【試合結果Webニュースまとめ(2○0)】2021/5/9(日)13:00KO J1第13節 横浜F・マリノスvs.ヴィッセル神戸@日産スタジアム



 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第13節 横浜F・マリノス vs ヴィッセル神戸 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 


 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs神戸の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2021年5月9日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 4,977人

監督コメント

[ アンジェ ポステコグルー監督 ]
良いパフォーマンスができました。すごく暑いタフな天候でしたし、相手がプレスに来ていた中で、プレスをはがしてチャンスを作り、良い2ゴールが生まれました。自分たちのやろうとしたプレーができた内容に、良い結果がついてきました。

--途中出場で、途中交代した天野 純選手の評価をお願いします。
マルコス(ジュニオール)がケガをしたようだったので交代しました。彼が入ったことで、ボールを握っているときも握っていないときも、良い部分が出た場面が多かったです。良い形で試合に入り、良いゴールも決めてくれました。最後の交代に特別な理由はありません。残り2分だったので代えただけです。

--暑く厳しいコンディションでした。どのようなゲームプランを持っていたのでしょうか。
いつもと変わりません。前からプレスに行き、ボールを失わないことに重点を置きました。相手が前からプレスに来ていたので、スペースを見つけるのが難しかったのですが、自分たちのプレーを続けることでオープンになり、スペースが空いて多くのチャンスを作れました。特別に指示したことはありません。

選手コメント

天野 純

--自身の得点と先制点のシーンを振り返ってください。
得点は「エベ(エウベル)がシュートを打つだろうな」と思っていて、ゴール前に入れば転がってくると思っていました。先制点の場面は(松原)健から良いボールが来て、ブンちゃん(ティーラトン)が走っていたので出しました。クロスに対して、(オナイウ)阿道が入り込んでくれたので良かったです。

--「出たときに何ができるか」と常々おっしゃっていました。今日はその成果が出た感覚はありますか。
マリノスには質の高い選手がそろっています。最近、リーグ戦はスタメンで出ていませんが、ルヴァンカップも含めて、ピッチに出たときに自分の質を監督やコーチングスタッフ、サポーターの皆さんに見せつけて、「やっぱり天野 純が良いんじゃねぇか」という思いにさせることをできている実感があります。

--ボールサイドに寄って狭いスペースでのプレーが真骨頂です。自身の理想に近づいている感覚はありますか。
ボールサイドに寄るところと、中央で待ち構える使い分けが大事だと思っています。ボールサイドに寄って数的優位を作ることで、ワンツーで仕掛けたり、ドリブルで入ってからのパスなど、違いを作りやすくなります。時間とスペースを使ってリズムを作る部分で、フィットしている感覚があります。最後にボックス内に入り込むこともできているので、良い感じでプレーできています。

畠中 槙之輔

相手のストロングポイントはボールを持ったときの、古橋(亨梧)選手らの裏への抜け出しです。それを常に警戒し、対応しようとずっと集中していました。何本か抜け出されたシーンはありましたが、DFとGKで体を張って点を取られなかったので、そこは本当に評価できます。ただ、無失点で勝てているのはDFだけでなく、前線の選手がハードワークしてくれて、その上で点も取ってくれているからです。それがあってのクリーンシートなので、全員でつかんだ勝利だと思います。

--素晴らしいパフォーマンスが続いていますが、プレーレベルが1つ上がった感覚はありますか。
そういう感覚はありません。前半は自分の中でミスもありました。そこは修正しないといけません。もう1つレベルを上げるには、1つひとつのプレーを大事にする意識をもっと持たないといけません。

--何を意識してビルドアップを組み立てていましたか。
相手はうまくスライドして守っていました。最初、自分たちの距離感が悪く、テンポが上がりませんでした。そこを改善しようと話した中で、相手を引きつけてサイドチェンジするなど、工夫してストレスのないボール回しができるようになりました。話し合って解決できたことは今季良くなっている部分です。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 


 
 

ハイライト動画


【横浜F・マリノス×ヴィッセル神戸|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第13節 | 2021シーズン|Jリーグ – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜がリーグ戦4連勝 神戸に2―0 公式戦16戦不敗 天野が今季J1初ゴール― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 明治安田生命J1リーグが9日に各地で行われ、横浜はホームで神戸を2―0で下した。リーグ戦4連勝、公式戦16戦不敗とした。

 負傷したMFマルコス・ジュニオール(28)に代わって前半20分に急きょピッチに立ったMF天野純(29)が全2得点に貢献。クロスでオウンゴールを呼び込んだDFティーラトン(31)へのロングパスで先制点の起点となると、後半35分にはFWエウベル(28)のシュートのこぼれ球を押し込んで今季J1初ゴールとなる追加点を挙げた。

 「こぼれ球のところに誰よりも早く反応しようという意識があった。普通に詰めても弾かれると思ったので、隅に蹴り込むような形で蹴ったら入った。非常に今、見えている。落ち着いてできている」とカバーに入るDFを視界に捉えて冷静に左足で蹴り込んだ一発を振り返った。後半45分には「人生で初めてだった」という途中出場からの途中交代を経験。アンジェ・ポステコグルー監督(55)からは「彼は十分やってくれていたので替えた」と“お役御免”だったことを明かされた。

 リーグ戦では途中出場した4月16日の札幌戦では図抜けたテクニックから逆転につながる同点弾をアシスト。5試合のうち3試合で先発しているルヴァン杯でも4月28日の仙台戦と5月5日の広島戦で計2得点2アシストと結果を残している。

 「最近はリーグ戦はスタメンで出られていない」と状況を分析しつつも「ルヴァン杯も含めてピッチに出たときにしっかり自分の質を監督やコーチングスタッフ、サポーターの皆さんに見せつけて、“やっぱり天野純がいいんじゃないか”という思いをさせる、そういったことの繰り返しが自分の中でできている」とキッパリ。神戸の古橋、横浜の前田、オナイウと日本人J1得点ランクトップ3が集結した試合で、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。

ニッカンスポーツ

横浜4連勝&3戦連続完封、神戸イニエスタ後半投入及ばす/横-神13節 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスとヴィッセル神戸の今季ここまで1敗同士の対戦は、ホームの横浜に軍配が上がった。

前半は両GKの好守もあり、両者少ない決定機を決められないまま進んだが、時間とともに横浜が流れるような攻撃を見せた。

前半41分、MF天野が自陣内から供給したロングボールに、左サイドバックのティーラトンが反応。ここから上がったクロスが相手DFのオウンゴールを誘い、横浜が1点リードで前半を折り返した。

後半14分、追いかける神戸は負傷明けのMFイニエスタを投入。得意のスルーパスで何度も好機をつくったが、最後の詰めの部分で精度を欠いた。

すると横浜は後半35分、相手GKのミスから敵陣でボールを奪うと、ゴール前の天野がこぼれ球を押し込み、追加点を奪った。

そのまま2-0で勝利した横浜は、リーグ戦4連勝かつ3連続完封。神戸はリーグ戦約2カ月ぶりの黒星となった。

 
 
横浜・天野純が躍動 緊急出場で先制起点&追加弾 16戦負けなし貢献 – J1 : 日刊スポーツ

横浜が1敗同士の神戸との対決を2-0で制して、4連勝とした。開幕戦で川崎Fに敗れて以降、ルヴァン杯を含め16試合負けなし。好調の要因について、3戦連続完封に貢献したDF畠中槙之輔は「(ピッチの)中で話し合って解決できた部分もある。そこは今季よくなっているところ」とした。

流れの悪かった前半20分、FWマルコス・ジュニオールが負傷交代。不穏な空気が漂う中、緊急出場したMF天野純が躍動した。同41分に先制点の起点をつくり、後半35分には追加点で試合を決めた。途中出場が多いが好調を維持しており、「落ち着いて(周囲が)見えている」と胸を張った。

首位の川崎Fより消化試合は3戦少ないが、その3戦を全勝しても、勝ち点差は5とやや開いている。天野は「首位とは少し差があるけど、1試合1試合、目の前の試合に勝っていくだけ」。最終節の直接対決まで、負けられない試合が続く。

 
 
【データが語る】横浜がホームでクラブ記録を更新する30試合連続得点中 – データが語る – サッカーコラム : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスはホームでヴィッセル神戸を2-0で下し、今季初の4連勝で3位に浮上した。

今季6度目の完封勝利でリーグ戦11試合負けなし。ホームに限れば開幕から5勝2分けの7試合負けなしで、1試合平均得点は2・29点(7戦16得点)にのぼる。ホームでの得点だけなら、首位を独走する川崎Fの同2・00点(9戦18得点)を上回る。

現在は本拠地として日産スタジアムとニッパツ三ツ沢球技場の2つを使用しているが、ホームでは19年8月3日の清水戦(日産ス、0-1)を最後に無得点のまま終わった試合がなく、クラブ記録を更新する30試合連続得点中だ。

リーグ全体でも6番目の記録で、16~18年に川崎Fがマークした31試合連続にもあと1試合。J1最長は延長戦があった00~04年に磐田が記録した68試合連続となっている。

◆J1ホーム連続試合得点記録

68 磐 田(00~04年)
43 G大阪(05~07年)
40 磐 田(05~07年)
31 名古屋(02~04年)
31 川崎F(16~18年)
30 横 浜(19年~)

サンケイスポーツ

横浜M3位浮上 無敗川崎に追いすがる – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第13節(9日、横浜M2-0神戸、日産スタジアム) 今季初のリーグ戦4連勝で3位に浮上。1-0の後半35分、横浜MのMF天野は、FWエウベルのシュートのこぼれ球に反応。素早く詰めると、カバーに入った相手DFを交わすように左足外側でゴールへ流し込んだ。

 「カバーがいたので、普通に蹴ってもはね返されると思った。今は非常に落ち着いてプレーできている」

 冷静に周りを見られているのが好調の証拠。前半41分にはボールを受けると、逆サイドを駆け上がっていたDFティーラトンへ浮き球のパス。最後はティーラトンのクロスがオウンゴールを誘い、広い視野で先制点の起点にもなった。

 ここまでリーグ戦1敗同士の対戦で勝利。これで開幕戦で首位・川崎に敗れて以降はリーグ戦11戦負けなし(8勝3分け)。消化試合数が少なく、勝ち点の差はあるが、黒星の数では無敗の川崎に次ぐ1敗は横浜Mのみとなった。

 「目の前の1試合1試合に勝っていくだけ」と天野。独走態勢に入りつつある川崎に追いすがる。

スポーツ報知

横浜FMが今季初4連勝で暫定3位浮上 急きょ出場のMF天野純が存在感「常に出たときに何ができるかを課してた」 : スポーツ報知

 横浜FMはホームで神戸と対戦し、2―0で勝利した。オウンゴールで先制すると、後半40分にMF天野純が追加点。互いにリーグ戦1敗と好調チーム同士の対決で貴重な勝ち点3を奪い、今季初の4連勝で暫定3位に浮上した。

 序盤からテンポの速い展開を繰り広げた。前半41分。同20分からMFマルコスジュニオールのアクシデントにより急きょ出場した天野が左サイドに大きく展開し、DFティーラトンがクロスを放った。ゴール前で対処した相手DFの足に当たり、オウンゴール。後半40分にはFWエウベルのシュートのこぼれ球に「いち早く反応しようって意識は非常にあった」と天野が得意の左足で押し込んだ。白星をたぐり寄せる大きな追加点に「途中からでも、常に出たときに何ができるかは課してた。落ち着いてできた」と喜んだ。

 リーグ戦の先発出場は今季まだ3試合。だが反骨心も力に変え、いつでも呼ばれた時に戦う準備をしてきた。途中出場の試合でも着々と結果を残し、チームの勝利に貢献している。「ピッチに出た時に自分の質を監督やスタッフサポーターのみなさんに見せつけて、『天野純がいいんじゃないのか』って思いにさせるというか。その繰り返しが今のところできてる実感はある」と力を込めた。

 今季9ゴールと勢いづく神戸FW古橋亨梧らの決定機もGK高丘陽平がストップ。DF畠中槙之輔とDFチアゴマルチンスのセンターバックコンビも冷静さと気迫を兼ねたプレーで0に抑え、畠中は「体を張って点を取られないようにできた。びびらずにできた結果」と一定の手応えを示した。今季6度目の完封勝利で、リーグ戦11試合負けなし、公式戦無敗記録も「16」。6連戦は一区切りとなったが、天野は「すごい良い状態で取れてる。首位とは差があるけど、1試合1試合勝っていければ」と次戦を力強く見据えた。

サッカーダイジェスト

注目の上位決戦、横浜が天野の今季初弾などで2発快勝&4連勝!神戸はイニエスタ投入も9戦ぶり黒星 | サッカーダイジェストWeb

— 神戸は9試合ぶりの黒星に

 J1リーグは5月9日に、第13節の7試合を開催。日産スタジアムでは、横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸の一戦が行なわれ、2-0で横浜が勝利を収めた。

 10戦無敗で4位の横浜と、8戦無敗で5位の神戸。好調同士の注目の上位対決となった試合は、立ち上がりから横浜がボールを握った。ただ、選手の距離感がいまひとつでなかなかリズムよくボールを繋げない。

 一方神戸は、速攻から好機を創出。15分には、セルジ・サンペールからの浮き球のスルーパスに抜け出した古橋亨梧が、ゴール前でトラップして反転シュート。しかし、これはGK高丘陽平の好セーブに阻まれる。

 そんななか、均衡を破ったのは横浜だった。41分、天野純のロングパスに左サイドで抜け出したティーラトンがダイレクトで鋭いクロスを供給。これがゴール前で相手DFに当たりネットに吸い込まれた。

 後半も横浜は、オナイウ阿道らの前線からの激しいプレスでボールを奪い、ビルドアップでは丁寧に繋ぎ、さらに攻撃に勢いを出していく。だがフィニッシュの精度を欠いて追加点には至らない。

 1点のビハインドを返したい神戸は、60分にアンドレス・イニエスタとアユブ・マシカを投入。ここから流れを取り戻し、77分にはイニエスタからのスルーパスに抜け出した古橋がシュートを放つも、枠の外へ外れる。

 すると横浜が80分、カウンターからエウベルがシュートを放つと、このこぼれ球に反応した天野が押し込み、貴重な追加点。天野のリーグ戦今季初ゴールもあり、横浜は4連勝。神戸は9試合ぶりの黒星となった。

 次節は5月15日に、横浜がアウェーで鹿島アントラーズと、神戸はホームでセレッソ大阪と14節を戦う。

 
 
横浜を4連勝に導く追加点! 天野純が「初めてで驚いた」途中出場&途中交代に指揮官は? | サッカーダイジェストWeb

— 「彼はすごく良いパフォーマンスだった」

 横浜F・マリノスが、ヴィッセル神戸との上位対決を制し、リーグ4連勝を飾った。

 横浜はボールこそ握ったもののなかなかリズムよくパスを繋げず、厳しい立ち上がりとなった。それでも41分にオウンゴールで先制して勢いに乗ると、終盤の80分に試合をほぼ決定づける2点目。カウンターからのエウベルのシュートのこぼれ球を、天野純がしっかりと押し込んだ。

 試合後の監督会見で、アンジェ・ポステコグルー監督は、「良いパフォーマンスができた」と満足げな表情を浮かべた。

「今日はすごく暑い環境でした。相手も守備のときには前からプレスに来ていましたが、自分たちが試合をしっかりコントロールして、それをはがし、そしてチャンスを作った。すごく良い2ゴールが生まれたと思いますし、しっかり自分たちのやろうとしていることができた良い内容で、良い結果がついてきたと思います」

 厳しい環境下ながら、最後までハードワークを続けた選手たち全員に賛辞を送った指揮官。なかでも、20分からの途中出場で今季リーグ戦初ゴールとなるチームの2点を挙げたMF天野純に対して、絶賛のコメントを残している。

「マルコスが怪我のようだったので、あの時点で投入しました。そこで天野が入ったことによって、彼が前からハードにプレスにいったっていうところもありますし、良い形で試合に入って、攻撃でも良いゴールを決めてくれた。彼はすごく良いパフォーマンスだった」

 前線への正確なパスで攻撃の起点となり、守備でもしっかりと戻って攻撃の芽を摘むなど、攻守にわたって存在感を示した天野は、90分に途中交代。本人は、「途中出場、途中交代はキャリアで初めてで驚いた」と笑ったが、指揮官は「別に何の理由もない。もう彼は十分やってくれたし、ただ代えただけ」とした。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

 
 

サッカーキング

横浜FMがOG&天野弾でリーグ戦4連勝! 神戸はイニエスタが存在感も9戦ぶり黒星 | サッカーキング

 9日、明治安田生命J1リーグ第13節で横浜F・マリノスとヴィッセル神戸が対戦した。

 4位・横浜FMはここまで直近の公式戦15試合で負けなしで、リーグ戦は3連勝中。前節終了時点で4位にまで順位を上げている。一方の5位・神戸も、直近の公式戦4試合無敗。前節はサンフレッチェ広島を相手に3得点で勝利を収めており、MFアンドレス・イニエスタも同試合で復帰を果たした。そのイニエスタは今節もベンチ入りしており、途中出場からの活躍に注目が集まる。

 最初の決定機は15分、神戸MFセルジ・サンペールの浮き球のパスで最終ラインを抜け出したFW古橋亨梧が、ペナルティエリア内から右足でシュートを放つ。しかしこれは横浜FMのGK高丘陽平がセーブし得点には至らない。

 横浜FMは31分、高い位置でボールを奪うとFW前田大然が神戸のGK前川黛也をかわしてシュートするも、追走していたDF菊池流帆が体を投げ出しブロック。その3分後にはMF天野純のクロスを受けたFWエウベルがペナルティエリア右からシュートを放つが、こちらは前川がセーブを見せ得点ならず。それでも徐々にホームの横浜FMがペースを掴んでいく。

 すると先制点は横浜FMだった。41分、天野の対角線のフィードを受けて敵陣深く左サイドを取ったDFティーラトンが左足でクロスを供給。中央で待っていた前田の頭には合わないが、これが神戸のDFトーマス・フェルマーレンのオウンゴールを誘った。前半は横浜FMが1点リードで折り返す。

 迎えた後半、1点を追いかける神戸は60分にイニエスタとFWアユブ・マシカを投入。得点への姿勢を強める。そのイニエスタは徐々にボールに触れながらリズムを生み出すと、77分、前線で走り出した古橋へ絶妙なスルーパスを供給。古橋のシュートはサイドネットに嫌われるが、その存在感を見せつける。

 しかし、その直後に横浜FMが追加点を記録した。80分、前川のパスをカットするとショートカウンターが発動。FWレオ・セアラからのスルーパスを受けたエウベルがペナルティエリア左から右足でシュートを放つ。これは前川がセーブするも、ゴール前へのこぼれ球を天野が押し込んだ。欲しかった追加点が生まれ、スコアは2ー0となる。

 2点のビハインドを背負った神戸はその後もイニエスタを中心に得点を狙うも、横浜FMは組織的な粘り強い守備でゴールを許さず。結局試合は2ー0で終了し、横浜FMはリーグ戦4連勝を飾った。一方、敗れた神戸はリーグ戦9試合ぶりの黒星を喫している。

サッカーマガジンWEB

横浜FMが神戸を下して11戦無敗の4連勝! 磨き続けてきたスタイルで上位対決を制す◎J1第13節 – サッカーマガジンWEB

— 天野純の登場で横浜FMがペースを握り返す

 4位横浜FMと5位神戸の対戦。前者はここ10戦不敗で3連勝中。後者は8戦負けなし。ともに今季はまだ1敗しかしておらず、横浜FMは7勝3分けで、神戸は6勝5分け。勝利の数が多い分、ホームチームが上位に位置している。好調な上位チーム同士の対戦が、この日、実現した。

 しかも両者の最近の対戦は決まって、スペクタクルに富んだ内容になる。昨季のJ1では神戸が1勝1分けだったが、そのスコアは3-2(20節)と3-3(13節)。さらにゼロックス杯も3-3と点の取り合いを演じ、PK戦の末に神戸がタイトルをモノにした。

 近年の成績では神戸優位で、この日のゲームでも立ち上がりは神戸が持ち味を出した。横浜FMにプレッシャーをかけ、テンポアップを封じていく。人をしっかりつかまえて攻撃の形を作らせなかった。一方で相手最終ラインの裏へボールを送り込み、古橋の速さを生かしてゴールに迫る。15分にはボックス内に進入し、反転シュートでゴールを狙ったが、GK高丘の好守に阻まれた。

 横浜FMがペースを握ったのは、マルコス・Jが負傷交代して20分過ぎからだ。代わってトップ下に入った天野がスペースでボールに触ってリズムを作り、パスのレンジを変えつつ、相手のプレッシャーをかいくぐった。そして41分にも天野のプレーからゴールを導く。自陣のハーフウェーライン付近でボールを持つと、左サイドのティーラトンに展開。深く進入した左サイドバックが中へ鋭いクロスを送ると前田がニアで潰れ、ゴール方向に戻ってきたフェルマーレンに当たり、そのままゴールイン。押し気味に試合を進めていた横浜FMが先制に成功した。

 後半、追いかける展開になった神戸はスタートからリンコンと郷家を投入。さらに60分にはマシカ、イニエスタをピッチに送って陣形も4-4-2から4-2-3-1に変更し、ゲームを動かしにかかった。77分にはイニエスタのスルーパスを裏で受けた古橋がゴールに迫ったが、シュートはわずかに枠を逸れる。まさに決定機だったが、決め切ることはできなかった。

— 自分たちのプレーができた良いゲーム(ポステコグルー監督)

 攻めにかかった相手に対して横浜FMも前向きの守備を継続しつつ対抗していく。疲れの見えた前田、オナイウをそれぞれ水沼、レオ・セアラに代えてプレスの強度を維持した。その甲斐もあり、高い位置からプレッシャーをかけると、決定的なゴールを奪う。80分のことだ。

 相手のビルドアップを妨げ、ボールをGKまで下げさせる。ボックスの外でバックパスを受けた相手GKの前川が左に展開したボールを、水沼がカット。そのままレオ・セオラ、逆サイドの左のエウベルにつなぎ、シュートに持ち込んだ。必死にゴールに戻った前川に一度は止められたものの、詰めていた天野が押し込み、2-0。勝利を手繰り寄せた。

「良いパフォーマンスができたと思います。気温が高くタフな天候の中、相手が前からプレスに来てもそれをはがし、チャンスを作って、すごく良い2ゴールが生まれました。自分たちのやろうとすることができた良いゲームだったと思います」

 ポステコグルー監督は自分たちのサッカーをやり続けた結果だと強調した。とくに後半は攻めに転じた際に複数人が絡んでいく特徴を存分に発揮。強度も保って地力を示し、勝利をつかみ取った。昨季のような打ち合いにはならなかったが、指揮官が繰り返し求めてきた「自分たちのサッカー」できっちりポイントを積み上げた。「結果も内容も今日の試合はマリノスの方が上だったとも思います、前半マリノスのプレスに対していい立ち位置を取れなかった」と敵将・三浦淳寛監督も力負けを認めている。

 これで横浜FMは、11戦負けなし。首位の川崎Fとは勝ち点で14ポイントの差があるものの、試合消化数も3試合少なく、しっかり『追走』している状態と言える。リーグ戦はまだ3分の1を終えたばかりだが、この後の戦いを考えれば、さらに自信を深めるという意味でも好調な神戸との上位対決を制したのは大きい。ちなみに今季、横浜FMが唯一、黒星を喫したのが開幕戦で当たった川崎Fだった。リーグ戦で両者が再び相まみえるのは最終節、12月4日になるーー。

取材◎佐藤 景

 
 
【横浜FM】「やっぱり良い!」と思わせた天野純。緊急出場もハイパフォーマンスで勝利を導く – サッカーマガジンWEB

— 正確無比のサイドチェンジとゴール

 開始20分だった。足に違和感を感じていたマルコス・ジュニオールに代わって、天野が登場した。ポジションはそのままトップ下に入ったが、この交代を機に横浜FMは一気に流れをつかむことになる。

 スペースを見つけて使うプレーが秀逸で、神戸のボランチの脇やサイドに流れて味方からボールを引き出し、ノッキングさせることなくスムーズに配って攻撃を加速させた。相手のプレスに手こずった立ち上がりの時間帯から状況は一変。いい形でボールを持つシーンも増えていく。そして41分、自陣のハーフウェーライン付近右でボールを受けた天野は、逆サイドへ大きく展開。敵陣深い位置でボールに追いついたティーラトンが入れたクロスは、中で待っていた前田大然とオナイウ阿道には合わなかったものの、神戸のCBフェルマーレンに当たってゴールに吸い込まれた。

 鋭く速いクロスを入れたティーラトン、ニアサイドに走り込んだ前田、中央で構えたオナイウがそれぞれの役割を全うしたからこそ生まれた得点ではあった。ただ、見逃してならないのは、相手守備陣を後手に回らせることになった天野の正確無比なサイドチェンジだ。精度の高いロングパスがあったからこそ、この先制点は生まれた。

 天野の活躍はこれで終わらなかった。80分には自ら追加点を決めてみせる。相手GK前川黛也のミスパスを水沼宏太が右サイドでカットすると、レオ・セアラにつなぎ、最後はボックス左からエウベルがシュート。これはGKに防がれるが、その跳ね返りにいち早く反応し、ボールをゴールにプッシュした。

「エウベルがシュートを打って、こぼれ球に誰よりも早く反応しようという意識がありました。あそこにいたのが一つのポイントだったと思うし、ゴールをカバーしにひとり入ってきていたので、普通に詰めても弾かれると思いました。だからなるべくゴールの隅に思って蹴り込みました。今、状況が見えているので、非常に落ち着いてできていると思います」

 今季リーグ戦で出場した8試合のうち、先発は3試合のみだ。主力の一人には違いないものの、完全なレギュラーかと問われれば、そうではないだろう。ルヴァンカップでは仙台戦の2得点などその実力をいかんなく発揮しているが、リーグ戦でも同様に結果を出したいとの思いが強かったに違いない。

「マリノスには質の高い選手がそろっていて、最近はリーグにスタメンで出ていないですけど、ルヴァンカップも含めて、ピッチに出たときに自分の質というのをしっかり監督やコーチングスタッフ、サポーターの皆さんに見せつけたいと思っています。そして『やっぱり天野純がいいじゃないか』って思いにさせることができているんじゃないかという実感はあります」

 上位対決となった神戸戦で勝利に大きく貢献した天野は、現在の好調について「自らの質を証明することにフォーカスし、『サッカーを楽しもう』という心構えに変わったことが大きい」と説明する。さらに「きょう結果は残せましたけど、もっともっとできたと思うし、ファン・サポーターの方に見ていて面白いと思われる選手になりたい。そのためにはもっともっとやることはあると思っています」と、さらなる高みを見据えた。

 この日、日産スタジアムで、あるいは中継でそのプレーを見た人は本人が言うように『やっぱり天野純はいい』『天野純をもっと見たい』と少なからず思ったことだろう。そう感じさせるほどに印象的なパフォーマンスだった。

 
 
【横浜FM】3試合連続無失点勝利を実現。CB畠中槙之輔「ピッチで解決できるのが今季の良い部分です」 – サッカーマガジンWEB

— 全員でつかんだ勝利

 安定感が際立っていた。最終ラインでCBコンビを組むチアゴ・マルチンス、GK高丘陽平とともに集中した守りを披露。畠中は守備陣の中心として中央を堅く締め、3戦連続のクリーンシートに貢献した。

「無失点で勝てているのは自分たちディフェンスだけではなく、前線の選手がハードワークして、点を取ってくれているからです。そういうプレーがあってのクリーンシートですし、全員でつかんだ勝利だと思っています」

 畠中が言う通り、選手全員のハードワークが無失点勝利を導いたのは間違いない。相手が攻勢だった試合開始直後も、次々に外国籍選手を投入してきた後半も、集中力を切らさず、しっかり走り、プレスを仕掛け、球際の戦いに挑んだ。ただ、畠中、チアゴ・マルチンス、高丘で形成する守備のトライアングルの安定感が、チーム全体に安心感を与えていたのは確かだろう。

 これでチームは11戦無敗。リーグ4連勝を飾った。3点、2点、5点、2点と複数得点を続ける攻撃力に目が行きがちだが、守備陣の充実も連勝に大きく貢献している。そしてもう一つ、刻一刻と変わる試合状況に対応する力をつけていることも大きい。畠中が説明した。

「相手はうまくスライドして自分たちのビルドアップに対してうまく守っていました。自分たちの距離感も悪くて最初はテンポも出なかったですが、そこを改善しようと話して、相手を引き付けてサイドチェンジしようとか、みんなで考えて工夫するようになってからはストレスのないボール回しができるようになりました。ピッチの中で話し合って解決できたので、そこは今シーズン良くなっている部分だと思います」

 リズムが悪くがテンポが上がらない時間帯にも崩れることはなく、問題点を選手が共有し、試合中に修正してペースを握っていく。ただやみくもに前からプレスを仕掛けるのではなく、行くべきか留まるべきかを的確に判断。パスにこだわり攻め急いで安易にボールを失うこともなく、崩せないと判断したら相手を走らせるパスで攻め筋を探ることもできる。

 相手を見つつ、自分たちの強みをいかに出していくのか。ゲームコントロールとチームの成熟度という点において、現在の横浜FMはリーグ屈指の存在と言っていい。そしてそんなチームの中心に、畠中がいる。

「個人的には前半にミスもあったし、もっとレベルを上げるには、一つ一つのプレーを大事にしないといけない。意識を持たないといけない」

 はた目には、出色のパフォーマンスと映るが、本人はまだまだと気を引き締めた。守備の中心としてプレーし、勝利に大きく貢献しながらも決して満足はしない。その姿勢もまた、チームの好調を支えているのだろう。

ゲキサカ

緊急出場のMF天野純が躍動!! 横浜FMが神戸との上位対決制して4連勝 | ゲキサカ

 J1リーグは9日、第13節を各地で行い、横浜F・マリノスがヴィッセル神戸を2-0で破った。3試合連続の完封勝利で4連勝とし、これで公式戦16試合負けなし。前半20分に緊急出場したMF天野純が今季のリーグ戦初ゴールを含む大車輪の活躍を見せた。

 試合前の時点では横浜FMが勝ち点24の4位、神戸が勝ち点23の5位。緊迫の上位対決に向け、いずれも前節と同じスターティングメンバーを並べた。

 先に主導権を握った神戸は前半4分、古橋がロングレンジから狙ってファーストシュート。同15分には、MFセルジ・サンペールの縦への浮き球パスに反応した古橋がDFチアゴ・マルチンスと競り合いながらも巧みに収め、クイックターンから右足ボレーで狙った。だが、ここはGK高丘陽平がファインセーブ。跳ね返りに詰めたMF中坂勇哉にもDF松原健と高丘が対応した。

 一方の横浜FMは前半20分、早くも一人目の選手交代。股関節のあたりを気にしていたMFマルコス・ジュニオールがベンチに下がり、MF天野純が投入された。それでも横浜FMはここから主導権を奪取。まずは同23分、天野の浮き球パスからFW前田大然がボレーで狙い、うまくミートはしなかったものの最初の決定機を迎えた。

 その後も攻める横浜FMは前半31分、横浜FMはFWオナイウ阿道がDF菊池流帆がボールを奪い、前田が最終ライン裏を突破すると、飛び出してきたGK前川黛也をかわしてゴールを狙う。だが、ここはなんとか戻った菊池がスライディングでブロック。同38分には左サイドからの天野のクロスを受けたFWエウベルが右足で狙うも、前川に弾き出された。

 それでも前半41分、横浜FMがついに神戸ゴールをこじ開けた。右サイドを攻め上がった天野のサイドチェンジがDFティーラトンに収まると、ゴール前に低く鋭いクロスを供給。ニアに走り込んだ味方にはわずかに合わなかったが、前川のパンチングが中途半端な形となり、DFトーマス・フェルマーレンに当たったボールがゴールマウスに吸い込まれた。

 1点ビハインドとなった神戸は前半アディショナルタイム3分、中盤でMF扇原貴宏のプレッシャーをかわしたサンペールが序盤と同じような形で前線に浮き球のスルーパスを送ると、またしても古橋がゴール前に突破。チアゴとの駆け引きを制して右足で狙ったが、松原にシュートコースに入られ、ゴールを奪えないままハーフタイムを迎えた。

 神戸の三浦淳寛監督は後半開始と同時に最初の交代カードを使い、サンペールとMF井上潮音に代わってMF郷家友太とFWリンコンを投入。郷家はそのままボランチに入り、佐々木が右サイドに回ってリンコンが2トップの一角を務めた。さらに同15分には佐々木とMF中坂勇哉を下げ、MFアンドレス・イニエスタとFWアユブ・マシカも入った。

 神戸は後半16分、右サイドで縦にしかけたA・マシカの折り返しに郷家が合わせるも、シュートコースに入ったチアゴがブロック。チアゴはこのプレーでピッチに倒れ込み、足がつったような仕草を見せたが、担架には乗らずにプレーを続行した。

 横浜FMは後半28分、前田とオナイウに代わってMF水沼宏太とFWレオ・セアラを投入。神戸は同32分、イニエスタのスルーパスに絶妙なタイミングで抜け出した古橋が左足を振り抜くも、シュートは惜しくも枠を外れた。

 すると横浜FMは後半35分、待望の追加点を奪った。右のハーフスペースで受けた水沼がレオ・セアラに渡すと、レオは左サイドにポジションを移していたエウベルに展開。エウベルのシュートは前川に阻まれるも、ゴール前に詰めた天野が足を伸ばして押し込んだ。試合はこのままタイムアップ。上位対決を制した横浜FMがJ1リーグ戦11試合負けなしとした。

(取材・文 竹内達也)

 
 
横浜FM天野純が今季初ゴール! “前半20分”投入から圧巻パフォ「もっと圧倒的な存在になりたい」 | ゲキサカ

 前半20分、MFマルコス・ジュニオールのアクシデントで早々の選手交代を強いられた横浜F・マリノスだったが、試合の主導権を譲ることはなかった。交代起用で流れを手繰り寄せたのは、ベンチスタートが続いていたMF天野純。投入2分後に美しい浮き球パスでファーストシュートを導くと、終わってみれば今季初ゴールをはじめ2得点に絡む大活躍を見せ、チームの4連勝に大きく貢献した。

 J1リーグ戦での先発はマルコス不在の3試合だけにとどまっていたが、早々とグループリーグ突破を決めたルヴァン杯では4試合2ゴールの活躍を見せていた天野。自身のパフォーマンスには手応えを感じているという。

「スタメンもサブもあるけど、自分の中では出たときにクオリティーを証明する作業だけにフォーカスしている。まずはサッカーを楽しもうというところで、自分が楽しんでいればおのずといいプレーになり、サポーターもワクワクできるプレーになっている。心構えが変わったことが好調につながっていると思う」。

 そんな天野が目指すのは「ピッチに出たときには自分の質を監督、コーチングスタッフ、サポーターの皆さんに見せつけて、『やっぱり天野純がいいんじゃないか』という思いにさせる」ようなプレー。この日もアクシデントに見舞われたマルコスの代役として前半20分からピッチに立つと、準備万端だったと言わんばかりのプレーを見せつけた。

 まずは前半23分、やや引いた位置からゴール前に浮き球のパスを配給し、そこからFW前田大然のボレーシュート。これはチームのファーストシュートとなったが、「スカウティングからボランチの脇にスペースが空くというのがあって、そこに入って前を向いてしかけることができたのでああいった決定機をつくることができた」という狙いどおりのワンプレーだった。

 そして前半38分には右サイドからのクロスでFWオナイウ阿道の決定機を誘発すると、同41分、ハーフウェーライン付近からのサイドチェンジをDFティーラトンに通し、ここからオウンゴールによる先制点が生まれた。「ボールサイドに寄るところと、中央で待ち構えることの使い分けが大事」。そんな意識付けも功を奏し、積極的にスライドする相手ボランチをうまく出し抜いた。

 さらに後半35分には、自らの今季リーグ戦初ゴールで試合を決めた。FWエウベルのシュートのこぼれ球に反応し、ストライカーのように押し込んだ珍しい形。試合後のフラッシュインタビューで「欲しかったので」と笑顔を見せた天野は「誰よりも早く反応しようという意識はあった。あそこにいたことが一つのポイントだと思うし、ゴールカバーが入っていてそのまま打ったら弾かれると思ったので、なるべくゴールの隅に蹴り込むように蹴ったら入った」と冷静な駆け引きを振り返った。

 一方、後半45分にはMF渡辺皓太との交代でピッチを退き、「初めてのことだったので驚いた」という自身初の途中出場途中交代も経験した。アンジェ・ポステコグルー監督は「なんの理由もない。残り2分だったし、よくやってくれていたので替えたというだけ」とあっさり振り返ったが、天野自身は「まさか自分が交代すると思っていなかった」と複雑な表情。「もっとできた」と自らに矢印を向け直していた。

 そうした立場はこれからのシーズンで変えていくつもりだ。「何よりもサッカーを楽しんでできているし、それがいいプレーができている大きな要因の一つかなと思っている」と充実感ものぞかせた背番号14は「ファン・サポーターから見ていて面白いって思われる選手になりたいと僕は思っている。そのためにはもっともっとやっていくことがあると思うし、もっともっと圧倒的な存在になっていきたい」と力強く語った。

(取材・文 竹内達也)

 
 
「警戒していた」古橋も完封…堅守の横浜FMが3戦連続クリーンシート勝ち | ゲキサカ

 3試合連続の完封勝利で、12試合を終えた時点での失点数はわずか8。今季の横浜F・マリノスは堅守を生かして勝ち点を積み重ねている。試合後、DF畠中槙之輔は「無失点で勝てているというのはディフェンスだけでなく、前線がハードワークして点を取ってくれているからこそ」と攻撃陣の奮闘もたたえた。

 横浜FMは今季、J1開幕節の川崎F戦に0-2で敗れたのを最後に公式戦16試合負けなし。その間、複数失点はJ1第2節広島戦(△3-3)、ルヴァン杯仙台戦(○5-2)の3試合のみで、高い守備力が目を引くシーズンとなっている。優勝した2019年も1試合平均1失点を上回っていたこと(年間38失点/リーグ7位)を振り返ると、大きな変化が表れているといえる。

 この日もJ1得点ランキング2位のFW古橋亨梧を相手にピンチを招く場面もあったが、最後はGK高丘陽平、DF松原健が身体を張ってゴールを阻止。DFチアゴ・マルチンスと畠中によるラインコントロールのクオリティーも出色で、スピードあふれる古橋の裏抜けとのギリギリの駆け引きを制していた。

 試合後、畠中は「相手のストロングポイントである古橋選手の裏への抜け出しを警戒していたし、対応しないといけないと考えていた。何度か抜け出されたけど、ディフェンスとキーパーで体を張って点を取られなかったので、そこは評価できるところ」とチーム全体の守備に手応えを語った。

 また自慢の攻撃においても、試合をコントロールするためにボールを動かす意識づけが守備にも良い影響をもたらしているようだ。

「自分たちがボールを握るスタイルなので、攻め急いで取られて守備になるとなかなか自分たちのペースを握れなくなる。相手がしっかり守ってくるなら相手を走らそうとするパスを出したり、相手を動かして様子をうかがうような時間帯を使い分けられている。そこが自分たちがいい状態となっている要因だと思う」(畠中)

 この日の勝利で2試合消化の多いサガン鳥栖に勝ち点で並び、得失点差で上回るため3位に浮上。3試合消化の多い首位の川崎Fとの勝ち点差は「14」開いており、まだまだ背中を捉えているとは言い難いが、追走するにふさわしい安定感が出てきているのは間違いなさそうだ。

(取材・文 竹内達也)

フットボールチャンネル

マリノスがヴィッセル神戸下してリーグ戦4連勝、11戦無敗で3位浮上【J1第13節結果】 | フットボールチャンネル

 明治安田生命J1リーグ第13節の横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸戦が9日に行われ、ホームの横浜FMが2-0で勝利を収めた。

 暫定4位の横浜FMはリーグ戦3連勝中であり、公式戦15試合連続の無敗を継続中。一方の神戸もリーグ戦8試合連続無敗で5位に位置しており、ACL出場圏への浮上を目指すチーム同士の直接対決となった。

 神戸は最近7試合で8得点と好調な古橋亨梧が序盤から積極的にゴールを狙いにいくが、GK高丘陽平の好守もあり先制ならず。横浜FMも徐々に攻撃の手を強め、前田大然やエウベルがゴールに迫る形を作り出していく。

 マルコス・ジュニオールが負傷で早々と交代する不運にも見舞われた横浜FMだが、交代で入った天野純も積極的に攻撃に絡み、前半41分には先制点の起点に。天野からのロングパスで左サイドに抜け出したティーラトンがクロスを入れると、戻りながら対応したトーマス・フェルマーレンの足に当たったボールがオウンゴールとなった。

 1点ビハインドで折り返した神戸は、60分からアンドレス・イニエスタとアユブ・マシカも投入して反撃を図る。だがイニエスタからの絶妙なスルーパスで抜け出した古橋の決定機は惜しくもサイドネットに外れ、その直後には横浜FMに2点目を許すことになった。

 エリア外に飛び出したGK前川黛也がミスパスで横浜FMにボールを渡してしまい、そこからすかさずカウンター。エウベルのシュートにはゴール前に戻った前川が反応したが、こぼれたボールを天野が押し込んで2-0とした。

 3戦連続完封で4連勝を収めた横浜FMはリーグ戦11試合、公式戦16試合連続の無敗。勝ち点で並んだサガン鳥栖より2試合を多く残しつつ得失点差で上回って3位に浮上している。

サカノワ

【横浜FM】「もっと圧倒的な存在になりたい」天野純が今季リーグ初得点など2ゴール演出 | サカノワ

— 途中出場から圧巻の活躍。「もっともっと見ていて面白いと思われるような選手になりたい」

 横浜F・マリノスのMF天野純がヴィッセル神戸戦、途中出場から20分に目の覚めるようなサイドチェンジで先制点を演出。さらに80分には試合を決定づけるチーム2点目、自身今季リーグ初得点を決め、2-0の勝利に大きく貢献した。

 マルコス・ジュニオールと開始20分に交代でピッチに立ったトリコロールの14番は、ギャップを突く位置取りをしてボールを引き出して起点となって神戸を翻弄。20分、自陣まで下がって右サイドの低い位置でフリーになって受けると大胆に右へ展開。これを受けたティーラトンのクロスが、トーマス・フェルマーレンのオウンゴールを誘う。

 そして1-0で迎えた80分、エウベルのシュートをGKが弾いたところ、天野がしっかりと詰めて決定的と言えるチーム2点目をもたらした。

 天野は試合後のオンラインによるメディア取材に応じて、ゴールシーンについて次のように語った。

「エウベルがシュートを打って、こぼれ球のところでいち早く誰よりも先に反応しようという意識はありました。あそこにいたのも一つポイントでした。ボールカバーが一人入ってきていたので、普通に詰めても弾かれるなと思ったので、なるべくゴールの隅に蹴り込みました。非常に今『見えている』ので推測できて、いい感じでできています」

 そして天野自身はさらに魅せるプレーをしていきたいと意欲を示した。

「もっともっとできたと思うし、もっともっと見ていて面白いと思われるような選手になりたいと思っています。そのためにはやることがたくさんあるし、もっともっと圧倒的な存在になっていきたいです」

 まず何よりチームの勝利のために。そのなかで一つひとつのプレーで魅了できる選手に。まだまだ貪欲な29歳の天野が一段と輝きを増している。

毎日新聞

横浜マリノス、苦労人のMF・天野がリーグ4連勝の立役者に | 毎日新聞

 横浜マは直近10戦で無敗、神戸は8戦無敗。好調なチーム同士の対戦は、移籍した海外のクラブチームが破産宣告を受けるなどの苦境を乗り越えた29歳のMF天野の活躍で、横浜マに軍配が上がった。

 1点リードで迎えた後半35分。横浜マは、相手GKのミスからボールを奪うと、FWエウベルがシュート。GKがはじいたこぼれ球を天野がちょこんと左足で押し込み、貴重な2点目を奪った。

 4連勝の立役者となった天野は、ユースから2014年にトップチームへ昇格。19年7月、ベルギー2部のロケレンに期限付きで移籍した。

 ところが、移籍先のクラブが資金難で経営破綻。わずか1年足らずで帰国を余儀なくされた。昨年5月末に横浜マに復帰した天野は「ヨーロッパで絶対に成功してやると強い気持ちを持っていたので、正直とても悔しい」とこぼしていた。復帰後はリーグ戦ではなかなか先発メンバーに入れず、もがいていた。

 この日は前半20分、負傷したMFマルコスジュニオールに代わってピッチに立つと、積極的にボールに絡んだ。先制点となったオウンゴールは、天野のロングパスが起点となった。「まだスタメン(先発メンバー)に定着はしていないが、出場した際は自分の質を見せつけ、『やっぱり天野純もいいんじゃないか』と思わせたい」と強気な姿勢を見せた。

 一方で好調の理由について、「最近はサッカーを非常に楽しめている。自分が楽しめるとおのずと良いプレーになるんですよね」と答えて顔をほころばせた天野。異国の地で味わった試練を糧に、自らの居場所を見いだしている。【尾形有菜】

(´-`).o0(ユースから順天堂大学を経てトップチームに)

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2021マッチレポート | 5月9日 vs 神戸 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第13節 横浜FM vs 神戸のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2021/05/08 【スタジアム観戦情報まとめ】2021/5/9(日)13:00KO J1第13節 横浜F・マリノスvs.ヴィッセル神戸@日産スタジアム ※観客上限5,000人
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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