【試合結果まとめ(1●3)】2020/7/12(日)19:30KO J1第4節 横浜F・マリノスvs.FC東京@日産スタジアム

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アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2020 明治安田J1 第4節 vsFC東京 | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー

「しっかりコントロールもできていましたし、本当に良いゲームだったのではないかと思います。
相手にカウンターやセットプレーでやられてしまった部分はありますけれど、しっかり自分たちはチャンスをたくさんつくりましたし、全体的に見れば、良いゲームができたのではないかと思います」

質問:やや守備陣が、相手の前線のスピードとアグレッシブさに手を焼いていたように感じたのですが、その点はいかがでしょうか?
「もちろん、向こうには個で強い選手がいました。もっともっと自分たちは守備のところでできた部分はありますが、逆に自分たちのサッカーという部分ではできている点が多かったと思います。ただチャンスをたくさんつくった中でそのチャンスを生かし切れず、ゴールを奪えなかったと思います。しかし全体的に見れば自分たちのサッカーはできていたと思うので、選手たちはしっかりやってくれたと思います」

質問:再開後、1勝1分1敗という成績については?
「3試合とも、全体的に自分たちは本当に良いゲームができたと思います。皆が皆を使いながら、自分たちのサッカーという部分はうまくできたと思います。しっかり次の試合に向けて準備をして、もっともっと強くなっていきたいと思っています。今シーズンも自分たちのサッカーという部分をやり続けたいと思っています」

質問:今日は仲川選手がベンチスタートなど、連戦の中で、なかなかベストの布陣を組みにくいと思うのですが、その点はいかがでしょうか?
「いろいろなチームで、すでにケガ人が出ています。自分たちのチームは選手たちをしっかり守ってケガがないようにやっていきたいと思っています。シーズンは長いです。たくさん試合がある中で、しっかりベストのコンディションでやりたいと思います。ですので、今日はこういう布陣で戦いました」

質問:今後に向けての手応えというのは、つかめていたのではないでしょうか?
「本当に良いゲームはできたと思っていますし、続けてやっていくことが自分たちにとって大事だと思っています。しっかりこのサッカーを続けることによって、結果というのは必ずついてくると考えています。
今日は守備のところでは、もうちょっとできたかもしれませんが、まだ始まったばかりです。しっかりこれを続けて、より強くなって、ここからもっともっと自分たちのサッカーという部分を出しながらしっかりやっていきたいと思っています」

選手コメント

喜田 拓也

「(今日の敗戦をどのように捉えていますか?)ボールの支配だったり最終局面まで運ぶというところでは、そんなに手詰まり感はなかったと思います。
ただ最後のところでは、FC東京も堅いブロックはつくっていたので、そこの崩しは全部が思いどおりにはいかないと思います。僕もアップしながらなので、すべてを把握しているわけではないというのが大前提ですけど、自分たちのサッカーを出せなかったという印象は持っていません。
ただ、出ていなかった選手も含めてチーム全体で細部の共有は必要だと思います。次の試合まで1週間あるので、準備してつなげていきたいと思います。

(自分たちのサッカーをブレずに信じ続けていくという点は、変わりありませんか)当然です。周囲がどう思っているか、僕らは分からないですけれど、一つ言えることは、自分たちは一度つないだ手は絶対に離しませんし、何があっても全員で乗り越えていくという覚悟があります。
そこに対しては自信を持っていますし、皆の結束というのは、何としてでも、そこはブレてはいけないところだと思います。
どんな結果であろうと、このサッカーだったりこのチームを、ボクはもちろん皆が信じていますし、同じ思いです。そこに対しての心配は何一つ、1ミリもしていません。

(久しぶりにサポーターが入っての試合でしたが)まずファンサポーターもチームの一員だと思っています。これまではリモートで間接的なサポートだったかもしれませんが、今日からは直接的に、それをいただけるということです。
選手も楽しみしていましたし、ファン・サポーターの方も楽しみにしてくれていたと思います。そういう思いは拍手にのっていたと思います。それを自分たちも感じ取りながら試合をしていたのは事実としてあります。
勝つための最大限のサポートはしていただきましたけれど、自分たちの力不足で返せなかったところがありました。ただ試合後の拍手だったり皆さんの姿勢だったりを見ると、自分たちを信じる気持ちを持ってくれてると感じました。
やはり、それは直接に接して感じられるものだと思うので、そういったところはチームにとってプラスでしかありません。
ファン・サポーターの皆さんを喜ばせるのは、自分たちのサッカーをして結果を出すことだと思います。
その点、またチーム自体はよりハングリーな気持ちを持って這い上がっていく、という強い気持ちを示せればと思っています」

ティーラトン

「再開して、ようやくお客さんが足を運んでくれた最初の試合が、こういう結果になってしまったことを本当に申し訳なく思っています。
後半に入る前に監督は、自分たちのサッカーはちゃんとできている、こういう形で後半も入っていこうと言ってくれました。見つめ直さなきゃいけない部分はいっぱいあるんですけど、自分たちは自分たちのスタイルを貫いていくだけだと思います。
去年チャンピオンになった自分たちを倒したいチームがたくさん出てくると思う。自分たちは逃げるんじゃなく、チャレンジャーという気持ちを持って、自分たちのスタイルをより良くしていかないといけないと思います。今後も美しいアタッキングフットボールに集中して、やっていきたいと思います。
この3連戦、今日はスタメンだったけど、前試合はベンチスタートでした。自分のコンディションはいい感じだと思いますけど、タイトなスケジュールなので、いろんな選手が準備していかないといけない。
その中で今シーズン、自分たちの目標はチャンピオンになるということは頭にあるのですが、あまりに強く思いすぎてしまうとプレッシャーになってしまうので、できるだけリラックスして、毎日同じようなパフォーマンスが出せるようにやっていきたいと思います。
今年(のリーグ戦)はマラソンみたいな厳しい戦いで、力のあるチーム、コンディションの良いチームがゴールできると思うので、自分たちもゴール目指して頑張っていきたいと思います」

遠藤 渓太

「(ゴールの場面を振り返って)宏太くんからいいボールが来るのは、練習からわかっていました。それを信じて中に張っていました。阿道くんがニアでつぶれてくれたので、あとは足の裏で合わせたら、入ったなという感覚でした。
こうやって自分たちを研究してカウンターをしてくるチームは増えてくると思います。それにどう対応していくのか、そして先制したのに逆転されて負けたという試合はあまりなかったと思うので、その原因をみんなでしっかりと話し合っていかなければならないと思います。
(4が月半ぶりにサポーターの前で試合をしたのですが、その感想は?)率直に言って、観客の方がいるといないは大きく違うと感じました。
たとえば、もちろんゴールを決めて拍手をもらうというのもそうですけど、ボールを奪うなどちょっとした頑張りに対しても拍手をもらうというというのも、選手には力になると改めて感じました。できる範囲の中での応援だったと思いますが、その応援は自分たちに十分伝わりました。それに結果で返せなかったのは、不甲斐ないと思います。
(100試合出場については)特に何も意識せずに試合に入ったつもりです。100試合をF・マリノスで迎えられたことには喜びもあります。
その中で、100試合目でしっかりゴールを取れたというのは、100試合どうこうというより、今の自分にはゴールは必要でしたし、それは素直に嬉しいことなので、次につなげていけばいいと思います。
でも1点で満足してはいけないし、今日も2点目3点目のチャンスがあったので、もっともっと結果を出して、チームを逆転させるだけのプレーをしなけらばならなかったと個人的には思っています」

Jリーグ.jp

横浜FMvsFC東京の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年7月12日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 4,769人

選手コメント

遠藤 渓太

(先制点の場面は)(水沼)宏太くんから良いボールが来るのは練習から分かっていたので、信じて中に入りました。ニアでアドくん(オナイウ 阿道)がうまくつぶれてくれたので、足裏で「ひょいっ」と合わせたら入った感じです。

観客がいるのといないのとではまったく違います。ゴールをして拍手をもらえると頑張れますし、小さなことでも拍手をもらえると力になると感じました。サポーターはできる範囲でプレーに応えてくださり、その気持ちは十分伝わっていたのですが、結果を出せず、ふがいないです。

--J1通算100試合のメモリアルゲームでゴールを挙げました。いまの気持ちをお聞かせください。
試合には特に何も意識をせずに入りました。もちろん100試合をマリノスで迎えられた喜びはあります。そこでゴールを取れたのもうれしいのですが、自分に必要なゴールでもありました。ただ、自分としては1点で満足してはいけなかったと思います。2、3点取れるチャンスがありましたし、チームを逆転させるプレーをしないといけなかったです。

喜田 拓也

自分たちはボールを支配していましたし、最終局面での手詰まり感はありません。もちろん(FC東京が)ブロックを敷いて、あれだけ人数がいれば難しい部分はありました。(ベンチスタートだったので)アップしながら見ていたので、すべてを把握しているわけではありませんが、自分たちのサッカーを出せなかった印象は持っていません。

皆さんを含めて周りがどう思っているかは分かりませんが、自分たちは一度つないだ手は離しませんし、どんなことでも一緒に乗り越えていきます。もちろんどんな結果であろうが、ブレてもいけません。自分はこのサッカーを、このチームを信じていますし、みんなも同じだと思っています。だから、そこは一ミリも心配していません。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 

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ハイライト|J1リーグ第4節|vs FC東京 – YouTube
 
 

ゴール集|J1リーグ100試合出場を自ら祝う遠藤選手の先制弾! – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 逆転負けにも指揮官前向き、先制点の遠藤は反省「1点で満足しちゃいけなかった」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は再開後初の有観客となったホームの一戦で、FC東京に逆転負けした。

 チケットは完売。4769人のサポーターに勝利を届けられなかったが、ポステコグルー監督は「自分たちのサッカーはできた」と内容を前向きに捉えた。後半31分からピッチに入ったMF喜田拓也(25)も「自分たちのサッカーが出せなかったという印象は持っていない」と振り返った。

 前半4分、この試合がJ1通算100試合目となるMF遠藤渓太(22)が、MF水沼宏太(30)のクロスを起点に先制点をマーク。幸先のいいスタートを切ったが、勢いをつなげられなかった。遠藤は「1点で満足しちゃいけなかった。自分にも2、3点取れるチャンスがあった中で、チームを逆転させるプレーをしなくちゃいけなかった」と唇をかんだ。

 
 
横浜 100戦目遠藤弾も…有観客本拠初戦で黒星「逆転されたのは必ず原因がある」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は本拠地に駆けつけたサポーターに白星を届けられなかった。

 前半4分、J1通算100試合目となった東京五輪世代のMF遠藤が先制点を挙げた。だが、以後は相手カウンターに苦しめられ連勝を逃した。「今の自分にゴールは必要。素直にうれしい」とした遠藤は「先制点を取った試合で逆転される経験は、このチーム自体あまり今までなかった。必ず原因がある。しっかり話し合っていければ」と話した。

ニッカンスポーツ

東京が3発勝利、横浜は主導権握れず/横-東4節 – J1 : 日刊スポーツ

FC東京がMFレアンドロの2ゴールなどで、敵地で横浜に逆転勝ちした。

開始すぐの4分、先制点は横浜。MF水沼宏太の右クロスをFWオナイウ阿道が競り、こぼれ球に詰めたFW遠藤渓太が右足で押し込んだ。

対する東京は同14分にFW田川亨介が獲得したPKを17分にFWディエゴ・オリベイラが決めて同点。さらに前半終了間際の46分に途中出場のMFレアンドロが直接FKを決め、逆転に成功した。

後半1分にも東京に追加点。この日けがから復帰したFW永井謙佑の右クロスを、レアンドロが右足で合わせて決めた。

 
 
横浜監督「まだ始まったばかり」初黒星も切り替え – J1 : 日刊スポーツ

J1横浜F・マリノスはFC東京に1-3で逆転負けし、リーグ戦再開後、初黒星を喫した。

ポステコグルー監督は「結果は残念だが、自分たちのサッカーは良かった部分も多かった。そこを続けていきたい」と振り返った。 選手の疲労も考え、この試合ではFW仲川輝人やMF喜田拓也ら主力数人をベンチスタートに。2点ビハインドの後半18分から仲川やFWエリキ、エジガル・ジュニオの3人を一気に投入して反撃を試みたが、守備を固める相手を崩すことはできなかった。指揮官は「しっかりこのサッカーを続けることで結果はついてくると思いますし、まだ始まったばかりです。ここから自分たちのサッカーを出しながらしっかりやっていきたい」と気持ちを切り替えた。

試合は前半4分にMF水沼宏太の右サイドからのクロスをFWオナイウ阿道がそらし、中に詰めていたMF遠藤渓太が右足で押し込んで先制。その後、PKやFKなどセットプレーから失点を重ねて逆転を許した。

遠藤は「(水沼)宏太君からいいボールがくるのはわかっていましたし、信じて中に入って、あとは感覚で足の裏でヒョイってやったら入りました」と振り返った。この試合でJ1通算100試合出場も達成。勝利とはならなかったが、節目を自身のゴールで祝った。「途中出場も多いので、DFの選手とかのフルタイム出場と比べたらたいしたことない」と謙遜するが、同期入団選手や後輩たちが次々とレンタル移籍などで他チームへ活躍の場を移す中、横浜に残って結果を出すことにこだわり、プロ5年目でたどり着いた大台でもある。

この日の試合後も「100試合をマリノスで迎えられた喜びはある」と語った。再開初戦の浦和レッズ戦では先発するも、前節の湘南ベルマーレ戦はベンチ外。まだ定位置を確保したとは言い切れない中で奮闘を続ける生え抜きの22歳は「100試合とか関係なく、今の自分にはゴールが必要だった。1点で満足しちゃいけないし、2点、3点とれるチャンスがあった中で、チームを逆転に導くプレーをしないといけなかったかなと思っています」とさらなる活躍を誓った。

また、再開後、初のホームでの有観客試合については「サポーターがいるといないのでは違うと思ったし、ボールを奪った時とか、ちょっとした選手の頑張りに拍手をもらっただけでも力になるなと思いました」とスタンドから何度も送られた拍手の後押しに感謝していた。【松尾幸之介】

 
 
2020/07/12 横浜遠藤悔し節目弾、J1通算100試合出場も敗戦 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスはMF遠藤渓太の自らのJ1通算100試合出場を祝う先制点もむなしく、3失点でFC東京に敗れた。

前半4分に右クロスに右足を合わせて有観客となったホームのファンを沸かせたが、同17分にPKで同点とされ、その後も2失点。遠藤は前節ベンチ外の悔しさも晴らす1発に「今の自分にはゴールが必要だった」と喜びつつ「2点、3点とれるチャンスがあった中で、チームを逆転に導くプレーをしないといけなかった」と反省も口にした。

サンケイスポーツ

横浜M・遠藤、節目で今季初得点「100試合目に取れたのは良かったが…」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第4節最終日(12日、横浜M1-3FC東京、日産ス)横浜Mの遠藤はJ1通算100試合出場の節目で今季初ゴールを挙げた。前半4分に水沼の右クロスを押し込んで先制点。その後は自身の逸機も響いてチームは逆転負けし、手放しでは喜べなかった。

 22歳の成長株も、厳しい定位置争いの中で出番は確約されない。「今の僕にはゴールが必要。100試合目に取れたのは良かったが、あと2、3点取れた。チームを勝たせるようなプレーをしないと」と反省した。

 
 
横浜M・遠藤、先制弾もJ通算100試合目飾れず「1点で満足してはいけなかった」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第4節最終日(12日、横浜M1-3FC東京、日産ス)ホームの4769人のサポーターを前に連勝を狙ったが敗戦。Jリーグ通算100試合目の出場で前半4分に先制弾を決めた東京五輪世代のFW遠藤は、「100試合をマリノスで迎えられたことに喜びもあるし、今の自分にはゴールが必要だった」。しかし後が続かず逆転負け。「1点で満足してはいけなかった」と節目を勝利で飾れなかったことを悔やんだ。(日産ス)

スポーツ報知

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜1-3FC東京|2ゴールのレアンドロ以上に高評価としたのが…。畠中は永井への対応がまずかった | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
横浜 5
先制するまでは良かった。しかし、つまらないミスを重ねて3ゴールを許し、終盤はボールを支配しながらもゴールへの道が遠く……。ホームでの逆転負けは屈辱に違いない。

FC東京 7
敵地で先制される苦しい展開だったが、上手く切り替えて前半のうちに逆転。後半開始早々に追加点と力強いパフォーマンスを披露した。川崎戦のショックを吹き飛ばしたという点で、この日の逆転勝利は大きい。
 
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 梶川裕嗣 4.5
29分にD・オリヴェイラの決定機を阻止も3失点は褒められない。不安定な飛び出しも散見したので、厳しい評価とした。

DF
5 ティーラトン 5.5
78分にクロスから仲川にチャンスを提供するなどアグレッシブさは評価。ただ、ゴール前でシュートに行けそうな場面でもパスを選択するなど消極的な部分も。

13 チアゴ・マルチンス 4.5
14分にPKを献上すると、27分に大ピンチにつながるミス。いくつかファインプレーはあったものの、ネガティブな印象のほうが強い。

25 小池龍太 5
27分にボールを引くフェイントで会場を沸かせる。たた、守備で細かいミスが目に付き、後半は局面打開のプレーも少なかった。

44 畠中槙之輔 4.5
後半開始直後に身体を寄せながら永井にサラッとかわされたのがいただけなかった。その流れで追加点を奪われたのは致命的だろう。

MF
6 扇原貴広 5.5
ボール回しの技術そのものは悪くない。ただ、相手の意表を突くパスは少なく、FC東京の守備陣を揺さぶることはできなかった。

9 マルコス・ジュニオール 5(63分OUT)
トップ下で効果的にボールに絡めず、シュートはわずか1本。身体にキレがあまり感じられなかったので、途中交代は致し方なしか。

39 天野 純 5.5(76分OUT)
4分に水沼へ送ったパスはビューティフル。しかし、後半はクロスを入れても跳ね返されるケースが多く、崩しに工夫を欠いた。

FW
11 遠藤渓太 5.5(63分OUT)
4分の先制点は評価に値。しかし、20分のヘディングシュートは枠外で、1-3で迎えた52分の決定機逸も減点対象で、採点は若干低めに。

18 水沼宏太 5.5(63分OUT)
4分に素晴らしいクロスで遠藤の先制点をお膳立てすると、その後も右サイドからチャンスを演出。ただ、時間の経過とともにインパクトが薄くなった。

45 オナイウ阿道 5.5
スルーという形で遠藤の先制点に絡み、52分には正確な落としで好機を作った。それでもCFでシュート0本は……。

交代出場
FW
23 仲川輝人 5.5(63分IN)
78分のチャンスは相手にボールが当たったこともあって上手くミートできなかった。流れを変える切り札になれなかったのは残念。

FW
30 エジカル・ジュニオ 5.5(63分IN)
ボールを要求しながら最終的にミスした66分のプレーは怠慢に映った。強引な突破も通用せず、ノーゴールに終わった。

FW
17 エリキ 5.5(63分IN)
右ウイングに入るもチャンスボールに恵まれず。いざボールを持っても仕掛けの局面で違いを生み出せず、不完全燃焼だった。

MF
8 喜田拓也 -(76分IN)
試合を動かすほどのプレーを披露できず。大きなミスもなく、可も不可もないという印象だった。

監督
アンジェ・ポステコグルー 5
仲川、エリキ、エジカル・ジュニオの3枚同時投入も実らず。FC東京のカウンターへの対策も不完全で、消化不良のゲームに。

取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

 
 
7か月前の“雪辱”を果たしたFC東京。王者マリノスは攻撃サッカー健在も…4戦7失点をどう見るか? | サッカーダイジェストWeb

 多くの場合は5000人という上限付きながら、Jリーグのスタジアムに観客が戻ってきた。応援方法にもさまざまな制約があり、聴覚的には拍手が中心。劇場空間のような盛り上がりには、まだ道半ばといった感じだ。それでも、絶好の得点機を逃した時には思わず「アーッ」とため息が漏れ、審判の判定に「エーッ」と不満の声が上がるのに、ファン・サポーターの試合への入れ込みようが窺える。新型コロナウイルス感染者が再び増加傾向にある中、「リモートマッチ」という名の無観客試合に逆戻りしないことを願う。

 入場者数も応援もそのような状況だから、ホームとアウェーの環境差もつきにくい。再開後の2~4節、各節でホームチームが勝ったのは2試合のみというデータにも、その影響が表われているのだろうか。

 日産スタジアムで7月12日に行なわれたJ1リーグの横浜F・マリノス対FC東京も、アウェーチームが逆転で3-1の勝利をもぎ取った。両者は約7か月前の同スタジアムで、リーグ戦の歴代最多入場者記録となる6万3854人が見守る中、昨シーズンの優勝を懸けて戦い、横浜が3-0と快勝した。FC東京にとっては、多少なりともその雪辱が果たせたことになる。

 試合は、横浜が4分にFW遠藤渓太が先制して幸先のいいスタートを切りながら、守備の対応の悪さで失点を重ねた。FC東京は相手ディフェンスライン背後のスペースをうまく使い、横浜の混乱を誘う。17分のFWディエゴ・オリヴェイラの同点ゴール、前半アディショナルタイム1分のFWレアンドロの逆転ゴールは、それぞれPKと直接FKによるものだが、いずれもDF室屋成の正確なクロスが反則を誘った。レアンドロが後半開始早々の46分に決めた追加点も、GK林彰洋のロングキックで一気に敵陣を突いて生まれたものだ。

 昨シーズンの横浜は最多68得点を挙げる攻撃サッカーを前面に押し出して、15年ぶり4度目のJ1制覇を成し遂げた。その反面、後方の選手も積極的に前線へ顔を出す分、背後にスペースが空くリスクも伴う。相手よりも多く得点を決めて勝つというスタイルで、アンジェ・ポステコグルー監督は今回のFC東京戦後、「チャンスを生かし切れず、ゴールを奪えなかった」ことを敗因に挙げており、「しっかり(試合を)コントロールできていた」と評価した。

 しかし、守備に関しては「もう少しできた部分もある」と本音もちらり。例えば、FC東京の3点目の場面で、DF畠中槙之輔の対応もそのひとつかもしれない。林のロングキックからFW永井謙佑にうまく抜け出されたが、二次対応でもう少し間合いを詰め、右タッチラインに追い込む工夫も必要だったのではないか。もちろん、永井のスピードを警戒してのポジショニングでもあるだろうが、絶妙のクロスを上げるには十分なスペースとなってしまった。日本代表でも期待されるDFだけに、このあたりの対応をぜひ今後の成長に生かしてほしい。

 これで横浜はリーグ戦4試合で7失点。優勝した昨シーズンも第4節までに7失点だから、驚くにはあたらない。だが、今シーズンは事情が違う。夏場を含むタイトな試合日程が立ちはだかる。アジア・チャンピオンズリーグのグループステージ残り4試合も、10~11月に行なわれることが7月9日に発表された。セントラル開催(開催地未定)で10日間に4試合という、これまたしんどいスケジュールがのしかかる。プレーの強度維持や負傷者の心配もある今後の戦いに向けて、どのように攻守のバランスに折り合いをつけるのかは、指揮官の腕の見せどころだ。

取材・文●石川 聡

 
 
【横浜】ベンチスタートと決定機逸。それでも仲川輝人は「近づいている」とゴールを確信 | サッカーダイジェストWeb

–「次こそは、はい。決めます」

 見慣れない光景だった。7月12日のFC東京戦、試合が始まってしばらくしてから、横浜側のベンチが画面に映る。そこには、マスクをして戦況を見つめる仲川輝人の姿があった。

「(ベンチスタートは)久々だったので、途中から入っていかにトップパフォーマンスを出せるかを、アップの段階から考えていましたね。一体感を出すためにも、チームを盛り上げる声かけも意識していました」

 ゼロックス、ACLの2試合、リーグ戦の3試合と、ここまでの公式戦すべて先発出場だったが、FC東京戦はスタメンから外れた。おそらくは、過密日程による疲労を考慮されてのことだろう。

 絶対的なエースは、1-3とビハインドを背負っていた63分に投入される。最初は左ウイング、途中から主戦場の右ウイングでプレー。スムーズに試合に入り、キレのある動きで相手に圧力をかけていく。

 そして、79分にはビッグチャンスが訪れる。ティーラトンのクロスに飛び込み、ダイレクトでシュート。決まったかに思われたが、ボールは残念ながらバーの上を越えていく。今季はACLのシドニーFCで、鮮やかなループシュートを含む2得点を記録しているが、J1ではいまだノーゴール。ただ、リーグ再開後は、いずれの試合でも必ず決定機に絡み、良い形でフィニッシュに持ち込めている。本人も好感触を掴んでいる。

「外したのは自分が悪いけど、“そこ”に入れているし、来るなと思っていたので。あとは決めるだけだった。自分の技術がなかっただけ。そこを上手く修正していければ、点は取れると思う」

 修正という意味では、自分たちの失点に関しても言及。FC東京戦は結局、1-3のまま終了。4分に遠藤渓太のゴールで幸先良く先制したが、17分にPKで同点に追いつかれ、45+1分にFKを決められて、さらに46分に一瞬の隙を突かれて3点目を奪われた。

「前半終了間際と後半の開始。そこで失点すると、やっぱり難しくなる。そこは集中して1-1でいければ良かった。修正していきたい」

 いずれにしても、仲川自身に関しては、まずは目に見える結果を出して勢いに乗りたい。「もう近づいている」という確かな予感もある。「(FC東京戦で)決めるって言ったんですけどね(笑)」と自嘲気味に笑いつつ、「次こそは、はい。決めます」と表情を引き締める。

 次節は、7月18日のアウェー鹿島戦。前節のFC東京戦はベンチスタートで悔しい想いをしたかもしれないが、その分、身体は休められたはず。自らのゴールで勝点3を手繰り寄せられるか。お馴染みの両手の人差し指を空に掲げる姿を期待したい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

サッカーキング

FC東京、王者横浜FMを下し3位浮上…レアンドロの直接FK弾などで逆転勝利 | サッカーキング

 明治安田生命J1リーグ第4節が12日に行われ、横浜F・マリノスとFC東京が対戦。昨シーズンの王者と2位が相まみえることとなった。

 試合は序盤からスピード感のある攻防が見られると、早速スコアが動く。横浜は4分、水沼宏太が右からクロスを入れると最後は遠藤渓太が押し込んで先制に成功した。

 対するFC東京は13分、田川亨介がエリア内で倒されPKを獲得。このプレーで田川は担架で運ばれ、負傷交代を余儀なくされた。それでも、PKはディエゴ・オリヴェイラがしっかりとGKの逆を突いて同点に追いついた。

 相手にボールを握られる時間が続いたFC東京は43分、浮き球のスルーパスに反応したディエゴ・オリヴェイラが相手DFの裏へ抜け出し胸でコントロールすると、飛び出してきたGKとエリア外で接触。決定機阻止ではないかというひと悶着はあったものの、レアンドロがこのフリーキックを直接決めてFC東京が逆転に成功した。

 後半開始からおよそ30秒、FC東京が追加点を挙げる。永井謙佑の右サイドからのクロスに、逆サイドにフリーで待っていたレアンドロがハーフボレーを綺麗に決めて横浜を2点差に突き放した。

 横浜F・マリノスは52分、水沼のシュート性のボールに遠藤が詰めるが、遠藤の右足はミートせずゴールの枠を捕えることはできなかった。その後横浜は一度に三人を投入するなど交代策を施すが、なかなかペースを取り戻すことができない。79分には途中出場の仲川輝人が決定的なチャンスを迎えるがゴールの上に飛び2点目とはならなかった。

 横浜は終盤こそ攻撃の機会を増やしたものの、反撃は叶わずそのまま試合が終了。FC東京は前節川崎に大敗を喫したものの3勝目をあげて3位に浮上した一方で、昨年王者横浜FMは今季未だ1勝にとどまり13位で足踏みする結果となった。

ゲキサカ

昨季“優勝決定戦”の再戦…FC東京が3発逆転勝利!! 王者・横浜FMはホーム日産ス2連敗 | ゲキサカ

 J1リーグは12日、第4節を各地で行い、FC東京と横浜F・マリノスが対戦した。優勝決定戦となった昨年12月7日の昨季最終節と同じ日産スタジアムでの再戦。Jリーグ史上最多入場数だった昨季の63854人から、この日は5000人以内の観客入場制限という異なる雰囲気で行われた中、昨季は0-3で敗れて優勝を逃したFC東京が3-1で勝利した。

 ホームの横浜FMは中3日の前節・湘南戦(○2-1)から先発7人を変更。MF喜田拓也、FW仲川輝人といった絶対的主力がベンチに回り、初先発のMF水沼宏太のほか、DFティーラトン、DFチアゴ・マルチンス、DF小池龍太、MFマルコス・ジュニオール、MF天野純、MF遠藤渓太、FWオナイウ阿道が新たに入った。

 対するFC東京も前節・川崎F(●0-4)から中3日。大敗を喫した多摩川クラシコから再起を図るべく、システムを4-3-3から昨季と同じ4-4-2に変更し、先発4人を入れ替えた。負傷離脱していたFW永井謙佑が先発で今季初出場を果たし、ロシア移籍が決まったMF橋本拳人、DF室屋成、FW田川亨介も新たにスタメン入りした。

 前半4分、先にスコアを動かしたのは横浜FMだった。立ち上がりから右サイドを再三突破していた水沼が対面のDF中村帆高を避けてクロスを送ると、ニアサイドに入ったオナイウがフリック。そこに逆サイドのウイングから絞ってきた遠藤が右足ワンタッチで押し込んだ。遠藤はこれが今季初ゴール。昨季最終節の前回対戦以来の得点となった。

 それでもFC東京は前半10分、ようやくFWディエゴ・オリヴェイラにファーストシュートのチャンス。これはGK梶川裕嗣の正面に飛んだが、12分にはMFアルトゥール・シルバのボールキープから永井にボールが渡り、ペナルティエリア内への浮き球から室屋が右足ボレーで合わせるなど、徐々に形勢を取り戻していった。

 そして前半14分、FC東京は右サイドを駆け上がった室屋のクロスから田川が抜け出し、後方からT・マルチンスに倒されてPKを獲得。これをD・オリヴェイラが落ち着いて決め、同点に追いついた。しかしスピードを活かしてゴールに絡んだ田川は接触直後の着地で左肩を痛め、プレーを続行できず。FWレアンドロとの交代でピッチを退くことになった。

 後半20分すぎのウォーターブレイクを終えても主導権はFC東京。43分、室屋のロングフィードが左サイドを駆け上がったD・オリヴェイラに通ると、ペナルティエリアを飛び出した梶川にファウルで倒される。梶川には警告が出され、FC東京はゴール左斜め前でFKを獲得。これをレアンドロがゴール右上に決め、逆転に成功した。

 FC東京は後半も力強く試合に入り、開始早々から永井が右サイドを突破すると、ファーサイドにピンポイントのクロスを供給。バウンド際をうまく合わせたレアンドロが華麗に押し込み、さらに1点を追加した。レアンドロは途中出場から2ゴールの大活躍。FC東京は14分、永井とA・シルバを下げ、FWアダイウトンとMF安部柊斗を投入した。

 対する横浜FMは後半18分、前線3枚を一挙に入れ替え、FWエジガル・ジュニオ、FWエリキ、仲川を投入。仲川は左サイド、エリキが右サイドに入る4トップ気味のフォーメーションにした。サポーターからは期待を込めた大きな拍手が送られる中、23分にはDF畠中槙之輔が強烈なミドルシュート。頭で受けたDF渡辺剛はいったんピッチを離れたほどの威力だった。

 そろそろゴールがほしい横浜FMは後半31分、天野に代わって喜田を投入。対するFC東京はD・オリヴェイラと東を下げ、DFジョアン・オマリとMF高萩洋次郎を入れて、5バックの逃げ切り策に踏み切った。するとその後は横浜FMがボールを握る時間を増やしたものの、中盤で激しい対人戦を繰り広げたFC東京が侵入を許さず。FC東京が3-1で勝利した。横浜FMは開幕節のG大阪戦(●1-2)に続き、日産スタジアムで今季2戦2敗となった。

(取材・文 竹内達也)

 
 
2020/07/13 昨季王者がまた足踏み…横浜FM喜田拓也「心配は1ミリもしていない」 | ゲキサカ

 昨季Jリーグ王者の横浜F・マリノスが苦しんでいる。開幕節ではG大阪に1-2で敗れ、コロナ明けの再開後も1勝1分1敗という戦績。15年ぶりの偉業達成を支えた攻撃力も今季はわずか5得点にとどまっており、リーグ平均以下の数字だ。それでもなお、主将の一人を務めるMF喜田拓也はチームが進むべき道に関して「心配は1ミリもしていない」と言い切った。

 この日、途中出場だった喜田は試合後、報道陣に敗因を問われ「アップしながらだったのでゆっくり見ることができなかった」と前置きした上で「試合の流れは把握しているが、実際にピッチに立った選手の景色、感情がある。そこにリスペクトもあるし、選手と話して実情を掴む必要がある。負けという結果が何だったのかはチームで話していく」とし、明言を避けた。

 それでも、昨季から貫いてきたプレーの軸には明らかな信念を語った。

「皆さん(報道陣)ですとか、周りがどう思っているかは全くわからないけど、一つ言えるのは一度つないだ手は絶対に離さないし、何があっても全員で乗り越えていく覚悟がある。そこに自信はあるし、みんなの結束は何としてもブレてはいけないところ。どんな結果であろうとこのサッカー、このチームを信じているし、みんなも信じていると思う。心配は何ひとつ、1ミリもしていない」。

 開幕節のG大阪戦では前線からのハイプレスを受けて攻撃の起点が寸断され、効果的なショートカウンターとロングボール攻撃を受けて複数失点。再開後の浦和戦、湘南戦、FC東京戦でも相手の前線が互い違いに飛び出す形で背後のスペースを攻略されるシーンが続発しており、対策は進んできていると言える。それでもなお、弱気な言葉を口にするつもりはなさそうだ。

 そうした信念はこの日、入場解禁を迎えたサポーターへの思いにも溢れ出ていた。

「僕たちはまずファン・サポーターもチームの一員だと思っている。これまでは間接的なサポートだったが、今日からは直接的なサポートをいただけるということで、選手たちは楽しみにしていたし、サポーターの方々も楽しみにしてくれていたと思う。そういう思いは拍手に乗っていたし、僕たちもそれを感じ取りながら試合をしていた。サポートを最大限していただいていたのに自分たちの力不足でそれを返せなかった。ただ、試合後の拍手などああいった姿勢を見ると、自分たちに信じる気持ちを持ってくれていると感じた」。

 入場制限の中で日産スタジアムに訪れた4769人のサポーターはこの日、ゴール裏に「トリコロールの絆 どこにいても以心伝心」と記した横断幕を掲示し、ピッチ内の選手たちとテレビの前で応援するサポーターをつなぐメッセージを示した。また声援や太鼓も禁止される中、試合中には攻撃のスイッチが入るサイドチェンジやチャレンジングなボール奪取に大きな拍手を送り、そんな激励は負傷交代を強いられた相手選手や、敗れた後の自チームにも及んでいた。

 こうしたサポーターの振る舞いについては、選手からも「観客の方がいるといないは大きく違う。ゴールを決めて拍手をもらうというのもそうだけど、ボール奪取などちょっとした頑張りに対しても拍手をもらうというというのも、選手には力になると感じた。できる中での応援だったと思うし、声を出して応援したかったサポーターもいると思う。その中でも応援は自分たちに伝わっていた」(MF遠藤渓太)という声も挙がっており、思いは届いていたようだ。

 すなわち、結束力には問題なし。喜田はオンライン取材を「ファン・サポーターの皆さんを喜ばせるのは、自分たちのサッカーをして結果を出すこと。よりハングリーな気持ちを持って、這い上がるという強い気持ちを示せればと思っている」という力強い言葉で締め、今後の奮起を誓った。

(取材・文 竹内達也)

 
 
2020/07/13 積み重ねた100試合、節目で先制ゴールも…横浜FM遠藤渓太「満足してはいけなかった」 | ゲキサカ

 Jリーグ100試合目で開始早々の先制ゴールを記録。節目の一戦で幸先の良いスタートを切った横浜F・マリノスFW遠藤渓太だったが、試合後に喜びの声はなかった。「先制点を取って逆転される展開はあまり経験がなかった。原因があるとは思うのでしっかり話し合っていきたい」と前を見据えた。

 過密日程を避けて2試合ぶりのメンバー入り。滑り出しは完璧だった。前半4分、MF水沼宏太のクロスにニアでFWオナイウ阿道が潰れると、ゴール前でDF室屋成を振り切った遠藤がワンタッチでゴールへ。「宏太くんからいいボールが来るのは練習でもわかっていた。阿道くんがニアで潰れてくれたので、感覚で足裏でひょっとやったら入った」。チームの攻撃の生命線となるクロスから今季初ゴールを沈めた。

 ところがその後、チームは3失点。前半終了間際の逆転ゴール、後半開始直後の追加点といずれも悪い時間帯だった。「当然あの時間帯に失点して、ポジティブな要素は一つもないし、その前には自分が選択を間違ったかもしれない。でも誰かの責任ではないし、チームとして緩んだ部分が出てしまった」。後半18分にピッチを退いた背番号11は淡々と振り返った。

 この試合を通じて遠藤は「守備は守備の選手がやって、攻撃は攻撃の選手でやっているように思った」という。そうした中で「攻撃の選手は攻撃をすればいいわけじゃないし、守備の選手は守備だけやればいいわけじゃない。研究してカウンターをしてくるチームは増えるし、対応していかないといけない」と課題の修正を誓った。

「100試合をマリノスで迎えられたことに喜びはあるし、今の自分にはゴールが必要だったし、100試合目でゴールを取れたのは嬉しいことなので次につなげていければ。1点で満足してはいけなかったし、2点、3点とチャンスがあった中で、チームを逆転させられるプレーをしないといけなかった」。

 これまで積み重ねてきた出場数も、節目の試合で決めたゴールも、悔いを残した敗戦も、全てを今後の糧にしていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)

昨季王者の横浜FM、再開後初の黒星で13位後退(20枚) | ゲキサカ
先制ゴール実らず逆転負け…横浜FM遠藤渓太「あまり経験がない展開」(12枚) | ゲキサカ
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ベルギー帰りの横浜FM天野&小池が揃ってスタメン復帰(12枚) | ゲキサカ
スタジアムに戻ってきた横浜FMの12番目の選手たち:vol.1(20枚) | ゲキサカ
スタジアムに戻ってきた横浜FMの12番目の選手たち:vol.2(20枚) | ゲキサカ
スタジアムに戻ってきた横浜FMの12番目の選手たち:vol.3(20枚) | ゲキサカ

 
 

Football ZONE WEB

“J1王者”横浜FM、なぜ開幕ダッシュに失敗? 「4戦フル出場0人」が示す連覇への土台作り | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ

–【J番記者コラム】大幅なターンオーバーを実施、開幕4試合でフルタイム出場選手はゼロ

 開幕から1勝1分2敗と、前年度王者の横浜F・マリノスが今ひとつ波に乗れていない。

 12日に行われたFC東京との一戦では、この試合がJ1通算100試合目となったFW遠藤渓太の今季初ゴールで先制に成功。しかし、その後はFC東京のFW永井謙佑やFWディエゴ・オリヴェイラのスピードを生かした攻撃に屈し、3失点で1-3と逆転負けを喫した。

 それでもアンジェ・ポステコグルー監督は「いいゲームができたと思うし、続けてやっていくことが大事。このサッカーを続けることで結果はついてくる」と前向きに総括した。さらに1勝1分1敗で終えたリーグ戦再開後の3連戦についても「この3試合は全体的にいいゲームができている。みんなを使いながら自分たちのサッカーができている」と手応えを明かした。

 振り返ると、この3試合は多くの選手を起用してターンオーバーしながら戦っていた。

 再開初戦の浦和レッズ戦(0-0)では、開幕戦のガンバ大阪戦(1-2)から先発を6人入れ替えた。右手骨折で戦線離脱しているGK朴一圭をはじめ、負傷による出入りこそあったものの、この中断期間中に復帰したMF天野純や新加入のDF小池龍太が先発し、反対に昨季の得点王であるMFマルコス・ジュニオールがベンチスタートという斬新な組み合わせで臨んだ。

 続く湘南戦(3-2)では浦和戦から5人をメンバーチェンジ。運動量が多く負担の大きい両サイドバックを入れ替え、3トップ中央にはFWエジガル・ジュニオを起用した。その試合では後半途中の3枚替えが奏功し、途中出場の天野やMF水沼宏太、FWオナイウ阿道が結果を残して逆転勝利を手にする。

 そして直近のFC東京戦は、湘南戦から今度は先発を7人替える策に打って出た。主将のMF喜田拓也や昨季のMVP&得点王のFW仲川輝人がベンチに座る布陣は、これから過酷さを増していく過密日程を戦うための、選手層の厚さを示したとも言える。

 開幕から4試合を消化し、横浜FMには早くもフルタイム出場の選手がいなくなった。4試合連続で先発したのもMF扇原貴宏ただ1人だ。優勝メンバーであろうと、個人タイトルを獲得した選手であろうと、特別扱いはしない。「11人の選手だけでなく、今シーズンは特に全員を必要としている」と話す指揮官は、選手たちのプレータイムを均等に分けることでその言葉を具現化した。

–8月中旬以降に公式戦15連戦…戦力の底上げは必須

 今後、15年ぶりの優勝を成し遂げた昨季のメンバーが重要な役割を担うのは間違いないが、その面々だけでJ1リーグ連覇を達成できるはずがない。さらにAFCチャンピオンズリーグが10月後半から11月前半にかけて集中開催されることが決まり、8月中旬以降は中2~3日での公式戦15連戦(ルヴァンカップ準々決勝1試合を含む)が確定している。

 こうして考えていくと、今はまだギアをトップに上げる必要がない。4カ月以上も公式戦から遠ざかっていたコンディションを鑑みても、目の前の試合に勝利することを目指しつつも負傷のリスクを軽減しなければならなかった。同時に多くの選手をピッチに送り込むことで、実戦を通してチーム作りができる貴重な機会だったのかもしれない。

 今週末の鹿島アントラーズ戦からは、再び中3日での3連戦が組まれている。「選手たちをしっかり守って、怪我なくやっていきたい」と語ったポステコグルー監督は、ここでもターンオーバーを活用しながら戦っていくのではないか。もちろん、3人から5人に増えた交代枠もポジティブに作用するだろう。

 目先の結果だけを追い求めるならば、勢いと強さが同居した昨季終盤のメンバーを中心に編成すればいい。それは難しいことではなく、目に見える結果を残したのだから異論反論も出ないはず。ただし、中長期的な視野を持った時の施策やマネジメントは別問題だ。

「自分たちのサッカーを続けることが一番大事」

 リップサービスする気など毛頭ない指揮官はそう繰り返す。この大前提を最後まで貫くために、今はその時々でベストの11人を選んでいく。

フットボールチャンネル

マリノスMF遠藤渓太、J1通算100試合出場達成。FC東京戦では開始4分に先制弾 | フットボールチャンネル

 横浜F・マリノスに所属する日本代表MF遠藤渓太が、J1通算100試合出場を達成した。同クラブの公式ツイッターなどが伝えている。

 2020明治安田生命J1リーグ第4節横浜FM対FC東京が12日に行われた。ホームの横浜FMは1-3の敗戦を喫した。この試合に先発した遠藤はJ1通算100試合出場を達成した。

 開始からわずか4分、右からのクロスが中央に流れたところを遠藤が押し込んで横浜FMが先制。遠藤は自身の100試合出場を祝うゴールを決めた。しかしチームはその後3失点を喫し、1-3の逆転負けとなった。

 現在22歳の遠藤は下部組織から2016年に横浜FMに入団。昨年12月に行われたE-1選手権に出場し、A代表デビューを果たしている。来年開催予定の東京五輪に臨むU-23日本代表候補である。

 
 
Jリーグに戻ってきたスタジアムの熱。マリノス選手も実感、応援の力は「以心伝心」 | フットボールチャンネル

Jリーグのスタジアムに観客の姿が戻ってきた。まだ最大5000人までの収容、アウェイサポーターの来場なし、声出し禁止など制約は多い。それでも「拍手」による応援の力は、ピッチで戦う選手たちのもとに届いているようだ。(取材・文:舩木渉)

–スタジアムにファン・サポーターが帰ってきた

 新横浜駅から日産スタジアムまで歩いていくと、近づくにつれて右肩に優勝クラブのみに許された黄金のJリーグエンブレムを輝かせた真っ青なユニフォームをまとう人の数が徐々に増えていく。

 最後の陸橋に差し掛かるあたりでその人数は最大になり、選手たちの写真があしらわれたのぼりを両側に見ながら、皆一様に笑顔でスタジアムへ向かっていく。やはり観客のいるJリーグは、無観客試合と高揚感が全く違う。

 12日に行われた明治安田生命J1リーグ第4節、横浜F・マリノス対FC東京の取材に向かいながら、「ようやくJリーグにも日常が戻りつつあるんだ」と実感した。新型コロナウイルス感染拡大にともなう中断期間が明け、約4ヶ月半ぶりの有観客試合開催までこぎつけた。

 会場に着いて、せかっくなので久しぶりにスタジアムグルメを楽しもうと、あるキッチンカーの行列に並んでいた。すると、後ろからこんな声が聞こえてきた。

「まずティーラトンが左サイドに出るとさ。畠中(槙之輔)、チアゴ(・マルチンス)もスライドして…」

 振り返ると、マリノスのユニフォームを着た20代前半と思われる若い男性グループがいた。おそらく話のテーマは、愛するクラブのディフェンス面での対応や弱点についてだろう。しばらく聴いていると、また別の話題になっていた。細かい言葉遣いは違ったかもしれないが、おおよそこんな感じだったと記憶している。

「クラブがたまに数量限定や受注販売でグッズを売るじゃん。あれって『最低でもいくつ売らないと利益にならない』みたいなラインが絶対あるんだよ。それも100とかじゃ全然足りないと思う。それでも商品化してくれている。だから、できるだけそういうのは買うようにしたいんだよね。少しでもクラブに入る利益を多くしたいじゃん?」

 まだ最大5000人収容なので、相当なサッカー好きかマリノス愛のあるファン・サポーターが集まっていることは想像に難くない。だが、まさか戦術を議論するだけでなく、グッズ販売の裏側にまで関心を持ち、「クラブのために」という考え方が浸透しているとは。Jリーグのファン文化も創設から30年近くが経ち、かなり成熟してきているのだろうと感じた。

 応援スタイルに関しても、現時点ではかなり制約が多い。大声を出したり、チャントを歌ったり、手拍子をしたり…以前までなら当たり前にできていたことが、感染症対策のために禁止されている。今、スタンドに等間隔で座るファン・サポーターができるのは「拍手」くらい。実際にどんな応援になるか、試合が始まるまではあまり想像ができなかった。

–「拍手」が起こるタイミング

 ファン・サポーターの応援には、その国や土地の文化や風土、サッカー観などが色濃く反映される。スタジアムの中と外は切っても切れない深い関係があると考えている。

 例えばレアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでは、下位クラブに1-0などロースコアで内容に乏しい戦いを見せた時には、勝っていたとしてもスタンドの四方八方から容赦ないブーイングが浴びせられる。

 彼らにとっては勝つことが当たり前で、その内容も大事。首都のビッグクラブというプライドもある。もちろんいいプレーには拍手も出るが、ファン・サポーターのクラブ愛は「歪んでいる…」と感じるほどに気高く、気難しいものだった。

 一方、地方クラブに目を向けると様子は全く違う。現在、香川真司がプレーしているレアル・サラゴサの本拠地ラ・ロマレダの雰囲気は殺伐としている。でも、敵意を向けるのは相手チームと審判に対してだけ。

 アウェイチームの選手たちのプレーや、サラゴサに不利な判定をした審判に対しては、どこからともなく激烈なブーイングが飛び、ありとあらゆる罵詈雑言(倫理上具体的には書けない)が浴びせられる。不甲斐ないプレーをすればホームチームも野次られるが、基本的には「自分たちの息子」のように愛情が注がれる。これこそがホームアドバンテージになる。

 Jリーグではクラブごとにファン・サポーターに独特な雰囲気はあれど、応援を先導するコールリーダーがいて、全員でチャントを歌うような画一的な応援になりがちだ。だからこそ、拍手だけの応援になった時、クラブや地域ごとに浸透しているはずのサッカー観や哲学への理解が垣間見れると期待していた。

 12日の試合でマリノスはFC東京に1-3で敗れた。開始4分でJ1リーグ通算100試合出場を達成した遠藤渓太がゴールを挙げて先制したものの、前半のうちにPKと直接フリーキックで追いつかれ、後半開始早々に3失点目。ボール支配率は64%と非常に高かったが、枠内シュートが先制ゴールの1本だけとビッグチャンスは少なく、昨季優勝を争ったライバルに屈した。

 そんな中で、マリノスのサポーターはどんなタイミングで拍手をしていたか。試合開始や終了の笛がなった時、セットプレーを獲得した時、シュートを打った時、ゴールが決まった時などは当たり前に拍手が起こった。

 さらに激しくプレッシャーをかけて相手に消極的な判断をさせた時、球際のデュエルでボールを奪った時、前線の選手がいいポジションで縦パスを受けて前を向いた時、サイドチェンジが通って逆サイドに1対1の局面を作れた時、GKが相手のプレッシングを引きつけながら味方に的確なパスをつないだ時など、細かいアクションにも拍手が湧いた。

–拍手は「選手の力になる」

 音を聞けば拍手の「質」はわかる。誰もが手を叩く時にはリズムの揃ったきれいで大きな音になるし、逆にためらいがあると音は小さめで揃わず、探り探りだから音の波ができる。そういう意味で、まだ細かい「ナイスプレー」に対する拍手が完璧に揃っているわけではない。

 だが、ファン・サポーターの中で、アンジェ・ポステコグルー監督が指向するサッカーや、今のマリノスのサッカー哲学への理解が進み、「いいプレー」と「悪いプレー」への独自の基準が出来上がりつつあるように思う。スタンドの観客もアタッキング・フットボールの「感覚」を掴めるようになると、拍手だけでもピッチ上の選手たちにとっては大きな後押しになるはずだ。

 しかも、拍手する時というのはだいたいが「ポジティブ」なものに対してなので、声出しが禁止されている現状はルールからの逸脱がなければ温かな雰囲気になるはず。前向きな応援は、先に述べたスペインの事例などとは違った形のホームアドバンテージにもなるだろう。

 試合後、先制点を挙げたマリノスのFW遠藤は「率直に観客がいるといないとでは大きく違いました。いいプレー、例えばゴールを決めて拍手をもらうのもそうですけど、ボールを奪ったとか、ちょっとした選手の頑張りで、小さなことで拍手をもらえるだけでも選手の力になるとすごく感じました」と語った。

 ファン・サポーターの応援は、確実にピッチ上で戦う選手たちのエネルギーになっている。キャプテンの喜田拓也も、試合終了後の観客席のリアクションに感銘を受けたようだ。

「僕たちはまず、ファン・サポーターの方もチームの一員だと思っていて、これまで間接的な後押しでしたけど、今日からは直接的にそれ(応援)をいただけるということで、選手も本当に楽しみにしていましたし、ファン・サポーターの方も楽しみにしてくれていたと思います。

そういった思いだったりが、あの拍手に乗っていたと思いますし、自分たちも感じ取りながら試合をしていたのは事実としてあります。勝つためのサポートを最大限していただきましたけど、自分たちの力不足で返せなかったところもあります。ただ、終わった後の拍手だったり、皆さんの姿勢を見ると、やっぱり自分たちを信じて、思ってくれていると感じました。

そういったところはチームにとってプラスでしかない。ファン・サポーターを喜ばせられるのは自分たちのサッカーをして結果を出すこと。そこはまた、チームとして、よりハングリーに這い上がっていく、強い気持ちを示せればと思います」

–「一度つないだ手は絶対に離さない」

 昨季王者ながら、マリノスはここまで1勝1分2敗とリーグ戦でなかなか結果が出ていない。ただ、思い出せば一昨季は残留争いをしていたわけで、その苦しい時期もポステコグルー監督が一切ブレなかったことが昨季の優勝につながった。

 FC東京に敗れても「このサッカーを続けることで結果は必ずついてくる。守備面ではいくつかのシーンでもう少しうまくできたかもしれない。だが、シーズンは始まったばかりなので、自分たちのやり方を続けて、より強くなって、もっともっと自分たちのサッカーを出しながらやっていきたい」と、指揮官の考えに変わりはない。

 速い展開で両サイドに振られ、カバーリングが追いつかないサイドバックの裏を突かれる失点パターンが増えるのも、おそらく織り込み済み。過密日程でメンバーの固定が難しい中で、攻撃面で崩しの精度や速度を高める必要があるのも重々承知しているだろう。今は複数の選手をユニット化して連係を高めながら、攻撃のバリエーションを増やしていったり、交代でメッセージを伝えやすくしたりといったことに取り組んでいるようにも感じる。

 そんな中で、選手たちも信じることをやめてはいない。ファン・サポーターの思いに応えるためにも、ちょっと結果が出ないだけで折れるわけにはいかないのだ。でも、念のため喜田に質問してみた。「ブレずにやり続けたから昨年優勝できたと思う。たった1つや2つの負けではブレない、今後もその思いで続けていく認識でいいのか?」と。

 彼は少し間を置いて答えた。「当然ですね」。そしてこう続ける。

「(メディアの)皆さんですとか、周りがどう思っているか僕らは全くわからないですけど、1つ言えることは、自分たちは一度つないだ手は絶対に離しませんし、何があっても全員で乗り越えていく覚悟はあるので、そこに対しては自信を持っています。

みんなの結束というのは何としてでもブレてはいけないところだと思いますし、どんな結果であろうと、このサッカーだったり、このサッカーを自分は信じています。みんなも同じ思いでいてくれると思うので、そこに対しての心配は何一つ、1ミリもしていないです」

 FC東京戦、日産スタジアムのスタンドには「トリコロールの絆 どこにいても以心伝心」という横断幕が掲げられていた。結果が出なくても我慢して、勝利を待ち続けたからこそ、今のスタジアムの雰囲気が出来上がったとも言える。12日の試合終了後、負けてもマリノスのファン・サポーターは懸命に戦った選手たちへ拍手を送った。ポステコグルー監督率いるチームを信じ続ける気持ちに変わりはないということだろう。

 久しぶりにスタジアムに帰ってきたファン・サポーターの思いと、選手たちのプレーが溶け合って、これからどんな化学反応が生まれるだろうか。

 それはマリノスに限った話ではなく、他のクラブにも言えること。次節は18日、マリノスはアウェイで鹿島アントラーズと対戦する。開幕4連敗と一向に調子の上がらない鹿島がホームのファン・サポーターの前でどんなパフォーマンスを見せるか、それに対してマリノスはどう挑むのか。とにかく気持ちよく拍手できるような、両チームの最高のプレーに期待したい。

Goal.com

【動画】横浜FMのGK梶川裕嗣がFC東京FWディエゴ・オリヴェイラを倒したシーンのイエローカードは妥当 | Goal.com

【Jリーグ(J1)ニュース】気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジ リプレイ#8」がDAZN(ダゾーン)で配信中だ。Goalでは、J1第4節・横浜F・マリノスvsFC東京(1-3)から、横浜FMのGK梶川裕嗣がFC東京FWディエゴ・オリヴェイラを倒して警告を受けたシーンを取り上げる。

■DOGSOで一発退場か?

 DAZNの人気番組「Jリーグジャッジリプレイ」では、今週もSNSで反応が多かった4つのシーンをピックアップ。おなじみ原博実Jリーグ副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史さん、FIFA・AFC・JFA審判インストラクターの深野悦子さんが登場し、桑原学さんMCのもと議論を行った。

 その中からここでは、12日に日産スタジアムで行われた明治安田生命J1第4節・横浜F・マリノス vs FC東京の43分のシーンをピックアップ。

 FC東京右サイドバック室屋成からのロングフィードにFWディエゴ・オリヴェイラが横浜FMディフェンスラインの裏に抜け出し、ゴール前に走り込む。胸でワントラップしたところで飛び出してきたGK梶川裕嗣のファウルを受けて転倒。梶川にはイエローカードが出された。

 このシーンに対し、ツイッターを通じ「DOGSO(ドグソ)で一発退場だったのでは?」という意見が多く寄せられた。

 DOGSOとは、「Denying Obviously Goal Scoring Opportunity」の略で、ファウル(反則)により、決定的な得点機会を阻止することをいう。そして、DOGSOに該当するかどうかは以下4つのポイントで判断される。

①プレーの方向 :ファウルを受けた攻撃側の選手が相手ゴールに向かっているかどうか
②反則とゴールとの距離 :ファウルが起きた場所から得点が狙えるかどうか
③守備側競技者の位置と数 :ファウルをした選手以外の守備側の選手がカバーできる位置にいるか、追いつけるか
④ボールをキープできる、あるいはコントロールできる可能性 :ファウルを受けた選手が、そのファウルがなければシュート・ドリブルなどができるかどうか

「DOGSOの要件はすべて満たし切れていないかなと」とは平畠さん。

 ディエゴ・オリヴェイラはトラップのあと、「(ボールを)コントロールし切れず、バーンと弾んで離れています。あとゴールをカバーできそうな位置にF・マリノスの選手が何人かいました。ただ、梶川選手のファウルは、ボールじゃなくてあまりにも体にいっている感じがあったので、イエローでいいと思います。見た瞬間はもちろん『レッドだろう』って、僕も思いましたけれど」。

 ツイッターでは、「レフェリーは、なぜイエローを出したのでしょうか。これはDOGSOにも見えますが、プレーの方向が怪しいとは思います。自分はレフェリーがSPA(※)というジャッジをしたと思いますが、皆さんの見解を聞いてみたいです」という意見も届いていたという。

(※)SPA:「STOPPING A PROMISING ATTACK」の略。警告(イエローカード)の条件に該当する相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止すること。

 原副理事長の見解はこうだ。

「これは赤でしょう。横浜F・マリノスはああいう守備をしているから裏を取られることも多い。しかもGKが前に出てきている。ペナルティーエリアの外に出てきたらそのまま対応するしかないんだけど、もう倒しにいってしまっている。確かに(D・オリヴェイラ)のトラップはちょっと大きいとはいえ、GKは出てきてしまっているわけで。ほかの守備側の選手がゴール前に帰るとしても、GKがいない、手を使える人がいないことって結構重いじゃないですか。その止め方自体も、足で行って手でも行って、みたいな。そこから言うと、DOGSOに当てはまるんじゃないかなと思います」

■4要件をすべて満たしているシーン

 つまり、DOGSOの4要件を満たしているということだ。深野さんも「DOGSO、レッドカードだと思います」と同様の意見を表明する。

「4要件に当てはまるかどうかですね。もし悩むとすれば、ボールをコントロールした後のところ(要件④)。ボールがちょっと浮いて前のほうに転がっていって、FWの選手がボールをコントロールできないんじゃないかという判断が一つあったと思います。あるいはDFが1枚帰っているので、その選手はカバーをできたんじゃないかというところ(要件③)だと思います」

 深野さんはこう前置きしつつ、レッドカードの根拠を示す。

「GKが前に出ているということは、いわゆる無人のゴールと考えられます。DFは手が使えませんので、ボールをキャッチすることはできません。足、頭、体でプレーするわけですが、それは非常に難しい」。加えてジャッジする際には「ファウルした瞬間が一番大事」と、画面をストップして確認する。

「止めると、やっぱり無人のゴールという状況です。確かにボールが胸から落ちてちょっとバウンドしていますけれども、十分にコントロール下にあって、ボールに追いついてシュートが打てるんじゃないかと考えられます。ですので、このシーンはDOGSO、レッドカードで退場ということになります」

 原副理事長は、「ディエゴ・オリヴェイラは何でもできるから」と攻撃側の脅威についても語る。

「倒されなかったら、そのまま蹴ってもいいし、ドリブルで持って行ってシュートしてもいい。だから倒されちゃった、GKではなく、DFが倒したとしてもレッドだと思います。GKがゴール前にいたとしても。そういうシーンに近いんじゃないかな。決定的なチャンスに行くところで倒したら、DOGSOにあたる。そうシンプルに僕は思いました」

 なお、このファウルによりFC東京はFKを獲得、レアンドロが直接沈め、勝ち越し点を奪った。

 このシーンのほか、今回のJリーグジャッジリプレイ#8は「DOGSO」特集ともいうべき回となっている。

 川崎フロンターレvs柏レイソルの88 分、柏FW江坂任のスルーパスに抜け出したFW呉屋大翔がMF守田英正に後ろから倒され守田が警告を受けたシーン。J2・アルビレックス新潟vs松本山雅FCの53分、ペナルティーエリア内で松本のFW阪野豊史が新潟のDF新井直人と接触、阪野が倒されたようにも見えたが笛が鳴ならなかったシーン。横浜FMvs FC東京の14分、FC東京の室屋が右サイド中央に折り返し、走り込んだFW田川亨介がDFチアゴ・マルチンスに倒され、PKとなったがT・マルチンスにイエローもレッドも出なかったシーンについても議論されている。

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2020マッチレポート | 7月12日 vs FC東京 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

こけまりログ

2020/07/11 【スタジアム観戦情報まとめ】2020/7/12(日)19:30KO J1第4節 横浜F・マリノスvs.FC東京@日産スタジアム
 
 

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