月刊 栗原勇蔵-クラブシップ・キャプテン-(2021年10月号)


2021/11/8 Google画像検索より

(´-`).o0(Football ZONE webの日本代表コラム多数。)
 
 

Jリーグ「月間ベストディフェンシブプレーヤー」選出(2021/10/12)

【月間表彰】「足を止めないことは大事」 栗原勇蔵×中谷進之介対談…DFが得点することの意味 | フットボールゾーン

–9月のベストディフェンシブプレーヤーは名古屋の中谷進之介を選出

 スポーツチャンネル「DAZN」とパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」との連動企画で、元日本代表DFとして活躍した栗原勇蔵氏は9月のJリーグ「月間ベストディフェンシブプレーヤー」に名古屋グランパスの中谷進之介を選出。堅守・名古屋を支える若きDFリーダーに話を聞いた。

   ◇   ◇   ◇

栗原 今日は疲れているところをありがとうございます。初めましてですね。柏レイソル時代に対戦したことはあるんだけど。

中谷 あ、そうでよすね。18、19歳の頃だったのであまり覚えていなくて……。でも、こうやってちゃんとお話するのは初めてなので、今日はよろしくお願いします!

栗原 さっそくだけど、今回は9月の月間ベストディフェンシブプレーヤーに中谷選手を選ばせてもらいましたので、こうやって時間を作っていただきました。

中谷 ありがとうございます!

栗原 名古屋グランパスの堅守を支えているのは間違いなく中谷選手だと思うので、そこを総合的に判断した結果なのですが、守備面で安定しているのはもちろん、それに加えて9月は2年ぶりにリーグ戦でゴールを決めたということで、そのシーンを選出させていただきました。それが、第29節横浜F・マリノス戦の前半12分、セットプレーからのこぼれに反応して決めたゴールです。

中谷 はい、覚えています。

栗原 キム・ミンテ選手の詰めも良かったし、そのシュートのこぼれを中谷選手が決めたわけだけど、センターバック2人の反応がすごくいいなと感じました。見た印象は難しいシュートではなかったかもしれないけど、こういうシーンって実は意外と足を止めちゃうものだし、反応するのが遅くなる選手もいるなかで、すぐに反応できて、しかもきっちりとゴールを決めてしまうところは凄いなと思いました。

中谷 ありがとうございます。ちょうどこの試合の直前に、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で点を取れていたのですが、久しぶりに点を取ると、点を取りたい気持ちがさらに強くなるじゃないですか?

栗原 うん、なるね。

中谷 それで「今日もこれ、来るんじゃないかな」って思ってスタジアムに入ったら、見事に来たので、そういった思いが足を止めずに動けた要因なのかなって思います。

栗原 なんだろうね、あの感覚は。「今日はなんか点が取れそうだな」って日があるよね。キム・ミンテ選手がシュートを打った段階で、もしくは喜田(拓也)選手と絡んだシーンで足を止めていたらゴールは生まれなかったわけで。FWの選手であれば当たり前にできるんだろうけど、ディフェンスの選手はなかなか反応できないので、このシーンを見て、改めて足を止めないことは大事だなと感じました。それに今年は、特にゴールギリギリのところで防いでいるシーンも多く見かけるし、守備面でも足を止めないことは大事ですね。

中谷 僕は栗原さんみたいに身体能力が高い選手ではないので、相手のFWに体で当たるというのはなかなか難しいんです。だから足を動かしたり、最後まであきらめない気持ちだったりは大事にしているところですね。

— DFでもゴールはうれしいもの「サッカーしてるってこういうことだよな」
――改めて、栗原さんから見て中谷選手の凄さはどんなところでしょうか?

栗原 やっぱり早い段階から試合に出続けていた経験値の高さ。そして何でもできるタイプのDFだなと感じています。1対1も強いし、ビルドアップでもできるし、ウィークポイントがない印象が見ていてありますね。だから、あとは得点だけかなあと思っていたところで、こうやって点を決められるようになってきたので、オールラウンダーなDFになりつつあるのかなと思います。

中谷 いやあ、本当に点は取れるようにならないといけないんですよ(苦笑)。

栗原 そこはDFにとってはプラスαの部分だからね。でも、DFが点を取れるようになれれば、年間で勝ち点をいくつか拾えるようになったりするので、実は結構大事なんですよね。もともとヘディングも強いので、点は取れるはずだと思うけど、その分どうしてもマークに強い選手がつくのも当たり前なので、なかなか難しいとは思うけど、そんななかでも年に3~5点ぐらい取れるようなるとチームも助かると思うよ。

中谷 頑張ります!

栗原 まだ25歳だけど、今、課題だと思っていることは何ですか?

中谷 飛んだり、速く走ったり、サッカー以前のところですけど、身体能力的な部分はもう少し上げていきたいなと思っています。分かりやすく言うと、得点はリーグ戦で3点ぐらいは取りたいなと思います。

栗原 それは最近になって思うようになったの?

中谷 そうですね。最近全然、点が取れていなかったので、いろんな人から「センターバックは得点が取れないとダメだよ」と言われていて。ちょっとプレッシャーだったんですけど、やっぱり点を取ってみると、やはりそこは求めるべきものだなと。それこそ昔、レイソル時代に栗原さん、中澤(佑二)さんには決められているので、得点は自分自身も追い求めていかないといけないと思うようになりました。

栗原 そうですね。自分も現役時代にたくさん点を取ったわけではないけど、決める選手というのは一発でキレイに決めるというよりは、こぼれ球に反応してよく決めるので、今回選出させてもらった得点シーンのように足を止めないことが大事だと思うよ。

――ちょうどACLでゴールを決めた次の試合だったということで、ゴールを決める感覚が残っていたのかもしれないですね。

中谷 本当にそうですね。確実に残っていたと思います。まさか前半10分に取れるとは思っていませんでしたけど(笑)。

栗原 やっぱり点を取ると、DFなんだけど嬉しくて。ハイライトとかで何度も見返したりするんだよね。

中谷 はい、僕もACLで点を取った夜にめちゃくちゃ得点シーンを見ましたよ。

栗原 やっぱり(笑)。なんだかんだ言って、やっぱり選手としては得点決めたシーンが一番うれしいんだよね。

中谷 サッカーしてるってこういうことだよなって思いました(笑)。

— 過去にオファー? 中谷選手と栗原氏が最終ラインでコンビを組んでいたかも
――今シーズンの名古屋はJリーグで19試合無失点記録という新記録を作るなど、堅守のイメージが強くなりました。

栗原 (マッシモ・)フィッカデンティ監督はイタリア人だし、守備の意識がすごく高い人なのかなって見ていて感じるんだけど、練習ではどうなの? やっぱり厳しいというか、守備においては細かく指示してくる感じですか?

中谷 練習ではそこまで細かくは……。ただ戦術練習って言って、人を配置して監督が「こうしたらこう動け」と説明する練習があるんですが、そこではすごく細かく伝えられますし、そういう練習は多いですね。その戦術練習でめちゃくちゃ落とし込まれているので、試合ではみんな頑張って走って守備していますね。

栗原 センターバックとか、GKとか、守備陣の頑張りはもちろんだけど、今のサッカーはそれだけじゃ守れないので、前の選手たちの守備の意識もすごく大事。そういう意味ではここ数年、名古屋の守備意識がすごく高くなっているなあと感じています。

中谷 そこはもう間違いなく、マッシモ監督が就任してからすごく変わった部分だと思います。前線の選手もしっかりと守備をするので。本当に1-0で勝っている後半最後のほうでも、たとえ6バックになっても構わないから守り切るというメンタルもあるので、前線の選手も含めて全員で守っている感覚がありますね。

栗原 それこそF・マリノス戦を見ていても思ったけど、やっぱり名古屋は強いよ。前にも後ろにもタレントがいるのに、チーム全体の守備意識も強い。実はF・マリノスが2003年、04年に連覇した時のチームに似ていると感じていて。あの時もタレントがたくさんいたけど、岡田(武史)さんが手堅いサッカーをしていたから優勝できたと思うし、個人的にも名古屋の守備を重視したサッカーが好きなんです。自分自身も現役時代はそのサッカーをずっとやってきていたというのもあって、名古屋の試合は観たいと思うんですよね。

中谷 ファンの方からすれば、堅い試合になることが多いですし、もしかしたら見ていて楽しいサッカーじゃないかもしれないですけど、ここまで勝ち続けているので、そこには自信を持っていますね。

栗原 プロの世界なので結果がすべてだという部分もある。勝つことで自信がつくし、それが確信に変わっていくこともあります。だから今、その段階に来てるんじゃないかなと思います。

中谷 そうですね。チームが勝つことで、それが自分自身の評価にもつながるし。チームが勝っているからこそ今年は日本代表にも選ばれたんじゃないかなとも思っているんです。そういった意味でも、勝者のメンタリティは大事なのかなとも思います。

栗原 間違いないです。今後も頑張ってほしいです。そしてACLも。Jリーグ組で残っているのは名古屋だけなので、ぜひ優勝してもらいたいですね。

――最後になりますが、中谷選手から栗原さんに聞きたいことはありますか?

中谷 キャリアの築き方について知りたいです。現役時代、ずっとF・マリノスだったじゃないですか? 途中でチームを変えたいと思ったことはなかったんですか?

栗原 正直あんまりなかったかな。移籍も願望もなかったし。時代背景もあったかもしれないけど……。今だからこそ言えるけど、ネルシーニョさんが最初に監督をやっていたときに柏からオファーをもらったことがあって。お台場でネルシーニョさんと(吉田)達磨さんと会って話をした、というところまで話が進んだことはあったんです。

中谷 そうだったんですね!

栗原 ネルシーニョさんの監督としての手腕で自分ももうワンランク、レベルアップできるかなと考えたこともあったんだけど、地元・横浜から離れることが考えられなかったので実現しなかったんです。

中谷 もしそれが実現していたら、僕の1年目と被っていましたね。

栗原 あ、そうなんだ。じゃあチームメートだったかもしれないんだ(笑)。

中谷 はい。でもそうしたら僕が試合に出られなかったかもしれないので、むしろ良かったです。

栗原 いやいや、一緒に組んでいたかもしれないから(笑)。

 
 

日本代表コラム

2021/10/08 「麻也的にはノーチャンス」 元日本代表DFがサウジ戦の”痛恨失点”に挙げた問題点 | フットボールゾーン

— 元日本代表DF栗原勇蔵氏がサウジアラビア戦を分析

 森保一監督率いる日本代表は現地時間7日(日本時間8日)、敵地で行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3節のサウジアラビア戦で0-1と敗れた。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、失点シーンとなったMF柴崎岳のパスミスについて、「(吉田)麻也はノーチャンスで厳しい」と言及している。

 MF久保建英が膝の故障で招集回避の日本は、MF伊東純也が累積警告による出場停止、MF堂安律も怪我による離脱で不在。4-2-3-1の右サイドハーフにはFW浅野拓磨が起用された。

 日本は前半6分、MF柴崎岳が距離のある所から強烈な無回転ミドルでサウジゴールを強襲。GKにわずかにコースを変えられて先制点とはならなかったが、積極的な姿勢をピッチで表現した。少しずつサウジボールの時間も長くなってきたなかで迎えた前半29分、日本は相手ボールを奪ったところからMF鎌田大地が中央に一発で出したスルーパスに、FW大迫勇也が抜け出しにかかった。追いすがるセンターバックの前でGKと1対1になりかけるシーンだったが、ゴール右を狙ったシュートはセーブされてしまった。

 前半をスコアレスで折り返した日本は後半5分、柴崎が中盤でボールを奪われてカウンターを食らい、決定機を許すもGK権田修一がFWアブドゥルラフマン・ガリーブのシュートを左足で防いでピンチを回避した。しかし、同26分、柴崎が右サイドのタッチライン際でバックパスを選択。DF吉田麻也を狙ったパスは大きくずれ、途中出場のサウジアラビアFWフェラス・アルブリカンにカットされてしまう。吉田、DF冨安健洋が懸命に追いかけるが、そのままペナルティーエリア内に持ち込まれ、GK権田の股下を抜かれて決勝ゴールを献上してしまった。

— 「防げると言えば防げる失点でもったいない」

 敵地で痛恨の黒星を喫した日本。ボール支配率はサウジアラビア51.7%対日本48.3%と、2019年のアジアカップで70%超の数字を記録されたほどの支配は許さなかった。その点について栗原氏は、「立ち上がりを含めて、サウジ相手にもっと苦戦するかと思いました。勢いを抑えられていて、危ないのはセットプレーくらいな感じ。1試合を通しても、流れの中でも吉田、冨安を中心に上手く守れていたなかで、ミスが出て入れられてしまった」と、全体的な守備は悪くはなかったと語る。

 一方で、栗原氏は「1人だけのミスではなく、ああいう雰囲気にしてしまったのは全員の責任」と前置きしたうえで、失点を喫したシーンについて、同じセンターバックとして、パスを受けきれなかった吉田的には「ノーチャンス」だったと言及している。

「柴崎が連続でパスミス、ファウルを取ってもらえずにボールロストしたり、リズムが乱れた。あのズレはスルーパスと一緒。まして、味方のパスなのでズレるとは思っていない分、全体的に体勢が前がかりになっています。相手のスルーパスだったらそれも頭に入れながらだけど、あれは麻也的にはノーチャンスで厳しい。防げると言えば防げる失点で、流れの中で守れていたのでもったいない。誰1人が悪いわけではないけど、その部分だけ見ると戦犯になってしまうのは避けられないと思います」

 栗原氏は、ワンチャンスをモノにされ、敵地で黒星を喫してしまった展開を悔やんでいた。

 
 
2021/10/13 田中碧は「今後外せない」 元日本代表DFが称えた攻守の「特殊能力」とは? | フットボールゾーン

— 元日本代表DF栗原勇蔵氏が中盤で躍動した田中碧を高評価

 森保一監督率いる日本代表は、12日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節でオーストラリアに2-1と辛勝した。崖っぷちの状況で劇的な白星を手にしたが、嫌な流れを変えた1人が先発に抜擢されたMF田中碧(デュッセルドルフ)だ。元日本代表DF栗原勇蔵氏も、「今後外せない」と継続起用を推奨している。

 森保監督は現地時間7日の前節サウジアラビア戦(0-1)からスタメンを3人変更。累積警告による出場停止明けのMF伊東純也(ヘンク)、田中、MF守田英正(サンタ・クララ)が入り、MF遠藤航(シュツットガルト)を含めたボランチ3枚の4-1-4-1システムを採用した。

 日本は前半8分、MF南野拓実(リバプール)が敵陣左サイドから逆サイドへ展開。オーストラリアDFアジズ・ベヒッチがカットできず、ペナルティーエリア内右の田中にパスが通ると、先発起用の田中はこれを冷静に流し込み、自身代表初ゴールで先制点を奪った。

 栗原氏は、田中の先発起用によるシステム変更が、この先制点を生んだと語る。

「すべてはフォーメーション変更から始まった。これまでのダブルボランチなら、あそこに3列目の選手がいなかったと思います。相手選手が目測を誤ったこともありますが、そこに選手がいなかったゴールも生まれない。あそこにポジションを取れたのがゴールにつながった。そういうところを嗅ぎつけてあそこにいるのはセンスの塊。シュートも落ち着いていました」

 日本は前半41分にポスト直撃のシュートを放たれ、後半22分には左サイドの突破を許すとマイナスのパスからシュートを打とうとした相手に、守田が必死のスライディングもファウルの判定。主審はPKスポットを指示したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定で、ペナルティーエリアわずか外からのフリーキックに修正された。しかし、少し時間が空いてから再開されたそのフリーキックを、MFアイディン・フルスティッチに豪快に蹴り込まれて1-1の同点ゴールを許した。

 それでも後半41分、左サイドのペナルティーエリア内で前を向いた途中出場の浅野拓磨が放ったシュートは、相手DFに当たってループシュートのようになり、さらに相手GKも弾いたボールがゴールポストへ。そこをカバーに来た相手DFベヒッチのオウンゴールになり、日本が2-1で競り勝った。

 この重要な一戦でフル出場を果たした田中について、栗原氏も大きな期待を寄せている。

「田中碧を超える選手がいれば別ですけど、それまでは年齢的にも使っていかないとけない。誰が見ても良い選手で、すべての人が期待する選手。技術はもちろん、サッカーIQも高い。パスが出る位置、相手の攻撃の芽を摘める位置を嗅ぎ分ける特殊能力を持っています。身体能力がめちゃくちゃ高いわけではないけど、ファイターだし見ていて気持ちいい。得点まで取ってしまうとなれば、間違いなく次も出るし、もう今後外せないでしょう」

 田中が遠藤、守田、MF柴崎岳(レガネス)らとのボランチ争いに名乗りを上げる大きな一戦となった。

 
  
2021/10/ 「いろんなオプションが増える」 元日本代表DFが見た森保J”4-1-4-1システム”の未来 | フットボールゾーン

— 元日本代表DF栗原勇蔵氏は守田、田中、遠藤のボランチ3枚起用を分析

 日本代表は12日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節でオーストラリアに2-1と勝利した。崖っぷちの状況で決断したシステム変更が機能した形となり、元日本代表DF栗原勇蔵氏は「いろんなオプションが増える」とその可能性について語っている。

 森保一監督は現地時間7日の前節サウジアラビア戦(0-1)からスタメンを3人変更。累積警告による出場停止明けのMF伊東純也(ヘンク)が右ウイング、MF田中碧(デュッセルドルフ)とMF守田英正(サンタ・クララ)がセンターハーフに入り、MF遠藤航(シュツットガルト)をアンカーで起用する4-1-4-1システムを採用した。

 日本は前半8分、MF南野拓実(リバプール)が敵陣左サイドから逆サイドへ展開。オーストラリアDFアジズ・ベヒッチがカットできず、ペナルティーエリア内右の田中にパスが通ると、先発起用の田中はこれを冷静に流し込み、自身代表初ゴールで先制点を奪った。1点リードで前半を折り返すも、後半22分にFKを献上し、そのフリーキックを決められて同点。しかし、終了間際に相手のオウンゴールから日本が勝ち越し、2-1で勝利を収めた。

 元日本代表DF栗原氏は、中盤の守田、田中、遠藤の関係性についてこのように印象を語る。

「遠藤がアンカーでどしっと構えて、守田と田中には機動力がありました。(センターハーフの)2人はゴール前に顔も出せるし、ライン際でキープもできる。3人がポジションチェンジをしながら中盤を走り回って制していた。遠藤と田中碧は東京五輪で一緒にやっていたなかで、守田が加わっても上手くやってたと思います」

— アンカー遠藤の両脇は機動力のある守田と田中でカバー

 森保監督は2018年7月の就任以降、3バックを採用する試合もあったが、4-2-3-1をメインシステムにチーム作りを進めてきた。22年3月下旬まで続くW杯最終予選残り6試合を戦ううえで、4-1-4-1のシステムは新たなオプションになる可能性があると栗原氏は話す。

「森保監督はどちらかと言えば、固定して選手を使いたいタイプ。鎌田(大地)、南野、伊東、大迫(勇也)は使いたいイメージなので、どうしても4-2-3-1というフォーメーションにこだわっていた印象。遠藤の守備能力があるからこその面も多いですけど、4-1-4-1だといろんなオプションが増えると思います。

 メンバーやシステムを固定してきた弊害で、この土壇場(オーストラリア戦)でやらないといけないのも苦しいところです。でも、土壇場に追い込まれて変えたことで良い結果になりました。1ボランチ(アンカー)という意味では遠藤の両脇、バイタル(エリア)を使われやすいと言われます。そこに機動力のある守田、田中碧がいることによって、失点につながるFKを献上した場面も、相手に上手く崩されたなかで、守田があそこまでカバーに行っていた。臨機応変に動ければ、厚みを増していくでしょう」

 最終予選4試合で2勝2敗の五分とした日本。栗原氏も「なんとか立て直す土台は整えられた。今日の勝利は大きい」とエールを送っていた。

 
 

Webログ

2021/10/04 横浜F・マリノス、最高の選手は誰だ!? 歴代最多出場選手ランキング1~5位。首位はダントツであの鉄人。中村俊輔は何位? | フットボールチャンネル※一部抜粋

 29年目を迎えたJリーグでは、これまでにさまざまな選手がピッチに立ってきた。今回は、横浜F・マリノスに所属した選手で最も多くJリーグの試合に出場した選手を紹介する。※成績はJリーグ通算

— 4位:マリノス一筋

栗原勇蔵
生年月日:1983年9月18日
Jリーグ通算出場数:316試合
在籍時期:2002-19

 横浜F・マリノスの歴代最多出場選手ランキング4位は、栗原勇蔵だ。316試合に出場し、2019年に引退した。

 2002年にユースからトップに昇格した栗原は、2年目から徐々に頭角を現し、2006年シーズンには完全に定位置を確保。長い間、横浜F・マリノスの守備を支えた。

 栗原は、2019年の現役引退まで横浜F・マリノス一筋のキャリアだった。現役引退後はクラブシップ・キャプテンに就任し、ピッチ外から横浜F・マリノスを支える立場になった。

 
 

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