【試合結果まとめ(2●3)】2020/10/4(日)16:00KO J1第20節 横浜F・マリノスvs.ヴィッセル神戸@ニッパツ三ツ沢球技場



 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2020 明治安田J1 第20節 vsヴィッセル神戸 | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー

「長い間、なかなかこういう最高のパフォーマンスというのが見られなかったのですけれど、久々に選手たちが本当に良いプレーをしてくれました。
3失点は自分たちから始まった展開でしたし、向こうに3つのチャンスがあっての3ゴールでした。それ以外は、何も与えていませんでした。
自分たちもたくさんチャンスをつくったのですが、それを生かし切れなかった結果だと思います。しかし、本当に良いサッカーができたと思います」

質問:2失点目の後、扇原選手のポジションを少し変更したと思うのですが、その狙いを教えてください。
「別に何も変えていません。ずっと90分通して、何も変えずにやりました」

質問:鳥栖戦では、自分たちのサッカーができなかったと振り返っていましたが、今日は最高のパフォーマンスとコメントされました。その要因について、教えてください。
「25回以上のチャンスをつくったという点が、まず全然違いますし、本当にアグレッシッブに前からプレスを掛けていました。鳥栖戦はセーフティーに引いた感じで、怖がってプレーしていたと感じました。今日に関しては、自分たちの良さが出て、何度も何度もチャンスをつくった。そういう内容の試合でした」

質問:CBを務めた扇原選手について、期待していた部分は?
「どういうふうに皆さんに見えたかはわからないのですが、自分としてCBに置いたつもりはまったくありません。状況に応じてCBの間に入ってポジションを取ったりしていました。攻め込まれることがほとんどなかったので、相手の陣内に入った時の彼のポジションはボランチだったと思います。しっかりやってくれました。
これも何度も言っていることですが、スタートがどうあれ、試合が始まれば選手は流動的に動きます。そういうところで、皆で動いてプレーしていくというのが自分たちのサッカーです。自分たちは、いつもそのようにやっています。」

質問:エキサイティングなゲームで観客の皆さんも楽しめたと思いますが、選手たちは、敗れてがっかりしているのではないかと思います。そういう選手たちに伝えたいことは?
「本当に良い内容のサッカーをして、最高のパフォーマンスを出してくれたと思います。もちろん相手も、良い選手たちがそろっている、個が素晴らしいそろっているチームです。その中でも、自分たちの選手たちが良いパフォーマンスをしてくれたと思います。
なかなかこういう内容はなかったので、久々に良い形で自分たちのサッカーがやれました。このタイトなスケジュールの中で、疲れている中で選手たちがこういうパフォーマンスをしてくれたのですから、自信を持ってほしいです。もちろんこのような内容で選手たちが頑張った中で、結果がついてこなかった。本当に勝たせてやりたかったという気持ちが強いです。それでも良いサッカーをし続けることが大事です。まだまだもっともっと内容的に伸ばせる部分もありますから、続けていくことが大事だと思っています」

選手コメント

エジガル ジュニオ

「(14試合ぶりの先発、どのような気持ちで試合に入りましたか)またスタメンになれるようにとしっかりと準備してきましたし、ピッチに立った時は、自信を持って試合に入れました。その自信が得点に表れたと思いますが、残念ながら勝利に貢献できませんでした。ゴールを決めて個人的には嬉しかったのですが、勝利には届かず残念です。

(得点シーンについては)
龍がクロスを送れるという身体のポジションを取っていたので、ボクはディフェンダーの間にスペースを見つけてポジショニングしました。龍はボクをしっかりと見て、素晴らしいピンポイントのボールをくれました。僕は決めるだけでした。
個人的には、ピッチに立ってプレーしていて、すごく気持ち良かったです。相手を支配してインテンシティ高く、そういう点では相手を上回っていたと思います。けれども相手にチャンスを与えて、それを相手がしっかりと決め切ってこういうスコアになりました。でもピッチに立っていて本当に感じたのは、皆がポジティブに、前向きにプレーしたということ。すごくオフェンシブにプレーしたということです。すごくチャンスをつくれた試合だったと思います」

オナイウ 阿道

「自分が入っていた時には負けていたので、まずは1点を取り返してチームに勢いをもたらすことと、良いポジションを取って攻撃のアクセントを出せれば、と思ってプレーしました。

(ルヴァンカップ準決勝に向けては?)
一つタイトルが懸っていますし、獲ると獲らないとでは全然違う。ルヴァンで勝って、またリーグ戦に勢いを持っていけるように頑張りたいです」

小池 龍太

「まず今日は、自分たちが90分間を通して、F・マリノスのサッカーを見せられたと思います。それに関しては、前節の鳥栖戦で、自分たちのサッカーではないサッカーをしてしまったので、今日はしっかり自分たちのサッカーをして結果を出そうと、強い気持ちを持って取り組みました。その中でできたサッカーだと思っています。
ですが結果が残せなかったので、そこが今後の課題になってきます。自分としては1ゴール1アシストですが、もっとアシストであったりゴールであったりが取れたと思いますし、最後のクオリティーというところはもっと追求しなければいけないと思っています。

(扇原選手の今日のポジションについては)
タカ君が大きいタスクを背負ってプレーしてくれました。そういった意味で、最近やってきたものとは少し変則的なものでした。その中で判断のところで少し難しい部分、自分たちにとって良い判断ではないことが起きるということも含めて、周りの選手がそれをカバーすることを意識していました。
やはり相手は、そういったところのトランジションだったりミスを突いてきました。そういうところが結果につながりました。
結果は良くありませんでしたが、今後につながるサッカーだったと思います。次のルヴァンでも、しっかりとこういうサッカーをして、今日の試合が結果を残せるための良い試合になったと捉えるようにしたいと思います。
クロスやシュートが多くなるというのは意図しているところではありますが、やはり最後のクオリティーというところが今日は足りなかったかもしれません。本当にクロスやシュートが相手にとって脅威だったのかどうか。もう少しペナルティーエリア内で勝負をしたかったという部分はあります。
またクロスに強い相手に対して、もう少し遅攻というか、最後もう一つ落ち着いてパスをつなげた場面もあったと思います。そういったところ、自分たちが目指していたものからさらに試合中に変えて、自分たちがプラスアルファできたのではないかとは思っています」

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs神戸の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年10月4日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 7,279人

選手コメント

小池 龍太

90分間を通してマリノスのサッカーは見せられたと思います。(4日前の)鳥栖戦で自分たちのサッカーじゃないサッカーをしてしまったので、自分たちのサッカーをして結果を残そうと強い気持ちを持ってみんなが取り組み、できたサッカーだと思います。ただ、結果が残せなかったのは今後の課題です。個人的にも1ゴール1アシストはできましたが、もっとアシストだったり、ゴールを取れたと思います。最後のクオリティーはもっと追求しないといけません。

今日はタカくん(扇原 貴宏)がすごく大きなタスクを背負ってプレーしてくれました。最近やってきたサッカーとは違う変則的なもので、自分たちにとって良い判断ではないことが起きる可能性もあった中、周りの選手がカバーすることを意識はしていました。ただ、そのミスを相手がしっかりと突いてきたと思いますし、守備の部分はもう一度オーガナイズをしないといけません。

エジガル ジュニオ

スタメンに戻る準備はできていました。ピッチに立ったときの自信が得点に表れました。残念ながら勝利に貢献はできませんでしたが、個人的にはピッチに立ててプレーできたのは気持ちよかったですし、うれしかったです。ハイインテシティーでプレーできましたが、相手がチャンスをしっかりと決め切って、こういう結果になってしまいました。ただ、前向きに攻撃的なサッカーはできました。

--得点シーンを振り返ってください。
リュウ(小池 龍太)がクロスを上げられる体勢になったので、自分はDFの間のスペースに入ってポジションを取りました。そこにピンポイントのクロスが来たので、合わせるだけでした。

 
 

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ハイライト|J1リーグ第20節|vsヴィッセル神戸 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 本拠ニッパツで15試合ぶり黒星 MF小池は1G1A「今後につながるサッカーだった」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は本拠ニッパツで公式戦15試合ぶりの黒星を喫した。

 開始3分で14試合ぶりに先発したFWエジガル・ジュニオが先制。その後も再三の決定機をつくり出し、シュート数26―3と圧倒した。内容と得点は比例せず逆転負けしたが、ポステコグルー監督は「長い間こういう最高のパフォーマンスは見られなかった。久々に本当にいいプレーをしてくれた」と絶賛。1得点1アシストのMF小池も「今後につながるサッカーだった」とうなずいた。

ニッカンスポーツ

神戸イニエスタがPK決め横浜制す/横-神20節 – J1 : 日刊スポーツ

ヴィッセル神戸が競り勝った。前半3分に先制を許したが、同8分にドウグラスが同点に。同11分にイニエスタのPKで勝ち越し、後半11分には古橋が加点した。

終盤に1点差とされたが逃げ切った。横浜F・マリノスはゴール前での思い切りを欠いた。(共同)

サンケイスポーツ

決め手欠いた横浜M シュート26本放つも競り負ける – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第20節最終日(4日、横浜M2-3神戸、ニッパツ)横浜Mはシュート26本を放ちながら決め手を欠き、競り負けた。後半ロスタイムには1点差に詰め寄ったが、自陣中央を固めた相手を崩し切れなかった。

 ポステコグルー監督は7日のYBCルヴァン・カップ準決勝を前に内容面が向上したことを評価。DF畠中が負傷離脱から復帰したのも明るい材料だ。「久々に選手がいいプレーをしてくれた。自分たちからチャンスをつくり、いいサッカーができた」と手応えを口にした。

 
 
村井Jチェアマンが感染拡大後初視察 観戦マナーに感謝と課題 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 Jリーグの村井満チェアマンが4日、横浜・ニッパツ三ツ沢球技場で行われた横浜M-神戸を視察した。リーグ戦に足を運ぶのは2月の開幕節以来で、新型コロナウイルスの感染拡大後は初めて。熱気を肌で感じ「今日の応援風景は世界に見てもらいたいくらい。ファンに感謝したい」と述べた。

 上限となる収容数の50%に近い7000人超が来場し、横浜Mサポーターは手拍子で選手の背中を押した。試合前は入場ゲートや飲食店エリアを視察。整然と並び、コロナ禍でも観戦を楽しむファンの姿に感銘を受けた。

 他会場の浦和-名古屋では禁止されている指笛やブーイングが起こるなど課題もある。「サッカーを愛している方々には起こりえないはず。皆さまの努力で徐々にサッカーを取り戻してきた。心ない行為で水泡に帰すことになる。ぜひやめていただきたい」と厳しい口調で呼び掛けた。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜2-3神戸|異次元のボールタッチ! 2ゴールに絡んだ“魔術師”をMOMに! | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
26本ものシュートを放ちながら、ネットを揺らしたのは立ち上がりと、最終盤の2点。圧倒的に押し込む展開となったが、最終的に決定力の差が勝敗を分けた。6試合ぶりの黒星で2試合勝利なしに。

神戸 6.5
トータル3本のシュートを放ち3ゴール。終始押し込まれる厳しい展開のなか、少ない決定機をしっかりとモノにし、昨季J1王者に勝利。嬉しい4連勝で上位進出へ弾みをつけた。
 
 
【横浜|採点・寸評】 
GK
21 梶川裕嗣 5.5
タイミングの良い飛び出しを見せていた。相手の反撃の口火を切ったドウグラスの同点ゴールはなんとか止めたかった。

DF
25 小池龍太 6.5
再三に渡り、右サイドから良質なクロスを供給。試合終了間際には、こぼれ球を拾って豪快にネットを揺らした。

13 チアゴ・マルチンス 5
前半は古橋に対し、マンマークでしっかりと対応。しかし、相手の3点目の場面では、同選手をフリーにしてしまった。

44 畠中槙之輔 5
24節・清水戦での負傷から5試合ぶりの復帰。38分には、古橋のスピードに乗った突破についていけず、カード覚悟で止めるしかなかった。

5 ティーラトン 5.5
68分にはカウンターから、左足で強烈なシュートを放つなど、積極的に攻撃参加。しかし、パスミスでせっかくの好機を潰してしまう場面も。

MF
6 扇原貴宏 6
3バックの中央でプレー。攻撃時には至る所に顔を出し、攻撃のアクセントとなっていた。58分の強烈なダイレクトボレーが決まっていれば…。

26 渡辺皓太 5.5(85分OUT)
右サイドの小池とのワンツーなど、周囲との連係で潤滑油的役割を果たしていた。ただ、バイタルエリアでの工夫がもう少し欲しかった。

33 和田拓也 5(85分OUT)
ボールをうまく散らして、無難にタスクをこなしていた。しかし、相手の決勝点につながるボールロストはいただけない。

FW
17 エリキ 5.5(64分OUT)
ポストプレーや、プレスバックが利いていた。しかし決定的な仕事は出来ず、連続ゴール記録は6でストップした。

9 マルコス・ジュニオール 6(64分OUT)
相手の間のスペースでうまくパスを引き出し、サイドに展開。左サイドでの裏への抜け出しも相手の脅威となっていた。

30 エジガル・ジュニオ 6(64分OUT)
14試合ぶりの先発で、開始わずか3分にお手本のようなボレーシュートで先制。ただ、多くのチャンスがあっただけに、もう1点欲しかったところ。

交代出場
FW
37 ジュニオール・サントス 5.5(64分IN)
チームが猛攻を仕掛けるなかゴール前で動き回ったが、狙いが見えず。シュートは1本に終わった。

FW
38 前田大然 5.5(64分IN)
途中出場で3本のシュートを放ったが、いずれも精度を欠いた。ゴール前で期待された働きは出来なかった。

FW
45 オナイウ阿道 5.5(64分IN)
投入直後の66分には、ポストプレーで攻撃の起点となった。しかしフィニッシュはクロスバーの上へ。

MF
18 水沼宏太 ―(85分IN)
渡辺に代わってボランチの位置でプレー。89分には絶好のチャンスもあったが、シュートは枠の上を大きく外した。

MF
7 大津祐樹 ―(85分IN)
和田に代わって投入。終盤の波状攻撃で、積極的にゴール前でパスを要求したが、良い形で受けられず。

監督
アンジェ・ポステコグルー 5
得点が欲しいがゆえに、単純に前線に身体能力の高い3選手を一気に投入。しかし、ビハインドをはね返せず。もっと交代枠を有効に使いたかった。

【J1第20節PHOTO】横浜2-3神戸|圧倒的に試合を支配されるも…少ないチャンスをゴールに繋げた神戸が敵地で貴重な勝利! | サッカーダイジェストWeb

サッカーキング

神戸、横浜FMとの撃ち合いを制す! イニエスタPK弾や古橋ミドル弾などで4連勝! | サッカーキング

 明治安田生命J1リーグ第20節が行われ、横浜F・マリノスとヴィッセル神戸が対戦した。

 今シーズン3度目となる両チームの対戦。これまでゼロックス杯とリーグ戦で対戦した際は、いずれも3ー3と共に点を取り合う展開となった。そして直近の試合は横浜FMが5試合無敗、神戸が3連勝中と互いに好調を維持しており、注目が集まる一戦となった。

 幸先よく先制したのは横浜FMだった。3分、敵陣深く右サイドへ抜け出したDF小池龍太がクロスを供給すると、中央で待っていたFWエジガル・ジュニオが右足でボレーシュート。これがゴールネットに突き刺さり、ホームチームがいきなりリードを奪う。

 しかしその4分後、神戸も1点を返す。自陣からDF西大伍のスルーパスを引き出し横浜FMのハイラインを突破したFWドウグラスが、ドリブルで持ち込みGK梶川裕嗣と1対1の状況に。ドウグラスは冷静に梶川をかわし、ゴールへ流し込んだ。

 すぐさま追いついた神戸はその3分後、FW郷家友太がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これをMFアンドレス・イニエスタがゴール左へ決め、あっという間に神戸が逆転に成功した。なお、イニエスタはこれで2試合連続の得点となった。

 その後は横浜FMが押し込み神戸が凌ぐ展開となる。また横浜FMのE・ジュニオなどにチャンスが訪れるも、両チームともに得点を決めることができない。前半は1ー2と神戸が1点リードで折り返す。

 迎えた後半、次にゴールネットを揺らしたのは神戸だった。56分、カウンターからドリブルで敵陣を進んだFW古橋亨梧が、ペナルティエリア手前中央から右足でミドルシュート。これがゴール左に決まり、神戸はリードを2点に広げた。古橋はこれでキャリアハイとなるリーグ戦11得点を記録した。

 得点を目指す横浜FMはその後、FWジュニオール・サントス、FW前田大然、FWオナイウ阿道と前線3人を同時に交代。得点への姿勢を強める。

 しかし神戸もGK前川黛也を中心に堅い守備を見せ、得点を許さず。そしてこのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、横浜FMは敵陣ゴール前で怒涛のシュートを見せ、最後はこぼれ球を拾った小池がペナルティエリア右からゴール上へボールを突き刺した。ついに1点差となる。

 ただスコアは2ー3でタイムアップを迎え、神戸はこれでリーグ戦4連勝を飾った。三浦淳宏監督としては無傷の3連勝となった。

 次節、横浜FMはルヴァン杯準決勝を挟み大分トリニータと、神戸はアウェイで柏レイソルと対戦する。

【写真ギャラリー】2020.10.4 明治安田生命J1リーグ第20節 横浜F・マリノス 2-3 ヴィッセル神戸 | サッカーキング

ゲキサカ

シュート3本で3得点!神戸が監督交代から無傷の4連勝、逆転PK弾イニエスタは4戦3発量産モード | ゲキサカ

 J1リーグは4日、第20節を各地で行い、ヴィッセル神戸が横浜F・マリノスを3-2で破った。8月16日のJ1第10節以降は週2試合ペースが続き、9月下旬には突然の指揮官退任もあったが、監督交代後4連勝で15連戦をフィニッシュ。逆転のPKを決めたMFアンドレス・イニエスタは直近4試合3ゴールという量産モードで連勝を牽引した。

 横浜FMは4連勝が止まった第25節前倒し分の鳥栖戦(△1-1)から中3日での一戦。先発7人を変更し、GK梶川裕嗣、DFチアゴ・マルチンス、MF{{和田拓也、MF扇原貴宏が引き続き名を連ねた。MF喜田拓也がメンバーを外れたため、扇原が3-4-2-1のリベロに入った。対する神戸も第29節前倒し分から中3日。先発変更は1人にとどめ、DF大崎玲央に代わってDFトーマス・フェルマーレンが起用された。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は序盤から大きく動いた。まずは前半3分、横浜FMがMF渡辺皓太、FWエリキとつないで右サイドのDF小池龍太にスルーパスを出すと、小池はそのままサイドを駆け上がってゴール前に低く鋭いクロスを送り込む。これに反応したのはゴール前にフリーで走り込んでいたFWエジガル・ジュニオ。ボレーシュートを完璧にミートさせ、先制に成功した。

 ところが神戸も前半7分、GK前川黛也からのパスを受けたMF山口蛍が前を向き、スルーパスを送ると、扇原を振り切ったFWドウグラスが反応。梶川との1対1をダブルタッチで制して同点ゴールを決めた。神戸はさらに10分、イニエスタのパスをDF西大伍が折り返し、PA内で受けたMF郷家友太が扇原のファウルを誘ってPKを獲得。これをイニエスタが落ち着いて決め、早くも逆転に成功した。

 ここからは横浜FMのペース。リベロに入っていた扇原をアンカーの位置に上げ、守備の問題を修正すると、前半15分すぎにビッグチャンスを連発した。それでも18分、エリキの折り返しに反応したエジガルのボレーが空振りに終わると、19分のMFマルコス・ジュニオールのヘッドも大きく枠外。攻め込みながらもゴールが奪えない時間が続いた。

 横浜FMは前半33分、組織的なボール奪取からエリキが右サイドを突破し、マイナス方向へのクロスにエジガルがダイレクトで合わせたが、これもゴールマウスを捉えられず。その後も一方的に主導権を握り、ほぼ敵陣アタッキングサードで試合を進めるも、神戸がDFダンクレーとフェルマーレンの奮闘で耐え抜き、そのまま前半終了を迎えた。

 神戸はハーフタイム明け、MFセルジ・サンペールに代わってMF安井拓也を投入。山口とのダブルボランチとしたことで、中盤でボールを握るシーンが増えた。すると後半11分、神戸はイニエスタが和田からボールを奪い、ドウグラスにつないでカウンターを開始。ボールは左サイドの古橋に渡ると、カットインから鋭く右足を振り抜き、ファーポスト脇に強烈なシュートを突き刺した。

 2点ビハインドとなった横浜FMは後半18分、マルコス、エリキ、エジガルの3トップを下げ、FWジュニオール・サントス、FWオナイウ阿道、FW前田大然を投入。その後も神戸にまったくシュートを打たせず、一方的に敵陣で試合を運んだ。

 すると後半アディショナルタイム、横浜FMはゴール前で次々にシュートを放つ波状攻撃を展開。前川の立て続けのビッグセーブに阻まれたかと思われたが、最後は小池が強烈なシュートを叩き込んだ。しかし、反撃はここで終わってタイムアップ。シュート3本で3ゴールを奪った神戸に屈した横浜FMは20本以上のシュートを放ちながらも6試合ぶりの黒星となった。

 横浜FMは7日にルヴァン杯準決勝の柏戦を控えており、今月28日まで22連戦が続いていくのに対し、神戸はルヴァン杯で敗退したため次節は今月10日の柏戦。15連戦の終盤を4連勝で締め、1か月半ぶりに1週間の準備期間を得られる形となった。

(取材・文 竹内達也)

 
 
6試合ぶり敗戦も横浜FM指揮官「最高のパフォーマンスを出してくれた」神戸相手に猛攻シュート29本 | ゲキサカ

 ペナルティエリア内を固める相手にシュート29本を浴びせたが、スコアをひっくり返すことはできなかった。それでも横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督は試合後のオンライン取材で、「内容面で最高のパフォーマンスを出してくれた」と選手たちを称えた。

 試合の入りは完璧だった。前半3分、右サイドを突破したDF小池龍太のクロスにFWエジガル・ジュニオがボレーで合わせ、早々に先制点を奪取。ここから攻めに出てくる相手に対し、さらに畳みかけていくという昨季の勝ちパターンに持ち込む土台は整った。

 ところが前半8分、リスクをかけないままロングボール主体のカウンター攻撃をしかけてきた神戸に対し、アンカーとリベロの中間的な役割で起用されたMF扇原貴宏が裏を取られて失点すると、10分には対応の遅れた扇原が微妙なジャッジでPKを献上。先制から10分足らずで試合をひっくり返された。

 そして後半11分には、ボールを握って時間を使いながら割り切って守る相手に追加点を献上。指揮官は19分、過密日程を踏まえて行っている定番の3トップ総替えをこの日も行い、フレッシュな攻撃陣が後半だけで20本近いシュートを放ったが、反撃は最終盤に小池が決めた1点だけにとどまった。

 6試合ぶりに喫した黒星。それでもポステコグルー監督の言葉は前向きだった。「長い間、こういう最高のパフォーマンスは見られなかったが、久しぶりに選手たちが本当にいいプレーをした」。そう語った指揮官は「タイトなスケジュールの中でこういうパフォーマンスができた。自信を持ってほしい」と力説した。

 横浜FMは前節、鳥栖とのホームゲームで勝ち点1を重ねたが、試合後に指揮官から語られたのは「特に何かというわけでもなく、何もなかった」「自分たちのサッカーは何一つなかった」という辛辣な言葉。この日、4日前と対照的な姿勢を見せた指揮官は「頑張った中で結果がついてこなかった。勝たせてあげたい気持ちが強い」と述べ、会見を締めた。

(取材・文 竹内達也)

フットボールチャンネル

超ワールドサッカー

7カ月ぶりスタジアム視察の村井満チェアマン「今日の光景を世界中のサッカーファンにみてもらいたい」【超ワールドサッカー】

4日、Jリーグ村井満チェアマンが、Jリーグ再開後初となるスタジアム視察を行った。

村井チェアマンは、4日にニッパツ三ツ沢球技場で行われた明治安田生命J1リーグ第20節の横浜F・マリノスvsヴィッセル神戸の試合を視察。2月23日の第1節、日産スタジアムの横浜F・マリノスvsガンバ大阪以来のスタジアム観戦となった。

試合後、村井チェアマンは視察を終えて会見を実施。「なんと7カ月以上スタジアムから離れていました。久々のスタジアム観戦となりました」と久々のスタジアム観戦を振り返った。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染防止プロトコルの作成や、日本野球機構(NPB)や専門家との対策連絡会議などに参加していた村井チェアマン。実際のガイドラインに沿った対策がされているスタジアムを初めて訪れた。

「スタジアム到着から1時間弱あったので、入場ゲートやフードエリアを少し拝見させていただきました。ガイドランでは検温のやり方やフードエリアの注意などを、自宅に居ながら検討していましたが、実際に試合再開後初めて見た」とコメントした村井チェアマン。「入場ゲートの速やかな検温、アルコール消毒の配備、フードエリアでもお客様がしっかり1m以上あけて整然と整列していた」と、しっかりとその目で遵守されていることを確認できたと語った。

暑さも和らぎ、観戦のしやすい気候となったこの試合。「気温も非常に良く、家族連れも多くいらっしゃいました。印象的だったのは、子供が多く年配の方もいらしましたし、カップルも多かったです。秋の良い日のスタジアムの風景を久々にみました」と視察の感想を述べた。

最も印象的だったことは「拍手があんなにもバリエーションがあるのかと思った」と、新たな応援スタイルを体感できたことだという。「ホームは横浜FMでしたが、チャンスの時はチャンスなりに、CKやPK、ピンチの時にも観戦者の気持ちがこもった手拍子が鳴り響きました」と手拍子だけでも、応援を色々と変えられることに感心していた。

また「判定も微妙なところでブーイングやクレームを言いたくなるシーンも、じっと耐えて手拍子で応えていました」と、観客もしっかりと我慢していることを実感。「今日の光景を世界に披露して、世界のサッカーファンにみてもらいたいと思うものだった」と誇らしいものであったと語り、「全ての観客、観戦をされたお客様に心から感謝したいと思います」と改めて、感謝の言葉を述べた。

コロナ禍にあって、スタジアムの入場者の上限を緩和したものの、まだ観客の戻りが少ない状況となっている。一度離れてしまった観客の戻りについては、この先の頑張りが必要だと語った。

「実際に試合を再開したのはJ1は7月4日。そこから3カ月、お客さんを迎えてからも3カ月も経っていないという状況です。日本中、これだけ多くの不安や心配、様々な葛藤があった中ですので、完全に昔通りに簡単に戻ることはないと思っている」

「ステップ・バイ・ステップで、様々なスタジアム形状やクラブの置かれている状況、サポーター文化だったりが様々な要素がクラブごとに違うので一律一様ではないが、しっかり安全を確認しながら、お客様にも安心であることを伝えながら徐々に戻ってきてもらいたい」

「三ツ沢で見る限りは50%近い水準だった。1席を空けて大きな声を出すこともいなかった。かといって、観戦の渦巻く手拍子を見られた。今日のような観戦風景を多くの方に知っていただければ、決して心配はないと思ってもらえると思います」

「感染対策以上に個々のクラブが良いゲームをすること。選手、クラブの責任で、良いゲーム、魅力的なゲームをすることでお客様に戻ってきてもらえたらと思います」

なお、横浜FMvs神戸のカードを選んだ理由については「遠出ができないので首都圏近郊でということが1つ。最後の試合の観戦が横浜FMとG大阪の第1節だったので、その間を取り戻そうと思った時に同じマリノスから取り戻したいなと思いました」と、7カ月に視察した横浜FMを選んだと理由を説明した。

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2020マッチレポート | 10月4日 vs 神戸 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

こけまりログ

2020/10/03 【スタジアム観戦情報まとめ】2020/10/4(日)16:00KO J1第20節 横浜F・マリノスvs.ヴィッセル神戸@ニッパツ三ツ沢球技場 ※観客上限50%試合
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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