【試合結果Webニュースまとめ(1○3)】2021/9/11(土)19:00KO J1第28節 サンフレッチェ広島F.Cvs.横浜F・マリノス@エディオンスタジアム広島


【試合結果Webニュースまとめ(1○3)】2021/9/11(土)19:00KO J1第28節 サンフレッチェ広島F.Cvs.横浜F・マリノス@エディオンスタジアム広島

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1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第28節 サンフレッチェ広島 vs 横浜F・マリノス 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】広島vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2021年9月11日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 4,058人

監督コメント

[ ケヴィン マスカット監督 ]
難しい試合になることは予測していました。というのも、広島が5日の神戸戦で良いパフォーマンスを見せていたからです。先制されましたが、良いキャラクターを見せて追いつくことができました。後半はやりたいサッカーができ、良い結果につながりました。

--具体的に後半、何が良くなったのでしょうか?
距離感や連動性が前半は良くありませんでした。前からアグレッシブにプレスに行きましたが、そこを外されて突破された場面もありました。ハーフタイムにそこを修正しようと伝え、それをピッチで表現してくれ、結果を残してくれました。

--欠場したチアゴ マルチンスの状況を教えてください。
ケガをすればどんな選手も残念な思いをします。(5日の)エリートリーグの清水戦で45分間プレーしたのですが、昨日の練習中にケガをしてしまいました。まだ検査結果の情報を待っている状況ですが、一日でも早い復帰を願っています。

--急きょCBを組んだ實藤 友紀と岩田 智輝の評価について。
自分は柔軟性を持つように心がけています。畠中(槙之輔)とチアゴが抜けても、今までとやることは変わりません。もちろんお互いに慣れるまで時間がかかりました。ただ、時間が経つにつれ、ボールを持っても良い攻撃につながり、守備のときも協力しながら最高のパフォーマンスを見せてくれました。

選手コメント

實藤 友紀

--素晴らしい逆転ゴールの場面を振り返って。
レオ(セアラ)が前で相手を引っ張ってくれて、空間が空きました。体勢的に荒木(隼人)選手のほうが先に触れそうでした。ただ自分の体を投げ出せば、先に触れるとも思いました。荒木選手がヘディングする前に触れば、何か起こると思い、あのゴールが生まれました。

--久しぶりの先発で有言実行のゴールでした。
結果的にゴールを決めて勝てたのは良かったのですが、試合の入りを修正していかないといけません。自分のミスもありました。試合は続くので、浮かれずに、しっかりと修正していきたいです。

--前半の飲水タイムを境に流れが変わりました。どう変化をつけたのですか?
飲水前はCBが内に絞っている形が多かったと思います。(高丘)陽平を使いつつ、外に開きました。真ん中のスペースをうまく使い、ボランチが良い状態で受けられるように意識しました。相手がプレッシャーに来ていたので、前半最初は絞るか、外に開こうか、自分の中でも試行錯誤していました。思い切って開いたことで、相手も捕まえ切れない状況が生まれ、そこからペースを握れました。

前田 大然

--試合の流れを変えた同点ゴールの場面を振り返って。
コースを変えたというよりは足に当たった感じです。でも、あのゴールが流れを引き寄せたとは感じています。狙ってはいませんが、チームが苦しい中、1点を取れたことで自分たちのサッカーができました。点を取るまで(のパフォーマンス)は反省点ですが、その後はしっかりプレーできました。

--この1点で得点ランキングトップに並びました。
(神戸からセルティックに移籍した古橋)亨梧くんが15点取っていたので、そこに並ばないと、という思いがありました。次は点を取って越えたいです。あと10試合なので、毎試合、点を取る気持ちでやらないと、得点王もそうですし、優勝できません。優勝に向けて、毎試合、点を取っていきます。

--前節・鹿島戦で敗れ、優勝を争う上でも大きな1勝になりました。
フロンターレが(今週末は)試合がありませんでした。これから1試合も落とせないので勝ち続けていきたいです。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 


 
 


 
 


 
 

ハイライト動画


【サンフレッチェ広島×横浜F・マリノス|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第28節 | 2021シーズン|Jリーグ – YouTube
 
 


 
 


 
 


 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 敵地で広島に快勝! 川崎Fと勝ち点差「1」に 実藤が決勝弾― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は敵地で広島に3―1で勝利し、1試合消化が少ない首位の川崎Fとの勝ち点差は「1」に縮まった。決勝ゴールを決めたのは、「元FW」のDF実藤友紀(32)。センターバックの主力2人を欠く窮地で、守っては最少失点に抑え、攻守で貢献した。

 1―1の前半アディショナルタイム、32歳が値千金の勝ち越しゴールを奪った。MFマルコス・ジュニオールがキッカーを務めた左CK。実藤は広島DF荒木のマークを受けながら、ゴールに背を向けた状態で体を横に倒し、右足に当てた。DAZNの公式ツイッターも「な、なんだこのシュート!!イブラヒモヴィッチ!?いや、実藤友紀」と記すアクロバティックな一撃だった。

 大学からセンターバックに転向したが、それ以前はFWや中盤の選手だった。「体勢的に荒木選手のほうが先に触れそうな状況だった。でも体を投げ出せば触れるかなと思った」。嗅覚を生かして瞬時の判断で体を投げ出し、福岡時代の16年7月以来約5年ぶりのJ1ゴールを生み出した。「ゴール入ったのも分からなくて、正直びっくりした」と率直に振り返った。

 チームでは先月28日の鹿島戦でDF畠中が左ハムストリング付着部を損傷し、全治6カ月の長期離脱。試合前には全員で応援Tシャツを着てアップした。さらに前日には、打撲からの復帰を目前に控えていたDFチアゴ・マルチンスが再び負傷した。チアゴに関しては、マスカット監督が試合後に「今は検査の段階。詳細は自分のところには届いていない」と説明する急なアクシデント。センターバックの主力2人が不在の中で、実藤は6試合ぶりに先発した。

 入りから広島にペースを握られたが、FW前田が前半36分に今季15得点目となる同点ゴールを決めてから立て直した。最少失点に抑えた実藤は「結果的にゴールを決められて勝てたのは良かったですけど、試合の入りのところでもっと修正していかないといけないところもある。自分のミスもあった。浮かれずに自分の修正点を修正していきたい」と勝って兜の緒を締めた。

 
 
横浜・大然 得点ランク首位タイ弾!“第一目標”古橋の15発に並んだ、首位・川崎Fと1差肉薄― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 明治安田生命J1リーグは各地で6試合が行われ、横浜は敵地で広島に3―1で勝利した。FW前田大然(23)が前半36分に同点ゴールを決め、神戸時代のFW古橋亨梧(26=セルティック)の15得点に並ぶ得点リーグ首位タイに浮上。DF実藤友紀(32)の約5年ぶりのJ1ゴールで勝ち越したチームは、1試合消化が少ない首位の川崎Fとの勝ち点差を再び1に縮めた。

 得点ランク首位に並ぶ一発が、流れを変えた。0―1の前半36分、前田はマルコス・ジュニオールのミドルシュートに足を当て、コースを変えて左に流し込んだ。「苦しい中で1点取って、そこから自分たちのサッカーができた」。序盤から広島に劣勢を強いられたが、この1点が呼び水に。後半15分にFWレオ・セアラが3点目を奪うと、先月31日の長男の誕生をゆりかごダンスで祝福された。

 「(古橋)亨梧君がいたのでまずはここを目指さないと」と第一目標としていた15得点をクリア。「次は超えたい。優勝に向けて毎試合毎試合、点を取れればいい」と話す。試合前にはケガで今季絶望となった畠中への応援Tシャツを全員で着てアップ。心を一つに完勝し、首位に肉薄した。

 
 

ニッカンスポーツ

【J1】横浜逆転勝利で首位川崎と勝ち点差再び「1」 広島先制も逆転負け – J1戦評 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスはサンフレッチェ広島に逆転勝利を収め、今週末試合のない首位川崎フロンターレとの勝ち点差を再び1に詰めた。

先制したのは広島。前半8分、MF土肥の左クロスにMF東がダイレクトで合わせたシュートがポストに阻まれ、こぼれ球を拾ったFWドウグラス・ヴィエイラが左足で決めて先制した。

横浜は徐々に流れを取り戻すと、前半36分にFWマルコス・ジュニオールのミドルシュートをエリア内でFW前田が触れてコースを変えて、同点に追いついた。

前半ロスタイムには、横浜DF実藤が左CKから今季初ゴールを決めた。エリア内でゴールに背を向けて相手DFを背負うと、マルコス・ジュニオールが蹴ったボールを右アウトサイドで合わせて、オーバーヘッドのような形で逆転弾を突き刺した。

後半15分には横浜FWレオ・セアラが直接FKを決めて、3-1と突き放した。広島は後半30分にMF青山がバー直撃のシュートを放つなど、2点差を懸命に追ったが得点には至らなかった。

 
 
横浜、川崎Fに1差再接近 前田大然トップタイ15点目 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスは3-1でサンフレッチェ広島に逆転勝利を収めて、首位川崎Fとの勝ち点差を再び1とした。同点弾を決めたFW前田は今季15得点目で、セルティックに移籍した日本代表FW古橋に並ぶ得点ランク首位に躍り出た。前田は「フロンターレがACLに行ったので(今週末試合がなく)、プレッシャーをかけられていると思う」と、自信たっぷりに言った。

立ち上がりは広島のプレッシャーにうまくボールを運べなかったが、1点を追う前半36分、FWマルコス・ジュニオールのシュートを前田が触ってコースを変えて、同点に追いついた。同ロスタイムには左CKのチャンスを得ると、DF実藤がエリア内で後ろ向きに相手を背負い、マルコス・ジュニオールが入れたボールに右アウトサイドで合わせてオーバーヘッド風に決めた。

直近の試合でDF畠中が全治約半年の大けがを負い、前日練習ではDFチアゴ・マルチンスも負傷した。主力センターバック不在の中、今季3度目の先発機会を得たベテラン実藤が、J1では5季ぶりのゴールでチームを救った。マスカット監督は「新しく、今までやっていない選手が入ったとしても、やることは変わらない」とねぎらった。アクシデントに負けず、川崎Fを追い続けていく。

 
 
横浜逆転勝ち 実藤友紀の技あり弾「正直びっくり」J1で5季ぶりゴール – J1 : 日刊スポーツ

主力センターバック2人を欠く横浜F・マリノスは、約1カ月ぶりに先発したDF実藤の技ありゴールでサンフレッチェ広島に3-1と逆転勝ちした。

1-1の前半ロスタイム、左CKのチャンスにエリア内で後ろ向きに相手を背負うと、FWマルコス・ジュニオールが入れたボールに右アウトサイドで合わせて、オーバーヘッド風に決めた。「足を出して相手より先に触れば何か起こるかなと思った。正直びっくりしました」とJ1では5季ぶりのゴールで勝利を演出し、今週末試合のない川崎Fとの勝ち点差を再び1に詰めた。

DF畠中が直近の試合で全治約半年の大けがを負った。DFチアゴ・マルチンスもけがで4戦連続ベンチ外と、主力センターバック2人が戦列を外れている。今季3度目の先発のチャンスを得た実藤は、DFラインの裏を狙う相手攻撃陣を抑えて、きっちりと仕事をこなした。「首位を追う立場なので、ここは落とせない。しっかり勝てて良かった」とさわやかに笑った。

 
 
横浜前田大然同点弾!今季15ゴール目で移籍古橋に並ぶ得点ランク首位に – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスは3-1でサンフレッチェ広島に逆転勝利を収めて、首位川崎Fとの勝ち点差を再び1とした。

同点弾を決めたFW前田大然は今季15得点目で、セルティックに移籍した日本代表FW古橋に並ぶ得点ランク首位に躍り出た。前田は「フロンターレがACLに行ったので(今週末試合がなく)、プレッシャーをかけられていると思う」と、自信たっぷりに言った。

立ち上がりは広島のプレッシャーにうまくボールを運べなかったが、1点を追う前半36分、FWマルコス・ジュニオールのシュートを前田が触ってコースを変えて、同点に追いついた。同ロスタイムには左CKのチャンスを得ると、DF実藤がエリア内で後ろ向きに相手を背負い、FWマルコス・ジュニオールが入れたボールに右アウトサイドで合わせてオーバーヘッド風に決めた。

直近の試合でDF畠中が全治約半年の大けがを負い、前日練習ではDFチアゴ・マルチンスも負傷した。主力センターバック不在の中、今季3度目の先発機会を得たベテラン実藤が、J1では5季ぶりのゴールでチームを救った。マスカット監督は「新しく、今までやっていない選手が入ったとしても、やることは変わらない」とねぎらった。アクシデントに負けず、川崎Fを追い続けていく。

 
 
「シンの分も勝たなきゃ」横浜選手全員が負傷畠中槙之輔の応援Tシャツ着用 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスはサンフレッチェ広島に逆転勝利を収め、今週末試合のない首位川崎フロンターレとの勝ち点差を再び1に詰めた。

前節8月28日の鹿島アントラーズ戦で負傷したDF畠中が、全治約半年と診断された。試合前のアップでは、選手全員が畠中の背番号「4」と応援メッセージの入ったTシャツを着用した。

DFチアゴ・マルチンスも前日練習で負傷しており、この日はDF実藤、岩田のセンターバックがコンビを組んだ。実藤は「みんなで支え合って、(今季絶望の)シン(畠中)のぶんも勝たなきゃいけない、優勝しなきゃいけない、というのがある。僕自身もチャンスだと思って、これから1試合1試合頑張りたい」と、チームメートの思いを背負って逆転優勝を目指す。

 
 

サンケイスポーツ

レオ・セアラが超強烈直接FK弾! 横浜M、広島に逆転勝利で首位に暫定勝ち点差「1」 – サンスポ

明治安田生命J1リーグは11日、第28節のサンフレッチェ広島vs横浜F・マリノスが行われた。

2試合無敗の10位・広島(勝ち点36)が、前節14試合ぶりの敗戦を喫した2位・横浜FM(勝ち点62)をホームに迎えた一戦。広島はドウグラス・ヴィエイラや青山敏弘、柏好文ら、横浜FMは前田大然やレオ・セアラ、マルコス・ジュニオールらをスタメンで送り出した。

試合は早々の8分に動きを見せる。後方の土肥航大からの浮き球のパスに反応し、ボックス内に抜け出した東俊希が難しいボールに対してダイレクトで左足のシュート。これが右ポストに当たって跳ね返ったところをドウグラスが押し込んだ。

先制した広島だったが前半半ばにアクシデントが発生。土肥が相手と交錯した際に倒れ込み、一度はプレーに戻ったものの続行不可との判断へ。23分に松本泰志が送り出された。

その後もなかなか攻め切れない横浜FMだったが36分に決定機をものにする。ボックス手前左のM・ジュニオールがやや距離のある位置から右足を振り抜く。ゴール前にポジションをとっていた前田が軌道を変えて同点弾を奪取した。

ここからギアを上げていく横浜FMは前半ATに左CKを獲得。キッカーのM・ジュニオールがクロスを蹴り込むと、広島DFを背負った實藤友紀がゴールに背を向けながらも倒れ込むようにして右足のアウトで合わせる。オーバーヘッド気味のテクニカルなシュートを決め切って逆転弾とした。

後半の立ち上がりはビハインドの広島が攻め込んでいくが横浜FMも落ち着いて対処。47分には右CKからドウグラスがヘディングシュートを放ったが枠を外れる。

反対に59分、横浜FMが広島陣内中央付近でFKを獲得。キッカーのL・セアラが右足を振り抜くと強烈かつ完璧なコースを描いたシュートがネットに突き刺さった。直後、太もも裏を気にした様子だったエウベルに代わり仲川輝人が送り出される。

対する広島はエゼキエウと藤井智也に代えてジュニオール・サントスと浅野雄也を66分に同時投入。攻撃的なカードを切って巻き返しを図った。すると直後、ドウグラスが左サイドからクロスを供給したところに柏が飛び込む。ボックス右至近距離から右足のダイレクトで合わせたがGK高丘陽平のファインセーブに阻まれた。

広島は75分、ボックス左でややルーズになったボールに青山が反応。右足のアウトで強烈なシュートを浴びせたがバーに嫌われて点差を縮めることはできない。

終盤にかけても互いに選手を入れ替えていく。86分には佐々木翔と交錯した途中出場の渡辺皓太が右足を痛めた様子で担架で運び出されるアクシデントもあったが、同選手はピッチに復帰。試合は横浜FMがリードを保った状態から動くことはなく終了した。

この結果、横浜FMは勝ち点を「65」に伸ばし、今節が未消化となる首位・川崎フロンターレ(勝ち点66)との勝ち点差を暫定で「1」としている。(Goal.com)

スポーツ報知

横浜FM、広島に逆転勝利 マスカット監督「後半はやりたいサッカーができた」DFチアゴは前日練習で負傷 : スポーツ報知

 横浜FMは敵地で広島を3―1で下した。前半8分に先制を許す苦しい展開となるが、同36分にMFマルコスジュニオールのシュートにFW前田大然が右足を当てて同点ゴール。前田は今季15ゴール目で、今夏スコットランド1部セルティックに移籍した古橋亨梧と並ぶ得点ランク首位タイとなった。

 同アディショナルタイムにはDF實藤友紀がセットプレーからオーバーヘッド気味のゴールを奪い、逆転に成功。さらに後半15分、FWレオセアラが直接フリーキックを沈め、3―1と突き放した。試合消化数は1試合多いが、首位・川崎との勝ち点差は1。アウェーで勝ち点3をもぎ取り、再び一歩詰め寄った。

 マスカット監督は序盤の失点、ファウルも続くなど流れの悪かった前半については「距離感や関係性、連動性の部分が良くなかった。アグレッシブに前からいくところをタイミングよくはがされて、突破されたシーンもあった」と振り返った。しかしその中でも大きな2点を奪い、後半に修正。流れを断ち切り、本来のサッカーを取り戻し始めた。

 センターバックを務めた實藤とDF岩田智輝のコンビについても、立ち上がりこそ安定さを欠いたが、「時間がたつにつれていいパフォーマンスができた。ボールを持っているときも攻撃にいい形でつなげてくれたし、守備のときも協力しながら守れていた」と評価し、「後半はやりたいサッカーを見せられた。いい形で結果にもつながって良かった」とチーム全体を総括した。

 また、この日メンバー外だったDFチアゴマルチンスについては「けがから復帰して、練習試合の清水戦(5日)で45分出た。いい形でやってきた中で、10日にまたけがをしてしまった。残念な思い。詳細は届いていないが、1日でも早く復帰してくれることを祈る」と説明した。

 
 
横浜FMは広島戦で長期離脱の畠中槙之輔応援Tシャツを着用して練習「プレーで安心させる」 : スポーツ報知

 横浜FMは敵地で広島を3―1で下した。前半8分に失点を喫したが、FW前田大然、DF実藤友紀の得点で前半のうちに勝ち越すと、後半15分にはFWレオセアラの直接FK弾で突き放した。消化試合数は1試合多いが、首位・川崎との勝ち点を1差に再び詰めた。

 今季26試合に出場していたDF畠中槙之輔が前節・鹿島戦(0●2)で左ハムストリング付着部を負傷し、全治約6か月と診断された。今季復帰は絶望的で、チームは大黒柱を失った中で2年ぶりの頂点を目指すことに。広島戦の試合前アップでは、選手全員が畠中の背番号「4」と応援メッセージが入ったTシャツを着用した。

 この日は畠中だけでなく、前日練習で負傷したとされるDFチアゴマルチンスも欠く事態。実藤、そしてボランチでの起用が考えられていたとされるDF岩田智輝がコンビを組んだ。試行錯誤の前半こそ不安定さも見られたが、後半にかけて選手間の距離感などを修正。「プレーで(畠中を)安心させる」と語っていた実藤は、前半アディショナルタイムにはオーバーヘッド気味のスーパーゴールも決めた。

 実藤にとって5季ぶりのJ1ゴールがもたらした勝利にも、余韻に浸るのは一瞬で、「1点目の失点は防げたし、僕自身もミスがあった。今回の試合で出た課題は、裏のスペースを使われることと、真ん中を空けない守備。話しながら、修正しながらやっていきたい」。次戦に向けた課題もしっかりと口にしていた。

 
 
横浜FM前田大然が古橋亨梧に並んで得点ランク首位タイ!「ここまできたら越えたい」 : スポーツ報知

 横浜FMは敵地で広島を3―1で下した。前半8分に先制を許す苦しい展開となるが、同36分にFW前田大然が同点ゴール。前田は今季15ゴール目で、今夏スコットランド1部セルティックに移籍した古橋亨梧と並ぶ得点ランク首位タイとなった。DF実藤友紀の得点で前半のうちに勝ち越すと、後半15分にはFWレオセアラが直接FKを鮮やかに蹴り込み、突き放した。暫定ながら首位・川崎との勝ち点差は1。アウェーで勝ち点3をもぎ取り、再び王者に一歩詰め寄った。

 前田の今季15得点目が、劣勢に立たされるチームを救った。0―1の前半36分、MFマルコスジュニオールのシュートに右足を当て、軌道を変えてゴール左へ流し込んだ。「狙ってはいない」と苦笑いだったが、守備の不安定さや細かなミスからピンチを迎える状況を打破し、「流れを引き寄せたとは思う」とうなずいた。

 落ち着きを取り戻したチームは、安定した守備から今季リーグトップの得点数を誇る攻撃力を発揮し、逆転勝利。前田も序盤、前からプレスをかけてくる相手に対して慌ててしまったことへの反省点は口にしたが、「しっかり苦しい中で点取って、そこから自分たちのサッカーができた。勝てたのは大きい」とホッとした表情も浮かべた。

 前田は得点ランクもついに首位タイ。「とりあえずまずは(古橋)亨梧くんがいたので、ここ(15得点)に立たないとって思いはあった。ここまできたら超えたいと思います」と単独首位も見据えた。この試合ではレオセアラも今季9ゴール目をマーク。「刺激しあえばチームは強くなる」と、高め合えるチームメートとともに、残る10試合を駆け抜けるつもりだ。勝利にも表情を引き締めたストライカーは、「1試合も落とせない。この先10試合、毎試合点を取る気持ちでいないと、得点王も、優勝もできない」と決意を新たにした。

サッカーダイジェスト

立ち上がりに先制を許す展開も…前田、實藤、L・セアラの3発で横浜が敵地で広島に逆転勝利! | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

— L・セアラが直接FKを叩き込み3点目

 Jリーグは9月11日、J1第28節の6試合を各地で開催。エディオンスタジアム広島で行なわれたサンフレッチェ広島対横浜F・マリノスの一戦は、3-1で横浜が勝利した。

 幸先良く先制に成功したのは広島。8分、決めたのはD・ヴィエイラ。東のシュートはポストに嫌われるも、そのこぼれ球を押し込んだ。

 リードを奪われた横浜だが、36分に追いつく。M・ジュニオールの右足シュートは前田に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれる。さらに前半アディショナルタイム、アウェーチームが試合をひっくり返す。M・ジュニオールのCKから實藤が右足シュートで逆転弾を決める。

 横浜は2-1と1点リードで迎えた後半、60分にはL・セアラが直接FKを叩き込み、3点目を奪う。

 その後は広島の反撃をしっかりと抑え込んだ横浜が3-1で勝利。これで勝点65とし、暫定ながら首位川崎に勝点1差に迫った。

 次節の第29節、広島は18日に柏レイソルの敵地に乗り込む。同日に横浜はアウェーで名古屋グランパスと対戦する。

 
 
まるでイブラヒモビッチ!? 横浜の實藤友紀が決めたアクロバティック弾に脚光!「那須川天心のバックキックのようだ」 | サッカーダイジェストWeb

— 「何だ、このエロいシュートは」

 横浜F・マリノスの實藤友紀が決めたゴールが話題を集めている。

 9月11日に行なわれたJ1リーグ第28節のサンフレッチェ広島戦で、横浜は3-1の逆転勝利を収める。8分に先制を許すも、36分に前田大然が同点弾、45+1分に實藤が逆転弾、60分にレオ・セアラがダメ押し弾を決め、敵地で勝点3を掴んだ。

 特筆すべきは、實藤の得点。マルコス・ジュニオールのCKに対し、相手のタイトなマークを受け、体勢を崩しながらも右足で見事なゴールを決めてみせた。

 DAZNの公式Twitterは「な、なんだこのシュート!!?イブラヒモヴィッチ!?いや、實藤友紀」と題してゴールシーンをピックアップすると、称賛のコメントが続々と集まった。

「何回見ても驚くレベル」
「月間ベストゴールになってもらいたいくらいすごいゴール」
「那須川天心のバックキックのようだった」
「こんなド派手なゴールだったとは!」
「すごすぎる笑笑」
「ハマのイブラヒモヴィッチ」
「サネタン・イブラヒモヴィッチ」
「FIFA Puskás Awardノミネート間違いないだろう」
「何だ、このエロいシュートは」
「たくさんの人に見てほしいゴール!」

 横浜はこの日の勝利で、暫定ながら首位川崎フロンターレに勝点1差に肉薄。優勝争いはますます盛り上がってきた。

 
 

サッカーキング

横浜FMが広島に逆転勝利! L・セアラの強烈FK弾など3発…前田大然は今季15点目 | サッカーキング

 明治安田生命J1リーグ第28節が11日に行われ、サンフレッチェ広島と横浜F・マリノスが対戦した。

 先制点を奪ったのはホームの広島。8分、左サイドの土肥航大がゴール前に浮き球を送ると、抜け出した東俊希が左足ダイレクトで合わせる。これは右ポストに弾かれたが、こぼれ球をドウグラス・ヴィエイラが押し込んだ。

 広島は前半の給水タイム前にアクシデントが発生。相手FWレオ・セアラと激しく衝突した土肥は一度プレーを再開したが、すぐに座り込んで続行を断念。自ら歩いてピッチを後にし、23分に松本泰志と交代した。

 36分、横浜FMが思わぬ形で追いつく。マルコス・ジュニオールがペナルティエリア手前から右足を振り抜くと、ボールは前田大然に当たってコースが変化。これが相手DF佐々木翔の股の間を通過して、ゴール左下に吸い込まれた。前田は今季J1リーグでの得点数を「15」に伸ばし、現セルティックの古橋亨梧と並んで得点ランク首位タイとなった。

 押し込む横浜FMは41分、右サイドからM・ジュニオールが鋭いクロスを供給。ニアに飛び込んだL・セアラが頭で合わせたが、シュートは惜しくもゴールの左に外れる。

 前半終了間際、横浜FMが逆転に成功する。M・ジュニオールの左コーナーキックに合わせた實藤友紀は、体勢を崩しながらも右足で合わせてゴールに押し込んだ。

 横浜FMは60分にリードを広げる。敵陣中央でフリーキックを獲得すると、キッカーを担当したL・セアラは右足一閃。鋭いシュートはゴール右上隅に吸い込まれた。

 2点を負う展開となった広島は67分、D・ヴィエイラがペナルティエリア左から右足で浮き球を供給。飛び込んだ柏好文が合わせたが、相手GK高丘陽平の正面に飛んで決定機を生かせない。75分にはペナルティエリア左でこぼれ球に反応した青山敏弘が右足を振り抜いたが、クロスバーに阻まれる。

 試合はこのまま終了し、広島は3試合ぶりの黒星。横浜FMは2試合ぶりの白星となり、今節が延期となった首位川崎フロンターレとの勝ち点差を「1」に縮めた。次節は18日に行われ、広島はアウェイで柏レイソルと、横浜FMはアウェイで名古屋グランパスと対戦する。

 
 

ゲキサカ

實藤オーバーヘッド!レオセアラ弾丸FK! 横浜FMがゴラッソ連発逆転勝利、首位追撃へ再出発 | ゲキサカ

 J1リーグは11日、第28節を各地で行い、横浜F・マリノスが敵地でサンフレッチェ広島を3-1で破った。前節では14試合ぶりの黒星を喫していたが、鮮やかな3ゴールでの逆転勝利。ACLの影響で今節の試合がない首位・川崎フロンターレとの暫定勝ち点差を1に縮め、首位追撃へ再スタートを切った。

 ホームの広島は国際Aマッチウィーク期間の5日に行われた第24節延期分の神戸戦(△1-1)から先発3人を変更。日本代表のDF佐々木翔が合流し、DF野上結貴とMF土肥航大が起用された。対する横浜FMは前節の鹿島戦(●0-2)から4人を入れ替え、長期離脱が決まったDF畠中槙之輔の代役にはDF實藤友紀が入った。

 試合は前半8分、早々に動いた。広島は今季2試合目の先発出場となった20歳の土肥が左サイドを攻め上がり、ふわりと浮かせたアーリークロスを送り込むと、ニアサイドでMF東俊希が反応。シュートは右ポストに弾かれたが、こぼれ球をFWドウグラス・ヴィエイラが冷静なワンタッチシュートで決めた。

 ところが前半19分、広島にアクシデント。中盤での競り合いで土肥がFWレオ・セアラのアフターチャージを受け、頭部を痛めてピッチに倒れ込む。一度はプレーを続けたものの、3分後にMF松本泰志と交代。貴重なチャンスを活かし、先制点につながる活躍を見せた土肥は涙を見せながらピッチを退いた。

 すると、ここからは横浜FMがゴールを重ねた。まずは前半36分、ドリブルでゴール前を打開したMFマルコス・ジュニオールが右足でシュートを狙うと、軌道上に立っていたFW前田大然がワンタッチで軌道を変え、広島GK大迫敬介の逆を突いたボールがゴールマウスに吸い込まれ、同点に追いつく。

 さらに前半アディショナルタイム1分、横浜FMはマルコスが左からのコーナーキックをゴール前に送り込むと、實藤がDF荒木隼人と競り合いながら反応。倒れ込みながらもオーバーヘッド気味に右足に当てるアクロバティックなシュートをゴール右隅に流し込み、早くも逆転に成功した。

 そして後半15分、横浜FMは前田の突破でゴール正面25m強の位置でフリーキックを獲得すると、キッカーはFWレオ・セアラ。目の前に高い壁が立ちはだかる中、力強く右足を振り抜くと、弾丸シュートがゴール右上に突き刺さった。レオ・セアラは今季9ゴール目。直接FKからのゴールは初で、引き出しの多さを見せつけた。

 土肥の負傷交代で流れを失った広島はここからようやく反撃を見せる。ところが後半22分、MF柏好文のシュートがGK高丘陽平のファインセーブに遭うと、同30分のMF青山敏弘のミドルシュートはクロスバーに直撃。チャンスを作りながらもゴールを奪えず、悔しい逆転負けとなった。

 
 
両CB負傷離脱で訪れた出番…横浜FM實藤がオーバーヘッド逆転弾「シンのぶんも勝たないといけない」 | ゲキサカ

 横浜F・マリノスの強さを大きく印象づけた逆転ゴールは、“代役センターバック”の美技から生まれた。

 1-1で迎えた前半アディショナルタイム1分、MFマルコス・ジュニオールの左CKに対し、倒れ込みながら合わせたのはDF實藤友紀。日本代表招集経験を持つDF荒木隼人の激しいマークに遭いつつも、オーバーヘッド気味に右足でミートし、ゴール右隅に流し込んだ。

 試合後、フラッシュインタビューに応えた實藤は「ちょっと間に合いそうになかったので。あと相手もボールを見ていたので、ここ足出して先に触れば何かが起こるかなと思って触った。ゴールに入ったのも分からなくて、正直びっくりしました」と照れ笑いを見せた。

 それでも徳島県の富田中、城南高時代は攻撃的なポジションでプレーし、高知大時代にはFWでインカレ出場経験を持つ元ストライカーにとって、ゴールセンスは“昔取った杵柄”。インタビュアーから「元ストライカー」としての質問を向けられると、「自分の中でも感覚がある」と誇りを口にした。

 今季のJ1リーグ戦ではこれが5試合目の出場。DFチアゴ・マルチンスの離脱が続く中、前節の鹿島戦(●0-2)ではDF畠中槙之輔も負傷したため、回ってきた出番だった。

「(鹿島戦では)0-2で連勝も止まってしまって、首位を追う立場なので、絶対にここは落とせないと思っていた。しっかり勝ててよかった」。自身の出番での勝利にホッとした表情を見せた實藤は「入りのところで1失点して、流れが悪かったけど、自分のゴールで逆転できて、そこから立て直せたかなと思う。もっともっと前半の最初からいいプレーができるように次も頑張ります」と新たな意気込みも口にした。

 畠中は左ハムストリング付着部損傷で全治6か月の診断が下されており、今後も實藤の出番は多くなりそうだ。「シンが怪我をして、チアゴも怪我をしている。みんなで支え合って、シンのぶんも勝たないといけない、優勝しないといけないというのもある。僕自身もチャンスだと思って1試合1試合頑張っていきたい」。首位との暫定勝ち点差は1。2年ぶりの王座奪還に向け、背番号19にかかる期待は大きい。

 
 

フットボールゾーン

「横スコーピオンシュート?!」 横浜FMベテランDF、衝撃のスーパーゴールが反響拡大 | フットボールゾーン

— 實藤が相手DFを背負いながら決めた勝ち越しゴールが反響

 横浜F・マリノスは11日、敵地でのJ1リーグ第28節サンフレッチェ広島戦で3-1と勝利した。32歳のDF實藤友紀が前半アディショナルタイムにスーパーゴールを決めたが、Jリーグ公式YouTubeチャンネルが「横スコーピオンシュート?!」と取り上げている。

 敵地に乗り込んだ2位の横浜FMは、前半8分に先制点を許す苦しい展開。しかし、チーム内得点王のFW前田大然のゴールで同点に追いつくと、迎えたアディショナルタイムだった。

 左コーナーキックを獲得した横浜FMは、FWマルコス・ジュニオールがキッカーを担当。右足でクロスを上げると、ゴール前の實藤が反応。広島DF荒木隼人の厳しいマークに遭って体勢を崩すが、ゴールに背を向けながら上手く右足を伸ばしてシュートを放ち、ゴール右隅に流し込んだ。

 元FWの實藤が繰り出した華麗なアクロバティック弾に、DAZN公式ツイッターは「な、なんだこのシュート!!? イブラヒモヴィッチ!? いや、實藤友紀」と速報していたが、Jリーグ公式YouTubeチャンネルも「横スコーピオンシュート?!」と取り上げている。

 これには、左ハムストリング付着部損傷で離脱中の同僚DF畠中槙之輔がインスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で「それはえぐい!」と脱帽。ファンからも「ギリギリまでボール見て狙ってる」「ゴラッソすぎる」「シュート上手い!」といった声が上がっていた。

 
 
「今まで見た中でベストの一つ」 横浜FM助っ人FW、圧巻の直接FK弾を海外称賛 | フットボールゾーン

— 後半15分、レオ・セアラがスピード、コースともに完璧なFKでチーム3点目を奪取

 横浜F・マリノスのブラジル人FWレオ・セアラの勢いが止まらない。11日に行われたJ1リーグ第28節サンフレッチェ広島戦(3-1)でダメ押しの直接FK弾を叩き込み、海外メディアもポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを引き合いに出してその一撃の威力を報じている。

 敵地に乗り込んだ2位の横浜FMは、前半8分に先制点を許す苦しい展開。しかし、チーム内得点王のFW前田大然のゴールで同点に追いつくと、迎えたアディショナルタイムにはFWマルコス・ジュニオールのコーナーキックにゴール前のDF實藤友紀が反応。広島DF荒木隼人の厳しいマークに遭って体勢を崩すが、ゴールに背を向けながら上手く右足を伸ばしてシュートを放ち、ゴール右隅に流し込んで勝ち越した。

 そして、後半15分には前田が敵陣で倒されてペナルティーアーク後方でFKを獲得。キッカーを務めたレオ・セアラが右足で強烈なシュートを放つと、ボールは相手G大迫敬介の手の上を抜く絶妙のコースに突き刺し、ダメ押しの3点目を奪った。

 オーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」は、「レオ・セアラの比較にクリスティアーノ・ロナウドが必要。今まで見た中でベストFKの一つ」と伝えている。

 8月に6ゴールを荒稼ぎし、J1の月間MVPに輝いたレオ・セアラ。9月もまだその勢いは衰えていない。

 
 
“緊急事態”の横浜FMが引き寄せた「運」 痛快な逆転勝利…優勝争う川崎に重圧与えたか | フットボールゾーン

— 【識者コラム】主力CB2人を欠いた広島戦、偶発性の高いゴール3連発で逆転勝利

 先日、育成の達人と呼ばれる指導者に話を聞く機会があった。

「サッカーは70%以上が運」

 それが持論だった。

「ロシア・ワールドカップでもフランスが優勝したのは運以外の何ものでもない。別にクロアチア、ブラジル、ベルギー……どこが勝ってもおかしくはなかった」

 しかし彼は、ピッチ上のパフォーマンスを運任せにしているわけではない。世界に出ても「ここから先は運次第」というトップグループに入るための“必然”を、ずっと追求してきた。

 今年のJ1リーグなら、優勝争いは川崎フロンターレと横浜F・マリノスに絞られている。この達人の発想なら、最後にカップを手にするかどうかは「運次第」になるのかもしれない。そしてそういう意味では、横浜FMのサンフレッチェ広島戦(アウェー)の勝ち方は自らに弾みをつけ、相手には絶望的なダメージを与えるものだった。

 横浜FMの選手層はJ1屈指だ。だが最も代えが効き難いのがチアゴ・マルチンスと畠中慎之輔のセンターバック(CB)コンビで、広島戦は一気にこの2人を欠いていた。特に畠中のほうは半年間の離脱が発表されている。しかもチームは快進撃でせっかく首位の川崎に勝ち点1差まで肉薄したのに、天敵の鹿島アントラーズに今季連敗を喫して再度差を広げられていた。つまり戦力的にも苦境に立たされ、連敗を避けるためにも真価を問われる試合に直面することになった。

 8月にチームに合流し、いきなり月間最優秀監督に選出された横浜FMを率いるケヴィン・マスカットも、さすがに「厳しい試合になる」と考えていた。前節の広島は、ヴィッセル神戸を相手に10人になりながら先制し、1-1の引き分けに持ち込んでいたからだ。

 実際に試合は序盤から前がかりに出た広島に主導権を握られた。開始8分には、左サイドに開いた土肥航大を起点にした攻撃で先制を許した。結局土肥は前半23分に故障で退いてしまうのだが、広島の城福浩監督も「それまでは相手に何もやらせていなかった」と会心の入り方ができたと振り返っている。

 ところが横浜FMは非常に偶発性の高いゴールを3連発して、あっさりと引っ繰り返し主導権も手繰り寄せてしまう。同点ゴールはマルコス・ジュニオールのミドルシュートが、前田大然の足に「当たっただけ」で角度を変えてネットを揺すった。逆転弾はCBの代役として抜擢された實藤友紀が、CKを直接オーバーヘッドの体勢からヒールで合わせるように叩き込む。そしてダメ押しになる3点目は、欧州シーンでも滅多に見られないようなレオ・セアラのスーパーFKが突き刺さった。

— 広島のシュートはクロスバーに弾き返されるなどツキに見放された

 もちろん、FKを獲得した前田の素晴らしい反転などゴールを呼び込む要因はあった。しかし広島の城福監督にすれば「崩された感がなく、気持ちの整理がつき難い」もので、心理的には大きなダメージを与えたに違いない。一方、対照的に交代出場選手が絡んでゴールに迫った広島は、青山敏弘のシュートがクロスバーに弾き返されるなどツキに見放された。

 確かに終わってみれば、横浜FMが60%ボールを支配し、広島の倍近いパスを繋いだ試合なので順当勝ちとも言える。しかし広島側に、せっかく抜擢して好調な滑り出しを見せた土肥の故障離脱や決定機の不運なども重なったことを思えば、決して楽に手に入れた勝ち点3ではなかった。

 横浜FMはGKとCB以外は、すべてのポジションで同等に近い力の選手を2人ずつ揃えている。多くの試合で後半途中から前線のメンバーを入れ替えていることも、コンディション維持には大きな利点になっている。反面CBが2人とも欠けた広島戦は緊急事態だったが、岩田智輝と實藤のコンビで「新しい2人が入っても変わらないパフォーマンスができて満足している」とマスカット監督も語った。消化試合数では一歩進んだが、再び川崎の背中につけて、ACLとの併用となる王者に少なからず重圧を与えたはずである。

(加部 究)

 
 

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【J1分析】マルコス・ジュニオールが魔法をかけた10分間【横浜F・マリノス、逆転優勝への光明と課題(1)】 | サッカー批評Web

■9月11日/J1第28節 サンフレッチェ広島1-3横浜F・マリノス(Eスタ)

 サンフレッチェ広島とは今季第2節で対戦し、3-3で引き分けていた。2度も2点差とされながら追いついたものの、逆転までには至らなかった。半年ぶりのリーグ戦での再戦でも先制されたが、今回はきっちり勝ち点3をもぎ取った。

 前回対戦では開始12分で先制された。今回はそれより4分も早い時間でリードを許した。結果を違うものにできた理由は、前半のうちに逆転できたことにある。

 36分の前田大然のゴールは、ラッキーな面もあった。前半アディショナルタイムの實藤友紀のバイシクル気味のシュートも見事だった。だが、マルコス・ジュニオールなくして、これらのゴールは生まれなかった。

■横浜FMのテンポを生んだ背番号10

 人を捕まえアタックする守備が、試合開始からの広島のリズムを呼んでいた。横浜FMの背番号10は、その流れに飲み込まれていた。

 トップ下のポジションでボールを受けようとするが、青山敏弘の厳しい監視に手を焼いていた。マンツーマン気味に捕まえる動きや、周囲とうまく挟み込む守備に、自由を奪われていた。

 30分を過ぎて、横浜FMの攻撃にテンポが出てきた。マルコス・ジュニオールがサイドに流れ出してからだ。

 ピッチ中央の監視の目を逃れ、右のタッチライン際から好パスを出したかと思えば、左にも流れてドリブルで仕掛ける。広島の中盤の底で青山とコンビを組んでいた土肥航大の負傷交代もあり、マルコス・ジュニオールが守備の網をくぐり抜ける場面が増えてきた。

■アディショナルタイムを無駄にしない意識

 流れが変わりかけた矢先の36分だった。エリア手前でボールを受けたマルコス・ジュニオールは、小気味良いタッチからミドルシュート。これが前田に当たるような格好となり、軌道が変わったシュートが同点ゴールとなった。

 背番号10はその5分後にも決定的な仕事をする。右へと流れて送ったクロスはゴール前のレオ・セアラにピタリと合ったが、ヘディングはわずかに枠を外れた。

 同点で入った前半アディショナルタイムでも、マルコス・ジュニオールは無駄に時間を過ごす様子を見せなかった。左サイドを縦に突き、CKを奪ったのだ。このCKを自ら蹴り、實藤の逆転ゴールを導いた。わずか10分間での逆転劇は、マルコス・ジュニオールが魔法をかけたものだった。

 その實藤のシュートも、確かに見事だった。だが、このCBはヒーローではなく敗因のひとつになる可能性もあった。

【J1分析】チアゴ・マルチンス、畠中槙之輔が負傷の最終ラインに見える不安【横浜F・マリノス、逆転優勝への光明と課題(2)】 | サッカー批評Web

 サンフレッチェ広島との対戦で、横浜F・マリノスの最終ライン中央に入ったのは、實藤友紀と岩田智輝だった。中盤やサイドバックもこなす岩田は、新加入ながらすでに今季リーグ戦で23試合に出場していた。一方の實藤は、この試合が今季リーグ戦5試合目の出場。リーグ戦での先発は、今季3度目のことだった。

 今季の横浜FMで、畠中槙之輔とチアゴ・マルチンスは盤石のCBコンビを組んできた。その土台が崩れようとしている。チアゴ・マルチンスは第25節から戦列を離れ、前節に負傷交代した畠中は左ハムストリング付着部損傷で全治6カ月の見込みだ。

 横浜FMの高い最終ラインの裏は、相手チームの狙いどころとなっている。この日の試合でも、早々から裏を突かれる場面が散見された。

 開始2分で、広島の若きMF東俊希に抜け出されかけた。そのピンチは何とか防いだが、東は次のチャンスを逃してくれなかった。CBの間にうまく入り込まれて、1タッチでのシュートを許す。これはポストを叩いたものの、跳ね返りを押し込まれた。試合開始8分での先制点献上だった。

■逆転ゴールは見事だったが…

 13分には、ハーフウェーライン付近にいた實藤が、ドウグラス・ヴィエイラにバックパスをかっさらわれる場面があった。ラストパスが乱れてシュートには至らなかったものの、大ピンチになりかけた。

 最終ライン裏の広大なスペースは、スイーパーのようなGK高丘陽平や、チアゴ・マルチンスのスピードなどによってカバーされてきた。畠中の正確なパスも横浜FMにとって重要なものだったが、そうした後方のベースが失われることになったのだ。

 實藤の前半終了間際のバイシクル気味のシュートは、確かに見事だった。だが、横浜FMが同点に追いついて流れを取り戻すまでは、危ういシーンがあったことも事実だ。

■またも「勝ち点1差」に

 今季中の復帰が絶望的である畠中のことを思い、實藤は「皆で支え合って、優勝しないといけない」と語った。その言葉の意味を、人一倍かみ締めたことだろう。

 広島との今季初戦では、2度2点差とされながら、3-3で引き分けた。今回も先制を許したが、「リベンジ」達成に成功した。

 横浜FMは、さらに追いつき、追い越していかなければならない。今週末に試合がなかった首位の川崎フロンターレに、暫定ながらまたも勝ち点1差ににじり寄ったのだ。

 一時は無理かと思われた逆転優勝がちらつく。この勝負に、勝ち点を分け合うような痛み分けは存在しない。チーム全体で勝ち切るか、涙をのむか、しかないのだ。

 
  

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2021マッチレポート | 9月11日 vs 広島 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第28節 広島 vs 横浜FMのデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2021/09/10 【動画配信まとめ】2021/9/11(土)19:00KO J1第28節 サンフレッチェ広島F.Cvs.横浜F・マリノス@エディオンスタジアム広島 ※ビジター席無し
 
 

今週の他会場など

(´-`).o0(日曜日のゲームが終了後に更新予定)
 
 

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