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23:00 キックオフ
動画配信
アジアチャンピオンズリーグ 2020 | サッカー | CS放送 日テレジータス(日テレG+)
└ 視聴方法→視聴方法 | CS放送 日テレジータス(日テレG+) 日テレがお届けするCSスポーツチャンネル
12月7日(月) 22:45~26:00
天気予報
2020/12/7(月)の予報
天気:晴れ
温度:最低15℃ / 最高26℃
Jリーグホームページ
大会概要:AFC CHAMPIONS LEAGUE (ACL) 2020 特集:Jリーグ.jp※一部抜粋
試合方式
ノックアウトステージ
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は30分間(前後半各15分)の延長戦を行う。それでも勝敗が決しない場合はPK方式によって決定す
横浜F・マリノス ホームページ
前日会見|AFCチャンピオンズリーグ ノックアウトステージ ラウンド16|vs水原三星 – YouTube
AFC / 水原三星ブルーウィングス ホームページなど
Weblog
【公式】横浜FMvs水原三星の見どころ(AFCチャンピオンズリーグ:2020年12月7日):Jリーグ.jp
— 未体験のノックアウトステージ初戦。カウンターへのリスク管理が必須
クラブ史上初めてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージを突破した横浜FMが、未体験となるノックアウトステージでの戦いに突入する。
突破を確定させて臨んだ4日のACLグループH第6節・シドニーFC戦では、前節・全北現代戦から先発11人全員を入れ替えた。18分に實藤 友紀のファインゴールで先制するも、前半のうちに追いつかれる展開。後半は再三の決定機を決め切れずにドローに終わったものの、最低限の勝点1を積み上げ、自力で1位通過を決めた。
今節は再びターンオーバーを採用し、第5節・全北現代戦から“中5日”となるメンバーが先発のピッチに送り出される可能性が非常に高い。そこで期待されるのは、全北現代戦で左ウイングに抜擢された高野 遼。1対1を仕掛けながら左サイドで優位に立ち、何度も精度の高いクロスを供給した。高野の本来のポジションはSBながら、左ウイング探しに苦労していた横浜FMとって、ノックアウトステージ進出を決めた勝利と同等の価値ある好材料となった。ラウンド16でも高野が、全北現代戦1ゴール1アシストの右ウイング仲川 輝人とともにサイドで主導権をとれるかが焦点の1つとなる。
一発勝負のトーナメント戦ではDF陣の奮闘も欠かせない。守備の要であるチアゴ マルチンスは、コンディション不良から復帰した10月下旬は本来のパフォーマンスから程遠かったが、試合を重ねるごとに動きのキレが増してきた。ACLで出場した2試合はほぼ完璧なパフォーマンスで、相手のキーマンをねじ伏せている。コンビを組む畠中も調子が良さそうだ。ACL再開初戦の上海上港戦では古巣・東京Vの“先輩”である元ブラジル代表・フッキに完勝して勢いに乗ると、全北現代戦では本業の守備はもちろん、得意のクサビのパスも冴えわたった。
そして、その上海上港戦で元ブラジル代表・オスカルのPKを止め、GS突破の流れを作ったGKオビ パウエル オビンナはこう活躍を誓う。 「守備陣が頑張り、攻撃陣に先に点を取ってもらうことが一番。後ろが安定することで、攻撃陣も自信を持って攻められる。何よりも安定した守備を見せることが大事だ」。
対する水原三星は今季、Kリーグ1で8位に沈んだものの、大会に入って調子を上げてきている。ACL再開初戦、第5節と続いた広州恒大戦でどちらもドローに終わり、グループステージ突破に向けて崖っぷちに追い込まれたものの、4日の最終節では突破の条件だった2点差勝利となる2-0で神戸を破り、広州恒大を得失点差で上回ってグループG2位でラウンド16にコマを進めてきた。
堅守速攻スタイルの水原三星に対して、横浜FMがボールを保持する展開が予想されるだけに、前述のDF陣に加えて、喜田 拓也、扇原 貴宏のダブルボランチがカウンターへのリスクマネジメントだけは集中を切らしてはならない。
そして何より勝利が最優先となる一発勝負。水沼 宏太の言葉がすべてだろう。「アジアチャンピオンが見えてきた中、内容うんぬんよりとにかく結果。どんな試合になろうが、結果を求めて一体感を持つことが一番大事になる」。
[ 文:大林 洋平 ]
2020/12/06 クラブ史上初の決勝Tを戦う横浜FM、ポステコグルー監督は信念貫く「自分たちがやってきたサッカーをやり続ける」【超ワールドサッカー】
6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16・水原三星ブルーウィングス(韓国)戦に向け、横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督が記者会見に出席した。
グループHを首位通過し、クラブ史上初となるラウンド16進出を果たした横浜FM。相手はグループGで2位となった水原三星に決定した。
ここからは一発勝負となり、負ければ即敗退となるノックアウトステージ。ポステコグルー監督は、「明日の試合も楽しみにしている」とコメント。「グループステージでやってきたこと、グループステージはチャレンジングなものだったが、良い結果で突破できた」とし、グループステージ突破を改めて喜んだ。
明日の試合については「明日からの試合はノックアウトステージになる。全く違ったゲームになる」とこれまでと位置づけは変わるとコメント。しかし「自分たちのサッカーをすること。そこをしっかりまた見せられればと思う」とし、これまでと変わらず自分たちのサッカーを貫いていくことを強調した。
攻撃的なスタイルでポゼッションを高めるサッカーを標榜するポステコグルー監督。“アンジェボール”とも呼ばれるアクションサッカーを志向しているが、「自分たちがやってきたサッカーをやり続けることを非常に重要視している。自分のキャリアの中でも続けていることで、信じてやっていることだ」とコメント。「その結果、たくさんの成果、成功ももたらしてきた。日頃から選手たちに伝えていることだが、信じてやっていくこと、成果を上げてしっかり自分たちで味わっていく」とし、信じて貫くことで、結果を得られるとした。
また、「毎試合毎試合違うサッカーをしていたら、今自分はここにいないと思う」とし、相手に合わせてスタイルを変えることはないとコメント。「この信じていることこそ、サッカーがもたらしている内容を身をもって痛感しているし、成功をしっかりもたらしてきた。そこをブレずにやることは大事に位置付けている」とし、ブレない気持ちが大事だと語った。
グループステージでは中2日での連戦となることから選手をローテーションして起用。最終戦は試合に出ていなかった選手も起用した。
その点については「グループステージはチャレンジングなものだったし、3日おきの試合だった。ローテーションという部分を見ながら、選手たちの良いコンディションをグループステージでは続けられた」とし、ローテーションしながらもうまくチームが機能できたと手応えをコメント。「自分はインターナショナルなゲームの経験があり、グループステージ突破したことによってノックアウトステージ、負ければ終わりという状況での戦いとなる。その中で90分で決着が着かなければ延長もある」とし、常に結果が求められる戦いが始まるとした。
また、「違ったプレッシャーもある。試合に懸ける思いも強まってくるし、次のチャンスはない。しっかり結果を残さなければ次のチャンスはない」とし、「まずは自分たちのサッカーをしっかりすることによって、それができれば結果がついてくると思うし、自分たちのサッカーをやることで結果がついてきた」とコメント。「その中で自分たちのサッカーができなければ、相手に主導権を握られ、すごく難しい状況になってくると思う。それは自分も含めて、チーム全体で頑張っていくところなので、明日の試合でも自分たちのサッカーをみせていきたい」とし、しっかりと横浜FMらしいサッカーを見せて勝ち上がると意気込んだ。
2020/12/06 【横浜FM】「誰も恐れていない」と喜田拓也。「自分たちは歴史を変えに来た」 – サッカーマガジンWEB
— 「明日も自分たちのサッカーを」とポステコグルー監督
「誰も恐れていないですし、自分たちはここに歴史を変えに来たので、そこに対して強い気持ちを持っています。すぐに優勝は手に入らないので、目の前の試合にすべてをかけていきます」
喜田拓也の情熱が言葉からこぼれてくる。ACLではクラブで初めてノックアウトステージに駒を進め、優勝という野望に一歩前進した。ここでまず立ちはだかるのが、韓国の水原だ。
「JリーグとACLでやっていくサッカーは変わりませんが、ACLはすべてのチームが出られる大会ではないので、スペシャルな気持ちを持って臨んでいきたいと思っています」。喜田がそんな思いを込めて挑む大切な一戦について、アンジェ・ポステコグルー監督はこれまで通りを強調している。
「決勝トーナメントはもちろん負けたら次はないので、しっかり結果を出さないといけません。自分たちのサッカーすることができれば結果はついてきますし、できなければ相手に主導権を握られて難しい状況になります。それは、チーム全体で分かっています。だから、明日も自分たちのサッカーを見せられればと思います」
ポステコグルー監督が徹底するスタイルは「アンジェボール」と呼ばれて、アジアのサッカーファンをも魅了している。「自分のキャリアで続けてきて、信じているサッカーです。その結果、たくさんの成果をもたらしてくれました」とポステコグルー監督は胸を張る。
それをピッチで表現する喜田も、選手の気持ちを代弁するようにこう表現する。
「アジアの舞台に、自分たちが信じてきたサッカーでチャレンジできるのはうれしいことです。横浜F・マリノスというチームは全員がチームのためにプレーできることが強みですから、明日に向けて最後までいい準備をしたいと思います」
喜田にとって「全員」とは、チームに関わるすべての人のことを言う。
「長い期間、ここで一緒に過ごすことでチームスタッフの方々の姿もより見ることができています。チームへの思いや選手への思いが感じられて、すごくいい時間になっています。チームの絆、力を感じる時間ですね。選手はピッチでその思いを表現しなければなりません。そして、ここに来ているスタッフや選手だけではなく、日本に残っている選手やスタッフ、ファンやサポーターの方々の思いもしっかり届いています。『横浜F・マリノス』として誇りを持って自分たちが表現して最後までいい準備をしていきたいと思っています」
思いを力に変えて、難敵に向かっていく。1チーム少なくなったグループGで2位の水原は1勝2分け1敗。カタールで再開した3試合は1勝2分けとまだ負けを経験していない。グループステージ最終戦でヴィッセル神戸に2-0で勝って、調子を上げてきている。
「クラブの長い歴史の中で成し遂げられなかったことにチャレンジできる機会があるので、非常に楽しみにしています。長い歴史の中でこじ開けられたかった扉を、自分たちの力でこじ開けていきたいと思っています」
その先にある、また新しい景色を見に行くのだ。
2020/12/06 【横浜】「恐れている人は…」“未知なる挑戦”を前に喜田拓也が強調したこと | サッカーダイジェストWeb
— 「自分たちはここに歴史を変えにきた」
クラブ史上初となるACLの決勝トーナメントだ。
12月7日、アジア8強入りをかけて横浜は韓国の水原三星と対戦。この試合の前日会見に臨んだキャプテンの喜田拓也は、「未知なる挑戦だと思いますけど、これまでF・マリノスの長い歴史の中で成し遂げられなかったことにチャレンジできる機会。非常に楽しみにしています」と気持ちを高ぶらせる。
「チームを見ても、誰も恐れている人はいない。こじ開けられなかった扉を、自分たちの力でこじ開けていきたい」
集中開催地カタールに入ってから、2週間が経過した。これだけの長い期間、異国の地でチームとして行動することは「なかなかない」。貴重な経験のなかで、選手同士の絆がより深まると同時に、「チームスタッフの方々の姿もより見れるというか、チームに対する想い、選手に対する想いをすごく感じる」ことができているのはポジティブな側面だ。
「僕ら選手はピッチでその想いを表現しないといけない。日本に残っているクラブスタッフや、ファン・サポーターの方々の想いもしっかり届いている。そういった想いを絶対に無駄にしないように、横浜F・マリノスとして誇りを持って、自分たちで表現したい」
チームを支えてくれる多くの人たちの想いをパワーに変えて、決戦の舞台に立つ。「全員がチームのためにプレーして、行動ができる」と改めて自分たちの強みについて言及する喜田は、「誰ひとり、恐れている人はいない」と繰り返し、「自分たちはここに歴史を変えにきた」と言葉に力をこめる。
悲願のアジア初制覇に向け、トリコロールの戦士たちはどんな戦いを見せてくれるのか。
「すぐに優勝は手に入らないので、まずは目の前の試合にすべてをかけて挑んでいきたい」
2020/12/06 「歴史を変えにきた」横浜FMの主将・喜田拓也が強い気持ちを示す「こじ開けられなかった扉を自分たちの力でこじ開けたい」【超ワールドサッカー】
6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16・水原三星ブルーウィングス(韓国)戦に向け、横浜F・マリノスのMF喜田拓也が記者会見に出席した。
グループHを首位通過し、クラブ史上初となるラウンド16進出を果たした横浜FM。相手はグループGで2位となった水原三星に決定した。
ここからは一発勝負となり、負ければ即敗退となるノックアウトステージ。喜田は「クラブとしても史上初めての決勝トーナメントなので、未知の状況だと思います」と初の決勝トーナメントについてコメント。「これまでのマリノスの長い歴史の中で、成し遂げられなかったことにチャレンジできるということで、楽しみにしていますし、チームを見ていても誰も恐れている人はいないので、長い歴史の中でこじ開けられなかった扉を自分たちの力でこじ開けたいと思います」とし、1つずつ勝ち進んでいくことへの強い意欲を示した。
カタールに来て2週間が経過。長い合宿となっているが「これだけ長い期間、異国の地にいるケースもなかなかないですし、その中で選手同士はお互いを知ること、絆が深まるということもあります」とし、選手同士でのコミュニケーションは深まっているとのこと。また意外なこともあり、「チームスタッフの方々の姿をより見られるというか、チームへの思いや選手に対しての思いをすごく感じられるので、そういったところはすごく良い時間になっています」と選手以外の人の気持ちを感じられる良い機会だと語った。
また、「チームの絆、力というところは非常に感じる時間になっています。僕たち選手はピッチでその分、思いを表現しなければいけないと思っています」とコメント。「そして、ここに来ている選手スタッフだけじゃなく、日本に残っているクラブスタッフや、サポーターの方の思いもしっかり届いているので、横浜F・マリノスとしての誇りをもって、ピッチで表現できるようにしていきたいです」とし、みんなの思いをピッチ上のプレーで示すと意気込んだ。
ACLの舞台でプレーできること、そしてその中でも自分たちのスタイルを見せられる良い機会だと多くの選手が口にする中、喜田は「JリーグとACLでやるサッカーは変わらないということを自分たちが強く思っているところで、ACLという大会は毎年全チームが出られる大会ではないので、そういうところでスペシャルな気持ちを持って臨むのは良いことだと思います」とし、特別な思いを持ってACLを戦うことは良いとコメント。「アジアの舞台で自分たちが信じてやってきたサッカーでチャレンジできるというのは、非常に嬉しいことです」と、どこまで通用できるのか試せることを喜んだ。
また「横浜F・マリノスというチームは全員がチームのためにプレーや行動できるチームで、それが強みだと思いますし、チームの色だと思います」とチーム力の高さが売りだと語り、「明日に向けて、最後まで良い準備をしたいですし、誰一人恐れている人はいないので、楽しみな気持ちが強いです」と、恐れずに戦いたいとした。
最後に、「自分たちはここに歴史を変えにきたので、そこに対しての強い気持ちを持って、すぐに優勝というものは手に入らないと思うので、まずは目の前の試合に全てをかけて臨んでいきたいと思います」と語り、頂点を目指しながらも、着実に1つずつ勝ち上がると意気込んだ。
2020/12/05 オスカルのPK止めたマリノスGKオビ。自信深めACL決勝Tへ「GKの1つのプレーで流れを変えられる」 | フットボールチャンネル
横浜F・マリノスは、クラブ史上初めてのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント進出を果たした。ホーム&アウェイ方式だった例年と違い一発勝負となるラウンド16では、韓国の強豪・水原三星ブルーウィングスと対戦する。
グループステージ首位突破の立役者の1人は、間違いなくGKのオビ・パウエル・オビンナだ。ACLデビューとなった再開初戦の上海上港戦では、終盤に元ブラジル代表MFオスカルのPKを止めて1-0の勝利に貢献。4試合中3試合に出場し、勝ち点6の上積みに大きく貢献した。
「まず初戦が一番難しい試合になると思っていて、なかなか点も入らず、試合展開的にも難しかったですけど、PKになった時に、ああいう形でピンチになるのは試合前から準備していたと言いますか。Jリーグとは違う判定だったり、相手がすぐ倒れるのもあったので、特に焦らなかったのも(PKを)止められた要因の1つだと思います」
流通経済大学からマリノスに加入した今季開幕当初、オビはパク・イルギュや梶川裕嗣らに次ぐ3番手か4番手という評価だった。8月頭にはJ2の栃木SCへ育成型期限付き移籍も経験。10月末にマリノスへ復帰することとなったが、来年1月末までだったレンタルの予定を早めに切り上げたのは、相次ぐ負傷者の穴埋めだと見られていた。
ところが復帰して約2週間後、11月14日に浦和レッズ戦で先発に抜てきされてJ1デビューを果たす。そして続く川崎フロンターレ戦にも起用され、敗れはしたものの、終盤に日本代表FW小林悠が蹴ったPKを見事にストップしていた。
そしてACLでも梶川や新加入の高丘陽平らを抑えてGKのファーストチョイスになり、上海上港戦では公式戦2試合連続となるPKストップ。オビは一躍ヒーローになった。
「この状況になるのが簡単ではないのはわかっていました。栃木に行く前にいきなりこの状況になったら、自分の中でも焦りや緊張があったかもしれないですけど、こうなるために栃木に行きましたし、向こうでプレーしている時も、いろいろいいプレー悪いプレーありましたけど、常にJ1やACLで自分がどう戦うかを考えながらやっていたので、心の準備はしていました」
常に視線を高く保って準備してきたからこそ、周囲を取り巻く環境が劇的に変わっても自分を見失うことなくプレーできている。今のオビは、試合経験を積むごとに自信を深め、急速な成長を遂げている。
次なる戦いの場は、一発勝負の決勝トーナメントになる。ワクワクと緊張は「どっちもって感じですね」というオビは、改めてACLのタイトル獲得に向けた意気込みを語った。
「もちろん楽しみたいですし、優勝するために来ていますけど、優勝するためにはまだ試合は続きます。まずは目の前の一戦をどう戦うかということと、試合で悔いの残らないプレーをしなければいけないので、一戦一戦を大事にして、戦って、勝った先に次のステージがあると思いながらやっています」
一発勝負の場では、ゴールを奪うだけでなく、GKがピンチを阻止することでも勝利を引き寄せることができる。最後方の守護神も試合の勝敗を左右する決定的な存在になれるし、ならなければならない。当然、要求されるプレーのレベルは数段上がってくる。
「GKの1つのプレーで試合の流れを変えられると思いますし、やはり後ろが安定してやっていることによって、攻撃の選手も自信を持って(試合を)進められると思います。後ろが無失点を続けていれば、マリノスのサッカーならいずれ相手の壁を崩せるので、本当に安定した守備を見せることが大事。あとは本当にリーグ戦とは違って、1つの失点が時間が経つにつれて痛くなってくるので、失点をしないことをチーム全体で意識してやるのが大事かなと思います」
オビは初挑戦のACLでどこまで成長するだろうか。天井知らずのポテンシャルを秘めた若き守護神の活躍は、マリノスが頂点を極めるために絶対必要な要素だ。
(取材・文:舩木渉)
2020/12/06 【横浜FM】オビ・パウエル・オビンナが見据える頂点への道「自信を持ってやる」 – サッカーマガジンWEB
— 栃木にいたときも心の準備はできていた
レンタル移籍先のJ2栃木SCで最後にプレーしたのが10月25日の愛媛戦。1-0の完封勝利に貢献したが、その1カ月後の11月25日、オビ・パウエル・オビンナは横浜F・マリノスの守護神としてACLの再開初戦を戦っていた。J2の舞台からアジアナンバーワンチームの座を争う舞台へ。はた目には環境が大きく異なるようにも思えるが、本人の中では、それらはしっかりとつながっていた。
「(横浜FMで先発することは)簡単ではないと思っていましたし、確実に栃木に行く前にこの状況になったら自分の中で緊張や焦りもあったかもしれない。ただ、こういうふうになるために栃木に行ったというのもあります。向こうでプレーしているときも常にJ1だったりACLで自分がどう戦うのかというのを考えながらやっていたので、心の準備はしていましたね」
上海上港との激闘を1-0で制したその試合では、ビッグプレーでチームを救った。81分、元ブラジル代表のオスカルのPKをストップしたのだ。
「まず初戦が一番難しい試合になるとは思っていて、なかなか点を入らず、試合展開的にも難しかったですけど、それでああいう形でピンチになるというのは、試合前から準備していました。Jリーグとは違う判定だったり、相手がすぐに倒れるとかもあったので。とくに焦らなかったのも止められた要因の一つなのかなと思います」
あのプレーがなければ勝利を呼び込むことはできなかっただろう。その10分後、90分に天野純の決勝点が生まれた。大きな勝利だったのは間違いない。ただ、自己評価は厳しい。次の試合で敗れたからだ(GS4節/●1-2上海上港)。「初戦に勝って、いい流れに乗りたかったんですけど、次は残念ながら負けてしまった。あの負けが決勝トーナメントだったら日本に帰らなければいけなかったわけで、1失点目も2失点目も止めたいシュートではありましたし。あの試合で、もう一度気が引き締まりました。一つ一つの試合、プレーから勝ちにいかないと、決勝トーナメントは勝てない」
第5節の全北現代戦は4-1の快勝。チームは攻守ともに充実の内容を見せて、GS突破を決めた。オビはその重要な一戦でも先発フル出場して勝利に貢献した。GS第6節のシドニーFCは高丘陽平がゴールマウスを守り、ベンチ外で休養(△1-1)。コンディションを整え、明日7日、いよいよラウンド16の水原三星戦に臨む。
「先に点が取れればいいですが、取られる可能性もある。なるべくそうならないように守備陣はしっかり頑張りたい。優勝を狙いに行く上では、この先に色んな状況があると思う。そうなったときに慌てず、自分たちのサッカーに自信をもってやっていく。どんな状況でも勝ち進んでいけるように。マリノスのサッカーをして点を取って、守備は前からのプレスだったり、後ろのケアを安定させれば、勝利につながると思う」
横浜F・マリノスの攻撃力には絶対の自信を持つ。つまり、自分が無失点に抑えれば、勝利を呼び込めるということだ。
アジアの頂点へ続く道が、はっきりと見えている。だから前を向き、その道を進んでいくだけーー。発する言葉の一つ一つに、そんな強い思いがにじんでいた。
2020/12/06 【横浜】「悔いが残らないプレーを」若き守護神オビは大舞台でさらなる飛躍を遂げるか | サッカーダイジェストWeb
— 「一戦一戦を大事に戦って、勝った先に次のステージがある」
川崎の三笘薫、FC東京の安部柊斗、札幌の田中駿汰、鳥栖の森下龍矢、横浜FCの松尾佑介……。大卒ルーキーの“当たり年”と言われる今季、横浜のGKオビ・パウエル・オビンナも、注目必至の若き逸材だ。
プロ1年目の今季、シーズンの序盤戦はメンバーに絡めず、8月にJ2栃木に育成型期限付き移籍で加入。9月下旬から正GKとしてプレーしたのち、10月に復帰を果たす。すぐにベンチ入りすると、11月の浦和戦で先発を飾り、6-2の完勝に貢献。続く川崎戦は、スタメンの高丘陽平の退場を受けて急きょピッチに立つ。最終的には3つのゴールを許し1-3の敗戦を喫したが、名手・小林悠のPKをストップするなど見せ場も作った。
J1の舞台で2試合に出場して、戦いの舞台をACLに移す。再開初戦の上海上港戦でもスターティングメンバーに名を連ねたオビは、0-0で迎えた81分、またしても大仕事をこなしてみせる。元セレソンのオスカルのPKを見事にセーブ。そして、この直後に天野純が決勝弾。まさに勝利を手繰り寄せるビッグプレーだった。
その後、上海上港との2戦目は1-2で敗れるも、次の全北現代戦は4-1の勝利を収めた横浜は、クラブ史上初のグループステージ突破を達成。歴史を塗り替えたゲームでゴールマウスを守っていたのは、オビだった。
冒頭で記した同期たちと比べれば、実績はまだまだかもしれないが、ここに来てようやくインパクトを放つパフォーマンスを見せているのは間違いない。
ACLはいよいよ決勝トーナメントに入った。アジア8強入りをかけて横浜は韓国の水原三星と相まみえることに。決戦を前にしたトリコロールの新守護神は、どんな心境なのか。ワクワクしているのか、ほどよい緊張感なのか。
「どっちも、という感じですね。もちろん、楽しみたいですし、優勝するために来ていますけど、優勝するためにはまだ試合は続くので。本当に、一戦一戦を大事に戦って、勝った先に次のステージがあると思いながらやっています」
とにかく、目の前の試合に集中する。そして「試合で悔いが残らないようなプレーをしなければいけない」と気合いを入れる。
自慢のアタッキング・フットボールでアグレッシブにゴールを目指すチームの最後尾では、逞しきルーキーがゴールを守り抜く。「向こう(栃木)でプレーしている時も、J1だったり、ACLでどう自分が戦うのかを考えながらやっていたので」。準備はできている。大舞台でさらなる飛躍を遂げる姿が楽しみだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
2020/12/07 【横浜】「悔いが残らないプレーを」若き守護神オビは大舞台でさらなる飛躍を遂げるか | サッカーダイジェストWeb
— 「一戦一戦を大事に戦って、勝った先に次のステージがある」
川崎の三笘薫、FC東京の安部柊斗、札幌の田中駿汰、鳥栖の森下龍矢、横浜FCの松尾佑介……。大卒ルーキーの“当たり年”と言われる今季、横浜のGKオビ・パウエル・オビンナも、注目必至の若き逸材だ。
プロ1年目の今季、シーズンの序盤戦はメンバーに絡めず、8月にJ2栃木に育成型期限付き移籍で加入。9月下旬から正GKとしてプレーしたのち、10月に復帰を果たす。すぐにベンチ入りすると、11月の浦和戦で先発を飾り、6-2の完勝に貢献。続く川崎戦は、スタメンの高丘陽平の退場を受けて急きょピッチに立つ。最終的には3つのゴールを許し1-3の敗戦を喫したが、名手・小林悠のPKをストップするなど見せ場も作った。
J1の舞台で2試合に出場して、戦いの舞台をACLに移す。再開初戦の上海上港戦でもスターティングメンバーに名を連ねたオビは、0-0で迎えた81分、またしても大仕事をこなしてみせる。元セレソンのオスカルのPKを見事にセーブ。そして、この直後に天野純が決勝弾。まさに勝利を手繰り寄せるビッグプレーだった。
その後、上海上港との2戦目は1-2で敗れるも、次の全北現代戦は4-1の勝利を収めた横浜は、クラブ史上初のグループステージ突破を達成。歴史を塗り替えたゲームでゴールマウスを守っていたのは、オビだった。
冒頭で記した同期たちと比べれば、実績はまだまだかもしれないが、ここに来てようやくインパクトを放つパフォーマンスを見せているのは間違いない。
ACLはいよいよ決勝トーナメントに入った。アジア8強入りをかけて横浜は韓国の水原三星と相まみえることに。決戦を前にしたトリコロールの新守護神は、どんな心境なのか。ワクワクしているのか、ほどよい緊張感なのか。
「どっちも、という感じですね。もちろん、楽しみたいですし、優勝するために来ていますけど、優勝するためにはまだ試合は続くので。本当に、一戦一戦を大事に戦って、勝った先に次のステージがあると思いながらやっています」
とにかく、目の前の試合に集中する。そして「試合で悔いが残らないようなプレーをしなければいけない」と気合いを入れる。
自慢のアタッキング・フットボールでアグレッシブにゴールを目指すチームの最後尾では、逞しきルーキーがゴールを守り抜く。「向こう(栃木)でプレーしている時も、J1だったり、ACLでどう自分が戦うのかを考えながらやっていたので」。準備はできている。大舞台でさらなる飛躍を遂げる姿が楽しみだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
2020/12/06 【横浜FM】チアゴ・マルチンス「集中して忘れる」が水原に勝つカギ! – サッカーマガジンWEB
— 「チームのためにハードワークすること」
いよいよノックアウトステージが始まるが、「横浜の壁」チアゴ・マルチンスは、怖いほどに落ち着いている。
「まず明日の試合に向けて集中して準備することが大事です。ステップ・バイ・ステップだと思うので、目の前の試合に勝って次が見えてきます」
対戦相手は韓国の水原。ブラジル人のチアゴ・マルチンスももちろん、日本と韓国の激しいライバル関係はよく分かっている。
「日韓のライバル意識はグループステージで韓国のアウェーゲームに行ったときに感じました。球際が強いし、戦っていて違うなと。そういうときに大事なのは、集中することです。集中力を高めていけばメンタルもフィジカルもいい状態で試合で戦えます。集中していれば、ライバルであるとかそういうことを忘れて、マリノスのサッカーでいい試合運びができるんです。このサッカーは違いを出せるサッカーなので、ノックアウトステージでもマリノスのサッカーを表現できればと思っています」
雑念を消してサッカーに集中すること。それが勝負のカギになるということだ。
守備を整えれば集中力もまた高まっていく。畠中槙之輔とのセンターバックコンビは、横浜FMのサッカーにおける重要な基盤になっている。
「畠中だけではなく、實藤(友紀)とも(伊藤)槙人ともやりやすいですよ。みんな能力が高いし、頭が良くて落ち着きがあるのでやりやすさがあります」
「畠中については、日本人のセンターバックでトップレベルだと個人的に思いますし、ブラジル人選手といつもそう話しています。Jリーグでトップのスキルを持っています。能力が高く、ボールを持っても落ち着いていますし頭がいい選手で、試合でもお互いにいいコミュニケーションが取れています。チャレンジ・アンド・カバーもできていて、僕が前に出ればカバーしてくれるし、彼が出ていけば僕がカバーするいい関係で、いい連係が取れていると思います。ピッチ外でも冗談を言い合っているので、ピッチの中でもいい関係ができているんです」
そんな2人が守備を司るチームが、いよいよ負ければ終わりの一発勝負に臨む。
「大事なのはディフェンスだけではなくて、1列目のフォワードから守備が始まり、攻撃の第一歩はキーパーから始まります。大事なのはみんなのハードワークだと思うので、個人の役割にプラスしてチームのためにハードワークすることです。自分だけがいいパフォーマンスを見せようとするのではなくて、チームのために走ればマリノスのサッカーが表現できますし、ノックアウトステージにはそのことが大事になってきます」
集中、チームのために、自分の役割、ハードワーク、マリノスのサッカー。水原に勝つためにすべてを準備して臨んでいく。
2020/12/07 【ACLラウンド16展望|横浜FM】負けたら終わりの一発勝負…キーマンは左ウイングでも起用のあの選手 | サッカーキング
— 総力戦で乗り切ったグループステージ
昨年のJリーグチャンピオンの力を示すときが、刻一刻と近づいている。
横浜F・マリノスはグループステージを4勝1分け1敗で戦い終え、見事に首位でノックアウトステージ進出を決めた。カタールでの集中開催となった11月下旬からの大会再開後に限っても、2勝1分け1敗と勝ち越している。2月の開幕時の2連勝と合わせて、危なげなく次のステージへ駒を進めたと言っていいだろう。
再開後の4試合は日替わりヒーローが生まれ、中2日という厳しい日程を総力戦で乗り切った。
第3節の上海上港戦では、GKに抜擢されたオビ・パウエル・オビンナのPKストップと、試合終了間際の天野 純のゴールで1-0と競り勝った。グループ2位以内を確定された第5節の全北現代戦では、マルコス・ジュニオールや仲川 輝人といった役者がゴールネットを揺らして4-1の完勝。全北現代戦から先発を総入れ替えして臨んだシドニーFC戦では、實藤 友紀が見事なボレーシュートをたたき込んだことが象徴するように、久しぶりの先発や慣れないポジションの選手がいてもチームとしてゲームモデルをしっかりと体現できた。
— あえてキーマンを挙げるなら……
決勝トーナメントに進んでからは、ラウンド16の水原三星戦を皮切りに中2日での連戦が続く。これからもチーム全員の力が必要で、選手・スタッフを含めた「一体感」を持ち味とする横浜F・マリノスの総合力を問われる戦いだ。
あえてキーマンを挙げるとしたら、今大会に入ってから本職の左サイドバック以外に一列前の左ウイングでも起用されている高野 遼の名前を挙げたい。
力強い縦突破とパワフルかつ精度の高いクロスは大きな武器に。前述した上海上港戦での天野の得点をアシストした場面のように、短い出場時間でも即効性あるプレーができることも大きな特徴だ。自身のプレーについて高野は「ポジションが後ろでも前でも、得点に絡むプレーは増やしていきたい」と意欲的に取り組んでいる。
負けたら終わりの一発勝負だけに、積み上げてきたチーム力とともに勢いが重要なファクターになる。高野がラッキーボーイになれば、トリコロールの瞬間最大風速は増す。そしてアジアの頂点を極めるための決め手になるかもしれない。
文=藤井雅彦
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— 日刊スポーツ (@nikkansports) December 6, 2020
▼過去の対戦
A3チャンピオンズカップ2005 – Wikipedia
2005年2月19日 13:30KO@済州ワールドカップ競技場
水原三星ブルーウィングス 3−1横浜F・マリノス
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