【スタジアム観戦情報まとめ】2022/4/19(火)日本時間23:00KO AFCチャンピオンズリーグ2022 グループステージ 第2節 横浜F・マリノスvs.全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース@トンニャットスタジアム(ベトナム)


【スタジアム観戦情報まとめ】2022/4/19(土)日本時間23:00KO AFCチャンピオンズリーグ2022 グループステージ 第2節 横浜F・マリノスvs.チョンブク・ヒョンデ・モータース@トンニャットスタジアム(ベトナム)

タイムスケジュール(予定)

※日本時間(現地は日本から-2時間)

21:00 開門
23:00 キックオフ

(´-`).o0(ロコさぬは、欠席です。 ライブ放送はDAZN、お店で見るなら横浜F・マリノスを観戦できるスポーツバー | Fansta(ファンスタ)で。)
 
 

天気予報

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Webログ

2022/04/13 ACL控える全北現代、主力6人がコロナ感染で横浜FM戦欠場確実…苦境にも「序盤が重要」と指揮官|スポーツソウル日本版

「第1戦、第2戦が非常に重要だ」

キム・サンシク監督率いる全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースは去る4月12日、仁川(インチョン)国際空港を通じてベトナム・ホーチミンへと出国した。

昨シーズンにKリーグ1(1部)で前人未到の5連覇を達成した全北現代は、今季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で横浜F・マリノス(日本)、シドニーFC(オーストラリア)、ホアンアイン・ザライFC(ベトナム)と同じグループHに入った。

そんな全北現代は今、厳しい状況に置かれている。というのも、キャプテンのDFホン・ジョンホ(32)をはじめ、ブラジル人FWグスタヴォ(28)、DFキム・ムンファン(26)、DFイ・ヨン(35)の右サイドバック2選手、正守護神のGKソン・ボムグン(24)、センターバックのDFク・ジャリョン(30)といった主力6人が、出国前の新型コロナウイルス検査で陽性が発覚し、ベトナムに向かうことができなかったからだ。

上記6人は新型コロナ感染から回復次第、順次チームに合流する予定だが、来る16日に行われる初戦のシドニーFC戦、さらには19日の第2節横浜F・マリノス戦での欠場は避けられない。

— 5連覇の栄光は「忘れよう」

12日の出国前、仁川国際空港で本紙『スポーツソウル』の取材に応じたキム監督は、「円滑な選手構成は難しい。最初の2試合を上手く戦ってこそ、選手たちの体力配分が可能となり、ローテーションも活用することができる」とし、「侮ることのできないグループだ。シドニーFC、横浜FMは常にACLに出場するチームであり、ホアンアイン・ザライにはホームの利点がある」と、厳しいグループステージになることを見通した。

もっとも、ここ最近のチーム状況は決して悪くない。開幕戦勝利後から5試合未勝利(2分3敗)と低迷し、一時は12チーム中11位まで沈んだ全北現代は、直近3試合で連勝を飾り、順位も4位にまで引き上げた。キム監督は復調の要因を次のように語る。

「5試合未勝利に陥ったとき、選手たちに“4つのことを変えよう”と伝えた。“戦術、技術、体力、そして精神的な面のすべてを変えよう。5年連続優勝中のチームとは誰も認めない。周囲は我々が滅びていると批判しているのだから、過去のことは忘れよう。過去は過去であるだけだから、自分たちの自尊心を守ろう”と。それから選手たちの目つきは変わった。戦術的にも結果が付いてきた。ピンチは常に訪れるものだが、決して他人のせいにすることなく、自ら変えようとする姿を見せた」

何より、フォーメーションを4バックから3バックに変化させる采配が見事に的中した。「ひとまず臨時的な方法であるとはいえ、選手たちがよくついてきてくれた。Kリーグには3バックを用いるチームが多い。我々も3バックを試して守備を強化しようしたが、それが上手くハマったようだ。今後は4バックと3バックを併用することができるだろう。戦術の幅はさらに広がった」とキム監督は述べた。

— 復調の外国人ストライカーに期待

グスタヴォがグループステージ序盤2試合を欠場するなか、ロシア人FWスタニスラフ・イリュチェンコ(31)がACL前ラストゲームで途中出場から10分足らずで2ゴールを決め、調子を取り戻した点もポジティブな要素だ。

イリュチェンコは今季序盤に極度の不振に陥り、ノーゴールの沈黙が続いていたが、ようやく自信を取り戻した。キム監督も「イリュチェンコのことはずっと心配していた。グスタヴォとの競争で焦りがあったようだが、自信を得たはずだ。グスタヴォがいない状況ではあるが、イリュチェンコが直近の試合の感覚を維持できていれば、十分に多くのゴールを決めてくれるだろう」と期待を示した。

全北現代は昨シーズン、ACL決勝トーナメント準々決勝でライバルの蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)と延長にもつれる激戦を繰り広げた末、2-3と惜しくも敗れた。2006年、2016年とACLを制している全北現代にとって、アジア王者の座は国内Kリーグよりも切実だ。

「今はACLに集中する時間だ。グループステージさえうまく突破できれば、トーナメントでは十分戦えると思っている。今年は昨年よりもさらに高い場所を目指したい」と、キム監督はACL制覇へ全力を尽くすことを誓った。

シーズン序盤の不振でファンから多くの批判を受け、解任論も叫ばれたキム監督。ここ最近でようやくピンチを乗り越えたが、リーグ戦6連覇、ACL優勝に向けた戦いはまだ始まったばかりだ。

キム監督は最後に、「ファンの皆さんには“待ってほしい”と伝えたい。それと同時に“申し訳ない”とも伝えたい。一時11位に沈んだのは監督、選手、ファンの全員が容認することができない。私としてもこの14年間でなかったことなので、戸惑ったこともあった。それでも、信じて待っていただければ、全員で力を合わせて良いサッカーを披露し、結果で恩返しすることを誓いたい」と並々ならぬ覚悟を伝えた。

 
 
2022/04/16 【ACLグループH展望|全北現代】一難去ってまた一難。苦境に立つ韓国王者 | サッカーキング

— 国内リーグ序盤戦で近年最悪の不振に

■試合日程(日本時間)
4月16日(土) 23:00 対 シドニーFC
4月19日(火) 23:00 対 横浜F・マリノス
4月22日(金) 20:00 対 ホアンアイン・ザライ
4月25日(土) 23:00 対 ホアンアイン・ザライ
4月28日(木) 23:00 対 シドニーFC
5月1日(日) 23:00 対 横浜F・マリノス

 昨季Kリーグ1(1部)で5連覇という前人未到の偉業を成し遂げた全北現代は、今季序盤に近年最悪の不振を経験した。開幕戦勝利を最後に3連敗を含む5戦未勝利に陥り、一時は12チーム中11位にまで順位を落としたのだ。開幕6試合で勝ち点獲得が1ケタ台に終わったのは、全北現代がリーグ初優勝する前年の2008年以来、実に14年ぶりのことだった。

この不振を受けてチームは緊急補強を敢行し、MFキム・ジンギュ、DFキム・ムンファン、DFユン・ヨンソンといった韓国代表経験のある即戦力を獲得。また、代表ウィーク明けにシステムを既存の4バックから3バックに変えると、4月のリーグ戦3試合で連勝を達成し、4位にまで順位を上げた。

 ところが、“絶対王者”の底力で復調に成功した矢先、今度は新型コロナウイルスの脅威に襲われる。グループステージが集中開催されるベトナムへ出国する直前、キャプテンのDFホン・ジョンホや守護神のGKソン・ボムグン、昨季チーム得点王のFWグスタヴォなど、6人の主力が検査で陽性発覚となり、出国が認められなかったのだ。彼らは回復次第、順次チームに合流予定ではあるが、序盤2試合の欠場は確実とされる。

 このため、第2節で迎える横浜F・マリノス戦は2年前同様に厳しい一戦となるだろう。全北現代は前回対戦の2020年のグループステージ当時、負傷で主力を多数欠いた状態で横浜FMと対戦し、1ー4とショッキングな大敗を喫した。横浜FMとの通算成績でも全北現代が1勝3敗と負け越しており、グループ突破へ最大の山場と言える。

 とはいえ、加入3年目となった日本人MF邦本宜裕をはじめ、FWスタニスラフ・イリュチェンコやFWソン・ミンギュ、MFペク・スンホ、MFモドゥ・バーロウ、MFキム・ボギョン、DFキム・ジンスなど、今回は主力が多く残っている点がせめてもの救いか。劇的なV字回復を果たした国内での勢いを維持できれば、難敵がそろうグループも勝ち抜くことができるはずだ。

— 【KEY PLAYER】MF 97 キム・ジンギュ

 開幕直後の大不振を受け、移籍市場終了間際の3月中旬に2部の釜山アイパークから緊急補強した韓国代表の25歳。昨夏の東京五輪も経験しており、中盤であればどこでもこなせるマルチロールで、全北現代では主に攻撃的な役割を担う。

 加入発表2日後のリーグ戦から直近までの全4試合で先発フル出場し、この間に全北現代は3連勝と復調に成功した。まさに“救世主”とも言える活躍で、チームの新たな核として台頭している選手だ。

 
 
2022/04/18 横浜あす中2日でACL1次L全北戦 指揮官大幅入れ替え示唆「過密日程踏まえ違ったメンバーの可能性も」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜はあす19日、ACL1次リーグ第2戦で全北(韓国)と対戦する。集中開催地ホーチミン(ベトナム)で、2―1で制したホアンアイン・ザライ(ベトナム)との初戦から中2日となる一戦。前日の公式会見に臨んだケビン・マスカット監督(48)は「過密日程も踏まえ、(初戦と)違ったメンバーで行く可能性も出てきています」と先発の大幅入れ替えを示唆しつつ「自分たちのサッカーをすることが大事」と強調し、その上で「楽しみにしてもらいたいのは、あすは必ずマリノスのサッカーをピッチ上で表現してきますので、そこをしっかり見ていただけたらなと思います」と自信たっぷりに語った。

 全北とは前回出場した20年にも対戦。1次リーグで同じH組に入り、2試合とも勝ち点3をもぎ取った。結果、相手は敗退し、横浜はクラブ史上初の1次リーグ突破。それでもKリーグ王者で、ACLでも06年、16年と2度頂点に立っている強敵とあって、DF畠中は「自分たちも2年前からメンバーは変わっていますし、もちろん相手も変わっていると思うので、2年前とは全く違う戦いになると予想している」と警戒を示し、「あした勝つことに集中して、チーム一丸となって頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

 なお全北は16日の初戦でシドニーFC(オーストラリア)と対戦し、0―0のスコアレスドロー。新型コロナ陽性判定により計6選手が遠征不参加との情報もあるが、グループ最大のライバルと目されているだけに、意地と意地がぶつかる激しい日韓対決となりそうだ。

 
 
2022/04/18 マスカット監督が「楽しみにしてほしい」こととは? 横浜F・マリノス、全北現代戦でACL2連勝へ | フットボールチャンネル

— ケヴィン・マスカット監督、全北現代戦へ会見

 横浜F・マリノスは19日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第2戦で全北現代モータースと対戦する。

 18日に行われた前日記者会見で、マリノスを率いるケヴィン・マスカット監督は「明日の試合で楽しみにしていただきたいのは、マリノスのサッカーを必ずピッチ上で表現していくところ。そこを見てもらいたい」と語った。

 指揮官は「まず自分たちのサッカーをすること」と、会見の中で何度も繰り返してもいた。少しずつ表現は変えていたが、「相手どうこうよりも、自分たちが何をしなければいけないのか。自分たちマリノスのサッカーをしっかり見せることが大事」という考えに変わりはない。

 自分たちのサッカーを貫く姿勢は、16日のホアンアイン・ザライ戦でも見られた。だが、なかなか理想通りにいかない展開だったこともあって、全北現代戦では改めて「マリノスのサッカー」を証明して勝利を目指す。

 ただ、中2日の過密日程を考えると全く同じメンバーで試合に臨むのは難しいだろう。残り5試合、全て中2日で組まれているから尚更だ。そこで気になったのは、マスカット監督が口にしたこの一節である。

「(ACLは)中2日での試合になるとわかっていて、Jリーグも過密日程でやっており、その中でACLの準備もしてきた」

 Jリーグでは先発メンバーを固定せず、試合のたびにその時コンディションのいい選手をピックアップして戦ってきた。中には前の試合から大きくメンバーを入れ替えた試合もある。それがACLに向けた準備、布石だったのかもしれない。

「もちろんどのチームもリスペクトしている」と語るマスカット監督は、全北現代戦での先発メンバー選考について次のように語っている。

「自分たちが入っているグループは本当に強いクラブばかり。明日の試合、この過密日程の中でどう戦っていくのかも踏まえて、いろいろな理由も加味して、(ホアンアイン・ザライ戦とは)違ったメンバーでいく可能性も出てきている」

 明言はしていないが、先発メンバーの大幅な入れ替えもあるかもしれない。16日のホアンアイン・ザライ戦でベンチ外になっていたFWアンデルソン・ロペスやFWエウベルはフレッシュな状態で、Jリーグで継続的に出番を得ていたDF小池龍太やMF渡辺皓太らもホアンアイン・ザライ戦には出場しておらず準備万端だ。負傷明けのMFマルコス・ジュニオールも先発出場の機会を欲している。

 マスカット監督の「チームの選手たち全員を信頼しているし、彼らがいることによって自分たちは強いと思っている」という言葉には、「自分たちのサッカー」への自信がにじむ。

 マルコス・ジュニオールも「一番大事なのは次の試合に向けてチーム全体でしっかりトレーニングを積んで、いい状態の選手がピッチに立って結果を残していくこと。自分もそのために準備していきたい」と、コンディション重視でのメンバー選考に理解を示していた。選手と監督の間で選手選考の基準が共有されているのはチームの強みでもあるだろう。

「自分たちのサッカー、やるべきこと、それをピッチ上でどう表現していくか。そこにフォーカスしているし、そのための準備をしていきたい」

 アンジェ・ポステコグルー監督時代から大事にしてきた「自分たちのサッカー」に対するマインドは、マスカット体制にも脈々と受け継がれている。全北現代戦で大胆な先発メンバー入れ替えがあっても、もはや驚く者も心配する者も少ないのではなかろうか。そして、目指す勝利の形にも一切のブレはない。

(取材・文:舩木渉)

 
 
2022/04/18 畠中槙之輔「最後の一歩で背中を押してもらえる」。2年ぶりのACL、マリノスサポーターの声援に「勇気もらった」 | フットボールチャンネル

— 畠中槙之輔、全北現代戦へ意気込み語る

 横浜F・マリノスは19日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第2戦で全北現代モータースと対戦する。

 マリノスと全北現代は2年前のACLでも同組に入り、2度対戦した。当時はマリノスが2勝し、その結果が全北現代のグループステージ敗退につながった。18日に行われた前日記者会見に出席したマリノスのDF畠中槙之輔は「アウェイで戦った時(1度目の対戦)、すごくアグレッシブに戦ってくるチームで、カタールで集中開催になった時(2度目の対戦)も苦戦した記憶があります」と2年前を回想する。

 しかし、「自分たちは2年前から変わっていますし、もちろん相手のメンバーも変わっていると思うので、全然違う戦いになるかなと思います」と、過去の結果が勝利を保証してくれるものではないことを強調する。

 2-1で勝利した第1戦のホアンアイン・ザライ戦から中2日という厳しい日程で臨む一戦に向け、畠中は「とにかく明日はしっかり勝つことに集中して、チーム一丸で頑張りたい」と必勝を誓った。

 キツくなった時、顔を上げてスタンドに視線を向けると、そこにはサポーターがいるだろう。声出し禁止のJリーグとは違い、応援に制限のないACLでは現地ベトナムに駆けつけたサポーターが大きな声でマリノスの選手たちを後押ししている。

「もちろんサポーターの方々の声援はすごく力になりますし、こないだ(ホアンアイン・ザライ戦)2年ぶりくらいにマリノスの応援歌を聴いて、それですごく勇気をもらって、自分たちも良いパフォーマンスができたと思います」

 地元ベトナムのホアンアイン・ザライと対戦した前節は完全アウェイの雰囲気で、歓声にマリノスサポーターの応援歌がかき消されてしまう時間帯もあった。しかし、地元クラブが絡まない全北現代戦では、よりはっきりとサポーターの声援を聴きながらプレーできるだろう。

「(サポーターの声援には)自分たちの力だけでは最後の一歩で踏ん張れない時も、背中を押してもらえるパワーがあると思います。残り5試合、サポーターの方々と一緒に戦えるんだという気持ちで頑張りたいと思います」

 畠中とマリノスの選手たちは、サポーターの“声”の力も借りて連勝を目指す。初戦でシドニーFCと引き分けている全北現代から勝ち点3を奪うことができれば、決勝トーナメント進出に向けて大きく前進できるだろう。

(取材・文:舩木渉)

 
 
2022/04/18 邦本宜裕が全北現代の“弱点”を吐露「僕たちもどうしたらいいのかな? と」。19日に横浜F・マリノス戦【ACL】 | フットボールチャンネル

— 全北現代所属の日本人MF邦本宜裕が明かすチームの内情とは?

 全北現代モータースは19日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第2戦で横浜F・マリノスと対戦する。

 16日のグループステージ初戦で全北現代はシドニーFCとスコアレスドローに終わった。試合後、全北現代に所属する日本人MF邦本宜裕は「お互いにチャンスがあった中、決めきれなくて同点だったんですけど、初戦は勝ちたかったです」とドローを悔やんでいた。

 韓国・Kリーグ1で5連覇中の全北現代だが、今季は9試合を終えて4勝2分3敗の4位とやや低調。チーム内で主力に新型コロナウイルス陽性者が続出している状況で、ACLグループステージ開催地のベトナムに乗り込んできた。

 ただ、チームに課題は山積みのようだ。邦本はシドニーFC戦で無得点に終わった攻撃面への不安を口にする。

「基本、攻撃に関しては監督は何も言わないので、自分たちで考えて、僕たちもどうしたらいいのかな? と。いまの全北現代のサッカーはディフェンスのサッカーなので、ちょっと難しい」

 守備時は4-4-2でブロックを敷き、攻撃になると中盤の選手がディフェンスラインまで下りてビルドアップに参加して3バック気味に。シドニーFC戦ではそんな可変式システムの片鱗も見えたが、こうした試合中の変化も選手たち主導で考えて話し合ったうえで実践しているようだ。

 邦本は守備時に4-4-2の左サイドMF、攻撃時は中央まで進出して比較的自由に振る舞う。しかし、「やりやすいんですけど、縦パスがあまりこない。ミスしてもいいので、もっと積極的に(パスを)出して欲しい」と、やはり攻撃での課題を強く感じているところだ。

 そして、チームメイトには「ミスをしたら監督に言われるという気持ちが少しある」と邦本は指摘する。そのうえで「でもそれはしょうがない。そこを僕たちがちゃんと話せば、たぶんうまくできると思います」と、弱点を認識しながらも前向きに課題改善への道筋を描いていた。

「サイドの選手はすごく走らなきゃいけないし、戻るのもきつい。特徴というか、自分たちのスタイルがまだないので、そこを何とかして作ることができれば、マリノス戦もいい試合ができると思います」

 2年前のACLで2度敗れたマリノス相手に、邦本が勝利へのポイントとして挙げたのは守備でしっかりと耐えて「ディフェンスのちょっとした穴をどれだけ見つけられるか」。さらに「うちには速い選手もいるので、そこ(守備)からのカウンターを狙っていけたらいい」とイメージを膨らませている。

 確固たるスタイルを見出せていない状態を、ACL期間中に脱することができるだろうか。「ディフェンスのサッカー」で後ろ向きなマインドがチーム全体を覆ってしまえば、簡単にマリノスのアタッキング・フットボールの餌食になってもおかしくない。

(取材・文:舩木渉)

 
 
2022/04/19 【韓国の視点】第2GKに救われた全北現代、“天敵”横浜F・マリノス戦はACL決勝T進出への分水嶺に|スポーツソウル日本版

GKイ・ボムス(31)の活躍がなければ負けていた可能性もある。

全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースは4月16日、ベトナム・ホーチミンのトンニャット・スタジアムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループH第1節のシドニーFC戦を0-0の引き分けで終えた。

決勝トーナメント進出へ重要な初戦で勝ち点1を獲得し、無難なスタートを切った。

勝ち点は獲得したものの、試合内容では全北現代がシドニーFCに押され気味の展開となった。現地の高温多湿な気候もあり、選手たちはいつも以上に体が重そうに見えた。

実際、前半は決定的なチャンスをほとんど作ることができず、守勢に追い込まれるケースが多かった。

そんななかチームを敗北のピンチから救ったのはイ・ボムスだった。前半に1回、後半に2~3回訪れた相手の決定機でイ・ボムスはスーパーセーブを披露し、90分通してシドニーFCのゴールをゼロに抑えた。

ややもすれば致命的な失点となる場面をイ・ボムスが何度も防いだこともあり、全北現代は無失点を記録することができた。

イ・ボムスは全北現代のセカンドGKだ。主力GKソン・ボムグン(24)が出国前の新型コロナウイルス検査での陽性発覚で出国が認められず、代わりにイ・ボムスが出場することになったが、正守護神の不在を感じさせない活躍で存在感を十分に発揮した。

昨季まで全北現代に在籍していた元アビスパ福岡のGKイ・ボムヨン(33、水原FC)を兄に持つイ・ボムスは、昨年まで江原(カンウォン)FCでプレーしていたが、今冬に全北現代へと移籍した。2010年に全北現代でプロデビュー後、2015年にチームを離れてから約7年ぶりの復帰だった。

そして、復帰後初出場となった今回のシドニーFC戦で、イ・ボムスは自身の価値を証明してみせた。

— 負ければ決勝T進出に暗雲の横浜FM戦

初戦を無事に乗り切った全北現代は、本日(4月19日)の第2節を横浜F・マリノスと戦う。

横浜FMはグループH最大の難敵であり、第1戦では圧倒的なホームアドバンテージを持ったホアンアイン・ザライFCを2-1で破った。国内のJ1リーグでも暫定3位を走っており、前線の攻撃力に長所を持つチームだ。

全北現代としては、この試合まで是が非でも“耐え抜く”必要がある。というのも、ソン・ボムグン以外にも右サイドバックのDFイ・ヨン(35)とDFキム・ムンファン(26)、センターバックのDFク・ジャリョン(30)、昨季チーム得点王のブラジル人FWグスタヴォ(28)といった主力が、出国前の陽性発覚により、第2戦までの欠場がほぼ確実となっているからだ。

彼らは回復次第、チームに合流する予定であり、同じく出国前に陽性が発覚したDFホン・ジョンホ(32)は早期に回復し、シドニーFC戦でも後半から途中出場した。それでも主力の大半が不在であるため、全北現代は厳しい状況に陥っている。

仮に横浜FM戦で黒星を喫することがあれば、序盤2試合で1分1敗と不安な立ち上がりとなる。横浜FMとは来る5月1日の最終節で再び対戦するが、第2節での1敗が重くのしかかることになりそうだ。

このため、横浜FM戦では最低でも引き分けを収めることが重要であり、その後の連戦で無敗を貫いてこそ、順位争いでも優位に立つことができる。全北現代率いるキム・サンシク監督が「第1~2戦を上手く戦わなければならない」と語った理由はそこにある。

横浜FMとは過去2大会(2014年、2020年)のグループステージで対戦し、通算1勝3敗と負け越している全北現代。苦しいチーム状況で難敵を迎えることになるが、決勝トーナメント進出へ負けられない一戦を勝ちきることはできるのだろうか。

 
 

こけまりログ

▼過去の対戦結果

【試合結果まとめ(0●3)】2014/02/26 AFC CHAMPIONS LEAGUE グループG 第1節 全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースvs.横浜F・マリノス@全州ワールドカップスタジアム

【試合結果まとめ(2○1)】2014/04/15 AFC CHAMPIONS LEAGUE グループG 第5節 横浜F・マリノスvs.全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース@横浜国際総合競技場

【試合結果まとめ(1○2)】2020/2/12(水)日本時間19:00(時差なし)AFCチャンピオンズリーグ2020 グループステージ(グループH) 第1節 全北現代(チョンブク・ヒュンダイ)モータースFCvs横浜F・マリノス@全州ワールドカップ競技場

【試合結果まとめ(4○1)】2020/12/1(火)日本時間19:00(現地時間13:00)AFCチャンピオンズリーグ2020 グループステージ(グループH) 第5節 横浜F・マリノスvs.全北現代モータースFC@アル・ジャヌーブ・スタジアム
 
 

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