月刊 栗原勇蔵-クラブシップ・キャプテン-(2020年7月号)


月刊 栗原勇蔵-クラブシップ・キャプテン-(2020年7月号)

2020/8/1 Google画像検索より

(´-`).o0(露出する度に太って…いや、まだ成長中!)
 
 

「横浜DeNAベイスターズSpecial Fan Site by J:COM」ナビゲーター

「プロ野球開幕直前!オンラインファンミーティング」(実施日:2020/6/17)


横浜DeNAベイスターズファンミーティング – YouTube
 
 

「梶谷隆幸選手インタビュー」(実施日:2020/7/22)

オリジナルインタビュー第四弾!梶谷隆幸選手が登場!打球方向に変化!? 今季好調の理由を自ら解説! | 横浜DeNAベイスターズ Funサイト | MYJCOM
 
 

リモートマッチ(無観客試合)コレオ設置(2020/7/8)


 
 

『俺らの勇蔵!の部屋』特別回:二俣川から世界へ(2020/7/28)


『俺らの勇蔵!の部屋』特別回:二俣川から世界へ – YouTube
 
 
2020/07/28 【横浜FM】ドイツ挑戦の遠藤渓太に栗原勇蔵が「変態だから大丈夫」 | サカノワ

–Youtubeのクラブ公式チャンネルで対談。中沢佑二との、ちょっと苦い1年目の思い出も――。

 横浜F・マリノスは7月28日、『Youtube』のクラブ公式チャンネルで、ドイツ・ブンデスリーガ1部の1FCウニオン・ベルリンへの期限付き移籍が決まったMF遠藤渓太とクラブシップ・キャプテンの栗原勇蔵氏による対談「『俺らの勇蔵!の部屋』特別回:二俣川から世界へ」をライブ配信した。昨季までチームメイトだった二人が本音を交えて語り合い、ドイツ挑戦を控えた遠藤がサポーターからの質問にも答えた。

 遠藤は来年6月までの期限付き移籍で、ウニオン・ベルリンが買い取りオプションを持つ契約を結んだ。改めて横浜FMの11番は「1年のレンタルなので、勝ち取らないと何も言えない。この1年が勝負になります」と、決意を示した。

 また栗原は「昨季優勝できたことで挑戦したいと思った?」と質問。日本代表にも選ばれるウインガーは「優勝できたことで、チームの力に少なからずなれたという思いはありますが、シーズンずっと出続けたわけではないので、まだまだなのかなとは思います」と謙遜した。

 ただ年齢的な面で、栗原の「今年23歳。若そうで、世界に行く時はもう若くはないからね」という一言に、遠藤は「ビッグクラブでは18、19歳で活躍している選手もいる。もう時間がないと考えていました」と語った。すると栗原は「でも『まだ早かった』と言われないように活躍しないとな。ただ君はけっこう変態だから、精神的に(笑)。海外が合っていると思うよ」と、活躍に太鼓判を押していた。

 そしてルーキーイヤーは「動じてばかりだった」と明かす遠藤に対し、栗原は「それは、みんな同じ。でも先輩からけっこう言われて、顔色は変わっても、自分のやるべきことを変えていなかった。そういう意味で頑固かもしれないけれど、自分を持っていると思う。そういう選手だからこそ、世界に行けると思う」と、海外挑戦がある意味必然的であると頷いた。

 また、こんなやり取りも。

栗原「ドイツは大柄な選手が多いから、渓太のスピードには付いてこれないと思う」

遠藤「世界的なディフェンダーばかりですから。でも、言っていいのかな……」

栗原「おお、なんでも言っていいよ」

遠藤「プロ1年目の時、(中澤)祐二さんのこと『抜けるんだろうな』と思っていたけれど全然ダメでしたから(苦笑)。そういう感じなのかなと思ったりもします」

栗原「苦手意識を持つより、いつもそういう気持ちでいるほうがいいと思う。君は変態だから、『俺はできる』と思っていれば大丈夫だよ」

 横浜F・マリノスの“キャプテン=船長”からのエールを受けて、遠藤がいよいよ新たな戦いの地であるドイツの首都ベルリンへ向かう。

 
 

「F・マリノスデュアルスタジアム」

2020/07/05 サッカーJ1再開 横浜F・マリノスのオンライン観戦イベントは大盛況 | ORICON NEWS

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で約4ヶ月にわたって中断していたサッカーJ1が4日に再開。「リモートマッチ」と称するスタジアムに観客を入れない形での開催となった。多くのサポーターが自宅などで試合を中継観戦し、声援を送ったに違いない。記者は今回、LINE LIVEで実施されたオンライン観戦イベント『F・マリノス デュアルスタジアム by LINE LIVE』で、新たな観戦スタイルを体験してみた。

 『F・マリノス デュアルスタジアム』は、「スタジアムに来られなくても、一緒に観戦・応援する楽しさを感じてもらいたい」という横浜F・マリノスの思いから実現したイベント(視聴料金は無料)。オンライン上に全国からサポーターが集結し、ライブ配信中に応援コメントやエールスタンプを投げ合うことで、プレーへの興奮やゴールへの歓喜の気持ちをリアルタイムに共有し、スタジアムさながらの一体感を創出するのが狙いだ。

 スマホからLINE LIVEにアクセスし、DAZNの試合中継を見るためのPCをスタンバイ。キックオフの1時間前、午後6時過ぎからLINE LIVEを見始めたが、すでにものすごい勢いでコメントやスタンプが投稿されていて、みんな楽しみにしていたんだなぁ、と実感した。

 横浜F・マリノスのレジェンド、波戸康広アンバサダーと栗原勇蔵クラブシップキャプテンのダブルMCのややグダグダな進行で、試合の見どころ解説などを行い、試合開始20分前には三ツ沢球技場が満員になるくらいの1万3000人が集結(LINE LIVEを視聴)していた。

 そして、10分前。選手紹介からの「民衆の歌~アンセム」の映像はエモかった。うっかり泣きそうになった。横浜Fマリノスのホームゲームで選手入場時に使用される演出なので、すっかりホーム気分になっていたけれど、実際はアウェイ。PCに視線を移すと、真っ赤っだった。

 埼玉スタジアムの6万席あまりは赤、白、黒のビニールシートで覆われ、両ゴール裏にはJリーグのチャンピオンシャーレをかたどった模様や、「WE STAND BESIDE YOU」のコレオグラフィー(サポーターが紙などを持って作る人文字のこと)を再現。さらに、事前に販売された日付入りのタオルマフラー5629本、フラッグ508本がスタンドに掲げられていたそうだ(グッズは、試合後に回収され購入者の手に届けられる)。無観客試合という逆境から生み出されたアイデアの数々に心が震えた。

 試合が始まってからは、『F・マリノス デュアルスタジアム』でコメントやスタンプの投稿が絶えず行われているのを横目に、試合中継に集中してしまった。ライブ配信中にコメントやスタンプを投げ合うことにも慣れが必要だと痛感した。ただ、F・マリノスの公式イベントということもあってか、試合中、ずっとチームをより身近に感じていた気もする。

 結果は、スコアレスドロー。「勝ちたかった」という正直な気持ちや、「Jリーグ再開ありがとう」「試合ができたこと 選手が元気にプレーできたことに感謝です」といったコメントに共感した。

 『F・マリノス デュアルスタジアム』の最終的な視聴者数は1万7640人、配信中に投げられた応援ポイントは約28万ポイントと、大盛況だったとのこと。最も応援アイテムが送られた選手は、1位=仲川輝人、2位=チアゴ・マルチンス・ブエーノ、3位=扇原貴宏だった。

 今後も横浜F・マリノスの試合に合わせて配信予定。横浜F・マリノスLINE公式アカウントから、視聴の楽しみ方に関する情報や、LINE LIVE限定のコンテンツなども順次展開していくという。

 ほかのクラブでも「リモートマッチ」のさまざまな取り組みが行われていた。再び、スタジアムでJリーグの試合を楽しめる日がくるまで、ウィズコロナ時代の新しい観戦スタイルを模索すること自体を楽しみたいし、これを機にファンの応援方法の選択肢が広がるなら、むしろいいことなんじゃないかと。今後の展開に期待したい。

 
 

Webログ

2020/07/07 なぜアルゼンチンに勝てた? 元日本代表DFが実感した”メッシ依存”「暗黙のルールを感じた」 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ

–元日本代表DF栗原氏が大金星をあげたアルゼンチン戦を回想 「メッシは特別すぎて神格化されているのかも」

 昨季限りで現役を引退した元日本代表DF栗原勇蔵氏が、「Football ZONE Web」のインタビューに応じ、日本代表の一員として臨んだ10年前のアルゼンチン代表戦を振り返っている。FWリオネル・メッシ(バルセロナ)を擁する南米の強豪国を相手に1-0の大金星を奪い、日本サッカー界にとっても歴史的勝利となったが、栗原氏はアルゼンチンを目の前にした際に実感した“問題点”を語っている。

 栗原氏は2002年のトップ昇格以降、18年間にわたって横浜F・マリノス一筋でプレーし、昨季限りで現役を引退。日本代表としても20試合に出場したが、そのなかで最も印象に残っているゲームの一つが、2010年10月8日に行われたキリンチャレンジカップの強豪アルゼンチン戦だろう。アルベルト・ザッケローニ監督の初陣となった試合で、栗原氏は先発に抜擢された。

 メッシを筆頭に、FWカルロス・テベス(現ボカ・ジュニアーズ)やFWゴンサロ・イグアイン(現ユベントス)ら世界最高峰の攻撃陣を相手に、日本の守備陣は無失点に抑える大健闘を見せた。フル出場で勝利に貢献した栗原氏は、アルゼンチン戦を前にザッケローニ監督が日本の選手たちに送った指示を明かしている。

「外国人監督は一流のスター選手を特に尊重する傾向があるので、ザックさんもロッカールームで『メッシに気をつけろ』と誰もが分かっていることを強調していた(笑) メッシは序盤、右サイド寄りでプレーしていたけれど、ザックさんはボランチの遠藤(保仁)さんと長谷部(誠)の立ち位置をいつもと逆に入れ替えて、長谷部にメッシをマークさせる対策は行っていた。メッシは明らかにやりづらそうにしていて、途中から左に流れるようになった」

 一方、栗原氏はワールドクラスの選手たちを前に、アルゼンチンが抱えている問題を感じ取ったという。「今もかもしれないけれど、当時もメッシに依存しているという雰囲気はあった。アルゼンチンの選手は、メッシ(のポジション)をその都度確認することで、攻撃をワンテンポ遅らせてしまっていた。最後にはメッシに回ってくるだろうという空気はあったので、そこさえ最後に仕事させなければというやり方はできた」と、日本が無失点で抑え込むことができたキーポイントを説明している。

–メッシ依存は深刻? 「メッシが出ていなかったパターンのほうが、やばかったかもしれない」

「そこでわざわざメッシに渡さなくても……という場面もたくさんあった。他の選手も超一流でしたけど、メッシはやはり特別すぎて神格化されているのかもしれない。(ディエゴ・)マラドーナの時代もそうだけど、アルゼンチンのお国柄なのかも。日本人くらい俺だけで片付けてやる、と思われてもおかしくないのに、それでも全員がメッシを常に見る暗黙のルールを感じた。そのおかげで、帰陣に間に合ったりする場面も多かった」

 栗原氏は世界的トッププレーヤーが揃っているにもかかわらず、アルゼンチンの選手全員がメッシにパスを渡す意識が強いあまりに、攻撃のスピード感にやや欠ける印象を抱いたようだ。「もしかしたら、あの試合にメッシが出ていなかったパターンのほうが、やばかったかもしれないですね」と、“メッシ不在”のほうが他のスター選手の本領が発揮され、日本にとって脅威になっていた可能性があるとも指摘している。

 バルセロナでもメッシは不動の地位を確立しているが、「バルセロナは確固たる戦術の土台があって、神様のようなメッシがそのうえでプレーしているわけだけど、アルゼンチンは明確な戦術がなく、『メッシ、頼みましたよ』というパターンが多くて、窮屈そうだった」と、“バルセロナのメッシ”と“アルゼンチンのメッシ”の違いについて見解を述べていた。

 先日キャリア通算700ゴールを達成したメッシは、今季のリーガ・エスパニョーラでも22ゴールを奪い得点ランキングのトップを走り、バルセロナではこれまでリーグ優勝10回、UEFAチャンピオンズリーグ制覇4回など数多くのタイトル獲得に貢献した。一方、アルゼンチン代表では2005年のデビュー以降、いまだに主要タイトルを獲得できていない。クラブと代表で生じている“明暗”は、栗原氏が指摘するように「メッシを生かしているか」と「メッシに依存しているか」の違いがあるのかもしれない。

 
 
2020/07/23 久保建英、Jリーグ時代からの”変化”は? 元日本代表DFが指摘「タケ・ゾーンを発掘した」 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ

–横浜FMで共闘の栗原氏が言及 「突き抜けた選手になれるのか不透明な部分があったが…」

 日本代表MF久保建英は昨夏にとって今季は飛躍のシーズンとなった。昨夏にレアル・マドリードへと完全移籍し、今季はマジョルカに期限付き移籍。充実した1年を過ごしたが、久保が日本からスペインに舞台を移して最も変化した要素は何なのか。「Football ZONE Web」のインタビューに応じた元日本代表DF栗原勇蔵氏は、久保がこの1年間で見せた“変化”について語っている。

 昨夏にFC東京からレアル・マドリードへと完全移籍した久保は、今季の開幕直前にマジョルカへと期限付き移籍した。シーズン序盤は本領を発揮できない時期もあったが、今年に入って右サイドハーフで継続起用され始めると、瞬く間にチームの中核を担う存在に。リーグ中断明けで過密日程を強いられるなか、終盤では13試合連続で先発を飾り、文字通り不動の地位を築いた。

 最終的にマジョルカは降格が決定したものの、スペイン初挑戦のシーズンでリーグ戦4ゴール4アシストとまずまずの結果を残した久保。Jリーグを離れてから1年間でどのような変化を遂げたのか。昨季限りで現役を引退した栗原氏は、まず日本でプレーしていた際の久保の印象について語っている。

 2018年8月から約4カ月間、横浜F・マリノスで時間をともにした栗原氏は、当時17歳の久保について「会話もちょくちょくしたが、本当に頭が良いなと。マリノスには若手もたくさんいて、建英も結構みんなで騒いでいた。自分から話しかけて盛り上がっている姿もたくさん見た。性格として大人しいタイプではないかな」と語ったうえで、Jリーグで示したパフォーマンスについても振り返っている。

「まずバルセロナの下部組織出身という肩書きが異色で、当初からメディアでも騒がれていました。実際マリノスに来た時は、17歳という年齢を考えたら凄まじかったが、突き抜けた選手になれるのか不透明な部分があった。翌シーズンに東京に帰ってから、あの活躍ぶり。この短期間でこれほどまでに飛躍するものなのかと驚いた。フィジカルの強度が特に見違えて、サイドを突破する時も別人のようだった」

–マジョルカで変化したプレースタイル 「日本にいた時よりも、シュートを選択する判断が増えた」

 さらに、今季マジョルカで変化した久保のプレースタイルについても言及。昇格組のマジョルカは立場上、守備的な戦術で戦わざるを得なかったこともあり、久保にとっては孤軍奮闘を余儀なくされる状況も決して少なくはなかったが、それゆえにアタッカーとしての意識にも成長が垣間見えたと指摘している。

「マジョルカに行ってからは、積極的にシュートまで持ち込んでいる印象が強い。日本にいた時よりも、シュートを選択する判断が増えたと思う。ゴールに直結するプレーの意識が高まっていて、貪欲さも増したんじゃないかな。仕掛ける位置もこれまでより高くなったし、“デル・ピエロ・ゾーン”の逆側ではないけど、ボックス外の右側のテリトリーは、マジョルカにとっては“タケ・ゾーン”と言えるチャンスエリアを発掘したと思う」

 マジョルカは2部に降格し、保有元のレアルも外国人枠が埋まっているため、来季は再び期限付き移籍という形で新天地に赴く可能性が高い。その際は改めてポジション争いへのアピールが必要となるが、栗原氏は今季に確立した自信やプレースタイルは、スペインで残した確かなインパクトは来季に必ず活きると太鼓判を押していた。

 
 
2020/07/25 久保建英、スペインで示した”精神力”  元日本代表DFが見解「成功事例があるから…」 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ

–栗原氏がチーム内での地位確立に言及 「自分に自信があって、焦る必要はないと冷静でいられる」

 日本代表MF久保建英は昨夏FC東京からレアル・マドリードへ完全移籍し、今季開幕後にマジョルカへと期限付き移籍。シーズンを追うごとにチームに不可欠な存在となった。卓越したテクニックはさることながら、驚かされるのは19歳とは思えぬ冷静さや落ち着きだ。横浜F・マリノスで共闘した経験のある元日本代表DF栗原勇蔵氏は、ベンチスタートも多かった序盤戦から、絶対的な主力の地位をつかんだ久保の“精神力”について言及している。

 マジョルカ加入後の久保は、守備に回る時間帯が多いチームの中で序盤戦は思うように持ち味を発揮できない試合が続いた。ベンチスタートとなる試合もあったが、今年2月の第25節ベティス戦(3-3)で今季2点目を奪う活躍を見せると、そこから13試合連続でスタメン出場。右サイドハーフの一番手として過密日程のなかでも先発出場を続け、残留争いを演じるマジョルカの中で不可欠な存在となった。

 最終的にマジョルカは降格となったものの、久保はリーグ戦で4ゴール4アシストを記録。スペイン初挑戦のシーズンで、しっかりと結果を残してみせた。チーム屈指のテクニックを誇る一方、注目すべきは完全なレギュラーではなかった立場から、不動の主力へとのし上がってみせた、その“精神力”だろう。

 2018年8月に、FC東京から横浜F・マリノスへ約4カ月間の期限付き移籍を決断した時も、久保はJ1初ゴールを決めるなど結果を残したが、思うように出場機会を勝ち取れずシーズンを終えた。だが、翌年に復帰したFC東京では開幕からブレイク。一気に攻撃陣に不可欠な存在となり、昨夏のスペイン移籍を勝ち取っている。横浜FMで共闘した栗原氏は、「マリノス時代も2軍でも周りを鼓舞していたし、ふてくされている姿なんて一度も見たことがない。愚痴も一切吐かなかった」と、17歳当時の様子を振り返っている。

–冷静でひた向きな姿勢の久保は「監督に好かれる素質も備えていると思う」

「建英はマリノスで出番の少なさに苦しんだけど、FC東京でしっかりと主力になった。マジョルカでも最初は試合にあまり出られなかったが、最後には不可欠な選手になった。それが自信につながっているだろうし、出られていない時に自分が何をすべきなのかというのも習得できているはず。慌てないんですよ。それは逆に言うと、自分に自信があって、焦る必要はないと冷静でいられるから。出番を勝ち取ってきた過去の成功事例があるからこそ、次のチームで出番がなくても折れることはない」

 栗原氏は19歳という年齢ながら、ベンチ要員という逆境を幾度となく乗り越えてきた経験が今後も生きると主張。「監督に好かれる素質も備えていると思う。ちょっとでもいいから使ってあげようと思わせることのできる選手。監督も、試合に出ていない時の選手の姿をちゃんと見ている。建英の落ち着きや姿勢は印象としても良いはず」と、折れないひた向きな姿勢を称えていた。来季の所属先は未定だが、どんな環境でも久保は着実な適応を見せてくれそうだ。

 
 
2020/07/26 久保にとって最適な新天地は? 元日本代表DFが来季去就に持論「建英の色に合うのは…」 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ

–栗原氏が“後輩”久保の新天地に持論 「献身的なハードワークを我慢すべき時もある」

 日本代表MF久保建英は今季、スペインの名門レアル・マドリードからマジョルカへ期限付き移籍し、主力として存在感を発揮した。最終的にチームは降格となり、久保の来季に向けた去就がスペインメディアでも注目を集めているが、果たして最適な新天地はどのクラブなのか。元日本代表DF栗原勇蔵氏が、「Football ZONE Web」のインタビューに応じて見解を述べている。

 昨夏にFC東京からレアルに完全移籍した久保は、今季開幕後にマジョルカへと期限付き移籍した。終盤戦は右サイドハーフで主力の座を確立し、35試合4ゴール4アシストの成績を残した。来季に向けては保有元であるレアルのEU外選手枠が埋まっていることから、再び出場機会を求めてレンタルされる可能性が高まっている。

 海外メディアによれば、スペイン国内外合わせて約30クラブが関心を示しているとされているが、果たして久保にとって最も持ち味を発揮できるのはどのようなクラブなのか。2018年途中から横浜F・マリノスで久保と共闘した栗原氏は、「マジョルカの戦い方は引いて守るカウンターだったが、今度は攻撃に専念させられるチームがいい」と自身の見解を述べている。

「例えばリバプールのような、全員で組織的に前線からプレッシングをかけ、全員で守って全員で攻めるエンジン全開のスタイルよりは、建英の色に合うのは、攻撃と守備で役割が分断されているようなチームだと思う。前からプレスに行って体力を消費するのではなく、できるだけ高い位置にポジショニングしてボールを受けることに専念できるチームが望ましい」

 今季のマジョルカは昇格組だったこともあり、自陣にブロックを敷く守備的な戦術を採用していた。そのため久保は、攻撃に出た際に数的不利の状況下で、個人での打開を強いられる局面も多かった。また、必然的に久保も守備にまわる時間が長くなったが、栗原氏はできる限り守備に体力に割くことのないチームを選択するべきだと持論を展開している。

–真面目な久保へのアドバイス 「“あえてハードワークしない”という考え方もある」

「マリノスで一緒に戦っていた時も、建英は本当に真面目で献身的なので、前線から一生懸命守備に走ってしまう。でも、それを実行できてしまうからこそ、そういうふうに走ることが求められるチームではなくて、もっとアタッカーとしての役割に専念できるチームのほうが持ち味は生きる。極端な話、献身的なハードワークを我慢するべき時もあるということ」

 久保は真面目な性格だからこそ、守備に労力を割くことも惜しまないが、「時代が巡っていて、今は誰もがハードワークするのが水準になっている。だからこそ“あえてハードワークしない”という考え方もある。あれだけの技術があるなら、体力を節約することは意識するべき」と、栗原氏は久保に“献身性の抑制”を提言していた。

 久保のプレースタイルに合うチームとしては、「それこそ、レアルが合っている気がする。カゼミーロや(フェデリコ・)バルベルデより前の選手が攻撃のタスクを担う、分断的なサッカーだと思うから」と語っている。久保にとっては、今後届くオファーの中からレアルの戦術に近いチームを探すというのも、有効なオプションになりえるのかもしれない。

 
 
2020/07/29 久保、堅守アトレティコ攻略の”超絶ドリブル”を分析 元日本代表DF「建英とメッシは同じ」 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ

–栗原氏が“DF視点”で久保のドリブルを解説 「リアクションで突破するのが建英のテンプレート」

 日本代表MF久保建英は今季マジョルカで印象的なパフォーマンスを披露したが、とりわけ存在感を放ったのが“リーガ3強”を相手にした大一番だ。なかでも欧州屈指の堅守を誇るアトレティコ・マドリードとのリーグ第34節(0-3)では、右サイドを制圧する突破を幾度となく見せたが、元日本代表DFの栗原勇蔵氏は久保のドリブルが止められなかった要因についてDF視点で見解を述べている。

 昨夏にFC東京からレアルに完全移籍した久保は、今季開幕後にマジョルカへ期限付き移籍。35試合に出場し4ゴール4アシストを記録した。右サイドハーフとして攻撃の中核を担う存在となったが、保有元レアル・マドリード、古巣バルセロナ、そしてアトレティコの“リーガ3強”との対戦では、特に強いインパクトを残すパフォーマンスを見せた。

 スペイン大手紙「AS」は、“リーガ3強”との試合で久保が残したデータを紹介していたが、第28節のバルセロナ戦(ドリブル回数:4回/成功率:75%)、第31節のレアル戦(ドリブル回数:13回/成功率:69%)に対し、アトレティコ戦ではドリブル回数が13回、成功率が85%と際立ったプレーを見せていたことが数字上でも裏付けられている。

 その試合では前半7分、守備陣に囲まれながらも対峙していた相手DFマヌエル・サンチェスを爆発的なスピードで置き去りにするドリブルを見せると、同42分にも同様に相手選手3人の包囲網で挟み撃ちにされるが、瞬発力のあるダブルタッチで再びサンチェスを抜き去って突破した。後半14分には右サイドからドリブルでペナルティーエリア内に侵入し、サンチェスを鋭い切り返しで転倒させ、シュートまで持ち込んだ。

 久保に何度も単独突破を許したことに耐えかねたのか、敵将ディエゴ・シメオネ監督は対峙していたサンチェスを試合途中で交代させていた。欧州トップクラスの堅守を誇るアトレティコを苦しめた久保の突破について、2018年に横浜F・マリノスで共闘した経験のある栗原氏は、そのドリブルがバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと同タイプであると解説している。

–久保の独特なドリブルに「アトレティコの守備陣は、もどかしくてイライラしたでしょうね」

「やっぱり右サイドで左利き相手には、カットインされるかアウトサイドでパスを出されるかというのがどうしても頭によぎってしまう。絶対に止めるべきなのはカットインというのが念頭にあってコースを切っているのだと思うが、建英のボールの置きどころも絶妙で、左利き独特。爆発的なスピードがあるわけではないが、緩急で抜き去ることができる。メッシも同じタイプ。緩めることで、相手が足を出すよう誘い込んでいる。

 建英の目線を見る限り、そのタイミングを見計らっている。例えば(リバプールFWモハメド・)サラーは圧倒的なスピードで自分から仕掛けるが、建英はメッシと同じように、相手の足を引き出すリアクションで突破する。相手に『この距離感だったらボールを取れる』と思い込ませる、絶妙な距離感をつかんでいる。相手のアタックに対してリアクションで突破するのが、建英のテンプレートになっている。アトレティコの守備陣からしたら、もどかしくてイライラしたでしょうね」

 また、今季スペインで印象的なプレーを見せたことで、「建英がこれだけやることはバレたので、来季が勝負。アタッカーはパターンを対策されてしまう。横浜FMで言うと、仲川輝人が今季相当対策をされている。今の時代はデータがあるからなおさら。それを毎年凌駕していくプレーを見せないといけない。アトレティコは特に封じに来るでしょうね」と、来季が久保にとって真価の問われるシーズンになると主張していた。

 
 

こけまりログ

[旧こけまり]毎月1日発行!「月刊 栗原勇蔵」 2011/4~2012/12
2013年シーズン「月刊 栗原勇蔵」まとめ
【ブログこけまり 2014年まとめ】月刊 栗原勇蔵
【ブログこけまり 2015年まとめ】月刊 栗原勇蔵
【ブログこけまり 2016年まとめ】月刊 栗原勇蔵
【ブログこけまり 2017年まとめ】月刊 栗原勇蔵【ブログこけまり 2018年まとめ】月刊 栗原勇蔵
【ブログこけまり 2018年まとめ】月刊 栗原勇蔵

2019/12/2 栗原勇蔵選手、現役引退を発表。 #4everTricolore
 
 

SNS、Wikipediaなど

栗原勇蔵(@kurihara_yuzo)さん / Twitter

栗原勇蔵 横浜Fマリノスさん(@yu918zo) • Instagram写真と動画

栗原 勇蔵:横浜F・マリノス:Jリーグ.jp

栗原勇蔵 選手データ | Football LAB

栗原勇蔵 – Wikipedia

栗原勇蔵 | ゲキサカ[講談社]

栗原 勇蔵 | サッカーキング
 
 

個人サイト・ブログ

Take a Walk on the Wild Side
 
yuzojikenbo.net *–栗原勇蔵事件簿–*

+WEC+

マリノス君、マリノスケ 時々 くり
 
 

「俺らの勇蔵」の思い出のアルバムは、ピンタレストにて

[ろこ (kokemari) on Pinterest]Yuzo KURIHARA(栗原勇蔵)
 
 

勇蔵マニアのフォロー待ってます!

俺らの栗原勇蔵(@orerano_yuzo)さん | Twitter
 
  

ロコさぬが運営するWebページ

ブログの感想・コメントは、TwitterかFacebookページで。
お問い合わせは、メールでお願いします。

[Twitter]
 ろこ@横浜F・マリノス系ブログ・こけまり
 orerano_yuzo(@orerano_yuzo)さん ※中の人
 hamatra_瀬谷区 @hamatra_sey_yam ※中の人

[Facebookページ]
 横浜F・マリノスサポーターBlog 「こけまり」
 
[ブログ]
 旧こけまり(Seesaaブログ)
 横浜F・マリノスのタオルマフラーをブログで並べてみた。

[Pinterest]
 ろこ (kokemari) on Pinterest

励まし&連絡先メールアドレス

 ろこにすた@ほっとめーる