【試合結果まとめ(4○0)】2020/10/10(土)16:00KO J1第21節 横浜F・マリノスvs.大分トリニータ@ニッパツ三ツ沢球技場



 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2020 明治安田J1 第21節 vs大分トリニータ | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー

「本当に良いパフォーマンスを見せてくれたと思いますし、良いゲームができました。決して簡単な相手ではなく、そしてこのような難しい天候の中、しっかりチャンスをつかんで結果に結びつけました。素晴らしい試合だったと思います」

質問:満足のいくパフォーマンスとのお話ですが、具体的にはどういう部分でしょうか?
「今日は最高のパフォーマンスを全てにおいてやってくれたと思います。4つのゴールを奪えましたし、本当に選手たちが素晴らしいプレーをしてくれたと思います」

質問:守備において素晴らしいプレーをした喜田選手についての感想を教えてください。
「喜田は危険な場所を常に読んで、そういうところにしっかり入って行く、素晴らしい選手だと思います。今日も、そういう部分をピッチ上で見せてくれたと思います。
彼だけでなくFW、MF、そしてDFの選手たちが、前から素晴らしい守備をしてくれたと思います。簡単ではない相手にあれだけのことができたというのは素晴らしいと思います。自分たちがプレスをすることによって相手はロングボールで対応するしかありませんでした。そのロングボールが来た時にどういうふうに拾っていくかという部分も、しっかりやれたと思います。
GKの梶川に関しても、チャンスは1度ぐらいしか与えなかったと思いますし、全体的に良い守備ができたと思います」

質問:角田選手を交代出場させましたが、予定どおりの起用だったのでしょうか?
「先日F・マリノスに入ってもらった彼ですが、彼に関しては特に何かというよりは、数分でしたけれど、試合を味わわせたかったという感じでした。楽しんでプレーしてくれたと思います」

選手コメント

エリキ

「柏戦の後は、本当にもどかしい気持ちで、悔しい思いをしました。ですが人生は進んでいくので、一日一日インテンシティー高くして生きなければいけないと思うので、しっかりと次の日に切り替えて、チーム全体も切り替えることができました。チーム全体が立ち直って、こういう形で素晴らしい勝利を得ることができました。

1点目は宏太からボールをもらってカットインして、グラウンダーで強いシュートをと思って打ちました。2得点目はランニング、スプリントして味方からボールをもらって、切り返して1点目と同じように、グラウンダーで強いシュートを打とうと思いました。入って良かったです。
でも、この勝利は皆のディフェンスの意識が高かったからこそです。本当にDFの選手たちがハードワークしてくれたおかげで、このように勝利を得ることができました。

(9月の月間MVPに選ばれ、そして得点数は二ケタに乗りました)
本当に嬉しいです。この月間MVPは個人の表彰と思われるかもしれませんが、ボクはそう思っていません。やはりF・マリノスというチームへのタイトルだと思います。F・マリノスに関わる全ての人のおかげだと思いますし、チームメートのおかげでこのようなパフォーマンスを披露することができた9月でした。今日も皆がハードワークをして、皆で素晴らしい勝利を得ることができました。やはりチームが勝つことが一番大事だと思います」

伊藤 槙人

「試合前から、シンとカジくんとキーボーを含めて、無失点でいこうと話をしていた。常に集中を切らさないようにお互いに声を掛けて、マークの部分だったり、戦術的にも気持ち的にも常に声を掛けようとやって、無失点にできたのは本当に良かったです。
けれども試合中にミスもあったし、もっともっと向上できる部分もある。このまま引き続き上を目指してやっていきたいです」

松原 健

「(得点シーンのボレーシュートはについては?)
特に何も考えていなかったんですけど、シュートが打てない状況が続く中で、しっかりミートして浮かさないようにという思いで打ったら、たまたまああいうシュートになりました。(ポジショニングは)なんとなくマイナスにいた方が、ボールがこぼれてきそうだなと思いました。そこは感覚でした。
先制点を取らないと自分たちがきつくなる試合がここ2試合続いていたので、何がなんでも先制点が欲しかったです。あれが決まって良かったです。

ボクたちはポゼッションサッカーからのアタッキングフットボールを掲げていて、それをやりたい中で、今日は守備に回る時間がものすごく多かったです。どちらが先制点を取るかで試合の流れが決まるようなゲームでした。シュートまではいかせなかったのですが、大分の方がボールを良く持っていました。そして自分たちのサッカーがなかなかできない中で、あのような点が取れて、しっかり流れを引き寄せたことは対しては良かったです。

(試合の中で3バックや4バックなどのポジショニングについての判断の基準は?)
感覚です。この時にこうというのはあまりなくて、自分で周りを見て判断しながら、こういうときはこうしたらいいかという感じですね。一概に、こうなった時は必ずこう、というのはありません。

(無失点で終えたことについては?)
そこは全員が攻守の切り替えを早く、特に前の選手がしっかりプレスを掛けて後ろを助けてくれたのが、無失点につながったと思います」

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs大分の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年10月10日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 3,675人

選手コメント

松原 健

--先制点のシーンを振り返ってください。
なかなかシュートを打てない状況が続く中、しっかりとミートしてふかさないように意識しました。打ったら、たまたま良いところに行きました。いまのシステムだと、大裏に入らないといけないのですが、なんとなくマイナスにいたほうがこぼれてきそうだったのでそこは感覚でした。

--自身との接触プレーで戸嶋 祥郎が大ケガをした9月27日の第19節・柏戦から初めてのゲームでした。どのような気持ちで試合に臨んだのでしょうか。
正直、SNS上で誹謗中傷はありました。でもそれ以上にマリノスのサポーターの方々から励ましのメッセージを頂き、このチームでやってきて良かったと思えました。起きてしまったことは仕方ありませんし、くよくよプレーするのではなく、アグレッシブにプレーすることに専念しました。

彼(戸嶋)は人間性が素晴らしく、こちらの心配までしてくれました。「あのプレーは仕方なかった」と言っていただけて、その言葉に僕は救われました。自分がピッチでプレーすることが彼のリハビリの活力になると思っていますし、お互いまたピッチで戦うことを約束できました。話し合えたことで、少しラクになりました。

エリキ

(ルヴァンカップ準決勝・)柏戦のあとは本当に悔しく、もどかしかったのですが、人生は進むので一日一日インテンシティー高く、生きなければいけません。次の日は自分もチームも切り替えることができ、立ち直って素晴らしい勝利を得ることができました。

--3点目と4点目のシーンを振り返ってください。
3点目は(水沼)宏太からボールをもらい、カットインしてグラウンダーで強い抑えたシュートを打ちました。4点目は自分がリトリートしてボールをもらい、また切り返して同じように強く抑えたシュートを打ち、入って良かったです。みんなの守備意識が高く、ハードワークしてくれたからこそ勝利することができたと感じています。

--9月の月間MVPに輝き、今日の2ゴールでシーズン2ケタゴールになりました。今後の抱負をお聞かせください。
月間MVPはうれしいですが、個人の表彰とはとらえていません。チームメートやマリノスに関わるみんなのおかげで獲れたマリノスのタイトルです。2ケタ得点を取れましたが、チームが勝つことが一番うれしいです。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 

YouTube


ハイライト|J1リーグ第21節|vs大分トリニータ – YouTube


ゴール集|松原選手の豪快ボレー炸裂!! – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 公式戦4試合ぶりの白星 エリキ8戦10発 ルヴァン敗退も「立ち直り勝利できた」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は、公式戦4試合ぶりの白星を手にした。

 DF松原の左足ミドルを皮切りに4発快勝。9月のJ1月間MVPに輝いたFWエリキは後半21分からの出場で2得点し、リーグ戦8戦10発と好調ぶりを発揮した。

 7日のルヴァン杯柏戦では準決勝敗退に涙したが、中2日で切り替えて奮起。「チーム全体で立ち直り素晴らしい勝利を得ることができた」と胸を張った。後半38分には22年からの加入内定と特別指定認定が9日に発表された筑波大DF角田がデビューした。

ニッカンスポーツ

横浜後半4発で快勝 大分守備陣に隙/横-分21節 – J1 : 日刊スポーツ

横浜Fマリノスは後半の4得点で快勝。10分に松原がCKのこぼれ球を左足でたたいて先制し、20分にはジュニオールサントスが加点。エリキも2得点した。大分トリニータは組み立てこそ巧みだったが、崩しは迫力を欠いた。守備陣は要所で隙を見せた。(共同)

サンケイスポーツ

横浜Mが6試合ぶり無失点で大分下す!J・サントス美弾など4発快勝 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田生命J1リーグは第21節が10日に行われ、横浜F・マリノスは大分トリニータをホームに迎えた。

 2試合勝利のない6位・横浜FMと連勝中の12位・大分による一戦。

 JリーグYBCルヴァンカップ準決勝から中2日となっている横浜FMはマルコス・ジュニオールをメンバー外とし、エジガル・ジュニオもベンチスタート、先発にはMF天野純やMF和田拓也を起用した。対する大分は、高澤優也や田中達也らを送り出している。

 開始から強度の高いフォアチェックを徹底するチーム同士の対戦は序盤からめまぐるしい攻防が展開。11分にはジュニオール・サントスとのワンツーでボックス右深い位置に抜け出した和田が中央に折り返すと、GKムン・キョンゴンが触れたボールがこぼれる。しかし、ファーには横浜FMの選手がおらず、得点とはいかない。

 前半半ばから終盤にかけては横浜FMが比較的押し込みながらも大分が時折鋭いカウンターからチャンスを作る。しかし、均衡が破れることはなく0-0で試合を折り返す。

 試合が動いたのは55分、左サイドからのクロスが跳ね返されたとことにボックス手前中央の松原健が反応。左足ダイレクトで合わせ、強烈なシュートをネットに突き刺した。

 さらに65分、オナイウ阿道が大分からボールを奪取して前線にボールを供給。ボックス手前中央でボールを受けたジュニオール・サントスが右足を振り抜くと、美しい軌道を描いたシュートがボックス右上隅を射抜き横浜FMが2点のリードを得る。

 そして、その10分後にも途中出場のエリキがボックス左から右足で今季10点目。横浜FMの攻撃陣が立て続けに結果を残す。

 その後、大分が一矢報いることはできず。反対に87分にエリキがボックス手前左からニアを射抜いてこの日2点目を決める。

 大差がついた状態で終了の笛が鳴り、横浜FMは3試合ぶりの白星を飾ったほか、無失点で90分を終えるのは6試合ぶりとなった。(Goal.com)

 
 
横浜M・松原、積極性生かす「先制できてよかった」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第21節(10日、横浜M4-0大分、ニッパツ)横浜Mは松原が後半10分に均衡を破り、流れを引き寄せた。DFがクリアしたこぼれ球を直接左足で打ち抜き、突き刺した。サイドバックながらゴール前に顔を出す積極性を得点につなげ「ふかさないように打った。先制できてよかった」と相好を崩した。

 大分はプロデビューを果たした古巣。大分DFで5学年下の岩田は、同じ大分県宇佐市の少年団に所属していたという。「プロのピッチでもプレーできてうれしかった」と喜んだ。

スポーツ報知

サッカーダイジェスト

横浜、後半の4発で大分を突き放す!2ゴールのエリキはここ8試合で10発と勢い止まらず | サッカーダイジェストWeb

— 前半は大分の粘りにノーゴールも後半一気に爆発

 J1リーグは10月10日、各地で21節の9試合を開催。ニッパツ三ツ沢球技場では、横浜F・マリノス対大分トリニータの一戦が行なわれ、ホームの横浜が4対0で快勝した。

 試合は前半から横浜がペースを握るも、大分の粘り強い守備に遭い、得点を奪うには至らない。しかし後半、一気に横浜の攻撃力が爆発。55分、ティーラトンのクロスからこぼれ球に反応した松原健が左足を振り抜くと、抑えの効いた鋭いシュートがネットに突き刺さる。横浜が均衡を破った。

 するとここから横浜がゴールラッシュ。65分に敵陣でボールを奪い、そのままジュニオール・サントスがゴール右隅に強烈なシュートを叩き込む。横浜がリードを広げる。横浜はさらに75分、87分と好調のエリキがいずれも強烈な右足のシュートでネットを揺らし、4対0とする。エリキは今季通算11得点とし、ここ8試合で10発の荒稼ぎ。すさまじい勢いでゴールを量産中だ。

 結局試合は4対0でタイムアップ。ホームの横浜が快勝を収めた。横浜は3試合ぶりの勝利で、勝点を37に伸ばした。一方の大分は勝点28にとどまっている。

サッカー批評Web

複数の角度から見返したくなる軌道! 横浜M・松原健「魔弾となった先制ゴール」 | 概要 | Jリーグ・国内 | ニュース | サッカー批評Web

■10月10日/J1第21節 横浜M-大分(ニッパツ)

 横浜Mがアタッキングサッカーを結実させて大量4得点だ!

 リーグ戦でニッパツ4連戦目となった大分との試合。1試合目の鳥栖戦でポテスコグルー監督が試合内容に不満を表し、2戦目の神戸戦ではシュート20本以上を放つなど試合内容で圧倒しながらも不運な敗戦。さらに7日に行われたルヴァンカップ準決勝の柏戦でも、シュート20本を放ちながらも完封負け。苦しい流れだったが、これをすべて断ち切った。

 大分戦ではシュートこそ13本と、ここ2戦より少なかったが、奪ったゴールは「4」。8月26日の札幌戦以来の4得点勝利、そして7月18日の横浜FC戦以来の4点差勝利だ。その口火を切ったのが、DF松原健だ。

 55分、先制点を奪うべく大分ゴールに厚みのある攻撃を仕掛ける横浜M。大分の守備陣が跳ね返せども、横浜が何度も牙をむくシーンが続いた。そんな中で、DFティーラトンが左サイドからクロスを上げる。これも、大分が跳ね返したのだが、ボールはペナルティエリア手前まで上がっていたDF松原健の近くにこぼれてくる。

 豪雨で濡れたピッチでバウンドしたボールだったが、松原はダイレクトで左足ボレーシュート。これが、不規則な弾道を描きながらゴールネット右に突き刺さったのだ。ドライブではなく、無回転のような軌道だ。

 松原の豪快な先制弾に呼び込まれたかのように、その後、横浜MはFWジュニオール・サントスが1得点、FWエリキが2得点と合計4ゴールを奪取。相手の攻撃もシャットアウトして、完勝してみせた。

 試合後、ポテスコグルー監督も「今日は最高のパフォーマンス」と絶賛。これで勝ち点を37とし、上位争いに加わる資格を残した。次節以降、G大阪、C大阪、名古屋、FC東京と、4試合連続で上位争いをするライバルとの直接対決が控えているが、強敵をなぎ倒す最高の準備が整った。

ゲキサカ

後半ゴールラッシュの横浜FM、大分に4発快勝…筑波大在学中DF角田涼太朗がJ1デビュー | ゲキサカ

 J1リーグは10日、第21節を開催し、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノスと大分トリニータが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半10分にDF松原健の得点で先制した横浜FMが、同20分にFWジュニオール・サントス、同30分と同42分にFWエリキが加点し、4-0で大勝した。

 ホームの横浜FMは10月7日に行われたルヴァン杯準決勝・柏戦(●0-1)からMF喜田拓也、DFティーラトン、GK梶川裕嗣を除く先発8人を入れ替え、この一戦に臨んだ。一方、2連勝中の大分は10月3日のJ1第20節・清水戦(○2-1)から先発2人を入れ替え、MF野村直輝、MF町田也真人らがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 ともに相手守備を崩し切れずになかなか決定機を創出できないまま試合は進む。前半30分には松原のスローインを受けたJ・サントスがPA内から右足の強烈なシュートを放つも、GKムン・キョンゴンに弾き出されてしまう。さらに同34分には高い位置でのボール奪取を成功させたMF天野純が右足でループ気味に狙うが、これはムン・キョンゴンの手中に収まった。

 0-0のまま後半を迎えると、同8分には左サイドから持ち込んだJ・サントスが角度のない位置から左足シュートを放つが、クロスバーを叩いてネットを揺らすには至らず。しかし、同10分に横浜FMが試合を動かす。左サイドからティーラトンが送ったクロスは相手選手にはね返されるも、こぼれ球に反応した松原がPA外から左足ダイレクトボレーでゴールを陥れ、スコアを1-0とした。大分の下部組織からトップチームに昇格し、プロのキャリアをスタートさせた松原にとって恩返し弾となった。

 1点のビハインドを背負った大分は後半15分にFW知念慶を投入。しかし、再びスコアを動かしたのは横浜FMだった。大分のパスをカットしたFWオナイウ阿道からPA外でボールを呼び込んだJ・サントスが、鮮やかな軌道を描く右足のシュートを沈め、リードを2点差に広げた。

 攻撃の手を緩めない横浜FMは後半30分、PA左でボールを受けたFWエリキが中央に切れ込みながら放った右足のシュートでネットを揺らして3点目。同38分には横浜FMベンチが動き、2022シーズンの加入が前日9日に発表され、特別指定選手として認定されている筑波大DF角田涼太朗がピッチに送り込まれ、J1デビューを飾る。

 その後、後半42分に左サイドから中央に持ち込んだエリキが、再び右足のシュートでゴールを奪い、横浜FMが4-0の完封勝利を収めた。

サッカーマガジンWEB

横浜FMが大分に大勝。拮抗した前半から一転、後半に4ゴール◎J1第21節 – サッカーマガジンWEB

–公式戦7試合ぶりの完封勝利

 ルヴァン杯準決勝から中2日の横浜FMは先発7人を入れ替え、2022年シーズンからの加入内定が発表されたばかりの角田(筑波大3年)もベンチに入った。対する大分は、前節ベンチスタートだった野村、町田が2シャドーを務め、2試合連続ゴール中の髙澤が1トップに入った。

 ともに後方からのビルドアップに定評のある両チームは、雨の中でもしっかりとボールをつないで前線に運んだが、前半はなかなかシュートまで至らず。スコアレスのまま試合を折り返した。

 後半に入ってもにらみ合いの展開が続いたが、55分に先制点。横浜FMのティーラトンのクロスは相手DFに跳ね返されるも、こぼれ球を松原がペナルティーエリア外から左足ボレーで蹴り込んだ。右SBながらゴール前に詰めていた松原は「何となくこぼれてきそうだなと。感覚でした」とゴールを振り返った。

 均衡が崩れると試合の流れは一気に横浜FMへ傾き、相手のミスから65分にジュニオール・サントスが5試合ぶりのゴールを奪った。さらに75分には途中出場のエリキ3点目をマークし、勝利をほぼ手中に収めた横浜FMは83分に大学生の角田を投入。87分にはエリキがこの日2点目を決めたが、起点は角田の素早いリスタートから。期待の新戦力が幸先の良いスタートを切った。

 公式戦3試合ぶりの勝利を飾った横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督は「難しい気候だったが、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」と試合を振り返り、「フォワードからディフェンダーの選手まで素晴らしい守備をしてくれた」と、7戦ぶりの完封勝利に満足げだった。

 一方、大敗を喫した大分の片野坂知宏監督は「自分たちが少しでも緩んでしまうと、それだけの差があるということを思い知らされた。同じ過ちをしないように、90分戦えるように準備したい」と次節に向けて気持ちを切り替えた。

取材◎多賀祐輔

 
 
【横浜FM】サポーターからの励ましに感謝。松原健「自分のパワーになりました」 – サッカーマガジンWEB

–「アグレッシブなプレーに専念していた」

 前半から膠着状態が続くなか、試合を動かしたのは右SBの一振りだった。

 55分、左SBのティーラトンが送ったクロスは相手DFに跳ね返されたが、クリアボールに反応した松原が左足を一閃。ペナルティーエリア外からダイレクトで放たれたボレーシュートに相手GKは一歩も動けず、ボールはゴールネットに吸い込まれた。

「どちらが先制点を取るかによって試合に流れが決まるようなゲームだった。なかなか自分たちのやりたいサッカーができない中でああいう点を取れて、流れを引き寄せられたことが良かった」

 その言葉どおり、松原の先制点を機に試合の流れは横浜FMに傾き、その後ジュニオール・サントス、エリキが追加点。終わってみれば今季4度目の4ゴールでリーグ戦3試合ぶりの勝利をつかんだ。

 松原にとっては公式戦4試合ぶりの出場となった。9月27日に行なわれた第19節・柏レイソル戦の前半に相手MF戸嶋祥郎と激しく接触し、戸嶋は左脛腓骨を骨折(全治約4~6カ月)。その際に松原も足を痛め、ハーフタイムにピッチを退いていた。

 危険なタックルに対してネット上では非難が集まり、「SNSで誹謗中傷の言葉を多く受けました」と松原。「でも、それ以上にマリノスのサポーターの皆さんから暖かいメッセージだったり、励ましのメッセージを多く貰って、それが自分のパワーになりましたし、このチームでよかったな、と心の底から思えました」とサポーターに感謝した。

 戸嶋とは試合後に連絡を取り、本人に直接謝罪したという。松原は「彼は人間ができていて、自分がケガをしたのに僕の心配までしてくれました。あのプレーは仕方のないプレーだったと言っていただけたので、その言葉に僕は心を救われました。最後にはまたピッチで戦うことをしっかり約束できたので、そうやって話せたことで背負っていたものが少し楽になりました」と胸中を明かした。

 気持ちを切り替えて臨んだ復帰戦で今季初ゴール。「起こってしまったことはしょうがないし、ずっと自分がくよくよしてプレーしていたら相手選手(戸嶋)も、なんだコノヤローと思っちゃうと思うんです。なので、そこはしっかり切り替えて、アグレッシブなプレーをすることに専念していました」。この日の活躍はきっと戸嶋にも届いているはず。2人の約束が果たされるのは来季以降になるが、そのときを楽しみに待ちたい。

取材◎多賀祐輔

 
 
【横浜FM】2ケタ得点到達のエリキ「チームが勝つことが一番うれしい」 – サッカーマガジンWEB

— 得意の形から2ゴール

 2-0で迎えた66分に投入されると、出場24分間で2ゴールを記録。2得点とも左サイドからドリブルで切り込み、得意の形からネットを揺らした。

「1点目は(水沼)宏太からボールを貰って、強いシュートをグラウンダーで抑えようと思って打ちました。2点目も同じようにしっかりと抑えようと思って、強いシュートが入って良かった」

 大分戦を終えて今季は22試合出場11得点。2試合に1点のペースでゴールを量産しているエリキだが、「2ケタ得点を決めることができたけど、チームが勝つことが一番うれしい」とチームファーストの姿勢を強調し、「この勝利はディフェンスの選手たちがハードワークしてくれたおかげ」と無失点に抑えた守備陣に感謝した。

 7日に行なわれたルヴァン杯準決勝の柏レイソル戦は0-1で敗れ、試合後には涙を見せた。「レイソル戦は本当に悔しい思いをしました。それでも人生は進むので、次の日から切り替えて、チーム全体で立ち直ることができました」。敗退から中2日で示したリバウンドメンタリティーに胸を張った。

 9月は6試合連続ゴールを含む8得点2アシストの大活躍を見せ、リーグ月間MVPに選ばれたが「個人の表彰と思われるかもしれないけど、僕はそう思いません。マリノスのタイトルだと思います」と語ったエリキ。「マリノスに関わるすべての人間のおかげだと思いますし、チームメイトのおかげでこういうパフォーマンスを見せられたと思う。きょうもみんながハードワークして、みんなで素晴らしい勝利を得ることができました」と笑顔を見せ、チームの勝利を心から喜んだ。

取材◎多賀祐輔

 
 

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2020マッチレポート | 10月10日 vs 大分 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

こけまりログ

2020/10/09 【スタジアム観戦情報まとめ】2020/10/10(土)16:00KO J1第21節 横浜F・マリノスvs.大分トリニータ@ニッパツ三ツ沢球技場 ※観客上限50%試合
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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