【試合結果Webニュースまとめ(2○0)】2022/3/6(日)14:00KO J1第3節 横浜F・マリノスvs.清水エスパルス@日産スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(2○0)】2022/3/6(日)14:00KO J1第3節 横浜F・マリノスvs.清水エスパルス@日産スタジアム

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第3節 横浜F・マリノス vs 清水エスパルス 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs清水の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2022年3月6日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 14,752人

監督コメント

[ ケヴィン マスカット監督 ]

短い間に5試合目が行われました。今日はメンバーを替えましたが、強くプレッシャーに行くことができ、良いスタートを切れました。後半はなかなかコントロールできませんでしたが、選手は最後まで戦ってくれてハッピーな気持ちでいっぱいです。

--プレーモデルの浸透を感じます。手ごたえを聞かせてください。
リーグ戦もAFCチャンピオンズリーグも過密日程が分かっていた中で、J1の質が高まっているのもあり、自分は「全員が必要だ」と話してきました。ある選手はいつもと違うポジションで出ないといけなかった状況もありますが、良いレベルで試合をこなせていると感じます。今日の後半はもっとアグレッシブに行きたかったのですが、疲れもあってそうはいきませんでした。その一方、良い結果にはつながったのは良かったです。

--多くの選手が活躍した5連戦の総括をお願いします。
いくつかの修正点や伸ばさないといけない部分を見つけることができました。一方、きょう起用した西村(拓真)や吉尾(海夏)が良いプレスを掛けてくれ、コントロールに寄与しました。それを見ても全員がやるべきことを理解し、ピッチ上で表現することができれば、うまくゲームを運ぶことができます。

残りのシーズンに向け、選手たち全員が緊張感を持って取り組んでいかないと感じたはずです。なぜなら、いろいろな選手がどのポジションで出てもレベルを落とさず、自分たちのサッカーができるからです。ポジション争いは激しくなると感じているはずで、日々の練習で集中し、ピッチに立つために何を表現しなければいけないのかを学んだはずです。選手たちはポジションをつかむためにしっかりと戦ってくれるでしょう。

選手コメント

吉尾 海夏

--横浜FM初ゴールを振り返ってください。
自分が一番ビックリしています。けっしてキレイなゴールではありませんでしたが、プレスに行けたことがゴールにつながったと感じています。(日産スタジアムでゴールを決め)入った瞬間、なんとも言えない感情が沸き、鳥肌が立ちました。

--サポーターに向け、エンブレムを叩きました。
「帰ってきたんだぞ」というのを伝えたかったのと、やっとマリノスの勝利に貢献し、スタートラインに立てたとも感じました。

--復帰後、初先発でした。
誰が出てもマリノスのサッカーをして勝つところを皆さんに見せたかったです。個人としては結果にこだわり、試合に入りました。一番は目に見えるゴールやアシストをするために、相手のイヤがるところで脅威となるプレーを心がけました。それをすればおのずとゴールにつながるので、そこを一番に意識していました。

小池 龍太

--素晴らしいゴールシーンの流れを振り返ってください。
もう1つ手間をかけるか、自分でフィニッシュにいくのかは悩みましたが、相手の配置や相手との間隔がゴールにつながりました。ボランチの選手が点を取れるのはチームにとって大きいことですし、新しいポジションで結果を残せて良かったです。

--ボランチとして、どのようなプレーを意識していましたか。
チームがいつもどおりのサッカーをして勝利し、周りがやりやすい環境を作れたことに手ごたえを感じます。今日はそういった部分が多く出て、周りを助けられたと思います。

マリノスのサッカーで新しいポジションをやるにあたって、ポジションは関係ないと言っては何ですが、いなければいけない場所を認知し、理解していれば、役割は多いようで少なく、迷いはありません。自分にできることや、やらなければいけないことを行動に移せたところは成長したところなので、できることを増やしていくことが今後の成長につながると感じています。

--誰が出ても変わらないサッカーができるようになった変化を感じている部分はありますか。
以前から自分たちがやろうとすることは変わりません。一方、新加入選手のアタッキングフットボールに対する吸収力は大きく違いがあるのかな、とは感じています。それを体現するには時間がかかったり、難しい部分もありますが、勝ちつつ、負けたときに修正し、少しずつ自分たちらしいサッカーを体現できるようになってきています。

 
 

Twitter / Istagram


 
 

ハイライト動画


【横浜F・マリノス×清水エスパルス|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第3節 | 2022シーズン|Jリーグ – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 清水に2―0完勝!下部組織育ちMF吉尾が“本拠”初ゴール「最高に気持ちいい」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は6日、ホームで清水と対戦し2―0で完勝した。前半32分、この日は本職のサイドバックではなくボランチで先発したDF小池龍太(26)が、ペナルティーエリア内に侵入し、最後は得意の左足で巻いた芸術的な一発をゴール左角に突き刺して先制。同43分にはトップ下で今季初先発を飾ったMF吉尾海夏(23)が前線から激しいプレスをかけ、相手DFのクリアが右足に当たってゴールネットを揺らした。
 吉尾にとっては仙台時代の19年6月1日の名古屋戦以来となるJ1通算3点目。下部組織で育った横浜、そしてホームの日産スタジアムではうれしい初ゴールとなった。

 昨年期限付きで移籍したJ2町田で10得点10アシストをマーク。たくましさを増して18年シーズン以来の復帰を果たした。17年のトップ昇格以来、足かけ約6年。吉尾は「決して綺麗なゴールではなかったですけど、泥臭く取れて良かったです。ここまで来るのに時間がかかってしまいましたけど、ゴールを取れたときは、最高に気持ち良かったです!」と笑顔で振り返った。

 吉尾の活躍などでチームは今季初の連勝。守備陣も奮闘し2戦連続完封を飾った。出場停止やケガで選手を欠く厳しい状況もあったなか、マスカット監督はメンバー、選手のポジションを固定しない柔軟な采配を披露。なおかつ標ぼうする「アタッキング・フットボール」を一丸となってピッチで体現し、「いつもとは違うポジションで選手が出なければいけなかったりとか、そういうことがあった中で、本当に良いレベルで試合をこなしているなと自分も感じています」と手応えを口にした。

 
 
横浜が今季初連勝で暫定首位 変幻起用に応える小池「吸収力というところは今年大きく違いがあるのかな」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜が“変幻自在”の攻撃サッカーで今季初の連勝を飾った。過密日程の中、ケガ人などが多発する苦しい状況下でも、マスカット監督はメンバーを固定せず、思い切った選手起用、選手の本職にとらわれない配置転換など柔軟な采配を披露。清水を2―0で撃破し、指揮官自身も「いつもとは違うポジションで選手が出なければいけなかったりとか、そういうことがあった中で、本当に良いレベルで試合をこなしている」と手応えを掴んでいる様子だ。
 その象徴的な存在となった選手が、この日先制点を決めた小池龍太(26)だ。本職はサイドバックながら、この日はボランチで先発。前半32分に得意の左足で芸術的な一発を決めチームに流れを引き寄せた。後半途中からは右サイドバックにポジションを移し、守備でもチームに大きく貢献。ゴールの場面を「相手の配置だったり感覚というところが、あのゴールに繋がった」と振り返り、「ボランチの選手が点を取れるのというのは、チームにとって大きいこと。新しいポジションですけど、結果を残せたというのは良かったなと思っています」と喜んだ。

 この勝利で首位だった川崎Fと勝ち点10で並び、得失点で暫定ながら首位に立った。過去チームは主軸にケガ人が出るとレベルを落とす脆弱な姿も見られたが、小池龍は「ポジションに関係なく、一人ひとりが、マリノスのサッカー、アタッキングフットボールをしようという、吸収力というところは、今年大きく違いがあるのかな」と今季ここまでを振り返り、「試合を重ねて勝ち続けて、負けたときに修正して、そういった繰り返しの中で、少しずつですけど、自分たちらしいサッカーというのを体現できるようになっている」と手応えを示した。

 
 

ニッカンスポーツ

横浜、清水に快勝で首位 小池龍太鮮やかミドルで先制 吉尾海夏5年目の横浜初ゴール – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスが快勝で首位に立った。

前半32分にMF小池龍太(26)が鮮やかなミドルシュートで先制。

43分にはMF吉尾海夏(23)が相手ゴール前で猛プレスをかけ、クリアボールを足に当ててそのままゴールへ。この2点を守った。吉尾は17年のプロデビューから3シーズンの期限付き移籍を経て5年目で横浜での初ゴール。「相手が嫌がるところで脅威になるプレーをしていれば自然とゴールにつながると思っていた」と振り返った。

 
 

サンケイスポーツ

吉尾海夏が横浜Mで待望の初ゴール 「泥臭くゴールが取れた」 下部組織で育った23歳 – サンスポ

明治安田J1第3節第2日(6日、横浜M2-0清水、日産ス)うれしい横浜Mでの初ゴールだった。1-0の前半43分、MF吉尾海夏(かいな、23)は、自陣からビルドアップを試みる清水のDF立田にプレスを掛ける。クリアに切り替えて蹴りだそうとした瞬間に、吉尾が出した右足にボールが当たり軌道が変わると、そのままゴールに吸い込まれた。

「決してきれいなゴールではなかったですが、泥臭くゴールが取れた。日ごろから求められていることがゴールにつながってよかったです」

横浜Mの下部組織で育ち、2018年にはJ1デビューを果たした23歳。その後は仙台、町田と期限付き移籍で経験を積み、今季、再びトリコロールの一員となった。「ここまで来るのに時間がかかりましたが、ゴールを取れたときは最高にうれしかったです」。サポーターも待ちわびた横浜Mでの初ゴールに笑顔が弾けた。

チームは開幕からの5試合を3勝1分け1敗で乗り越えた。「マリノスの選手は誰が出ても、マリノスのサッカーをして、勝てるというのを見せたかった」。結果でチームの層の厚さを示した背番号14の背中は大きく見えた。

 
 

スポーツ報知

横浜FM、清水に2発快勝で連戦一区切り マスカット監督「メンバーも変えながらいいスタートが切れた」 : スポーツ報知

 横浜FMは本拠で清水に2―0で勝利した。今季初の連勝で、開幕5連戦を3勝1分け1敗とした。

 前半32分、ボランチで先発出場した小池龍太が切り返しからの左足シュートで先制点。同43分にはJ2町田から復帰後初先発のMF吉尾海夏がゴール前でのプレスから追加点を決めた。守備陣も安定した守りを見せ、清水にはほとんどチャンスを与えなかった。

 前節から先発を6人変更。多くの主力を負傷で欠いた中、2日の神戸戦同様これまで出場機会の少なかった選手も存在感を示した。マスカット監督は「メンバーも変えながらやった中で(開幕5連戦の)いいスタートが切れた。入りから強くプレッシャーもいけて、前半は良かった。後半は自分たちがコントロールしたい中で疲れがちょっと見えてきたと感じた。しかし選手は最後までピッチで戦ってくれた。結果はハッピー」と振り返った。

 けが人も相次ぐ状況で、神戸戦では高卒ルーキーMF山根陸の先発抜てきや小池龍のボランチ起用、この日もDF小池裕太を前線で起用するなど、思い切った采配が目立った。その中でも、全員がチームの目指すスタイルをイメージし、役割をまっとう。「いつもと違うポジションで出る選手がいる中でも、いい質で試合がこなせている。自分たちのやり方を全員が理解していけば、うまくゲームをコントロールすることができるとわかった」と指揮官も一定の手応えを深めて様子だ。

 ”総力戦”が大きなテーマとなったここ2試合。間違いなく、リーグ戦だけでなくこれからアジア・チャンピオンズリーグを戦っていくチームにとって、選択肢を増やす収穫にもなった。指揮官は「今日までの試合で一人一人緊張感を持たないといけないとわかったはず。どこのポジションでもやらなければいけない、ポジション争いは激しくなっていると感じているはず。ピッチでどう表現するか、ピッチに立つために練習から何をしなければいけないか。これからもお互いのポジションで戦ってくれると思う」とますますの選手の奮起に期待を寄せた。

 
 
横浜FM、今季J2町田から復帰のMF吉尾海夏が待望の初ゴール「スタートラインに立てた」 : スポーツ報知

 横浜FMは本拠で清水に2―0で勝利した。今季初の連勝で、開幕5連戦を3勝1分け1敗とした。J2町田から今季復帰したMF吉尾海夏が、初ゴールを挙げた。

 一瞬だった。1―0の前半43分。ゴール前で相手DFに勢いよくプレスをかけ、相手のキックに右足を伸ばした。ボールは軌道を変え、そのままゴール内側へ。「決してきれいなゴールではなかった」というが、「自分が一番びっくりしている。あそこまでプレスにいけたことがゴールにつながったのかと思う。泥臭くゴールが取れて良かった」と振り返った。

 ゴール直後には、胸のエンブレムを強く握りしめた。下部組織出身の23歳が、直近3年は仙台やJ2町田へと武者修行に出て、満を持しての復帰。マリノス初ゴールを「ここまでくるのに少し時間はかかってしまったけど、ゴールを取れた時は最高に気持ち良かった。入った瞬間なんとも言えなくて鳥肌がたった。帰ってきたんだぞっていうのと、やっとマリノスの勝利に貢献することと、スタートラインに立てたって気持ちがあった」とかみ締めた。

 チームは多くの主力選手を負傷で欠く。柏戦、神戸戦と途中出場し、この日初の先発に名を連ねた。「誰が出てもマリノスのサッカーをして勝つところを見せたかった。個人ではとにかく結果。相手の嫌がるところで、相手の脅威となるプレーをするように心がけて、それをしてればおのずとゴールにも近づくかなと。やり続けることを意識した」。ボール奪取やキープ力、守備でも見せつけ、序盤から積極的な姿勢を貫いた。MF小池龍太の先制シーンでは、相手DFをつり上げて貢献。目に見える結果でも、前へと攻め続ける姿勢でも、しっかりと成長を示した。

 試合に出続けるためにも、ますます激しさを帯びた競争に打ち勝たねばならない。ひとまわり大きくなって新たな一歩を踏み出した吉尾は、「自分が攻撃の起点になって、相手の嫌がるところで受けてうまく前に運んで、ゴールに絡むところをもっともっと出していきたい」と堂々と今後への意気込みを語った。

 
 
ボランチの横浜FM小池龍太が今季初ゴール「新しいポジションで結果を残せて良かった」 : スポーツ報知

 ボランチで初先発した小池龍が、90分間チームを押し上げ、支えた。前半32分には、MF藤田譲瑠チマのパスを受けると、カットインしてペナルティーアーク付近から左足を振り抜いて先制ゴール。美しい軌道を描いたボールはゴール左へ突き刺さった。昨シーズン、ボランチ出場の選手の点数は0。チームの一つの課題でもあったが、「ボランチの選手が点を取れるのは大きい。新しいポジションで結果を残せたのは良かった」とうなずいた。

 サイドバック本職だが、けが人が相次ぐ状況もあり、前節の神戸戦からボランチに挑戦。コンビを組んだ藤田や、ともに初先発の吉尾やDF角田涼太朗ら周囲にも、広い視野とハードワークで余念ないサポートをした。「自分の手応えとしてはチームが勝つこと、チームがいつも通りのサッカーをすること。まわりの選手がやりやすいプレーをすることが手応え。今日はまわりの選手を助けられたと思う」。試合後は「勝ったぞー!」と喜びを爆発させ、拳を突き上げた。

 新たなポジションでも遜色なくプレーできるのは、チームのスタイルが浸透しつつある証拠。小池龍も「マリノスのサッカーでプレーすることはポジション関係ないというか、いないといけない場所を認知した中で役割は多いようで少ない。理解してれば迷うことはない。自分にできること、チームとしてやらないといけないことを分析して、行動に移せたことが成長につながった」と語った。

 全員の力で乗り切った5連戦。勝利、敗戦、収穫を得て「自分たちらしいサッカーを体現できるようになってきている」。誰がどこで出ても、マリノスのサッカーを表現するため、「やれることを増やしていくことが今後の成長につながる」とさらなる進化を誓った。

 
 

サッカーダイジェスト

 
横浜が2発完勝! 小池龍の鮮やかコントロールショット、今季初先発・吉尾のゴールで清水を下す | サッカーダイジェストWeb

 Jリーグは3月6日、J1第3節の8試合を各地で開催。日産スタジアムで行なわれた横浜F・マリノス対清水エスパルスの一戦は、2-0で横浜が勝利した。

 両チームのメンバーは以下のとおり。

横浜/ホーム 監督:ケヴィン・マスカット
スタメン)
GK:1高丘陽平 DF:27松原健、24岩田智輝、33角田涼太朗、2永戸勝也 MF:16藤田譲瑠チマ、25小池龍太、14吉尾海夏 FW:7エウベル、30西村拓真、17宮市亮
サブ)
GK:50オビ・パウエル・オビンナ DF:26小池裕太、5エドゥアルド MF:28山根陸、35樺山諒乃介 FW:11アンデルソン・ロペス、23仲川輝人

清水/アウェー 監督:平岡宏章
スタメン)
GK:21権田修一 DF:4原輝綺、2立田悠悟、50鈴木義宜、7片山瑛一 MF:6竹内涼、18白崎凌兵、17神谷優太、23鈴木唯人 FW:11中山克広、32ベンジャミン・コロリ
サブ)
GK:1大久保択生 DF:29山原怜音、38井林章 MF:13宮本航汰、26滝裕太、37髙橋大悟 FW:15岸本武流

 序盤にペースを握ったのは横浜。持ち前のスピーディなパスワークと縦への鋭さで敵陣に押し込む。奪われても素早く切り替え、ピンチを未然に防ぐ。

 17分には松原のクロスにエウベルが合わせてネットを揺らすも、惜しくもオフサイドの判定。23分には相手のビルドアップのミスを見逃さず、最後はエウベルが狙いすましたシュートを放つ。だが、これは敵GKの好守に阻まれる。

 自分たちのリズムでゲームを進めるなか、32分に小池龍が先制点をゲット。敵陣ペナルティエリア右でカットインから左足で見事なコントロールショットを突き刺す。

 横浜はさらに43分、追加点を挙げる。相手のクリアを吉尾海夏がブロックし、その跳ね返りがそのままゴールに収まった。今季初先発の23歳が結果で応えた。

 横浜の2点リードで迎えた後半、ホームチームは隙のない試合運びで清水の反撃を許さず。危なげなくゲームを終わらせ、勝点3を手にした。

 
 

サッカーキング

横浜FM、小池龍太のゴラッソなどで清水に2発快勝! 2連勝で今季3勝目 | サッカーキング

 明治安田生命J1リーグ第3節が6日に行われ、横浜F・マリノスと清水エスパルスが対戦した。

 ホームの横浜FMは17分、松原健の折り返しをエウベルが押し込みネットを揺らすが、オフサイドでゴールは認められない。23分には高い位置でのボール奪取からエウベルがシュートに持ち込んだものの、相手GK権田修一の好セーブに阻まれた。

 32分、横浜FMが先制する。ペナルティエリア手前で縦パスを受けた小池龍太がカットインから左足を振り抜くと、シュートは弧を描いてゴール左上に吸い込まれた。36分には西村拓真が右からグラウンダーで折り返し、ボックス中央に飛び込んだ小池龍が右足で合わせるが、枠に飛ばすことはできなかった。

 横浜FMは43分にリードを広げる。吉尾海夏が敵陣深い位置で相手DF立田悠悟に猛然とプレスをかけると、立田のクリアが吉尾に直撃。ボールはそのままゴールに向かい、ネットを揺らした。

 2点のリードで折り返した横浜FMは58分、ゴール前でのパス回しからエウベルが押し込んでネットを揺らす。しかし、直前のプレーで西村による相手DF鈴木義宜へのファウルがあったとして、主審のオンフィールドレビューで得点は取り消された。

 なんとか1点を返したい清水は後半アディショナルタイム1分、右からのクロスに岸本武流が頭で合わせるが、惜しくも枠を捉えられない。

 試合はこのまま終了し、横浜FMが2点のリードを守り切って勝利した。横浜FMは2連勝で今季3勝目、清水は今季初黒星となった。次節、横浜FMは12日にアウェイで北海道コンサドーレ札幌と、清水は同日にホームでセレッソ大阪と対戦する。

【写真ギャラリー】2022.3.6 明治安田生命J1リーグ第3節 横浜F・マリノス 2-0 清水エスパルス | サッカーキング
 
 

サッカーマガジンWEB

 
 

ゲキサカ

連戦でも強い横浜FM、小池龍太&吉尾海夏の今季初ゴールでホーム3連勝!! | ゲキサカ

 J1リーグは6日、第3節を各地で行い、横浜F・マリノスが清水エスパルスを2-0で下した。ホーム日産スタジアムでは3連勝。ACLがセントラル開催される影響で開幕から怒涛の5連戦を強いられたが、メンバーを入れ替えながらも3勝1分1敗の好成績をキープした。

 ホームの横浜FMは2日の神戸戦(○2-0)から中3日。先発6人を一斉に入れ替え、DF角田涼太朗とMF吉尾海夏が初先発を果たした。MF小池龍太は神戸戦の試合途中からに引き続いてボランチ起用され、MF藤田譲瑠チマとコンビを組んだ。対する清水は前節の磐田戦(○2-1)から1人を変更し、DF山原怜音に代わってMF中山克広が入った。なお、この一戦では元Jリーガーの御厨貴文氏が初めてJ1リーグの主審を担当した。

 試合は序盤から横浜FMのペース。前半6分、吉尾の強烈なミドルシュートがGK権田修一を強襲すると、同8分には神戸戦で2ゴールのFW西村拓真も積極的にシュートを狙った。その後は清水が統率の取れたプレッシングを繰り出すが、同17分にも横浜FMに決定機。DF松原健のクロスに飛び込んだFWエウベルがネットを揺らしたが、オフサイドの判定が下された。

 さらに前半23分、横浜FMは小池龍のボール奪取からエウベルが狙うも、またも権田がスーパーセーブ。それでも同32分、藤田の縦パスを受けた小池龍がバイタルエリアで鋭い切り返しを見せ、相手をかわすと、左足でコントロールショット。これがゴール左上隅に突き刺さり、横浜FMが先制点を奪った。

 なおも勢いに乗る横浜FMは前半36分、高い位置でのボール奪取から西村が右に流れ、クロスに小池龍が飛び込むも、シュートは惜しくも枠外。しかし同43分、たえず続けていたプレッシングで吉尾が相手のビルドアップを追い詰めると、DF立田悠悟のクリアボールが吉尾に当たってゴールへ。献身的な姿勢が実った吉尾はこれが横浜FMでの初ゴールとなった。

 横浜FMは後半開始時、2試合連続先発のMF宮市亮に代わってDF小池裕太を投入。エウベルを右ウイングに回し、小池裕は左ウイングに入った。対する清水は前線でボールが収まらなかったFWベンジャミン・コロリに代わって新加入のFW岸本武流を起用。徳島ではウイングやサイドバックで使われていたが、2トップの一角に入った。

 それでも横浜FMは止まらない。後半13分、西村が相手との競り合いでボールを残し、これを拾った吉尾のパスに西村が左サイドを抜け出すと、ゴール前で吉尾と松原が細かくつないで右にラストパス。これをエウベルが落ち着いてゴールに突き刺した。だが、ここでVARが介入。西村が相手と競り合った時点でファウルがあったとして、オンフィールドレビューの末にゴールは取り消された。

 3点ビハインドは免れた清水はその後、サイドからのクロスに岸本が飛び込む形でチャンスを創出。それでも同45分、途中出場の山原のクロスに岸本が反応したが、枠を外れてゴールには至らない。そのまま試合はタイムアップ。横浜FMが磐石の試合運びで今季3勝目を手にした。

(取材・文 竹内達也)

 
 
ボランチ初先発も「理解していれば迷うことはない」新境地の横浜FM小池龍太が今季初ゴール! | ゲキサカ

 ボランチではプロ入り以来初先発だった横浜F・マリノスDF小池龍太が見事な先制ゴールで勝利を導いた。「ボランチの選手が点を取れるのは大きいし、新しいポジションで結果を残せたのが良かった」。目まぐるしくポジションが入れ替わるのが横浜FMのアタッキングフットボール。新境地を切り拓く26歳が、その真価をこれ以上ない形で体現してみせた。

 試合の均衡が破れたのは前半32分だった。小池はボランチの相方でもあるMF藤田譲瑠チマからの縦パスをペナルティエリア際で受けると、一度は右に振ると見せかけつつ左に切り返し、相手をかわして左足を一閃。やや巻き気味の回転をかけたシュートを、ゴール左上隅に突き刺した。「もう一つ手間をかけるかフィニッシュに行くかは悩んだけど、相手の配置だったり、自分自身の感覚があのゴールにつながった」。昨季もサイドバック起用ながら4ゴールを奪った得点センスが開幕5試合目にして早くも結実した。

 小池は直後の前半36分にも、FW西村拓真からの折り返しをペナルティエリア内で合わせ、あわや2点目かという決定的シュートを披露。そのほかにも自身のボール奪取からFWエウベルにラストパスを送った同23分の場面、藤田のミドルシュートをお膳立てした後半5分の場面など、数多くのチャンスに絡んだ。また後半29分からはDF松原健の交代に伴い、右サイドバックでもプレー。「落ち着いてコントロールしたかった」というケヴィン・マスカット監督の狙いを最終ラインで表現した。

 そんな小池は今季、開幕からの5試合すべてに出場しており、メンバーを入れ替えながら戦う指揮官の信頼をがっちりと獲得。ポジションも左右のサイドバックに加えて、前節に試合途中からトライしたボランチと流動的だが、過密日程の中で「いろんな選手がどのポジションで試合に出てもレベルを落とさずにプレーしている」(マスカット監督)というチームの象徴的な存在として君臨し、ここまで3勝1分1敗という好成績に導いている。

 そうした安定感が示しているとおり、不慣れなポジションでのプレーに難しさは感じていないという。「マリノスのサッカーでプレーすることは、ポジションは関係ないといったらアレだけど、いる場所、いなければならない場所を認知した中で、役割は多いようで少ない。しっかりと理解していれば迷うことはない」。そう語った背番号25は「自分にできること、チームの中でやらないといけないことをその試合の中で分析できて、行動に移せたことが一つ成長だと思う」と手応え。「それにプラスして、そこからやれることを増やしていくことが今後の成長につながる」と冷静に前を見据えていた。

(取材・文 竹内達也)

 
 
マリノスらしさ示した“初ゴール”…昇格6年目の吉尾海夏「やっとスタートラインに立てた」 | ゲキサカ

 トップチーム昇格6年目、MF吉尾海夏が待ちに待った横浜F・マリノスでの初ゴールを挙げた。「綺麗なゴールではなかったけど、ゴールが入った瞬間、本当になんとも言えない感情で鳥肌が立ちました」。猛烈なプレッシングで相手を追い詰め、クリアボールを跳ね返して押し込んだ記念弾。その泥臭い一撃は、愛するクラブで闘えることを証明するものとなった。

 開幕5試合目にして訪れた初先発のチャンス。背番号14は試合前から大いに燃えていた。「誰が出てもマリノスのサッカーをして勝つというところを皆さんに見せたかったし、個人としては結果にこだわって試合に入った」。まずは前半6分、磨き抜いてきた武器の左足で強烈なミドルシュート。これは日本代表GK権田修一のファインセーブに阻まれたが、あふれる闘志は開始早々から全開だった。

 前節の神戸戦(○2-0)では後半26分からピッチに立ち、味方と良い距離感を保ちながらのゲームメークで存在感を発揮。だが、この日は相手が4-4-2で守備を固めてくる中、狭いスペースに苦しむ場面も見られた。それでも、そのぶん自由度を増したMF小池龍太が前半32分に先制ゴールを奪取。すると同43分、吉尾は前の試合とは異なる姿で結果に絡む働きを見せた。

 GKの権田を起点とする清水のビルドアップ。短いパスが左サイドに送られると、吉尾は迷わず最後尾のDF立田悠悟に猛烈なプレッシングを仕掛けた。「一番は目に見えるゴール、アシストというところで、相手の嫌がるところで相手の脅威になるプレーをしようと心がけていた」(吉尾)。想像していたとおりではなかったかもしれないが、言葉どおりに“相手に脅威を与える”ハイプレスは横浜FMの生命線。これが立田の甘いクリアを誘い、伸ばした足に当たったボールがゴールマウスに吸い込まれた。

「自分が一番びっくりしています」。試合後、そう照れ笑いを浮かべた吉尾だったが、表情を引き戻しながらキッパリと続けた。「決して綺麗なゴールではなかったけど、あそこまでプレスに行けたことがゴールにつながったと思う」。記念すべき初ゴールは、多くの人が想像していたであろう左足の強烈なシュートではなかった。だが、前へ前へと仕掛けるプレスは横浜FMのスタイルそのもの。“らしさ”が実った初ゴールは、このクラブで闘える未来を何より予感させるものとなった。

 2017年に横浜FMユースからトップチームに昇格し、2年間でのJ1出場はわずか6試合。その後、ベガルタ仙台、FC町田ゼルビアでの武者修行を経て、6年目でようやく初ゴールまでたどり着いた。「やっとスタートラインに立てた」と気を引き締めた23歳の勝負はこれから。「よりゴールに貪欲になって、結果にこだわるようになって帰ってこられたと思うので、引き続きピッチでも出していきたい」と立ち止まるつもりはない。

(取材・文 竹内達也)

 
 

Goal.com

横浜F・マリノスが今季初連勝! 清水エスパルスは初黒星 | Jリーグ | Goal.com

【Jリーグ(J1)結果】明治安田生命J1リーグは3月6日に第3節が開催。日産スタジアムでは横浜F・マリノスと清水エスパルスが対戦した。

明治安田生命J1リーグでは6日に第3節が行われ、横浜F・マリノスと清水エスパルスが対戦した。

前倒し分を含めてここまで4試合で2勝1分け1敗としている横浜FMは、宮市亮や西村拓真、角田涼太朗らを先発起用。一方開幕から2試合で1勝1分け無敗の清水は好調の鈴木唯人や神谷優太、竹内涼らを起用している。

試合は横浜FMが支配する展開で推移した。17分にはカウンターからクロスに合わせたエウベルがネットを揺らしたかに思われたがオフサイドの笛が鳴り、得点は認められない。

さらに前半終盤の43分には横浜FMのプレスが2点目を誘発した。ボックス右でボールを受けた立田悠悟がボールを大きく蹴り出そうとしたところを吉尾海夏がブロック。ボールがそのままゴールに吸い込まれた。

両チームともにハーフタイム中に選手交代を敢行。横浜FMが宮市に代えて小池裕太、清水がベンジャミン・コロリに代えて岸本武流を送り出して後半に突入する。

前半に続き主導権を握る横浜FM。58分には細かい繋ぎからボックス右でフリーになっていたエウベルが落ち着いて右足を振り抜いてネットを揺らした。しかし、VARオンフィールドレビューが実施されると起点となった西村のファウルがとられて得点は認められない。

その後、互いに選手を入れ替えながら次の1点を目指したものの前半からスコアは動かず。横浜FMが2点のリードを保ったまま試合を終えた。

この結果、横浜FMは今季初めて連勝を飾ることに成功。一方の清水は鈴木も3戦連発とはいかずに初黒星を喫している。

 
 

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吉尾海夏、5年目の横浜F・マリノス初ゴールに「自分が一番びっくり」。自信深め「スタートラインに立てた」 | フットボールチャンネル

— 吉尾海夏、横浜F・マリノスで待望の初ゴール

 明治安田生命J1リーグ第3節が6日に行われ、横浜F・マリノスは清水エスパルスに2-0で勝利を収めた。

 負傷者が多いうえ開幕から約2週間で5試合目のリーグ戦となったマリノスだが、誰が出ても力強さに変わりがないことを結果で示した。

 まずは32分、本職ではないボランチで先発起用された小池龍太が、利き足と逆の左足で華麗に先制ゴールを奪う。さらに43分にはトップ下で今季初先発を飾った吉尾海夏が追加点を挙げる。相手センターバックの立田悠悟に激しくプレッシャーをかけてミスを誘った吉尾は、クリアボールをブロックすると、跳ね返りはそのままゴールの中へ。まさかの形でマリノスのリードが2点に広がった。

 FC町田ゼルビアへの期限付き移籍から復帰した吉尾にとって、「自分が一番びっくりしている」という今季初ゴールは、マリノスでの公式戦初ゴールにもなった。ユースから昇格したプロ1年目の2018年は無得点に終わり、その後は3年連続で武者修行へ。たくましくなって帰ってきた背番号14は、成長を結果で示して見せた。

「決してきれいなゴールじゃなかったですけど、あの形でゴールが入った瞬間、本当に何とも言えない感情で、鳥肌が立ちました」

 ホーム・日産スタジアムに集まった多くのファン・サポーターに、マリノスでの初得点を届けることができた。「帰ってきたんだぞというのと、やっとマリノスの勝利に貢献できるということと、スタートラインに立てたという気持ち」で、ゴール後にはユニフォームの左胸に輝くエンブレムを叩く。

 今季初先発で「まずは誰が出てもマリノスのサッカーをして勝つというところを皆さんに見せたかったですし、個人としてはとにかく結果にこだわって試合に入りました」という吉尾の思いは、そのパフォーマンスに反映されていた。

「やっぱり一番は目に見えるゴールやアシスト。相手の嫌がるところで、相手の脅威となるプレーをするように心がけていました。それをやり続けていれば、自ずとゴールにもつながってくるかなと思っていたので」

 マリノスを率いるケヴィン・マスカット監督も「いろいろな選手たちが、どこのポジションで出てもレベルを落とさず、自分たちのサッカーをしていく。その中でポジション争いがより激しくなってくるのではないかと、彼らは感じてきているはず」と語っていた。吉尾も例外ではなく、虎視眈々と定位置奪取のチャンスを狙っている。

 そのためには今後も、限られた出番しか与えられなかった4年前から格段に成長したことを証明し続ける必要がある。「よりゴールに貪欲になって、結果にこだわるようになって帰ってこられたと思うので、そういうところを引き続きピッチでもしっかり出していきたい」と語る新背番号14は、ようやく「スタートライン」に立った。

(取材・文:舩木渉)

 
 
5連戦全試合出場、3つのポジションで先発。横浜F・マリノスの“エンジン”、小池龍太がすごすぎる | フットボールチャンネル

— 小池龍太、5試合で3つ目のポジションに挑戦

 明治安田生命J1リーグ第3節が6日に行われ、横浜F・マリノスは清水エスパルスに2-0で勝利を収めた。

 開幕していきなり約2週間で5試合をこなす連戦となり、マリノスでは負傷者が続出している。現在離脱している選手の名前だけを挙げても、MFマルコス・ジュニオール、MF水沼宏太、MF喜田拓也、MF渡辺皓太、FWレオ・セアラ、DF畠中槙之輔と、チームに欠かせない主力級ばかりだ。

 しかし、そんな苦境に陥っても今季のマリノスは強い。5連戦を3勝1分1敗で切り抜け、暫定ながらJ1リーグ首位に立っている。

 好スタートをけん引している選手の1人が、DF小池龍太だ。5試合全てでピッチに立ち、うち4試合は先発出場。しかも、すでに3つのポジションで先発起用され、チームになくてはならない“エンジン”として機能している。

 右サイドバックを本職とする小池は6日の清水戦で、4-2-3-1のダブルボランチの一角で先発出場した。直前のヴィッセル神戸戦で途中出場した際にボランチに入ったが、これまでほぼ未経験のポジションで先発することになった清水戦では先制ゴールも挙げて連勝に大きく貢献した。

「チームが勝つこと、いつも通りのサッカーをすること、周りの選手が少しでもやりやすい環境であることが自分の中で手応えを感じる部分。今日の試合に関しては、そういった部分が多く出て、周りの選手を助けられたんじゃないかなと思っています」

 マリノスのサイドバックは、ライン側と駆け上がるだけではなく、積極的に内側のポジションをとることも求められる。そう考えれば流れの中でボランチ的な役割を担うタイミングもあり、そこで起用するのも無理のない判断に思える。だが、最初からボランチとしてプレーするにはサイドバックとは違ったことを意識しながら動く必要もあり、決して簡単なコンバートではないはずだ。

 それでも小池は問題なくボランチをこなして見せた。

「マリノスのサッカーの中でプレーすることは、特にポジション関係ないと言ったらあれですけど、いる場所、いなければいけない場所を認知した中で、役割は多いようで少ないというか、しっかりと理解していれば迷うことはないです。

自分にできることとか、チームがやらなければいけないことを、その試合の中で分析できて、行動に移せたところが1つの成長だと思いますし、プラスして、そこからやれることを増やしていくことが今後の成長につながるかなと思っています」

 小池がボランチで機能したのは、マリノスのゲームモデルがチーム全体に浸透していることの証左でもある。誰がどこで出ても同じアタッキングフットボールの精神を体現し、パフォーマンスに昇華できる。2022シーズンの開幕5連戦は、負傷者続出という痛みをともないながらではあったが、選手起用によってチームが成長し競争も激しくなるという収穫も見える結末となった。

(取材・文:舩木渉)

 
 

サカノワ

5年目にして決めたF・マリノスでの初ゴール 新・司令塔MF吉尾海夏はマルコスとポジションを争うことができるか|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

— 左足からのキックが魅力的な選手だ

明治安田生命J1リーグ第3節横浜F・マリノス対清水エスパルスの一戦が行われ、2-0でホームチームが白星を挙げている。F・マリノスはACLの集中開催もあって約2週間で5試合を消化している。その中でも3勝1分1敗と好成績を残しており、今季も期待できそうだ。

そんなF・マリノスは2日ヴィッセル神戸戦から先発を6人変更して清水戦に臨んだ。最終ラインには若い角田涼太朗が入り、マルコス・ジュニオールがいないトップ下には吉尾海夏が起用されている。

F・マリノスの下部組織で育ち、トップチーム昇格を経験。その後は武者修行としてベガルタ仙台、町田ゼルビアでプレイ、町田では昨季10ゴール10アシストを記録している。そんな活躍もあり、今季は満を持してトップチームに戻ると、序盤から途中出場で出番を得ている。そして、今季5試合目となった清水戦で先発となった。

序盤はなかなかボールを触れず消えてしまうこともあったが、43分に積極的なプレッシングを見せ、清水の最終ラインをかく乱。相手のクリアに触れたボールがそのままゴールラインを割り、復帰後初ゴールをマークしている。この場面について「綺麗なゴールではないが、普段からプレッシングは求められている」とチーム内での前からの守備の重要性を語っている。守備で輝いたのはこの場面だけでなく、強度の高さでチームに貢献している。

後半からはゴールも決めたことでよりリラックスしたのかボールに触れることが多くなっており、司令塔としての姿を見せていた。特に左足から放たれるシュートは強烈であり、そのシュートでゴールネットを揺らすことはできなかったが、トップ下として十分に存在感を示す試合になったことは間違いない。今後継続して出番を得るにはどうするとの質問には「攻撃の起点となり、相手の嫌な場所で受けてボールを前進して攻撃に絡んでいきたい」と話しており、今後の改善点はすでに見つかっているようだ。

マルコスの不在で出番を得た吉尾。序列逆転となるインパクトはまだないが、貴重な追加点を挙げており、今後の躍動に期待だ。

 
 
SB、中盤でプレイし走行距離は13km スーパーゴールで勝利に貢献したF・マリノス小池龍太の適応力|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

— 中盤にまでプレイエリアを広げている

ACLの集中開催もあり、すでに今季は5試合を消化している横浜F・マリノス。結果は3勝1分1敗であり、その2勝は昨季上位を争った川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸から挙げており、今季のスタートは大成功だといえる。3勝目となった清水エスパルス戦でヒーローになったのはDF小池龍太だった。

当時はJFLで戦っていたレノファ山口でキャリアをスタートさせ、その後柏レイソルを経由してベルギーのスポルティング・ロケレンに加わった小池。しかし、クラブ側の問題もあり、ベルギーでのプレイを断念。2020年にF・マリノスに加わり、今季で3シーズン目となっている。

基本的にはサイドバックの選手であり、本職は右。F・マリノスでは左でもプレイするユーティリティ性を持った選手だが、2日の神戸戦では途中からダブルボランチの一角として起用されている。そこでは印象的な働きを見せており、清水戦でケヴィン・マスカット監督は先発で使ってきた。

F・マリノスのSBは中央に入る偽SBと呼ばれる動きをマスターしているということもあってか小池も問題なく中盤の選手としてプレイしていた。ボールを持てば推進力のあるドリブルで運び、何より走力で攻守に貢献することができる。また、ゴールの場面では逆足である左で素晴らしいコントロールショットを沈めている。吉尾海夏のデコイランでのサポートもあったが、ボックス内にスペースが生まれるとすかさず左足を振り抜き、先制点を決めている。

後半には右SBの松原健が下がることになり、小池が中盤から右SBにポジションを移している。こういったユーティリティ性の高さも彼の武器であり、積極的な攻撃参加からチームに貢献している。SBでの序列も高い選手だが、中盤での序列も上がったといえる。走行距離は圧巻の13km。今後もチームの中心としてマスカット監督に重宝されることになるだろう(データは『Jリーグ公式』より)。

 
 
F・マリノスのCBの序列が大きく変わる? “チアゴ・ロス”を埋めることができる22歳角田涼太朗の存在感|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

— 継続してみたい選手だ

頼れるセンターバックであるチアゴ・マルチンスが引き抜かれシーズンがスタートした横浜F・マリノス。代役としてサガン鳥栖からエドゥアルドを獲得するもミスが目立ってしまっており、現状穴埋めとはなっていない。既存戦力では岩田智輝、畠中槙之輔らがいるが、その両名は柏レイソル戦でレッドカードを貰ってしまった。さらに畠中は怪我での離脱と復帰時期が明確ではない。

その中でヴィッセル神戸戦ではベテランの實藤友紀を起用。持ち上がりを奪われてしまいカウンターを受けるミスもあったが、さすがはベテラン。絶体絶命のピンチをカバーするなど、エドゥアルドと共にクリーンシートを達成してくれた。

6日の清水エスパルス戦では再びその實藤の起用になるかと思われたが、22歳の角田涼太朗をケヴィン・マスカット監督は起用してきた。

浦和レッズのジュニアユース、前橋育英高校、筑波大学を経てF・マリノスにやってきた角田。アンダー世代での代表では名を連ねる選手だが、クラブでの壁は高く一昨季、昨季と出番は得られていない。その中で出番となった角田だが、今季の初戦と考えればほぼ満点のパフォーマンスではないだろうか。

守備では広大なスペースを目掛けて蹴りこんでくる清水のスルーパスを何度もカットしており、守護神・高丘陽平が1対1になるような場面を作らせていない。対人守備では読みが鋭く、クリア6回、タックル2回、インターセプト4回と圧倒的な守備スタッツを記録。後半は緊張が解けたのか、より自信をもってプレイするようになっており、自陣深い位置からドリブルで運ぶ場面もあった。これをCBができれば攻撃を押し上げることができ、より前線がいい位置でポジションを取ることができる。気になる点としてはゲーム体力であり、清水戦では85分以降の終盤で強度が落ちており、試合数をこなすことで改善が期待できるか。

今季は昨季の守備の主軸であるチアゴが抜け、後方の広大なスペースを使われる場面が見られたF・マリノス。それでも、若い角田がポジショニングや読みで相手の攻撃をはじき返しており、チアゴの抜けた穴を埋めるのはこの角田なのかも知れない(データは『SofaScore』より)。

 
 

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横浜F・マリノス 2022マッチレポート | 3月6日 vs 清水 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

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J1 第3節 横浜FM vs 清水のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2022/03/05 【スタジアム観戦情報まとめ】2022/3/6(日)14:00KO J1第3節 横浜F・マリノスvs.清水エスパルス@日産スタジアム ※観客上限20,000人/全席指定/ビジターあり
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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