【試合結果Webニュースまとめ(6○4)】2023/7/19(水)19:00KO セルティックFC・ジャパンツアー2023 横浜F・マリノスvs.セルティックFC@日産スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(6○4)】2023/7/19(水)19:00KO セルティックFC・ジャパンツアー2023 横浜F・マリノスvs.セルティックFC@日産スタジアム
 
 

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1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
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横浜F・マリノス オフィシャルサイト

横浜F・マリノス vs セルティックFC 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvsセルティックの試合結果・データ(クラブ親善試合:2023年7月19日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
 └ 入場者数 20,263人
 
 

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ハイライト動画


Yokohama F. Marinos vs Celtic 6-4 – Highlights & All Goals | Club Friendly 2023 HD – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜FW宮市 右膝じん帯断裂から復帰後最長45分間プレー スプリント繰り返し「息が切れて死ぬかと」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜F・マリノスのFW宮市亮が19日、スコットランド・プレミアリーグで昨季3冠を達成したセルティックとの国際親善試合に途中出場。後半開始から出場し、右膝前十字じん帯断裂から復帰後最長となる45分間プレーし、6―4の打ち合いとなった試合で2得点と結果も残した。

 左FWとして途中出場すると、「意外に動けていた」と左サイドで圧倒的なスピードを見せつけた。何度も空いたスペースでスプリントを繰り返し「息が切れて死ぬかと思った(笑い)それも長く出ることによって得られる経験なのでいい機会になった」と笑い交じりに振り返った。

 得点機会は試合終盤に巡ってきた。3―3の後半21分にDF實藤友紀のゴールで勝ち越すと、後半40分にMF井上健太からの右クロスを頭でゴールに流し込んだ。続く43分にも井上からの右クロスを今度はゴールへ流し込み、3分間で2得点を挙げ、チームの6得点のゴールラッシュを締めくくった。

 試合後、ヘディングでのゴールについて問われた宮市は「得意と書いておいてください」と笑顔で切り出し「ああいう形は得意。ジャンプは高く跳べる方だけど、日本に帰ってきてなかなか出すシーンがなかった。井上選手からいいボールがきたし、メンバー外の練習であの形は2人で出ていたシーンだった。彼なら絶対にマイナスのところを見てくれていると思っていて、案の定見てくれていた。彼のゴールでもあると思う。通じ合っていると思った。何回もやっていたので“来た”と思った」と満足げに振り返った。

 23日にはプレミアリーグのマンチェスターCとの対戦が控える。19歳だったボルトン時代の12年以来のマンチェスターCとの対戦に向け「選手として凄く楽しみだけど、この試合の前の(町田)ゼルビア戦や(川崎)フロンターレ戦で苦しい思いをしてきた。しっかりチーム一丸となってチームのサッカーを貫いて、チームとしていい期間にしたい」と力を込めた。

 
 
横浜・宮市「意外に動けていた」 復帰後最長45分プレーで2発― スポニチ Sponichi Annex サッカー

横浜のFW宮市が右膝前十字じん帯断裂から復帰後最長となる45分間プレーし、打ち合いの試合で2得点と結果も残した。
 完全復活へまた一歩前進し「意外に動けていた。段階を踏んでやってもらえていたので、またステップを踏めたと思う」と振り返った。

 後半開始から途中出場すると、4―3で迎えた同40、43分と立て続けに2得点。先発復帰へアピールし「チームの底上げになると思う。この後のリーグ戦に向けていい試合になった」と話した。

 
 

ニッカンスポーツ

横浜宮市亮が後半から出場でセルティック前田大然とスピードスター対決!スプリントに会場沸く – J1 : 日刊スポーツ

セルティックFW前田大然と横浜F・マリノスMF宮市亮のスピードスター対決が実現した。

前田が先発出場し、宮市は後半開始から途中出場したため、出場時間が重なった。

ともに50メートル5秒台を誇る俊足。18日の前日会見で前田は「ボールを持ちながらでもスピードが落ちない、僕が見た中で1番くらいに速いと感じる」。宮市は「放っておいたら3日くらいスプリントしているんじゃないかというくらいスピードを発揮し続ける。見たことがない能力」と互いのスピードについて言及していた。

後半開始早々のプレーで宮市がスプリントを見せると、会場も大きく沸いた。

 
 
【横浜】宮市亮2ゴール「個人的には、意外に動けてた」セルティック前田大然は「本当に脅威」 – J1 : 日刊スポーツ

後半開始から途中出場した横浜F・マリノスMF宮市亮が2得点を決め、存在感を発揮した。

18日の前日会見に相手FWの前田大然と出席し、「スピードスター対決」が注目を集め、その前田が前半だけで3得点をあげる活躍をベンチから見届けた。「(前田は)前半からもう本当に脅威になってましたし、実際に3点とって、本当にどの場面でも脅威になるっていうのをすごく僕は前半見てましたけども、改めて素晴らしい選手だなっていう風に思いました」と元チームメートを絶賛した。

自身は先月に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがから復帰したばかり。親善試合とはいえ、復帰後最長となる45分間プレーした。「個人的には、意外に動けてたかなっていうか、まあ、徐々に徐々に起用してもらって、段階を踏んでこうやってもらってたので、また改めてやっていきたいかなっていう風には思います」とうなずいた。

試合を通して「プレー時間を伸ばしていくっていうところで、コンディション的にも重要な期間になると思ってましたし、チームとしても、プレスを前からかけて自分たちがやりたいようなことが、浸透してできていたのかなっていう風には思います」と個人、チーム両方で手応えを感じていた。

次はイングランド、欧州王者のマンチェスターシティと戦う。チームは天皇杯で町田ゼルビア、リーグ戦で川崎フロンターレに敗れるなど、やや調子が下がっている。「しっかりここでチーム一丸となって、また自分たちのサッカーを貫くっていうところで、しっかりチームとしていい機会にしていきたいなっていう風に思います」と対戦を心待ちにした。

 
 

サンケイスポーツ

セルティック前田、3得点 J1横浜Mと親善試合 – サンスポ

サッカーのクラブによる国際親善試合が19日、日産スタジアムで行われ、J1横浜Mがスコットランド・プレミアリーグ覇者のセルティックを6―4で破った。セルティックは前半に前田が3得点。横浜Mは2―3で迎えた後半に逆転し、宮市は2ゴールを決めた。

セルティックは日本代表の旗手のほか、岩田、小林も先発。昨季のリーグ得点王で最優秀選手の古橋は後半途中から出場した。22日にはパナソニックスタジアム吹田でJ1のG大阪と対戦する。

 
 
J1横浜M・宮市亮、途中出場で2ゴール – サンスポ

サッカーのクラブによる国際親善試合が19日、日産スタジアムで行われ、J1横浜Mがスコットランド・プレミアリーグ覇者のセルティックを6―4で破った。

横浜MのFW宮市亮は後半開始から出場して2点を決め、勝利に貢献した。チームが4―3と逆転して迎えた40分。右クロスに対し「いいボールが来た。ジャンプは高く跳べる方だと思う」とヘディングでゴール。3分後には右足で決めた。

試合終了までピッチを走り、右膝負傷から復帰した5月以降で最長のプレー時間をマーク。収穫の多い一戦となった。

 
 

スポーツ報知

J王者横浜FMがセルティックに6―4勝利…マスカット監督「エキサイティングな試合を見せることが出来た」 : スポーツ報知

 横浜FMがスコットランド1部セルティックに6―4で勝利した。

 試合が動いたのは前半4分。横浜FMのFWアンデルソンロペスが相手GKのミスを見逃さずに先制点を決めた。

 セルティックは直後の同6分、守備的MFで先発した旗手怜央が中盤でボールを奪うと、すかさず右サイドに流れていたFWアバダに正確なパスを配球。アバダはフリーでゴール前にドリブルで進入し、最後はGKを引きつけた状態で、中でフリーで待ち構えていたFW前田にパス。このボールをがら空きのゴールに右足で流し込み、ボール奪取から約6秒の高速カウンターで同点ゴールを決めた。さらに前半21分にもFW前田が右サイドのクロスを中で合わせて2点目を決めて逆転に成功した。

 同23分に横浜FMのFW水沼に同点ゴールを決められたが、同42分に再び中盤でMF旗手のパスを起点に右サイドを駆け上がったDF岩田が中へグラウンダーのクロスを上げ、FW前田が右足で冷静に流し込み、21年まで在籍した古巣との一戦で、前半だけで3得点の大暴れ。前半を終えて3―2でセルティックがリードした。

 後半に入り、横浜FMが攻勢に転じる。後半14分にのFWアンデルソンロペスがこの日2点目を決めると、同21分に途中出場のDF実藤友紀が前線への完璧な裏抜けからボールを受け、冷静にゴールへ流し込み、逆転に成功。さらに途中出場のFW宮市亮が2得点を奪って突き放し、後半アディショナルタイムに失点したが、6―4で勝利した。

 試合後、マスカット監督は「エキサイティングな試合を見せることがうれしく思います」と振り返った。

 
 
セルティックDF岩田智輝、横浜FMとの古巣がい旋試合でアシスト記録「楽しめたのが一番」 : スポーツ報知

 日本ツアーを実施しているスコットランド1部セルティックは、日産スタジアムで横浜FMと親善試合を行い、4―6で敗れた。日本代表FW前田大然が前半のうちに3得点を挙げるなどしたが、後半逆転を許した。前田と同じく古巣対決のDF岩田智輝は、後半23分まで出場し、3点目をアシスト。「すごく楽しみにしていた。本当に大好きなクラブだなと思った」とがい旋試合を振り返った。

 21年から在籍した古巣との一戦。昨季はJ1優勝に大きく貢献し、JリーグMVPにも輝いた。「はがすうまさは感じたし、危険なところにボールを入れるのがすごくうまい」と横浜FMの強さを感じながら、試合に敗れた悔しさはにじんだが、「楽しめたのが一番だし、最後にあいさつさせてもらったけど、ファミリーをすごく感じたし、本当に大好きなクラブだなと思った」と笑顔を見せた。試合後には、同郷・大分の先輩であるDF松原健とユニホームを交換したようだ。

 けが人の事情もあり、前日練習のみで右サイドバックに入った岩田。クロスで前田の3点目をアシストし、スプリントでゴール前へ走り込むなど存在感を示した。大分ではサイドバックが主戦場だったものの、横浜FM、セルティックでは主にボランチやセンターバックでプレーしていたため、約2年ぶりとなったが、「思い出しながらしっかり判断しながらやれた部分もあったけど、まだまだ技術的なところ、体力的なところは上げていかないといけないなって」と振り返った。

 チームはロジャーズ新監督の下、新シーズンへチーム作りを進めていく。今季は始動からチームにいられることで、ポジション奪取への意欲もより大きい。「中盤で勝負したい」と望みつつ、同時に「自分の良さでもあると思う。ボランチやセンターバックとできる。このチャンスでしっかりアピールしてもっとできるところを見せたい。まずは試合に出ることが一番」と与えられた場所で輝くことで、足がかりにしていくつもりだ。

 
 
セルティックに豪快ヘッド含む2ゴールの横浜FM宮市亮「(ヘディングが)得意な人と書いておいて下さい」 : スポーツ報知

 横浜FMがスコットランド1部セルティックに6―4で勝利した。

 前半4分にFWアンデルソンロペスが先制ゴールを決めたが、前半はセルティックのFW前田にハットトリックを許すなど2―3で折り返した。

 しかし、後半に入り攻勢に転じると、後半14分にFWアンデルソンロペスがこの日2点目を決めて同点に追いつき、同21分に途中出場のDF実藤友紀が前線への完璧な裏抜けからボールを受けて冷静にゴールへ流し込み、逆転に成功。さらに途中出場のFW宮市亮がヘディングで豪快なゴールを決めると、続けて右サイドからの折り返しを右足で冷静に流し込んだ。後半アディショナルタイムに失点したが6―4で勝利した。

 試合後、宮市は「(ヘディングが)得意な人と書いておいて下さい。ああいう形は得意というか、ジャンプは高く飛べる方だと思うんですけど、なかなか日本に帰ってきて出すシーンはなかったので」と笑顔。同じく途中出場のFW井上健太からの2アシストを受けての2ゴールに「井上選手からいいボールが来ましたし、2点目もメンバー外の練習で、あの形を本当に二人でやっていたシーンだったので、彼ならマイナスの所を見てくれているだろうなと思っていた。本当に彼のゴールでもあるのかなと思います」と振り返った。

 
 
横浜FM渡辺皓太、セルティック戦中盤で存在感 MF旗手怜央に刺激も「見習うところが多かった」 : スポーツ報知

 横浜FMは日本ツアー中のスコットランド1部セルティックと親善試合で戦い、6―4で勝利した。FWアンデルソンロペス、FW宮市亮がそれぞれ2得点。FW水沼宏太、DF実藤友紀と大量得点を挙げた。交代枠の上限がなく、試合には24人が出場した。

 今季チームの心臓となっているMF渡辺皓太が先発出場し、欧州クラブ相手にも存在感を見せつけた。力強い奪取、攻撃につなげるパスのクオリティーと、随所に効いたプレーを出し、後半17分まで躍動。「親善試合だけど、いつも通りの気持ちでやった。世界的に有名なチームだし、自分がどれだけやれるかチャレンジしようって気持ちはあった。相手も(コンディションが)100%ではなかった感じだけど、やれることはやったのかな」と手応えもにじませながら試合を振り返った。

 セルティックの中盤では、日本代表MF旗手怜央が高い貢献度を示していた。「相手を見ながらサッカーができるなって。こっちを見てポジションとかもしっかり変えていた。ボールの持ち方とか、見習うところも多くて、キーになる選手だな、改めてすごい選手だと思った」と、24歳にとって海外勢との対戦はもちろん、同じポジションの日本人ライバルから受けた刺激も大きかったようだ。

 Jリーグ中断期間に組まれている貴重な対外試合。チームは23日にもマンチェスターCとの親善試合(国立)を予定している。渡辺は「相手のコンディションはわからないけど、謙虚に足元見て頑張りたい。次も同じようにプレーできるかが楽しみ」と自分自身にも期待を寄せながら、中3日で迎えるビッグマッチへ目を向けた。

 
 

サッカーダイジェスト

横浜がセルティックを6-4撃破! A・ロペス&宮市の2発などで点の取り合いを制す! 前田が古巣凱旋でハット達成も | サッカーダイジェストWeb

— 攻守が激しく入れ替わる見ごたえ十分の一戦に

 横浜F・マリノス対セルティックの国際親善試合が7月19日、日産スタジアムで開催。6-4で横浜が勝利を収めた。

 立ち上がりから攻勢に出た横浜が先制。4分、渡辺皓太の縦パスを受けたマルコス・ジュニオールが、ペナルティエリア手前右から前にパスを供給。これを相手GKがファンブルし、こぼれ球をアンデルソン・ロペスが冷静に流し込んだ。

 セルティックもすぐさま反撃。自陣でボールを奪った旗手怜央からのロングスルーパスに抜け出したリエル・アバダの折り返しを前田大然が右足で合わせネットを揺らす。元横浜の前田の凱旋ゴールで同点に追いついた。

 さらに21分には、アタッキングサードでのパス回しから、右サイドのアバダのグラウンダーのクロスに反応した前田がフリーで押し込み、勝ち越しに成功する。

 しかし、横浜はその2分後、M・ジュニオールのゴール前への浮き球のパスに反応した水沼宏太が右足で決めて、再びタイスコアとなる。

 その後もお互いにチャンスを得るなど、攻守が激しく入れ替わる見ごたえ十分の展開に。セルティックは42分、前田が3点目を挙げてハットトリックを達成。アウェーチームが3-2とリードして前半を折り返した。

 後半はセルティックがボールを保持。前からのプレッシャーを強め、横浜の前進を許さず。中盤の旗手怜央が積極的にボールを受け、鋭いラストパスで好機を創出した。

 それでも横浜は、59分に高い位置でボールを奪ったA・ロペスが、GKとの1対1を冷静に制して、試合を振り出しに戻す。

 勢いに乗ると、66分には相手の一瞬の隙を突いて榊原彗悟のスルーパスに抜け出した實藤友紀が、右足でGKの股を抜いてまたしてもホームチームがリードする。

 セルティックは、68分からピッチに立った古橋亨梧になかなかラストパスを繋げず。横浜は85分と88分に宮市亮が決めて3点差に。90+2分にデイヴィッド・ターンブルにネットを揺らされ失点も、リードを守り切ってスコットランドの強豪を下した。

 
 
「相変わらずラブラブ」横浜対セルティック、試合後の舞台裏が話題! 岩田が元同僚の頬に…「またチューしてる!!」 | サッカーダイジェストWeb

— 「岩田くんとエウベルは相変わらずラブラブ」

 横浜F・マリノス対セルティックの国際親善試合が7月19日、日産スタジアムで開催。横浜が6-4と打ち合いを制した。

 横浜は公式ツイッターで「勝利後の舞台裏。試合後の選手たちの様子」と題した動画を公開。セルティックの岩田智輝や前田大然が古巣相手との試合を終え、元チームメイトたちと言葉を交わす様子が収められており、岩田がエウベルの頬にキスをするシーンも。

 これにはファンも反応。健闘をたたえ合う選手たちの姿に、「エモい」「岩田くんとエウベルは相変わらずラブラブ」「またチューしてる!!」「キヨゴ、小林は飯倉とチームメイトだったんだよな」「こんなにマリノスの選手たち見られて嬉しい!」といった様々な声が上がった。

 日本ツアーを実施中のセルティックの次戦は22日に行なわれ、パナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と相まみえる。

 
 
「得意な人って書いといて(笑)」圧巻2発のマリノス宮市亮、試合後のコメントもキレキレ!前田大然は「どの場面でも脅威」 | サッカーダイジェストWeb

— オールスターゲームの真裏で2人のスピードスターが躍動

 横浜F・マリノスは7月19日、国際親善試合でセルティックと対戦。6-4でド派手な打ち合いを制した。

 勝利の立役者となったのが、後半から出場した宮市亮だ。85分に井上健太のクロスをヘッドで叩き込めば、88分にも井上のラストパスから右足で冷静にゴールに流し込んだ。

 ヘディングでの得点はあまり見られないだけに、宮市は報道陣から「ヘディングが得意な人に見えた」と冗談ぽく伝えられると、「得意な人って書いといてください(笑)」と笑み。「ああいう形は意外に得意」と話し、アシストした後輩に感謝を示した。

「ジャンプは高く跳べるほうだと思うんですけど、なかなか日本に帰ってきて出すシーンはなかったので。まあ井上選手から、本当に良いボールが来ました。2点目もメンバー外の練習で、あの形が本当に2人(の中)で出ていたシーンだったので、彼なら絶対マイナスのところを見てくれてるだろうと。案の定見てくれたので、本当に、彼のゴールでもあるのかなと思います。

 なんか、通じ合ってるというか。練習の時にあのシーンがもう何回も出てたので、もう来たなって感じでした。彼も本当にひたむきにやってますし、こうやって結果が出ることで、また自信にもなり、チームの底上げにもなりますし。彼以外にも、今日出た選手みんなで底上げできたと思います。この期間の後のリーグ戦やカップ戦に向けて、良い試合になりました」

 ピッチに立った直後から自慢の快速を飛ばし、会場の日産スタジアムを大いに沸かせた。50メートルを5秒台で走る韋駄天FWは「あれやった後、マジで息が…死ぬかと思ったんですけど(笑)。それもまた長く出ることによって得られる経験なので、良い機会でした」といたずらっぽく語り、大怪我から復帰後、最長となる45分のプレーに胸を張った。

「意外に動けてたかな。徐々に徐々に起用してもらって、段階を踏んでやっていたので、新たなステップが踏めたのかなと。自分のプレー時間を伸ばしていくところで、コンディション的にも重要な期間になる。チームとしてもプレスを前からかけて、結構自分たちがやりたいようなことが、浸透してできていたのかなと思います」

 自身と同じく圧倒的なスピードを武器に持つ、元チームメイトの前田大然は、ハットトリックを達成した。前日会見でも「ほっといたら3日ぐらいずっとスプリントしてる」と体力を含めて絶賛していたなか、改めてセルティックで躍動する後輩に賛辞を寄せた。

「前半から本当に脅威になってましたし、今日3点ですか。どの場面でも脅威になるのは、すごくこう…僕は前半(ベンチで)見てましたけど、改めて素晴らしい選手だなと思いました」

 宮市と前田。プロ野球のオールスターゲームの真裏で、2人のスピードスターが、期待を大きく上回る活躍を見せた。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

 
 
「どれをとっても素晴らしい。改めて」マリノス主将が旗手を激賞!前田&岩田の成長も実感「彼らにちょっと聞いてみたい」 | サッカーダイジェストWeb

— セルティックの試合は「見れる時は見ている」

 7月19日、国際親善試合で横浜F・マリノスとセルティックが日産スタジアムで対戦。前者が6-4で逆転勝利を収めた。

 打ち合いとなった一戦で、ハットトリックを達成した前田大然(セルティック)や終盤に連続得点をマークした宮市亮(横浜)らと共に、確かな存在感を示したのが、両チームの“心臓”だ。

 中盤で先発した旗手怜央(セルティック)と喜田拓也(横浜)は、長短のパスを効果的に散らせば、自在に動き回り攻守でタフに奮闘した。前者に関しては、自陣でのボール奪取からロングスルーパスを通し、前田への華麗なプレアシストもやってのけた。

 試合後、自身同様にMFで舵取り役を担う旗手について喜田に尋ねると、印象をこう明かしてくれた。

「いや、もう、めちゃくちゃ素晴らしい選手ですね。川崎時代に何度か対戦しているので、改めて。技術の高さ、フィジカルの能力もそうですし、本当にどれをとっても素晴らしい、攻守ともに違いを作れる選手です。代表にも絡んでいますし、それだけのレベルの選手だなと改めて感じました」

 前田と、同じくセルティックの一員で先発した岩田智輝は、かつて横浜で共にプレーした元チームメイトだ。28歳のキャプテンは、この2人にも「本当に素晴らしい選手」と特大の賛辞を寄せた。

「一緒にやってる時も頼もしさを感じていましたけど、よりこう、なんて言うんだろうな、本当に改めて良い選手だなと。世界に出て、色んな経験を彼らもして、より成長も見えましたし。僕らマリノスが対戦相手になって、どう感じてくれたのかは、ちょっと聞いてみたいですけど」

 セルティックの試合は「見れる時は見ている」喜田。Jリーグから羽ばたき、欧州で輝くサムライたちから、小さくない刺激を受けているようだ。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

 
 
「一番びっくりしたのは身体の強さ」マリノス山根陸は旗手怜央のフィジカルに衝撃!参考にしたいプレーは「打開してキープできるところ」 | サッカーダイジェストWeb

— 「テレビで観るより身体がしっかりしていた」

 横浜F・マリノスは7月19日、国際親善試合でセルティックと対戦し、6-4で勝利した。

 開始4分にアンデルソン・ロペスのゴールで先制した横浜は、前半のうちに前田大然にハットトリックを決められ、2-3で折り返すが、後半から投入された實藤友紀や宮市亮のゴールなどで逆転。J1王者の力を見せつけ、スコットランド王者を撃破した。

 この試合で、本職のボランチではない右SBで先発し、及第点のプレーを見せていたのが山根陸だ。序盤こそ自身のバックパスのミスからピンチを招くシーンはあったものの、それ以降は対峙したモンテネグロ代表のセアド・ハクサバノビッチと対等に渡り合った。

 試合後、山根は「相手はキャラクター的に縦にくるような選手ではなかったです」と振り返ったが、守備面では「前半の最初は間合いを見過ぎて、(相手との距離感が)遠いシーンもありましたけど、徐々に近づけました」と話したように、相手に寄せるタイミングとポジショニングが良かったからこそ、セルティックの左ウインガーは縦に仕掛けられなかったとも言えるだろう。

 そんな山根が対戦した日本人選手の中で特に驚いたのは、旗手怜央のフィジカルの強さだという。

「テレビで観るより身体がしっかりしていて、身体を当てられてもなんともなかったし、一番びっくりしたのは身体の強さです」

 また、旗手のどんなプレーを参考にしたいかと問うと、「もちろん上手くて、質も高くて、ターンも上手かったですけど」としつつ、「味方からきついパスが入ってもちゃんと打開してキープできるところ」を挙げた。同じ中盤の選手として、学ぶ点は多かったようだ。

 トリコロールの背番号28は、この経験を今後の成長に繋げ、さらなる飛躍を遂げられるか。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

【厳選ショット】前田大然が前半でハットもA・ロペス、宮市らの6得点で再逆転し打ち合いを制す!|セルティック 6-4 横浜 | サッカーダイジェストWeb
 
 

サッカーマガジンWEB

派手な打ち合いを制したのはJ1王者・横浜FM。プレシーズン中のスコットランド王者・セルティックを6−4で下す◎親善試合 – サッカーマガジンWEB

— 前半だけで前田がハットトリック!

 セルティックと横浜F・マリノスの親善試合は、多くのゴールが生まれることになった。まず前半の主役になったのが、古巣との対戦で躍動した前田だ。

 3トップの中央で先発すると、6分、21分、42分と3度ネットを揺らし、前半だけハットトリックを達成。裏に抜けるスピード、クロスをしっかりとらえる技術、守備でもボールホルダーへの素早いアプローチなど、その持ち味を発揮してみせた。元横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督がプレミアリーグのトットナムの監督に就任し、その後釜として迎えられたブレンダン・ロジャーズ新監督に対しても、大きなアピールになったことだろう。

 一方、ホームの横浜FMもしっかりゴールを重ねていった。先制したのも横浜FMで、4分に放ったA・ロペスのシュートを、セルティックのGKハートがキャッチできずにハンブル。こぼれたところを再びプッシュしてネットを揺らしている。23分には左サイドからのクロスをラインの裏に飛び出した水沼が蹴り込み、後半に入り66分には、セルティックのCBスタルフェルトのミスを逃さず、A・ロペスがゴールを奪った。

 カウンターを仕掛ける際にセルティックの攻撃陣は同じ絵を描けており、切れ味鋭いプレーを見せたが、ビルドアップではノッキングする場面も見られた。来日後1日しか練習できていない状況ではそれも当然か。68分に古橋が途中出場し、前線の活性化に努めたものの、昨季の得点王からゴールは生まれなかった。

 ボールへのアプローチやパス出しで左インサイドハーフの旗手は抜群の存在感を示し、右サイドバックの岩田もゴールに絡むなど自らの仕事をまっとうしたが、セルティックがチームとして完成するのは、もう少し先になりそうだ。終盤は移動の疲れもあったか、足が止まり、シーズン中であり上位争いを続ける横浜FMの攻撃を受け続けることになる。

 特に輝いたのが、横浜FMの宮市だ。後半開始から出場し、66分に決まった實藤の逆転ゴールで勢いに乗るチームを持ち前のスピードでさらに加速させていった。試合終了間際にはカウンターのフィニッシュ役として2ゴールをスコア(85分、88分)。前半の前田のインパクトに匹敵する強い印象を残した。

 アディショナルタイムにターンブルが目の覚めるようなミドルを決めてセルティックが1点を返したが、試合は6−4で横浜FMが勝利。合計10ゴールを生んだ親善試合は、やや大味な展開となったが、横浜FMのマスカット監督、セルティックのロジャーズ監督ともにコンディションに大きな違いがあることを前提としながらも、試合後にはゴールへのアプローチや意欲についてはそろって手応えを口にしていた。

 
 

ゲキサカ

横浜FM対セルティックは空席目立つ20,263人…日産スでは今季最少 | ゲキサカ

 19日に日産スタジアムで行われている国際親善試合の横浜F・マリノス対セルティック戦は、公式入場者数20,263人と発表された。平日ナイトゲームの影響色濃く、スタンドは空席が目立ち、今季の同会場ではJ1第19節の横浜FM対湘南戦の21,160人を下回る最少記録となった。

 日本人5選手が所属するセルティックにとって、17年ぶりの日本ツアー。古巣対戦のFW前田大然とDF岩田智輝、元川崎FのMF旗手怜央、元神戸のDF小林友希の4選手が先発したほか、昨季スコットランドリーグMVPで得点王のFW古橋亨梧も途中出場し、後半30分現在横浜FMが4-3でリードする打ち合いを演じているが、客席には寂しさが残った。

 
 
横浜FMが前田大然“恩返し”ハットのセルティックから逆転勝利! 激しい打ち合いも宮市が2発ダメ押し弾 | ゲキサカ

 19日に日産スタジアムで国際親善試合が行われ、横浜F・マリノスとセルティックの対戦は、横浜FMが6-4で勝利を収めた。

 17年ぶりの日本ツアーを行うスコットランド王者・セルティックは、19日の初戦で横浜FMと、22日にガンバ大阪と対戦する。日本人組のDF小林友希、MF岩田智輝、FW古橋亨梧、FW前田大然、FW旗手怜央も今ツアーに帯同。Jリーグ王者・横浜FM戦では4-1-2-3の布陣で、岩田が右SB、小林が左CB、旗手がインサイドハーフ、前田が前線3枚の中央に入った。古橋はベンチスタートとなった。

 横浜FMは4-2-1-3の布陣を敷く。GKは一森純、4バックは左からDF永戸勝也、DFエドゥアルド、DF畠中槙之輔、DF山根陸。ボランチ2人はMF渡辺皓太とMF喜田拓也。1トップにMFマルコス・ジュニオール、前線3枚は左からFWエウベル、FWアンデルソン・ロペス、FW水沼宏太が並んだ。

 前半から激しい打ち合いとなった。横浜FMは前半4分、マルコスのパスから相手守備陣が連係ミス。A・ロペスがGKジョー・ハートのブロックを強引に突破し、そのままゴールに流し込んだ。しかし2分後、セルティックは旗手がA・ロペスからボール奪取。ロングスルーパスを右サイドに流し、FWリエル・アバダが右サイドから折り返す。最後は前田が流し込み、1-1と同点に追いついた。

 セルティックは前半21分に試合をひっくり返す。中盤の旗手が右横に、さらに岩田も右サイドにパス。アバダの折り返しをファーサイドの前田が合わせ、2-1と逆転した。すると、今度は横浜FMの反撃。同23分、左サイドからマルコスが右足キックで敵陣PA内のファーサイドに飛ばす。水沼が右足で豪快シュートを放ち、2-2とまた同点に追いついた。

 一進一退の攻防が続く中、セルティックが勝ち越す。前半42分、最後方の小林が縦パスを通し、旗手が体を張って畠中からボールをキープ。パスを受けたアバダが右サイドに流し、岩田がダイレクトで折り返す。最後は再三の前田。2021シーズンのJリーグ得点王が古巣相手に冷静に決め切り、ハットトリック達成で3-2とリードを奪った。

 前半はセルティックが3-2と点差を保ち、後半に折り返す。横浜FMはハーフタイムに3枚替え。エウベル、水沼、マルコスが下がり、FW宮市亮、FW井上健太、MF植中朝日が入る。セルティックはハートに代えて、GKベンヤミン・ジークリストが出場した。後半3分には横浜FMの交代選手が決定機を作る。右サイドから井上がクロスを上げ、植中がヘッド、しかしボールはゴール左に逸れた。

 横浜FMがJリーグ王者の意地を見せる。後半14分、最前線で植中がDFカール・スタルフェルトへのプレスでボールを奪取。こぼれ球をA・ロペスが拾い、そのままPA内へ。左足シュートを決め、3-3と試合を振り出しに戻した。セルティックは直前に足を痛めた小林がプレー続行不可能と判断され、DFスティーブン・ウェルシュと交代した。

 横浜FMは後半17分、一挙5人替え。GK一森、畠中、エドゥアルド、渡辺、喜田、A・ロペスを下げる。GK飯倉大樹、DF實藤友紀、DF上島拓巳、MF藤田譲瑠チマ、MF榊原彗悟、FW杉本健勇が入った。同20分、榊原が敵陣内でプレスからボールを奪ってゴールを狙うも相手GKに阻まれる。だがその1分後に再び攻撃。榊原が中盤から浮き球パス。相手守備陣の裏を突いた實藤が相手GKとの1対1からゴールに流し込み、4-3で再逆転とした。

 後半21分、セルティックは9人替え。日本人組は旗手、岩田、前田が下がり、FW古橋亨梧が前線中央に投入された。横浜FMも同32分、山根と永戸に代えて、MF吉尾海夏とFW村上悠緋が出場した。

 終盤にかけてセルティックも猛攻を仕掛けるが、得点は決められない。一方、横浜FMは後半40分に井上のクロスから宮市がヘッドで5点目。その3分後には井上が右サイドの突破を折り返し、再びホットラインから宮市がダメ押しの6点目を挙げた。その直後には井上がMF木村卓斗と交代している。

 終了間際にセルティックはMFデイビッド・ターンブルが一矢報いるも試合終了。横浜FMが6-4で勝利を収め、白熱の点の取り合いを制した。

(取材・文 石川祐介)

 
 
「ああいう形は意外に得意」横浜FM宮市亮がヘッド弾含む2発!! 復帰後最長45分プレーで完全復活へ | ゲキサカ

 スコットランド王者のセルティック相手に2ゴールの大活躍。右膝前十字靭帯断裂の大怪我を乗り越え、徐々にコンディションを上げてきた横浜F・マリノスのFW宮市亮が、復帰後最長となる45分間のプレータイムで完全復活を印象づけた。

 宮市はこの日、2-3でリードされたハーフタイム明けから左ウイングのポジションで途中出場。序盤から自慢のスピードを活かした突破を仕掛け、相手の最終ラインに圧力をかけると、疲れが出るとみられた終盤に結果を出した。

 まずは4-3での後半40分、右サイドを駆け上がったMF井上健太からのクロスにファーサイドで反応し、高い打点からのヘディングシュートを突き刺した。「ああいう形は意外に得意で、ジャンプは高く飛べるほうだと思うけど、日本に帰ってきて出すシーンがなかった。井上選手からいいボールが来た」。恵まれた跳躍力を活かし、追加点を奪った。

 さらに後半43分、またしても右の井上からのクロスに飛び込んだ。今度は空中戦ではなく、ラインを下げるDFの逆を取ってマイナス方向に入った形。「本当に通じ合っているというか、メンバー外の練習からあのシーンが何回も出ていたので来たなという感じだった」。長期離脱からの復帰後、実戦から遠ざかっていた時期に磨き上げてきた連係がこの舞台で実った。

 宮市はこの日、昨年7月のEAFF E-1選手権・韓国戦で負った右膝前十字靭帯断裂の大怪我を乗り越え、5月23日のルヴァン杯で実戦復帰を果たして以来、最長となる45分間のプレータイムを走り抜いた。

 序盤の連続スプリントには「あれをやった後、マジで息が……。本当に死ぬかと思った」と冗談めかしたが、「それもまた長く出ることによって得られる経験だと思うのでいい機会だったと思う」と前向きに受け止め、「段階を踏んでやってもらっていたので、新たなステップが踏めたと思う」と手応えを口にした。

 23日には国立競技場で行われる明治安田Jリーグワールドチャレンジ2023でマンチェスター・シティと対戦。11年ぶりにプレミアリーグの難敵と対峙する。それでも宮市は「マンチェスター・シティという相手と戦うことは選手としてすごく楽しみなことはあるけど、チームとしてこの期間を重要にしないといけないというのが一番だと思う」ときっぱり語る。

 頭にあるのは天皇杯の町田戦、J1リーグ前節の川崎Fで喫した連敗からの脱却だ。シーズン後半戦の優勝争いに向け、宮市は「ゼルビア戦、フロンターレ戦と苦しい思いをしてきたので、チーム一丸となって自分たちのサッカーを貫くというところで、チームとしていい機会にしていきたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)

 
 
絶妙スルーパスで決勝弾演出! JFL4年間経て欧州強豪に挑む横浜FM榊原彗悟「良さを出しつつ楽しみたい」 | ゲキサカ

 3-3で迎えた後半21分、横浜F・マリノスの決勝ゴールは投入されたばかりだったMF榊原彗悟のスルーパスから生まれた。

 横パスを受けた時点で、DF實藤友紀が走り出す姿は視界に捉えていた。「サネくんの動き出しが見えたし、ああやってスルーパスを出すところも自分の良さの一つなので」。かすかに浮かせることで、芝生に勢いを削がれずに繰り出されたボールにGKもなすすべなし。ゴール前で實藤が華麗につつき、打ち合いの均衡を破る4点目が生まれた。

 榊原は後半18分の投入直後にも、ハイプレスからゴール前での絶好機を演出するなど、限られた出場時間で存在感をアピール。「守備はとにかく前からハメていこうという話で、前から行けてチャンスも作れた。攻撃はいつも通り、どんどんボールを受けてやっていこうと思っていた」。スコットランド王者を相手に手応えの残る一戦となった。

 今季から横浜FMに加わり、ここまでJ1リーグ戦の出場機会はゼロ。だが、ルヴァン杯や天皇杯を通じて良い感触でプレーする様子は着実に見せている。榊原自身も「スピード感には慣れてきて、自分の良さをたくさん出せるようになってきた自信も最近はついている。練習から出せてきていると思うので、これからも続けていきたい」と手応えを口にする。

 ならば出番争いの壁が高くても、チャンスが巡ってくるまで続けるのみだ。「もちろんリーグ戦に絡んでいきたい気持ちは強いけど、やれることは目の前の練習から与えられたチャンスの中で結果を出すことが必要。地道にでも上に進んでいければ」と虎視眈々とアピールを続けていく構えを見せた。

 また23日には明治安田Jリーグワールドチャレンジ2023でマンチェスター・シティとの対戦を控えており、榊原にとっては貴重なアピールの機会。とくに昨季までの4年間、JFLのラインメール青森でプレーしていたことを考えると、なかなか想像し得なかったようなマッチアップのチャンスが巡ってくる。

「昨年までJFLという舞台でやっていた自分が世界を相手にできるのは人生、何が起きるかわからないなと思うけど、それも自分が地道にやってきた結果だと思う。出る機会があれば自分の良さを出しつつ楽しみたい」。アカデミー育ちの22歳は地に足をつけて、それでも果敢に欧州王者に挑む。

(取材・文 竹内達也)

 
 
横浜FM井上健太、課題のクロスで宮市2発をアシスト「自信につながった」 | ゲキサカ

< J1リーグ戦での出場機会が激減し、厳しい夏場を過ごしていた横浜F・マリノスMF井上健太が、セルティックとの国際親善試合で浮上の兆しを掴んだ。  4月下旬以降、J1リーグ戦でわずか1試合の出場にとどまっていた井上はこの日、ハーフタイム明けから右ウイングで途中出場。ところが開始3分に上げたクロスをFW植中朝日が合わせ損ねると、その後はクロスの精度にも課題が露呈し、なかなか得点に至らないまま時間が過ぎていた。  それでも4-3で迎えた後半40分、ようやく見せ場を作った。FW杉本健勇からのパスを受けて右サイドを攻め上がった井上は、ファーサイドへのハイクロスを送ると、これにFW宮市亮が反応。「後半1本目にクロスを上げた時に、前の選手につられて後ろが空くのがわかっていたし、亮くんはヘディングが得意なので」(井上)。狙いどおりに宮市が空中戦に競り勝ち、高い打点からヘディングシュートを突き刺した。  井上はJ1リーグ戦でベンチ入りできない時期、右膝前十字靭帯断裂からのリハビリ明けでトレーニングに取り組む宮市と共にトレーニングを行ってきたという関係性。試合後、宮市は「ああいう形は意外に得意で、ジャンプは高く飛べるほうだと思う。日本に帰ってきて出すシーンがなかったけど井上選手からいいボールが来た」と井上のクロスを称えた。  また後半43分にはまさにメンバー外のトレーニングで行っていた形から再びホットラインが通じた。同じく井上が右サイドを攻め上がると、今度は宮市があえて遅れ気味にゴール前へと入り込み、マイナス方向のクロスの反応。宮市は「メンバー外の練習からあのシーンが何回も出ていたので『来たな』という感じだった」と興奮気味に明かした。  そうした見事なクロスを立て続けに通した井上だったが、クロスの精度は今季横浜FMに加入して以降、課題として抱え続けてきた部分だ。 「監督からすごく質の部分で求められていたし、他のスタッフからも最後のところで『ああっ……』ってため息を練習から言われていたので、ここでできるんだということを見せられて良かった」。そう周囲からの要求を明かした井上はこの日の活躍には「自信につながった。これからは自分自身も力みなくできるんじゃないかと思う」と手応えも口にした。  またスコットランド王者との対峙にあたって、クロス以外にも手応えを得ていたようだ。「J1のチームのほうが自分はやりづらいくらい。飛び込まないでスピードを消してくる選手がJ1は多いけど、こっちは身体勝負をしてくるのでやりやすかった」。一瞬の爆発的スピードでは欧州の強豪に通用するところを示した。  もっとも、すでに目線はこの先を向いている。横浜FMは23日、Jリーグワールドチャレンジでマンチェスター・シティと対戦。欧州王者を相手に持ち味を発揮できれば、もう一段階上のアピールになるはずだ。 「チームとして積み重ねている部分を表現したいし、相手が強いからと言って変えることはしない。真っ向勝負をして見えるものがあると思うので、必ず吸収して、中断後のリーグに絡めるようにしていきたい」。そうチームの狙いを語った井上は「自分が試合に絡んでいくためにはそこでアピールしていくしかない。親善試合だけど自分としては勝負しないといけないし、しっかりアピールできるようにいい準備をしたい」と闘志を燃やしていた。 (取材・文 竹内達也)/blockquote>
 
 
横浜FM水沼宏太が2か月ぶり弾! 前半ハットの“元同僚”には賛辞も「すごく頼もしい」 | ゲキサカ

 横浜F・マリノスMF水沼宏太が国際親善試合のセルティック戦で、5月7日のJ1第12節の京都戦以来となる得点を記録した。

 1-2と逆転されて迎えた前半23分、水沼は左のハーフスペースで前を向いたMFマルコス・ジュニオールの浮き球に対し、ファーポスト脇に飛び込んだ。「僕は常にあそこを狙っているけどボールが来ていなかった。やっと来たなという感じ。だいたいニアで引っかかることが多かったので、流れてきたらああやって点が取れると感じている」。これまでも積極的に走り込んでいたが、ようやく届いたボールをワンタッチで押し込んだ。「ボールが来なくても常に狙っていたいし、上げる側からしてもあそこにいてほしいところ。前の選手は常にそういう隙を狙って、相手が嫌がることができればいい」と手応えを口にした。

 23日にはマンチェスター・シティとのJリーグワールドチャレンジを控えていることもあってか、水沼自身は前半限りでの交代。それでもチームは6-4の撃ち合いを制した。

 セルティックの戦いぶりについて「コンディションも整っていなかっただろうし、やりたいことが出せていたかどうかはわからない」と状態には配慮しつつも、「得点の形は去年までボス(アンジェ・ポステコグルー前監督)がやっていたんだなというのが見えた」と水沼。「僕らも同じようにゴールに向かっていって、これだけ点を入ったというのは、それぞれのチームがそれぞれの積み重ねでやってきたことがわかった試合だった。見に来てくれた人は楽しかったんじゃないかと思う」と親善試合らしい派手な打撃戦を前向きに振り返った。

 また前半には古巣大戦となったFW前田大然がハットトリックを達成。水沼は「ハットトリックしたのもすごいし、クロスを上げる側からしたらそこにいてほしいというところに常に入っていた印象。そこでしっかり決めたのはFWとしての嗅覚というか、大事なところに顔を出せる選手になっているのはすごく頼もしいと感じた。マリノスとの試合に帰ってきて、結果を出すのはすごいことだと思う」と手放しで称え、かつてのチームメートの成長ぶりに目を見張った。

(取材・文 竹内達也)

 
 
旗手や元同僚に刺激受けた横浜FM渡辺皓太「負けたくない気持ちも同時にある」 | ゲキサカ

 スコットランド王者のセルティックに対し、横浜F・マリノスMF渡辺皓太が堂々のゲームメイクを披露した。時には激しいデュエルもいとわず対等に渡り合った試合後には「相手も100%じゃない感じはあったので、全然わからないけど、やれることはできたのかなと思う」と手応えも口にした。

 親善試合とはいえ、普段Jリーグで戦う選手にとっては貴重な国際舞台。世代別代表の経験も持つ渡辺は「世界的に有名なチームだし、自分がどれだけやれるかチャレンジしようと思っていた」と高いモチベーションで試合に臨んでいた。

 スタートポジションは普段どおりMF喜田拓也とのダブルボランチだったが、セルティックは暑さの中で消耗を避けるべく、ブロックを組む時間もあったため、渡辺も積極的に攻撃参加。「自分のところで落ち着かせたり、リズムを作ることで味方が気持ちよくプレーできるようにというのを毎試合の課題にしているけど、いいテンポで攻撃できる場面もあったので収穫はあったと思う」(渡辺)。そんな言葉どおり、局面で攻撃を加速させる場面がたびたび見られた。

 もっとも、対戦相手のプレーレベルからも大きな刺激を受けていたという。特にセルティックのMF旗手怜央は渡辺に近い役割を担っており、FW前田大然のハットトリックにも全て関与。渡辺は「あそこで違いを作られるのが嫌だったし、ポジショニングもこっちを見ながら変えてきていて、相手を見ながらサッカーできてるなと勉強になった。ボールの持ち方など見習うところは多かったと思う」と旗手のプレーを振り返った。

 また渡辺にとって、前田とDF岩田智輝は元チームメート。「もともとすごい選手たちだけど、海外のチームで中心としてやってるなと。相手の中でもキーになる選手たちだったので、改めてすごい選手たちだと感じたし、同時に負けたくない気持ちも同時にある」と述べつつ、彼らと同様のステージで「やってみたいなという気持ちは少なからずある」と野心も口にした。

 23日にはマンチェスター・シティとの試合も控えており、欧州トップの選手たちと渡り合うチャンスもある。渡辺は「次ですね、次がちょっと楽しみです」と高揚感をのぞかせつつ、「次も同じようにプレーできるか。自分にすごく楽しみだし、もう一個レベルの上がる相手にどれだけやれるかチャレンジしていきたい」と力強く語った。

(取材・文 竹内達也)

 
 
横浜FM山根陸はセルティック戦で右SB先発、中盤で躍動した旗手怜央から刺激受ける | ゲキサカ

 海外クラブを相手に、久々の右サイドバックで先発入りを果たした。横浜F・マリノスのDF山根陸は後半32分までプレー。日本人選手を含め、セルティックの選手から多くの刺激を受けたようだ。

 右サイドで攻守に体を張った。特に攻撃面では前半37分、意表を突くループパスでMFマルコス・ジュニオールの決定機を演出。ボールキープと突破、パスで攻撃を組み立てる。後半21分にはFKの流れから中盤でボールを収め、横にパス。MF榊原彗悟のアシストからDF實藤友紀のゴールが生まれ、チーム4点目の起点となった。

 スコットランド王者との対戦で、自身の出来には満足する様子はなかったが、チームは6-4で勝利。「一瞬のスピードや迫力は相手もある。でも守備のオーガナイズや、組織としての丁寧さや連動は日本のほうがあるかなと思います」。リスペクトしすぎず、Jリーグ王者として上回った部分を分析していた。

 対戦相手には日本人5人が所属。直接のマッチアップはなかったが、それぞれに強い印象を覚えたようだ。FW前田大然とMF岩田智輝は横浜FMにも所属。前田には「やっぱりスピードがある。一瞬でクロスに入るタイミングや相手の背中を取るところ。実際に3点取られましたし、僕から言えることはないけど、いるところにいる。ゴール前にしっかり入っていくところで入っていると感じました」と、岩田には「去年一緒にやっていますけど、本当にフィジカル能力に長けている。僕も頑張ろうと思いました」と刺激を受けたようだ。

 この試合ではSBで対峙はなかったが、本職である中盤でプレーしていたMF旗手怜央には目を見張ったという。「テレビで見るよりも体がしっかりしていて、もちろん上手いですけど、一番びっくりしたのは体の強さ。クオリティも高いし、ターンも上手い」。そのプレーを目に焼き付けつつ、体の強さへの印象を強調した。

 セルティックの1点目、3点目は旗手の体の強さによるボールキープが起点となった。「味方からきついボールが入ってもちゃんと打開できる。旗手選手を見て、自分もはがすところをつけていきたいと思いました。どんどんチャレンジはしますけど、その中でミスを減らしていきたい」。五輪代表からA代表を経験した旗手。その背中を間近で見て、山根もさらなる成長を誓った。 

(取材・文 石川祐介)

 
 

Goal.com

J王者がスコットランド王者に6得点!横浜FM、セルティックに逆転勝利…前田大然は古巣相手に前半だけでハットトリック | Goal.com 日本

国際親善試合でセルティックと横浜F・マリノスが対戦。

セルティックは19日、国際親善試合で横浜F・マリノスと対戦した。

2022-23シーズンに国内3冠を達成したスコットランドの強豪がジャパンツアーで来日。2022シーズンの明治安田生命J1リーグ王者の横浜FMと激突する。

注目のスタメンには、旗手怜央ら日本人選手が4人名を連ねることに。昨シーズン得点王に輝いた古橋亨梧はベンチからのスタート。岩田智輝と前田大然は古巣と顔を合わせる。

試合は早々にスコアが動く。4分、マルコス・ジュニオールのスルーパスに反応したGKハートがキャッチミス。こぼれたボールを拾ったA・ロペスが押し込んで横浜FMが先制した。

直後の6分にセルティックが反撃。旗手がボール奪取からスルーパスを送ると、アバダが抜け出す。エリア内からの横パスを前田が決めてスコアを振り出しに。前田が古巣相手にゴールを奪った。

22分には旗手、岩田と繋いで右サイドに展開。エリア右からのアバダのグラウンダーの横パスに前田がダイレクトで合わせ、セルティックが逆転する。

横浜FMもらすかさずゴールを奪い返す。23分、左サイドでのパス回しからマルコス・ジュニオールが逆サイドへクロスを送ると、走り込んでいた水沼が決めて再び同点に。

33分、セルティックのビルドアップをマルコス・ジュニオールがカット。こぼれ球をA・ロペスがダイレクトでシュートを放つも、ボールはGKハートの正面に。

セルティックは、42分に再び突き放す。岩田のアシストから前田がこの日3点目となるゴールを決めた。

後半に入った59分、セルティックはビルドアップでミスが発生。ロングボールを狙うも相手の足に当たり、ボールは前線にいたA・ロペスの元へ。A・ロペスはGKとの1vs1を冷静に流し込み、3-3とする。

セルティックが60分にアクシデント。小林が足首を負傷し、選手交代を強いられることとなった。

66分に横浜FMが再び逆転。スルーパスから抜け出したフリーと實藤がゴールネットを揺らす。

1点ビハインドとなったセルティックが68分に選手を9人入れ替える。古橋がピッチに投入された。

互いにポゼッションから主導権を争う流れが続き、80分が経過する。81分にはオ・ヒュンギュがエリア内で倒されるも、セルティックにPKは与えられず。

84分、右サイド敵陣深くからのクロスに合わせたのは宮市。打点の高いヘディング弾が決まり、横浜FMが突き放した。さらに89分にも宮市が決めて3点差に。

試合は終了間際にセルティックが1点を追加して終了。6-4でJリーグ王者の横浜FMが、スコットランド王者のセルティックを逆転で下した。

セルティックは日本人5選手全員が出場。前田は古巣相手に前半だけでハットトリックの活躍を見せている。

 
 

フットボールチャンネル

【結果速報】横浜F・マリノスがセルティックを撃破! 宮市亮2得点&前田大然が3得点 | フットボールチャンネル

— 計10得点が生まれる乱打戦に

 セルティックFC・ジャパンツアー2023、横浜F・マリノス対セルティックが19日に日産スタジアムで行われ、6-4でマリノスが勝利した。セルティックの前田大然、旗手怜央、小林友希、岩田智輝は先発起用され、古橋亨梧は67分からピッチに立っている。

 スコアが動いたのは4分。マルコス・ジュニオールのスルーパスをGKジョー・ハートがこぼし、アンデルソン・ロペスが押し込んだ。しかし、6分には旗手のボール奪取からセルティックが速攻を開始、アバダの折り返しを前田大然が押し込んでセルティックがすぐさま追いついた。

 21分には右サイドからのグラウンダーのクロスを前田が押し込み、セルティックが逆転に成功した。しかし、マリノスはその2分後、マルコス・ジュニオールの浮き球のパスに反応した水沼宏太がワンタッチでゴールネットを揺らす。両チームとも2点ずつを取って飲水タイムを迎えた。

 33分には相手のミスからロペスがシュートを放つも、GKハートがセーブ。35分にはマリノスのパスがずれたところを拾った前田がペナルティーエリア外から浮き球のシュートでゴールを狙うも、GK一森がギリギリのところでかきだした。42分には高い位置に上がった岩田の折り返しを前田が押し込み、セルティックが勝ち越し。前田は前半だけでハットトリックを達成し、2-3で前半を終えた。

 後半は3人を交代したマリノスの足取りが重く、セルティックペースになる。54分には背後からの浮き球のパスを前田がバイシクルで狙うもGK一森がはじき出した。マリノスはプレスが甘く、セルティックの攻撃に後手を踏んだが、相手のミスを突いて同点に追いつく。後半から起用された植中朝日が引っ掛け、こぼれたボールを拾ったロペスがゴールに流し込んだ。

 小林は負傷により61分にベンチに下がった。その直後にマリノスは6選手を投入する。飯倉大樹、上島拓巳、藤田譲瑠チマ、實藤友紀、榊原彗悟、杉本健勇がピッチに立った。すると、66分にはセットプレーの流れで上がっていた實藤がディフェンスラインを抜け出し、榊原のパスを受けてゴールネットを揺らした。

 逆転を許したセルティックは67分に大幅にメンバーを替え、このタイミングで古橋がピッチに立ち、前田と旗手はベンチへ下がっている。

 4-3で迎えた82分、井上の右サイドからのクロスをファーで宮市が頭で合わせた。一時は逆転を許したマリノスだったが、後半に3点を奪って逆転勝利を収めた。さらに、87分には右サイドをドリブルで突破した井上がゴール前に折り返し、宮市がゴールに流し込んだ。

 後半だけで4失点を喫したセルティックも試合終了間際に一矢報いるゴールを決める。デイヴィッド・ターンブルがミドルシュートを叩き込んだが、6-4のマリノス勝利で90分が終わった。

 
 
【横浜F・マリノス採点】セルティック戦。宮市亮は? 停滞した前半に支えたのは? | フットボールチャンネル

 セルティックFC・ジャパンツアー2023、横浜F・マリノス対セルティックが19日に日産スタジアムで行われ、6-4でマリノスが勝利した。計10得点が飛び出したこの試合に出場したマリノスの選手(出場時間の短い選手は除く)を採点する。

【先発】
一森純 5.5 セーブで何度も救ったが緩いDFラインのツケを支払うことに
山根陸 6.0 オン・ボールの安定感はさすが。久々のSBをこなした
畠中槙之輔 5.0 終始不安定…。本当に畠中だったのか? 3失点目は失策
エドゥアルド 5.5 的確なカバーを見せたが、いつも通りとは言い難い…
永戸勝也 5.0 クロスの精度も低く、守備対応も軽すぎた
渡辺皓太 6.5 剥がすドリブルは見事。30分のミドルは惜しかった
喜田拓也 6.0 公式戦さながらの強度で苦戦するチームを支える
水沼宏太 6.0 内外を自在に使い分けてゴール
マルコス・ジュニオール 6.5 スペースを与えられ自由を謳歌するアシスト
エウベル 5.5 いつもに比べると…。岩田とのマッチアップでやや苦戦
アンデルソン・ロペス 6.0 いいところにいてくれる。山根のクロスに入ってほしかった…

【控え】
飯倉大樹 6.0 アームバンドを巻いて復帰。最後の失点はノーチャンス
宮市亮 7.0 やや強引すぎる仕掛けは不発も井上との阿吽の呼吸からゴール2連発
植中朝日 6.0 3点目につながるプレス。怒涛のゴールラッシュをオフザボールで支える
井上健太 6.5 投入直後からの積極的なチャレンジが終盤2アシストで実を結ぶ
上島拓巳 6.0 大きなミスはなし。後半のゴール量産を最終ラインで支えた
實藤友紀 6.5 予想外のFW化でお見事な得点
藤田譲瑠チマ 6.0 空いたスペースを縦横無尽に。攻守でアグレッシブ
榊原彗悟 6.5 實藤のゴールをおぜん立て。アピール成功
杉本健勇 5.5 途中出場組では唯一目立てず

吉尾海夏 採点なし
村上悠緋 採点なし
木村卓斗 採点なし

 
 

フットボールゾーン

横浜FM宮市、途中出場から躍動! セルティックを突き放す2ゴールで存在感 | フットボールゾーン

— 終盤にも点が動いた試合は6-4でフィニッシュ

 2022-23シーズンのスコットランド国内3冠を達成したセルティックを相手に、横浜F・マリノスの元日本代表FW宮市亮が存在感を示した。

 7月19日に日産スタジアムで行われたセルティック・ジャパンツアー第1戦で、宮市は2-3と1点ビハインドの後半スタートからピッチに立つ。左サイドで鋭い突破を見せていた23番は、4-3と逆転した試合終了間際に勝利を決定付ける仕事をやってのける。

 まずは後半40分、MF井上健太が右から上げたクロスに、ファーポスト前で反応した宮市は、相手DFに競り勝つ打点の高いヘッドで1点目を決める。さらに、その3分後には右サイドで井上がワンツーで相手を振り切り、マイナスのクロスを入れると、宮市がこれに合わせてシュートをゴールネットに突き刺した。

 後半アディショナルタイムにMFデイビッド・ターンブルに1点を返された横浜FMだったが、宮市の2ゴールの活躍もあって両チーム合わせて10点が入った打ち合いを6-4で制している。

(河合 拓 / Taku Kawai)

 
 
横浜FMマスカット監督、セルティック戦で得たチームの糧とは? 「次にどう持っていけるのか」 | フットボールゾーン

— 「今日の試合で優先していたのは、この機会を無駄にせず自分たちのサッカーを向上すること」

 J1横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督は7月19日の国際親善試合でスコットランド1部セルティックと対戦して6-4の勝利を収めると、「今日の試合で優先していたのは、この機会を無駄にせず自分たちのサッカーを向上すること」と振り返った。

 セルティックはFW前田大然とMF岩田智樹といった、横浜FM所属経験のある選手がスタメン出場。特に前半はセルティックの右サイドから中央へラストパスという同じような形で前田に3点を決められた。一方で横浜FMも自陣からつないでいく攻撃で相手を崩し、さらに前線からのプレスでも相手の不安定なボールキープを詰めて敵陣でボールを奪う形を多く作った。結果的には前後半で合計6ゴールを決めてセルティックを下した。

 J1リーグが中断直前の最終戦では、川崎フロンターレに0-1で敗れていた横浜FM。そこから主力を休めることなくプレーした親善試合になったが、マスカット監督は「川崎戦の結果は負けだが、内容はどうだったか。そしてもちろん、感情的なところは結果による悔しさもあったが、それ以上にサポーターのために勝ちたかった。今夜の試合、結果もそうだけど自信になったと思う。エンターテインメント性の高い試合になったのではないか」とコメントした。

 そのうえでマスカット監督は「今日の試合で優先していたのは、この機会を無駄にせず自分たちのサッカーを向上すること。日本以外のチームとやるのはなかなかないし、この機会をチャンスと思ってやっていこうと。(セルティックのブレンダン・)ロジャーズも素晴らしい監督で彼のやろうとしていることも知っている。自分たちにもいいチャンスになったし、選手たちが非常にいい活躍をしてくれた。自分たちが見ているのは対戦相手ではなく自分たちがどれだけ成長できるか」と、この親善試合の捉え方について話した。

 マスカット監督は「ほかのJリーグの数多くのチームは休んで次の準備をできるというのはあるかもしれない。自分たちにとって中断明けのJリーグは浦和レッズ戦(8月6日)が控えている。そこから逆算すれば、何を成長させなければいけないのか。そこを見る良い時間だと思っている。ボールを持っているときもそうでないときも、自分たちが何をするか。足りないところをどうしていくかを逆算してやりたい。今日もビルドアップで素晴らしい内容のプレーも何度もあった。次にどう持っていけるのか、そこを伸ばしていきたい。そこを上げていって浦和戦に向けたいい準備にしたい」と、再開後のリーグ戦を見据えている。

 横浜FMは7月23日にイングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティと対戦するが、そのゲームでも真っ向勝負で自分たちのスタイルを押し出していく姿が見られそうだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

 
 

zakzak

【オヤジのためのサッカー塾】横浜Mがセルティック相手に6―4で勝利! ベストゴールは最も「マリノスらしい」息子・水沼宏太の一発(1/2ページ) – zakzak:夕刊フジ公式サイト

19日に日産スタジアムで行われた国際親善試合で、J1横浜F・マリノスがセルティック(スコットランド)に6―4で勝利。自国リーグを制した両クラブが打ち合うド派手な展開でした。本来ならチャンピオンクラブ同士の試合で、こんなにゴールは生まれません。そこは親善試合です。10ゴール、すべてに個性があって堪能できた90分でしたね。

どのゴールが1番だったか? では言わせていただきましょう。私の息子、横浜MF水沼宏太が前半23分に決めたゴールです。MFマルコス・ジュニオールが左のハーフスペースで前を向いて送った浮き球に、宏太がファーポスト脇に飛び込んでしっかり右足で蹴り込みました。

横浜はマルコス・ジュニオールがボールをもらう前に左サイドでボールを展開しています。それを危険と察知したセルティックの選手が複数でケアしてきました。こうなると宏太がいる右サイドは相手人数が減りスペースができます。宏太は試合後、「僕は常に(ゴールを決めた)あそこを狙っているけどボールが来ていなかった。やっと来たなという感じ」とコメントしていますが、まさに同感ですね。

このゴールをイチ推しにしたのは息子が決めたから、というわけではもちろんありません。彼が決めたゴールこそ、最もマリノスらしいゴールだったからです。個人技やカウンターで決まったゴールではなく人から人、パスでつないで、しっかり相手を崩した上でのゴールでした。浮き球を出したマルコス・ジュニオールも、宏太の位置と動き出しをしっかり目で確認しています。決めた宏太は横浜が左サイドに展開していた時点で、この流れを描いていましたからね。

横浜が昨季リーグ優勝できたのは、密な連携を軸とした「人が関わるゴール」がとても目立っていたからです。天皇杯ではJ2町田に苦杯を喫しましたが、このゴールをきっかけにまたエンジンがかかる気がします。 (元J1横浜監督・水沼貴史)

 
 

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2023/07/18 【スタジアム観戦情報まとめ】2023/7/19(水)19:00KO セルティックFC・ジャパンツアー2023 横浜F・マリノスvs.セルティックFC@日産スタジアム
 
 

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