【スタジアム観戦情報まとめ】2024/2/25(日)14:00KO J1第1節 東京ヴェルディ1969vs.横浜F・マリノス@国立競技場


【スタジアム観戦情報まとめ】2024/2/25(日)14:00KO J1第1節 東京ヴェルディ1969vs.横浜F・マリノス@国立競技場 | タイトル

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タイムスケジュール(予定)

(11:00 先行入場)
??:?? 一般入場(先行入場列切れ後)
 ├ ビジター側は全席指定(入場待機列の作成無し)
 ├ 再入場可(ビジター:Dゲート、E1ゲート)
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14:00 キックオフ

(´-`).o0(ロコさぬは、出席です。ライブ放送はDAZNとBS松竹東急)
 
 

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(´-`).o0(「国立競技場」が無いので、お隣の明治神宮)

2024/2/25(日)14:00の予報
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出場停止選手のお知らせ(2024/02/22):Jリーグ.jp
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【公式】達成間近の記録について【明治安田J1 第1節】:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
(横浜)エウベル:通算100試合まであと1試合
(東V)なし
 
【公式】東京Vvs横浜FMの見どころ(明治安田J1リーグ:2024年2月25日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

— 帰ってきたヴェルディが臨む“始まりの一戦”

31年ぶり。

1993年5月15日に行われた、Jリーグの開幕カードと同じチームのぶつかり合いが実現した。それも、同じ国立競技場。5万人以上の来場者が予想されており、多くのプロモーションもあって世間も注目する一戦となった。

16年ぶり。

昨季の明治安田J2で3位となり、J1昇格プレーオフを勝ち抜いた東京VがJ1の舞台で戦うのは16年ぶりだ。すでに選手やコーチングスタッフ内に東京VのJ1を経験している者はいない。それでも、悲願を達成して臨む初戦に向けて、ファン・サポーターの熱も上がっている。

東京Vは全員のハードワークによって達成したJ2最少失点の堅守と、狙いを持った厚みのある攻撃で確固たるスタイルを築き上げてきた。

「誰かに頼るサッカーをしていない。全員でエネルギッシュに、全員でリスクを背負いながらメリハリのあるサッカーをしたい」

東京Vが志向するサッカーについて、城福 浩監督はそう話している。

主将の森田 晃樹は注目度の高い試合に向けて、「選手にとってはどの試合も変わらないが、出来次第で世間の、クラブに対する評価につながると思う。選手としては大事な一戦」と話した。

相手は横浜FM。選手のこれまでの実績、J1での経験などを踏まえれば、地力があるのはどちらかというのは明確だ。

「前線3人の外国籍選手はとても強力」(稲見 哲行)というのは皆の意見であり、さらに渡辺 皓太、ポープ ウィリアムら東京Vアカデミー出身選手も在籍する。昨季まで東京Vでプレーした加藤 蓮も、SBとしてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16・バンコクU(タイ)戦に2試合先発している。ともにいろいろな思いを持って、この試合に臨むことになるだろう。

横浜FMは先述のACL2試合で結果を残し、ベスト8入りを決めている。アンデルソン ロペス、エウベル、ヤン マテウスらも健在だ。一方で、21日のラウンド16第2戦で120分を戦っているのは気になるところ。ACLから多少のメンバーの入れ替えがあるかもしれない。

「主力を担ってきた選手が変わらずいるので、攻撃の特徴は変わらないと思うが、特にSBのアグレッシブさというのは強固になったと思う。何より、ACLを2試合経験しているのでゲーム慣れをしている。そのゲーム慣れに対して、試合の始めのところは気をつけたい」

東京Vの城福監督はそう述べている。

今季から横浜FMの指揮官に就任したのは、かつてオーストラリア代表として日本代表の前に何度も立ちはだかってきたハリー キューウェル監督。セルティック(スコットランド)などで指導経験を積み、今度は横浜FMのリーグタイトル奪還というタスクに挑んでいる。21日のACLでは120分で1得点に終わるも、35本のシュートを放つなど攻撃的なサッカーを進化させようとする姿は見て取れた。

ともにアグレッシブさが魅力であり、強度の高いサッカーが見られそうだ。緑のプライドか、トリコロールの充実か。面白い開幕戦になりそうだ。

[ 文:田中 直希 ]

 
 
2024/02/21 ヴェルディVSマリノス 25日に16年ぶり黄金カード 横浜M・水沼「自分たちの存在や価値を示す」/サッカー/デイリースポーツ online

 23日に開幕するJリーグで、日本サッカー界の“伝統の一戦”とも言うべき黄金カードが復活する。今季のJリーグ開幕戦で組まれた東京V-横浜M(25日、国立競技場)。日本リーグ時代から名勝負を繰り広げ、1993年5月15日のJリーグ開幕戦でも人々の記憶に刻まれる熱戦を見せた両チーム。2008年以来16年ぶりの対戦を前に、父の代から受け継がれるクラブの魂を背負う横浜MのFW水沼宏太(33)に開幕戦へ臨む思いを聞いた。

 1993年5月15日-。「光とか音とかすごかったなというイメージはありますね」。スタンドで歴史的一戦を目撃した当時3歳の水沼に、わずかに残る熱戦の記憶。その重みを知るのは、かなりの時間を経てからとなる。

 31年前の開幕戦に出場していた父・貴史氏。近年ではその父との対談企画などもあり、当時の思いに触れる機会を得た。

 「父がやっとプロになって開幕戦に出られた。その感動は計り知れない。歴史の一歩目を作り出した一人が父というのは、すごく誇らしい。今、子供たちが自分のユニホームを着て応援に来てくれるのは当たり前じゃない。そういう気持ちは絶対に忘れちゃいけない」

 実は水沼も在籍当時のユースでは、チームが“打倒ヴェルディ”に燃えていた。それは「ヴェルディが強かったから」という思いから。ただ「意識的に負けたくないみたいなのはあったかも。歴史みたいなものも、子どもながらに分かっていたのかな」と振り返った。

 両クラブ最後の対戦は2008年。水沼はユースから昇格してヴェルディ戦ではベンチ入りを果たした。記憶の節目に、やはり因縁の糸は絡んでくる。

 「父の歴史を知るからこそ、ヴェルディの昇格はうれしかった。開幕戦で当たることになった時には面白いなと。昔はサッカーを見ていて今は離れている人も、思い出される方がいると思う」と開幕戦の意義を語った。

 だが、いい試合をするという意識ではない。「僕らはずっとJ1に居続けているチーム。その力を見せないといけない。しっかりたたきのめすじゃないが、自分たちの存在や価値を示すのはすごく大事」。歴史をつくるのは誇りをぶつけ合う熱量の積み重ね。24年2月25日、真の黄金カード復活へ新たな一歩が刻まれる。

 ◆水沼宏太(みずぬま・こうた)1990年2月22日、横浜市出身。横浜Mのユースチームを経て、08年にトップチーム昇格。10年7月の栃木への期限付き移籍を皮切りに、鳥栖、FC東京、C大阪でプレーし、20年に横浜Mへ10年ぶりに復帰。22年はリーグ戦31試合出場7得点で2年ぶりの優勝に貢献し、同年7月の東アジアE-1選手権でA代表デビュー。23年にJ1通算350試合出場も達成した。父は日産自動車、横浜Mで活躍した元日本代表の水沼貴史氏。176センチ、72キロ。

 ◆横浜F・マリノス 前身は1972年創部の日産自動車サッカー部。「横浜マリノス」として創設時からJリーグに参加し、吸収合併した横浜フリューゲルスから「F」を取り、99年に現チーム名となった。95年にJ1初制覇、2003年、04年は2連覇し、19年にも優勝。22年も頂点に立って、リーグ制覇は5回。マリノスはスペイン語で「船乗り」。本拠地は日産スタジアムとニッパツ三ツ沢球技場。かつて木村和司、水沼貴史、井原正巳、松永成立、中村俊輔、城彰二、松田直樹、川口能活らが在籍した。

 
 
2024/02/21 J1開幕特集◎盾と矛を入れ替えた東京V vs横浜FM! 谷口栄斗「勇気を持って勝負」、飯倉大樹「リーグ制覇するための1試合」 – サッカーマガジンWEB

— 伝統の一戦が開幕カードに!

 日本リーグ時代からしのぎを削り、かつてはJリーグの覇権を争ってきたライバル同士。東京Vの下部組織で育った谷口栄斗は、その歴史こそ知っているものの、正直なところ、伝統という点にピンとはきていなかった。

「僕にとってのマリノスは、小中高と世代を引っ張ってきたチーム。近年はJリーグで優勝争いをしていますし、ずっと上にいる存在でした。ライバル視はしていなかったです」

 1999年生まれでは無理もない話。念願のJ1昇格を果たし、自身もようやくトップカテゴリーの舞台に立つ実感がわいてきたところだ。ただ、城福浩監督のもとJ2で積み上げてきた守備力には自信を持っている。チャレンジャーとして、堂々と挑む覚悟を口にする。

「腰を引けた戦いをすれば、好きにやられてしまいます。勇気を持って、ハイライン、ハイプレスで勝負していきたい。前向きにボールを奪えれば、チャンスはあると思っています。Jリーグ最高峰のアタッカー(ヤン・マテウス、エウベル、アンデルソン・ロペス)がいますけど、僕は彼らのような選手たちと対峙することを望んでいましたし、自分がどれだけできるかが楽しみです」

 2月14日に行われたACLのバンコク・ユナイテッド(タイ)戦をチェックし、横浜FMのスキもみつけていた。ハリー・キューウェル新監督となり、連係面はまだ完璧ではないと見る。

「監督が代わり、試行錯誤しているところもあると思います」

 若さあふれる新生ヴェルディの売りは、ハードワーク。全員で90分間、エネルギッシュに走り切ることを誓う。24歳のディフェンスリーダーは、アグレッシブさを前面に押し出していくという。

「僕らには、まだ伸びる余地があります。長いシーズンを通して、チームとしても、個人としても、もっと成長していきたいです」

 対して、悠然と構えているのが昨季2位の横浜FMだ。プロ19年目を迎える守護神の飯倉大樹も、泰然自若としていた。

「今季のチームはJリーグ優勝、ACL優勝を目標に掲げています。開幕戦もリーグ制覇するための1試合です」

もちろん、両クラブの歴史的な背景は理解している。横浜FMで指導を受ける松永成立GKコーチは、31年前のオープニングマッチに出場していた一人。飯倉は当時の映像をビデオテープが擦り切れるほど見たという。

「伝統ある一戦。マリノスのプライドを持って臨みます」

相手が昇格組であっても、油断はない。いまはキューウェル新監督とともにチームづくりを進めている段階。昨季とはプレスのかけ方が変わり、前から人を捕まえに行く守備を再確認している。

「仕上がりはまだ100パーセントではないですが、シーズンを進めながら少しずつ上がっていけばいいと思っています」

 攻撃面のリニューアルも着々と進む。サイドアタックに一家言を持つ指揮官は、新たなエッセンスを注入しているようだ。

「ハリーは元ウイングの選手だったので、ワイドの使い方にはこだわりがあります。いままでの攻撃的なパスサッカーにプラスアルファされ、マリノスの形になっていけば、もっと進化していくはずです」

 横浜FMの「矛」か、東京Vの「盾」か――。31年前とは逆の構図となった伝統の一戦から目が離せない。

取材◎杉園昌之

  
 
2024/02/21 31年ぶり開幕戦対決!25日東京Vー横浜FMへ伝説対談…木村和司氏「伝統に」北澤豪氏「この試合に懸けてもいい」 – スポーツ報知

 今季のJ1開幕節は23~25日に行われる。注目カードは、16年ぶりにJ1に復帰した東京V―横浜FM戦(25日・国立)だ。1993年のJリーグ開幕戦の再現を前に、歴史的な試合でプレーしたマリノスOBの木村和司氏(65)と、ヴェルディOBの北澤豪氏(55)による対談が実現。当時の思い出から、今後への期待などを熱く語った。(取材・構成=後藤亮太)

 31周年を迎えるJリーグに、特別な開幕カードが用意された。16年ぶりに東京VがJ1に戻ってきたことで組まれた横浜FMとの国立決戦は、1993年5月15日のJリーグ開幕戦の再現。31年前のピッチに立っていた木村と北澤は当時の写真を前にすると、懐かしさと興奮をよみがえらせた。

 木村「絶対に満員になるのは分かっていた。これだけ注目されるというのはね、やっとるもんからしたら、やっぱりうれしかったよね。雰囲気も違うし」

 北澤「Jリーグがスタートすることで何か起こるんじゃないかという期待が膨らんで、熱はかなりありましたね。あまり歴史を意識することはなかったですけど、(後世に)残っていくだろうなっていう意識がすごく自分の中にあった。負けて残すのか、勝って残すのか。そういう思いもあった」

 FW三浦知良、MFラモス瑠偉らを擁するスター軍団のV川崎(現東京V)と、木村らに加え、FWディアスなど強力な助っ人がいた横浜FMは、唯一無二のライバル関係だった。

 木村「この2チームで引っ張っていくという自負があった。面白いサッカーをしとるという。ワシはヴェルディとはやっていて楽しかった。あとのチーム、下手くそやったもん」

 北澤「そう言えるのは、和司さんくらいです(笑い)」

 木村「(横浜FMが)勝って、ラモスがカッカするのを見るのが楽しかった」

 北澤「カッカさせてましたからね(笑い)。マリノスは駆け引きもうまいので、負けていても、最後は勝っている。コントロールができている感じがしました」

 木村「特にヴェルディとやる時はね。(日本リーグ時代の74~89年に監督だった)加茂(周)さんがよく言ってたもん。『ラモスを熱つう(熱く)させて、イライラさせたら勝ちや』って」

 北澤「毎回ハマってましたね(笑い)。和司さんはラモスさんと普段は仲がいいのに、なんで試合中はもめてるんだろうと思ってました。でも、もめているのに楽しそうでしたね」

 31年前の開幕戦は、ヴェルディが前半19分にオランダ人FWマイヤーの得点で先制して前半を折り返したが後半3分、左サイドの木村が、後半開始から途中出場した北澤の足にボールを当ててCKを獲得。キッカーを務めた木村の相手の隙を突くショートコーナーから、MFエバートンの同点ゴールが生まれた。北澤は開幕2か月前の代表合宿中に左足を疲労骨折し、完治してなかったため開幕戦は途中出場だった。気合十分でピッチに登場した北澤の心理状態を読み取ったかのような木村のプレーだった。

 北澤「僕が誘われて、和司さんのところに行って、コーナーになったんですよ。僕が途中から入ってきて、鼻息が荒いのを分かっているんですよね。(ボールに)来るだろうなと。あえて呼び込んでコーナーにされた。さすがだなと思いました。誘いましたよね」

 木村「たまたまよ」

 北澤「いやいやいや。あの時はそう思わなかったですけど、振り返ると完全に誘われているなと。(ショートコーナーは)振り返ったら始まっていました」

 木村「そこは、エバートンがうるさかった。『よこせ、よこせ』って」

 北澤「我々はみんな足、止まっていましたもんね」

 木村「ラモスぐらいよ。集中しちょったのも。あとの奴らは全然。下向いたりして、こいつらなめとるなって、そういう感じだった。まあ、(ゴール右上に)蹴ったコースもすごく良かった。(ゴールライン上にいてジャンプした)ラモスも届かんかった。でも、あいつは集中していたから、そこにいたんよね」

 その後、後半14分にFWディアスの勝ち越しゴールで横浜FMが逆転勝利。歴史的1勝をつかんだ。

 北澤「(自分は)ちょっとお祭りごとに舞い上がってる感じ。やっぱり、経験だったり、場慣れされているなと、見るたびに感じますよね。やり残したものは結構多い。もちろん負けてるんで。一生、悔しさは出てくる」

 木村「ワシらはね、最後はワシらが勝つだろうなっていうのはあったよね。よかった、勝てて(笑い)」

 この名勝負からJリーグの人気が爆発的に広がった。開幕戦の話で盛り上がる中、木村から衝撃的な秘話が飛び出した。

 木村「ワシ(明大から)ほぼほぼ(ヴェルディの前身)読売(クラブ)に行こう思ってたけどの」

 北澤「えっ、なんでやめたんですか」

 木村「最後まで迷ったけど、加茂さんよ。加茂さんと一緒に酒飲んで決まったんよ」

 緑色のユニホームを着た木村和司は幻に終わった。

 北澤「ありえないですよ。でも、そうなっていたら、今のJリーグの発展はなかったでしょうね。ライバルがいるという関係が一番ですから。加茂さんの功績が大きいですね。加茂さんの作る集団は、グループとしてすごくよかった。僕も代表で一緒にやっていますけど、全体の仲の良さが出ますもんね。(当時は)まだ、たばこ吸ってましたけどね。トレンチコートにサングラスかけて、クライフかと思いました」

 木村「いやいや、石原裕次郎よ」

 北澤「そっちか(笑い)」

 プロ時代の幕開けから年月がたち、立場は大きく変わった。横浜FMは一度も降格がなく強豪であり続けた一方、東京Vは経営難で存続危機も経験し、ようやくJ1の舞台に復帰する。

 木村「よかったね、本当に。やっとだもんね。いつもラモスに『何しよるんやお前ら』と言っていた。そりゃ選手は変わるけど、やっぱりヴェルディとマリノスがいないと。こういう試合は伝統になっていくから」

 北澤「僕も、おめでとうございますと言われることが多い。オールドファンが、また関心を持ち始めている感覚がありますね。何となく、頭の中でよみがえってきた人も多かったと思う」

 では、どんな試合を期待するのか。

 木村「一番はね、見ている人を感動させること。それがプロ。お客さんを喜ばせてなんぼじゃと、ワシらはよく言っていた。ヴェルディとマリノスがやるだけで、お客さんは喜ぶ。やっぱり、昔のことを知っている人はうれしいやろうね。そこで、何をやるかよ。選手たちが。プレーで、もっともっと喜ばせてほしいよ」

 北澤「また何十年後かに、語られる場にならなければいけない。とにかくヴェルディ側かな、頑張っていかないといけないのは。一気に16年分の思いをピッチで発揮することはできないと思うし、リーグ戦だけど、この1試合に賭けてもいい」

 2月25日、東京V―横浜FMの新たな歴史が刻まれる。(敬称略)

 
 
2024/02/21 【蹴トピ】東京V-横浜 黄金カード再び 93年J開幕戦の激闘が32年目によみがえる― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 24年のJリーグが23日に開幕する。25日には今季、16年ぶりにJ1復帰した東京Vが宿敵の横浜を国立競技場に迎える。かつて「黄金カード」と呼ばれ、日本中が熱狂した93年5月15日のJリーグ開幕戦と同じ顔合わせ。日本リーグ時代から共にサッカー界をけん引してきた名門同士が再び国内最高峰の舞台で火花を散らす。
 「東京V―横浜」と言えばかつて国内を代表する黄金カードだった。日本リーグ時代の読売―日産の流れをくみ、93年J開幕戦でのマッチメークももはや必然だった。Jリーグ設立時の事務局長だった佐々木一樹氏は「読売と日産にはスターがいて(人気、実力とも)群を抜いていた。開幕戦(の顔合わせ)についても特に反対はなかった」と話す。

 83~92年の日本リーグの終わり頃は多くのタイトルを両雄が分け合っている。日本リーグは読売が5度、日産が2度優勝、天皇杯は読売が3度、日産が6度も制した。まさに2強時代。読売が77年、日産は79年に日本リーグ1部に昇格。共に将来のプロ化を目指し、急激に力を付けていった。

 93年10月のドーハの悲劇も両チームの選手が多数出場した。読売にカズ、ラモス瑠偉、武田修宏、都並敏史、日産には松永成立、井原正巳、勝矢寿延らをはじめ、スター選手がずらり。悲劇とはいえ、社会現象ともなりJリーグ人気をさらに加速させる一因となった。

 一方、意外だったのは2強の直接対決。79~85年は読売が10勝2分けと圧倒。それが87年3月からは一転、J開幕戦前まで日産が12勝4分けとやり返し、いずれも一方的な展開が続いた。最終的にはJ開幕後の93年7月まで日産~横浜Mの不敗は続き、19戦負けなし(15勝4分け)まで記録を伸ばした。

 Jリーグの開幕が正式に決まると横浜MではMF木村和司と水沼貴史、V川崎はDF加藤久とラモス瑠偉ら30代のベテラン勢も奮起し、93年5月の国立に立った。特に加藤は早大助教授や日本協会強化委員長の要職も兼務していた。現在では考えられないが、フルに練習参加できず、当時の松木監督と対立。開幕戦で起用されるか否かは連日、報道された。次戦から出場機会が激減したため、7月には清水に移籍、シーズン中移籍の第1号となるなどピッチ外の話題面でも日本をリードしていた。

 あれから31年。東京Vが16年ぶりにJ1に返り咲き、再び宿敵との開幕戦を迎える。舞台も国立とくれば、オールドファンには垂ぜんの一戦だ。横浜には水沼貴史の長男、MF水沼宏太がいて、東京Vには今オフ、横浜からオファーを受けながら残留した主将のMF森田晃樹がいる。

 いよいよ32年目のJリーグ。「黄金カード」はどんな戦いを見せるか。緑とトリコロールの激突は新時代に突入する。

 ≪見てもらうために徹底議論 細部にこだわり観客集めた≫ 
31年前の開幕戦は国立競技場が6万人の観客で埋まり、NHK総合で生中継された。日本リーグ時代は招待券を大量配布しても国立が満員になることはなかった。成功の要因は多くの人に見てもらうためにはどうあるべきか――を徹底的に議論したことだ。

 まず舞台づくりにこだわり、常緑の芝とナイター照明にも力を注いだ。ユニホームはミズノが全チーム分を製作し、ナイター映えする派手なデザインを選んだ。グッズもソニー・クリエイティブプロダクツが全ての開発に携わり、あらゆるものにペットマーク、ロゴが躍った。

 当時の記憶もよみがえる東京V―横浜戦。佐々木氏は「このカードはもうないかと思っていた。サッカーは変わったが、楽しみ」と感慨深げに話した。

 


 
 

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