【スタジアム観戦情報まとめ】2023/7/15(土)19:00KO J1第21節 横浜F・マリノスvs.川崎フロンターレ@日産スタジアム


【スタジアム観戦情報まとめ】2023/7/15(土)19:00KO J1第21節 横浜F・マリノスvs.川崎フロンターレ@日産スタジアム | タイトル

タイムスケジュール(予定)

※全席指定/全エリアで声出し応援可。
 └ 7/2湘南戦・7/15川崎戦 ホームゲームチケット販売のお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト

14:30 キッチンカー オープン
15:00 場外イベントオープン

16:30 開門
19:00 キックオフ

(´-`).o0(ロコさぬは、出席です。ライブ放送はDAZN)
 
 

天気予報

日産スタジアムの1時間天気 週末の天気【サッカー場の天気】 – 日本気象協会 tenki.jp ※2023/7/15 8:00発表

2023/7/15(土)19:00の予報
天気:晴れ
温度:28℃
風 :南南西 4m/s
 
 

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明治安田J1 第21節 横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレ | 横浜F・マリノス 公式サイト

7/15(土)vs川崎フロンターレ戦 チケット・試合情報|横浜F・マリノス 公式サイト

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 └ ペットボトル:OK
 
 

Webログ

出場停止選手のお知らせ(2023/07/10):Jリーグ.jp
(横浜)なし
(川崎)なし

【公式】達成間近の記録について【明治安田J1 第21節】:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
(横浜)なし
(川崎)大島 僚太:通算250試合まであと1試合

【公式】横浜FMvs川崎Fの見どころ(明治安田生命J1リーグ:2023年7月15日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

— 完敗の天皇杯から中2日。横浜FMがダービーで修正したい試合の入り方

明治安田J1第21節、首位・横浜FMと9位・川崎Fが激突する“BIG神奈川ダービー”が日産スタジアムで行われる。前節、連勝が『6』でストップし、仕切り直しとなる横浜FMが再び上昇気流に乗るきっかけとするのか。公式戦2連勝で復調の気配を見せる川崎Fが王者を倒し、勢いを本物にするのか。神奈川の覇権を争う両者の対決は、毎回スペクタクルな展開が確約されているだけに、一瞬もピッチから目が離せない。

横浜FMは名古屋との上位対決となった前節、2-2の痛み分けに終わった。先制を許したものの、前半のうちに逆転に成功。ところが、後半立ち上がりにミスを突かれて追いつかれ、そこから試合は動かなかった。名古屋戦から先発全員を入れ替えて臨んだ12日の天皇杯3回戦・町田戦は序盤からミスが出て、前半だけで2失点。後半もカウンターから連続失点し、反撃は1点にとどまり、完敗の内容であっけなく敗退となった。

2年連続で天皇杯3回戦敗退が決まった町田戦後、ケヴィン マスカット監督はこう語気を強めた。

「(中2日で迎える)次の川崎F戦に向けても学ばなければなりません。どんな大会でも、どんな試合でも、どんな相手でも、今日のような試合の入り方や考え方ではこのような結果になってしまいます。ビハインドの展開になっても、どのように戦っていくのか。私も含め、チームとして責任を持って試合の入り方への姿勢や考え方を持たないといけません」

町田戦は前半の凡ミスによる2失点が直接的な敗因ではあるが、マンツーマン守備に圧されてビルドアップが機能しなかったことが本質だ。その上、横浜FMの強みである90分間での修正力も影を潜めた。天皇杯からメンバーが大幅に替わることが予想される今節の先発陣にその課題を当てはめるのは安易過ぎるが、川崎Fのシステムとポジションが重なるため、今節もその“マンツーマン”と対峙する可能性がある。

「監督が試合を振り返り、足りなかったものをチームに落とし込むはずなので、選手は勝ったときも、負けたときも、次の試合に向けて集中しなければならない。そして、ダービーに勝ってこの流れをひっくり返す」と語ったのは、唯一連続先発しそうなマルコス ジュニオール。今節は相手のタイトな守備網をどう突破するかだけでなく、メンタル面の立て直しもテーマとなる。

対する川崎Fは前節・横浜FC戦を3-0で快勝し、3試合ぶりの勝点3を手にした。12日の天皇杯3回戦・水戸戦も2-1で競り勝ち、状態は上向きと言えるだろう。今節で首位を倒せば、22日に代替開催として控える第16節・神戸戦への期待感も膨らむ。もし、このタイミングで現在の1位、2位を連続で叩くことができれば、2年ぶりの戴冠への可能性を自力で広げられる。

「横浜FC、水戸との連戦を総力戦で戦ってきた。(公式戦3連戦)最後のマリノス戦も全員で力をぶつける」とは鬼木 達監督。川崎Fを四度のリーグ制覇に導いた名将は、今節からの2戦を今季の勝負どころと踏んでいる。

[ 文:大林 洋平 ]

 
 
2022/07/03 「より大きなダービーに」。横浜FM・水沼宏太が誓う『BIG神奈川ダービー』(15日・日産スタジアムでの川崎F戦) | EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

ここ6年間、J1の覇権を分け合い、国内クラブをリードする横浜FMと川崎F。この夏、神奈川の盟主の座を争う両者の対決で新機軸が打ち出された。その名も『BIG神奈川ダービー』――。15日に日産スタジアムで火蓋が切られる一戦を前に、国内各地のライバル対決を経験してきた水沼宏太に“ダービー観”を語ってもらった。

水沼は2008年に横浜FMに加入以降、延べ6クラブを渡り歩いてきた。16年に所属したFC東京では川崎Fとの『多摩川クラシコ』、17年から3年間、所属したC大阪ではG大阪との『大阪ダービー』と、Jリーグを代表するライバル同士の一戦を経験してきた。

水沼には、忘れられないダービーがある。それがC大阪時代の19年9月、J1第27節に行われた『大阪ダービー』。自身がダメ押しとなる3点目を奪い、会心の勝利を収めた一戦である。

「ダービーの本質を知ったのが、あの大阪ダービー。それまでも横浜ダービーや神奈川ダービーを経験していましたが、ダービーはこんなにも盛り上がるのかと。何より『ガンバだけには負けたくない』と選手たちが意識しています。僕は大阪育ちではないですが、自ずとガンバに負けたくない気持ちになり、盛り上がりが波及していくのを肌で感じましたね」

いまでも目の奥にはヤンマースタジアム長居のスタンドを彩ったピンクと青黒の鮮やかなコントラストが焼き付き、両サポーターが醸し出すダービー独特の熱気と興奮は心に刻まれている。

翻って、横浜FMと川崎Fの『神奈川ダービー』がリーグ戦で初めて行われたのが2000年。その後の4年間、川崎FがJ2だったため、横浜FMと川崎Fのダービーが定着したのは05年以降と“後発”だ。その上、神奈川県には湘南と横浜FCなどのクラブがあり、横浜FMと横浜FCの『横浜ダービー』を除いて、神奈川県内のクラブ同士の一戦はすべて『神奈川ダービー』と同じ名称に集約される。

そこで、近年、J1の覇権を奪い合う横浜FMと川崎Fの一戦の差別化を図ろうと、命名されたのが『BIG神奈川ダービー』。言わずと知れた横浜市出身の水沼も可能性を感じている。

「僕が小さい頃、横浜周辺ではあれば、夢はマリノスの選手でした。でも、今はフロンターレのアカデミーに流れる子どもが増えてきているのも知っています。子どもたちは結局、トップチームが強いクラブに入りたい。その意味ではマリノスの強さを示し、学校や地域のチームで、『やっぱ、マリノス強ぇだろ』と自慢できる試合にしたいですね。何より、同じ地域でいつもリーグ優勝を争うチーム同士になれば、これからもっと大きなモノになっていくだろうし、みんなが意識するようにもなるはずです」

日本を代表するダービーになるためには、一戦一戦を大事に積み重ね、その歴史が品と格を生む。そして、『BIG神奈川ダービー』がより“BIG”に育つには、ピッチ上の選手たちの熱い戦いはもちろん、ダービーならではの雰囲気を作り出す両サポーターの熱量は欠かせない。

文:大林洋平(エル・ゴラッソ横浜FM担当)

 
 
2023/07/09 横浜FM山根陸が語るアカデミー時代の川崎戦 7・15「BIG神奈川ダービー」へ闘志 : スポーツ報知

 横浜FMは15日、ホームの日産スタジアムで川崎と対戦する。「BIG神奈川ダービー」と銘打たれたゲームで、直近6年覇権をつかんだ2クラブが激突。トリコロール一筋のU―20日本代表MF山根陸(19)がこのほど取材に応じ、アカデミー時代の川崎戦を振り返るとともに、「優勝を争うようなチームが戦う神奈川のダービーでもあるし、サポーターの雰囲気含めて、一番盛り上がる試合になれば」とダービーへの意気込みを語った。(取材・構成=小口 瑞乃)

 真っ先に思い浮かんだ両チームの熱戦は、2019年のアウェー川崎戦だ。試合は4―1でF・マリノスが勝利。5季ぶりの優勝を目前にした、第33節だった。当時高校1年生の山根は、F・マリノスでプロになる目標を一層強めた。

 「本当にあんな圧倒しているダービーは見たことがなくて。トップチームに上がりたいなって強く思ったし、サポーターの声援も毎試合盛り上がっているけど、特にダービーで優勝がかかっていてすごかった。あの雰囲気をピッチで感じ取ってみたいなって思ったことは覚えています」

 母の勧めたスクールへの入団をきっかけに、F・マリノスで育ってきた山根だが、川崎市出身で、川崎はある種身近なクラブだった。やはり地元は「ガッツリフロンターレ区域なので、完全ドアウェーでした」と笑う。川崎がリーグ初制覇を成し遂げた2017年は、山根が中学生の頃。当然、地元クラブを応援する友人も周りにいた。高校時代はカテゴリーの違いもあり、自身は川崎との対戦がなかったものの、小中学生の頃は近隣地域のクラブ同士、練習試合含めて何度もぶつかった。

 「本当に勝ったり負けたり。トップ昇格したFW五十嵐太陽(現J2山口)はエースだったし、(世代別)ドイツ代表に選ばれたりするGK長田澪(現オランダ・フォレンダム)もいい選手。強くてタレントが多い代だった。彼らはすごくうまいし、同じボランチにいい選手がいたんです。頭脳派兼高い技術を持ち合わせた天才肌って感じのプレーヤーで、ずっと負けたくないって思っていました」

 記憶に残るのは2015年全日本少年サッカー大会の神奈川県予選準々決勝。小学6年生だった山根はキャプテンを務め、1―0で勝利したものの、忘れられない少年時代の宿敵が中盤に君臨する川崎としのぎを削った。

 「一番重い試合でしたね(笑)。冬の県大会は逆にボコボコにされて。中学のトレセンやエリートプログラム、国体でもその選手とは一緒だった。彼のマネをすることはなかったけど、でも『あいつこういう動きしてたな』とか、『ワンタッチのパスうまいなあ』とか、頭によぎることはありました。ユースに入って途中でサッカーを辞めてしまった選手ですが、自分にとって大きな存在だったことはよく覚えています」

 思い返す山根の表情は、どこか楽しそうでもある。成長の原動力となったライバル。「F・マリノスとして勝ちたい」と、闘志が自然とわき上がる川崎戦。両クラブならではのアカデミーの良さを感じながら、山根はF・マリノスで着実に力と自信をつけていった。

 「フロンターレはうまく細かく狭く、それこそ『止める・蹴る』を大事にプレーできるチームなので、あの頃はスルスルとやられて嫌だなって。すごくいいサッカーをするし、うまいなって憧れた時期もちょっとあったけど、でも年齢が上がるにつれてF・マリノスのクラブが求める選手像はF・マリノス独自のものがあるんだなと思うことも増えました」

 「(2クラブの)違いを言えば、フロンターレはうまさを重視している印象で、F・マリノスはバランスを求められている印象がありました。うちもうまさを捨てているわけではないけど、うまさもある中で将来を見据えて全体的なプレーは求められてきました。中3の頃はだいぶ自信を持ってやれたと思います。当時はまだ(トップチームは)モンバエルツ監督で、アタッキングフットボールはなかったから、F・マリノスの育成はオールマイティーさを大事にしていた。トップチームとはまた違うし、アカデミースタッフも多少代わって今は少し違うかもしれませんが、僕らの時に感じていたのは、全体的なアベレージの高さ。強さや、それ以外の判断の部分もあったなと。でも、フロンターレユースもすごく強いので負けてられないですね」

 相手をいなす動き、足元の正確性は、山根がプライマリー時代からコーチや周囲の選手とボールを追いかけながら培った一つの武器だ。バランスを取りながらどんな状況でも前を向き、ビルドアップを支える大きな役割を果たしている。

 「自分は昔から体もそんなに大きくなかったし、フィジカル的なところも強くはなかった。F・マリノスに入って最初に覚えたのが相手との駆け引きだったり、逆を取ることでした。すごい個人的にサッカー楽しいなって思う大部分だったので、それが好きでやってきた。関連して技術がついてきたんだと思います」

 トップ昇格して川崎との初対戦はプロ1年目の昨季。真夏の敵地に挑んだ川崎戦、1―1の展開で途中出場し、試合終盤の失点で敗れた。「悔しいというか、ほぼ何もできなくて。劇的な負けは一つの忘れられない試合」。だからこそ、1年前から成長した自身の現在地を確かめたい思いもある。苦い経験も、成功体験も血肉として進んできた。注目の集まる試合でたくましくなった姿を見せることにより、アカデミー生に与える意味も広がるだろう。

 「F・マリノス対フロンターレがJリーグで今は一番注目されるカードかもしれないし、本当に大きなゲーム。出られたら勝利に貢献したいし、自分としてもフロンターレとやることでどれくらい成長してるかって基準を図ることができる。アカデミー出身者としてピッチに立つことで、アカデミーの選手たちにとっても何か感じさせることができればなと思います。でもそれ以上に自分がそこに立って、どう何ができるかって気持ちのほうが大きい。勝てれば間違いなく勢いはつくし、開幕戦(2〇1)よりもチームとしてクオリティーが上がったところを表現したいです」

 連覇を目指す強豪クラブに身を置き、現在は特にフィジカル面を向上させるべく自らの体と真摯に向き合いながら、主将MF喜田拓也らとのハイレベルなチーム内競争に挑んでいる。F・マリノスの将来を担う19歳が思い描く、両クラブが繰り広げる熱いダービーとは―。

 「レアルとバルサみたいになれば理想だなって(笑い)。僕らがやろうとするサッカーとフロンターレがやろうとするサッカーがぶつかると、エキサイティングな試合になる。本当にクオリティーの高いチームなので、いつも難しいゲームになるし、自分たちも試合をする中で一段ギアを上げられるゲーム。勝たなきゃいけないぞって雰囲気で、プレッシャーも含めてダービーなのかなと。見ている人にとっても、レベルの高い試合だなって思ってもらえるような試合が続いていけばいいなと思います」

 
 
2023/07/12 【横浜FM】7月15日は今季2度目のBIG神奈川ダービー! 宮市亮が語る欧州と日本の「負けられない一戦」 – サッカーマガジンWEB

— 脳裏に焼き付く『ハンブルク・ダービー』

 宮市亮には、忘れられないダービーがある。

 それはドイツ2部リーグ、2019ー20の第23節に行われた“ハンブルク・ダービー”。当時、所属していたザンクトパウリが、アシストを含む全2得点に絡んだ宮市の活躍もあって、ハンブルガーSVに快勝し、1960年のブンデスリーガ創設以降、宿敵から初めてシーズンダブルを記録した記念すべき一戦である。

 ハンブルク・ダービーは、ドイツ第2の都市ハンブルクを本拠地とするザンクトパウリと古豪・ハンブルガーSVが、サポーターも巻き込んで火花を散らすドイツ屈指の激しさで知られる。ハンブルガーSVと言えば、00年代、「スシボンバー」と親しまれ、現在は沖縄SVのオーナーを務める元日本代表の高原直泰をはじめ、元日本代表の酒井高徳(現神戸)らも所属するなど日本でも馴染みのあるクラブではないだろうか。

 2020年2月に両クラブが激突した場所は、ザンクトパウリにとっては敵地であるハンブルガーSVのホーム・フォルクスパルクシュタディオンだった。もちろん5万7000人収容のスタジアムは満員御礼。普段からサポーター熱のあるスタジアムではあるが、この日はダービーの高揚感も相まって、いたるところで発煙筒がたかれ、まさに「興奮のるつぼ」と表現できる様相を呈していたという。

 熱狂の中で先発のピッチに立った宮市は何を感じたのか。

「僕は興奮しましたね。スタジアムに入っていくときのブーイングは凄いものがありました。そして、プレミアリーグではダメなのですが、ドイツのスタジアムはコールリーダーがいるし、鳴り物もあって、発煙筒もたかれる。ダービー感というか、ちょっと危ない雰囲気も漂っています。でも、そこにはサポーターが熱くなれるモノがあったし、ライバル意識もすごかった。やっぱり、『これぞエンターテインメント』だと感じました」

 事実、この1年前の“ハンブルク・ダービー”の試合中、多くの発煙筒がたかれ、3度中断されて一時、危険を感じた選手や監督、審判がロッカールームに引き上げる事態に陥った。それでも、興奮した選手が相手をあおれば、サポーターから汚い言葉をかけられ、モノや発煙筒が投げ込まれる殺気立った雰囲気でしか味わえない感覚を得たという。

「勝ったとき、すごく特別な感情が沸き上がってきたのを覚えています。試合前からハンブルガーSVのサポーターがアウェーの僕たちに掛けてきた圧力を結果でねじ伏せた感覚には爽快感がありました」

 宮市はこのドイツだけでなく、ロンドンでも街全体が「ダービー一色」に染まる空気感を肌で感じてきた。アーセナルとトッテナムのノースロンドンダービーでのサポーターの熱狂にも面を食らったという。ただ、それ以上に、ほとばしる熱量を感じたのは、試合前日に泊まっていたハンブルク市内の高層ホテルの窓から目に飛び込んできた光景だった。

「サイレンの音が街のいたるところから聞こえてくるんです。ホテルの部屋から下の通りを見下ろせたのですが、一方からハンブルガーSVのサポーターが押し寄せ、逆方向からはザンクトパウリのサポーターが来て、止めに入った警察が挟まれていました。(ザンクトパウリのユニフォームを着た)黒の集団と(ハンブルガーSVのユニフォームを着た)青の集団が交わるのを見て『やっぱ、すげえな』と」

 クラブ創設はザンクトパウリが1909年、ハンブルガーSVはさらに20年以上遡ること1887年。ハンブルガーSVが17-18年に2部に降格するまで、一度も降格したことがなかたため、両者が戦う機会はそれほど多くなかった。それでも100年以上、一つの街で互いに意識してきた歴史が『熱過ぎる』ハンブルク・ダービーの根幹を形成していることが伝わってくるエピソードだろう。

— 宮市が考える『BIG神奈川ダービー』

 今年、Jリーグは創設30周年を迎えたが、欧州と比べてまだ歴史の浅い日本で、地域を巻き込んだダービーを根付かせるにはどうすればいいのか。宮市は欧州の例にとらわれず、日本らしさを出すことがポイントだという。

「欧州ではダービーのチケットを手に入れるのが本当に難しい。余っている席なんてありません。まずそういうところからも根付き方が違うし、そこを比べてしまうと、日本と歴史の積み重ねの差は感じます。でも日本もこの30年で、すごく成長しました。だからこそ、日本独自の道というか、いろいろなエンターテインメントの要素を取り入れることが大切だと思います。日本はエンタメの地位も高いですし、関心の高さも感じます。エンタメと試合の勝負を融合していくJリーグの方向性はいいのではないでしょうか」

 現在所属する横浜FMは、川崎Fをはじめ、湘南、横浜FCと3つのダービーマッチがあり、クラブとしても地域を巻き込みながらダービーを育てる課題に向き合っている。特に注目度が高いのが、この6年間、J1の覇権を二分してきた川崎Fとのゲームだろう。『BIG神奈川ダービー』と銘打たれた一戦を、どう育てていけばいいのか。

「何かしら新しいムーブメントを起こさないといけません。現代だからこそやれることもあるだろうし、歴史はそうやって、先人から作り上げていくものですよね。これまでのフロンターレとのダービーでも、F・マリノスのサポーターの雰囲気から、意識する相手なんだとも感じています。それこそ、エンタメの力を借りながら、関心のない人たちも巻き込んで、お祭りじゃないですけど、横浜と川崎の街と街の戦いに発展していくのが理想ではないでしょうか」

 宮市自身は横浜FMに加入してからの2年間、川崎Fとのダービーに出場する機会がなかった。6月10日の第17節・柏戦(〇4―3)で劇的な逆転決勝ゴールを奪うなど、長く苦しいリハビリの末、昨夏に負った右ヒザ前十字靱帯断裂から完全復活を印象付けている。今回のダービーは初出場する絶好のチャンスだろう。ただ、本人はあくまで控えめだ。「本当は取材的に『出たいです』と言ったほうがいいんでしょうけど、そこは監督が決めることです」と前置きした上で、こう本音を口にした。

「でもやっぱり一選手としてはピッチに立ちたいですよね。ファン・サポーターのみなさんが作ってくれる素晴らしい雰囲気の中、勝利を分かち合う瞬間がくれば、自分の人生の中でも忘れられない時間になるはずです」

 3度目の大ケガを乗り越えた宮市にとって、Jリーグで初めて所属した横浜FMはかけがえのないクラブになっている。

「僕はこのクラブに助けられました。何よりまたこうして現役としてプレーする気持ちにさせてくれた。そして、契約が切れる昨季には契約も延長してもらいました。(大ケガを負った直後の試合で)チームメイトがメッセージ付きのユニフォームを着てくれたり、ファン・サポーターの方も僕のユニフォームを掲げ、横断幕でも励ましてくれました。だからこそ、自分がこのクラブに在籍している間は、自分にできることなら、もう何でもやります。それでしか、もらった恩を返せないと思っています」

 5月下旬に復帰して以降、切り札的な役割で、再び存在感を高めつつある宮市。チームの顔として今季新たに背負った『23(ニッサン)番』が、注目度の高いダービーで眩い輝きを放つーー。そのことが、一番の恩返しとなる。

 
 
2023/07/10 横浜FM、川崎との「BIG神奈川ダービー」に向け敵地の東急・武蔵小杉駅で広告掲出開始 : スポーツ報知

 横浜FMは10日、15日にホームで迎える川崎戦(夜7時キックオフ)に向けて、川崎の本拠地・等々力陸上競技場の最寄り駅である東急線・武蔵小杉駅に大型広告の掲出を開始した。

 直近6年で優勝を分け合う両クラブが激突する一戦は、「BIG神奈川ダービー」として開催される。両チームの優勝した年号を背景に、そのシーズンを象徴する選手やシーンの写真がデザインされた広告となっており、激闘の歴史を振り返ることが可能。15日の対戦へ、ファン・サポーターのボルテージも高まることだろう。また、今年3月に開通した東急新横浜線で試合会場の日産スタジアムまでは直通10分ということから、両チームの10番を背負うMFマルコスジュニオール(横浜FM)、MF大島僚太(川崎)の実物ユニホームをポスターに使用した告知も行われている。

 掲出期間は15日までで、11日からは東急線・新横浜駅でも広告展開を行う予定となっている。

 
 
2023/07/10 横浜Mが「BIG神奈川ダービー」へ向けて“敵地”川崎へ大型広告掲出/サッカー/デイリースポーツ online

 J1横浜Mは10日、川崎とホームの日産スタジアムで激突する15日の「BIG神奈川ダービー」へ向けて、川崎の本拠地・等々力陸上競技場の最寄り駅である東急線・武蔵小杉駅前に大型広告の掲出を開始した。

 過去6年間でJ1優勝を分け合っている両チーム。掲出される広告は神奈川のビッグクラブとなった両チームの優勝したシーズンを象徴する選手、シーンの写真がデザインされ、激闘の歴史を振り返るとともに15日の対決へファン・サポーターの機運を高めていく。

 また、今年3月に開通した東急新横浜線で、武蔵小杉駅から日産スタジアムの最寄りである新横浜駅まで直通10分となったことから両チームで背番号「10」を着ける横浜M・マルコスジュニオール、川崎・大島の実物ユニホームを使用したポスターによる告知も実施している。

 掲出期間は15日まで。11日からは東急線・新横浜駅でも広告展開を行う予定だ。

2023/07/14 【公式】夏季期間における「飲水タイム」実施ルール変更について:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

Jリーグは夏季期間(7月14日~8月27日)における「飲水タイム」実施ルールについて、以下のとおり変更することを決定いたしました。

【変更後の実施ルール】
・夏季期間は、WBGT値(湿球黒球温度)※に関わらず飲水タイムを原則実施する。
・ただし、WBGT値が実施基準値以下かつ気象条件などにより両チームが合意した場合は飲水タイムを実施しないことも可能とする。

※WBGT値:気温、湿度、日射・輻射などの周辺熱環境を総合して計測する暑さ指数。JFA「熱中症対策ガイドライン」にて飲水タイムを行う際の基準が定められている。

本ルールは2023シーズンの暫定ルールとし、来シーズン以降の運用については別途検討する。

【期間】
夏季期間
2023年7月14日(金)~8月27日(日)

【対象となる大会】
2023明治安田生命J1・J2・J3リーグ

【参考】
・従来の飲水タイム実施ルール:WBGT値が飲水タイム実施基準値に達した場合、実施する

 
 

こけまりログ

▼今季の対戦結果

【試合結果Webニュースまとめ(1○2)】2023/2/17(金)19:00KO J1第1節 川崎フロンターレvs.横浜F・マリノス@等々力陸上競技場

▼昨季の対戦結果

【試合結果Webニュースまとめ(4○2)】2022/2/23(水)14:00KO J1第9節 横浜F・マリノスvs.川崎フロンターレ@日産スタジアム

【試合結果Webニュースまとめ(2●1)】2022/8/7(日)19:00KO J1第24節 川崎フロンターレvs.横浜F・マリノス@等々力陸上競技場
 
 

 
 

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