月刊 栗原勇蔵-クラブシップ・キャプテン-(2022年4月号)


月刊 栗原勇蔵-クラブシップ・キャプテン-(2022年4月号)

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フットボールゾーン コラム「栗原勇蔵の目」

2022/04/26 秀岳館高サッカー部の暴行疑惑に見る”現場”の改善点 元日本代表DFが考える”指導する側”と”される側”に必要な姿勢とは? | フットボールゾーン

— 【栗原勇蔵の目】指導者に暴力は許されないし、指導を受ける側もそれ相応の態度が必要

 熊本県の秀岳館高校サッカー部で、男性コーチが部員に暴力を加える映像が拡散したことを発端に、部員が謝罪動画をSNSへアップする事態に発展した一連の騒動が物議を醸した。スポーツ指導の現場でたびたび報じられる暴力・暴言、ハラスメントに関して、元日本代表DF栗原勇蔵氏に見解を聞いた。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

   ◇   ◇   ◇

 問題となったのは、秀岳館高校サッカー部男性コーチの暴行疑惑。部員に対して殴る、蹴るの乱暴な行為をはたらく様子がSNSで拡散し波紋が広がると、サッカー部の公式ツイッター上で4月22日、部員が複数並んで謝罪する動画をアップし、「学校から帰り、寮の鍵がなかなか開かず、感情的になりコーチを馬鹿にするような発言をしたのが今回の原因です。暴力が日常茶飯事と書いてありましたが、それは違います」などと説明した。

 スポーツ指導の現場でたびたび報じられる暴力・暴言、ハラスメント。中学時代から横浜F・マリノスの下部組織で育ち、トップチーム昇格後も横浜FM一筋18年間、活躍し続けた栗原氏は「どういう背景があったか真相は分からないので」と前置きしたうえで、「何があっても肯定してはいけない」と自身の考えを述べる。

「ユースと高体連のスポ根(スポーツ根性)の差があると昔はよく言われていましたが、僕の時代も厳しい指導を受けていました。時代を言い訳にしてはいけないとはいえ、当時はそれが当たり前。上の世代ではもっと激しかったという話も聞いたことがありますし、体罰があっても『愛がある』と言われてお咎めなしでした。ただ、暴力を振るわれたことで外傷だけでなく心の傷を負うわけで、歴史を重ねて今は許されない時代になりました」

 栗原氏は「お互いに本気でやっているからこそのこと」と切り出しつつ、指導者、生徒・選手の両方の立場から意識が必要だと語る。

「指導者の人は立場が弱くなっていて、暴力、言葉の暴力まで言われる時代。本当に優秀な人しか生き残っていけないような状況です。一方で、1人の大人であるプロの世界でも起こりうることで、子供がやられたら何もできない。恐怖心は一生覚えていると思うし、そこは考えないといけません。今は撲滅を徹底する“転換期”にあるのかなと。指導者はそういうことをしてはいけないし、指導を受ける側もそれ相応の態度・姿勢で臨まないといけない。お互いの立場のために、いい環境にもっていかないといけないと思います」

 サッカー界の発展を促す環境作りの観点からも、今後も重要なテーマとなりそうだ。

(栗原勇蔵 / Yuzo Kurihara)

 
 
2022/04/26 札幌19歳・中島大嘉は「平山相太以上」 元日本代表DFが期待する”世界に通用する”ポテンシャル | フットボールゾーン

— 【栗原勇蔵の目】ヘディングとスピードは“怪物”の平山相太以上 近い将来は日本代表へ

 北海道コンサドーレ札幌の19歳FW中島大嘉はプロ2年目の今季、リーグ戦で6試合2ゴール、ルヴァンカップで5試合4ゴールと、限られた出番の中で存在感を示している。身長188センチのサイズを誇る19歳の若きストライカーを、元日本代表DF栗原勇蔵氏も「ヘディングとスピードは平山相太以上」と“初代怪物”を引き合いに称賛している。

(中略)

元日本代表としてもプレーした栗原氏は、中島と同じ国見高出身で、高校時代から“怪物”と騒がれた元日本代表FW平山相太氏(現・筑波大学蹴球部コーチ)を引き合いに、その凄みについて語る。

「足元の技術は現段階で、平山相太のほうが上だと思います。でも、パワフルなヘディング、あのサイズで規格外と言えるスピードは中島くんに分がある。走る姿はドルトントの(アーリング・ブラウト・)ハーランドのような迫力です。うまくて、速くて、機動力がある選手が多いなかで異色の存在。中島くんのような選手が出てこないと、日本は世界で上に行けない。ようやく出てきたなという感じですね」

 まだ札幌では途中出場がメインで、定位置を奪うには至っていないが、「ミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ監督)のようないい指導者の下でやっていれば、技術も磨かれていくはず」と栗原氏は期待を寄せる。

「サッカーでは、大きくて動ける選手が優位です。ただ、まだ絶対的な当たりの強さはない。中途半端だと、ああいう体格の選手は世界にゴロゴロいるので、逆に標的にされてしまう。一気に突き抜けて、シュートを決める力、嗅覚も磨かれば十分日本代表や世界も狙えると思います。個人的には、日本代表にああいう一発のある選手がいると面白いと思いますが、まずは札幌でバリバリのレギュラーとして活躍するようになってほしいですね」

 19歳の中島が秘める無限の可能性から目が離せない。

 
 

フットボールゾーン コラム

2022/04/05 「なかなか手で行けない」 山形GKの”一発レッド”判定、元日本代表DFは競技ルール”適用ミス”認定をどう見る? | フットボールゾーン

— 元日本代表DF栗原勇蔵氏は山形GK後藤のとっさの判断を評価

 Jリーグは4月4日、J2リーグ第8節のモンテディオ山形対ファジアーノ岡山の一戦(0-1)で、山形GK後藤雅明が一発退場処分を下されたジャッジに対し、競技規則の適用ミスがあったと発表した。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「選手としてはダメージもあるでしょうけど、きっちり認めてもらうことで切り替えられると思います」と語っている。

 山形対岡山の一戦では、前半10分過ぎのジャッジへ疑惑の目が向けられていた。山形GK後藤は、DF半田陸のバックパスが無人のゴールに向かった際、右手で掻き出し難を逃れたが、このプレーに対して清水修平主審はレッドカードを提示し、一発退場を命じた。

 競技規則の第12条には「ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」との記述があり、競技ルールの適用ミスの可能性が浮上。山形側も声明を発表する事態に発展していた。

 Jリーグは4月4日、このジャッジについて「勝敗の決定に影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあったことが確認されました」と発表。当該試合の取り扱いについては、日本サッカー協会(JFA)を通じて国際サッカー評議会(IFAB)にも確認し、速やかに協議したうえで決定するとしている。

 栗原氏は、「一瞬の判断を迫られるなかで、あのプレーをしなければ完全に(オウン)ゴール。GK(後藤)もナイス判断をしたのに退場は気の毒でした。バックパスが頭にあって、あの場面ではなかなか手で行けないですからね。バックパスのファウルを取っているので、審判陣は競技規則を完全に把握してなかっただけだと思います。選手としてはダメージもあるでしょうけど、きっちり認めてもらうことで切り替えられると思います」と、後藤の複雑な胸中をおもんぱかっていた。


【公式】ハイライト:モンテディオ山形vsファジアーノ岡山 明治安田生命J2リーグ 第8節 2022/4/3 – YouTube
 
 
2022/04/07 鹿島FW上田綺世、技ありのワンステップミドル弾を元日本代表DFが称賛 「相手に当たらなくてもGKが取るのは難しい」 | フットボールゾーン

— 元日本代表DF栗原勇蔵氏が上田の3試合連続ゴールを評価

 鹿島アントラーズは4月6日、敵地でのJ1リーグ第7節でアビスパ福岡に1-0で勝利した。FW上田綺世はJ1自己最長タイとなる3試合連続ゴールで決勝点を挙げたが、元日本代表DF栗原勇蔵氏は若きストライカーのステップを称えている。

(中略)

 かつて横浜F・マリノスでセンターバックとして守備を支えた元日本代表DFの栗原氏は、上田のステップに注目している。

「あのステップで、あの距離なら打たれたら、ディフェンスの寄せも甘くなる可能性が高い。打てば何かが起こる典型パターンですね。仮に相手に当たらずに飛んでいたとしても、ステップを踏んでいないのでGKが取るのは難しいでしょう」

 何気ないプレーながら、上田のストライカーとしての凄みが凝縮されたプレーと言っていいだろう。

 
 
2022/04/21 「30ゴールは取る」 J2得点ランク1位の小川航基、”量産”の要因を元日本代表DFが分析「自分の形が作れている」 | フットボールゾーン

— 元日本代表DF栗原勇蔵氏が小川のシュートのタイミングとコントロールセンスを称賛
 横浜FCのFW小川航基は、2・3月のJ2月間MVPに輝き、開幕10戦無敗(8勝2分)と好スタートを切ったチームを牽引している。東京五輪世代のエースと期待されたなかで、昨年開催された本大会ではメンバーから落選。悔しさを胸に移籍した新天地での“覚醒”に、元日本代表DF栗原勇蔵氏も「シーズン30得点は取りそう」と爆発に期待を寄せている。

(中略)

 現役時代は横浜F・マリノス一筋でプレーし、日本代表としても活躍した栗原氏はチームの攻撃的なスタイルとマッチして、本来の力を発揮できていると語る。

「小川はもともとゴールパターンの多い選手。怪我をしてからその形に持っていけてなかった印象でしたが、横浜FCのチーム力も手伝って自分の形が作れています。シュートのタイミングとコントロールセンスは抜群なので、自分の形に持っていければ量産も必然だと思います。シーズンを通して健康体を維持できれば30点は取りそうですね」

 2019年12月にはA代表デビュー戦でハットトリックを決めて存在感を示した小川。再びトップレベルの舞台に舞い戻るのも、そう遠くはなさそうだ。

 
 
2022/04/29 磐田FW大津祐樹、電光石火の2分間2発を元日本代表DF称賛 「とんでもない仕事をした」 | フットボールゾーン

— 大津が途中出場から2ゴールを決めて2-1で逆転勝利

 ジュビロ磐田の元日本代表FW大津祐樹は、4月28日に行われたJ1リーグ第10節・名古屋グランパス戦で2分間の間に2ゴールを挙げ、2-1の逆転勝利に貢献。元日本代表DF栗原勇蔵氏も「とんでもない仕事をしましたね」と称賛している。

(中略)

 2018、19年に横浜F・マリノスで共闘した元日本代表DF栗原氏も、「ヘディングは高さがありましたね。途中から出てきて、とんでもない仕事しましたね。大津はみんなを乗せる力を持っていると思います」と大きなゴールとなったことを高く評価していた。

 
 

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