【試合結果Webニュースまとめ(0△0)】2023/11/24(金)19:00KO J1第33節 横浜F・マリノスvs.アルビレックス新潟@日産スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(0△0)】2023/11/24(金)19:00KO J1第33節 横浜F・マリノスvs.アルビレックス新潟@日産スタジアム
 
 

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1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.X(旧Twitter) / Instagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第33節 横浜F・マリノス vs アルビレックス新潟 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs新潟の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2023年11月24日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
 └ 入場者数 34,335人

監督コメント

[ ケヴィン マスカット監督 ]

正直、終わったばかりで、フラストレーションや失望を感じていますが、空っぽの状態です。選手たちはすべてを出し切り、勝とうとする姿勢を見せてくれました。多くのチャンスを作り、決定機もありましたが、点が決まりませんでした。すべてを出し切ったので、空っぽの状態です。

--優勢に進めながらも点が入らなかったのは、優勝争いのプレッシャーがあったのか?
すごく良いスタートを切れました。強度を高くプレーし、プレスもアグレッシブさが出ていました。それが最初だけでなく、最後までレベルを落とさずにできました。ですが、思ったような結果にはならず、先ほども言いましたが、すべてを出し切った結果、いまの頭の中はフラットな状態です。

--特に得点が欲しい後半の半ば以降、特別なことをしなかった。横浜FMの哲学を貫き通して点を取れるという見立てだったのか?
そうですね。1点を取るために、やり方を変えるというのであれば、守備的なチームが残り何分かで得点が必要なために攻撃的なやり方にシフトすることはあり得るでしょう。ただ、自分たちは違います。笛が鳴った瞬間に前線からアグレッシブに戦っていますし、最後までそれをやり続けてチャンスをたくさん作りました。それは勇敢な気持ちがなければできません。最終ラインを高く保たなければいけませんし、裏のスペースにはリスクが生まれます。それを、勇気を持ってやるか、やらないかです。自分の選手たちは勇気を持ってやってくれています。相手が上回って、裏を突かれて失点をすれば、自分が責任を取ります。それは選手たちにも伝えています。今日のゲームでもブレずに戦えました。望んだ結果ではありませんでしたが、最後の最後まで自分たちのサッカーをやり切ってくれました。

選手コメント

角田 涼太朗

結果がすべてのゲームで、勝ち切ることができなかったことに尽きると思います。攻め手もありましたし、オーガナイズもできていましたが、点を取ることができませんでした。今年、そのようなゲームを何度も繰り返してしまっているので、それが最後の最後で出てしまいました。

--勝たないといけない焦りが時間とともに出てきたのか?
少なからずそれはありました。去年の終盤も同じような状況で2連敗した時期がありました。その経験があった中、そのときにいた選手たちがうまくゲームコントロールをしないといけなかったと思います。少し、ストレスがたまる展開にしてしまったのは課題です。ただ、セレモニーのスピーチで喜田(拓也)選手も言っていましたが、誰一人、あきらめている選手はいません。他力にはなりましたが、リーグ戦で1試合、ACLで2試合残っています。今季やってきたすべてを出すだけです。

--終盤、ヘッドギアを外した。
残り20分を切った時間帯でしたが、正直、目も見えづらく、邪魔になってきました。何よりも勝ちたかっただけで、自分の体はどうなってもいいという気持ちでした。チームが勝てればなんでも良かったのですが、結局、結果につながりませんでした。前を向くしかありません。まだ戦えるチャンスがあるので、もう無駄にしたくはありません。

ナム テヒ

当然、大事な試合で勝ち切れなかったことは本当に悔しいです。キー坊(喜田 拓也)、監督が話したように、僕たちがあきらめることはありません。すぐに韓国で試合があるので、そこに集中していきます。

--久しぶりの先発でトップ下に入り、新潟をどのように崩そうとしていたのか?
ポケットをどう攻略するかがカギでしたし、監督からもそこに入っていって攻撃を活性化することを求められていました。自分でも重点的に狙っていました。いくつかチャンスを作ることができましたが、新潟も良いプレーをしていました。悔しいですが、1ポイントに値するゲームと言えるかもしれません。

--来週は母国・韓国でプレーするチャンスがある。
先日は横浜国際総合競技場で対戦しましたが、韓国のチームと韓国人として戦うということは、特別な感情があるのは間違いありません。試合に出れば、マリノスの一員としてチームのために戦う姿勢を見せたいです。

 
 

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ハイライト動画


ハイライト|J1リーグ第33節|vs アルビレックス新潟 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 痛恨のスコアレスドローで連覇黄信号 マスカット監督「勝ち点3が欲しかった」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 連覇を狙う2位の横浜は、ホーム最終戦で新潟と対戦。数多くの決定機をつくりながら、スコアレスドローに終わった。暫定ながら首位・神戸に勝ち点1差に迫ったが、神戸があす25日の名古屋で勝利すれば神戸の初優勝が決まる。

 横浜は逆転優勝での連覇を狙い、最後まで相手ゴールに迫ったが最後まで2試合連続無失点中の新潟守備陣を崩せなかった。前半47分にはFWエウベルからのパスを受けたFWロペスが左足シュートを放ち、同48分にはFWマテウスからの浮き球パスにロペスが頭でシュートを狙ったが、いずれも相手GKの好セーブに阻まれた。同49分にはマテウスがドリブルで切れ込んでシュートしたが、またも相手GKの再三の好セーブでゴールラインを割れなかった。

 後半6分にはエウベルがゴール前のこぼれ球に飛び込んでヘディングシュートを狙うも相手GK好セーブ。後半18分には元韓国代表MF南泰煕(ナム・テヒ)がミドルシュートを狙うも右ポスト直撃でゴールはならなかった。

 無念の引き分けに終わったマスカット監督は「勝ち点3が欲しかった」と悔やみつつ「選手たちは最後の最後まで出し切ったと思う。最後の判断の部分では悔やまれるところもあるが、素晴らしいパフォーマンスをしてくれた。相手GKの好セーブも数本あった」と選手の奮闘を称えていた。

 
 
横浜 痛恨のスコアレスドローで連覇黄信号 顔面強打も強行出場の角田「ただ勝ちたかった。悔しい」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 連覇を狙う2位の横浜は、ホーム最終戦で新潟と対戦。シュート20本と数多くの決定機をつくりながら、スコアレスドローに終わった。暫定ながら首位・神戸に勝ち点1差に迫ったが、神戸が25日の名古屋戦で勝利すれば神戸の初優勝が決まる。

 横浜は逆転優勝での連覇を狙い、最後まで相手ゴールに迫ったが最後まで2試合連続無失点中の新潟守備陣を崩せなかった。試合終了のホイッスルが鳴り響くと、選手はピッチに仰向けに倒れ込んだり、ぼう然と立ち尽くした。この引き分けが持つ意味を理解していた。

 前半47分にはFWエウベルからのパスを受けたFWロペスが左足シュートを放ち、同48分にはFWマテウスからの浮き球パスにロペスが頭でシュートを狙ったが、いずれも相手GKの好セーブに阻まれた。同49分にはマテウスがドリブルで切れ込んでシュートしたが、またも相手GKの再三の好セーブでゴールラインを割れなかった。

 後半6分にはエウベルがゴール前のこぼれ球に飛び込んでヘディングシュートを狙うも相手GK好セーブ。後半18分には元韓国代表MF南泰煕(ナム・テヒ)がミドルシュートを狙うも右ポスト直撃と最後までゴールに迫ったが、ゴールは遠かった。

 下顎(かがく)骨を骨折し、顎部分を保護する特注ヘッドギアを着用して強行出場しているDF角田は前半39分の空中戦で右目上を強打。右目が大きく腫れたため、最後は視界が遮られるヘッドギアを外して気迫のプレーを見せた。「(残りの試合時間が)20分を切ったところでど、目(の腫れ)も邪魔になってきた。それよりもただ勝ちたかっただけ。自分のことはどうなってもよかった。チームが勝てれば何でもいいと思っていた」と闘志をむき出しにしてチームをけん引した。しかし勝利にはつながらず「結果が全てのゲームだった。勝ちきることができなかったことに尽きる。攻め手もあったし、オーガナイズできていた中で点が取れず、こういうゲームを繰り返してしまっている。最後の最後に出てしまったのが悔しい。(焦りも)少なからずそれもあったと思う」と唇を噛んだ。試合後、右目上は大きく腫れていた。

 しかし、神戸が名古屋戦で引き分けか負けなら12月3日の最終節・京都戦に優勝の行方が持ち越されることになる。角田は「やっていることは間違っていない。今日も自分たちの形を何度もつくることができた。最後の落ち着きやアイデアのところは前の選手後ろの選手関係なくやっていかないといけない。後半なんかはあまり下から組み立てることができなくなった。自分たちのサッカーを貫きつつ結果も出さないといけない。勝つしかないので。全員が切り替えてやるしかないと思う」と言葉に力を込めた。

 
 
横浜 連覇へ崖っ縁…執念のシュート20本も痛恨ドロー マスカット監督「今の感情は空っぽ」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 明治安田生命J1リーグは各地で2試合が行われ、連覇を狙う2位の横浜は、ホーム最終戦で新潟と対戦。シュート20本中枠内シュートが14本と数多くの決定機をつくりながら、最後まで決めきれずに痛恨のスコアレスドローに終わった。暫定ながら首位・神戸に勝ち点1差に迫ったが、神戸が25日の名古屋戦で勝利すれば最終節を前に神戸の初優勝が決まる。9位の川崎Fは鹿島に3―0で快勝した。

 横浜の連覇への執念は20本のシュート数に表れていた。しかし、勝てなかった。相手GKの再三の好セーブもあり、最後までゴールを割れなかった。9月29日の神戸との首位攻防戦で敗れてからリーグ3連勝と昨季王者の意地を見せてきたが、ホーム最終戦でどうしても必要だった勝ち点3を逃し、きょう25日にも連覇が消滅するマスカット監督は「勝ち点3が欲しかった。全てを出し切ったので、今の感情は空っぽ」と肩を落とした。

 平日夜にもかかわらず3万4335人のサポーターが集結し、リーグ戦の今季ホーム総入場者数はクラブ史上最多47万1164人を記録した。地の利を生かし、前半48分にはロペスがヘディングシュートも相手GKが好セーブ。後半18分にはMF南泰煕(ナム・テヒ)がミドルシュートを狙うも右ポストを直撃した。勝利を義務づけられた昨季王者は試合終盤は攻め急いでミスを連発するらしからぬ姿もあった。

 下顎(かがく)骨を骨折して特注ヘッドギアを着用して強行出場しているDF角田は前半39分の空中戦で右目上を強打。右目が大きく腫れたため、最後は視界が遮られるヘッドギアを外して気迫のプレーを見せたが「結果が全ての試合。勝ちきることができなかったことに尽きる」と悔しがった。

 他力とはなったが、仮に神戸が引き分けか負けなら優勝の行方は12月3日の最終節・京都戦まで持ち越されることになる。主将のMF喜田はセレモニーで「ファン、サポーターと日本一の景色を見たい。マリノスならできると信じて心を一つにして、関わる全ての人の力を合わせて最後まで戦い抜きたい」と熱い口調で呼びかけた。(東尾 洋樹)

 
 

ニッカンスポーツ

【横浜】連覇崖っぷち…マスカット監督「終わったわけじゃない」新潟とドロー 神戸明日勝てばV – J1 : 日刊スポーツ

リーグ連覇を目指す2位横浜F・マリノスがホームでアルビレックス新潟と0-0で引き分けた。自慢の攻撃陣が沈黙。終盤は攻め込まれる場面もあり、苦しい試合だった。連勝が3で止まり、勝ち点は64。これで、優勝を争う首位のヴィッセル神戸が優位に。神戸は、25日のホーム名古屋グランパス戦に勝てば同68となって最終節を前に、悲願のリーグ初優勝が決まる。

まるでV逸が決まったかのように、試合終了の笛を聞いた選手たちは、ぼうぜんとその場に立ち尽くした。逆転での連覇へ、是が非でもほしかった勝ち点3。今季14戦して11勝1分け2敗と強いホームの日産スタジアム。序盤から前線の外国人トリオを中心に攻め込んだが、新潟GK小島の好セーブに何度も阻まれた。DF角田は下顎(かがく)骨折の影響でヘッドギア着用での強行出場。空中戦で相手と接触して倒れながらも起き上がる執念を見せたが、ゴールが遠かった。

ホーム最終戦が新潟戦。13年に経験した“悪夢”と同じ状況でもあった。10年前の11月30日。首位だった横浜は勝てばリーグ制覇というところで、新潟に0-2で敗れた。続く最終節も敵地で川崎Fに敗れ、広島に優勝をさらわれた。

苦い記憶を乗り越えるべく臨んだ一戦だったが、またも現実は厳しいものに。試合後はホーム最終戦のセレモニー。マスカット監督が「すべて終わったわけじゃない」と言えば、MF喜田主将は「絶対に諦めない」と声を大にした。闘志は消えない。ただ、04年以来の連覇は風前のともしびに。崖っぷちに追い込まれた。【岡崎悠利】

 
 

サンケイスポーツ

横浜M、2連覇が遠のく痛恨のドロー – サンスポ

明治安田J1第33節第1日(24日、横浜M0-0新潟、日産ス)2位の横浜Mは0-0で新潟と引き分け、連勝は3でストップ。勝ち点は64とした。勝てば優勝のゆくえは最終節までもつれ込んだが、最後まで相手ゴールを割れず。同65で首位の神戸は25日の名古屋戦(ノエスタ)に勝てば初優勝が決まる。

2連覇が遠のく痛恨のドロー。ホームに詰めかけたサポーターの声援を背に攻め続けるも実らず、横浜Mイレブンは膝に手をつき悔しがった。

「自分たちの厚みのある攻撃を表現しようとしたが、ミスが出てカウンターで長い距離を走らされてしまった」

DF松原は唇をかんだ。後半18分、MF南泰煕が右足でミドルシュートを放つも、右ポストを直撃。勝ち点3を目指して猛攻を仕掛け、20本のシュートを放ったが、新潟のGK小島を中心とした堅守にはばまれた。

神戸との勝ち点差は1に詰めたものの、25日に神戸が勝てば2連覇が消え、引き分け以下なら12月3日の最終節での逆転優勝の可能性は残る。

ホーム最終戦のセレモニーで主将のMF喜田は「すべてが終わったわけではない。それならこのチーム、エンブレムに誇りを持って戦うべき」と言い切った。わずかな可能性にかけて、最後までファイティングポーズをとり続ける。(山下幸志朗)

 
 

スポーツ報知

横浜FM、ホーム最終戦は新潟と0―0で逆転V遠のく…金J開催に3万4335人来場 : スポーツ報知

 横浜FMはホーム最終戦で新潟と0―0で引き分けた。4試合ぶりの無得点で4連勝はならず。25日に試合を控える首位・神戸との勝ち点差は1になり、神戸が名古屋に勝利した場合、最終節・アウェー京都戦(12月3日)を待たずに逆転優勝への可能性が消える。

 序盤からペースを握ってチャンスを作ったが、1点が遠かった。前半終了間際には21ゴールで得点ランク2位につけるFWアンデルソンロペスが2度の枠内シュートを放つも、新潟GK小島の好セーブに阻まれた。後半6分のFWエウベルのシュートもはじかれ、同18分、MFナム・テヒのシュートはポストに嫌われた。後半途中からはMF西村拓真やFW宮市亮、水沼宏太と選手を交代していくが、最後までネットは揺らせず。6度目のリーグ制覇へ、他力で望みをつなぐことを祈る状況に追い込まれた。

 なお、金J開催となったホーム最終戦には3万4335人が来場。これで今シーズン、1試合ホームゲーム平均入場者数の最多更新記録(過去最高は2013年の2万7496人)となった。

 
 
横浜FM、新潟に0―0ドローで逆転優勝遠のくも…主将MF喜田「絶対に諦めません」 : スポーツ報知

 2位の横浜FMはホーム最終戦で新潟と0―0で引き分けた。得点ランキング2位につけるFWアンデルソンロペスらがゴールに迫るも、4試合ぶりの無得点に終わり4連勝は達成できず。25日に試合を控える首位・神戸との勝ち点差は1。神戸が名古屋に勝利した場合、最終節・アウェー京都戦(12月3日)を待たずに逆転優勝への可能性がついえる。

 ホーム最終戦後にはセレモニーが行われ、主将のMF喜田拓也があいさつした。

 「まずは平日にもかかわらずこれだけたくさんの方に足を運んでいただき、年間通じてチームに寄り添い、背中を押し、一緒に戦ってくれて本当にありがとうございました。

 絶対に諦めません。自分たちがやってきたことはそういうことではありません。どんな時も選手同士、スタッフ、ファンサポーター含めて、信じて戦ってきました。もしそれができてなかったのなら後悔したのかもしれませんが、何一つ後悔はありません。自分たちの歩みに誇りを持っているし、今日の結果ですべてが終わったわけではありません。それだったら最後、このエンブレムに、このチームに誇りを持って戦うべきだと思います。

 試合直後でいろんな思いがある人も多いかもしれませんが、僕はこのチームに誇りを思っているし、感謝の気持ちを伝えさせてください。

 
 
横浜FM痛恨ドロー…神戸勝てばV逸も喜田「絶対に諦めません。チームを信じているし、仲間を信じている」 : スポーツ報知

 2位の横浜FMはホーム最終戦で新潟と0―0で引き分けた。得点ランキング2位のFWアンデルソンロペス(30)らがゴールに迫るも好守に阻まれ無得点に終わり、4連勝は達成できず。25日に勝ち点1差の首位・神戸がホームで名古屋に勝利すると、初のリーグ優勝が決定する。川崎はホームで鹿島に3―0で快勝。25日は午後2時から7試合が一斉に行われる。

 逆転優勝への道のりは極めて厳しくなった。スタジアムにはため息と悲鳴が響き、試合終了と同時に険しい表情が選手に浮かんだ。前半はチャンスの連続で得点ランク2位のFWアンデルソンロペスらがゴールに迫るも、ホーム最終戦を今季3度目の4連勝で飾れず。マスカット監督(50)は「望んでいた結果にはならなかった」と悔しがった。勝ち点1差の首位・神戸が25日の名古屋戦(ノエスタ)で勝利すると、V逸が決まる。まずは神戸のつまずきを願うしかない。

 13年、首位を走った横浜FMは同じくホーム最終戦となった第33節・新潟戦で敗戦。最終節も連敗し、勝ち点5差を広島に逆転された。「進化を示すチャンス」。2位から追いかける立場の違いこそあれど、主将のMF喜田は当時の苦い経験を忘れていなかったが、再び因縁の相手に勝てなかった。

 3万4335人が駆けつけ、今季のホームゲーム入場者数は47万1164人に。現行の34試合になって以降、最多記録を更新した。喜田は次節出場停止となるも、「絶対に諦めません。チームを信じているし、仲間を信じている。勝つための準備を自分もする」と決意。わずかに残る可能性を信じ、最後まで粘り強く戦うのみだ。(小口 瑞乃)

 
 

サッカーダイジェスト

【採点寸評|横浜】ブラジル人ウインガーふたりが攻撃を牽引。全員が勝利への気持ちを見せたが…[J1第33節 横浜 0-0 新潟] | サッカーダイジェストWeb

 横浜F・マリノスは11月24日、J1第33節でアルビレックス新潟とホームで対戦し、0-0で引き分けた。

 序盤から横浜が優位に試合を進め、前半にはヤン・マテウスやアンデルソン・ロペスが決定機を迎えるが、得点を奪えず。

 攻勢をさらに強めた後半も、エウベルやナム・テヒがゴールを狙うが、相手GKの好セーブにも阻まれ、スコアレスのまま試合は終了。勝点1を分け合った。

▼横浜のチーム採点「5.5」
 逆転優勝への焦りなのか、連係ミスが少なくなかった。前半は前掛かりになり過ぎて、カウンターから何度かピンチもあった。

 それでもY・マテウスとエウベルが両サイドから果敢に攻め込み、CB角田や右SB松原ら最終ラインの選手も上がって厚みのある攻撃を仕掛けられた点は、迫力があり、ゴールの“匂い”を感じさせた。

 再三のチャンスを決め切れなかったのは、何度も好セーブを見せた相手GKを褒めるべきだろう。

 何としても勝点3が欲しかっただけに、全員が勝利への気持ちを見せたが悔しいドローに終わった。

▼横浜の出場16選手&監督の採点・寸評

GK:一森純|採点6.5/ビルドアップ、セービング、ハイラインを敷く守備陣の裏のスペースのカバーと、安定したプレーを披露。85分、後半アディショナルタイムにはビッグセーブでチームを救った。

DF:松原健|採点6/序盤に2本のミドルシュートを放てば、Y・マテウスとの好連係からクロスを供給するなど、攻撃面で存在感を示した。

DF:角田涼太朗|採点6.5/最終ラインからボールを持ち運び、12分にはY・マテウスにロングボールを通して決定機を演出。相手との接触で目を腫らしながらも、ガッツのあるプレーでチームを引っ張った。

DF:エドゥアルド|採点6/何度かカウンターを受けた場面では、的確なポジショニングでボールを跳ね返した。対人守備でも強さを見せた。

DF:吉尾海夏(64分OUT)|採点5.5/攻撃面ではエウベルとの連係ミスがあり、守備面ではマッチアップした太田に手を焼くシーンも。

MF:喜田拓也(64分OUT)|採点5.5/切り替えの早い守備で相手の攻撃の芽を潰した。ただ、22分に鈴木を倒してイエローカードをもらったファウルは、見方によってはカードの色が変わる可能性もあり、ヒヤッとした。

MF:山根陸|採点6/喜田とバランスを取りながら、攻守に強度の高いプレーを見せた。フリーでボールをキープできているシーンがあるからこそ、よりゴールに直結するプレーも見たい。

MF:ナム・テヒ(64分OUT)|採点5/立ち上がりから積極的に動き回ってボールを受けたが、効果的なパスを出せず。63分のポストに嫌われたシュートは惜しかったが…。

FW:ヤン・マテウス(82分OUT)|採点6.5/ゴールはなかったが、積極的に相手DFの背後に抜け出したり、ドリブルで果敢に仕掛けて攻撃に勢いをもたらした。

FW:アンデルソン・ロペス|採点5.5/全体的にあまりボールを受けられず、“消えた”時間も少なくなかった。前半アディショナルタイムに狙ったヘディングシュートは枠を捉えたが、相手GKの好セーブに阻まれた。

FW:エウベル(82分OUT)|採点6.5/快足を活かしたドリブルで相手を翻弄したり、中に切り込んで逆サイドに展開するなど攻撃を牽引した。51分の決定機は決め切りたかった。

途中出場

MF:渡辺皓太(64分IN)|採点5/喜田との交代でピッチに入ったが、パスミスやボールロストする場面があり、やや集中力を欠いた印象だ。

FW:西村拓真(64分IN)|採点5/ビルドアップ時に上手く顔を出せず、攻撃面で違いを見せられなかった。

DF:上島拓巳(64分IN)|採点6/空中戦で強さを発揮し、エドゥアルドとともにブロックを作った。

FW:水沼宏太(82分IN)|採点なし/何とか1点を奪うために右サイドからクロスを上げたり、シュートを狙うなど、気持ちのあるプレーを見せた。

FW:宮市亮(82分IN)|採点なし/武器のスピードで仕掛けたが、ゴールを奪うという仕事は果たせなかった。

監督:ケヴィン・マスカット|採点5.5/ボールを保持してゲームを優位に進めた。しかし、交代カードを切っても肝心のゴールが奪えず、逆転優勝が遠のく痛恨のドロー。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
 
逆転優勝を狙う横浜、新潟に痛恨ドロー。ヤン・マテウスやエウベルが決定機も決め切れず…【J1第33節】 | サッカーダイジェストWeb

— 25日に神戸が勝利すれば――

 Jリーグは11月24日、J1第33節の2試合を各地で開催。日産スタジアムでは横浜F・マリノス対アルビレックス新潟が行なわれ、0-0で引き分けた。

 前半は横浜が優勢に試合を進める。ヤン・マテウスやアンデルソン・ロペスが決定機を迎えるも、新潟GK小島亨介の好守もありゴールを割れず。試合はスコアレスで折り返す。

 迎えた後半、横浜は攻勢をさらに強め、エウベルやナム・テヒが果敢にゴールを狙っていくが、得点には至らず。

 新潟も粘り強く守りながら、反撃を繰り出す。ただ、横浜の集中した守備を崩し切れない。

 試合は結局、0-0のドロー決着。勝点1を分け合う結果となった。

 首位に立つヴィッセル神戸を勝点2差で追う2位横浜にとっては手痛い引き分け。25日に神戸が名古屋グランパスに勝利すれば、最終節を残して横浜と4ポイント差となり、神戸の優勝が決まる。

【PHOTO】リーグ戦のホーム最終戦に駆けつけ声援と手拍子で選手を鼓舞した、横浜F・マリノスサポーター!(Part1) | サッカーダイジェストWeb
【PHOTO】リーグ戦のホーム最終戦に駆けつけ声援と手拍子で選手を鼓舞した、横浜F・マリノスサポーター!(Part2) | サッカーダイジェストWeb
【PHOTO】いつ見ても美しい!日産スタジアムを華やかに彩った、横浜F・マリノスオフィシャルチアリーダーズ「トリコロールマーメイズ 」を特集! | サッカーダイジェストWeb
【PHOTO】癒しの連発!画面から可愛いが溢れ出す!横浜F・マリノスのマスコット、「マリノス君&マリノスケ&マリン」を現地カメラマンがお届け!(Part1) | サッカーダイジェストWeb
【PHOTO】癒しの連発!画面から可愛いが溢れ出す!横浜F・マリノスのマスコット、「マリノス君&マリノスケ&マリン」を現地カメラマンがお届け!(Part2) | サッカーダイジェストWeb
【PHOTO】癒しの連発!画面から可愛いが溢れ出す!横浜F・マリノスのマスコット、「マリノス君&マリノスケ&マリン」を現地カメラマンがお届け!(Part3) | サッカーダイジェストWeb
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【PHOTO】ヘッドギア姿で登場。アクシデントも立ち上がりプレー続行。フル出場でチームを支えた角田涼太朗を特集! | サッカーダイジェストWeb
【厳選ショット】90分の死闘。両チーム計33本のシュート放つもスコアレスドロー。マリノスは優勝争い終盤に痛恨の勝ち点1…|J1第33節 横浜0-0新潟 | サッカーダイジェストWeb

 
 

サッカーキング

横浜FMが新潟とスコアレスドロー…リーグ連覇に向けて手痛い引き分け | サッカーキング

 明治安田生命J1リーグ第33節が24日に行われ、横浜F・マリノスとアルビレックス新潟が対戦した。

 前節のセレッソ大阪戦は前半に挙げた2得点を守り抜き、2-0で快勝した横浜FM。この勝利で連勝を「3」に伸ばし、首位に立つヴィッセル神戸との勝点差は「2」となった。そんななかで迎えた今節、ホーム『日産スタジアム』で新潟と激突した。最初にチャンスを迎えたのは横浜FM。2分、ヤン・マテウスが左足で浮き球をペナルティエリア中央に入れると混戦に。それでも、クリアボールを味方がつなぎ、エウベルがペナルティエリア中央から右足のアウトサイドでシュートを放つ。しかし、このシュートは枠を捉えることができなかった。

 続いて12分、再び横浜FMがチャンスを迎える。角田涼太朗が最終ラインの右から浮き球のスルーパスを右サイドの相手陣中央へ送ると、このパスに素早く反応したヤン・マテウスがボールを前向きにトラップ。相手DFを置き去りにしてペナルティエリア右に進入し、低めのシュートを放つが、相手GKに防がれて得点とはならなかった。

 39分、横浜FMは相手のペナルティエリア前でFKを得ると、キッカーのエウベルが右足を勢いよく振り抜く。鋭いシュートは相手GKに防がれたものの、弾かれたボールをゴール前でアンデルソン・ロペスが頭で詰める。しかし、最終的にボールは相手のクリアに遭い、得点には至らなかった。
 
 続けて前半終了間際の45分+4分、ヤン・マテウスがペナルティエリア手前の右へカットインして左足を振り抜き、シュートは枠を捉えたものの、相手GKのセーブに遭い、得点とはならず。その後、スコアは動くことなく、ゴールレスで試合を折り返した。

 迎えた後半、63分に横浜FMが決定機を迎える。ナム・テヒがペナルティエリア手前の左からカットインして右足を振り抜いてシュートを放つ。しかし、このシュートは右ポストに阻まれ、ゴールには至らなかった。

 続けて、横浜FMは65分、エウベルが左サイドの相手陣中央から巧みなドリブルで斜めに前進。右足を振り抜いてシュートを放つと、このシュートは相手にディフレクションしてゴール方向に向かうが、ボールは枠の右に外れた。

 一方の新潟はその5分後、谷口海斗がペナルティエリア手前の中央からシュートを放つ。しかし、相手DFのブロックに遭い、得点とはならなかった。

 その後、両チーム共に勝ち点「3」を目指したがゴールは生まれず、試合はこのまま終了。勝ち点「1」ずつを分け合い、横浜FMはリーグ連覇に向けて手痛い引き分けとなった。

 次節は12月3日に行われ、横浜FMはアウェイで京都サンガFCと対戦し、新潟はホームでセレッソ大阪を迎え撃つ。

 
 

サッカーマガジンWEB

2位横浜FM、新潟を攻め切れず痛すぎるドロー! 首位・神戸は明日、名古屋に勝てば優勝決定◎J1第33節 – サッカーマガジンWEB

— 終盤、攻撃のギアを上げるもゴールは遠く…

 勝って最終節に優勝の望みをつなげたい横浜FMだったが、前半は新潟の素早く築き上げる守備ブロックとスピーディーなカウンター、サイド攻撃に手こずった。39分のFKからのチャンスも、前半終了間際の連続攻撃も新潟のGK小島の好手に遭って決めきれず。最初の45分は粘り強く守りつつ、機を見て一気に攻めいる新潟の狙いの方が、よりピッチで表現されていたと言っていい。

 後半開始早々の52分にも横浜FMは右サイドのヤン・マテウスからのクロスがDFにあたって流れてきたところをエウベルがフリーでヘディングしたが、小島に防がれ、得点できず。人とボールが動きながら何度もゴールを目指すが、新潟の守護神を破れない時間がさらに続いた。63分にはナム・テヒがボックス左から右足で逆サイドのネットを狙ったが、これまた小島に横っ飛びで弾かれた。

 64分、横浜FMは吉尾から上島、喜田から渡辺皓、ナム・テヒから西村と3枚替えを実施。試合を動かしにかかる。『ゴールを奪う』というメッセージがマスカット監督から発せられ、68分にはヤン・マテウスが抜け出しかけたが、新潟もしぶとく守ってシュートに持ち込ませなかった。

 69分には新潟も高木に代えて長倉、太田に代えて三戸と攻撃を活性化する2枚替えを敢行。終盤は互いにゴールを目指して激しく攻め合う展開になっていった。

 それでもネットを揺れず、83分に横浜FMがエウベルに代えて宮市、ヤン・マテウスに代えて水沼を同時投入。さらにギアを上げたが、新潟も86分に長倉が抜け出し、GKと1対1の場面を迎える。しかし、今度は横浜FMの守護神・一森が前防ぎ、ゴールは生まれず。

 いよいよ試合は後半アディショナタイムを迎え、横浜FMは重心を前に傾けたが、逆に新潟にカウンターを浴びる展開となり、攻めの形を作れない。結局試合はそのままスコアレスドローに終わった。

 引き分けで1ポイントしか積み上げられなかった横浜FMは、勝ち点64点となった。首位神戸の65点に1差に迫ったものの、神戸は明日25日にホームで行われる名古屋戦に勝てば、その差が4差となり、最終節(34節)を待たずに初優勝が決定。逆転連覇を目指していた横浜FMにとってはあまりにも痛すぎるドローになった。

 
 

ゲキサカ

横浜FMが新潟と痛恨のスコアレスドロー…神戸はあす勝利すると初優勝が決定 | ゲキサカ

 J1リーグは24日に第33節を行った。横浜F・マリノスとアルビレックス新潟の対戦は、0-0でドローに終わった。引き分けた2位・横浜FMは首位・ヴィッセル神戸と勝ち点1差。神戸があす名古屋グランパスに勝利すると、1試合を残して初優勝が確定する。

 2試合を残して首位・神戸と勝ち点2差がついている2位・横浜FM。4連勝を目指して4-2-1-3の布陣を敷く。GKは一森純、4バックは左からDF吉尾海夏、DFエドゥアルド、DF角田涼太朗、DF松原健。ボランチ2人はMF喜田拓也とMF山根陸。トップ下にMFナム・テヒで、前線3人は左からFWエウベル、FWアンデルソン・ロペス、FWヤン・マテウスが並んだ。

 一桁順位への浮上を狙う新潟。7試合無敗(3勝4分)を継続するべく、配置した布陣は4-2-3-1。GKは小島亨介、4バックは左からDF新井直人、DF渡邊泰基、DFトーマス・デン、DF藤原奏哉。ボランチ2人はMF秋山裕紀とMF高宇洋。2列目は左からMF小見洋太、MF高木善朗、MF太田修介で、1トップはFW鈴木孝司が入った。

 横浜FMが序盤から新潟のゴールに迫る。前半2分にエウベルが左足シュートを放つが、ゴール枠内を捉えない。同6分にはCKのこぼれ球から松原がシュートを打つも、GK小島の正面に収まった。新潟も同8分にカウンターを仕掛ける。小見が左サイドでボールを奪い、すばやく展開。右サイドの太田がカットインから左足シュートを放つが、相手のブロックに遭った。

 カウンターを狙われる横浜FMは前半22分、喜田が鈴木の突破を止めてしまい、警告を受ける。喜田は累積警告で最終節が出場停止となった。さらに、同39分には顎を骨折していた角田が敵陣内での競り合いで倒れ込む。右目が腫れた状態でそのままプレーを続行した。

 前半の終盤には横浜FMが猛攻を仕掛けるが、いずれのシュートもGK小島にセーブされる。攻める横浜FMと守る新潟の図は崩れることなく、スコアレスで後半に折り返した。

 新潟は後半4分に鈴木が負傷し、交代カードを切る。FW谷口海斗が途中出場した。同6分にはピンチを迎える。Y・マテウスのクロスからファーサイドのゴール前でエウベルにヘディングシュートを打たれるが、またしてもGK小島の好反応で防ぎ切った。逆に11分には決定機を作り、太田、高木とつないだパスからPA右で小見が右足シュート。しかし、ゴール上に外れた。

 勝ち点3がほしい横浜FMは後半19分に3枚替え。喜田、吉尾・ナム・テヒを下げ、MF渡辺皓太、DF上島拓巳、FW西村拓真が投入される。角田が左SBに移動し、上島が右CBに入った。同24分にはアルビレックス新潟も2枚替え。高木と太田に代えて、FW長倉幹樹とMF三戸舜介が出場した。

 攻撃力が増した新潟は横浜FMと一進一退の攻防を繰り広げる。横浜FMはさらに後半38分にY・マテウスとエウベルを下げ、FW宮市亮とMF水沼宏太を入れ、カードを使い切った。

 終盤に入ると、新潟は右サイドの三戸を中心に猛攻を仕掛ける。だが、フィニッシュまで持ち込めない。一方、横浜FMも宮市が決定機を作るが、GK小島の壁を突破できない。試合はそのまま終了し、0-0でスコアレスドロー。横浜FMにとって痛すぎる引き分けとなった。

(取材・文 石川祐介)

 
 
右目が腫れても「なによりも、ただ勝ちたかった」横浜FM角田涼太朗は気合いのプレーもドローに悔しさ | ゲキサカ

 右目のまぶたは大きな腫れを見せていた。横浜F・マリノスDF角田涼太朗は度重なる負傷にも、ただひたすらに勝利を求めた。しかし結果はドロー。「結果がすべてのゲームだった。そのなかで勝ち切ることができなかった。本当に、きょうはそこに尽きる」と悔しさをにじませた。

 下顎の骨折から前節・セレッソ大阪戦で約1か月ぶりに復帰した。ヘッドギア着用という見た目ながらも、奮闘ぶりに変化はなし。今節も勢いに乗る新潟の攻撃を冷静にはじき返した。

 だが、前半39分にアクシデント。FKで放たれたボールがゴール前で混戦になると、得点を狙った角田がDF新井直人との競り合いで顔面を強打する。その場に倒れ込んだが、時間を置いてプレー続行。右目のまぶたは大きく腫れあがっていた。

 それでもひたすらに勝利を追い求めた。そして、無念のスコアレスドロー。「攻め手もあったし、きちんとオーガナイズできていた中で点が取れず。今年そういうゲームを何回も繰り返してきてしまっている。それが最後の最後に出てしまったことが悔しい」(角田)。右目の痛みよりも、勝利できなかったことを嘆いていた。

 終盤には着用していたヘッドギアを取り外していた。腫れている右目の邪魔にもなったからとポツリ。それ以上に、はやる思いに駆られたものだった。「なによりも、ただ勝ちたかった。自分のことはどうなってもよかったし、チームが勝てればなんでもいいと思っていた」と勝利のためだったことを強調した。

 今節で引き分けたため、首位・ヴィッセル神戸があす勝利すると優勝が決定し、横浜FMの連覇はなくなってしまう。だが、角田はまだ前を向く。「誰一人あきらめている選手はいない。他力になったけど、リーグ戦はあと1試合、ACLはあと2試合残っている」。最終ラインで戦ってきたという自負のもと、「やってきたすべてを出せればいい」と力を込めていた。

(取材・文 石川祐介)

 
 

Goal.com

2位横浜FM、新潟に痛恨のドロー…首位神戸は明日勝利で悲願のJリーグ初優勝が決定 | Goal.com 日本

明治安田生命J1リーグは24日に第33節が開催され、横浜F・マリノスとアルビレックス新潟が対戦した。

リーグ戦も残り2試合と最終盤を迎えた今シーズン。2位横浜FMは首位ヴィッセル神戸と勝ち点2差と優勝争いを繰り広げている状況。今節引き分け以下となると、神戸が明日の名古屋グランパス戦で勝利すれば王座を渡すことに。勝ち点3が必須なホーム最終戦となっている。

最初にチャンスを作ったのは横浜FM。12分に裏へ抜け出したヤン・マテウスがエリア内から右足でシュートを放つも、GK小島に阻まれた。

新潟も29分にビッグチャンス。小見がスルーパスに抜け出してGKとの一体一の局面を迎えるも、枠を捉えきれず。

前半アディショナルタイムにはアンデルソン・ロペスのヘディングシュートが枠内に飛ぶも、惜しくもポストに直撃。スコアレスで前半を折り返した。

後半に入り、横浜FMは一気に3枚替え。64分に上島と渡辺、西村を投入して攻勢を強めていく。前線へ押し込む時間帯が徐々に増えていくも、新潟の牙城を崩すまでには至らずに終盤に突入する。

82分には水沼と宮市をピッチに入れた横浜FM。最後まで猛攻を続けるも、ゴールを奪うことはできずに試合終了の笛。横浜FMの痛恨のドローにより、神戸は明日の名古屋戦に勝利すると悲願のJリーグ初優勝が決定することとなった。

 
 

フットボールチャンネル

「自分はどうなってもいい」横浜F・マリノスを勝たせたかった角田涼太朗の溢れる思い【コラム】 | フットボールチャンネル

 明治安田生命J1リーグ第33節、横浜F・マリノス対アルビレックス新潟が24日に行われ、0-0の引き分けに終わった。マリノスは勝って25日に試合を控える首位ヴィッセル神戸にプレッシャーをかけることはできず。フル出場した角田涼太朗は、唇を震わせながら、その悔しさを言葉にしている。(取材・文:加藤健一)

— 角田涼太朗を襲った痛々しいアクシデント

 先月15日の試合で下顎骨を骨折した角田涼太朗は、今月12日のセレッソ大阪戦で実践復帰を果たした。その試合で横浜F・マリノスは2-0の勝利を収め、この日も新潟を無失点に抑えたが、スコアレスドローに終わった。最終節を残すのみとなったマリノスが勝ち点64、2試合を残すヴィッセル神戸が勝ち点65という状況になり、マリノスの連覇に黄信号が灯った。

「結果がすべてのゲームで勝ち切ることができなかった。本当に今日はそこに尽きる。攻め手もありましたし、オーガナイズできていた中で点が取れない。今年はそういうゲームを繰り返してしまっていたし、それが最後の最後で出てしまった」

 下顎骨を骨折して手術を受け、ヘッドギアをつけながらプレーする角田はこう試合を振り返った。復帰戦のあとには「どんな接触があるか分からないですけど、怖がったら終わりだと思っている」と話しており、プレーに支障がないことを強調している。実際に影響を感じさせないプレーぶりで、この試合でも鋭い寄せでピンチの芽を摘み取り、味方の動きに合わせる絶妙なパスで攻撃を組み立てていた。

 一方で、角田の接触を恐れないプレーが結果的にアクシデントにつながってしまった。金曜にもかかわらず日産スタジアムにかけつけた3万4千人を超える観衆は、痛々しいシーンを目の当たりにすることになる。

 39分のFKのチャンスで、エウベルの蹴ったボールは無回転でGK小島亨介を襲った。小島が正面に弾いたところを詰めたアンデルソン・ロペスが頭に当ててボールは宙に浮く。これをクリアした新井直人の頭が、わずかに遅れて飛んだ角田の顔面に当たった。

— みるみる腫れる角田涼太朗の右目

 倒れこんだ角田の右目のまぶたは、みるみるうちに腫れた。それでも、角田はプレーを続ける。64分からは左サイドバックにポジションを移し、ピッチのいたるところに顔を出して攻撃にも絡む。そして、72分のコーナーキックの場面で、角田は頭につけていたヘッドギアを相手ゴールの脇に投げ捨てた。

「正直に言うと目(の腫れ)もあって邪魔だった。それよりも何よりも勝ちたかっただけで、自分のことはどうなっても良かったし、チームが勝てれば何でもいいと思っていた」

 手術を受けた角田の下顎はまだ完治していない。それでも角田は、これから先のリスクより、今この瞬間にプレーできることを優先したのだった。

 3月にサッカー日本代表に選出されながらもメンバー発表直後に負傷で参加辞退を余儀なくされ、5月には右第五中足骨を骨折して3か月以上に渡って戦列を離れた。そして先述した下顎骨骨折で1か月の離脱。セレッソ戦で復帰を果たした後には「本当に幸せでした」と復帰できた喜びをかみしめていた。プレーできなかった時期に感じた悔しさが、プレーできる喜びを増幅させる。

 角田の言葉は、キャプテンが常に口にしてきた思いとシンクロした。小学生のときからマリノスのユニフォームを着続ける喜田拓也は、これまで何度も「このチームのためにすべてを捧げる」と言ってきた。そして、新潟戦後のセレモニーでは「ファン・サポーターの皆さんと日本一の景色を見たい。その強い決意が揺らいだことはありません」と話す。

 この試合の数時間後に、連覇の可能性が潰える可能性もある。それでも角田は「まだこの仲間と戦えるチャンスを無駄にしたくない」と溢れる思いを言葉にした。

 角田はセレッソ戦後に「今日みたいな執念というか、一つのボールをがむしゃらに追いかけることで、見ている人の心を動かすことができると思う」と言っていた。新潟戦では勝つことができなかった。それでも角田のプレーが多くの人の心を動かしたに違いない。

(取材・文:加藤健一)

 
 

フットボールゾーン

横浜FM×新潟、序盤の”ノーカード”判定に識者見解 「現場でイエローカードが出ていれば…」 | フットボールゾーン

— 横浜FMマテウスが新潟DF新井と接触したシーンに注目

 スポーツチャンネル「DAZN」の判定検証番組「Jリーグジャッジリプレイ」で、11月24日のJ1リーグ第33節、横浜F・マリノスとアルビレックス新潟の試合が取り上げられた。2つの場面が取り上げられるなか、前半4分のプレーが決定的な得点機会の阻止(DOGSO=ドグソ/“Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity”の略)にあたるかが議論された。

 この場面では横浜FMが攻撃にかかり、左サイドから最終ライン背後へスルーパス。FWヤン・マテウスが抜け出しかかったところ、DF新井直人の接触がファウルの判定に。DOGSOのようにも見える場面だったが福島孝一郎レフェリーの判断はノーカード。池内明彦VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入もなかった。

 ゲスト出演した今季限りでの現役引退を発表した町田ゼルビアのDF太田宏介は、「自然に走りながらの相手をブロックする形。新井選手からするとファウルじゃないだろとなる気持ちもわかる。でも、映像で振り返って見ると、マリノスの選手からすると最低でもイエローカードを出してくれという気持ちは分かる。マテウス選手の入っていく角度が、新井選手の背後を取るような形でのランニングに対して手で押さえたら、もしかしたらDOGSOに近いかなと思うけど、新井選手の前を通ってボールには追い付かない。しっかり並走していても新井選手はやられなかったと思うし、GKが無難に処理するのではないかと思う」と話した。

 この試合の解説も務めた元日本代表FW佐藤寿人氏は「マテウス選手の走る方向が、新井選手の背中ではなく前に走っていく。最初の立ち位置が新井選手の方がパスコースに入っている。この左手はちょっと余計だったですか。GK小島選手もバックステップしますが、これだけボールが流れれば前に出ていくと思う。解説では、新井選手の方が身体が前で先にポジションを取れているから、DOGSOとかそういうことにはならないと思うと話した」とコメントしている。

 元国際審判員・プロフェッショナルレフェリーの家本政明氏は「2つ考えることがあって、ダメージへの懲戒罰なのか、状況に対する懲戒罰か。僕の結論は、どちらかというとレッドカードのボーダーラインに懸かるのでVARが入った方が良かったのではないかという見立て」と話した。

 DOGSOの4要件に該当するかについて家本氏は「距離はちょっと遠いけれどもボーダーラインにある」、「ボールはコントロールできていないからプレーできているとは言えないけど、ゴール方向に行っていると見えるのでボーダーに懸かる」、「守備側の位置と数はGK1枚しかいないので真っ赤」、「最大のポイントはボールをキープまたはコントロールできる可能性。2メートルか、3メートル。GKは前じゃなくて後ろに入っているので、ファウルコンタクトがなければマテウス選手がコントロールできると思う」とポイントを挙げ、「ここでコンタクトがあったとして、抜け出したら決定的。そのため、どちらかと言えばレッドカード」と話した。

 また、腕のコンタクトについては「結果的に首元、または顔のところにヒジもしくは上腕の硬いところが当たっている。相手の安全に配慮のない無謀なコンタクトになってしまった。少なくともイエローカードが必要。現場で少なくともイエローカードというのが共有されなければいけない事象だったと思う」と話していた。

— 佐藤氏はマテウスのコース取りについて指摘「コンタクトがなくても追い付かない」

 佐藤氏はマテウスのコース取りについて「コンタクトがなくても追い付かない。マリノスからするとボールが左から右に流れる、マテウス選手は右から左に走るので、ここが交わらないとボールはコントロールできない。家本さんの解釈と違ってくるけど、コンタクトがあってもなくてもボールは流れたと思う」と話した。

 家本氏は「ボーダーと言ったのは、真っ赤とは言っていないということ。位置関係とボールをコントロールしていない状況を考えると、真っ赤じゃないと全てのレフェリーが思うと思う。どれくらい赤の可能性があるのかの議論なので、ボールの勢いが弱まってくる。この左腕のコンタクトがなければマテウス選手が抜け出すか並走できるので、どちらかと言えばレッドカードかと思う。ただ、現場でイエローカードが出ていればVARが入るような状況ではないと思う」とコメントしていた。


 
 
横浜FM喜田、判定基準を見極めた「クレバーなプレー」 ”警告覚悟”のテクニカルファウルに元日本代表DFら言及 | フットボールゾーン

— 前半22分に横浜FM喜田が新潟の鈴木を倒したシーンに見解

 スポーツチャンネル「DAZN」の判定検証番組「Jリーグジャッジリプレイ」で、11月24日のJ1第33節、横浜F・マリノスとアルビレックス新潟の試合が取り上げられた。2つの場面が取り上げられるなか、前半22分のプレーが決定的な得点機会の阻止(ドグソ/“Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity”の略)にあたるかが議論された。

 この場面では新潟MF秋山裕紀が最終ライン背後に出したパスに走り込んだFW鈴木孝司を、横浜FMのMF喜田拓也が引き倒してしまった。DOGSOのようにも見える場面だったが福島孝一郎レフェリーの判断は喜田にイエローカード。池内明彦VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入もなかった。

 ゲスト出演した今季限りでの現役引退を発表している町田ゼルビアのDF太田宏介は、判定について「妥当な判断かなと思う」として「このフィードは、鈴木選手は間に合わないと思う。下も濡れていてボールも滑る。マリノスのGKの選手もカバーに入って、どちらかと言えばシンプルに処理できる。喜田選手も先ほどのプレー(前半4分のもの)を見ていて、あそこでイエローカードが出なかった。レフェリーのこの試合の基準を彼なりに理解したクレバーなプレーだったと思う」と話した。

 この試合の解説も務めた元日本代表FW佐藤寿人氏も「同じ印象」として「DOGSOの4要件だと、自分のボールにできるか。カバーの一森選手の方が早くボールにチャレンジできる距離間だと思う。喜田選手が手で相手を掴んだというところでイエローカードの提示ではないか」と話した。また、横浜FMのFWアンデルソン・ロペスの福島レフェリーへのアクションを「さっき(前半4分のもの)カード出なかったよね、としているようにも見える」と、この試合で似たような場面に起こった判定が前提にある部分を指摘した。

 元国際審判員・プロフェッショナルレフェリーの家本政明氏は「結論は、僕もイエローカード。オレンジ色のイエローカードという感じですね。詳細はお2人が言っているところだと思う。映像を見て少しニコッとしてしまったのは、ファウルの笛が鳴った瞬間に喜田選手が『向こうで』とやるんですよね。彼からすると、『バランス、基準、分かっていますよね福島さん』というメッセージだと思う。あまりこういうことをする選手じゃないので、さっきの基準とボールの流れを計算したうえでリスクを最小限に、イエローカードを覚悟した決断だと思う。褒められたプレーではないけど、細かい心理のあるプレーだと思う」と話していた。


【横浜F・マリノス×アルビレックス新潟|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ第33節 | 2023シーズン|Jリーグ – YouTube
 
 

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2023マッチレポート | 11月24日 vs 新潟 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第33節 横浜FM vs 新潟のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2023/11/23 【スタジアム観戦情報まとめ】2023/11/24(金)19:00KO J1第33節 横浜F・マリノスvs.アルビレックス新潟@日産スタジアム
 
 

今週の他会場など

(´-`).o0(週末のゲーム終了後に更新予定)
 
 

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