【試合結果まとめ(0●1)】2020/10/7(水)19:00KO YBCルヴァンカップ 準決勝 横浜F・マリノスvs.柏レイソル@ニッパツ三ツ沢球技場



 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2020 ルヴァンカップ 準決勝 vs柏レイソル | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー

「残念な結果になってしまいました。チャンスをたくさんつくった中で決め切れない、勝ち切れない。そういうところで残念な結果になってしまいました」

質問:20本以上のシュートを放って無得点に終わってしまった決定力については、どのように感じていますか?
「単純に、十分ではなかった。以上です」

質問:守備を徹底してきた柏を相手に、あれだけチャンスをつくれたことは評価に値するのではないでしょうか?
「守備のところがどうこうではないと思います。もちろん相手のGKは本当に素晴らしいセーブ、パフォーマンスをしていましたが、我々は約25回もチャンスをつくっていました。その中で自分たちは、ただただ決め切れない、質が低かった。そこだけなのです。相手、どうこうではありません」

選手コメント

天野 純

「ベンチで見ていて、自分が入るまで、少しクロスが単調になっていたイメージがありました。自分が入ったら、もうひと手間とか、スペースのところでもうちょっと違いをつくりたいと考えていました。具体的には、自分で運んだりとか、運んでさらに侵入したりとか。引かれた相手にどうやっていかないといけないのかというのが、今後の課題と感じています。

(狙いを、ある程度表現はできましたか?)
侵入はできたとは思うのですが、やはり最後の精度の部分というところで、ボックス内でもう少し落ち着きを出さないと、あれだけゴール前を固められたら厳しいかなと思います。

(2018年の悔しさを晴らしたかったという気持ちは)
あの悔しさは今も感じていますし、それを晴らす絶好の機会だったのですが、本当に勝てなくて悔しいです。

(新しい形にトライしていますが、チームの進歩については?)
このシステムというのは、その時々で3バックにしたり4バックにしたりと選手主導で状況判断できるようになっています。3バックのときよりもこのシステムの方が、相手陣内で長くサッカーができていると感じています。よりF・マリノスらしいスタイルがここ3試合ぐらいできていると自分自身感じていて、非常に手ごたえを感じています」

マルコス ジュニオール

「本当に今日はF・マリノスが支配した試合でしたし、相手のレイソルには守備しかさせなかった試合だったと思います。たまたまセットプレーでゴールを決められたのですけど、我々はアグレッシブに試合を支配しました。勝利に値する試合だったと思います。
開始早々のダイビングヘッドの場面では、少しボールが上がってしまって、本当に残念でした。

(今後もリーグ戦で連戦が続きますが)
本当に勝利しか考えていないという気持ちで臨まないといけません。川崎がダントツで今1位にいますが、我々はそういうことを考えずに、一試合一試合を大事にしていきたい。次の試合もすぐに来るので、しっかりと準備していきたいと思います」

喜田 拓也

「内容については、自分たちがほぼ押し込んでいる状態で90分進んだと思いますけど、相手の少ないチャンス、セットプレーで失点という形でした。自分たちは勝つためにこのスタイル、このサッカーをやっています。そこに対しての皆の姿勢とか、最後まで戦い切る姿勢は出ていたと思います。そこについてはチームを非常に誇りに思います。結果については、勝ち切れなかったので、悔しい以外の何ものでもありません。

タイトルを獲得する重要性については自分たちも理解していましたし、ボクは2018年決勝での悔しさというものを持って、このピッチに来ました。このチームに、あの当時いなかった選手もいるというのはもちろん理解していますが、試合前に皆の顔を見たら、キャプテンである自分が何も言う必要もないぐらいに、皆、気持ちが入っていましたし、その重要性も理解していると見えましたので、そこについては何も心配していませんでした。皆の気持ちというのを凄く感じたのですが、それを結果に結びつけ切れなかったというのは非常に悔しいです。監督、チームスタッフ、チームメート、ファンサポーター、家族たちを国立に連れて行ってあげたかったなあという気持ちでいっぱいです。

(新しいトライをしている自分たちのサッカーについての手応えは?)
自分たちがやりたいことを出せる時間とか回数というものも、手応えはあります。ただ、それをいかに結果に結びつけていくかというところは、まだ上げていく必要があると思います。
ただ今日負けはしましたけれども、こういう舞台でも自分たちがやるべきことをやり通すところに、チームの意志を感じました。このF・マリノスというチームで、このスタイル、このサッカーをできるというところに、ボク自身、常に喜びを感じているので、負けたからといってそれが変わることはありません。
一つのタイトルを逃したという部分ですが、悔しいね・残念だったね・一つタイトルが消えてしまったね、で終わるのではなく、ボクは2018年決勝の悔しさに、また上乗せして、今日の悔しさをまた持って、今日からタイトルを獲り返すべく始めていくつもりです。それはチームメート皆一緒の想いだと思います。この悔しさを忘れることはないし、F・マリノスとして、もっと皆と強くなっていきたいです。
悔しさを次につなげられるかどうかは、自分たちの姿勢・取り組みにかかっているので、そこは気持ちを強く持って、F・マリノスを強くしていくという意志を皆が持つことが重要だと思います」

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs柏の試合結果・データ(JリーグYBCルヴァンカップ:2020年10月7日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 4,785人

選手コメント

喜田 拓也

自分たちがほぼ押し込んでいる状態の中、相手の少ないチャンスのセットプレーで失点した形でした。自分たちは勝つためにこのスタイルでサッカーをしています。最後まで戦い切る姿勢は出ていましたし、チームを誇りに思います。結果については勝ち切れなかったので、悔しい以外の何物でもありません。

自分は2018年の決勝で敗れた悔しさを持ってきて、今日このピッチに立ちました。当時を知らない選手がいたことも理解していますが、試合前にみんなの顔を見たら何も言う必要がないくらい気持ちが入っていました。ただ、それを結果に結びつけられなかったのは非常に悔しいです。いまは監督、チームスタッフ、チームメート、ファン・サポーター、家族を国立に連れていってあげたかった気持ちでいっぱいです。

天野 純

自分が外から見ていて、クロス、クロスと攻撃が単調になっていました。もうひと手間加えて、ハーフスペースで違いを作ったり、ターンして進入していく工夫をしようと思って入りました。ただ、進入することはできましたが、最後の精度は課題です。ボックス内でもう少し落ち着きを出さないと、あれだけゴール前を固められるとしんどいです。

(決勝で敗れた)2018年の悔しさはいまも感じていますし、その悔しさを晴らす絶好の機会だったので勝てずにただ悔しいです。

 
 

Twitter / Istagram

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【ハイライト】横浜F・マリノス×柏レイソル「2020JリーグYBCルヴァンカップ 準決勝」 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜、シュート数圧倒も2年ぶりの決勝進出ならず 喜田「今日の悔しさ上乗せして」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は、準優勝の18年以来2年ぶりの決勝進出を逃した。

 シュート数は20―6と圧倒したが、CKからの失点が命取りとなった。FWエリキやFWエジガル・ジュニオのシュートがGKのスーパーセーブに遭い、決定機を阻まれて4強で終戦した。試合後、エリキは涙。主将のMF喜田は「18年の決勝の悔しさに今日の悔しさを上乗せして、今日からタイトルを取り返せるよう始めていく」と誓った。

ニッカンスポーツ

柏がルヴァン杯7年ぶりVへ王手 1ー0で横浜下す – ルヴァン杯 : 日刊スポーツ

柏レイソルが横浜F・マリノスを1-0で下し、7年ぶりの頂点に王手をかけた。

柏は前半10分、左コーナーキックからFWクリスティアーノのクロスをDF山下が頭で合わせ先制。横浜も前線からの激しい守備で敵陣に押し込み、圧倒的にボールを保持するも、5バックで守備を固める柏を崩せない。

横浜は後半、FWエリキ、オナイウが決定機を迎えるも、柏のGKキム・スンギュが好セーブを連発し、虎の子の1点を守りきった。

サンケイスポーツ

横浜M、無得点で敗退 指揮官「本当に残念」/ルヴァン杯 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 Jリーグ・YBCルヴァン・カップ準決勝(7日、川崎市等々力陸上競技場ほか=2試合)例年のホームアンドアウェー方式とは異なる一発勝負を制したFC東京と柏が決勝に進出した。11月7日に国立競技場で顔を合わせ、ともに3度目の頂点を目指す。

 柏は序盤にCKから山下のヘディングで先制し、横浜Mに1-0で競り勝った。

 タイトルへの道を断たれ、ホームのピッチに崩れ落ちる選手もいた。横浜Mは試合を支配しながらも無得点に終わり、準決勝で敗退。ポステコグルー監督は「チャンスをたくさんつくった中で勝ち切れない。本当に残念」と自嘲気味に話した。

サッカーダイジェスト

【ルヴァン杯準決勝 採点&寸評】横浜0-1柏|ビッグセーブ連発の守護神がMOM。攻守で奮闘したリベロも高評価 | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
シュート数は柏の6本に対して20本。自慢の『アタッキング・フットボール』で攻めに攻めまくったが、ひとつのゴールも奪えず。ただ、決定力不足と言えばそれまでだが、チャンスの質は高かった。相手GKを褒めるしかない。

柏 6
セットプレーのチャンスを活かし、先制に成功。その後は相手に押し込まれる時間が続いたが、辛抱強く守り切ってゴールを許さず。追加点は奪えなかったとはいえ、時折見せるカウンターは鋭かった。
 
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 梶川裕嗣 6
失点の場面では、山下のシュートが味方に当たってコースが変わり、反応しきれず。それ以外は特に問題はなかった。

DF
25 小池龍太 6
決定的な仕事は果たせなかったものの、最後まで攻守の両局面でアグレッシブに振る舞い、右サイドを活性化させた。

13 チアゴ・マルチンス 6
オルンガと見応えのあるマッチアップ。シュートを打たれるシーンもあったが、ゴールは許さなかった。

44 畠中槙之輔 6
正確かつ気の利いた配給でビルドアップを下支え。守備面でも大きな失態はなかっただけに悔しい結果に。

5 ティーラトン 5.5
飛び込んできた山下にほぼ抵抗できずにゴールを許す。攻撃面では随所で工夫を凝らすも、イージーなミスも。

MF
6 扇原貴宏 6(63分OUT)
50分、左からのマイナス気味のクロスに右足で合わせたが相手GKに止められる。精緻なサイドチェンジはさすがだった。

8 喜田拓也 6
山下のシュートが身体に当たり自陣ゴールに。ただそれは必死の対応の結果で責められない。むしろ中盤での献身的な捌きを評価したい。

MF
26 渡辺皓太 6.5(63分OUT)
狭いスペースでも果敢に打開を試み、チャンスメイク。精力的に動き回り、攻撃に勢いをもたらす働きぶりだった。

FW
9 マルコス・ジュニオール 6(83分OUT)
3分に渡辺からのクロスにヘッドで合わせるも、バーに嫌われる。スペースを突くポジショニングも良かった。

17 エリキ 5.5
76分の決定的なヘディングシュートなど多くの見せ場を作ったが、この日は決定力を欠いてヒーローになれなかった。

38 前田大然 5.5(73分OUT)
前半にいくつかの決定的なシュートチャンスを得るも、モノにできず。持ち前のスピードは随所に発揮した。

途中出場
MF
39 天野 純 6(63分IN)
優れたテクニックと戦術眼、強気な姿勢で左サイドから再三にわたり好機を演出。改めて能力の高さを証明した。

FW
30 エジガル・ジュニオ 5.5(63分IN)
83分の素早い反転から右足で、終了間際にはヘッドで狙ったが、いずれもネットを揺らすことはできなかった。

FW
45 オナイウ阿道 6(73分IN)
88分の水沼からのクロスにバッグヘッドで合わせたシュートは見事だったが、ゴールという結果には結びつかず。

MF
18 水沼宏太 ―(83分IN)
持ち前の良質なクロスでチャンスをお膳立て。求められるタスクを全うしたが、時間が足りなかったか。

監督
アンジェ・ポステコグルー 5.5
“自分たちのサッカー”を十二分に表現させて、ゲームを支配。とはいえ、勝利を手繰り寄せるもう一押しが足りなかった。

 
 
山下が決勝点! キム・スンギュが好守連発! 柏が横浜の猛攻を退け、ファイナル進出! | サッカーダイジェストWeb

 ルヴァンカップの決勝進出を懸けて行なわれた横浜対柏の準決勝は、1-0のスコアで柏が勝利を収めた。

 序盤から両チームともアグレッシブに相手ゴールを目指し、それぞれ早い時間帯に惜しいチャンスを演出。そうした展開のなか、先制に成功したのは柏。11分、CKのチャンスに山下が豪快なヘディングシュートでネットを揺らした。

 ビハインドを背負った横浜はその後、猛攻を仕掛ける。両ワイドから、中央からと厚みのあるアタックを繰り出すも、なかなか相手ゴールをこじ開けられない。押し込まれた柏だが、守護神キム・スンギュを中心とした粘り強い守備を見せ、1点をリードした前半はゼロで抑え切ってみせる。

 迎えた後半も、横浜が攻めて、柏が守る構図。横浜は何度も相手ゴール前に侵入し、多くのチャンスを築くが、柏の堅牢な守備網を切り崩せない。

 苦しい時間が続く柏だが、チーム全体で集中を切らさず懸命なディフェンスを続ける。時折、鋭いカウンターを仕掛けて追加点を狙いに行くも、リスクマネジメントは怠らず、時計の針を着実に進めていく。キム・スンギュは相変わらず好守を連発。そのセービングはまさに神がかっていた。

 そして、タイムアップーー少ないチャンスを確実にモノにする決定力と、隙を見せないソリッドな守備で、柏が横浜を退けてファイナルに駒を進めた。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

 
 
【担当記者コラム|横浜】手痛い敗戦の中でも印象的だった喜田拓也と天野純の逞しい姿 | サッカーダイジェストWeb

— リーダーの喜田、“違い”を作る天野

 2年ぶりのファイナル進出は叶わなかった。ルヴァンカップ準決勝で柏に0-1の完封負け。横浜は相手の3倍以上のシュートを放ちながら、1点も奪えなかった。

 いくつもの決定機をモノにできず、試合後にうなだれるエリキを喜田拓也が慰める。左腕には黄色い腕章が巻かれている。その光景を見て、ふいに2年前のことを思い出した。

 決勝の舞台で湘南に敗れたあの日、表彰式で歓喜にわく相手選手たちを眺めながら、喜田は静かに拍手を送っていた。当時はベンチ入りを果たすも、出場の機会はなかった。取材エリアでは準優勝のメダルに視線を落としながら、「これを見て、悔しさを思い出そうかな」とつぶやいた。

 あれから2年、今ではキャプテンとしてチームをけん引する立場になった。悲しみにうちひしがれるチームメイトに寄り添い、励ます。「僕は、2018年の決勝での悔しさを持ってきて、今日、このピッチに来ました」。本人が一番、悔しかったかもしれないが、その気持ちを押し殺してでも、チームのために率先して行動する。その振る舞いは、まさにリーダーに相応しいものだった。

 たしかな成長を感じさせる選手がもうひとりいた。天野純だ。

 昨夏にベルギー移籍を果たし、今年5月に古巣に復帰。海外での挑戦を経て、プレー面での変化について訊けば「前への意識」と答えた。

 その言葉通りのパフォーマンスを、途中出場でピッチに立ったこの柏戦でも存分に披露した。移籍前は、どちらかと言えば中盤で捌き役を担っていたが、「前への意識」を強めているレフティは、より高い位置で果敢に仕掛けて、局面を打開しようとする。

「クロスが単調になっていたイメージがあったので、自分が入ったら、もうひと手間とか、ハーフスペースのところでもう少し“違い”を作りたいな、と。ターンしてドリブルで運んで、運んでからもうひとつ侵入したりとか」

 セーフティな横パスを選択するより、前に、前に突き進もうとする。その試みは高い確率で奏功し、敵陣のニアゾーンを攻略して多くの好機を演出した。

 結果的に、横浜はルヴァンカップのタイトルに手が届かなかったが、手痛い敗戦の中でも今後に期待を抱かせてくれたのが、喜田と天野、ふたりの逞しい姿だった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

ゲキサカ

【横浜FM】『攻めながら勝ち切れない』の先へ。喜田拓也が感じたチームの意志 – サッカーマガジンWEB

— このスタイルに常に喜びを感じている

「自分たちがほぼ押し込んでいる状態で90分が進み、相手のセットプレーで失点という形でした。自分たちは勝つためにこのスタイル、このサッカーをやっています。そこに対するみんなの姿勢や最後まで戦い切る姿勢は出ていた。その点についてはチームを誇りに思います。ただ結果については、勝ち切れなかったので悔しい。それ以外の何ものでもありません」

 攻めに攻めながら、横浜FMは決勝に駒を進めることができなかった。ゲームの主導権を握り、狙い通りにゴールに迫った。だが、相手のGKキム・スンギュの好守に何度も遭って、ただの1度もネットを揺らすことができなった。これもサッカーを言ってしまえばそれまでだが、あれだけチャンスを作りながら、勝利を手にできない事実は受け入れがたいものがあるだろう。

 それでも横浜FMのキャプテン、喜田拓也は敗戦の中、しっかり次につながるもの、つなげるべきものを見ていた。

「今日、負けはしましたが、こうした舞台でも自分たちのやるべきことをやり通すところにチームの意志を感じました。このチームで、このスタイル、このサッカーをできるところに、僕自身は常に喜びを感じています。負けたからといってそれが変わることはありません。タイトルを逃した点について、悔しいね、残念だったね、一つタイトルが消えてしまったね、で終わらず、2018年の決勝で敗れた悔しさに、また上乗せして、今日の悔しさも持って今日からタイトルを獲り返すべく始めたいとと思います。チームメイトもその思いは一緒だと思う。この悔しさを忘れることはないし、みんなともっと強くなっていきたい」

 いま進んでいる道は、必ずタイトルに続いている。その信念には一点の曇りもない。そうでなければ、これほど真っすぐな言葉を敗戦直後に口にできないだろう。

 扇原貴宏(ボランチ)が状況を見ながら中盤と最終ラインを自在に行き来するスタイルは、この柏戦の前の試合、神戸戦でも効果を発揮していた。同試合も競り負けることになったが、いくつものチャンスを創出し、ゲームを支配した。成熟すれば、横浜FMはさらなる高みへと到達できるかもしれない。「自分たちがやりたいことを出せる時間とか回数は手応えはあります。ただ、それをいかに結果に結びつけていくか。その点はもっと上げなければいけない」と喜田は言った。

 圧倒しながら敗れた神戸戦、そして柏戦は横浜FMが新しいフェーズに向かいつつあることの証明か。

「悔しさを次につなげられるかどうかは、自分たちの姿勢や取り組み次第。そこは気持ちを強く持って、みんながチーム強くしていくという意志を持つことが重要だと思います」

 目指す先は、はるか高み。この悔しさを無駄にはしない。

ゲキサカ

20対6も0対1に…攻めに攻めた横浜FMが完封負け、ポステコグルー監督「残念な結果になった」 | ゲキサカ

 攻めに攻めた。そして、いくつもの決定機を創出した。放ったシュート数は柏の6本の3倍以上となる20本。しかし、横浜F・マリノスの得点はゼロのまま試合終了のホイッスルが吹かれ、2年ぶりの決勝進出を逃した。

 前半11分に先制を許すも、その後はボールを圧倒的に保持して試合を進める。守備に重心を置く柏守備陣を崩すのに苦労するが、その中でもフィニッシュに持ち込む場面を作り出した。しかし、前半22分にDF小池龍太、同31分と同39分には前田大然がゴールを脅かしたものの、そのすべてをGKキム・スンギュに阻まれてしまう。

 後半に入っても攻める横浜FM、守る柏の図式は変わらない。パスを回して相手守備が綻んだ隙を見逃さずに“勝負のパス”を送り、まずは同点に追い付こうと果敢にシュートを狙う。だが、ここで再び立ちはだかったのが柏の守護神だった。

 後半31分、DFティーラトンのクロスから放ったFWエジガル・ジュニオのドンピシャのタイミングでのヘッド。同38分にはエリキ、同42分にはFWオナイウ阿道が立て続けに決定的なシュートを放つが、好反応を見せたキム・スンギュにすべてストップされてしまった。

 1点を奪えないまま、試合終了のホイッスルが吹かれる。0-1の完封負けを喫し、決勝への道を絶たれたアンジェ・ポステコグルー監督は、「残念な結果になってしまった。チャンスをたくさん作った中で勝ち切れない。そういうところで本当に残念な結果になった」と悔しさを滲ませた。

シュート20本の“アタッキング”も…横浜FMは鉄壁破れずルヴァン終戦(22枚) | ゲキサカ
終盤投入の横浜FMオナイウ阿道、鮮やかバックヘッドも風穴空けられず(4枚) | ゲキサカ
横浜FM前田大然は好反応からダイレクトボレーも…柏守護神立ちはだかる(5枚) | ゲキサカ
横浜FMエリキ落胆…ビッグチャンスは相手守護神に阻まれる(4枚) | ゲキサカ
中盤奔走から高精度キックも、横浜FM渡辺皓太は攻撃のタクト振る(4枚) | ゲキサカ
起点となった横浜FM扇原貴宏、豪快逆足シュートはGKセーブに遭う(4枚) | ゲキサカ
新スタイルに天野純は手応え「F・マリノスらしい」(6枚) | ゲキサカ
横浜FMキャプテン喜田は再スタート誓う「この悔しさを忘れることはない」(5枚) | ゲキサカ

こけまりログ

2020/10/06 【スタジアム観戦情報まとめ】2020/10/7(水)19:00KO YBCルヴァンカップ 準決勝 横浜F・マリノスvs.柏レイソル@ニッパツ三ツ沢球技場 ※観客上限50%試合
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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