【試合結果Webニュースまとめ(5○1)】2021/8/15(日)18:00KO J1第24節 横浜F・マリノスvs.大分トリニータ@ニッパツ三ツ沢球技場


【試合結果Webニュースまとめ(5○1)】2021/8/15(日)18:00KO J1第24節 横浜F・マリノスvs.大分トリニータ@ニッパツ三ツ沢球技場
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第24節 横浜F・マリノス vs 大分トリニータ 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト


 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs大分の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2021年8月15日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 4,752人

監督コメント

[ ケヴィン マスカット監督 ]
前半はボールが落ち着かず、スピードが上がらず、難しい展開になりました。後半はスピードが上がり、ボールも動いて誰もが観ていて楽しいサッカーができました。10日間で4試合をこなす難しい期間でしたが、良い結果が残せて良かったです。

--監督が就任されてから攻撃性が高まりました。意識して落とし込んだ部分を教えてください。
正直、そこまで練習で落とし込む時間はありませんでした。自分が大事にしたかったのはチームのアイデンティティーです。
攻撃的なサッカーをより攻撃的に、試合が終わって楽しかったと帰ってもらえるエンターテインメント性のあるサッカーを見せたいと思っていました。
自分が考えている目標や大事にしたい部分はみんな分かっています。そういう意味でアタッキングフットボールをどう成長させていくかが大切です。

この4試合で満足が得られるパフォーマンスが見られました。自分が合流して、G大阪戦、清水戦とアウェイ戦が続いた中で、選手たちは信じる気持ちを持ってくれました。
フィジカル的だけでなく、メンタル的にも強い気持ちを持っていこうと話しました。
連戦では選手を入れ替え、交代しないといけませんでしたが、そこもうまくコントロールできました。目標を持ってやっていたことを見せられたと感じています。

--ハットトリックした前田 大然の評価をお願いします。今後、後半途中から入ったセンターFWでの起用を考えていますか。
彼はウイングだけでなく、攻撃的MFやFWもできる選手だと思います。ただ、ウイング、トップ下、FWのポジションの層が厚いのも事実です。
フィジカル的には東京五輪のあとに戻ってきて、正直落ちていました。五輪期間中は練習もなかったと聞いていますし、試合からも遠ざかっていました。
良いパフォーマンスができていますが、もっともっと良くなるはずです。

選手コメント

レオ セアラ

--移籍後初の1試合2得点となりました。率直な気持ちを教えてください。
ひさびさの得点になりました。素直にうれしいし、自信にもなります。何より一番大事なチームの勝利に貢献できたことがうれしいです。

--得点シーンをそれぞれ振り返ってください。
1点目は相手のコミュニケーション不足でルーズボールからゴールを決めることができました。2点目は90%、(前田)大然のゴールです。大然に感謝ですね。

--1点目を決めたあと、チームメートの喜ぶ姿が印象的でした。
マリノスは一体感やファミリー感を大事にしています。僕はFWなので点を決めるポジションだし、「点を決めないといけない」といつも言い聞かせています。チームのためにプレーしていれば、自然とゴールが生まれるでしょうし、これからも勝利に貢献していきたいです。

前田 大然

--プロ初のハットトリックです。
素直にうれしいです。年代別代表で一度やっていて、そのときとは違う感情でした。
今日1点取ることは決めていて、ゴールパフォーマンスも決めていたのですが、2点目、3点目を取れるとは思ってなく、パフォーマンスを決めていなかったのは反省点です(笑)。

--何のゴールパフォーマンスだったのでしょうか。
今日はバイキンマンです(笑)。家族と話していた中でバイキンマンに決まりました。

--素晴らしい2点目のループシュートの場面を振り返ってください。
オープンな展開になっていたので、センターFWにポジションが変わっていたので背後を狙っていました。良いボールが来たので決めるだけでした。トラップしたときに感覚でシュートを打ちました。

--前田選手の成長が感じられる2点目だったのではないでしょうか。
僕の場合、良いのか悪いのかは分かりませんが、ゴールは感覚です。考えているより先に体が勝手に動きます。五輪ではあまり試合に絡めませんでしたが、その中での悔しさや、自分もできるという自信を持ち帰ってきました。それをうまく表現できています。

 
 
【訂正】2021明治安田生命J1リーグ 第24節 前田 大然 選手(横浜FM)ハットトリック達成:Jリーグ.jp※一部抜粋

2021明治安田生命J1リーグ 第24節 横浜F・マリノス vs 大分トリニータ(ニッパツ三ツ沢球技場/18:03キックオフ)の試合において、前田 大然 選手(横浜F・マリノス)がハットトリックを達成いたしました。

前田 大然 選手は、J1リーグ戦 初のハットトリック達成。
横浜F・マリノスとしては、J1リーグ戦 21回目のハットトリック達成となります。
このハットトリックは、J1リーグ戦 今季5回目、通算246回目のハットトリックとなります。

 
 

Twitter / Istagram


 
 

ハイライト動画


【横浜F・マリノス×大分トリニータ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第24節 | 2021シーズン|Jリーグ – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜5発大勝に貢献!自身J1初ハット「大然」がトレンド入り 鮮やかループ&圧巻スプリント回数も話題に― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 明治安田生命J1第24節は15日、各地で行われ、2位・横浜がホームで大分に5―1と大勝。東京五輪にも出場したU―24日本代表のFW前田大然(23)が自身J1初のハットトリックを達成するなど、3ゴール1アシストの大活躍で勝利に貢献。Yahoo!リアルタイム検索で「大然」がトレンド入りするなど、ネットからも注目を集めた。

 FW前田は2試合連続の先発出場を飾ると、前半30分に先制ゴール。2―1とリードした後半10分には縦への抜け出しからFWレオ・セアラの追加点をアシスト。さらに後半30分、鮮やかなループシュートによりこの日2点目のゴールを決めると、同38分にもダメ押し弾を決め自身J1初となるハットトリックを達成。

 前田の大活躍にネットでは「大然バケモンすぎるって」「2点目のループハンパなかった」「大然キレキレ」「今日の大然はサッカー観戦してきた中で一番高い評価点かもしれない」など絶賛の嵐。

 なかには「大然のスプリント数64ってやばいな、任天堂かよ」「スプリント回数64って驚き」「大然はスプリント回数64で自己ベスト更新。今シーズントップを記録」などスプリント回数に注目するコメントも。さらに「今日は雨が降ってることも忘れさせてくれるくらいのお祭りでした」「五輪での不完全燃焼をここで晴らした」「大然はオリンピックでもっとできたよな」などネット上で大きな話題となっていた。

ニッカンスポーツ

横浜前田大然ハットトリック+1アシストで大分に勝利 首位と勝ち点差6に – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスは、東京五輪日本代表FW前田大然がハットトリック+1アシストの活躍を見せて、大分トリニータに勝利した。

前半30分、右サイドを突破したFW仲川からマイナスのパスを受けた前田が右足で決めて先制。

対する大分は、前半39分に右CKからFW伊佐のヘディング弾で同点とした。

横浜は前半45分、相手の連係ミスを突いたFWレオ・セアラがループシュートを決め、2-1と再び突き放して前半を折り返した。

後半も横浜が勢いを持って攻め込み、同10分にはMF扇原からのスルーパスを引き出した前田のお膳立てで、レオ・セアラがこの日2点目を決めた。

さらに後半30分、途中出場MF水沼のフィードに抜け出した前田が、右足ループシュートで試合を決める追加点を奪った。

後半38分には、FWエウベルの左深くからのクロスを前田が頭で合わせて、ハットトリックを達成した。

前田はチーム内得点王だったFWオナイウ(トゥールーズに移籍)の12点を抜いて今季13得点と、J2水戸でプレーした17年のシーズンハイに並んだ。

横浜は中2日の4連戦を3勝1分けで終えて、首位川崎フロンターレとの勝ち点差を6まで詰めた。

横浜前田大然ハットで快勝 勝ち点差「6」ついに首位川崎Fの背中とらえる – J1 : 日刊スポーツ

東京五輪日本代表FW前田大然(23)の3得点1アシストの活躍で、横浜が大分に5-1で快勝した。消化試合数の違いで一時は21あった首位川崎Fとの勝ち点差は、5カ月ぶりに6まで縮まった。首位と2位の勝ち点差が6以内になったのは3カ月半ぶり。川崎Fの独走状態だったJリーグが、分からなくなってきた。

   ◇   ◇   ◇

日本代表FWオナイウが抜けても、横浜には前田がいる。前半30分、FW仲川の右クロスに走り込んで1点目を決め、娘と約束した「バイキンマン」のポーズ。後半はFWレオ・セアラのゴールをお膳立てした後、DFの裏に抜ける動きでフィードを引き出し、ループシュートで2点目。38分には、FWエウベルの左クロスを頭で押し込み3点目を決めた。ハットトリックで、J2水戸時代のシーズン最多13得点に並んだ。「素直にうれしい。2点目、3点目のパフォーマンスを考えていなかったのは反省かな」と笑った。

スプリント回数は、今季J1最多の64回を記録した。自陣に戻って守備をする場面も多く、攻守に労を惜しまず90分間献身した。先発した左サイドではスピードを存分に生かし、ラスト15分はワントップに入って得点も決めた。1人で何役もこなす前田に、マスカット監督は「前線は選手層が厚く、(試合に出るには)どれだけのことが必要か分かっている。五輪から戻った後、フィジカルは落ちていた。もっと良くなる」とさらなる期待を寄せた。

チームはついに首位川崎Fの背中をとらえた。ACLのため相手が5試合多く消化していた6月2日時点で、勝ち点差は21あった。横浜は11戦無敗で猛追し、前日引き分けた川崎Fとの差をグッと詰めた。12月4日、最終節の直接対決まで、優勝を諦める気などない。前田は「五輪で悔しい思いをしたので、チームで取り返そうと思っている。もっと点を取れるようにしたい」と逆転優勝を見据えた。【杉山理紗】

▼ハットトリック 横浜FW前田大然(23)が15日の大分戦(ニッパツ)で3得点。自身J1初。今季J1で5度目、通算246度目。横浜では21度目だが、ニッパツ三ツ沢球技場では98年3月28日の広島戦でFWサリナスが達成して以来、23年ぶり6度目。

横浜前田大然64回スプリントで記録更新「素直にうれしい」ハットに守備も – J1 : 日刊スポーツ

ハットトリックを決めた横浜F・マリノスFW前田大然(23)が、自らのもつ今季のJ1スプリント記録を更新した。

これまでの最高記録は、4月6日のセレッソ大阪戦で記録した「62回」だったが、この日は「64回」をマークした。攻撃のためのスプリントのみならず、守備でも貢献しているのが特徴。セルティックに移籍した元神戸FW古橋を除くと、前田がスプリント回数の上位記録を独占している。

この日は前半30分に先制点を決めると、後半30分、38分とダメ押し弾を立て続けに決めて、ハットトリックを達成。「素直にうれしいです。代表でたしか1回やっていたけど、そのときとは違う感情でした」と話した。

横浜杉本健勇のベンチ外は「けっこうな練習してきたので」監督が意図説明 – サッカー : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスは、FW前田大然のハットトリックなどで大分トリニータに勝利した。

12日の名古屋グランパス戦で移籍後初先発初ゴールを決めたFW杉本健勇は、ベンチ外だった。

マスカット監督は「10日間で4試合というのもあるが、彼も(前所属の浦和で)この数カ月(実戦から)遠ざかっていたと聞いている。マリノスに来て、チームをどう理解するかも大事。これからシーズンも長いし、けっこうな練習をしてきたので、1回レスト(休息)というのもある」と説明した。

試合は序盤こそ大分の策にはまりかけたが、徐々に流れを取り戻して快勝した。指揮官は「前半はなかなかボールが落ち着かず、思ったスピードも出ず、難しい展開があった。後半は楽しいサッカーを見せられた。10日の4試合で12得点、選手は難しい時期を頑張ってくれた」とねぎらった。

サンケイスポーツ

横浜M・前田大然、ハットトリック&1アシスト! – サンスポ

「明治安田生命Jリーグ」で2位の横浜MがFW前田大然(23)のハットトリックなどで大分に5―1と大勝し、勝ち点を56に伸ばした。首位川崎とは6差。鹿島は徳島を3―0で退け、勝ち点41で3位に浮上した。名古屋は湘南を1―0で下し、勝ち点40。

〝前田劇場〟の幕開けは、0-0の前半30分だった。右クロスに右足を合わせて先制ゴールを奪った横浜MのFW前田は「決めたらバイキンマンのポーズをやると娘に話していた」と、約束通り頭に指を立てるポーズを披露した。

さらに後半10分に味方の得点をアシスト。同30分には右足でループ弾を決め、同38分は左クロスを頭で合わせた。「プロ初のハットは素直にうれしい。代表では一度やっているけど、そのときとは違う感情だった」。2019年3月26日、U-23アジア選手権予選のミャンマー戦で3ゴールを記録したが、J1での達成感は格別だった。

東京五輪は3試合に途中出場しただけで、1次リーグ第3戦のフランス戦でゴールを決めたものの、持ち味のスピードは影をひそめた。

「五輪では悔しい思いをした」。たまった鬱憤を晴らし、ここ11戦9勝2分けの快進撃。首位の川崎に勝ち点6差に迫った。9月から始まるW杯アジア最終予選も見据え、今季13得点とした23歳が逆転優勝へ突き進む。(宇賀神隆)

スポーツ報知

東京五輪代表前田大然がハットトリック達成「2点目3点目とは思ってなくて…」横浜FMが川崎に勝ち点6差 : スポーツ報知

 横浜FMはホームで大分を5―1と下した。東京五輪代表FW前田大然がハットトリックを達成し、FWレオセアラが2得点を決めた。今季13得点目をマークした前田は得点ランキング2位タイに浮上した。

 序盤はボールをテンポ良く運ぶことができずに苦戦し、チャンスを仕留めることができず。前田が均衡を破ったのは前半30分、FW仲川輝人の右からの折り返しに右足を合わせて先制に成功した。3―1の同30分、前田が鮮やかなループシュートを決め、同38分にはFWエウベルのアシストを頭で押し込んだ。

 東京五輪代表の前田はチーム合流後初得点を含む今季13得点目。リーグ戦初のハットトリックを達成し、「前半は決定機を外してたので絶対取り返そうと。今日1点は取るって決めてたけど、2点目3点目とは思ってなくて。素直にうれしい」。この日はバイキンマンポーズのパフォーマンスを2歳のまな娘にプレゼントした。

 メダルに届かなかった東京五輪では、6試合で出場65分。不完全燃焼に終わり、「チームで取り返そう」と心に誓った。6日の3位決定戦が終わった翌日にチームに戻ると、9日の清水戦から志願して出場。マスカット監督は「フィジカル的には五輪後落ちてたと思う。練習もなかったと聞いているし、試合から遠ざかっていたので自然なこと。ここからもっと良くなっていく」と今後への期待を込めた。

 今月5日にチームへ合流したマスカット監督の手腕も問われた中2日の4連戦。毎試合先発メンバーを3~5人入れ替え、総力戦で戦い抜いた。全4試合で複数得点を奪い、計12ゴール。指揮官は「この4試合、満足が得られるパフォーマンスを見られた。連戦の中で交代しないといけない部分、試合の中でも選手を代えなければいけないところはうまくできた」とうなずいた。

 3勝1分けで首位・川崎との勝ち点差は6に迫った。2019年シーズン優勝以来の「奪還」を掲げるチームは、その差を着実に詰めている。「もっと点を取れるように」と頼もしく口にした前田。圧巻の攻撃力を誇るマリノスが、王者・川崎の快進撃に待ったをかける。

横浜FMレオセアラが2か月半ぶりゴール「2得点は自信になる」大分に5―1快勝 : スポーツ報知

 横浜FMはホームで大分を5―1と下した。FWレオセアラが2得点をマークし、東京五輪代表FW前田大然がハットトリックを達成した。レオセアラは5月30日の清水戦以来となる今季4ゴール目。今季13得点目をマークした前田は得点ランキング2位タイに浮上した。

 1―1の前半45分、レオセアラは相手のミスを逃さずにペナルティーエリア手前でボールをひろうと、そのままループシュートを決め、リードを奪った。約2か月半ぶりのゴールに「率直にうれしい」と笑顔を見せ、チームメートからも手荒い祝福を受けた。後半10分には前田の横パスに合わせ、再びネットを揺らした。「90%は大然のゴール。素晴らしいボールだった」と感謝したが、「2得点は自信になる」とうなずき、何よりチームの勝利を喜んだ。

 センターFWとして出場しながら、得点が遠かった。「僕のポジションは点を決めないといけないポジション。自分に『決めないと』って言い聞かせてる」。それでも折れることなく自らを奮い立たせ、鼓舞してきた。この夏にはFW杉本健勇、FW宮市亮ら前線の新戦力も加わり、仲間としても良きライバルとしても刺激を受けている。

 この日の2得点を起爆剤に、チームへのさらなる貢献を見据える。「いいプレーをしてチームのために戦っていれば、自然と得点はうまれてくる。今後ももっともっと勝ち進んでいきたい」。11戦無敗で、首位・川崎との勝ち点は6差に縮まった。レオセアラのゴール量産もまた、首位奪還に必要不可欠だ。

横浜M・前田大然 自身初のハットトリック 13発で得点ランク2位タイに チームは11戦無敗で川崎と6差 : スポーツ報知

 横浜Mは大分をホームで5―1と下した。東京五輪代表FW前田大然(23)がリーグ戦では自身初となるハットトリックを達成して今季13ゴールとし、得点ランクでも2位タイに浮上した。チームも11戦無敗で、首位・川崎との勝ち点差を6に縮めた。2024年パリ五輪世代の鹿島MF荒木遼太郎(19)は徳島戦で2得点の活躍を見せ、3―0の勝利に貢献した。

 圧巻の“前田劇場”だった。東京五輪代表ストライカーは前半30分、チーム復帰後初ゴールとなる先制点。3―1の後半30分に「感覚で」と鮮やかなループシュートを決め、同38分には頭で押し込んだ。3得点1アシストで5発大勝の立役者に。「1点は取るって決めてたけど、2点目、3点目とは思ってなくて。素直にうれしい」と笑みがこぼれた。

 4位に終わった東京五輪では6試合で出場わずか65分。1得点したが不完全燃焼に終わった。周囲には「心の底から悔しいと思えなかったことが悔しい」と打ち明けた。強い気持ちを胸に「マリノスは優勝できる。その力になりたい。チームで取り返そう」と決意を込め、この日は自身の持つJリーグ記録のスプリント回数も64回に更新。目に見えるハードワークと結果を残した。

 チームは中2日の4連戦を総力戦で戦い、全てで複数得点。3勝1分けで首位・川崎との勝ち点差は6に迫った。「もっと点を取れるように」と前田。王者・川崎の快進撃に待ったをかける。(小口 瑞乃)

サッカーダイジェスト

前田が圧巻のハットトリック!横浜が大量5ゴールで大分を破り、リーグ2連勝 | サッカーダイジェストWeb

— L・セアラも2ゴールを決める

 J1リーグは8月15日、横浜F・マリノス対大分トリニータの一戦がニッパツ三ツ沢球技場で行なわれ、横浜が5-1で勝利した。

 先にスコアを動したのは横浜。30分、右サイドを抜け出した仲川輝人がペナルティエリア内まで進入してクロスを送ると、走り込んだ前田大然が右足で合わせてゴールネットを揺らした。

 しかし、すぐに大分が同点に追いつく。36分にCKを獲得すると、下田北斗のキックに、伊佐がヘディングで合わせて試合を振り出しに戻した。

 このまま前半が終わると思われた45分、大分のCBふたりがロングボールに対し、重なる形に。そのミスを見逃さなかったレオ・セアラがフリーで抜け出し、飛び出したGKの頭上を抜くループシュートを決めた。

 2-1と横浜のリードで前半を折り返す。

 勢いに乗る横浜はさらにゴールを奪う。55分、扇原貴宏のスルーパスに抜け出した、前田がグラウンダーのクロス。中央のL・セアラがワンタッチシュートを放ち、この日の自身2点目、チーム3点目を決めた。

 追いつきたい大分は長沢駿や渡邉新太ら攻撃陣を投入。しかし、なかなかシュートまで持ち込めず。

 逆に横浜は前田が75分にカウンターから、83分にヘディングでそれぞれゴールを奪い、ハットトリックを達成した。

 試合はそのまま終了。ホームの横浜が大量5ゴールで大分を撃破した。

【横浜】前節・名古屋戦で決勝ゴールも…。杉本健勇はなぜ大分戦のメンバーから外れた? | サッカーダイジェストWeb

— 「結構な練習量をやってきた」(マスカット監督)

 横浜F・マリノスは8月15日、大分トリニータを5-1で下した。この試合、前田大然が3ゴール・1アシストと大活躍し、レオ・セアラも2ゴール。さらに仲川輝人、水沼宏太、エウベルがアシストを記録するなど、攻撃陣の好調さが目立った。

 ただ、ひとつ気になるのは、同12日に行なわれた名古屋グランパス戦で決勝ゴールを挙げた杉本健勇がメンバーを外れたことだ。

 ケヴィン・マスカット監督はその理由をこう説明する。

「10日間で4試合という日程的なこともありますが、彼は数か月間、試合から遠ざかっていたと聞いています。これからまだまだシーズンは長いです。結構な練習量をやってきたのでここで1回休みを与えることも考えていました。そういう意味で今日はいなかっただけです」

 正確なポストプレーなど、CFで存在感を発揮しつつある杉本を欠いてもなお、大量5点を奪って勝利した横浜。大分戦の勝利でリーグ11試合負けなし、勝点は56に。首位の川崎フロンターレとの勝点差は6にまで縮まった。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

【横浜FM】水沼宏太が「全部がパーフェクト」のアシスト。横浜FMが横浜FMを超えるためにひたすらに – サッカーマガジンWEB

— 「どれだけ自分たちが上に行きたいかの勝負」

 前田大然とは、気持ちよかったよね、と声を掛け合ったのだという。J1第24節の大分トリニータ戦、75分に横浜F・マリノスが奪ったこの日4点目を、水沼宏太は「すべてがパーフェクトだった」と胸を張った。

 自陣右サイドの深い位置から水沼が一度チアゴ・マルティンスに戻してから相手を外して受け直し、前を向くと、前田が走っていた。相手の守備ラインの裏側に広がる大きなスペースに水沼が柔らかな浮き球のパスを送ると、前田がトラップからものの見事なループシュート。ボールはゴールに吸い込まれるようにしてネットを揺らした。

「(73分にピッチに入って)最初にボールにタッチしたプレーだったと思います。イメージ通りのパスを出せたというか、大然の動きは僕自身もわかっているつもりですし、大然も狙いどころを伝えてくれているので、2人の関係で一本出せばというところに出せました。ワンタッチで相手と入れ替わるボールで、蹴った感覚も良かったので、大然のループも良かったし、全部がパーフェクトだったと思います」

 リーグ戦では今季22試合の出場のすべてが途中から。「大前提としてスタメンで出たい」とは選手として当然の思いで、「自分に与えられた仕事がある中で、それを全うしてから自分の色を出さないといけないので、そこの葛藤みたいなのはある」とも打ち明ける。だからこそ、チームの役に立つことを最優先しながら、意識するのは「出場時間数も得点もアシストも足りないので、僕自身のプレーにフォーカスして、それをやることでチームの助けになるので、集中してやりたいと思います」である。

 だから、あのアシストは大きかった。

「僕を信頼してくれて走り込んだりスペースを見つけてここにくれというのは、これまでの積み重ねで大然と言い合ってきて、それが点につながって、気持ちよかったねって言い合えました。あいつのやりたい気持ちに応えて、ワンタッチコントロールやループシュートを引き出せたのは、パスの出し手として僕自身も良かったですし、そうやって自分も引き込んでもらうというか引っ張ってもらえたのはチームとして大事なこと。大然の姿勢を見ながら、僕自身も高みを目指してやっていきたいと感じました」

 オリンピックで出場機会が少なく4位に終わって、前だが持ち帰った悔しい思いを、水沼がパスで引き出して結果につなげた。お互いを引き立て合う関係は、そのままチーム力の高まりに寄与するだろう。

「ここからの勝負は、自分たちのいままでの戦いを上回るかどうかが大事になってきます。練習からぬるいプレー、ゆるいプレー出たら厳しく言っていくようにしないといけないですし、上を目指すには毎日の積み重ねが大事な時期に差し掛かってきます。自分自身ももう1回、自分の中で落とし込んでやっていかないと。どれだけ自分たちが上に行きたいかの勝負をしていきたいと思っています」

 横浜FMが横浜FMを超えるために。首位の川崎フロンターレとは6ポイント差まで詰め寄ったが、「自分にフォーカスする」の気持ちを水沼が忘れることはない。そうすることが、自分たちをチャンピオンに押し上げる術だと知っているからだ。

サッカーキング

前田大然がハット達成! 横浜FM、大分に5発快勝でリーグ戦11試合無敗 | サッカーキング

15日に明治安田生命J1リーグ第24節が行われ、横浜F・マリノスと大分トリニータが対戦した。

 中2日4連戦の4戦目を迎えた横浜FMは、直近のリーグ戦10試合で負けなし。とはいえ、首位川崎フロンターレを追撃するべく、ホームの『ニッパツ三ツ沢球技場』で勝利を掴みたい一戦となった。一方19位の大分は、現在リーグ戦2連敗中。7ポイント差まで広がった残留圏へ近づくためにも、アウェイで勝ち点の獲得を目指す。

 最初のチャンスは横浜FMだった。12分、敵陣深く左サイドからFWマルコス・ジュニオールが右足インスイングのクロス送ると、中央で待っていたFW前田大然が後方へボールを落とす。これに反応したDF岩田智輝が、ペナルティエリア左から左足でシュートを放った。しかし、大分のGK高木駿がセーブを見せ、先制点には至らない。

 対する大分は15分、敵陣でボールを奪うと、MF増山朝陽のスルーパスで抜け出したMF小林成豪がペナルティエリア中央から右足でシュート。しかしボールは枠の左へと外れる。

 その後は横浜FMが相手を押し込む展開となり、30分に先制点が生まれる。大分のペナルティエリア手前右でボールを受けた岩田が、ワンタッチで相手DFラインの裏へスルーパス。これで抜け出したFW仲川輝人がゴール右へえぐり中央へパスを送ると、待っていた前田がワンタッチで押し込んだ。横浜FMがリードを奪う。

 しかし、対する大分も前半に追いつく。39分、右CKを獲得するとキッカーはMF下田北斗。左足でインスイングのボールが送られ、中央で待っていたFW伊佐耕平がヘディングで左のサイドネットへとボールを流し込んだ。

 このまま1-1で前半が終わるかと思われたが、45分に横浜FMが勝ち越しに成功する。高木のゴールキックを前田が敵陣へ跳ね返すと、ボールに対して大分のDF2人が重なりGKへのバックパスが短くなる。これに反応したFWレオ・セアラは抜け出し飛び出してきた高木と一対一を迎え、右足のループシュートでゴールネットを揺らした。結局試合は2-1でハーフタイムを迎える。

 後半開始早々は大分がCKからチャンスを迎える。しかし、いずれも同点弾に結びつけることはできない。

 すると、55分に横浜FMが追加点を記録する。敵陣中央でボールを持ち前を向いたMF扇原貴宏が、左足で前田へ絶妙なスルーパスを供給。これでペナルティエリア左へ抜け出した前田は左足でクロスを送り、中央で待っていたレオ・セアラがこの日2点目を記録した。横浜FMのリードは2点となる。

 66分にはDF小池龍太の右クロスから、途中出場のMF天野純が左足で強烈なシュートを放つ。ボールは枠を捕らえるが、高木が好セーブでゴールを許さない。

 それでも攻撃の手を緩めない横浜FMは、75分に4点目を挙げる。途中出場のFW水沼宏太が自陣から前線へフィード送ると、敵陣右サイドへ前田が抜け出す。前田は後ろからのボールを巧みにトラップし、ペナルティエリア手前からループシュート。ボールは高木の頭上を超え、ゴールネットへと収まった。前田の芸術的とも言えるこの日2点目のゴールで、スコアは4-1となる。

 さらに83分、敵陣左サイドでボールを持ったFWエウベルがドリブルでペナルティエリア左へ進入し、右足アウトサイドで中央へ浮き球のパスを送る。これを中央で待っていた前田が頭でゴールへと押し込んだ。前田はハットトリックでリーグ戦の得点数を13にまで伸ばした。

 結局試合は5-1で終了。前田の活躍で勝利を収めた横浜FMは、リーグ戦2連勝を飾るとともに直近11試合の無敗を維持。一方敗れた大分は、これで3連敗を喫している。

サッカーマガジンWEB

大然ハットで待ってろフロンターレ! 横浜FMが5発大勝で大分を下し、首位に勝ち点6差に迫りゆく◎J1第24節 – サッカーマガジンWEB

— 「2点目の失点がもったいなかった」と片野坂監督

 前田大然がハットトリックに1アシスト、レオ・セアラが2ゴール。仲川輝人、水沼宏太、エウベルもアシストを記録し、自慢の攻撃陣がのびのび躍動して、大分トリニータを寄せつけなかった。

 先制には少し時間がかかり、決めたのは30分。右サイドのパス交換で大分の守備に穴を開け、岩田智輝が滑り込ませた裏へのパスで仲川輝人がもぐり込むと、ゴールラインぎりぎりまで持ち込んでからマイナス。前田大然が難なくプッシュした。

 このゴールは右サイドバックの小池龍太、ボランチの扇原貴宏、トップ下のマルコス・ジュニオールのパス交換から、ボランチの岩田が高い位置で小池からのパスを引き出して裏に出したもの。仲川のセンタリングにはマルコス・ジュニオールとレオ・セアラも中央で構えていて、実に7人が有機的に絡んで決めた、まさにこのチームらしい理想のゴールだった。

 大分は15分過ぎに連続でフィニッシュに至るシーンがあり、この時間帯に決めたかった。ただ、39分には右CKから下田北斗のキックに伊佐耕平がヘッドで合わせて同点として、逆襲の兆しを見せた。

 それを、ミスからフイにしてしまったのはもったいなかった。GK高木駿のゴールキックは前田にヘッドで返され、そのボールを上夷克典がヘッドで触るものの、エンリケ・トレヴィザンと交錯してボールはゴール方向へ。これを抜け目なく狙っていたレオ・セアラにさらわれ、高木の頭上を越すループシュートで決められた。しかも、45分と前半終了間際の危険な時間の失点によって、横浜FMに余裕を与えてしまった。

 後半はその横浜FMのゴールショーになった。55分に扇原の美しいスルーパスで左を抜け出した前田が折り返してレオ・セアラが決めれば、残る2ゴールは前田が決めた。75分に水沼宏太のミドルパスで裏抜けすると、飛び出したGK高木を越すミドルレンジからのループシュートが気持ちよく決まって4-1とすると、最後は左サイドをドリブルで深々と破ったエウベルの折り返しをヘッドで押し込んで締めくくった。

 横浜FMは11試合負けなしで、1引き分けを挟んで9連勝と絶好調だ。勝ち点を56に積み上げ、ついに首位の川崎フロンターレに6差とにじり寄ってきた。ケヴィン・マスカット監督は「前半はなかなかボールが落ち着かず、ボールスピードも思っていたほど出ずに難しい展開がありました。でも後半には、見ていて楽しいサッカーができました。ボールの動きも選手の動きもゴールへの動きも良かったと思います」と満足の表情だった。

 大分は今季最多の5失点で、これで3連敗。片野坂知宏監督は「2点目の失点がもったいなかったことが尾を引いたというか、残念でした」と追いついたあとのミスからの失点を悔やんだ。それでも「上位のマリノスさん相手で、自陣でブロックを作って守る手もありましたけど、我々は勝ち点を取らないといけないし、そのためには得点を取らなければいけない中で、どういうふうに取ろうかということで戦術にトライしました。選手は思い切ってやってくれました」と、準備した4バックで前向きに勝負に出た意欲は評価した。

現地取材◎平澤大輔

【横浜FM】マルチ弾レオ・セアラが繰り返す「チームのために」の思いが熱い。そして「90パーセントが大然のおかげ」 – サッカーマガジンWEB

— 「チームのために戦っていれば自然に得点は生まれる」

 リーグ戦で言えば、5月30日のJ1第17節清水エスパルス戦で決めた決勝弾以来のゴールだ。レオ・セアラが8月15日の第24節大分トリニータ戦で移籍後初のマルチゴールを記録して、5-1の大勝の立役者になった。

「得点は久々でしたね。率直にうれしい気持ちです。2点を決められたのは自信にもなりますし、チームに貢献できたことをうれしく思っています。チームの勝利が一番大事だし、それが一番うれしいです」

 横浜F・マリノスはこれで11戦負けなし、1引き分けを挟んで9連勝といま、J1の中で最も勢いのあるチームだ。この日は前田大然のハットトリックも合わせて5ゴールの圧勝。その前田に、レオ・セアラは感謝感謝なのだ。

「1点目は相手のコミュニケーション不足によって、僕のところにルーズボールになってきてそのままゴールを決めることできました。2点目は90パーセントが大然のおかげだと思っています。素晴らしいボールでした。ありがとうございます」

 45分、チームの2点目となる自身1点目は、相手GKのゴールキックを前田がヘッドで前線に弾き返し、センターバック同士が交錯してこぼれると、すぐさま反応して拾い、飛び出してきたGKの頭上を抜くループで決めた。そして55分に3-1とスコアを動かした自身の2点目は、扇原貴宏の見事なスルーパスで左を抜け出した前田がていねいに折り返すと、一息ためてからGKの股下を射抜く余裕の技を見せた。

 1点目を決めるとみんなが一斉に駆け寄ってきて盛大に祝ってもらい、2点目では今度はすぐさま前田のもとに駆け寄ってひざまずき、ラストパスを送ってくれた左足を乗せて靴磨きパフォーマンス。

「本当に一体感のあるチームで、ファミリー感を大事にしています。それがああいうふうに表れました」

 だからこそ、何度でも「チームのため」を繰り返す。

「僕のポジションであるフォワードは点を決めなければいけないと言い聞かせていますし、今日はタイミングよく決めることができてチームに貢献できたことをうれしく思います。いいプレーをしてチームのために戦っていれば自然に得点は生まれると思いますし、勝利に貢献できるのは本当にうれしく思います」

 アンジェ・ポステコグルー監督からケヴィン・マスカット監督に代わっても攻撃の思想は強まるばかり。マスカット監督は「いままでの攻撃サッカーをより攻撃的にしていって、ファンがエンターテインメント性を感じて楽しんで帰ってもらうサッカーを見せたいのです」と強い意欲を口にしていて、選手たちがそれをピッチで存分に表現する好循環が続く。

 前線だけでもこの日の先発カルテット、前田、仲川輝人、レオ・セアラ、マルコス・ジュニオールが躍動したし、途中から入った水沼宏太、エウベルもアシストを記録、天野純も際どいショットやパスで脅かせば、杉本健勇、宮市亮の夏の移籍組もいる。それ以外のポジションの選手もどんどん攻撃に関与してくる。いつ、誰が、どんな状況でピッチに立っても結果を残す顔ぶれが揃っている。

「今後ももっと勝ち進んでいきたい」とレオ・セアラが見据えるのは、この先だ。眼前には川崎フロンターレ。勝ち点差はわずかに6。ともに攻撃サッカーを標榜する頂上バトルは、これからが本番だ。

取材◎平澤大輔

ゲキサカ

前田大然がJ初ハットで得点王も射程圏内!! 横浜FM、下位大分を5ゴール粉砕 | ゲキサカ

 J1リーグは15日、第24節を各地で行い、横浜F・マリノスが大分トリニータを5-1で破った。五輪帰りのFW前田大然が自身初のハットトリックを達成。得点ランキングでもFWレアンドロ・ダミアン(川崎F)に並んで2位タイに立ち、セルティックに移籍した首位FW古橋亨梧の15ゴールまであと2点に迫った。

 ホームの横浜FMは中2日で続いた4連戦のラストマッチ。12日の名古屋戦(○2-0)から5人を入れ替え、FW仲川輝人らが先発に入った。対する大分は今季初めて4-2-3-1のシステムを採用。9日の川崎F戦(●0-2)から6人を変更。GK高木駿が久々に先発し、神戸から加入のMF増山朝陽が加入後初スタメンとなった。

 先に試合を動かしたのは横浜FM。前半29分、右サイドでの攻撃からDF小池龍太、MF岩田智輝がつないでペナルティエリア内を攻め込むと、抜け出した仲川がフェイントから折り返しのボールを送り込む。これにニアサイドで反応したのは前田。ワンタッチで落ち着いて合わせ、ゴールマウスに押し込んだ。

 大分も前半39分、MF下田北斗の右コーナーキックにFW伊佐耕平が巧みなヘディングで合わせ、セットプレーから同点に追いつく。ところが大分は同45分、相手のロングフィードに対してDFエンリケ・トレヴィザンとDF上夷克典の動きがかぶる痛恨のミス。後方に流れたボールを横浜FMのFWレオ・セアラが拾うと、高木との1対1を制して勝ち越しゴールを決めた。

 横浜FMはさらに後半10分、MF扇原貴宏のスルーパスに抜け出した前田がペナルティエリア内でフリーになると、折り返しのパスにレオ・セアラが反応し、これでスコアは3-1。同30分にはMF水沼宏太のロングフィードに抜け出した前田が華麗なループシュートを流し込み、4点目を奪った。

 そして後半38分、左サイドを突破したFWエウベルのクロスに前田が頭で合わせ、プロ入り後初のハットトリックを達成。試合はそのままタイムアップを迎え、横浜FMが苦しい連戦で再び連勝を成し遂げた。降格圏に沈む大分は3連敗となった。

サカノワ

東京五輪代表FW前田大然がハットトリック!横浜FM、首位川崎と6差。「悔しさをチームで取り返したい」 | サカノワ

— レオ・セアラも2ゴール!大分に5-1の大勝を収める。

 J1リーグ24節、横浜F・マリノスが大分トリニータに5-1の勝利を収めた。リーグ2連勝、11試合負けなし。今節柏レイソルとスコアレスで引き分けた首位・川崎フロンターレとの勝点差を「6」に縮めた。

 この試合、東京オリンピック日本代表の前田大然がハットトリックを達成した。さらに今季加入したレオ・セアラも2ゴールと前線の選手が躍動した。

 仲川輝人のマイナスのクロス、ループ、そしてエウベルの左からのマイナスクロス、それぞれしっかりと決めての3ゴール――。前田は試合後のヒーローインタビューで、次のように語った。

「前半まず最初の決定機を外していたので取り返す気持ちでいました。(2点目のループは?)あれはたまたまです。(そしてハットトリック達成!)本当にいいボールをくれたので突っ込むだけでした。入って良かったです。(東京五輪を経て)オリンピックで本当に悔しい思いをしたので、チームで取り返したい思いでしたので、これからもっと点を取っていきたいです」

 横浜FMは次節8月21日、ホーム三ッ沢でベガルタ仙台と対戦する。

 一方、大分は3連敗で、J2降格圏の19位に沈んでいる。次節は8月21日、ホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

五輪代表FW前田大然、ゴールパフォーマンスはあの敵キャラ。「2点目、3点目まで考えていなかった」 | サカノワ

— 左右のクロスに合わせ、さらにロンググループも沈める。

 J1リーグ24節、横浜F・マリノスが大分トリニータに5-1の勝利を収めた。前田大然はJリーグでは初となるハットトリックを達成。チームもリーグ2連勝、11試合負けなしで、首位の川崎フロンターレと勝点6差に迫った。

 28分に右サイドをえぐった仲川輝人のマイナスのクロスに合わせて先制点を奪取。さらに75分には相手GKの頭上を越えるロングループ、そして83分にはエウベルの左からのマイナスクロスをヘッドで押し込み、しかも左ウイングとセンターフォワードと複数のポジションをこなしての達成だ。

「素直に、本当に嬉しいです。今日1点は必ず取ると、心に決めて試合に臨みました。それで2点目、3点目までゴールパフォーマンスを決めていなったので、そこはちょっと反省ですね(苦笑)」

 スキンヘッドに2本のツノを立てた1点目のゴールパフォーマンスは――。

「あれはバイキンマンでした」と、前田は明かした。「次何をやるの? と家族や娘と話して『バイキンマンは?』という話になって、やろうと決めていました」とのことだ。

 そして驚きをもたらした、正確なトラップからループを選択した自身2点目。前田は「背後はずっと狙っていて、本当にいいボールが来ました。あのような形になれば、という感覚で決めました。(センターフォワードでプレーしたい?)もちろん前でプレーしたいですが、どこで出てもいい準備ができています。左で使われる時には、(意図を)理解しています」と語った。

 前田はこの3得点で、トゥールーズFCに移籍したオナイウ阿道を抜き、チーム最多となるリーグ13ゴールに伸ばした。リーグ全体ではレアンドロ・ダミアンと並んで2位タイである(1位は古橋亨梧の15点)。東京オリンピック明けの初ゴールを決めると、いきなりハットトリックを達成。このスピードスターとともに、横浜FMの勢いも加速していきそうだ。

 横浜FMは次節8月21日、再びホームの三ッ沢でベガルタ仙台と対戦する。

【横浜FM】杉本健勇、大分戦メンバー外。マスカット監督が理由を語る | サカノワ

— 前節の名古屋戦ではインパクトのあるゴールを決めていたが――。

 J1リーグ24節、横浜F・マリノスが大分トリニータに5-1の快勝を収めた。東京オリンピック日本代表FW前田大然はJリーグでは初のハットトリックを達成。さらにレオ・セアラも2得点のドッペルパックを決めた。横浜FMはリーグ2連勝、11試合負けなし。

 一方、この試合、浦和レッズからの加入後、リーグ3試合連続で出場していた杉本健勇がメンバー外となった。前節の名古屋グランパス戦(〇2-0)では加入後初先発を果たし、インパクトのあるジャンプヘッドからのゴールを奪取。この試合でもキーマンとなりそうだったが……ベンチのリストにも名前がなかった。その欠場の理由について、ケヴィン・マスカット監督が試合後、次のように語った。

「この10日間で4試合を行うスケジュールをこなしてきて、この数か月、彼も練習から遠ざかっていました。そのなかでマリノスのチームとしての部分を、どのように理解するのか。そこが大事だとも思っています。これからのシーズンも長いです。彼に学んでもらいながら、かなりトレーニングを積んできたので、一度レスト(休息)することも考え、今日はいなかったというだけです」

 結果的に攻撃陣の層の厚さを見せ付けるように、大分から5ゴール――。しかも、様々なタイプが揃い、それぞれが持ち味を発揮しながら、結果を残しているのはF・マリノスの強みだ。

 首位の川崎フロンターレとは6ポイント差――。その背中は、しっかりと見えてきた。

サッカー批評Web

横浜FM、5得点大勝!(1)得点力1.5倍の “マスカット体制”で、川崎に肉迫! | サッカー批評Web

 横浜F・マリノスが大勝だ!
 ニッパツに大分トリニータを迎えた試合で、FW前田大然がハットトリックを達成し、FWレオ・セアラが2得点を奪取。ゴールだけでなく90分にわたってアタッキングサッカーを披露してみせた。24試合を消化して勝ち点56に達し、同じ消化試合数の首位・川崎フロンターレとの差は「6」。直接対決を1試合残しているだけに、肉薄といっていい状況だ。川崎の独走に“待った”をかけることができるのは、横浜F・マリノスしかない。

 雨が濡らすニッパツのピッチで、トリコロールのユニフォームが躍動した。大分は9日から中5日でこの試合に挑んだのに対し、マリノスは9日に試合をこなしたうえに12日には名古屋グランパスと対戦。日程的には大分が有利かと思われたが、見事にはね返してみせた。

 前節から中2日ということもあって、先発メンバーを5人変更。特に3トップは中央にFWレオ・セアラ、右ウイングにFW仲川輝人とフレッシュな2人が入り、左ウイングには引き続きFW前田大然が起用された。その前田が、疲労も見せずにチームをけん引した。

 30分に先制ゴールを決めると、55分にはレオ・セアラの得点をアシスト。そして75分と83分にもゴールを奪ってハットトリックを達成してみせた。アウェイチームを粉砕する3ゴール1アシストの結果で、雨の中を駆けつけた4752人のサポーターを歓喜の渦に導いた。

■指揮官就任後の4試合で12得点

「試合が終わって、“楽しかった”と帰ってもらえるエンターテインメント性のあるサッカーを見せたい」と試合後に話したケヴィン・マスカット監督も、「スピードが上がり、ボールも動いて、誰もが観ていて楽しいサッカーができました」と自画自賛するほど、攻撃サッカーを展開した。

 この試合でマリノスが放ったシュートは20本。5ゴールを決めたが、さらに得点が生まれてもおかしくない展開だった。

 マスカット監督がチームを率いるようになって、これが4試合目。10日間で4試合をこなす過密日程にいきなり見舞われ、「正直、そこまで練習で落とし込む時間はありませんでした」と話すが、チームはさらに攻撃的になっている。

 この4試合での横浜の得点は「12」と、1試合平均3.0得点。マスカット監督就任前の20試合では総得点39で、1試合平均1.95点だったから、得点力は1.5倍以上に増大したことになる。もともとマリノスの得点力は首位・川崎フロンターレに次ぐリーグ2位の数字だったから、シーズン途中での監督交代という難しい局面を迎えながら、さらに進化してみせたことになる。

 マリノスはこれで勝ち点を56に伸ばし、川崎との勝ち点差は6。消化試合数は同じく24で、直接対決もまだ1試合残している。独走すると思われたライバルチームの背中をとらえてみせた。

■東京五輪で落ちていたフィジカル

 川崎は主軸の三笘薫と田中碧が海外移籍を果たしたこともあって、14日に行われた柏戦でスコアレスドローを喫して40試合ぶりに得点を奪うことができなかった。一方の横浜FMも、今季20試合に出場して12得点を記録したFWオナイウ阿道が7月10日の福岡戦を最後にトゥールーズ(フランス2部)に移籍したものの、ここまでその影響を感じさせない得点力を見せている。

 マスカット体制で、トップスコアラーとなっているのはマルコス・ジュニオールと前田で、どちらも3得点。指揮官は前田について、「フィジカル的には東京五輪から戻ってきて、正直、落ちていました」と話すが、試合勘を取り戻すことで、「もっともっと良くなる」と期待を強める。

 当の前田は、「五輪であまり試合に絡めず、その中で悔しさを感じた」と話し、Jリーグでの活躍に強い思いを持っている。その中でハットトリックを達成したのだが、実は、想定外の事態に見舞われていたのである。

横浜FM、5得点大勝!(2)前田大然「ハットトリックの反省」の裏にあった“意外な家庭事情” | サッカー批評Web

「五輪であまり試合に絡めず、その中で悔しさを感じた」

 試合後にこう気持ちを明かした前田大然は、大分を相手に3ゴール1アシストを記録してみせた。前田は東京五輪で出場機会に恵まれず、出場時間はわずかに65分(3試合)。しかも、その65分間はストライカーではなくサイドハーフとしての出場だった。フランスを相手に1得点を奪ったものの、その良さを出したとは言えず、不完全燃焼に終わった大会だった。

 そして、東京五輪後にチームに戻って出場した清水エスパルス戦と名古屋グランパス戦の2試合で無得点。「フィジカル的には東京五輪から戻ってきて、正直、落ちていました」と内情を明かしたケヴィン・マスカット監督だったが、2試合連続で先発起用した指揮官の思いに応えたい気持ちは強かったはずだ。

■「チームで結果を出すしかない」

「全員がA代表に入るという気持ちで、(それぞれの)チームで結果を出すしかない」

 東京五輪を終えて新たな決意をこう話した前田が見せたのは、ゴールだけではなかった。大分戦で64回ものスプリント回数を記録。これは、自身が記録した62回という今季の最多記録を自ら更新したものである。指揮官は、試合勘を取り戻すことで前田は「もっともっと良くなる」と期待を強めるが、五輪後3試合目にしてこの結果は、まさにその通りの活躍と言っていい。

「僕の場合、良いのか悪いのかは分かりませんが、ゴールは感覚」

 こう話す前田にとって、出場機会はプレーの充実をもたらす何よりの特効薬となるだろう。コンディションが徐々に上がる一方で、実は、大分戦の2点目と3点目は“想定外”だったという。というのも、先制ゴールを奪ったあとのゴールパフォーマンスは「家族と話していた中でバイキンマンに決まりました」と話すように、愛娘に向かって人気アニメのキャラクターを真似たポーズを披露。しかし、2点目と3点目を決めたあとは、パフォーマンスを見せなかったのだ。

 その理由を、試合後にこう明かしている。「2点目、3点目を取れるとは思ってなくて、パフォーマンスを決めていなかったのは反省点です」 望外のハットトリックは、そのコンディションが上がっている証拠。“うれしい反省”を生かし、次節以降はゴールパフォーマンスを複数用意すべきだろう。

■「“できる”という自信を持ち帰ってきました」

 前田はこの3得点によって、今季の通算得点を13にした。これで、チーム得点王だったオナイウの12得点を抜き、マリノスのトップスコアラーになった。オナイウの移籍を受けてチームは浦和レッズから杉本健勇を獲得。その杉本が前節、さっそくゴールを決め、チーム内競争の厳しさに変わりはない。

「前田はウイングだけでなく、攻撃的MFやFWもできる選手。ただ、こうした前線のポジションの層が厚いのも事実」

 マスカット監督が話すように、リーグ随一の厚さをトリコロール軍団は誇る。それでも、ポジションを譲る気は前田にはさらさらない。「(五輪を経て)“できる”という自信を持ち帰ってきました」と力強く話す23歳の韋駄天が、マリノスを逆転優勝に導いてみせる。

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2021マッチレポート | 8月15日 vs 大分 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第24節 横浜FM vs 大分のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2021/08/14 【スタジアム観戦情報まとめ】2021/8/15(日)18:00KO J1第24節 横浜F・マリノスvs.大分トリニータ@ニッパツ三ツ沢球技場 ※観客上限5,000人
 
 

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