【小池龍太(No.25)まとめ】横浜F・マリノスからA代表に7名選出。EAFF E-1 サッカー選手権2022 決勝大会

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【水沼宏太まとめ】横浜F・マリノスからA代表に7名選出。EAFF E-1 サッカー選手権2022 決勝大会

 EAFF E-1 サッカー選手権2022 決勝大会に日本代表に選出された小池龍太選手のWeb記事をまとめました。

 2022/07/13 横浜F・マリノスから7選手が日本代表メンバーに選出 | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

香港戦(2022/7/19):サブ 出場なし

2022/07/19 日本代表DF小池龍太、JFLから成り上がりで日の丸の舞台へ「自分にしかない色を」19日・香港戦 : スポーツ報知

 国内組で臨むE―1選手権は19日に開幕し、4大会ぶりの優勝を目指す日本代表は初戦で香港と対戦する。18日は、千葉市内で非公開練習(冒頭15分間公開)を行った。JFL山口(当時)からプロキャリアをスタートした横浜FMのDF小池龍太(26)は、「自分にしかない色をチームに加えられれば」と初の代表舞台へ準備万端だ。

 首位を走る横浜FMでは左右のサイドバック、時に中盤まで高いレベルでこなす。メンバーをあまり固定しない中、マスカット監督の信頼も厚く、出場時間はGKを除いてMF岩田智輝に続く。豊富な運動量で上下動を見せ、ゴール前にも積極的に走り込むなど攻撃のアクセントになり得る。「与えられた役割を全力でこなすことがチームのため。支えてくださる方のためにも戦う」とキャプテンシーや高い献身性を持ち合わせるプレーヤーだ。

 高校卒業後、当時JFLの山口(現J2)からキャリアをスタートした。J3、J2とチームとともに昇格を果たし、17年に柏へと個人昇格。19年にはベルギー2部のロケレンに移籍した。順調なキャリアを歩んだように見えるが、ロケレンではクラブの倒産も経験し「サッカーできることが当たり前でないことを痛感した。苦しい時間もあったけど、どんな時もできることはあると信じていた」。大きな「チャレンジ」を経てひと回り成長し、20年夏から横浜FMに加入した。

 「日の丸をつけられるように強い思いで頑張っていきたい」と、かねてより日本代表を目標に掲げてきた。母方のいとこである元日本代表MF中島翔哉という「追いかけてきた存在」もいた。世代別代表の経歴はなかったが、着実に日々を積み上げてつかんだチャンス。「まだまだここがゴールだと思っていないし、この代表を機に定着していけるように楽しんでいきたい」と先につながる大会にするべく、「自分が証明してきてことをいつも通り取り組めれば」と最大限小池の色を出していく。

 JFAアカデミー卒業生としても初のA代表入り。「まさか僕が最初にいくと思ってはいなかったけど、そんな素晴らしいことを成し遂げられたことを誇りに思う」と胸を張る。さまざまな期待もかかるが、「いろんな選手を代表することをかみ締めたい。気負いはないし、背負うことは自然なこと。自分からプレッシャーもかけないといけないけど、そこでぶれる人間ではない。選んだことを誇りに思って、ただ選ばれただけではなくてしっかりと自分を表現していきたい」と言葉に力を込めた。

 一歩ずつ、「常に100%」で駆け上がってきた26歳。新卒でJFL入りした選手のA代表出場は史上初の快挙(JFLに所属した流通経大の選手は除く)。W杯まで4か月を迫る中、たくましいサイドバックのさらなる”成り上がり”に期待したい。(小口 瑞乃)

 
 
2022/07/22 小池龍太 JFAアカデミー卒業生で初のA代表入り「自分が評価されないといけない」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 E―1選手権の日本代表に選出されたDF小池龍太(25=横浜)が、大きな責任を背負ってピッチに立つことを誓った。男子では今回、JFAアカデミー卒業生で初のA代表入り。女子のなでしこジャパンでは同アカデミー卒業生のMF成宮唯(27=INAC神戸)やDF乗松瑠華(26=大宮)らが次々に代表入りを果たしているとあって、「男子も同じように人数を増やしていけるように、この合宿で自分が評価されないといけないと思っています。それがアカデミー生にも大きな影響を与える、日本サッカー界にも大きな影響を与えられると自覚して、責任を持ったプレーをしたいと思います」と強い決意を語った。

 小池は当時JFLに所属した山口(現J2)からキャリアをスタートさせた苦労人としても知られる。この日は当初、アマチュア契約だったことも明かした。その後、J3、J2、J1、海外挑戦(ベルギー2部ロケレン)と徐々に階段を上った。アマチュア契約から這い上がってW杯メンバー入りを果たせば、Jリーグが発足した93年以降では初の快挙となる。

 A代表のサイドバックには、長友、酒井、中山、伊藤、山根らがひしめく最激戦区。それでも小池は長友同様に両サイドバックをこなすほか、ボランチでもプレーが可能なJ1屈指のユーティリティーだ。「(左右)どっちで出るか分からないですけど、同じようなクオリティーで、チームを助けられるような選手になれれば」と小池。代表デビューが期待される24日の中国戦(豊田ス)でまずはその実力を証明する。

 
 
2022/07/22 「差をつける必要はない」。小池龍太がサッカー日本代表で生き残るために。ピッチで見せる山根視来との「違い」とは?【E-1サッカー選手権2022】 | フットボールチャンネル

— 小池龍太が語った山根視来との「唯一の違い」とは

 EAFF E-1サッカー選手権決勝大会は、今年11月に開催されるカタールワールドカップに向けて国内組に用意された最後のアピールの場だ。サッカー日本代表として戦うチャンスを得た選手たちは、それぞれ熱い想いを胸にプレーしている。

 今回が日本代表初招集となったDF小池龍太は「日頃Jリーグで戦っている選手たちとプレーしたり、会話することによって、自分の新しいサッカー観にプラスの面が大きく働いています」と充実の日々を過ごしている。

 まだA代表デビューはできていないが、「ずっと来たい場所だった」日本代表で森保一監督やスタッフ陣、チームメイトたちと過ごして「自分にまだまだ足りないものがあるということに気づかされましたし、求められているものを代表活動を通して伝えられている。そこは来なければ分からないので、すごく楽しいですし、1日1日成長できている」と語る。

「1つひとつの球際、会話する内容の質、サッカーの面で1人ひとりが持っている頭の部分での能力はすごく刺激になっていて、そこをまずトレーニングでどれだけ蓄積できるかがこの代表合宿でやりたいこと。それを存分に発揮する場が試合だと思います」

 実戦のチャンスはあと2試合残されている。カタールワールドカップに向けて生き残っていくためには同じポジションを争うDF山根視来らとの「差」や「違い」を示し、プレーでインパクトを残す必要があるだろう。しかし、「彼に対して差をつける必要はない」と述べる小池の考え方は少し違っているようだ。

「1試合見て視来くんのすごさを感じていますし、この代表に入りたい、代表でプレーしたいという思いもありましたけど、視来くんと一緒にプレーしてみたいとか、彼のプレーを見て、近くで感じて、話を聞いてより多くのことを吸収したいと思ってこの代表を目指してきた部分もある。そこに関して思っていた以上の成果が今、僕の中にあると思っています。

彼に対して差をつける必要はないのかなと。自分のパフォーマンスをどれだけ出せるか。今まで自分が培ってきたスキル、上下動の回数とか、視来くんも持っているようなパスの質(を見せる)。唯一違うといえば、(自分は)両サイドバックを同じクオリティでプレーができるところ。そこが差だと思うので、(左右)どちらのポジションで出るかわからないですけど、同じようなクオリティで、チームを助けられるような選手になれればいいなと思っています」

 横浜F・マリノスでプレーする小池と川崎フロンターレでプレーする山根。Jリーグをけん引する2つのクラブから選ばれたサイドバックは、互いに高め合いながらチームに貢献していく。19日の香港戦で出番がなかった小池も、その試合に出場していた山根のプレーを見て、出場した際のイメージを膨らませているようだ。

「ゲームを作るという意味でサイドバックは大切になってくるポジションだと思っています。マリノスの場合は中に入っていって、ボランチの役割をすることが多く求められますけど、そうじゃなくてもある程度低いポジションというか、DFラインに立つ場面でも、前向きにプレーをして、前線の選手によりいい状態でボールを渡すビルドアップの能力や、視来くんのようにアシストをする。そういうことは変わらずサイドバックに求められる。(マリノスと日本代表では)ポジショニングが少し違いますけど、同じ意識を持つことが大事かなと思っています」

 合宿中の短期間で得たポジティブな感覚を、ピッチ上のパフォーマンスに還元できるか。24日の中国代表戦で出番を得た際には、小池らしい表現方法で成長した姿を披露してもらいたいところだ。

(取材・文:舩木渉)

 
 

中国戦(2022/7/24):スタメン フル出場

日程・結果 | EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会|大会・試合|JFA|日本サッカー協会
 
 
2022/07/24 【日本代表】小池龍太代表デビュー「国歌を聞いて気持ちが引き締まった」JFAアカデミー卒では初 – 日本代表 : 日刊スポーツ

日本代表は中国と0-0の引き分けに終わった。

この日はDF小池龍太(横浜F・マリノス)が先発入り。JFAアカデミー福島の卒業生として初めての日本代表となり、自身もA代表デビュー。試合後は「国歌を聞いて気持ちが引き締まった。デビューできたことをうれしく思う」と話した。

右SBに入り、同サイドで前線に立ったFW宮市亮とは横浜のチームメート。「よさを最大限に引き出すことが後ろの選手のタスク。その役割を担うことはできた」。普段から理解し合っている関係でもあり、宮市が得意のスピードで勝負できる環境を作った。

個人のパフォーマンスに大きな不満はないとしたものの、勝利という結果がついてこなかっただけに笑顔はなし。「3連勝での優勝が目標だった。それが絶たれた」と厳しい言葉もあった。27日の韓国戦に向けて「勝てば優勝。切り替えて全員で向かっている」と視線を上げた。

 
 
2022/07/24 史上初!新卒JFLから日本代表デビューの小池龍太 「100%をぶつけた」 : スポーツ報知

 JFAアカデミー出身で初の代表入りを果たしたDF小池龍太(26)=横浜FM=が中国戦で右サイドバックで先発し、代表デビューを飾った。同じ横浜FMのMF宮市亮とのコンビで、右サイドが攻撃の起点になった。持ち味の守備への切り替えの速さも発揮。「まず日本代表でデビューできたことをすごくうれしく思う。やはり日の丸を背負って初めてプレーしたので、国歌を聞いたときは気持ちが引き締まりました。これまで積み重ねてきたストーリーがあるので、思い切り表現しようと思った90分でした」と振り返った。

 高校卒業後、アマチュア契約のJFL山口(現J2)から努力を重ね、日本代表まで上ってきた。新卒JFL入り選手のA代表出場は史上初の快挙(JFLに所属した流通経大の選手は除く)。一歩一歩、階段を上ってきた小池は「個人的にはすごくポジティブに90分を戦ったつもりですし、自分の100%をそのままぶつけました。プレー一つひとつの選択であったり、クオリティーというのはもちろん上げていかないといけないですが、自分がプレーした内容にも納得していますし、もっと成長できるという風にも個人的に思っています」と話した。

 
 
2022/07/24 代表デビューの小池龍太「自分の100%をぶつけた」…宮市亮との縦関係には手応えと反省 | サッカーキング

 日本代表DF小池龍太が、24日に行われたEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会・第2節中国代表戦を振り返った。

 JFAアカデミー福島出身者として初のA代表デビューを果たした小池。JFLでのプレーも経験した26歳の苦労人は、「まず日本代表でデビューできたことをすごく嬉しく思いますし、日の丸を背負って初めてプレーしたので国歌を聞いたとき気持ちが引き締まりました。これまで培ってきたストーリーがあるので、思いっきり表現しようと思った90分でした」と胸中を明かした。ただ、試合自体は中国の守備を崩せず、スコアレスドローで決着。小池は試合を振り返り、反省点を語っている。

「先制点をとることは苦戦しましたし、そこが課題だったと思います。1点取ることでもっと違う展開になったと思うので今日の反省点ですし、個人的にもチームを勝たせる選手になれなかったのは個人的な反省でもあります」

「個人的にはすごくポジティブに90分戦ったつもりですし、自分の100パーセントをぶつけました。プレーひとつひとつの選択やクオリティは上げていかないといけないですけど、後悔とかはなくて、自分がプレーした内容にも納得していますし、でももっと成長できると個人的には思っています」

 横浜FMでともにプレーする宮市亮と縦関係のコンビを組み、宮市からは「龍とはマリノスのときから左右関わらず、彼が後ろにいるとプレーしやすいし、プレーしやすくしてくれるサイドバックだと思うので、龍に助けられた部分が非常にあったと思います」との発言も。小池自身は宮市との関係で意識していたことを問われ、次のように語っている。

「亮くんの良さを最大限に引き出すのが後ろにいる選手のタスクですし、彼の特徴を発揮させる役割を担うことができたんじゃないかと思っています。もちろんまだまだ出せたプレーや合わせられたプレーもあったと思いますけど、この試合にかける思いなど、二人で話し合って試合に臨みましたし、その中で右サイドでもっと攻撃の質を上げたり、決定的な仕事ができなかったというところを二人で反省しているので、まだまだ自分たちが成長していけるところだなと思っています」

 また、周囲の選手との連携にも言及。「今日のようなサッカーで亮くんが張ってとか、自分と亮くんだけの関係じゃなく、ヤス(脇坂泰斗)とかガク(野津田岳人)とかケント(橋本拳人)くんも良さを引き出してくれましたし、周りにいる選手に感謝したいなと思います」と手応えを示した一方、「その中で勝たなければいけないというところは、もっともっと追求しないといけないので、最後の質やチャンスメイクの量はもっとできたんじゃないかと思います」と反省点も口にした。

 27日に行われる韓国代表戦に勝てば、4大会ぶりとなるE-1選手権制覇が決まる。「この大会入る前に3連勝して優勝をチームの目標に掲げていて、それは断たれましたけど、チームとしては変わることなく勝てば優勝ということに切り替えて全員で向かっていますし、切り替えはできています。僕らは元から3試合勝つつもりでいるので、今日は相手を上回っても結果、勝てなかった。そこを改善してしっかりとラストの試合で勝って優勝を決めたいと思います」とラストゲームへの意気込みを示した。

 
 
2022/07/25 小池龍太が自問する「圧倒的な存在になれたか」。サッカー日本代表デビューで“史上初”の快挙、「100%をぶつけた」末に見えたもの【E-1サッカー選手権2022】 | フットボールチャンネル

— 小池龍太、ついにサッカー日本代表デビュー

 EAFF E-1サッカー選手権決勝大会の第2戦が24日に行われ、サッカー日本代表は中国代表と0-0で引き分けた。

 6-0で大勝した香港代表戦からスタメンを全員入れ替えた日本代表。先発出場のチャンスを与えられたDF小池龍太がついにA代表デビューを飾った。

「まず日本代表でデビューできたことをすごく嬉しく思いますし、日の丸を背負って初めてプレーしたので、国歌を聞いた時にすごく気持ちが引き締まりました」

 JFAアカデミー福島出身で、JFL、J3、J2、J1と1つずつステップを上がってきた26歳が、日本サッカー界のトップ集団と言える日本代表の一員に。デビュー戦を終えた小池は「これまで培ってきたストーリーがあるので、思い切り表現しようと思った90分でした」と振り返る。

「個人的にはすごくポジティブに90分間戦ったつもりですし、自分の100%をそのままぶつけました。プレー1つひとつの選択やクオリティは上げていかないといけないですけど、その中で後悔はなくて、プレーした内容にも納得しています。でも、もっと成長できると思っています」

 小池は最大出力でチームのために走り抜いたが、同時に「圧倒的な存在になれたか」と自問もしていた。現時点での答えは「そうではないですし、そこは尽きない課題」というもの。

 日本代表というトップクラスの選手が集まる場で「どこまで経ってもこれでいいレベルにはないので、どの選手でも同じようなクオリティを出していかないといけない。個人的に存分にトライできたと思いますけど、その速さとか、質、タイミング、向上させていかないといけない」と痛感するに至った。

 少しでも「圧倒的な存在」に近づくためには、27日に行われる韓国代表戦に出場し、勝ってE-1サッカー選手権のタイトルを獲得することが鍵の1つになるだろう。小池は試合後すぐに次の試合に向けて頭と心を切り替えていた。

「3連勝して優勝することをチームの目標として掲げていました。それが断たれた段階ですけど、チームとしては何も変わることはなく、勝てば優勝と切り替えて全員で向かっていますし、そこへの切り替えはできています。

相手(韓国代表)は引き分けでも……などの気持ちがあるかもしれないですけど、僕らは元から3試合勝つ気持ちでいる。今日は相手を上回ったものの、結果として勝てなかった。そこを改善して、しっかりラストの試合で勝って優勝できるように、全員で戦っていきたいと思います」

 右サイドではウィングのFW宮市亮とも好連携を披露した小池。スコアレスドローでもポジティブな印象を残した反面、自分には一切満足していに。飽くなき向上心が日本代表を高みに導くか。

 新卒でJFLクラブに入団した選手で史上初めての日本代表選手となった26歳のサイドバックが、日本サッカー界に新たな歴史を刻むか。韓国代表戦でのタイトル奪還に期待したい。

(取材・文:舩木渉)

 
 
2022/07/25 日本代表は右サイドだけが機能、なぜ左サイドは機能しなかったのか。終盤の交代も采配が裏目に出た|サッカー代表|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

小宮良之●文

 E-1選手権第2戦、森保一監督率いる日本代表は中国代表と戦い、スコアレスドローだった。控えめに言っても、凡戦だったと言える。日本は選手起用が適材適所ではないところが多く、終始、噛み合っていなかった。

「意思疎通のところでノッキングしたところはありましたが、香港戦から総入れ替えした布陣で、縦パスやサイド攻撃を織りまぜながら戦うことができました。こうしておけば、というのはまったく思っていません。最後どう決めるか、というのはサッカーならあるところで」

 試合後、森保監督は決定力不足に引き分けの原因を集約した。丁寧な口調だったが、これと言った手も打たず、他人事のように聞こえてしまった。どういうサッカーをして得点をするのか、そのビジョンは見えず、結果、アマチュア感が匂う相手に引き分けに持ち込まれた。

 それでも、11月のカタールW杯に向けて、建設的視点が必要になる。魂は細部に宿る。そこでサイドの機能だけにフォーカスし、改善の余地を探ってみた。

 右サイドのコンビは、ひとつの答えを出したと言えるだろう。宮市亮、小池龍太のふたりは、少なくとも自分たちのリズムでプレーしていた。宮市はスピードと推進力を生かし、何度となくクロスを合わせていたし、小池は調和能力と基本技術の高さを示し、外側でも内側でも「周りを意識した」プレーを見せている。

 ふたりが活躍する必然はあった。所属する横浜F・マリノスでもコンビを組む機会があり、お互いのタイミングや長所を知っており、すぐに呼吸を合わせられた。単純に、今シーズン、首位を走る横浜FMでのプレーを再現したところは大きい。

「(小池)龍とはマリノスで、左右でプレーしているので、すごくやりやすかったです。龍に助けられました」(宮市)

「(宮市)亮くんのよさを最大限に引き出すのが、後ろの選手のタスクだと思っているので、その役割の一端は担うことができたと思っています。まだまだ合わなかったところはありましたが」(小池)

— 左サイドが機能しなかった理由

 宮市は、小池から出てくるパスを信じて走っていたし、小池は、宮市が走り勝ってクロスやシュートに持ち込めることを信じていた。宮市がワイドで幅を作り、小池がインサイドで攻撃に厚みを加えたかと思えば、小池は外側で囮になって駆け上がり、宮市の崩しのドリブルを援護した。前半20分、宮市がエリア内に入った細谷真大に合わせたシーンなどは、その最たるものだった。

 ふたりは可能性を感じさせた。

「(代表で右サイドの)伊東純也選手のプレーは見ています。代表のミーティングでも見る機会は多いので、スピードという長所が同じところだったり、参考にしていますね。ただ、結果を出すという決定的な違いはあるので」(宮市)

「チームを勝たせる選手になれなかった反省はあります。ただ、個人的にはポジティブで。(代表デビュー戦に)後悔はないです。もっと成長できる、とも思っていますが」(小池)

 ゴールはこじ開けることはできず、狙いがやや単調でもあった。後半になって宮市の足が徐々に使えなくなると、攻撃力はダウンした。スピードを頼みにしすぎていた部分もあるだろう。

 ただ、そんな右サイドに比べれば、左サイドはほとんど死に体だった。その理由としては、森島司、佐々木翔というふたりのプレーが分断されていたからだろう。ふたりはサンフレッチェ広島でチームメイトだが、森島はクラブでは3-5-2のシャドー、佐々木は3バックの左で、役割も動きもまったく異なる。同じチームの選手を使うメリットがそこには生まれなかった。

 森保監督はサイドの選手たちについてこう説明している。

「宮市には基本的にワイドで背後を狙う、ウィングプレーを求めました。小池はインサイドに入って、ボランチやトップ下と絡むイメージです。左の森島は中間ポジションをとって起点となったり、ワイドに開いたり、あらかじめ考えていたプレーができていました。攻撃チャンスは多く作れませんでしたが、右肩上がりになるプレーだったので問題はありません」

— 韓国戦は森保監督の力量が試される

 しかし、サイドアタッカーが中間ポジションを取るだけでは、用をなさない。さらに言えば、左サイドバックの佐々木は高い位置でのプレーを得意にせず、空回りは必然だった。サイド攻撃の要諦は、突き崩すことである。

 事実、終盤にサイドアタッカーの相馬勇紀を入れてから、左サイドは活性化した。単純にひとりで、ドリブルで仕掛けられるようになって、相手ディフェンスが混乱。パスでの崩しも少しは可能性が出た。

 一方で終盤、本来はシャドー、あるいはインサイドハーフで、サイドアタッカーではない満田誠を投入した右サイドは、完全に失速した。左は息を吹き返したが、右が死に体になった。完全に采配が裏目に出た格好だ。スピードはなくとも、緩急の変化でサイドを崩せる水沼宏太の投入で、簡単にチャンスを広げられたはずなのだが……。

 適材適所ではない選手起用は、チームが死地に入ることを意味する。広島の選手にそこまで執拗にこだわるなら、なぜクラブに近いシステムを使い、勝負にこだわらなかったのか。これでは思うような成果を出せない選手たちも気の毒だ。

 27日の韓国戦はどのようなスタメンになるのか。選手の力を最大限に生かす戦い方を見つけるべきだろう。サイドだけで言えば、右が水沼、山根視来、左が相馬、小池がベストになるか。もしかすると、選手以上に森保監督の力量が試される一戦かもしれない。

2022/07/25 JFAアカデミー福島出身初! 小池龍太がA代表デビュー(5枚) | ゲキサカ
 
 

韓国戦(2022/7/27):スタメン フル出場

日程・結果 | EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会|大会・試合|JFA|日本サッカー協会

【日本代表】横浜勢6人先発はJ発足後の国際Aマッチ最多タイ記録 長谷部誠ら06年浦和以来 – 日本代表 : 日刊スポーツ
 
 
2022/07/28 酒井、山根だけじゃない日本代表の右SB  小池龍太が中国戦、韓国戦で示した確かなクオリティ|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

— 良いパフォーマンスであったことは間違いない

日本代表の右サイドバックは酒井宏樹と山根視来が高い評価を得ている。攻守両面での強度を提供してくれる酒井と、より攻撃的な山根のバランスも良く、おそらくワールドカップ・カタール大会行きが濃厚だ。

国内組限定となったE-1選手権ではその山根と新しく横浜F・マリノスから小池龍太が招集された。中国戦、韓国戦の2試合で先発し、勝利に貢献している。

小池は山根に近いタイプのSBだ。パスやクロス、シュートといった技術が高く、何より賢い。従来のSBにはない内側を取るポジショニングを得意としており、位置取りと動き出しで相手の守備陣を崩壊させる。3-0と快勝した韓国戦での3点目はまさにその形であり、攻撃面で大きく貢献している。

また、左サイドバックや中盤でプレイできるのも小池の強みである。ユーティリティ性が光っており、F・マリノスではケヴィン・マスカット監督に重宝されている。ただ代表で両サイドバックとなれば長友佑都とポジションが被っている。スタイルはより攻撃的な小池とより守備的な長友だが、経験の有無で森保監督は選ぶだろう。

とはいえ、タイミングが違えば山根ではなく小池が今のポジションにいた可能性は十分に考えられる。攻撃面での貢献度、守備強度、ユーティリティ性と山根と比べ大きく劣っているものは少なく、例えば9月に予定されている代表戦時のコンディション次第では山根ではなく小池が呼ばれることも考えられる。

起用されることはなかったが、6月の代表戦ではAZの菅原由勢が右SBとして招集されている。このポジションは人材が豊富であり、残りの約5カ月で誰がカタール行きを掴むのだろうか。

 
 
2022/07/29 小池龍太は献身的&タフ&ポリバレント…番記者が森保監督に推す : スポーツ報知

 サッカー日本代表が4大会ぶり2度目の優勝を果たした東アジアE―1選手権。新戦力発掘が目的の今大会を取材した番記者が、イチ推し選手を紹介する。

 * * *

 大きく3つの理由から代表メンバーに推す。〈1〉フォア・ザ・チーム精神〈2〉短期決戦に強いタフさ〈3〉両サイドバック(SB)、ボランチをこなすポリバレント(多様)性だ。

 ハードワークで攻守に縦横無尽に走る。味方のサポートに加え、韓国戦は右サイドを攻略し、チーム3点目をアシスト。計2得点に絡んだ。今季横浜Mでも3ゴール。森保監督の言及した「チームのために戦える選手」の一人で、苦しい状況でも泥臭くボールを追い、プレーで仲間を鼓舞した。

 中2日の連戦も状態を上げ、韓国戦は試合終盤まで疲労の色を見せることなく前線に駆け上がりまくった。唯一中2日の連戦をフル出場した右SB。「どれだけ連戦でも与えられた場所で100%を出すだけ」と頼もしく、短期決戦のW杯に求められるタフさも備える。

 柏で同僚だったFW伊東純也との右サイド競演にも期待が膨らむ。さらに今大会は披露する機会がなかったが、左SBも「変わらないクオリティーを出せる」と食い込む余地は十分ある。当時JFLの山口からキャリアをスタートし「誰にも負けない努力」を重ねて日本代表の舞台にたどり着いた。W杯まで上り詰めるサクセスストーリーを見たい。(小口 瑞乃)

 
 
2022/07/29 E-1表彰式でサッカー日本代表選手が「トロフィー」ではなく「“スポンサー”飲料」を掲げる! まさかの小ボケに周囲の選手は苦笑【画像】 | サッカー批評Web

■7月27日/E-1選手権決勝大会 日本代表 3ー0 韓国代表(豊田)

 韓国を相手に3-0で快勝したサッカー日本代表。相馬勇紀が後半4分に先制ゴールを奪うと、同19分に佐々木翔が、同27分に町野修斗が追加点を決めて豊田スタジアムに歓喜をもたらした。

 試合後に行われた授賞式では日本代表の選手が一様に笑顔。日本代表選手全員が壇上に上がると、キャプテン谷口彰悟が大会制覇のトロフィーを紙吹雪の中で掲げるなど、祝福ムードとなった。

 その表彰式で、まさかの“珍事件”が起きた。谷口が掲げたトロフィーを、他の選手も交代で掲げていった。優勝決定後によく見るお決まりの後継だ。横浜F・マリノスの水沼宏太や湘南ベルマーレの町野修斗も順にトロフィーを手にしたのだが、横浜FMの小池龍太だけは違うものを持っていた。それはよく見ると、KIRINの「アルカリイオンの水」の500mlペットボトルだ。

 本人は満面の笑みでペットボトルを両手に持ってしゃがみ込むと、そこから天高く水を掲げる。その様子に、他の選手は一様に苦笑。小池の一世一代の小ボケは、どうやら刺さることはなかったようだ。

 KIRINは日本代表を応援するスポンサーで、「キリンカップ」の冠スポンサーでもある。そのためか、この「アルカリイオンの水」は今大会の控室などに置かれており、多くの関係者やメディアがのどをうるおした商品だった。

— 異色の経歴

 小池は今回が代表初選出。中国戦で先発出場でA代表デビューを果たすと、韓国戦でも先発。2試合連続でフル出場を果たした。韓国戦ではFW町野のゴールをアシスト。見事に結果も出して見せた。

 2014年に当時JFLだった山口に入団。その後、J3、J2、J1と順にステップを踏み、2019年にはベルギリーグでもプレーした異色の経歴の持ち主だ。2020年から所属する横浜F・マリノスでは攻撃的なSBとして、そして、神出鬼没の動きで、アタッキングフットボールを支えている

 この経験をチームに還元して優勝をもたらすことが期待されるが、仮に優勝した場合の“小ボケ”には改善が必要だ。

 
 


 
 

 
  

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