夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2021/5/14) #fmarinos


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2021/5/14(金)明日は、28回目のJリーグの誕生日)
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2021/05/10 2021Jリーグシャレン!アウォーズ「ソーシャルチャレンジャー賞」受賞のお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(こけまり記事はこちら NPOハマトラなどと横浜F・マリノスが連携した事業「ホームタウン テイクアウトマップ」が、2021Jリーグシャレン!アウォーズ「ソーシャルチャレンジャー賞」を受賞!)

2021/05/13 5/30清水エスパルス戦チケット販売に関するお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(ネンチケ会員の先行発売は5月16日(日)12:00から)
 
 

今日の練見(れんみ)

(´-`).o0(非公開)
 
 

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Webニュースログ

2021/05/13 【横浜】20年以上の歴史を誇る「サッカー食育キャラバン」がスタート。今年度は200校以上で実施予定 | サッカーダイジェストWeb

— 「子どもたちが健やかに成長することを願っています」

 一般社団法人F・マリノススポーツクラブ(代表理事:宮本功)は、ホームタウンである横浜市で平成8年から始めた「サッカー食育キャラバン」を今年度も実施。5月12日にスタートさせた。

「サッカー食育キャラバン」は、子どもたちに「①スポーツで身体を動かす楽しさを体験してもらう」「②サッカーの楽しさを体験してもらう」「③サッカーを通して、体力・運動能力の向上を図る」「④食事の大切さを伝える」ことを目的とした活動だ。クラブのコーチが横浜市内の市立小学校を巡回し、3時間目・4時間目の時間を使い、子どもたちと一緒にサッカーを楽しみ、その後給食を一緒に食べることで「食の大切さ」(※)を伝えていく。

 平成8年にスタートして以降、これまでに累計で4,400回以上の回数を実施し、38万人以上の子どもたちが参加している。今年度は、5月12日の東中田小学校(泉区)、山王台小学校(磯子区)、東俣野小学校(戸塚区)、汐見台小学校(磯子区)、さわの里小学校(磯子区)を皮切りに、実施の要望があった200を越える学校(市内市立小学校のおよそ6割)を2月末までに巡回する予定だ。

 同クラブの望月選理事は「このサッカー食育キャラバンを通じて、ホームタウンの子どもたちに健康と食の大切さを伝え、子どもたちが健やかに成長することを願っています」とコメント。「20年以上続けている活動ですが、今後も長く続けていきたいと考えています」と、このプロジェクトのさらなる普及と発展を誓った。

※=感染症対策を徹底して実施。給食を一緒に食べることはせず「サッカーのみ」の実施となる学校もある。また新型コロナウイルスの影響により実施校は減る場合もある。

 
 
2021/05/13 横浜FMが作るチームとファンの新タッチポイント – スポーツナビ

— オンラインでハイタッチ!

「こんにちは!!」
「頑張ってーー!」

キックオフ約2時間前。日産スタジアムに到着した監督、選手たちが、子どもたちの声に吸い寄せられるように、画面上でハイタッチを交わし、手を振ってロッカールームに入って行った。

新型コロナウイルス感染症によるまん延防止等重点措置のため人数上限5000人という制限の中にも、試合前に広がったのは、ささやかながらも“スタジアムにあるべき光景”だった。

— 選手と子どもたちがつながった!

2021年5月9日。横浜F・マリノスは、「オンラインハイタッチキッズ Powered by Microsoft Surface」を実施した。これは、会場入りしたチームバスからロッカールームに入るまでの間に、オンライン上でつながった子どもたちと監督、選手たちの交流を試みたもの。60組の応募の中から当選した5組の親子が参加し、バス到着場から約50メートルの位置にあるスタジアム内の一室からエールを送った。

「コロナ禍にあっても、クラブとしては選手とファン・サポーターの皆さんとのタッチポイントを常に模索しています。その取り組みの中で、試合日に何ができるかをずっと考えてきました。その上で進めたのが、バス降り時のハイタッチです。これをオンラインでできないかと考えたところ、日本マイクロソフトの協力と技術支援によって実現しました」とは、今回の事業担当の内田智久だ。

もともとF・マリノスは、2019シーズンまでバス降り時のハイタッチ企画をリアルイベントとして適時実施していた。しかし、昨今のコロナ禍で、このイベントはおろか、ファン・サポーターとの触れ合いは皆無となった。

それでも、「ファン・サポーターの皆さんが望まれている一つは、選手と接することだと思います。コロナ禍で対面のファンサービスはできずとも、そうした場を提供したいと考えていました」というファン担当の川村直紀の想いも重なって、今回、マイクロソフトのSurfaceなどを活用したバーチャルな形でのオンラインハイタッチとして実現したのだ。

ただ、この日の「オンラインハイタッチキッズ Powered by Microsoft Surface」実施には乗り越えなければならない壁があった。その一つが回線。

「すべてのオンラインイベントでは、回線の不安定によって生じるトラブルはつきものだと思います。だからこそ、このような”瞬間を大事にする企画”は常時安定している回線の確保が出来ないと、参加者のみなさまに満足なサービスを提供することができません。さまざまなことをシミュレーションし、しっかりできる状態を作り上げるために、実施まで少し時間を要しました」(内田)

今回、キッズ側がスタジアム内の部屋で、それぞれSurfaceからオンライン会議に入る。バス到着場で、子どもたちの様子を画面に投影。子どもたちと監督、選手らが、バーチャルでハイタッチする状況を作るというのもの。時間を共有するイベントだからこそ“回線の安定”は実施の最重要課題。シミュレーション、実地検証等を何度も重ね、当日も入念な準備とテストのもと本番を迎えた。

設置された2つの画面には、バスの到着前から子どもたちの笑顔が写り、「もうすぐバスが来るよ!」「あと2分だって!!」という声とともに、ソワソワ、ドキドキした雰囲気が伝わってくる。

その子どもたちの高揚感は、バスを降りてきたチームにも伝わった。画面から届く「ハイタッチ!」という声や「頑張ってください」というひと言に足を止め、小さなWEBカメラに向かってハイタッチを試みたり、一人ひとりを指差して手を振ったりと、監督も選手も久しぶりの声援にうれしそうに応えていく。

この様子を見ていた担当の二人は「手を振る、ハイタッチをするなどの動きだけでなく、選手側から子どもたちに声がけするようなアクションがあるとさらにいい企画になる」と、早くも次回への課題を挙げたが、ここまで公式戦では15試合連続負けなし、リーグ戦でも4連勝がかかっている大事な試合前。選手たちにもさまざまな表情があり、直前に迫った試合に向かうチームの高揚感、緊張感がある。

だからこそ「試合前の緊迫感を感じられたり、選手の横顔を見せたりすることができたのは良かったのかなと思います」(川村)と続けた。

「イベント終わりに、試合前の選手の状況を伝えると、『やっぱり、そうなんだ!』って、すんなりと理解をしてもらえました。普段はなかなか見られない試合直前の貴重な選手の姿にふれ、同じスタジアム内で見られたからこそ、子どもたちも、より実感できたと感じています」

— スタジアムに流れる時間も共有する!

バス降り時のオンラインイベントは、他のJクラブもさまざまな方法で実施しているが、F・マリノスは、スタジアム内に設けられた一室で体験してもらうことにこだわった。

「オンラインイベントの参加はご自宅からでもできますが、チームと触れ合った後に試合を生観戦してほしい。試合日の雰囲気を体感してほしいという思いがありました。参加いただいたお父さんとお子さんが『キックオフまで時間があるからお弁当を食べてから座席に行こう』とか『アップが始まるから急ごう』と、イベント後もスタジアムに流れる時間の中で過ごされていたのはうれしかったですね」(内田)

試合前の独特な緊張感やワクワク感は、スタジアムだからこそ感じることができるもの。その思いを子どもたちに体感してほしいという願いは、F・マリノスがずっと大切に持ち続けてきたものだ。

「今回のオンラインハイタッチキッズやエスコートキッズもそうですが、これからのサッカー界を支えるのは子どもたちです。プロサッカー選手に憧れを持ち続けてほしいですし、特にスタジアムではプレーを目にできるので、かっこいいなとか、あんなふうになりたいって思ってもらいたい。クラブとしてもいろいろな形で、子どもたちが夢を持ち続ける環境を提供していきたいです」(川村)

実際に今回のイベントに参加した兄弟は、「当選したのを知ったときは本当にうれしかった」と話し、当日は「朝、早く起きちゃった」と笑顔を見せる。選手たちと触れ合った後は「選手たちとハイタッチができて、もっと好きになったし、カッコよかった。試合も頑張ってほしい!」と話していた。

キックオフを待ちきれない様子で、F・マリノスの応援ソングを口ずさんでいた姿は、コロナ禍にあっても、プロサッカークラブとして子どもたちの夢を育み、サッカーを見ることの面白さや楽しさを伝えることの大切さを実感するシーンとなった。

さらに、子どもたちは、さっそうとMicrosoft Surfaceを使いこなし、選手たちが到着するまでの間にはお互いにオンライン上で「なんて声をかける?」「誰に会いたい?」といったコミュニケーションが自然に育まれていた。

同じチームを愛し、応援する者同士だからこそ分かち合える瞬間を作り出すことで、スタジアムの熱量もまた上がっていく。コロナ禍では失われつつあったファン同士の交流が、再び生まれていたのは、うれしい副産物だった。

— これまでも、これからもつなぎ続ける

今回は子どもたちが主役になったが、F・マリノスとしては「日頃からサポートしてくださる多くの皆さんに何かをしたい」という想いを抱いている。何より、“本来のスタジアム”にあった当たり前の光景を、もう一度つくっていきたい。

「コロナ禍以前は試合前後に、スタンドなどから『頑張って』と選手に直接声をかけられました。それこそ、スタジアム観戦の醍醐味。でも今は伝えることができません。コロナ禍になって、声援のないスタジアムになっているからこそ、本来スタジアムにあるべきコミュニケーションや声のやりとりをホームゲームでつくりたいと思っています。今回、オンライン上ではありましたが、子どもたちが『○○選手、頑張って!』と声を通して思いを伝える場を提供でき、それに選手が応える本来のやり取りが見られました。コロナ禍でのファンとチームの新しいタッチポイントを一つ形にすることができたのではないかと思います」(内田)

子どもたちの声がより届くように「ちょっといい音響機材を導入しました」と笑うが、それもすべてはファン・サポーターが、それまで得ていたスタジアムでの醍醐味を作り出すため。

「これまで普通だったスタジアムにあるべき姿がコロナ禍ではできません。人数制限等がある状況ですが、デジタルの力を活用しながら、プロサッカークラブとして少しでも本来のあるべき姿にしていければと思います」(川村)

2021年5月9日。明治安田生命J1リーグ第13節。
久々に届いた子どもたちの声援に後押しされたF・マリノスは、ヴィッセル神戸を相手に2-0のクリーンシートで勝利を収め、リーグ4連勝を飾った。

日産スタジアムに咲くトリコロールの傘の花々とともに、ファン・サポーターの声が、再び戻ってくることを願う。そして、これまで以上にファン・サポーターとチームをつなぐために。F・マリノスの挑戦も、続いていく。

 
 
2021/05/14 今季のJリーグの隠しテーマ。川崎と横浜FM、どちらの攻撃的サッカーが本物か(杉山茂樹) – 個人 – Yahoo!ニュース

 終了間際、マルティノスに強烈な左足キックを決められ、19位の仙台にまさかの引き分け。首位を行く川崎フロンターレは、16試合を終了して13勝3分、勝ち点を42とした。しかし、2位の名古屋グランパスが同日、鹿島アントラーズに0-2で敗れたため、その差は勝ち点10に広がることになった。

 昨季、川崎が2位ガンバ大阪に勝ち点18差をつける独走劇を演じたJリーグ。今季も、昨季と同様の事態に陥れば、それはJリーグの低迷を意味する。リーグそのもののレベルが疑われることになる。

 鹿島に完敗した名古屋の戦いを見る限り、名古屋に川崎の独走を阻む力はないと読む。混戦を願うJリーグファンにとって頼みの綱は、もはや現在3位につける横浜F・マリノスに絞られたと言っていい。

 横浜FMは5月9日、ホームでその時5位だったヴィッセル神戸と対戦。2-0と完勝し、順位を4位から3位へ上げた。

 勝ち点は27に伸びた。消化試合数は川崎、名古屋より4試合分少ない。その4試合すべてに勝利すれば、勝ち点は39に達する。名古屋を抜き、首位川崎に3ポイント差(プロ野球で言う1ゲーム差)まで肉迫する。

 横浜FMは、一昨季(2019年)のJリーグ覇者。2017年、2018年シーズンのJリーグを連覇した川崎の3連覇を阻んだ。川崎はそのシーズン4位に終わった。横浜FMとの勝ち点差は10だったが、サッカーの内容には、それ以上の開きがあった。

 川崎と言えば、前任の風間八宏監督の時代から、パスを繋ぐ攻撃的で、見映えのいいサッカーを追求してきたチームだ。鬼木達監督に代わると、そのサッカーはさらに進化。2017、2018年の優勝はその産物と言えた。ところが2019年、アンジェ・ポステコグルー監督率いる横浜FMに、あっさり先を越されてしまう。今日度、よいサッカー度、攻撃的サッカー度等々、そのお株を横浜FMに奪われることになった。

 2020年シーズンは川崎が巻き返した。2019年の横浜FMを凌駕する攻撃的なよいサッカーを見せた。奪われたお株を奪い返す展開となった。横浜FMは一気に9位まで沈んだ。したがって今シーズン前、横浜FMの下馬評は、けっして高くなかった。鹿島アントラーズ、名古屋に劣っていた。

 しかし、鹿島は開幕するや旧態依然としたサッカーに陥り、監督交代にまで発展するドタバタに陥った。名古屋もここに来て勢いを失ったかに見える。

 横浜FMは、昨季の上位チームの間隙を縫うように、スルスルと上がってきた感じだ。一昨季の覇者。力はあるのにダークホース的というキャラクターで。一方2連覇を狙う川崎。現在、13勝3分けという圧倒的な成績で飛び出しているが、昨季から戦力を大きくアップさせているわけではない。スタメン級の補強は、ポルトガルへ渡った守田英正の代わりに、ジョアン・シミッチを獲得した程度だ。地味な補強に止まった。ほぼ横ばいの戦力で今シーズンに臨んでいる。マックス値をさほど上げていない川崎が、今季も独走することになれば、Jリーグのレベルが疑われる――とは、先述したとおりだ。

 横浜FMは川崎と同様、攻撃的サッカーを標榜するチーム。川崎に奪われたお株を奪還するという意気地もあるはずだ。どちらの攻撃的サッカーが本物か。クオリティが高く、魅力的か。それが今季のJリーグの隠しテーマであるような展開になりつつある。

 まず川崎。マックス値こそ上がっていないが、安定感は増している。昨季の優勝で、三笘薫、旗手怜央、田中碧、山根視来など昨季台頭した選手が、いっそう自信を深めている印象だ。昨季、Jリーグのベスト11から漏れたCFレアンドロ・ダミアンも、早くも10ゴールをマークし、昨季の数値(13ゴール)を上回る勢いだ。

 チームとしての1試合の平均得点は2.6。昨季とまったく同じ数値を保っている。失点は昨季が0.8で、今季が0.9。得失差は昨季が1.8で、今季が1.7だ。昨季の数字が凄すぎたので、このわずかな数値の減少はまったく気にならない。

 一方の横浜FMは、1試合の平均得点が2.1で、失点が0.7だ。得失差は1.4。川崎より地味である。失点では今季の川崎を0.1勝るが、得点は0.5点も少ない。それが現在の順位に反映されている格好だ。川崎のようにいつでも点が取れそうな気配はしない。

 ただし安定感はある。攻守のバランスは、昨季はもちろん、優勝した一昨季よりいいくらいだ。光るのはマルコス・ジュニオール。所狭しと駆け回る、神出鬼没の1トップ下だ。川崎にはない魅力でもある。

 その前で構える3トップ(左から、前田大然、オナイウ阿道、エウベル)も力強い。川崎の3トップ(左から、三笘、レアンドロ・ダミアン、家長昭博)のような認知度こそないが、その分、新鮮さがある。特に日本人の2人は伸び盛りだ。スピード系の前田。底が割れていない魅力を備えたオナイウ阿道。この2人でチームの全25点中16 ゴールを叩き出している。

 それに比べると右ウイング、エウベルの得点力(2点)は落ちる。だが、今季加入したこのブラジル人選手の、ウイングらしいウイングプレーは貴重に見える。チームに余裕があると見るや、三笘が構える左サイドにまで進出していく川崎の家長とは違い、右サイドのカバーに徹している。攻守が切り替わった瞬間。そこが穴になることはない。

 川崎は反対に、バランス的に右サイドが唯一の問題箇所になる。右サイドは時に人数不足になる。その瞬間、攻守が切り替われば、右サイドは穴になりやすい。カバーする選手が右SB山根1人しかいないので、相手にそこを突かれやすいのだ。

 山根の負担は大きい。チーム内で唯一、フルタイム出場を果たしている。他のポジションには交代選手が控えているが、右SBはいない。山根が怪我や、出場停止処分になったとき、どうするのか。戦力ダウンは否めない。

 ストロングポイントは、三笘のいる左サイドだ。それに対して、各チームともに引いて構えすぎる傾向にある。三笘と対峙する右SBが、怖がりすぎるというか、自重しすぎる傾向がある。結果的に三笘が高い位置でボールを受けやすい状態にある。プレッシングの発想を忘れた対応をしていると言うべきである。

 三笘がボールを低い位置で受けるほど、その目指すべくゴールラインまでの距離は遠くなる。低い位置でボールを受けるほど、三笘は自分自身の良さを発揮しにくくなる。少なくとも決定的なプレーに及びにくくなる。ポイントは、三笘にいかに守備をさせるか、だ。右の家長についても同じことが言える。両ウイングの始動をいかに低い位置に抑えるか。相手のストロングポイントは、プレッシング的な思考に基づけば、ウイークポイントでもあるのだ。

 川崎と横浜FM。両者は開幕戦ですでに対戦し、川崎が2-0でそのホーム戦を飾っている。横浜FMホームの第2戦は、なんと最終週(12月4日)。両者の争いが、そこまでもつれることを期待したい。

 
 
2021/05/10 マリノスFW樺山諒乃介、日本代表GK西川周作から“有言実行”の鮮烈ミドル弾! Jエリートリーグで浦和レッズに快勝 | フットボールチャンネル

 現役日本代表も起用した実力者揃いの相手に、高校生主体の急造チームが躍動した。

 Jエリートリーグの第2節が10日に行われ、横浜F・マリノスは浦和レッズに5-2で大勝。開幕戦の名古屋グランパス戦に続く連勝を飾った。

 マリノスはトップチーム所属選手を3人起用したが、GK田川知樹、DF平井駿助、FW樺山諒乃介はいずれも今季の高卒ルーキー。対する浦和は現役日本代表のGK西川周作やU-24日本代表候補のMF金子大毅、今季新加入の田中達也、オーストラリア代表DFトーマス・デンなど、トップチーム所属選手がスタメンの半数以上を占めていた。

 しかし、先制したのはマリノスだ。開始5分、コーナーキックから関東学院大学所属のFW村上悠緋がゴールネットを揺らした。Jリーグで実績のある選手たち相手にも堂々としたプレーで主導権を握りにいったマリノスは前半のうちにさらにリードを広げる。

 40分、樺山が左サイドから仕掛けてカットインして右足を振り抜くと、鋭くカーブのかかったボールは日本代表GK西川周作の手をかすめてゴールの中へ。前半終了間際にはマリノスにPKのチャンスが訪れるも、このピンチは西川がセーブして3失点目を回避。前半はマリノスの2点リードで終了した。

 西川がハーフタイムで交代したレッズは、後半開始早々にも失点。鮮やかな崩しから、後半に投入されたマリノスユースのMF松村晃助が得点を挙げ、3-0に。意地を見せるレッズは55分に田中、62分にMF武田英寿がともにGKと1対1のチャンスを決めて1点差に迫る。

 しかし、終盤になってもギアが落ちなかったマリノスは77分と85分に村上がゴールを奪ってハットトリック達成。最終スコアは5-2となり、マリノスの勝利で試合終了となった。

 日本代表GK西川から見事なミドルシュートを決めた樺山は試合後、「あそこのエリアで自分が前を向いた時は自信を持っているエリアなので、もらった時に決められる自信があったので、自分のタイミングでシュートを打つだけでした」と得点シーンを振り返った。

 そして「試合前から田川とかに、『西川選手から点を取ってくる』と言っていたので、ホンマに取れたのでよかったです。自分の自信にもつながる」と手応えも口にしていた。

 実戦の機会が極めて限られているGK田川も、エリートリーグを通じて貴重な経験を積んでいる。浦和戦後には「やっぱり試合の数が少ないので、こういうところをしっかりチャンスと捉えて、90分しっかりやりきるということは試合前から大事にしていましたし、やりきれたのはよかったです」とポジティブだった。

 図らずも実現した偉大な先輩・西川との対戦も「誰が見てもすごい選手ということはやる前からわかっていて、相手ですけど学べることは学ぼうという思いだった。やっぱりキックとかが本当にうまくて、すごくいい刺激になったと思いますし、(試合前に挨拶した時も)すごくやさしくて、すごい選手だと思いました」と楽しめたようだ。

 センターバックとして先発出場した平井も「試合前から浦和のメンバーを見て、『ヤバいな』と思ったんですけど、とりあえずキックオフしてから試合に慣れて、『自分は落ち着いたらやれるな』という手応えを感じました。こういうところでアピールするのもそうですし、練習からひたむきにやっていればチャンスは来ると思っているので、ひたむきに頑張りたいです」と、日々の成長を実戦の中で確かめることができたようだ。

 樺山は「エリートリーグでもJリーグでも、どんな試合でも勝つことと、自分がチームのために活躍することを意識してやっている中、トップチームで最近はなかなか試合に出られているのは課題が多いからだと思っているので、体力的な課題とか守備の課題をエリートリーグでも1つひとつ(潰して)成長していければいいと思います」と今後への意気込みを述べた。

 マリノスは開幕2連勝で好スタートを切った。エリートリーグはトップチーム所属の高卒ルーキーのみならず、ユース所属選手たちにとって今後も貴重な経験の場になるに違いない。

【得点者】
5分 1-0 村上悠緋(横浜FM ※練習生)
41分 2-0 樺山諒乃介(横浜FM)
50分 3-0 松村晃助(横浜FM)
55分 3-1 田中達也(浦和)
62分 3-2 武田英寿(浦和)
77分 4-2 村上悠緋(横浜FM ※練習生)
82分 5-2 村上悠緋(横浜FM ※練習生)

(取材・文:舩木渉)

 
  

 
 

今日のこけまり

【スタジアム観戦情報まとめ】2021/5/15(土)15:00KO J1第14節 鹿島アントラーズvs.横浜F・マリノス@県立カシマサッカースタジアム ※観客上限50%(約2万人)
 
 

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