(´-`).o0(下世話な話ですが「フットボールゾーン」は記事1本のギャラはいくらなんですかね?)
「2022Jリーグジャッジリプレイ #17」に出演
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⚽2022Jリーグジャッジリプレイ #17
📱7/12(火)より #DAZN で配信予定
━━━━━━━━━━━━━━━━今週は横浜FMのレジェンド✨ #栗原勇蔵 さんと討論します!
👥出演 桑原学、深野悦子、平畠啓史、栗原勇蔵@kuwaharamanabu @hirahataclub @kurihara_yuzo pic.twitter.com/Y305Wi2KZK
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 11, 2022
2022/07/12 脇坂への奥野の足裏タックルは、”黄→赤”が妥当!?「ポイントオブコンタクトが非常に悪かった」| Jリーグジャッジリプレイ | DAZN News 日本
試合開始早々に起きた出来事だ。
自陣でボールを繋ぐG大阪に対し、川崎Fも前線からハイプレスで応戦。その中でGK東口順昭からMF奥野耕平へのパスが少し伸びたところを、MF脇坂泰斗が寄せるが、ここで二人が接触。主審は奥野のファウルを取った上で最初はイエローカードを提示するが、その後にオンフィールドレビューよってレッドカードに変更する。リプレイ映像を確認すると、奥野が先にボールを触っているものの、その勢いのまま、足裏を見せて脇坂の足の付け根辺りに接触。この判定は妥当だったのか。
平畠氏は、「奥野選手には全く相手を傷つけようという意図はなかったし、強度的にもそこまでだと感じた」ことで、最初はイエローカードになったのではないかと推測した上で、「ただVARを見ると、奥野選手の足が上がっている。やっぱりそこの印象が悪かったのでレッドになっても仕方ない」と言及する。
スペシャルゲストの栗原氏も、「足の裏を見せているので赤は妥当」という見解を示すが、奥野が最後に足を上げてしまったところは、「むしろ自分を守るために足を上げてしまったように思えた。(脇坂選手が)覆い被さるのを防ごうと思ったのかもしれない」と推測する。
元国際審判員の深野氏も、「選手の意図はどうであれ、ポイントオブコンタクトが非常に悪かったので致し方ない」とレッドカードの判定を支持する。ただ最初にイエローカードを提示された判定は、「脇坂選手の体でポイントオブコンタクトが明確ではなかったのではないか」と推測し、副審も「オフサイドのポジションに一人いたので、間接入っている状況なのでクリアではなかったと思う」と言及。「結果的にVARが入って適切な判断がされた」と流れの中では判断しづらい一連のシーンだった。
ビルドアップのボールがずれたことで少し慌てた対応となってしまった奥野選手に対し、素早い寄せでしっかりとアプローチしていた脇坂選手の好プレーによって巻き起こった一連のシーンは、満場一致でレッドカードが妥当という結論となっている。
果たして今後はどのような事例を取り上げていくか。今後もJリーグジャッジリプレイに注目したい。
「Presented by Owltech レジェンドトークショー」(2022/7/30)
Presented by Owltech レジェンドトークショー | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
鹿島アントラーズや日本代表にて活躍し、現在は鹿島アントラーズにてクラブ・リレーションズ・オフィサーを務めていらっしゃる中田浩二さんがトリコロールランドステージに登場。
波戸康広アンバサダー・栗原勇蔵クラブシップ・キャプテンとのトークショーを開催します。
両チームの話や現役時代の話など、ここでしか聞けない話が聞けるかも。
皆様のお越しをお待ちしております。
レジェンドトークショー
先日の横浜FM戦で波戸さん、勇蔵とトークショーしました。
横浜F・マリノス、鹿島アントラーズの両サポーターの前でするのはなんか新鮮でした〜。
みにきてくださったサポーターの皆さん、ありがとうございました!#波戸康広 #栗原勇蔵 #横浜Fマリノス #鹿島アントラーズ pic.twitter.com/aAUSl0dmUm— 中田浩二 Koji Nakata (@nakata_cro) August 2, 2022
フットボールゾーン コラム
2022/07/03 森保ジャパン「カタールW杯メンバー26人」を日本代表OBが予想 信頼する選手&滑り込む選手は? | フットボールゾーン
【専門家の目|栗原勇蔵】GK3番手に若手は入れず、メンタル重視で39歳・川島を選出
日本代表(FIFAランキング24位)は今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグでスペイン(同6位)、ドイツ(同11位)、コスタリカ(同34位)と対戦する。現地時間6月23日に国際サッカー連盟(FIFA)から大会登録メンバーを従来の23人から26人に変更することが正式発表(予備登録の上限も35人から55人に拡大)され、森保一監督が選ぶであろうメンバーを元日本代表DF栗原勇蔵氏に予想してもらった。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
アジア最終予選を含めたこれまでの起用法を踏まえると、森保監督はチャレンジングな選考はしないと思います。
【GK/3人】
権田修一(清水エスパルス/33歳)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/30歳)
川島永嗣(ストラスブール/39歳)権田は当確、シュミットも間違いないでしょう。7月のE-1選手権でおそらく大迫(敬介/サンフレッチェ広島)、谷(晃生/湘南ベルマーレ)を使うと思いますけど、よほどのことがない限り、W杯を過去3回経験しているベテランの川島だと思います。メンタル重視というか、森保監督の采配の傾向を含めて顔ぶれは決まっている気がします。
【DF/9人】
冨安健洋(アーセナル/23歳)
吉田麻也(サンプドリア→未定/33歳)
板倉 滉(ボルシアMG/25歳)
谷口彰悟(川崎フロンターレ/30歳)
酒井宏樹(浦和レッズ/32歳)
山根視来(川崎フロンターレ/28歳)
長友佑都(FC東京/35歳)
伊藤洋輝(シュツットガルト/23歳)
中山雄太(ズウォレ/25歳)CB4枚は吉田、冨安、板倉、谷口で変わらない。冨安に関しては、右サイドバック(SB)としても想定していると思います。怪我がちの酒井も6月26日の(J1リーグ第18節ヴィッセル)神戸戦で復帰したので、山根を上位オプションとして準備させつつ、実力は把握していて信頼もしているということで選ぶでしょう。
6月シリーズで長友を右SBで使ったということは、新しい選手を呼ぶ気はあまりない気がします。インパクトある選手がいない左SBは、今の状況なら長友を使うか、伊藤を使うか悩んでいる状況。伊藤はセンターバック起用も計算できるので、中山よりも序列は上だと思います。
【MF/6人】
遠藤 航(シュツットガルト/29歳)
田中 碧(デュッセルドルフ/23歳)
守田英正(スポルティングCP/27歳)
原口元気(ウニオン・ベルリン/31歳)
鎌田大地(フランクフルト/25歳)
久保建英(マジョルカ→未定/21歳)遠藤、田中、守田の中盤トリオは森保監督の中で鉄板。その次に守備ができ、ユーティリティー性が高い原口も固いはず。普通に調子が良ければ、鎌田と久保が滑り込むと思います。久保に関しては、ウイングとの併用になるでしょう。
【FW/8人】
伊東純也(ヘンク/29歳)
三笘 薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ→未定/25歳)
堂安 律(PSV/24歳)
南野拓実(モナコ/27歳)
大迫勇也(ヴィッセル神戸/32歳)
浅野拓磨(ボーフム/27歳)
古橋亨梧(セルティック/27歳)
上田綺世(サークル・ブルージュ/23歳)1トップは大迫、浅野、古橋、上田がほぼ同列。ただ、大迫がいなかった6月シリーズンで浅野を使った時点で彼は不在時の一番手で、サイドでも使えるという点で森保監督の信頼はかなり厚いと思います。右の伊東は攻撃の軸として、南野を左で使い続けるのか不安材料もありますが、大きくは変更しないはず。三笘はジョーカーとして勝負所に取っておくはずです。
2022/07/09 「NEXT欧州組」は誰だ! 日本代表OBが選ぶ期待のヤングスター候補生、「人とは違うもの」を備えた逸材は? | フットボールゾーン
【専門家の目|栗原勇蔵】20歳FW中島大嘉、19歳GK鈴木彩艶、19歳MF松木玖生に注目
今季のJ1リーグで得点ランキング1位(10ゴール)を走っていた日本代表FW上田綺世は現地時間7月1日、ベルギー1部サークル・ブルージュと2026年6月末までの4年契約を結んだ。近年、海外リーグでプレーする日本人選手が増えているなかで、次にヨーロッパへ羽ばたくJリーガーは誰なのか。元日本代表DF栗原勇蔵氏に、期待値も込みで3人の“NEXT欧州組”を選んでもらった。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
上田綺世はまさに「海外に挑戦してほしい」という選手でした。日本人選手は総合的な能力が上がってきている一方で、アタッカーは特に何かに秀でた形ではなく、どの項目も平均的というタイプが多いです。率直に言うと、「絶対に海外へ行ってほしい」という選手があまりいない。そのなかで、期待も込めて選びました。
■中島大嘉(北海道コンサドーレ札幌/FW/20歳)
今季J1成績:11試合(205分)出場、2得点0アシスト
A代表通算:未招集中島大嘉みたいなタイプが海外でバリバリ活躍する時代が来たら面白いとは思います。あのサイズ(身長188センチ)、体格は努力しても絶対に手に入らないし、彼は人と違うものを持っている。海外で身長190センチ級のストライカーはゴロゴロいますけど、その壁を跳ねのけて、「海外で活躍できる時代が来た」と証明してほしいです。
中島大嘉はスピードに乗れば早いタイプですけど、初速が早いわけではない。つまり、コンパクトにされたり、引いて守る国だと生きない。ラインを高めに設定しているリーグがいいでしょう。
■鈴木彩艶(浦和レッズ/GK/19歳)
今季J1成績:0試合(―分)出場、0失点
A代表通算:未招集GKは一番「世界と差がある」と言われるポジション。センターバックは冨安健洋のように、プレミアリーグの名門アーセナルで活躍する選手が出てきたので、日本代表の守護神も海外でレギュラーを張れる選手が台頭してきてほしいところです。
鈴木彩艶は16、17歳の時に関係者が「西川(周作)に匹敵する」と言っていて、注目していました。身体能力は恵まれた武器。彼の場合はキックもいい。昨年、西川からポジションを奪いかけましたけど、今シーズンはリーグ戦で出番がなくて、まだ改善点があるのは間違いありません。それでも、世界でプレーしてほしいと思う選手の1人です。
■松木玖生(FC東京/MF/19歳)
今季J1成績:18試合(1431分)出場、1得点0アシスト
A代表通算:未招集松木玖生はルーキーですけど、すでにレギュラーを張っているので、次のステージにできるだけ早く行くのも1つの選択肢でしょう。若いし、海外で揉まれたらどうなるんだろう、と思わず想像してしまいます。
海外に早く羽ばたくなら、試合に出られないと意味がない。試合に出られるのであれば、プレミアリーグやブンデスリーガに行ってほしいですね。すでに身体の強さはあるので、それを海外レベルに磨いてほしいと思います。
2022/07/12 日本代表OBが推薦、森保ジャパンE-1選手権メンバー26人 遠藤航の代役に”一番ハマる存在”を指摘 | フットボールゾーン※一部抜粋
【専門家の目|栗原勇蔵】横浜FMの高丘はセーブ技術のほかに、足元の技術が武器
森保一監督率いる日本代表は、7月19~27日に開催されるE-1選手権に出場し、香港、中国、韓国と対戦する。国内組だけで臨む大会となり、Jリーガーたちにとっては今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー生き残りを懸けて実質、最後のアピールの場となる。13日にメンバー26人の発表を控えるなか、元日本代表DF栗原勇蔵氏に選出してほしいメンバーを挙げてもらった。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
森保監督は、W杯経験者の招集やサプライズ選出の可能性に否定的な言葉を残しています。ただ、現在のJリーグで、過去にA代表招集の経験があり、調子がいい選手はそう多くはありません。予想では、初選出候補も含めて挙げることにします。
【GK/3人】
谷 晃生(湘南ベルマーレ/21歳)
大迫敬介(サンフレッチェ広島/22歳)
高丘陽平(横浜F・マリノス/26歳)権田修一(清水エスパルス)はW杯メンバー当確で、E-1選手権でテストする必要はない。J1の首位に立つ横浜F・マリノスの守護神・高丘と、6月シリーズに招集された大迫がベースだと思います。
高丘はセービング、キャッチともに安定していて、さらに足元がうまくて、うしろからのビルドアップも期待できる。森保監督のサッカーに合うスタイルです。周囲と意思疎通できてないと短期決戦でリスクはありますが、状況判断もいいので問題なさそうです。
西川周作(浦和レッズ)、東口順昭(ガンバ大阪)のベテランを1人入れる可能性も考えましたが、3試合しかなく、1人1試合ずつ経験させたいところなので、若手の谷を選びました。
【DF/8人】
谷口彰悟(川崎フロンターレ/30歳)
中谷進之介(名古屋グランパス/26歳)
西尾隆矢(セレッソ大阪/21歳)
藤井陽也(名古屋グランパス/21歳)
山根視来(川崎フロンターレ/28歳)
小池龍太(横浜F・マリノス/26歳)
佐々木翔(サンフレッチェ広島/32歳)
永戸勝也(横浜F・マリノス/27歳)ディフェンダーは計算できる選手を入れないといけないポジションでもあります。A代表経験者の谷口、中谷、山根、佐々木はそれなりにやってくれるでしょう。ロシアW杯に出場した昌子源(ガンバ大阪)は、まだ復活し切れていない印象なので、センターバックには名古屋で3バックのリベロを務め、身長186センチと高さがあってカバーもできる藤井、今年1月の代表候補合宿に参加した西尾の若手コンビを入れました。
右サイドバックは怪我から復帰した小池を見てみたいです。逆に、左サイドバックらしい選手があまりいなくて、永戸あたりが違いを見せられたら面白いと思います。
【MF】
稲垣 祥(名古屋グランパス/30歳)
岩田智輝(横浜F・マリノス/25歳)
森島 司(サンフレッチェ広島/25歳)
脇坂泰斗(川崎フロンターレ/27歳)
西村拓真(横浜F・マリノス/25歳)
樋口雄太(鹿島アントラーズ/25歳)
小屋松知哉(柏レイソル/27歳)MFはアンカーとインサイドハーフタイプで分類しました。稲垣は得点能力があるので、アンカーとしてバランスも取りつつゴールにも期待。岩田は遠藤航(シュツットガルト)の代役として一番ハマる存在だと思います。
インサイドハーフでは脇坂が川崎とシステムが同じなのでアジャストも問題なさそうで、森島も2016年に広島で森保監督の指導を受けています。西村は本来1トップで使ってほしいですけど、得点能力、常にオフにならない抜け目ないプレーを、小屋松には細かく中央を崩して侵入するプレーを出してほしいです。
ベテランの家長(昭博)は遅攻タイプなので森保ジャパンには合わない。北海道コンサドーレ札幌のMF高嶺朋樹、FC東京のルーキーMF松木玖生がどれだけやれるか、興味深いですが、まだ早いかなと判断しました。
【FW】
鈴木優磨(鹿島アントラーズ/26歳)
細谷真大(柏レイソル/20歳)
垣田裕暉(サガン鳥栖/24歳)
武藤嘉紀(ヴィッセル神戸/29歳)
松尾佑介(浦和レッズ/24歳)
宮市 亮(横浜F・マリノス/29歳)
仲川輝人(横浜F・マリノス/29歳)
鈴木唯人(清水エスパルス/20歳)鈴木優磨は、見ていてギラギラ感がダントツ1位。FWはそれが大事で、相手からしたら一番嫌な存在です。(7月6日のJ1リーグ第20節)C大阪戦の胸トラップからのゴールもなかなかできない。とにかくA代表で見てみたいです。
武藤の実力は間違いない。U-21日本代表の細谷、鈴木唯人は前への推進力があって、今後代表に食い込んでいく可能性がある。松尾はかなり調子が良くて、突破力、スピードがあって細かいタッチで相手を置き去りにできるので、“松尾タイム”を代表で出せたらアピールになると思います。
今季8ゴールと結果を残していた湘南ベルマーレの町野修斗は、スピードもあるし、裏の抜け出し、キープもできる。怪我が泣ければ選びたかったです。ガンバ大阪に移籍した鈴木武蔵がどれくらいできるのかも気になりますが、日本に復帰したばかりということもあって、今回は外しました。
そういったなかでは、横浜F・マリノスの宮市と仲川は面白い存在ではないでしょうか。2人とも絶対的なレギュラーではないですけど、宮市は仲川からのアシストで2戦連続ゴールを挙げ、仲川もコンディションさえ良ければ活躍が計算できます。水沼宏太もすごく調子がいいので本当は入れたいですが、A代表経験者の2人を優先しました。
2022/07/14 なぜ鈴木優磨は選出されないのか? 日本代表OBがE-1選手権”落選”に見解「スタイルが合わないことはないけれど」 | フットボールゾーン
【専門家の目|栗原勇蔵】実力と活躍ぶりは申し分なしも「“何か”が欠けている」
日本サッカー協会(JFA)は7月13日、19~27日に行われるE-1選手権の日本代表メンバー26人を発表。J1リーグで6位タイの7ゴールを挙げている鹿島アントラーズのFW鈴木優磨は選外となり、ツイッターで「鈴木優磨」がトレンド入りするなど話題を呼んだ。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「スタイルが合わないことはない」と、活躍度的には選ばれてもなんら不思議はなかったとの見解を示した。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
E-1選手権のメンバーは国内組だけで構成。鈴木彩艶(浦和レッズ)、小池龍太(横浜F・マリノス)、大南拓磨(柏レイソル)、水沼宏太(横浜F・マリノス)、野津田岳人(サンフレッチェ広島)、西村拓真(横浜F・マリノス)、満田誠(サンフレッチェ広島)、町野修斗(湘南ベルマーレ)、細谷真大(柏レイソル)、藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)と10人が初選出となった。
2012年以来となる代表復帰を果たした宮市亮をはじめ、J1リーグ首位に立つ横浜F・マリノスから最多の7人、3位の川崎フロンターレから3人、4位のサンフレッチェ広島から6人が選出されたなか、2位の鹿島からは選出なし。とりわけ、今季ここまで7ゴールを挙げている鈴木優磨の名前はメンバーリストにはなかった。
元日本代表DF栗原氏は、「実力と活躍ぶりを見れば、選ばれるのは当たり前だろうなというのはみんな思っているところ」と前置きしつつ、「鈴木に関してはさまざまな憶測が飛び交っていますが、真相は分からない。選出は森保監督を含めて日本サッカー協会がトータルの評価で決めること。選ばれないということは、“何か”が欠けているのではないか」と見解を述べた。
ストライカーのポジションには、リーグ4位タイの8ゴールを記録している町野、6ゴールの細谷、5ゴールの武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)らがいるが、実力的に鈴木は決して劣らないと栗原氏は話す。
「鈴木はゴール嗅覚はあるし、動き出しも早いし、前からのプレスもできる。(森保ジャパンと)スタイルが合わないということはない。武藤らと比べても遜色はないし、見方によっては一番手になっても不思議はない」
鈴木には、Jリーグの舞台でアピールを続けて欲しいところだ。
2022/07/14 日本代表OBがE-1選手権で期待する注目プレーヤー4人 「とんでもないクロス」の持ち主は? | フットボールゾーン※一部抜粋
【専門家の目|栗原勇蔵】町野修斗が1トップでアピールに成功したら序列変動もある
森保ジャパンは7月13日、19~27日に行われるE-1選手権に臨むメンバー26人が発表された。今回のメンバーは国内組だけで構成。鈴木彩艶(浦和レッズ)、小池龍太(横浜F・マリノス)、大南拓磨(柏レイソル)、水沼宏太(横浜F・マリノス)、野津田岳人(サンフレッチェ広島)、西村拓真(横浜F・マリノス)、満田誠(サンフレッチェ広島)、町野修斗(湘南ベルマーレ)、細谷真大(柏レイソル)、藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)と10人が初選出となった。2012年以来となる代表復帰を果たした宮市亮をはじめ、J1リーグ首位に立つ横浜F・マリノスから最多の7人、3位の川崎フロンターレから3人、4位のサンフレッチェ広島から6人が選出された。ベテランとフレッシュな若手が融合した陣容となったなかで、元日本代表DF栗原勇蔵氏に注目選手を聞いた。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)
◇ ◇ ◇
■町野修斗(湘南ベルマーレ/FW/22歳)
今季J1成績:18試合(1075分)出場、8得点0アシスト
A代表通算:初招集町野は万能型ストライカーで、技術が高く、スピードもあるし、ヘディングも強い。ドリブルからの崩しはないですけど、1トップでの起用なら中で待っていてもいい。(5月21日のJ1リーグ第14節ヴィッセル)神戸戦を含めて5試合で6得点。得点を量産するチームではない湘南(総得点18)の中でリーグ4位タイの8ゴールを挙げるのは、F・マリノスで得点を決めるのとはまた訳が違って評価に値すると思います。
初のA代表でどこまでできるか。2018年にF・マリノスでチームメイトでしたけど、いい物を持っているのは知っていました。E-1選手権では前から守備をするよりも、ゴールにフォーカスして、爪痕を残してほしい。1トップで結果を残したら、ワールドカップメンバーに滑り込みもあると思います。
■小池龍太(横浜F・マリノス/DF/26歳)
今季J1成績:16試合(1303分)出場、3得点2アシスト
A代表通算:初招集小池は確実にA代表でやれるはずです。山根視来(川崎フロンターレ)は攻撃のセンスもあるし、オーバーラップとインナーラップの使い分けもうまい。山根が今回の右サイドバック一番手になるのは間違いないですけど、小池の運動量、1対1でのディフェンス能力は山根に劣らないと思います。
■水沼宏太(横浜F・マリノス/MF/32歳)
今季J1成績:18試合(1023分)出場、4得点6アシスト
A代表通算:初招集宏太は6月のJ1月間MVPに輝くほど、パフォーマンスが充実しています。32歳になりましたけど、もともとスピードがあるタイプなわけではなく、逆に動きの質、クロスの質は上がっていて、相当期待している選手です。
ワールドカップ出場も年齢的にラストチャンス。宏太のリーダーシップは素晴らしいし、とんでもない精度のクロスが入ってくるので、中で町野修斗や西村拓真が待っていたら、いいコンビネーションが出ると思います。
■鈴木彩艶(浦和レッズ/GK/19歳)
今季J1成績:0試合(―分)出場、0失点
A代表通算:初招集大迫敬介、谷晃生はJリーグで試合にも出ているし、いい選手なのは周知の事実です。それに対して、鈴木彩艶は今シーズンのリーグ戦で出番がないので、なおさらとにかく見たい。彼の身体能力は恵まれた武器。セービングだけでなく、力強いキックでもアピールしてほしいです。
2022/07/19 横浜FM勢が攻撃の中心? 日本代表OBがE-1選手権初戦・香港戦のスタメンを予想「連係面の不安を軽減」 | フットボールゾーン※一部抜粋
【専門家の目|栗原勇蔵】17日に公式戦のあった広島勢6人を除くメンバーからチョイス
森保一監督率いる日本代表は7月19日、E-1選手権の初戦で香港(FIFAランキング145位)と対戦する。国内組にとっては“ラストチャンス”とも言える、重要なアピールの場。元日本代表DF栗原勇蔵氏は招集メンバーのベスト布陣を予想している。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
日本(FIFAランキング24位)は、今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)でスペイン(同6位)、ドイツ(同11位)、コスタリカ(34位)と対戦する。本大会に向けて強化を図るなかで、7月19~27日に開催されるE-1選手権は国内組のみの体制。Jリーガーたちにとっては生き残りに向けて“ラストアピール”の場となる。
7月19日の香港戦は、今回の対戦相手(残り2チームは24日の中国、27日の韓国)の中で最もFIFAランキングは低い。そのなかで、日本も6人を招集しているサンフレッチェ広島が7月17日にJ1リーグ第22節京都サンガF.C.戦が開催されており、GK大迫敬介、DF荒木隼人、DF佐々木翔、MF野津田岳人、MF森島司、FW満田誠の全員が試合に出場。「中1日での起用はあまり聞いたことはない」と語る元日本代表DF栗原氏は、スタメンの顔ぶれはある程度絞られると予想する。
「広島勢は香港戦には出ない、と考えていいでしょう。GKは谷晃生(湘南ベルマーレ)がほぼ確定。谷口彰悟と山根視来の川崎フロンターレコンビ、中谷進之介(名古屋グランパス)も堅そうです。左サイドバックは、佐々木翔に代わって杉岡大暉(湘南ベルマーレ)かなと。杉岡は佐々木よりもより左サイドバックらしいタイプだと思います」
アジア最終予選からメインシステムとなっている4-3-3を継続するとして、中盤3枚はMF橋本拳人(ヴィッセル神戸→ウエスカ)、MF脇坂泰斗(川崎フロンターレ)、FW町野修斗(湘南ベルマーレ)が並ぶか。
「アンカーは橋本、岩田智輝、藤田譲瑠チマと3枚います。そのなかで、まず初戦は招集経験があって、森保監督のコンセプトをある程度理解している橋本を使う気がします。インサイドハーフは脇坂が本来のポジションであることも踏まえて当確。もう1枚が西村拓真(横浜F・マリノス)か町野ですが、技術がしっかりしている町野を降ろして中盤に置くのではないでしょうか」
— 3トップは西村拓真、水沼宏太、宮市亮の横浜FMトリオに期待
FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)が怪我で不参加となり、サガン鳥栖のFW岩崎悠人を代替招集。栗原氏は「『FWはコイツだ!』という選手がいなくなった」と懸念するなかで、得点ランキングで4位タイ(8ゴール)の西村をセンターフォワードと予想する。また、限られた調整期間で連係面の不安を少しでも軽減すべく、同じ横浜F・マリノスの選手を起用するだろうと話す。
「サイドを誰で使うか。右にベテランの水沼宏太、左は相馬勇紀(名古屋グランパス)か宮市亮。連係面も踏まえて、西村を含めたF・マリノス勢3人をセットで使う気がします。中盤に町野を置いたのも、(プロキャリアをスタートさせた)F・マリノスのやり方を知っているという意味合いもあります」
栗原氏は、「今、何ができるかアピールの場でいい」と、国内組の奮起に期待する。
「谷口と橋本が守備の要。攻撃は両ワイドで突破していくこれまでの流れは踏襲されるでしょう。水沼は伊東純也(ヘンク)とはタイプが違いますけど、ボールを持てれば自ずと高い位置を取れると思うので、ワンツーから何回クロスを上げられるか。縦に速い攻撃もF・マリノスで慣れていて、賢いので順応できると思います。攻撃陣をリーダー格として引っ張ってほしいです」
まずは、E-1選手権初戦で白星を飾り、弾みをつけたいところだ。
2022/07/20 「一番リアリティーがあった」 香港相手に6発快勝の森保ジャパン、日本代表OBが称賛したアタッカーは? | フットボールゾーン※一部抜粋
【専門家の目|栗原勇蔵】A代表デビューで結果を残した町野修斗と西村拓真を評価
森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング24位)は7月19日、E-1選手権初戦で香港(同145位)相手に6-0で快勝した。A代表デビュー組も数多くいたなか、元日本代表DF栗原勇蔵氏は、初ゴールを含めて2得点を挙げたFW町野修斗(湘南ベルマーレ)とFW西村拓真(横浜F・マリノス)を称賛している。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
森保監督は香港戦で、DF畠中槙之輔、MF岩田智輝、MF藤田譲瑠チマ、MF水沼宏太、FW西村拓真と横浜FM勢を5人スタメンで起用。立ち上がりからプレスをかけると、前半2分にMF相馬勇紀(名古屋グランパス)が直接FKを決めて先制に成功する。
前半20分にDF山根視来(川崎フロンターレ)のクロスに町野修斗がヘディングで合わせて追加点。その後、西村が2ゴール、相馬と町野もこの日2点目を挙げて、6-0で快勝を飾った。
香港は格下というエクスキューズはあるが、栗原氏は「結果を見てもやることはやれた」と評価する。
「簡単な試合にした大きな要因は、まずは相馬の直接FK弾。香港相手というのはありますけど、FKは今の日本代表にない武器。あのナイスゴールで、初出場組を含めて緊張もだいぶほぐれた気がします。最初からプレスに行って相手にペースを握らせず、何もやらせないという気持ちが見えた。あとは力の差がジワジワと表れて、6-0という結果になったと思います」
「相手は香港。その中で評価するしかない」と語る栗原氏。攻撃陣で町野と西村の2人が目を引いたという。
「町野のヘディングでのゴールが、6得点の中で一番リアリティーがあったと思います。相手から1~2メートルくらい離れた場所にポジショニングして、山根のクロスにドンピシャで“点”で合わせた。お手本のようなヘディングでした。西村は振り向きざまのコースを狙ったいいシュートと、左足にボールが乗ったぶれ球でのゴール。彼は中に飛び込んでも行けるのでいいアピールにはなったのではないでしょうか」
森保監督はこの日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で途中からメインシステムとした4-1-4-1ではなく、それ以前に使っていた4-2-3-1を採用した。栗原氏は「森保監督の中で、個人のアピールという位置づけだとはっきりした」とその意図について語る。
「選手たちに持ち味を発揮してほしいという、森保監督のメッセージだと思います。今日の結果を見て、(ヴィッセル神戸FW)大迫勇也らよりもいいんじゃないかと思ってしまいがちだけど、そこは少し違って、小さい差に見えて大きな差はある。ただ、可能性を感じさせてもらったのも間違いないです」
7月24日の中国戦(同78位)、27日の韓国戦(同28位)と対戦相手もレベルが上がっていくだけに、そこでどれだけのアピールができるかも重要なポイントになる。
2022/07/24 “広島選抜”で3バックにシフト 日本代表OBがE-1選手権・中国戦のスタメンを予想、アピールに期待の選手は? | フットボールゾーン
【専門家の目|栗原勇蔵】日程の関係により香港戦で温存した広島の選手をベースに構成
森保一監督率いる日本代表は7月24日、E-1選手権第2戦で中国(FIFAランキング78位)と対戦する。国内組にとってはラストチャンスとも言える、重要なアピールの場“第2弾”。元日本代表DF栗原勇蔵氏は“広島選抜”がベースになることを予想している。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
今回のE-1選手権は国内組のみの体制で、Jリーガーたちにとってはカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー滑り込みに向けて“ラストアピール”の場となる。
7月19日に行われた初戦・香港戦(同145位)で、森保監督はDF畠中槙之輔、MF岩田智輝、MF藤田譲瑠チマ、MF水沼宏太、FW西村拓真と横浜F・マリノス勢を5人起用。システムもW杯アジア最終予選の主戦システム4-3-3から4-2-3-1に変更して臨み、MF相馬勇紀(名古屋グランパス)、FW町野修斗(湘南ベルマーレ)、西村の3人がそれぞれ2ゴールを記録して6-0で快勝した。
中4日で迎える中国戦、栗原氏は「(27日の)韓国戦にフルメンバー」投入を視野に入れながら、香港戦では直前にJリーグの公式戦があった影響で起用を回避したGK大迫敬介、DF荒木隼人、DF佐々木翔、MF野津田岳人、MF森島司、FW満田誠のサンフレッチェ広島勢がメインになると予想する。
「GKは初戦で鈴木彩艶を使っているので、谷晃生か大迫敬介のどちらかになりますが、フィールドプレーヤーで広島の選手を多く使うなら、連係面を踏まえて大迫でしょう。システムも考えなければいけなくて、選手が力を発揮しやすいように広島に合わせて、3バックを採用する可能性も十分ある。3バックは佐々木翔、荒木隼人、名古屋(グランパス)で3バックのストッパーをやっている中谷進之介が、ジャストフィットだと思います」
アンカーはスペイン2部ウエスカへの移籍が決まったMF橋本拳人がいるが、栗原氏はA代表初選出で、広島で中盤の底として新境地を開拓した野津田を指名。ウイングバックの右は柏レイソルで同ポジションを務めているDF大南拓磨、左はDF杉岡大暉が香港戦にフル出場していることも踏まえ、サガン鳥栖のMF岩崎悠人を入れた。
シャドーと2トップには、広島のMF森島司とFW満田誠、川崎フロンターレのMF脇坂泰斗、柏レイソルで6ゴールを挙げているFW細谷真大と予想した。
「自分のチームでやっていることをベースにプレーさせれば持ち味を発揮しやすい。コンビネーションよりも、国際Aマッチでどんなプレーができるかアピールの場。U-21日本代表、柏レイソルで活躍している若手FWの細谷はスピードがあるし、満田と森島もアクセントが付けて、ワクワクするプレーを見せてくれるかに期待しています」
27日の韓国戦に向けて弾みをつけるためにも、中国を圧倒して勝利したいところだ。
2022/07/24 A代表初スタメンの宮市亮、日本代表OBが「伊東純也に劣らない」ために要求したポイントは? | フットボールゾーン※一部抜粋
【専門家の目|栗原勇蔵】10年越しの代表復帰で「キレが戻ってきた」
横浜F・マリノスのFW宮市亮は、7月24日に行われたE-1選手権第2戦の中国戦(0-0)でA代表初スタメン。スピードに乗ったドリブルで攻撃を牽引し、元日本代表DF栗原勇蔵氏も「キレが戻ってきた」と高く評価している。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
2012年にA代表デビューを飾り、今シリーズで10年ぶりの代表復帰となった宮市は、7月19日の香港戦を含めて過去3試合はすべて途中出場。中国戦がA代表初スタメンとなり、4-2-3-1システムの右サイドハーフに入った。
日本は宮市が右サイドで果敢にドリブル突破を仕掛け、中国ゴールを脅かす展開。徐々に宮市へのマークが厳しくなり、前半38分にスルーパスへ抜け出した際には、食らい付くDFウー・シャオツンのほかに、キャプテンのDFチュー・チェンジェも猛スピードでゴールライン際へカバーに入り、そのまま交錯。宮市はピッチに倒れ込んでしばらく動けなかった。
後半4分にはカウンターを発動して縦に仕掛けようとしたところをうしろからファウルされるなど、推進力で存在感を発揮。後半24分までプレーしてピッチをあとにした。
宮市がA代表デビューを果たした2012年当時に共闘した元日本代表FW栗原氏は、「中国が引いて守って難しいなか、スピードに乗ったドリブルからいいセンタリングを上げていた。やっぱり速いというプレーを何回も見せてくれたし、キレが戻ってきたのかなと思います」と語った。
日本代表の右サイドには、FW伊東純也(ヘンク)という不動の存在がいる。その壁は当然高いが、“ある点”を改善すれば、宮市も決して劣らないと栗原氏は見解を述べる。
「伊東はコンビネーションも使えるし、センタリングの精度も高い。宮市もスピードでは負けていないですけど、最後のセンタリングのところでスムーズに上げられるようになれば伊東に劣らないと思います。スピードあるドリブラーがそのままスムーズにセンタリングを上げられる選手もいれば、最後に少し減速しないと上げられない選手もいて、そうなると相手に足を出されて合わされてしまう。宮市はクロッサーではないけど、今の代表に求められる要素ではある。宮市は実際のところ、左(サイド)のほうが得意。三笘(薫)みたいに縦に行って、中に切り込んで右足で勝負できる。両方完璧にできるようなレベルじゃないと、今から(ポジション争いに)食い込むのは簡単ではない」
海外での10年間で怪我に苦しんできた宮市が、A代表の舞台でも輝きを放とうとしている。
2022/07/25 「サッカーを学んで成長している」 日本代表OBが中国の”ラフプレー”に見解「昔ほど荒くない」 | フットボールゾーン※一部抜粋
【専門家の目|栗原勇蔵】前半19分の森島へのタックルは「危険」も、それ以外のハードチャージは妥当の部類
中国のラフプレーにはSNS上でも厳しい声が上がったが、現役時代に実際に中国と対戦した栗原氏は、「(ラフプレーは)昔ほどじゃない」と見解を述べた、
「森島にタックルを仕掛けた選手は、『なんでファウル?』という顔をしていたので、ラフプレーは根強く残っているなと。普通に考えれば危険で、あれくらいは当たり前だというプレーを中国はやっている。でも、昔のほうが確実に荒い。森島に対するプレー以外は、許容の範囲。中国もサッカーを学んで成長していると思います」
ラフプレーに該当する動きもあったが、それが結果に影響を及ぼしたわけではないと冷静に分析していた。
2022/07/25 森保J、中国戦で「気持ちが一番見えた」のは? 日本代表OBが指摘「やるべきことを理解している」 | フットボールゾーン※一部抜粋
【専門家の目|栗原勇蔵】後半に途中出場した名古屋MF相馬勇紀の仕掛ける姿勢を評価
森保一監督率いる日本代表は、7月24日に行われたE-1選手権第2戦で中国に0-0と引き分けた。見せ場が少なかったなかで、元日本代表DF栗原勇蔵氏は途中出場したMF相馬勇紀(名古屋グランパス)の気迫を高く評価している。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
初戦の香港戦で6-0と快勝した森保ジャパンは、リーグ戦との兼ね合いで休ませていたサンフレッチェ広島の選手5人を中国戦でスタメン起用。5-4-1システムで低い位置にブロックを形成し、球際でも激しさを見せる中国が粘り強い対応を見せたなか、最後の局面で精度を欠いてゴールをこじ開けられない時間が長く続いた。
ボール支配率65.4%対34.6%、シュート数20対4と数字上は中国を圧倒しながら、ゴールを割れなかった日本。栗原氏は「失点しなかったことはポジティブ」と前置きしたうえで、香港戦との違い、問題点を指摘している。
「香港戦は前半2分に(相馬の直接FK弾で)幸先良く先制点を取れたことで、ゴールラッシュにつながりました。中国戦でも早い時間で点を取ってしまえば、相手も引いて守るわけにはいかず、出てきてオープンな展開でみんなが生きるプレーができたはず。そこが初戦との大きな差です。香港戦のメンバーに負けじと、自分たちもいいところを見せようと、足元でつないでいこうとしたけど、向こうの戦術にハマった。5、6人でブロックを作られると点を取るのは難しい。日本のビッグチャンスは少なかったです」
不完全燃焼に終わったなかで、後半36分にMF森島司(サンフレッチェ広島)に代わって途中出場し、サイドから果敢に仕掛けた相馬は、「自分がやるべきことを理解していて、途中から出てきて『やってやるんだ』という気持ちが一番見えた」と栗原氏は評価する。
2試合を終えて1勝1分の日本は、27日に2連勝の韓国と対戦。優勝を目指すうえでは勝利がマストになる。栗原氏は「中国戦の結果を踏まえて、1戦目の布陣がベースになるでしょう。韓国と一騎打ち、ついに“本番”が始まる。誰が勝負強いのか、真価が問われます」と、日韓戦での“ヒーロー登場”に期待を寄せていた。
2022/07/27 「韓国のほうが意識してる」 日本代表OBがE-1選手権”大一番”のスタメンを予想、宿敵相手の”切り札”は? | フットボールゾーン
【専門家の目|栗原勇蔵】初戦の香港戦メンバーにGK谷晃生、DF佐々木翔を投入か
森保一監督率いる日本代表は7月27日、E-1選手権最終戦で韓国(FIFAランキング28位)と対戦する。宿敵に勝利しなければ、大会優勝は果たせない“必勝”の一戦となり、元日本代表DF栗原勇蔵氏は初戦の“横浜FM選抜”がベースになることを予想している。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
今回のE-1選手権は国内組のみの体制で、Jリーガーたちにとってはカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー滑り込みに向けて“ラストアピール”の場となる。
日本は香港戦で6-0と勝利したが、続く中国戦でスコアレスドローに終わり、ここまで1勝1分。対する韓国は中国に3-0、香港に3-0と2連勝を飾っており、日本が優勝を果たすためには韓国に勝利するしかない。
元日本代表DF栗原氏は、「中国戦で引き分けた影響もあって、今いるメンバーでベストを選ばないといけない」と語り、4-2-3-1システムを継続したうえで、横浜F・マリノスの選手を5人起用した香港戦のメンバーがベースになると予想する。
「GKは(香港戦で)鈴木彩艶、(中国戦で)大迫敬介と使っているので、起用しない選手がいるのも望ましくない。怪我がなければ谷晃生でしょう。右サイドバックは山根視来で決まり。センターバックの谷口彰悟の相棒をどうするか。中谷進之介は中国戦でフル出場しているので、基本は香港戦で使った畠中槙之輔だと思います。左サイドバックは佐々木翔を使う気がします。対人の守備は強いし、中国戦で後半17分に途中交代させているところを見ると、フィジカルに長けた韓国戦を見据えているのではないかなと。佐々木をスタメン、得点が必要な局面になれば杉岡大暉の投入を視野に入れます」
ボランチ、2列目、1トップは流れの良かった香港戦を加味し、MF岩田智輝、MF藤田譲瑠チマ、MF水沼宏太、FW西村拓真(いずれも横浜FM)、MF相馬勇紀(名古屋グランパス)、FW町野修斗(湘南ベルマーレ)の顔ぶれにテコ入れはしないか。
「香港戦はいいコンビネーションでできたし、ローテーション的にも変える必要はないと思います。香港戦の成功例がある。この大会で失うものは何もなく。思い切りやるだけ」
日韓戦は、これまでもしびれるような戦いが繰り広げられてきた。栗原氏も「昔からのライバルですけど、日本以上に韓国のほうが意識している」と話す。
「日本と韓国の力は五分。韓国は中国ほど引いてこないと思うので、面白い戦いになるはず。最初の入りはすごく大事です。キャリアハイのパフォーマンスを見せてほしいところです。予想は日本が2-1で勝って優勝です」
宿敵・韓国を破り、2013年以来の大会制覇を果たしたいところだ。
2022/07/27 韓国は「勝つ気が感じられなかった」 日本代表OBが因縁の日韓戦で勝負の分かれ目に挙げたのは? | フットボールゾーン※一部抜粋
【専門家の目|栗原勇蔵】中国戦の反省を生かし、相馬の先制点から一気に畳みかけ
森保一監督率いる日本代表は、7月27日に行われたE-1選手権第3戦で韓国に3-0で勝利し、2013年大会以来の優勝を果たした。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、勝負を分けたポイントとともに、韓国に本来の気迫が感じられなかったことを指摘している。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
日本は初戦の香港戦(6-0)同様、韓国戦でも横浜F・マリノスの選手をベースに起用。DF畠中槙之輔、DF小池龍太、MF岩田智輝、MF藤田譲瑠チマ、MF水沼宏太、FW西村拓真がスタメンに名を連ねた。
序盤からリズムを掴んだ日本だったが、前半はゴールを奪えず。しかし、後半4分に藤田のクロスをMF相馬勇紀(名古屋グランパス)がヘディングで合わせて先制点を奪うと、同19分には相馬のコーナーキックをDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)がヘディングシュートで仕留めて2点目。後半27分には、西村→小池→FW町野修斗(湘南ベルマーレ)の連係弾でダメ押しの3点目を挙げてゲームを決めた。
7月24日の中国戦では主導権を握りながら0-0のスコアレスドロー。前戦と違う結果を生み出せた要因について、元日本代表DF栗原氏は「先制点」の大きさを挙げた。
「いい形で先制点を取れて、そこから日本のほうが気持ちで上回ったと思います。マリノスを中心としたサッカーが機能していた。相馬のゴールの場面は、藤田がボールを持って、フリーでセンタリングを上げられた。プレッシャーがなかったというのはあるかもしれないですけど、いいボールが出て、相馬もいい動きで、難しいヘディングをしっかり決めた。韓国は引き分け以上で良かったので、守備の強度が増す前のあの時間帯にゴールできたのは大きかったです。あのゴールがなかったら、どちらに転んでいたか分からない」
日韓戦はこれまでの歴史を振り返っても、激しい戦いが繰り広げられてきた。この日はボール支配率こそ日本が43.1%対56.9%と下回ったが、シュート数は14対4と大差をつけ、被枠内シュートも1本のみと内容は圧倒したと言っていい。
現役時代に日韓戦を経験している栗原氏は、「正直に言えば、韓国は本当に勝つ気があるのかなと思いました。点を取られても前に行く雰囲気がなくて、これでいいのかなと逆に心配してしまうくらい。日本のほうが間違いなく気持ちが入っていた。ピンチはGK谷(晃生)が好セーブでしのいだシーンくらいで、ミスも多いし、気持ちも感じられなかった。そういう状況にさせたのは日本の選手かもしれないですけどね」
また、国内組だけで臨んだE-1選手権で優勝を果たした森保監督については、「優勝は評価に値すると思います。森保監督のマリノス勢を使う采配も当たったので」と栗原氏は称えていた。
2022/07/28 E-1選手権で「印象に残った選手3人」 日本代表OBが選出、「森保監督の理想に近い」と評価したのは? | フットボールゾーン
【専門家の目|栗原勇蔵】3ゴールの町野修斗と相馬勇紀、守備で存在感発揮の藤田譲瑠チマを選出
森保一監督率いる日本代表は、7月27日に行われたE-1選手権第3戦で韓国に3-0と完勝し、2013年以来の大会制覇を果たした。国内組にとっては、11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー入りに向けて貴重なアピールの場。元日本代表DF栗原勇蔵氏に、今大会で印象に残った選手3人を選んでもらった。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)◇ ◇ ◇
■町野修斗(湘南ベルマーレ/FW/22歳)
香港戦:先発出場90分間・2ゴール
中国戦:途中出場28分間
韓国戦:先発出場90分間・1ゴール「森保監督の中で、1トップで大迫(勇也/ヴィッセル神戸)がファーストチョイスで大迫のようなタイプが好みだと考えた時に、ほかの選手はスピードタイプの中で、町野は大迫に一番近い。森保監督が理想とする1トップに近いかもしれません。足元で収められ、ヘディングもできて、ゴールも奪える。今大会でしっかり結果を残したと思います」
■相馬勇紀(名古屋グランパス/MF/25歳)
香港戦:先発出場64分間・2ゴール・1アシスト
中国戦:途中出場8分間
韓国戦:先発出場87分間・1ゴール・1アシスト「今大会のラッキーボーイ的存在で、3試合とも存在感を発揮していた選手。香港戦の直接フリーキック(FK)弾にはじまり、韓国戦のヘディングでの先制点。引き分けに終わった中国戦でも途中出場で果敢に仕掛け、アピールするんだという気持ちも見えた。個人的には(昨夏に開催された)東京オリンピックの時のほうがキレがあった気もするので、さらに調子を上げていってもらいたいです」
■藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス/MF/20歳)
香港戦:先発出場90分間・1アシスト
中国戦:出場なし
韓国戦:先発出場87分間・1アシスト「藤田は20歳と若いし、経験を積ませて伸びる可能性があります。F・マリノスでのプレーを見てる限りは、藤田はレギュラーでもないし、岩田(智輝/25歳)のほうが個人的な評価は高かったのが正直なところ。でも、日本代表でしっかりとプレーしてみせた。長短のパスを捌けるという評判ですけど、逆にそれはもっと伸ばしていかないといけない部分。一番の特徴は守備で、1回で終わらず何回も相手に行ける。そこで来るかというところでぶつかるし、タイミングが上手くて足も伸びるので、今後に期待しています」
2022/07/28 宮市亮の負傷は「アクシデント」 批判対象の韓国主将のプレーに日本代表OB言及「汚くもなんともない」 | フットボールゾーン※一部抜粋
【専門家の目|栗原勇蔵】宮市が右膝を痛めて負傷した際のキム・ジンスは正当プレー
韓国の激しいプレーにはネット上で否定的な見解も散見されるが、元日本代表DF栗原氏は、負傷に至ったシーンに関しては批判に値するものではないと見解を述べている。
「キム・ジンスが(宮市とボールの間に)身体を入れて、クォン・ギョンウォンに処理を任せようとしたところで、味方がボールを失って宮市にかわされそうになったので、キム・ジンスがまた対応する形になった。宮市が負傷する前のプレーは汚くもなんともない。キム・ジンスは日本でのプレー経験(2012~14年にアルビレックス新潟に所属)があって、人間性もいい選手。傷んでいた宮市を気にかけていたし、日本に対してひどいプレーをする選手でもない。あれは完全にアクシデント。ただ、宮市が膝を痛めてプレー続行ができない状態というのは重症の可能性があります。靭帯とかが傷がつくから走れない、動けないわけで、心配です」
栗原氏は、宮市が大事には至らず、再開するJリーグでも好プレーを見せることに期待していた。
2022/07/27 「愛するクラブを傷つけてはいけない」 罰金2000万円処分の浦和、違反行為のサポーターへ元日本代表DFが見解 | フットボールゾーン※一部抜粋
【専門家の目|栗原勇蔵】浦和サポーターの「熱さ」はJリーグ随一もルール遵守は必須
現役時代に埼玉スタジアムで何度も浦和と対戦した経験を持つ元日本代表DF栗原氏は、「埼玉スタジアムに行った時は、熱いレッズサポーターに何度も苦しめられました。レッズは戦力的にはもちろん、あのサポーターがいるからこそ強いし、選手を後押しする力はJリーグでもトップクラスだと思います」と、浦和サポーターの持つパワーに言及。そのうえで、「熱いサポーターは個人的に好きだし、いい意味で熱さは忘れないでほしいですけど、今回の件は反省してほしい」と見解を述べる。
「サポーターの方のおかげで、Jリーグやプロクラブは成り立っています。レッズのサポーターは熱いと認知されているし、歴史があるのも分かる。でも、それはあくまでルール内での話で、ルールを破ってしまうとなんでもありになってしまいます。声を出したい気持ちも分かりますけど、罰金2000万円はクラブが支払わないといけないので大ダメージ。自分たちが愛するクラブを傷つけてはいけない。レッズのサポーターはそれがきちんとできると思うので、ルールに従ってほしいですね」
栗原氏は浦和サポーターをリスペクトしたうえで、ルール遵守の重要性を訴えていた。
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