夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2022/2/10) #fmarinos


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2022/2/10(木)横浜、雪。)
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

(´-`).o0(主たるニュース無し)
 
 

今日の練見(れんみ)

(´-`).o0(非公開)
 
 

Twitter / Instagram

(´-`).o0(none)
 
 

Webニュースログ

2022/02/10 先発たった1試合で3得点9アシスト。水沼宏太は横浜F・マリノスの「陰の功労者」だ|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 スペイン語に、「Jugador del Equipo」という言葉がある。「チームプレーヤー」という意味である。サッカーはチームスポーツで、集団を機能させる存在と言えるだろうか。「縁の下の力持ち」とも、「陰の功労者」とも言えるが、チームを作るときの土台になるべき選手のことだ

 チームプレーヤーをどう用いるか、それはチームの命運を左右する。

「宏太はいつも明るいし、その存在がチームを盛り立てる」

 チームメイトからそう言われる水沼宏太(31歳、横浜F・マリノス)は、Jリーグでも最高の「チームプレーヤー」と言えるだろう。

 栃木SC、サガン鳥栖、FC東京、セレッソ大阪などを渡り歩いてきたが、どのチームでも、どんな状況でも、サッカーへの取り組み方はポジティブだった。明朗な人柄は、集団を暗くしない。とはいえ、ふざけて騒ぐだけのタイプではなく、自然と明るく振る舞い、雰囲気をよくする。集団には、気難しかったり、利己的だったり、時には和を乱す選手もいるが、彼はそこで人と人をつなげることができる。

「浮き沈みはプロサッカー選手なら必ずあるもので、自分は常に物事をポジティブに捉えるようにしているんです」

 水沼はサッカー選手としての生き方について言及している。ユース年代までは、父で日本代表だった水沼貴史氏を引き合いに出されることが多かった。そのせいでやっかみも受けたと言うが、へこたれず、妬みもプラスに変換する才能があった。

「自分は根がポジティブなんだと思いますよ。父さんのことでいろいろあっても、不思議とネガティブにならなかったですね」

 拙著『グロリアス・デイズ』(集英社)のルポのなかで、水沼はその心中をこう吐露していた。

「中学生の頃はネットを見て『水沼の息子』という括りで、たくさんの誹謗中傷が書かれているのを目にして、その時は相当にショックでしたけど、『世間がそうなら、実力で見返してやろう』と思うことができました。悩まないわけじゃないんですが、ポジティブなほうに動く気持ちが強いんです。もしかすると、『水沼の息子』と言われ続けたことで、メンタルが強くなったのはあるかもしれないですね(笑)」

【起用法に不満を漏らすことはなかった】

 チームプレーヤーとしての資質は、何も人柄だけではない。

 サイドでチームを助けるプレーの質は、Jリーグでも屈指だろう。ピンポイントクロスの精度はナンバー1で、昨シーズンはリーグ2位のアシストを記録。得点王になった前田大然は、そのクロスに感謝すべきだろう。アビスパ福岡戦でニアに合わせたクロスは極上で、北海道コンサドーレ札幌戦のGKとDFの間に縫い入れたボールは白眉だった。

 にもかかわらず、昨シーズン、水沼が先発したのはたった1試合である。唯一の先発出場は、本来のポジションではないトップ下だった。シーズンでの出場時間は、わずか667分(主力選手は2500~3000分)で、3得点9アシストを記録した。ルヴァンカップでも、7試合出場3得点で、サブ組をけん引している。クロスの精度はアシストという目に見える数字となるが、サイドで機転を利かせてゲームの流れを変える仕事もしていた。

 それだけの貢献をしても、先発のポジションを与えられなかったわけだが、水沼は不満を表に出すことはしていない。起用法をめぐっての軋轢は、しばしばクラブの問題になるが、彼は「チームのために」沈黙を守ることができる。あまつさえ、複数のJ1クラブからのオファーを断り、生まれ育ったクラブでプレーする意思を固め、契約更新にもサインしたのだ。

「宏太君は少しもめげない。その明るさはすばらしかった」

 チームメイトたちは言う。多くの選手にとって、プロフェッショナルな姿勢は模範になっているのだ。

 単刀直入に言って、ケヴィン・マスカット監督は水沼の起用法を考え直すべきではないだろうか。昨シーズン、優勝争いをしていた横浜FMが終盤にペースダウンしたのは、パワー、スピードに頼った単調な攻撃に傾倒してしまい、相手に完全に読み切られてしまったことにある。水沼のようにタメを作り、ピッチを広く使って、周りのプレーを改善できる役者が必要だったのだ。

「たとえクロス1本であっても、チームが結果を残せるように準備し続けますよ!」

 水沼は快活に言う。

 新シーズン、横浜FMが覇権を奪回できるかどうか――。それは水沼のような最高のチームプレーヤーの力を使い切ることだろう。それによってチームの歯車が合い、それぞれの選手も暴れ出すはずだ。

 
 

 
 

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