夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2021/8/16) #fmarinos


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2021/8/16(月)皆さんの会社はお盆休み終了ですか?(弊社はカレンダー通りです )
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2021/08/14 復興応援活動2021in東松島のご報告 | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(栗原勇蔵クラブシップキャプテンが参加)
 
 

今日の練見(れんみ)

(´-`).o0(トップチームはオフ)
 
 

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Webニュースログ

2021/08/14 宮市亮は「世界一」の人間性でチームメイトもファンも魅了 度重なる大怪我に苦しんでもザンクトパウリに愛された理由《Jリーグデビューはいつ?》 – ブンデスリーガ – Number Web – ナンバー

text by 中野吉之伴

 プロサッカー選手にとって、移籍はつきものかもしれない。

 別れには様々な形がある。次へステップアップしようとする選手に理解を示しながらも素直に受け入れられないこともあるし、「まぁ、しょうがない」と割り切ることのできる別れもある。

 宮市亮が、6年間在籍したザンクトパウリを離れて横浜F・マリノスへ移籍した。

— 「最初の日からザンクトパウリに熱狂をもたらした」

 パウリサイドからすると、やはり怪我の多さは目を瞑れない問題だ。加えて、ティモ・シュルツ監督が志向するサッカーはクラシカルなウイングのポジションがないのも影響したと言われている。

 プロの世界だ。クラブにはクラブの事情がある。

 とはいえ、ザンクトパウリの人々にとって宮市との別れはあまりにも寂しく、簡単に処理できるものではなかった。

「世界で一番素敵な人間」

 元チームメイトのマッツ・メラー・デーリ(現ニュルンベルク)は、宮市のことをそう評していた。ザンクトパウリに加入したのは2015年6月のこと。アーセナルからの移籍が決まったとき、当時スポーツディレクターを務めていたトーマス・メッグレは「性格的に素晴らしい青年」と話していたが、その言葉は何一つ間違っていなかったのだ。

 ザンクトパウリの公式ホームページは、宮市と契約延長しないことが決まった直後に、「アリガトウ、サヨウナラ」という見出しで、感謝と惜別の気持ちを表していた。

「リョウは最初の日からザンクトパウリに熱狂をもたらした。選手としてだけではなく、人間としてもチームに欠かせない選手だった。怪我が彼を苦しめた。それでもミヤイチは一度も諦めることがなかった。どんなときも、怪我と闘い戻ってきた。いつでもどこでも親切で、フレンドリー。ザンクトパウリは、キミのこれからのすべてがうまくいくことを願っている。特に健康を!」

 クラブだけではない。宮市を間近で見続けてきた『ハンブルガー・モルゲンポスト』紙は、「コロナ禍だからしょうがないとはいえ、ミヤイチがファンからの拍手も受けずにクラブを去るなんて……。こんな別れはフェアじゃない」と、悲しみにあふれる印象的な記事をアップしていた。

— どんな試合でも泥だらけになってピッチを駆け回った

「ここが僕の故郷になるように」

 移籍してきた当初、宮市はそう願っていた。その願いどおりにザンクトパウリは彼の故郷となり、ザンクトパウリの人にとって宮市はファミリーの一員となった。

 日本人は謙虚だと言われる。宮市もそういう扱いを受けている。ただ、謙虚だといってもそれは相手との距離を詰めないわけではない。宮市の優しい笑顔に、選手も、コーチ陣も、スタッフも、そしてファンも瞬く間に惹かれていった。

 普段は謙虚でフレンドリーな宮市は、ひとたびピッチに立つとチームのために誰よりも闘う戦士となる。絶対的な武器であるスピードを活かしてピッチを躍動し、ファンからの期待に満ち溢れた声援がその背中を押した。

 ザンクトパウリ時代の宮市は、どんな試合でも泥だらけになってピッチを駆け回った。速いだけの選手ではなかった。身体を巧みに使ってボールをキープし、味方を生かし、相手にボールが渡ればインテリジェンスを感じさせるポジショニングと素早いアプローチで相手を追い込んだ。倒れても、倒されても、すぐに立ち上がって、また駆け出した。

 そんな宮市を、ザンクトパウリのファンは心から愛していた。いや、過去形にするのはおかしい。ザンクトパウリのファンは、今も心から愛しているのだ。

— 初ゴール時にはファンもともに号泣

 宮市のファンへの思いも特別だ。

「ファンタスティックなファン」

 いつも、そう絶賛していた。

 加入初年度のリーグ開幕1週間前、スペインのラージョ・バジェカーノとの親善試合で左膝十字靱帯を断裂。長期離脱を余儀なくされたときにはファンも一緒に心を痛め、復帰を祈願した。

 2016年4月1日、ホームでのウニオン・ベルリン戦で、リハビリを終えてカムバックを果たした。ミラントア・シュタディオンは、割れんばかりの声援でヒーローを迎え入れた。そして、同年5月のカイザースラウテルン戦、ザンクトパウリで初となるゴールを決めたときには、ともに号泣していたファンがなんと多かったことか。

 2017-18シーズン、今度は右膝十字靱帯を断裂。とにかく、怪我が多かった。それでも宮市はポジティブな姿勢を崩さなかった。

 苦しいはずなのに、絶望してもおかしくないのに、常に笑顔を絶やさなかった。そんな宮市を、ファンは最大限のリスペクトで支えていた。

「こうしておけばよかったという後悔はない」と、宮市は言う。

「毎日、毎日、全力でやった結果、怪我をしてしまった。何があるかなんて誰もわからない。後悔とかは本当になくて、ただ毎日の積み重ねが大事だなと思っています」

— サッカーを語る宮市は、すごく生き生きしていた

 実際にザンクトパウリでの宮市のプレーを見たのは一度だけだ。

 あれは、2年前のドレスデン戦。終始押し気味で試合を進めていたザンクトパウリは、どうしてもゴールが奪えなかった。先発出場していた宮市は何度もチャンスメイクをし、度々ゴール前にも顔を出していたが、相手GKのファインセーブに防がれてしまう。そして、終了間際にもゴール前、角度のないところから放ったシュートがポストを直撃。結局、引き分けに終わってしまった。

 試合後、最初は冷静に試合を振り返っていた宮市が、ふと本音をこぼした。

「ほんと勝てた試合でしたね」

 決定的チャンスがたくさんあった。ペナルティエリア内で相手DFをかわしてシュートに持ち込みながら、GKのセーブにあったシーンもあった。その点を指摘すると熱っぽく語り始めた。

「完全にゲームを支配していましたよね。ただ、これがサッカーというか、しょうがないところもあるのかなと……。(相手をかわしてのシュートは)俺も絶対に決まったと思ったんですが、それを止めるの? って。でもゴール前で迷わなくなったというか、最後のシュートシーンもあまり考えず、思い切って打てた。そこは進歩かなと思います」

 宮市は、いつからか「怪我」が修飾語になってしまっていた。

 コンディションはどうなのか。違和感はないか。怪我とどう向き合うのか。そこばかり注目されてしまう。もちろん、心配されていることはわかる。

 しかし、宮市はサッカー選手だ。サッカーの話がしたいし、ピッチでそれを表現したい。サッカーが思う存分できて、一つひとつのプレーにこだわりを持ち、どうすればもっといいプレーができるか。怪我ではなく、サッカーを語る宮市は、すごく生き生きしていた。

 ザンクトパウリでは、宮市がボールを持つとスタジアムがざわついた。ファンの期待が膨らみ、その熱気が空気を揺るがす。次の瞬間、相手DFを鋭い動きで突破し、ゴール前に極上のクロスボールを供給する。ゴールの予感が濃厚に漂い、一斉に立ち上がるファン。目を閉じると、そんなシーンがよみがえってくる。

 宮市は、まだまだ走れる。まだまだプレーできる。

 心からの喜びとともにピッチを駆け回る宮市亮の姿は、きっと日本でも多くのファンにサッカーの素晴らしさを伝えてくれるはずだ。

2021/08/15 マリノス新監督は前任者にそっくり!? ポステコグルー流の正統後継者、30年来の師から学んだ「信じ続ける」哲学【コラム】 | フットボールチャンネル

— リーダーとしての人間性

 試合終了後の整列が解けると、名古屋グランパスのGKミッチ・ランゲラックは真っ先にある人物のもとへ歩み寄っていった。

 反対側から向かってきたのは横浜F・マリノスのケビン・マスカット監督だった。ランゲラックが相手指揮官と抱擁を交わしたのは、単に同胞のオーストラリア人だからではない。2人は10年来の間柄だ。

 マスカット監督は「昔から知っている選手」であるランゲラックを「選手として素晴らしいGKというだけでなく、さらに重要なのは最高の人間性の持ち主だということ。日本で再会できたこともうれしいし、彼が次節以降もいいプレーができることを祈っている」と褒め称えた。

 ランゲラックがまだ駆け出しの若手だった頃、2人はオーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーで共にプレーしていた。当時すでに現役生活の終盤に差し掛かっていたベテランのマスカット“選手”は、偉大な先輩にあたる。

 グランパスのゴールを預かる守護神は誠実で心優しい人格者としても知られるが、その彼に慕われるマスカット監督もまた相当な人格者であるのは間違いない。メルボルン・ビクトリーやオーストラリア代表ではキャプテンを任されていた経験もある。また、監督としての前任地であるシント=トロイデンVVの関係者からも、リーダーとして常に選手やスタッフ1人ひとりのことを思いやる卓越した人間性の持ち主だったという話を聞いた。

 マリノスで実際に指揮を執り始めてから10日足らずだが、マスカット監督はすでに選手たちの心をつかんだ。

 小池龍太は「監督が来てくれてチームの雰囲気が引き締まる感じはすごくありますし、試合の入りの集中力だったり、(チームを)オーガナイズしてボス(アンジェ・ポステコグルー監督)の時のように引っ張ってくれるところは、チームにとってすごくプラスになっています」と語る。

「彼の性格もすごくいい雰囲気。チームとも選手ともすごくコミュニケーションを取ってくれますし、そういったところからチームの雰囲気が良くなって、チームがさらに上昇気流に乗っている要因になっていると思います。

(マスカット監督の)サッカーに対する強い思いとか、このチームをより強くして、今年のチャンピオンになるという熱い姿勢に僕らが引っ張られて、ついていっている状態。それ(優勝への思い)を選手自身が強く持って、監督と一緒に前進できるようなチームになっていくんじゃないかと思います」

— ポステコグルー前監督との出会い

 サッカーや勝利への情熱に溢れた姿勢を感じているのは、小池だけではない。東京五輪の期間中にオンラインで面談したという前田大然も、マスカット新監督の印象について「熱い監督ですし、今までマリノスの監督をしていた方も熱かったので、同じ匂いがするというか、マリノスに本当に合っているのかなと思います」と語った。すでにポステコグルー前監督につながるものを感じ取っている。

 現役時代はダーティーで荒っぽいプレースタイルのDFだったとも聞くが、指導者としてのマスカット監督のイメージは正反対。記者会見などでも物腰柔らく、知的で、表情も豊か。「ボスも笑顔で話してくれていましたけど、マスカットさんの方が挨拶とかをしても日常的にニコニコ笑顔で話してくれるイメージです」と、岩田智輝のように独特の表現で新監督の印象を話した選手もおり、ポステコグルー前監督より親しみやすいリーダーの雰囲気は確実にある。

 選手たちとの間にきっぱりと一線を引いた関係を保っていた前任者とは、チームマネジメントにおけるアプローチに多少の違いはあるのかもしれない。ただ、ピッチ上で展開されるサッカーの面では、前体制から大きな変化はない。むしろマスカット監督がポステコグルー体制の正統後継者にふさわしいという思いは日に日に強くなっている。

 そもそもマスカット監督とポステコグルー前監督の関係は、冒頭で言及したランゲラックとのそれよりもはるかに長い。

 チーム合流直後に行われた就任会見の中で、マスカット監督は前任者との関係性について「私がマリノスの監督就任が決まった時、アンジェはそれをとても喜んでくれた。彼のことはオーストラリアで指導者になったばかりの頃も知っていて、当時の私はまだ若手選手だった」と話していた。

 ポステコグルー前監督は1993年にオーストラリアのサウス・メルボルンFCで現役を引退すると、すぐに指導者に転身して同クラブのアシスタントコーチに就任した。彼の現役最後のシーズンに同僚となったのが、当時まだ19歳の若手選手にすぎなかったケビン・マスカットだ。

— 8年前にも師から職を引き継ぎ…

 マスカット青年はその後、1997年1月にイングランドの名門クリスタル・パレスへ移籍する。サウス・メルボルンFCで4シーズンを過ごす中で、「ポステコグルーコーチ」は「ポステコグルー監督」になっていた。

 そして15年後、2人は互いに指導者となって同じ職場で働くことになる。2011年にスパイクを脱いだマスカットは、現役最後の2年間に選手と並行して務めていたメルボルン・ビクトリーのアシスタントコーチとして働き続ける道を選んだ。

 すると2012年夏、「私にとって初めての本物の指導者だった」と絶大な信頼を置くポステコグルーが同クラブの監督に就任したのである。マスカットは師と慕う大先輩のもとで右腕を務めることになった。

 そしてポステコグルー監督がオーストラリア代表監督に就任するにあたってメルボルン・ビクトリーを離れると、マスカットは2013/14シーズンから同クラブの監督に昇格。マリノスで職を引き継いだのと同じ流れが8年前にもあったのだ。

 ポステコグルー監督が率いた2012/13シーズンのメルボルン・ビクトリーには、ビルドアップ時の組み立て方や崩しの考え方、攻撃的なチーム全体の方向性に至るまで、今のマリノスに通ずる要素がふんだんにあった。

 また、マスカット監督が2018/19シーズンまでの長期政権の中で築き上げたチームも非常に攻撃的な哲学を持っていた。2017/18シーズンにはAリーグを制覇し、監督として初タイトルを獲得している。

 のちにサンフレッチェ広島でもプレーするベサルト・ベリーシャという絶対的な得点源を中心に据え、技巧派のジェームズ・トロイージや極めて高いチャンスメイク能力を備えた左利きのオランダ人MFレロイ・ジョージらが脇を固めるメルボルン・ビクトリーの攻撃陣が発揮した破壊力は驚異的だった。

— マリノス行きを決めた理由

 シント=トロイデンVVでは必要な人材が揃わず現実的な戦いを選択せざるを得なかったが、マスカット監督は8年前のようにポステコグルー前監督からチームを引き継ぎ、マリノスで再び攻撃的なチームを作っていこうとしている。

「我々の関係は当時(サウス・メルボルンFC時代)からすごく長く続いている。私が指導者としてのキャリアを始めるにあたってもアンジェが常にメンターであり、我々はフットボールに対して同じような情熱を共有しているので、たくさんのことを語り合ってきた。

サッカーについて何か知りたいと思えばアンジェに連絡を取り、彼に相談することも多くあった。彼が伝えてくれた経験は私にとって非常に価値のあるもの。マリノスでやろうとしていることは彼と同じだと思っているし、彼が築き上げてくれたものを大事にしたい」

 マスカット監督がマリノスからのオファーを快諾した最大の理由も、信頼する前任者が中心となって築いてきたクラブの哲学に惚れ込んだからに他ならない。

「クラブとディスカッションを重ねた中で、挑戦ができる場所だと思っていたし、素晴らしいオファーをいただいたと思う。決め手となったのはマリノスが築き上げてきた哲学やプロジェクトなどに(自分の考え方が)合うのではないかと思ったことだ。

自分が持っているサッカーに対する情熱や、これまでやってきたことと、マリノスが今までやってきたことをしっかりと合致させ、手を取り合って、自分の経験をこのチームに落とし込んでいきたい。新しいことではなく、今までやってきたこと以上のものを持ち込みたい。このクラブに来られたことをうれしく、そして誇りに思う」

— 前任者と共有する哲学

 東京五輪開催にともなうリーグ戦中断期間中、マスカット監督は毎日の練習や試合などを映像でチェックし、スタッフらとリモートで対話を重ねながらチーム作りに関わってきた。そしてチームに合流してすぐのガンバ大阪戦に3-2で勝利すると、そこから3試合で2勝1分と新体制は好スタートを切っている。

 これまで培ってきた「アタッキング・フットボール」の方向性を変えることなく、戦術面に大きく手を加えてはいない。それでも新監督の情熱はしっかりとチームに伝わり、結果につながってきた。今のところ、マスカット監督こそポステコグルー流の正統後継者であると感じさせる仕事ぶりだ。前田が言ったような「同じ匂い」がプンプンする。

 それは監督自身の言葉からも存分に感じられる。細かい言い回しなどは違えど、伝わってくるメッセージや言葉のニュアンスがポステコグルー監督とまるっきり同じなことが頻繁にあるのだ。就任会見でもそうだった。

「アンジェから学んだのは『何を信じていくのか』ということ。自分たちがやっているサッカーをどう信じ、いかにを信じ続けるかを学んだ。それだけではなくチーム一丸となって、全員で信じる気持ちを持って、どのようなスタイルで戦っていくかを決めた上で、それをブレずに続けていくこと。その芯の強さも学んだ」

 ポステコグルー監督は「自分たちのサッカーをブレずに信じ続けることが重要だ」と呪文のように唱え続けていたが、強い信頼関係で結ばれたマスカット監督はその教えを忠実に受け継いでいる。もちろん戦術面においても「アタッキング・フットボール」の「芯」の部分は共有しているに違いない。

 マルコス・ジュニオールは前監督退任直後に「マリノスは偉大なクラブ。監督も選手も去る時がくるけれど、このクラブはずっと残る。もう新たなページになったと思うので、いつまでも悔やんでいても意味がない。次に向けて新たなページを作り上げていきたい」と話していた。

 首位の川崎フロンターレを追い続け、逆転でのJリーグ優勝を「絶対に諦めない」とマスカット監督は断言した。ならば、めくられた「新たなページ」に刻まれていくであろう勇猛果敢で情熱あふれるアタッキング・フットボールの未来を信じてみたい。

(取材・文:舩木渉)

2021/08/13 【岩本輝雄】杉本健勇とマリノスの相性はバッチリ。まさに水を得た魚のような活躍ぶりだね | サッカーダイジェストWeb

— マリノスへの移籍は正解だったんじゃないかな

 五輪が終わってから、久々のJリーグ現地観戦。三ツ沢にグランパスを迎えたマリノスは2-0で勝利。前節はエスパルスにドローに持ち込まれたけど、今回はしっかりと勝ち切って、これで10戦無敗と調子が良さそうだね。

 監督が代わって何か変化があるかなと思ったけど、良い意味で、ほとんど変わっていない。素早く攻守を切り替えて、相手に休ませる時間を与えないよう高い位置からすぐ奪いに行く。マイボールにしたらスピーディに仕掛ける。サイドバックが中に絞って攻撃に厚みをもたらすなど、個々が状況に応じて効果的なポジションを取る。

 攻守の両局面で相変わらずのアグレッシブさ。試合前に小雨がパラついて、ピッチが良い感じで濡れているからボールもよく走る。マリノスらしいサッカーを存分に披露して、勝点3を力強く手繰り寄せた。

 そのなかで際立っていたのが、今夏新加入の杉本だ。移籍後初先発で、先制点となる初ゴールもマーク。残り10分ぐらいで交代でベンチに下がる時、スタンドからわき起こる拍手の大きさが、その活躍ぶりを物語っていた。

 杉本は3トップの真ん中で、確実にボールを収めてくれる。相手を背負っていても、簡単に奪われない。パスを受ける際のポジショニングもセンスがある。空いたスペースにスッと顔を出して、受けようとする。

 そこで起点となって、キープもしくはリターンの判断にも迷いがないから、マリノスのテンポの速い連動したサッカーの中で本当に効いていた。あれは味方も楽だと思うよ。

 そして高さもある。ゴール前に多少アバウトなボールを入れても、なんとかしてくれそうな雰囲気がある。実際、自身の得点はティーラトンからの鋭いクロスに上手くヘッドで合わせた形。海外移籍したオナイウと比べて、個人的には杉本のほうがひとつレベルが高いような印象がある。

 日本代表にも選ばれるくらい、もともとポテンシャルは高い選手。前所属のレッズでは、少し難しい時期を過ごしていたかもしれないけど、マリノスへの移籍は正解だったんじゃないかな。杉本が欲しいタイミングでボールが出てくるような気がするし、周りのサポートも早いから、本人もやりやすいと思う。まさに水を得た魚のようだね。

— ボール奪取の勢いは凄まじいよ

杉本は後半戦のキーマンになりそうだけど、もうひとり、カギを握りそうな選手を挙げるとすれば、ボランチの喜田だ。

 一時期、ちょっと調子を落としていたようだけど、8月に入ってからは復調の兆しを見せている。グランパス戦でも絶大な存在感を発揮。ビルドアップでは中盤の底でボールを出し入れしつつ、攻撃の局面に移れば、ぎゅんと前に出て行って、相手の中盤の背後を突く。その動きによって、味方がフリーになれるスペースが生まれる。直接ボールに絡んではいないけど、この喜田の“走り”こそが、チームに躍動感をもたらしていると思う。

 敵陣でボールを失えば、瞬時に守備モードに切り替えて、一気にプレスをかける。その勢いは凄まじいよ。相手からすれば、これほどやっかいな選手はいない。

 チームの中軸として喜田が“にらみ”をきかせて、最前線では杉本がドンと構えて、攻撃をリードする。これから暑さもやわらいでくるなかで、走力に秀でるマリノスがさらに強みを生かせるようになれば、優勝争いも面白くなってくるんじゃないかな。

 現在2位のマリノスと、無敗で首位を走るフロンターレとは勝点8差。両チームの直接対決は最終節。そこでどんなドラマが待ち受けているのか。タイトルを争うような一戦になるのか。今から楽しみだね。

 
 

 
 

今日のこけまり


【試合結果Webニュースまとめ(5○1)】2021/8/15(日)18:00KO J1第24節 横浜F・マリノスvs.大分トリニータ@ニッパツ三ツ沢球技場
 
 

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