キッカーを務めたセアラが真ん中を撃ち抜き先制。1点を先取しペースを掴んだかに見えた横浜FMだが、鳥栖は怯まず。6分後に同点弾を献上し、59分にはCKから逆転を許す。追う展開となった横浜FMは64分にアンデルソン・ロペス、エウベル、マルコス ジュニオールの3枚代え。ゴールへの圧力を高めるもGKパク・イルギュの好守に得点を阻まれる。それでも横浜FMは85分、右SB松原健のクロスを仲川に代わって右ウイングに入った水沼宏太が技ありバックヘッドでゴールネットを揺らした。この2戦連続の2-2を首位を走るチームの底力と見るか、神通力が弱まったと取るかは意見が分かれるところだろう。
対する鹿島だが、こちらは完全に足踏み状態に陥っている。第14節以降、2勝6分1敗。3試合連続ドロー中である。第20節・C大阪戦は35分にオウンゴールで先制されるもアルトゥール・カイキのヘディングで前半の内に同点に追い付く。
後半早々に鈴木優磨が個人技の高さを見せ逆転するも、70・77分とカウンターから立て続けに失点。89分にエヴェラウドがオーバーヘッドのゴラッソを決めて3-3。劇的ゴールにボルテージは上がったが、もったいない失点が気になるゲームとなった。
続く北海道コンサドーレ札幌戦はハイテンポに攻め合うもスコアレスドロー。前節・ヴィッセル神戸戦も後半早々に大迫勇也に先制弾を決められて追う展開に。58分鈴木のクロスをエヴェラウドがヘッドで押し込んで同点と思いきや、相手DFにボールは跳ね返された。60分にはCBキム・ミンテが2枚目のイエローを受け退場となる苦しい状況に追い込まれた。それでも鹿島は諦めず。87分左SB広瀬陸斗の大きなサイドチェンジをボックス内の鈴木がヘッドで折り返すと、走り込んだ右MF和泉竜司がボレーシュート一閃。試合終了のホイッスルとともに両チームの選手たちがピッチに倒れ込む消耗戦は1-1で終わった。 7月13日『天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会』ラウンド16でガンバ大阪を2-0で撃破した試合後、「今日はチームが明るくなる材料が非常に多かったと個人的に感じている。エヴェがゴールを取れて僕自身もうれしいし、悩んでいた安西(幸輝)のこともうれしいし、(ディエゴ・)ピトゥカもここで完全復活という意味で決めてくれてうれしい」と手応えを口にした鈴木だが、16日・神戸戦後では「また同じ繰り返しかと個人的に思う。こういう試合をここ最近ずっとやっているので、追い付いたという評価は僕の中でもうさすがにできない。これを勝点3に変えるのが勝つチーム、優勝するチームだと思う」と悔しさを露わにした。
第23節が続けて行われていたら、横浜FM有利は動かないところだろう。だが、『EAFF E-1 サッカー選手権 2022』決勝大会によって2週間の中断期間があり状況は変わった。ご存じ、横浜FMは水沼宏太、宮市亮、西村拓真、岩田智輝、藤田譲瑠チマ、畠中槙之輔、小池龍太の7人を日本代表に送り出し、鹿島からは選出はなし。7月27日・韓国戦は宮市を除く6人が先発出場し、岩田、畠中、小池はフル出場。途中出場した宮市は右ヒザをケガした。韓国代表を3-0で粉砕し、4大会ぶり2度目の『E-1』優勝を獲得した自信は計り知れないが、疲労は確実に蓄積している。マスカット監督が代表組をどのように起用するか注目される。
一方の鹿島はチーム全員でみっちり2週間F・マリノス対策を叩き込み天王山に臨むわけではない。ケガ人に新型コロナウイルス陽性者が重なり、思うようにトレーニングを消化できなかった。ここで万全を期しておきたかったレネ・ヴァイラー監督としては思惑が外れた格好だが、代表7人を欠いた横浜FMよりは有意義な時間を過ごしたことだろう。ベストではなくとも、ベターな準備は施してきた。
リーグ戦の通算成績を振り返ってみると、鹿島が34勝8分23敗と勝ち越し。直近6試合でも5勝1敗と鹿島が圧倒する。昨季までは5連勝。しかも合計16ゴールを量産している。鹿島がカウンターからハイラインの裏のスペースを突いてゴールラッシュを見せていたのだ。ただ、5連勝中に5戦連発となる計6得点と横浜FMキラーぶりを見せ付けていた上田綺世は新天地へ旅立った。さらに前回の対戦では、横浜FMがやり返した。
4月10日・カシマスタジアムでの第8節。リーグ戦5連勝中の鹿島が好機を連発する。25分鈴木優磨の右クロスにアルトゥール・カイキが高い打点のヘッドを合わせるも惜しくもクロスバーを叩き、41分GKクォン・スンテのパントキック一本からFW上田が抜け出すもシュートはGK高丘陽平の正面を突いた。52分MF樋口雄太の右CKをCBに入った三竿健斗がニアで合わせるも、こちらも高丘が好セーブ。
チャンスの数では横浜FM、決定機の数では鹿島が上回る試合展開の終盤、試合が動いた。82分永戸勝也のCKをフリーのCFアンデルソン・ロペスがドンピシャヘッドをズバリ。ここから横浜FMのゴールショーがスタート。89分に途中出場のエウベルの作り直しのクロスをトップ下・西村が滞空時間の長いヘディングシュートを放ち勝負あり。アディショナルタイムにはエウベルの縦パスにレオ・セアラが折り返しのラストパス、ゴール前に走り込む宮市が気になったのか、オウンゴールを誘った。
試合後、ケヴィン・マスカット監督が「エクセレントな試合だった。選手たちが素晴らしいメンタルを見せ、強さが出してくれた。ボールを支配しようとして、いい結果につながった。繰り返しになるが、メンタルの強さが出た試合となった」と胸を張った。
果たして、横浜FMがダブルを達成し首位固めに入るのか、鹿島が勝点差を詰めて再び混戦に持ち込むのか。明治安田J1』第23節・横浜FM×鹿島は7月30日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。当日は城彰二、鈴木隆行、波戸康広らで構成されたチームBLUEと栗原勇蔵、兵藤慎剛、坂田大輔が名を連ねるチームWHITEが対戦する『横浜F・マリノス30周年記念OBマッチ supported by #命つなぐアクション』や波戸アンバサダー、栗原クラブシップ・キャプテンとともに鹿島の中田浩二クラブ・リレーションズ・オフィサーによる『レジェンドトークショー』を展開。チケットはチケットF・マリノス(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。
2022/07/30 シーズンの行方を占う天王山。横浜F・マリノス対鹿島アントラーズの見どころ | 日程・放送・配信予定 | Jリーグ | DAZN News 日本
— 横浜F・マリノス 対 鹿島アントラーズ の見どころ
シーズンの行方を占う天王山。首位を走る横浜FMが2位の鹿島に、勝ち点「5」差をつけている状況で迎える直接対決。横浜FMが引き離すか、鹿島が詰め寄るか。ここでの勝敗が、J1優勝争いを大きく左右することになりそうだ。
中断前は、お互いに勝ち切れない時期を過ごしていたが、どちらも土壇場で意地を見せて勝ち点1をもぎ取ったという点が共通している。
横浜FMは、2点ビハインドの状況からFWレオ セアラの2ゴールで追いついた第21節・セレッソ大阪戦(2△2)、一時は逆転を許しながらもMF水沼宏太のゴールで勝ち点1を拾った第23節・サガン鳥栖戦(2△2)。最近は足踏みこそしているが、8試合負けなし。優勝チームの条件になりがちな負けない勝負強さが際立っている。
一方で3試合ドローが続いている鹿島も、第21節・北海道コンサドーレ札幌戦ではスコアレスドローに終わったが、第20節・C大阪戦(3△3)ではFWエヴァラウドのスーパーゴールで追いつき、第22節・ヴィッセル神戸戦(1△1)は、キム・ミンテが退場となるアクシデントを和泉竜司のゴールで追いつくという執念を見せている。
また前回対戦(J1第8節)でも試合が動いたのは試合終了間際。横浜FMが立て続けにゴールを決め、最終的には3-0というスコアで決着。近年、撃ち合う傾向が強いカードではあるが、両者が見せる試合終盤の粘りが勝敗にどのように影響を及ぼすか楽しみなポイントだ。
このインターバル期間に行われたEAFF E-1サッカー選手権では、Jクラブ最多7名の選手を日本代表に送り出し、横浜FM勢がE-1制覇をもたらしたといっても過言ではない。横浜FM中心のメンバー編成となった香港戦、韓国戦はいずれも勝利し、特に香港戦で2ゴールの活躍を見せたMF西村拓真や中盤でチャンスを演出し続けた藤田譲瑠チマは大きなインパクトも残している。27日の韓国戦から中2日というタイトな日程が不安要素ではあるが、E-1制覇に導いた勢いをクラブでも還元したい。
反対に鹿島は、E-1選手権に臨んだ日本代表メンバーがいないことで、この期間にメンバーが揃う中で自チームの強化に時間を費やすことができるはずだったが、19日、22日、27日と連日新型コロナウイルス感染者が出てしまった不安要素がある。それでも首位との差を詰める絶好のチャンス。この試練を乗り越えて、6年ぶりのJ1制覇への追い風としたい。
常にトップカテゴリーに残り続けてきた2つのクラブ。今週末は、両雄による日本最高峰のバトルを期待したい。
2022/07/13 2022-2023 サッカー競技規則改正 適用開始日について:Jリーグ.jp
(´-`).o0(リーグ戦は7月30日から)
こけまりログ
▼今季の対戦結果
【試合結果Webニュースまとめ(0○3)】2022/4/10(日)15:00KO J1鹿島アントラーズvs.横浜F・マリノス@県立カシマサッカースタジアム
▼昨季の対戦結果
【試合結果Webニュースまとめ(5●3)】2021/5/15(土)15:00KO J1第14節 鹿島アントラーズvs.横浜F・マリノス@県立カシマサッカースタジアム
【試合結果Webニュースまとめ(0●2)】2021/8/28(土)19:00KO J1第27節 横浜F・マリノスvs.鹿島アントラーズ@日産スタジアム
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