【試合結果まとめ(1△1)】2020/12/4(金)日本時間19:00(現地時間13:00)AFCチャンピオンズリーグ2020 グループステージ(グループH) 第6節 シドニーFCvs.横浜F・マリノス@アル・ジャヌーブ・スタジアム



 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

ACL グループステージ 第6節 シドニーFC vs 横浜F・マリノス 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー
「良いプレーはできたと思います。しっかりゲームをコントロールできましたし、たくさんのチャンスもつくり出しました。相手のカウンターだったり強さというのもあり、そこで失点もしてしまいました。今日は何人かが久々の試合ということもあり、また2・3人の選手がいつもと違うポジションでプレーしています。また、前の3人のところでボールを落ち着かせることが必要だったと思いました。ですが、本当に良い試合をしてくれたと思いましたし、しっかりやってくれたと思います」

質問:同点に追いつかれての引き分けでしたが、ゲーム内容についてはどう評価されていますか?
「自分たちのサッカーはできていましたし、悪いグランド状況の中でも、選手たちは自分たちのサッカーを見せてくれました。もちろん、いつもと違うポジションでプレーしている選手がいながら、よく頑張ってくれたと思います。ただゴール前での落ち着きのところで少し慌ててしまった部分が見えました。それ以外の部分では自分たちのサッカーができたと思います」

質問:過密日程で試合が続いています。メンバー構成など難しい部分がありますが、その点に関してはどのように考えていますか?
「自分たちのチームだけでなく、他のチームもそれは同じです。どのチームもグループステージを突破することに重点を置いていたと思いますし、自分たちも突破することができました。グループステージの上海上港戦では、なかなか難しい試合になってしまいました。今年は本当にケガ人が多く出てしまったシーズンだったので、この大会ではそういうことなく臨みたいと思っていました。そういう中で、そこまで大きなケガもなく、皆が良い状態で良いパフォーマンスの試合が続いているなと思いますし、このまま続けることが大事だと思います。
次の決勝トーナメント1回戦では、やはり疲れがあるなかでも自分たちは前向きに捉えていますし、しっかりフレッシュな状態で次の試合に臨めるように、良い準備ができると思います」

質問:ラウンド16に向けて、戦い方のアプローチを変えることはありますか?
「アプローチの部分に関しては、いつも通り自分たちは変わりません。まずは信じてやっているサッカーをすることです。グループステージはこのサッカーをやろう、決勝トーナメントへ進んだら(サッカーを)変えていこうなど、いろいろ変えてしまうとブレてしまって、何を求めているかわからなくなります。やはり自分たちはボールを握り、そして試合の中で支配してやっていくことが大事なのです。それをやっていくことで、ダイナミックさを見せられると思います。
毎試合、自分たちにとっては重要な試合になります。その中でも、この大会ではいろいろな選手たちが良い経験ができると思いますし、質の高いチームと対戦できます。その中でF・マリノスのサッカーをしっかり出してやっていればと思います」

選手コメント

高丘 陽平
「ボク自身ACL初出場でしたが、ちゃんとチームを勝たせて、決勝トーナメントに行きたかったです。それができなくて、残念ではあります。自分が止めれば勝てたと思うので、そこに関してはもっともっとレベルアップしなければという思いです。

(後半の好セーブについては)
90分の中で、ああいうピンチというのは絶対に何回かあると思っていたので、そういった中で、落ち着いて対応できたかなと思います。しかしそれ以上に、やはり失点のシーンが自分の頭の中にあるので…。あれは、ちゃんとしっかり止められるようにならないといけないなと思っています。

(次の試合に向けての意気込みを)
チームは本当に良い雰囲気ですし、こちらに来てから勝つことに対して非常に貪欲に全員でやっていますし一体感もあるので、このいい流れというのをトーナメントでもしっかりと継続できるようにしたいです。次からは本当に一発勝負なので、勝負強さというのを発揮して、決勝戦まで一つひとつ勝ち進んでいけたらと思っています」

水沼 宏太
「相手も僕らもモチベーションが高く、拮抗した試合になりました。僕らが勝てなかったことは悔しいし、決勝トーナメントに向けて勝って勢いをつけて、皆で臨みたかった。それは一つ悔しいところではあります。
ウチのチームとしては、なかなかセットプレーで点を取れていなかったですけど、(今日は)セットプレーでゴールを決められたのは、一つ成長できた部分でもあります。悪いところだけじゃなくて、良いところもたくさん出た試合だと思うので、前向きに次に向けて良い準備をできるようにやっていきたいと思います。

(F・マリノスで初めてのキャプテンマークの付け心地はいかがでしたか?)
キャプテンマークを巻いていても、いつもとやることは変わらないですけど、より気持ちも引き締まりました。その中で勝つことができれば、より良かったと思います。そのへんは残念でしたけど、本当にそういう役割を担ってやれるという喜びだったり、幸せな部分ではありました。またモチベーションを高くやっていけたらいいと思います。

(ラウンド16への意気込みは?)
ここからは内容うんぬんよりもとにかく結果。どんな試合になろうが、とにかく結果を求めて、皆で一体感をもってやっていくことが一番大事だと思います。
ここまできたからにはアジアチャンピオンが見えてくるので、日本から声援を送ってくれる皆さんの後押しに(対して)、自分たちがピッチで表現できるように頑張りたいと思います」

Jリーグ.jp

【公式】シドニーFCvs横浜FMの試合結果・データ(AFCチャンピオンズリーグ:2020年12月4日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 無観客

選手コメント

實藤 友紀

先制ゴールを決めて、自分たちのペースでサッカーを進めていたのですが、前半のうちに追いつかれて少し苦しくなってしまいました。しっかりと勝ち切って決勝トーナメントへ行きたかったところはありますが、やれることはやりました。

--ラウンド16に向けて、どのような部分をチームで突き詰めていきたいですか。
選手、スタッフ、関係者全員でトーナメントを勝ち切りたいと思っていますので、みんなで優勝を目指して戦っていきたいです。

水沼 宏太

自分たちも相手もモチベーション高く、きっ抗した試合になりました。勝てなかったことはすごく悔しいですし、決勝トーナメントに向けて勝って勢いづかせたかったので、それも悔しいところです。チームとして今までゴールを取れていなかったセットプレーから得点できたのは成長できた部分です。悪いところだけでなく、良い部分もたくさん出た試合なので、次に向けて前向きに良い準備をしていきたいです。

--横浜FMに復帰して初めてキャプテンマークを巻きましたが、付け心地はどうでしたか。
キャプテンマークを巻いていようが、巻いてなかろうが、やることは変わりません。ただ、チームの先頭に立ってより気持ちが引き締まりました。勝つことができればより良かったのですが、キャプテンの役割を担える喜びや幸せはあったので、またモチベーション高くやっていきたいです。

高丘 陽平

決勝トーナメント進出は決まっていましたが、ラウンド16につなげられるように勝ちたかったです。それができなくて残念です。自分が止めていれば勝てたと思うので、レベルアップしないといけないと感じています。

--後半早々のピンチをセーブしました。
90分の中であのようなピンチはあると思っていたので、落ち着いて対応できたと思います。でもやっぱり失点のシーンがそれ以上に頭に残っています。しっかりと止められるようにならないといけないと感じています。

--ラウンド16に向けて意気込みをお願いします。
チームは良い雰囲気できていますし、勝つことに対してもどん欲です。一体感もあるので、良い流れをトーナメントでも継続したいです。次からは一発勝負なので、勝負強さを発揮して決勝まで1つずつ勝ち進んでいきたいです。

 
 
AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16 対戦カード決定のお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト

本日開催されたAFCチャンピオンズリーグ グループステージ第6節の結果により、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)の対戦カードが下記の通り決定いたしましたので、お知らせいたします。

— 対戦カード
横浜F・マリノスvs.水原三星

— 日程・会場
12月7日(月)23:00 キックオフ(日本時間)
@ハリファ・インターナショナル・スタジアム

— TV放送
日テレG+ or 日テレNEWS24

 
 

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ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜ドローで1位突破、実藤ACL初得点「やれることはやった」クラブ初8強へ弾み― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 1次リーグ最終戦が4日にカタールで行われ、H組で既に突破を決めていた横浜はシドニーFC(オーストラリア)と1―1で引き分け、1位通過となった。前半18分にDF実藤友紀(31)のACL初得点で先制。その後、追いつかれたが、勝ち点を13に伸ばした。決勝トーナメント1回戦は7日、1次L最終戦で神戸を2―0で破ったG組2位の水原(韓国)と対戦する。

 主力を温存しながらオーストラリア王者に引き分け、首位突破に成功した。突破を決めた前節の全北(韓国)戦から先発全員を変更したポステコグルー監督は「何人か久々の試合だったり、2、3人は違うポジションだったりしたが、いい試合をしてくれた」と評価。前半18分、右CKに右足を合わせ、3月の加入以来、アジアの舞台で初得点を決めた実藤は「勝ちきりたかったが、やれることはやった」とうなずいた。

 準決勝まで中2日で7試合続く過密日程。総合力が問われる大会で、2日に来季続投が発表された指揮官の気配りが結束に一役買っている。強化担当の小倉スポーティングダイレクターは「監督が全体を凄く見ている。ミーティングの時にも(出場機会の少ない)選手たちの話をちょくちょくする」と明かす。追いつかれた後も攻めの姿勢を貫き、層の厚さでつかんだ首位突破。主将マークを巻いたFW水沼は「ここからは内容うんぬんより、とにかく結果。みんなで一体感を持ってやっていく」と頂点を見据えた。

 ▼DF実藤 勝ち切って決勝トーナメント(T)に行きたかったが、やれることはやった。全員で決勝Tを勝ちきろうと思っている。みんなで優勝を目指していきたい。

ニッカンスポーツ

横浜1次L首位突破!シドニーとドロー/ACL詳細 – サッカーライブ速報 : 日刊スポーツ

サンケイスポーツ

横浜M、首位通過決定!ACLラウンド16で神戸とのJリーグ対決は回避 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4日にグループHの最終節が行われ、横浜F・マリノスはシドニーFC(オーストラリア)と対戦した。

 グループステージ5試合を終えて、首位・横浜FM(勝ち点12)、2位・上海上港(勝ち点9)、3位・全北現代(勝ち点4)、4位・シドニー(勝ち点4)の順となっているグループH。ラウンド16進出が既に横浜FMと上海上港で決まっている状況で最終節を迎えた。

 横浜FMと上海上港が目指すのは、首位でのグループステージ通過。引き分け以上で首位が確定する状況でシドニー戦を迎えた横浜FMは、前節からスタメンを全員変更してオナイウ阿道や大津祐樹、渡辺皓太らを送り出した。

 中盤での攻防が続く序盤、拮抗した展開が続くかに思われたが早くからスコアが動く。18分、横浜FMボールの右CKからボックス内にクロスが蹴り込まれると、ファーで實藤友紀が右足のボレーシュートを放ってネットを揺らした。

 しかし29分、味方のスルーパスに抜け出したトレント・ブハジアーがボックス手前中央から左足を一閃。強烈なシュートをゴール左端に決めてシドニーが同点に戻す。

 1-1で迎えた後半、立ち上がりにシドニーが攻勢をかける。47分にはカウンターから抜け出したアレクサンダー・バウムヨハンに右足でゴールを脅かされるが、GK高丘陽平がファインセーブでしのぐ。

 その後、ボール保持率を増加させていく横浜FM。66分に1枚目のカードを切って水沼宏太に代えて松田詠太郎を送り出す。直後にはボックス左に抜け出した前田大然の中央への折り返しに天野純が合わせる好機を迎えたが、シュートはミートしない。

 さらに、75分には大津に代えて主将の喜田拓也を投入する横浜FMだったが、勝ち越し弾が生まれることはなくドロー決着となった。

 この結果、横浜FMの首位通過が確定し、ラウンド16ではグループG2位の広州恒大(中国)もしくは水原三星(韓国)と対戦。2位通過であればグループG首位・ヴィッセル神戸との顔合わせだったが、Jリーグ対決は回避している。(Goal.com)

デイリースポーツ

ACL 横浜Mが1位通過で決勝Tへ シドニーFCとドロー/サッカー/デイリースポーツ online

 「アジアCL・1次リーグ、横浜M1-1シドニーFC」(4日、アルワクラ)

 東地区の1次リーグH組最終節が行われ、横浜MがシドニーFC(オーストラリア)と引き分け、勝ち点13となり決勝トーナメントへ1位通過を決めた。

 最後まで攻撃的なサッカーを見せながらドローとなった。16強進出はすでに決めており、前節から先発総入れ替えで臨んだが、ポステコグルー監督は「いいプレーはできた。ゲームをコントロールしてたくさんのチャンスも作り出せた」と手応え十分だった。

 試合は監督の言葉通り優勢に運びながら、あと1点が決まらなかった。前半18分、コーナーキックからDF實藤友紀が右足で合わせ先制。その後に一瞬の隙を突かれ、同点を許した。ただ、引き分けで首位通過が決まる状況でも戦い方にぶれはなく、實藤が「やれることはやったと思います」と話すように勝ち越しのゴールを目指し続けた。

 準決勝までは中2日と過密日程の中、主力を温存させてつかんだ勝ち点1。指揮官は「疲れがある中でも前向きに捉えている。フレッシュな状態で次に向かえるようにしっかり準備する」と決勝トーナメントを見据えた。

サッカーダイジェスト

【ACL】横浜がグループ首位通過!シドニーFCと引き分け、決勝T1回戦で神戸とのJ対決を回避 | サッカーダイジェストWeb

— 横浜はこの試合で勝点を得れば1位が確定する

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は12月4日、H組のグループステージ最終節を開催。アルジャノブスタジアムで行なわれた横浜F・マリノスとシドニーFC(オーストラリア)の一戦は、1-1の引き分けに終わり、横浜はグループステージを1位で通過した。

 前節、全北現代に4-1と快勝した横浜は、グループの2位以内を確定し、決勝トーナメント進出を決めた。さらにこの試合で勝点を得れば1位が確定する。また、2位の上海上港とは1-0、1-2と対戦成績は1勝1敗ながら、勝点差は3あり、得失点差は10ポイントの開きがある。同時刻に行なわれている上海上港が大量得点で勝利し、かつ横浜が敗れない限り首位通過となる。

 そんな状況もあってか、横浜は前節からスタメン11人すべてを変更。4-2-3-1のフォーメーションでGK高丘陽平、DFは右から、和田拓也、實藤友紀、伊藤槙人、小池龍太、MFはボランチに渡辺皓太、大津祐樹、2列目は右から水沼宏太、天野純、前田大然、トップにオナイウ阿道が入った。

 試合は、17分、左のCKからファーサイドで待ち受けていた實藤が、バックステップで下がり右足でシュート。これは相手GKに防がれるが、これで得た右のCKから再び實藤が同じ様な展開で上手く右足で合わせゴール左隅にグラウンダーのシュートを決め、1点を先制した。

 その後も攻め続けた横浜だったが、決定機を作れずにいると、高く設定していたディフェンスラインの裏にパスを通され、抜け出したFWトレント・ブハジアーにGKとの1対1から得点を許し、29分に振り出しに戻される。さらに44分、左サイドから出されたボールに、今度はFWルーク・イバノビッチにゴール前に走り込まれるが、これは空振りに終わり事なきを得る。

 46分にもカウンターからGKと1対1に持ち込まれるが、GK高丘がビッグセーブ。相手にペースを握られる時間もあったものの、次第にペースを奪い返した横浜は、66分に松田詠太郎を投入し、再び攻勢の展開に持ち込む。しかし1点が遠く、スコアはこのまま、1-1でタイムアップとなった。

 同時刻に行なわれていた上海上港と全北現代の一戦は2-0で後者が勝利を収めた。

 この結果、横浜は勝点13で首位通過し、ヴィッセル神戸とのJリーグ対決を回避。次は12月7日の決勝トーナメント1回戦で、この後に行なわれるG組2位(広州恒大、水原三星のどちらか)と対戦する。

 
 
【横浜】「少し慌ててしまった」ドロー決着のGS最終節をポステコグルー監督はどう振り返るか? | サッカーダイジェストWeb

— ゲームを支配し、チャンスも多く作ったが…

 すでに決勝トーナメント進出を決めている横浜は、グループステージ最終節でシドニーFCと対戦し、1-1のスコアで引き分けた。この結果、勝点を13に伸ばし、首位通過も確定させた。

 勝利でグループステージを終えることはできなかったが、試合後の会見でアンジェ・ポステコグルー監督は「良いプレーはできたと思うし、ゲームをコントロールして、たくさんのチャンスを作った」と振り返る。ピッチ状態は決して良くなかったが、そうした環境でも「選手たちは自分たちのサッカーを見せてくれた」と評価した。

 課題を見出すとすれば、フィニッシュの精度か。たしかにチャンスの数は少なくなかったが、奪ったのはわずか1得点のみ。指揮官は「ゴール前での落ち着き。そういうところで少し慌ててしまった部分がある」と指摘した。

 次はいよいよ一発勝負の決勝トーナメントが始まる。「アプローチは変えない」と、ポステコグルー監督は自慢のアタッキング・フットボールを貫く構えを示し、「疲れがあるなかでも自分たちは前向きに捉えているし、フレッシュな状態で次の試合を迎えられるよう、良い準備をしたい」と意欲的に語った。

 
 
【横浜】「内容うんぬんより、とにかく結果」決勝トーナメントを見据えた水沼宏太の決意 | サッカーダイジェストWeb

— 「ここまで来たからにはアジアチャンピオンは見えてくる」

 グループステージ最終節のシドニーFC戦は、1-1のドロー決着。勝点1を上積みして、首位通過を確定させたが、この試合に定位置の右ウイングで先発した水沼宏太は、勝ち切れなかったことを悔やむ。

「勝てなかったことはすごく悔しいし、決勝トーナメントに向けて、勝って勢いづかせたかったので、それも悔しいところです」

 18分、CKのチャンスで實藤友紀が豪快なボレーシュートを叩き込み、先制に成功する。だが、29分に一瞬の隙を突かれて失点。その後は勝ち越し点を狙って攻め立てるも、チャンスをモノにできず、引き分けに終わった。

 結果に納得はしていない。ただ、「良い部分もたくさん出た試合」でもあった。そのひとつが實藤の先制点だろう。「チームとして今まで取れていなかったセットプレーからの得点は、成長できた部分」と、正確なCKでこのゴールをお膳立てした水沼は言う。

 この日は、横浜で初めてキャプテンマークを巻いてピッチに立った。腕章を巻いているからといって特別に何かをやったわけではなく、いつも通り全力でプレーしたが、「チームの先頭に立って、より気持ちが引き締まりました」という部分も。その意味でも、試合には勝ちたかったはずだが、「キャプテンの役割を担える喜びや幸せはあったので、またモチベーション高くやっていきたい」と前を向く。

 グループステージを終え、次は一発勝負の決勝トーナメントだ。「ここからはとにかく、内容うんぬんより、とにかく結果」と水沼も気合いを入れ直す。

「どんな試合になろうが、とにかく結果を求めて、みんなで一体感を持ってやっていくことが一番大事だと思います。ここまで来たからにはアジアチャンピオンは見えてくるので」

 熾烈な戦いを勝ち抜くうえで「日本から声援を送ってくれる、みなさんの後押し」がパワーの源になる。ファン・サポーターの想いを感じながら、水沼は頂点だけを見据えて走り続ける覚悟だ。

ゲキサカ

DF實藤ボレー炸裂! 主力休養の横浜FM、最終節ドローもGL首位通過 | ゲキサカ

 AFCチャンピオンズリーグ(AFC)は4日、グループリーグ最終第6節を各地で行い、横浜F・マリノスはシドニーFC(オーストラリア)と1-1で引き分けた。この結果により、グループ首位での決勝トーナメント進出が決定。7日の1回戦(ラウンド16)では、G組2位の広州恒大か水原三星と対戦する。

 横浜FMは前節の全北現代戦に4-0で勝利し、クラブ史上初のグループリーグ突破を決定。すでに敗退の決まっているシドニーFCとの一戦は、引き分け以上で自力での首位通過が決まるという状況の中、アンジェ・ポステコグルー監督は全北現代戦から先発11人全員を入れ替えた。

 先手を取ったのは横浜FMだった。前半17分、MF天野純の左コーナーキックにDF實藤友紀がボレーで合わせてGKトーマス・ヒュワードベルを強襲し、右コーナーキックを獲得。これをMF水沼宏太が再度實藤に送ると、二度目のボレーシュートが今度はネットに突き刺さり、加入後初ゴールがACLでの貴重な先制点となった。

 ところが前半29分、横浜FMは中盤でMF渡辺皓太がMFアレクサンダー・バウムヨハンに競り負けて中央突破を許すと、スルーパスから最終ラインが裏を取られて大ピンチ。GK高丘陽平が1対1の状況に追い込まれ、FWトレント・ブハジアーの左足シュートで同点に追いつかれた。

 1-1で迎えた後半は序盤こそ相手に主導権を譲ったが、徐々に横浜FMのペースに。まずは7分、右サイドからのクロスに2列目から飛び込んだ天野が右足ダイレクトシュートで相手GKを強襲。10分過ぎにはMF大津祐樹、FW前田大然が立て続けに惜しいシュートを放った。

 横浜FMはその後FW松田詠太郎とMF喜田拓也を投入し、試合を優勢に進めたが、最後までゴールは奪えずタイムアップ。それでも主力を休ませつつ、自力でのグループリーグ首位通過を決めた。2位通過の場合はG組首位のヴィッセル神戸と決勝トーナメント1回戦で対戦する形となっていたが、日本勢のつぶし合いも回避した。

サカノワ

【ACL】横浜F・マリノス1位突破!12/7決勝トーナメント1回戦は広州恒大or水原三星 | サカノワ

— ヴィッセル神戸の対戦相手は上海上港に決まる。

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)最終節、J1リーグ昨季王者の横浜F・マリノスはオーストラリアAリーグのシドニーFCと1-1で引き分け、グループHを1位で突破した。12月7日に行われる決勝トーナメント1回戦(1回戦制)は、広州恒大または水原三星ブルーウイングスと対戦する。このあと行われるヴィッセル神戸対水原三星の結果によって決まる。

 すでにクラブ初の決勝トーナメント進出を確定させていた横浜FMは、スタメンを前節から全員入れ替えて、主力選手を休ませる形に。水沼宏太がキャプテンマークを巻いた。

 引き分け(勝点1)以上で自力によって1位突破が決まる状況にあるなか、 18分、コーナーキックから實藤友紀がボレーシュートを突き刺して先制する。そのあと29分に1点を返されたものの、横浜FMがしっかりと試合をコントロールし続ける。シュート数17本対5本(枠内シュート4本対3本)と攻め続け、1-1で終えて1位突破を確定させた。

 また、グループH2位の上海上港が、グループG1位を確定させているヴィッセル神戸の対戦相手に決まっている。

 横浜FMの対戦相手は、現在広州恒大が有力。このあと日本時間22時から行われる神戸対水原三星の結果によって決まる。

フットボールチャンネル

横浜F・マリノス、シドニーFCと1-1ドローでグループ首位通過が決定!實藤友紀がボレーで先制点【ACL】 | フットボールチャンネル

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループH第6節、シドニーFC対横浜F・マリノスが4日に行われた。試合は1-1のドローに終わった。

 すでに決勝トーナメント進出を決めている横浜FMは、グループ最終節のシドニーFC戦に臨んだ。横浜FMではオナイウ阿道や前田大然、大津祐樹や天野純などがスタメンに名を連ねた。

 序盤からシドニーFCゴールに迫る横浜FMが先制に成功する。18分、水沼宏太の右CKから實藤友紀がファーサイドで右足ダイレクトボレー。これがゴール左下に決まった。先制した横浜FMだったが、29分に同点に追いつかれる。バウムヨハンのスルーパスに抜け出したブアージャールがゴールネットを揺らす。

 その後、追加点を狙いに行った横浜FMだったが、勝ち越しゴールとはならず。試合は1-1のドローに終わった。勝ち点1を獲得した横浜FMはグループH首位通過となった。

サッカーマガジンWEB

約束の首位通過。横浜FMがシドニーFCに引き分けも前進◎ACL第6節 – サッカーマガジンWEB

— 「やれることはやった」と先制ゴールの實藤

 前節でグループステージ突破を決めた横浜FMが、引き分け以上で首位突破が実現する一戦。ここでアンジェ・ポステコグルー監督は先発11人全員を入れ替えてきた。誰が出ても同じサッカーを、が狙いのチーム。メンバーは変わってもスタイルは変えずに戦った。

 序盤からよくボールを走らせ、連続してチャンスメーク。18分には早くも実り、水沼宏太の右CKから實藤友紀が右足のボレーシュートできれいにゴール左に送り込んで、幸先よく先制した。このあとも立て続けにチャンスを作って、天野純、大津祐樹、オナイウ阿道らがゴールを襲うのだが、追加点は生まれなかった。

 そうするうちに、パスの乱れも目立つようになり、一瞬のスキを突かれてしまう。29分に中盤でボールを奪えずに裏のスペースに送り込まれ、ブハジアーに流し込まれた。ほとんど攻めさせなかったものの、この瞬間だけエアポケットのようにフィニッシュを許してしまった。

 後半開始直後の大ピンチはGK高丘陽平がストップしたものの、これをきっかけにシドニーFCのペースに。そこから再び盛り返していくものの、決めてしまえば試合を終わらせられるようなチャンスにことごとく外してしまう。

 狙いを持ってチャンスを作ることはできるという収穫と、絶好機に決めきれないという課題の両方を残したまま、1-1のドローに終わった。それでもきっちりと勝ち点を上積みして、4勝1分け1敗、勝ち点13で無事に首位突破を決めてみせた。

 この大会で初ゴールを決めた實藤は、まずは安堵の表情。「先制ゴールを決めて自分たちのペースで進めていたんですけど、前半のうちに追いつかれて苦しい展開になってしまいました。勝ちきってトーナメントに行きたかったですが、しっかりやれることはやったと思います。決勝トーナメントでは自分たち選手、スタッフ、関係者、みんな揃って全員で勝ちきろうと思っているので、みんなで優勝を目指してやっていきたいです」と堂々と先を見据えた。

 
 
【横浜FM】「喜びと幸せ」のキャプテンマーク。リーダー水沼宏太の物語 – サッカーマガジンWEB

— 「どんな試合になろうが結果を求めて」

 水沼宏太はカタールに来てから、4試合すべてでプレーしている。それだけアンジェ・ポステコグルー監督からの信頼は厚いのだ。だからこの日はキャプテンマークを託された。

「キャプテンマークを巻いていてもいなくても、いつもとやること変わらないですけど、やっぱりチームの先頭に立ってやっていけるのはより気持ちも引き締まりました。その中で勝つことができればより良かったので残念でしたけど、役割を担ってできる喜びや幸せはありました。またモチベーション高くやっていければと思います」

 父が日産自動車から横浜マリノスでプレーしたレジェンドで、後に監督も務めた水沼貴史さんで、自身はアカデミーで育った。プロになったのもこのクラブで、そこから栃木SC、サガン鳥栖、FC東京、セレッソ大阪と渡り歩きながら、今季、堂々と帰還してまたもトリコロールのユニフォームを身に着けて、このACLでキャプテンマークを巻いた。そんなキャリアをたどりながら考えてみると、「喜びや幸せ」の言葉がとても深い。

 この日は前節から先発を11人全員入れ替えるという超ローテーションでキックオフしたが、水沼自身は出ずっぱり。だが、疲れも見せずに、右ウイングとして得意のクロスを中心に攻撃を繰り返していった。18分には右CKをファーサイドに送って、實藤友紀の先制ゴールをお膳立て。キャプテンとしてチームをリードしていった。

 こちらは負けてもほぼ首位通過が決まるゲームで、相手は敗退が決まっていたから、いわゆる消化試合としてルーズな展開になってもおかしくなかった。しかし、「相手も僕たちもモチベーションが高く、拮抗した試合になりました」と手応えを感じていた。だからこそ、「勝てなかったのは悔しいし、勝って勢いを持って決勝トーナメントに臨みたかったので悔しいところ」と嘆くのだ。

 ただ、キャプテンらしく明るい面にもきちんと目を向ける。

「セットプレーで取れていない中で取れたので、そこは成長できた部分だと思います。悪いところだけじゃなくていいところもたくさんあったので、前向きに次へ向けていい準備をしていきたいと思います」

 クラブ史上初のラウンド16は、またも中2日のタフなスケジュールで迎えることになる。ここからは一発勝負。シビアな戦いが待っている。

「内容云々よりもとにかく結果なので、どんな試合になろうが結果を求めてやっていくことが大事です。ここまで来たらアジアチャンピオンが見えてくるので、日本から声援を送ってくれる後押しを受けて、しっかりピッチで表現できるように頑張りたいと思います」

 さまざまなクラブでのプレーを経験して、結果が何よりも物を言う場所で鍛えられてきた。だから、マリノスらしいサッカーをした上で、結果から逃げない。ここからが水沼の、横浜FMの本当の勝負だ。

 
 
【横浜FM】ポステコグルー監督の絶対意志で「ダイナミックさを見せられる」 – サッカーマガジンWEB

— 「何を求めるのか分からなくなります」

 横浜F・マリノスのグループステージは2月に2勝していて、カタールでの集中開催となった再開後は2勝1分け1敗。最終的にグループHで13ポイントを稼いで堂々の首位突破である。

 前節でグループステージ突破を決めていた上に、相手はすでに敗退が決まっていたシドニーFC。引き分け以上で首位確定で、もし負けて2位の上海上港に勝ち点で並ばれても得失点差で10の差ができていたから、ほぼ首位は手中に収めている中での最終戦だった。アンジェ・ポステコグルー監督は前日会見で示唆したようにメンバーを入れ替えてきたが、前節から先発11人を総入れ替えするという大胆な策を採ってきた。

 90分の結果は1-1。ポステコグルー監督はまず選手たちを労った。

「いいプレーはできたと思いますし、しっかりゲームをコントロールしてたくさんのチャンスを作りました。相手のカウンターの強さがあって失点してしまいましたが、何人かは久々の試合で、2〜3人はいつもとは違うポジションでのプレーになった中で、頑張ってくれました」

 11人も先発が変われば、さすがにコンビネーションの習熟度も足りない。途中でパスの乱れが続けて起きてリズムを失う時間帯があったが、それは仕方のないところだった。

 ポステコグルー監督が指摘したのは、フィニッシュの部分。

「ゴール前の落ち着きの部分で慌てたところもありました」「前の3人のところで落ち着きが必要でした」と話して、決定機を何度も作りながら仕留めきれなかった部分にはしっかりと課題として挙げていった。

 このローテーションによって休みを手にすることになった選手も多い。万全な状態でラウド16を迎えることができそうだ。

「今年はケガ人が多く出たシーズンだったので、この大会ではそういうことがなく臨みたいと思っていました。ここまで大きなケガもなく、いい状態でいいパフォーマンスが続いていますし、もちろん次の決勝トーナメント1回戦は疲れがある中でもみんな前向きにとらえていますので、しっかりフレッシュな状態で試合に臨めるように良い準備ができると思います」

 その相手は、韓国の名門・水原に決まった。この大会ではヴィッセル神戸と1勝1敗。侮れない相手である。

 とはいえ、ポステコグルー監督のメッセージは不変だ。

「アプローチは変わりません。信じてやっているサッカーをしていますし、予選はこのサッカーで、トーナメントでは別のサッカーでと変えてしまうと、ブレてしまって何を求めるのか分からなくなります。私たちにとってはボールをしっかりと握って試合を支配することが大事で、そうすることでダイナミックさを見せることができます。質の高い相手とどう戦っていくかは、もちろんアプローチは変えることなく、マリノスのサッカーしっかりやっていければと思っています」

 ここからは一発勝負。しびれる展開になることは間違いない。トリコロール・スタイルがアジアの頂点で輝くための、新たな戦いが始まる。

 
 

こけまりログ

2020/12/04 【動画配信まとめ】2020/12/4(金)日本時間19:00(現地時間13:00)AFCチャンピオンズリーグ2020 グループステージ(グループH) 第6節 シドニーFCvs.横浜F・マリノス@アル・ジャヌーブ・スタジアム
 
 

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