【試合結果Webニュースまとめ(4○1)】2023/7/2(日)19:00KO J1第19節 横浜F・マリノスvs.湘南ベルマーレ@日産スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(4○1)】2023/7/2(日)19:00KO J1第19節 横浜F・マリノスvs.湘南ベルマーレ@日産スタジアム
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第19節 横浜F・マリノス vs 湘南ベルマーレ 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs湘南の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2023年7月2日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
 └ 入場者数 21,160人

監督コメント

[ ケヴィン マスカット監督 ]

難しい状況の相手にどう挑むかがポイントでした。そこを強調してゲームに入りました。「スタートが大事だ」と。とにかくそこを意識しました。難しい展開もありましたが、最終的に良い結果で終われて良かったです。

--オープンな展開になりました。ご自身はそれをどのように感じられたのでしょうか。
今日の試合は最終的にチャンスの数が今季で最も多かったとは思います。確かに4点取りました。ただ、切り替えのシーンが多過ぎました。攻め込んだときにゴールキックやCK、シュートで終わるなど流れを切らないと、展開としてはまずくなります。切り替えが多い中、相手にスキがあれば、すべて攻めるのではなく、展開によってはゲームをコントロールすることも1つの術として覚えていかないといけません。

--喜田 拓也選手、永戸 勝也選手、宮市 亮選手がメンバー外になった理由を教えてください。
プライベートなことなので、“誰が”とか、“なぜか”ということはここで申し上げられませんが、体調不良と今日のゲームにとっての選手のセレクションが理由です。

選手コメント

植中 朝日

--ご自身のJ1初ゴールを振り返ってください。
前節、チャンスがある中で決め切れず、ストレスがたまっていました。だから一発決められて良かったです。水沼(宏太)選手がボールを持てば、必ずボールが来ると思っていました。シュートのこぼれ球でしたが、走っていて良かったです。今日初めて日産スタジアムでプレーし、初ゴールを取ろうとも思っていました。

--どのような思いでゴール裏に走っていったのでしょうか。
(前々節・)柏戦で宮市(亮)選手が劇的なゴールを取って、みんながゴール裏に行っていたのを上から見ていて、「いいな」と思っていました。そのあとに宮市選手から「次はお前だぞ」と言ってもらっていたので、行くしかないと。いろいろな思いを出し切って、あのパフォーマンスになりました。最高でしたね。

--喜田 拓也選手ら先輩たちのアドバイスがプレーに生きているのではないですか。
自分は器用なプレーヤーではありません。試合に出ている選手の意見を聞いて、それを徹底的に忠実にやることを意識してやれば、このチームは自然とボールが来ます。それが得点を取れた要因だと感じています。

松原 健

--1シーズンでご自身初めてのリーグ戦2ゴール目です。
皆さんビックリしていると思いますが、僕が一番ビックリしています(笑)。エウベルが中に切れ込んできたときに、どの相手でもあのスペースが空くのは分かっていました。そこにSBが入るのは必然ですし、ボールをトラップしてから前にスペースがあったので、たまたま良いシュートが入りました。狙っていないのが良いのだと思います(笑)。コースを狙ったというよりかは、とりあえず枠に飛ばすイメージで打ちました。

--チームメートから何か声をかけられましたか。
僕の“年イチ”を知っている選手はあまりいません(笑)。僕の(J1通算)200試合(出場)も知っている選手はいないので、お世辞のように「おめでとう」とは言われました。でも、祝ってもらえてうれしかったです。

--試合の入りを意識した中での6分の先制点に価値があるのではないでしょうか。
(J1第16節・)FC東京戦、(前々節・)柏戦と先制しながらも崩れてしまいました。逆転勝利こそしましたが、良くない時間帯があった中、試合の入りや後半の入りで集中することを教訓にしていました。そこは年齢的に上の僕たちが締める意識がありました。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 


 
 


 
 

ハイライト動画


ハイライト|J1リーグ第19節|vs湘南ベルマーレ – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 植中のJ1初得点など4発快勝で6連勝 植中はヒロインでSNSフォロー呼びかけフォロワー急増― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜F・マリノスは得点ランキングトップのFWアンデルソン・ロペスの2得点やFW植中朝日のJ1初ゴールなど攻撃陣が機能して4発快勝。首位を走るチームは今季最多6連勝とし、2位・名古屋に勝ち点4差をつけて首位固めに入った。
 J1初ゴールに喜びを爆発させ、ゴール裏のサポーター席へ走ってガッツポーズを見せた植中は「初めて日産スタジアムでプレーして、初ゴールを取ろうと思っていた。たくさんいるゴール裏に走って行くのが夢だった。夢が叶って本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 植中は後半22分に途中出場すると、3―1の後半32分に巡ってきたチャンスを生かした。自身が出したパスを受けたMF水沼宏太がシュートし、相手GKがはじいたこぼれ球に反応。鮮やかな右足ボレーでゴールにたたき込んだ。水沼からは日頃「預けてくれれば、必ずお前に返すから」と言われており、「動きを見てくれている。ピンポイントでクロスをくれる」と感謝する。この日は水沼が放ったシュートのこぼれ球だったが、水沼を信じてゴール前に走り込んでいたことが結果につながった。

 植中は試合後のヒーローインタビューでサポーターに向け「たくさんゴールを取るのでSNSのフォローをよろしくお願いします」と呼びかけた。「インパクトを残したかった。インパクトがあったか分からないけど、(試合後に)見たらフォロワーが増えていたので言って良かった。結構、言ってみる価値あるな」とにやり。試合後1時間が経過した段階で既にフォロワーが約500人増えており、初ゴールとともにフォロワー数急増にも喜んでいた。

 
 
横浜・植中「夢かなった」鮮やかボレー決めサポーター席にガッツポーズ「最高です」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は途中出場のFW植中朝日(21)がJ1通算2試合目の出場で初ゴールを決め、チームの今季最多6連勝に貢献。2位名古屋に勝ち点4差をつけた。
 初めてプレーした日産スタジアム、2万人を超える大観衆を前に植中が喜びを爆発させた。後半32分。ゴール前のこぼれ球に反応し、鮮やかな右足ボレーを決めると「ゴール裏に走って行くのが夢だった」とサポーター席へ駆け寄ってガッツポーズを決め「夢がかなって本当にうれしい。最高です」と声を弾ませた。

 J2長崎から完全移籍した今季。ルヴァン杯では4試合3得点と結果を残したが、リーグ戦はこの日2得点したFWロペスら層の厚い攻撃陣の中でベンチ入りのチャンスすら回ってこないことが多かった。しかし、この日はFW宮市ら一部主力が体調不良となって巡ってきたチャンス。途中出場で存在感を示し「競争を活性化させられた」と喜んだ。

 ヒーローインタビューではサポーターに向け「SNSのフォローをお願いします」と珍要求。試合後約1時間で500人増える結果となり「言ってみる価値あるな」と満足げだった。

 
 

ニッカンスポーツ

【横浜】松原健シーズン初の2得点記録「自分が1番びっくり」加入した17年から6年連続1得点 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスがホームで湘南ベルマーレに4-1で快勝し、首位固めのリーグ6連勝とした。

DF松原健(30)が先制のミドル弾を決め、自身初のシーズン2得点を記録。FWアンデルソン・ロペス(29)は得点ランキングトップを独走する2得点で今季15ゴール。今季加入のFW植中朝日(21)にはJ1初ゴールが生まれた。

目指す連覇へ、横浜が地力の差を見せつけた。開始10分で2得点。口火を切ったのは松原だった。開始6分、ペナルティーエリア付近のこぼれ球に走り込み、迷わず右足を振り抜いて無回転シュート。「自分が1番びっくり」と冗談交じりに振り返る、鋭く低い弾道で真ん中へ決めた。「まず枠にとばすイメージだった。相手がどのクラブでも、あそこでスペースがあくのは分かっていた」と胸を張った。

松原は自身初の1シーズン複数得点。加入した17年シーズンから6年連続で1得点だった。3月の鹿島戦で決めた今季初ゴールもグラウンダーの弾丸ミドル。得意の右足がこの日も光った。鹿島戦では「年に1回のシュートが出た」と笑ったが、ふたたびの豪快弾。「間延びせず、1人が競ったらカバーなどセカンドボールは意識している」と普段から語る通り、この日も役目を全うし、自身のJ1通算200試合出場に花を添えた。

2得点したアンデルソン・ロペスをはじめ、FWエウベル、ヤン・マテウスら最前線の強力な外国人選手が目立つ。彼らを輝かせるのが、豊富な運動量と息の合ったパス回しで即時奪回と連続攻撃を実現させる後方の選手たちだ。前節までを終えてパス数はリーグ3位、スルーパス数が2位。また38得点のうちアシストが29で最多と、つないで仕留めるスタイルが表れる。最終盤まで上下動を続ける松原ら、いぶし銀の働きの上に高い攻撃力が成り立っている。

さらに今季加入のFW植中が途中出場でJ1初ゴール。「みんなから『もう1点いけただろ』と言われた。たしかにそうだった」と、突き放してもなお次の1点を目指していた。得点源は外国人選手だけではないことを示し、苦しむ湘南を寄せつけず。単独首位に立った王者に、すきは見当たらない。【岡崎悠利】

 
 

サンケイスポーツ

横浜M・植中、出場2戦目J1初ゴール「冷静に蹴れました」 – サンスポ

明治安田J1第19節最終日(2日、横浜M4-1湘南、日産ス)途中出場したFW植中がJ1初ゴールを決めた。
3-1の後半32分、MF水沼のシュートを相手GKが弾いたボールに右足を合わせた。ガッツポーズしながらサポーター席に走った21歳は「冷静に蹴れました。決まったらゴール裏に行こうと。たまっていたものを出しました」。出番が少ない鬱憤を出場2試合目でのゴールで晴らした。

 
 

スポーツ報知

横浜FM、湘南に4発快勝で首位キープ ロペス2得点、植中朝日も待望のJ1初ゴール : スポーツ報知

 横浜FMはホームで湘南に4―1で勝利した。FWアンデルソンロペスが2得点を挙げるなど、危なげない試合運びで快勝。6連勝で首位をキープした。

 前半6分、FWエウベルのパスを受けたDF松原健がペナルティーエリア手前から右足を振り抜き先制点を挙げた。4分後、相手GKのキックミスをFWヤンマテウスが拾うと、ロペスが左足へゴール右へ流し込み追加点。その後も立て続けにチャンスを作るが、相手GKのセーブに阻まれ、前半は2―0で折り返した。

 後半6分、ヤンマテウスの右クロスにロペスが頭を合わせてチーム3点目。ロペスは得点ランキング首位の今季15得点目で、対湘南は4戦連発をマークした。同22分にはFW植中朝日、負傷明けのMF山根陸を投入。同28分にPKを与えて失点したが、同32分、敵陣でプレスをかけて奪った植中がMF水沼宏太に一度ボールを預けると、水沼のシュートのこぼれ球を右足で蹴り込み、ゴール右上へ突き刺した。前節・広島戦でJ1デビューを果たした植中が待望のJ1初ゴールを決めた。

 7月は8日に上位対決の名古屋戦(豊田ス)、12日には天皇杯3回戦の町田戦(Gスタ)を控えるなど、連戦となる。神奈川ダービーを制し、弾みをつけた。

 
 
4発快勝で6連勝の横浜FMマスカット監督 FW植中J1初得点に「必ず結果を残してくれると感じていた」 : スポーツ報知

 横浜FMはホームで湘南に4―1で勝利した。得点ランク首位のFWアンデルソンロペスが今季15ゴール目となる2得点を挙げるなど快勝。6連勝で首位をキープした。次節は2位・名古屋と対戦(8日、豊田ス)する。

 マスカット監督は「難しい状況にいる(最下位の)相手に対してどう挑むかというところを強調してゲームに挑んだ。スタートが大事になると意識してゲームに入った。ビルドアップのところで数的有利ができるようにもう少しうまくやりたかったが、そこはうまくやらないといけない印象。あとは切り替えのところで相手は失点が多いと強調してゲームに入った。ゲーム展開の中で難しい部分もあったがいい結果に終わって良かった」と反省材料も交えながら振り返った。

 チームでは体調不良者も出ている中、選手層の厚さを発揮。前節・広島戦でJ1デビューを果たしたFW植中朝日も、3―1の後半32分にダメ押しとなるJ1初ゴールを奪った。指揮官は植中について「先週のゲーム(広島戦)でもチャンスがあった中で、決めきれなかった。彼自身も心に秘める強い思いがあったと思うので、必ず結果を残してくれると感じていた。ゴールへの嗅覚が鋭い選手。ゴールを決めることで成長して、より自信を持ってさらにチームに貢献してくれることを祈る」とたたえた。

 
 
【番記者の視点】横浜FM植中朝日が半年分の思い込めたJ1初ゴール 湘南に4発快勝で6連勝 : スポーツ報知

 横浜FMはホームで湘南に4―1で勝利した。今季J2長崎から加入したFW植中朝日が、J1初ゴールとなるチーム4点目を奪った。

 「FWとして生き残る道」を、少しずつ切り開いている。日産スタジアムデビュー戦で、植中がJ1初ゴールをつかんだ。3―1の後半32分。敵陣でプレスをかけて起点となると、右サイドの水沼へ展開。ゴール前へ走り込み、水沼のシュートのこぼれ球を右足ボレーで突き刺した。「こぼれてくるだろうって勘が働いたので、合わせることを意識してうまく入った」。大歓声が沸き起こるゴール裏へと走り、前夜から「イメージしていた。たまっていたものをすべて表現した」ゴールセレブレーションで喜びを分かち合う。MF西村拓真と交代した23分間の出場だったが、”トップ下”に固執することなく、「(アンデルソンロペスと)2トップ気味の意識」で植中らしい仕事を果たし、ゴールへと迫った。

 J1デビュー戦となった前節・広島戦(1〇0)では、悔しさを爆発させていた。2度の決定機を迎えるも、いずれもネットは揺らせず。ただ、背後への抜け出し、クロスへの飛び込みと継続することで「ゴールが近づいている手応えはある」と”あと一歩”の予感はあった。マスカット監督も「彼自身も心に秘める強い思いがあったと思う。必ず結果を残してくれると感じていた」と信じて起用。「自分が入って得点を取ることで、チームの競争を活性化させられる」と意地の一発だった。

 得点ランキング首位を走るロペスの壁に立ち向かうべく、植中自身の不断の努力があったことは当然ながら、背景として、こんなことも語っていた。「メンバー外で上から試合を見ている時、(けがで離脱していた松原)健くんや喜田くんが『この時はこうしてほしいとか、あの時はこう動いてほしい』とか、聞かなくても熱心に教えてくれる。ああ、これがマリノスの強さなんだなって」。先輩の教えを、とにかく反復した。「自分は器用なプレーヤーではないので、試合に出ている選手たちの言ってることを素直に吸収して徹底して、忠実にやることを意識した。このチームは思い通りにボールがくるので、あとは自分が決められるかどうか」。この日のゴールも、「1回自分に預けてくれれば僕(植中)に返してくれるから」と水沼に繰り返し言われていたゴール前へ入り込む動きを徹底したが故の得点だった。

 加入からここまで、けがなどもありリーグ戦にはなかなか絡めず。「苦しい半年間」だったと振り返るが、日常の練習がモチベーションを高め、自信を少しずつ植え付けた。「切り替え、球際、技術、何もかもレベルが高い。若手は試合に出るのが難しいけど、いつも試合に出られない選手たちとも『このチームで練習していれば必ず成長できる』と励まし合っていた」。反骨心、そしてどんな状況でも腐ることなく、誰しもがピッチに立つことを目指すチームの空気感に、背筋は伸びるばかりだった。

 得点は「FWにとって精神安定剤」だという。21歳。この日はパリ五輪チームのスタッフも視察に訪れていたが、「ここで結果を残していけば、おのずとそういうところも見えてくる」と信じてひたすらに走り続ける。チームは6連勝で首位をキープ。連覇を狙うチームの攻撃陣で、また一人頼もしいストライカーが存在感を示し始めた。(小口 瑞乃)

 
 

サッカーダイジェスト

【採点寸評|横浜】破壊力十分な前線のブラジル人トリオを軸に攻め込み快勝。守→攻の切り替えの早さも目立つ[J1第19節 横浜4-1湘南] | サッカーダイジェストWeb

— A・ロペスの強さと巧さは群を抜いていた

 Jリーグは7月2日、J1第19節・横浜F・マリノス対湘南ベルマーレを開催。“神奈川ダービー”を、4-1で横浜が勝利した。

 開始早々の6分に横浜が先制する。エウベルから横パスを受けた松原健が右足を振ってミドルシュートを決めた。さらに、10分には相手のビルドアップのミスを突いてアンデルソン・ロペスが加点した。

 後半も横浜がゴールを奪う。51分にヤン・マテウスのクロスをA・ロペスが頭で合わせた。

 対する湘南は、75分に町野修斗がPKを決めて1点を返したが、横浜は直後の77分に植中朝日のゴールで突き放した。

 首位の横浜は6連勝。一方、最下位の湘南は4連敗で13戦未勝利となった。

▼横浜のチーム採点「6.5」

 Y・マテウス、A・ロペス、エウベルの強力3トップを軸に前半から攻め込んだ結果、4-1と快勝。ハイラインの裏を突かれてカウンターを食らうシーンはあったが、流れの中からは得点を与えず危なげない勝利と言えた。試合の主導権を湘南に渡さなかった点では、GK一森純の好セーブが見逃せなかった。

 この日の横浜が素晴らしかったのは、守備から攻撃への切り替えの早さ。GK一森も含め縦への意識が高く、一気に敵陣の深い位置までボールを持ち運ぶプレーはクオリティが高かった。前線のブラジル人トリオの破壊力は目を見張るレベルで、なかでもA・ロペスの強さと巧さは群を抜いていた。

 中盤では渡辺皓太の判断力と仕掛けどころの良さが光った。空いているスペースに動き出す嗅覚、パスを受けるタイミングも素晴らしく、守備から攻撃に切り替わる局面で重要な役割を果たしていた点でも、チームへの貢献度は高かった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

 
 
横浜が“神奈川ダービー”制して6連勝! A・ロペス2発、松原&植中弾で4-1快勝、湘南は13戦未勝利と苦しい状況続く… | サッカーダイジェストWeb

— 町野の国内ラストマッチ

 Jリーグは7月2日、日産スタジアムにて、J1第19節の横浜F・マリノス対湘南ベルマーレを開催。4-1で横浜が快勝を収めた。

 首位の横浜が最下位の湘南をホームに迎えた神奈川ダービー。ドイツ2部のホルシュタイン・キールへの完全移籍が発表されている湘南の町野修斗にとっては国内ラストゲームとなった。

 先制は横浜。6分、アタッキングサードでの繋ぎから、エウベルの横パスを受けた松原健が、ペナルティエリア手前右から思い切りよく右足を振り抜く。力強いグラウンダーのシュートが、相手GKの手をかすめてゴールに突き刺さった。

 さらに10分、敵陣深くでパスカットしたヤン・マテウスがゴール前に折り返すと、これをボックス内で収めたアンデルソン・ロペスが左足でゴールに流し込み、追加点を奪った。

 湘南は26分、町野が放ったシュートは枠を捉えられず。相手陣内までボールを運べるものの、不用意なパスミスが散見。ボールを奪われカウンターを受ける。このままホームチームの2点リードで前半を折り返した。

 後半も横浜の勢いは止まらず。51分、ヤン・マテウスのペナルティエリア右からの浮き球のパスに、ゴール前のA・ロペスが頭で合わせてネットを揺らす。

 湘南は72分に小野瀬康介がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。これをキッカーの町野がゴール右に決めて1点を返す。

 それでも横浜は、77分に植中朝日がJ1初ゴールとなる追加点を挙げ、このまま終了。この結果、横浜が6連勝、湘南は町野のラストゲームを勝利で飾れず、13試合未勝利と苦しい状況が続いている。

 
 
「皆さんも驚かれているはずですが、僕自身が一番びっくりしています」松原健はなぜシュートを狙ったのか。湘南戦での先制弾秘話【横浜】 | サッカーダイジェストWeb

— 「スペースが空くのは分かっていた」

 2023年7月2日に湘南をホームに迎えた試合で、横浜が4−1と快勝。文字通りのアタッキングフットボールで勝点3を掴み取った。この日のヒーローのひとりが、右サイドバックの松原健だろう。

 前半6分、渡辺、藤田、エウベルと繋いだボールをトラップした松原はミドルレンジから右足を一閃。弾丸と呼ぶに相応しいシュートで先制点を決めたのだ。試合の流れを引き寄せる意味でも大きな一撃で、シュートのインパクトそのものも凄まじかった。

 ミックスゾーンでこの先制弾について訊かれた松原は、「皆さんも驚かれているはずですが、僕自身が一番びっくりしています」と記者団の笑いを誘った。そうやって場を和ませたあと、なぜあそこでシュートを狙ったのか、そのあたりを説明してくれた。

「あの場面、エウベルが(左から)中に切り込んで来た時に(右サイド寄りの)スペースはどこと対戦しても空くのは分かっていたので、そこに僕らサイドバックは必ず入ることになっていました。トラップしてから前にスペースがあったのと、試合が始まってすぐだったのもあって、シュートを打って終わろうと思って。たまたま良いシュートになりました」

 実はあのシュート、松原に言わせれば「狙ってなかった」。

「コースを狙ったというよりは枠に飛ばそうというイメージで、それが良かったのかなと思います」

 本人はそう言うが、確かな技術を備えていないとあれほどのシュートは打てない。エウベルのパスをもらう過程でのポジショニングを含め、シュートまでの一連の流れは日頃の練習があってこそのクオリティだったと言っていいだろう。

 
 

サッカーキング

横浜FMがリーグ戦6連勝! 湘南はリーグ戦4連敗、町野修斗の国内ラストゲームを勝利で飾れず | サッカーキング

 明治安田生命J1リーグ第19節が7月2日に行われ、横浜F・マリノスと湘南ベルマーレが対戦した。

 5連勝中の横浜FMが、12戦未勝利の湘南を『日産スタジアム』に迎えての一戦。

 試合開始早々、6分、横浜FMが先制に成功する。相手陣内の中央でボールを回すと、最終的にボールは松原健のもとへ。ボールを受けた松原はペナルティアーク付近から右足を振り抜き、ボールはゴール左隅に突き刺さった。

 勢いに乗った横浜FMは10分、プレッシングをかいくぐろうと自陣深くでビルドアップを行う湘南からヤン・マテウスがペナルティエリア内左でボールを奪うと、アンデルソン・ロペスへラストパス。ボールを受けたアンデルソン・ロペスは反転しながらシュートを放ち、ボールは相手GKの手を弾きながらゴールへと吸い込まれた。

 2点のリードを追う湘南は26分、相手陣内の中央でボールを奪うと、そこからショートカウンターを発動。舘幸希の縦パスを受けた町野修斗がドリブルでペナルティエリア付近まで運び、シュートを放ったものの、枠を捉えることはできず。ゴールとはならなかった。

 その後、横浜FMが攻勢を強め、チャンスを多く作り出したが、湘南のGKソン・ボムグンが立て続けにセーブ。3点目を奪うことができなかった横浜FMだが、2点のリードで試合を折り返した。
 
 横浜FMの勢いは止まらない。後半開始早々の51分、センターサークル付近でボールを奪った渡辺皓太がドリブルでペナルティエリア前まで持ち運ぶと、右サイドにポジションを取っていたヤン・マテウスへパス。ボールを受けたヤン・マテウスは左足で中に切り込むと、そのままペナルティエリア中央へクロスを供給。このクロスボールをアンデルソン・ロペスがヘディングで合わせ、リードを3点に広げた。

 3点のリードを追いかけることとなった湘南は75分、小野瀬康介がペナルティエリア内にドリブルで侵入すると、相手DFに後ろから倒されてPKを獲得。このPKを町野がきっちりと決めて1点を返した。

 それでも、横浜FMは77分、ペナルティエリア右にポジションを取っていた水沼宏太にパスが渡ると、水沼はキックフェイントから素早く左足でシュートを放つ。このシュートは相手GKに弾かれたものの、こぼれ球に素早く反応した植中朝日がボールをゴールへ押し込み、再びリードを3点とした。

 その後、湘南は反撃に出るも及ばず。試合はこのまま終了し、横浜FMは6連勝を達成。湘南は4連敗を喫し、6月29日にブンデスリーガ2部のホルシュタイン・キールへの完全移籍を発表した町野の国内ラストゲームを勝利で飾ることはできなかった。

 次節は7月8日に行われ、横浜FMは敵地で名古屋グランパス、湘南は敵地で柏レイソルと対戦する。

 
 

ゲキサカ

横浜FM、大量4ゴールで首位固めの6連勝!! 湘南は“ラストマッチ”町野が惜別弾も泥沼13戦勝ちなし | ゲキサカ

 J1リーグは2日、第19節を各地で行い、横浜F・マリノスが湘南ベルマーレを4-1で破った。6連勝で2位名古屋との勝ち点差を4に広げ、首位固めで独走態勢へ。一方の湘南はドイツ移籍のためこの日がラストマッチとなったFW町野修斗のPKで一矢報いたが、追い上げには至らず4連敗で13戦勝ちなしとなった。

 ホームの横浜FMは前節の広島戦(○1-0)から先発1人を変更。MF喜田拓也がベンチから外れてMF藤田譲瑠チマが6試合ぶりの先発を果たした。対する湘南はドイツ2部のホルシュタイン・キールに移籍が決まっているエースの町野がラストマッチ。前節の浦和戦(●1-4)から先発5人を入れ替え、MF平岡大陽らが復帰した。

 試合は立ち上がりから大きく動いた。まずは前半6分、横浜FMは湘南守備陣を大きく押し込み、FWエウベルが左サイドから切れ込むと、カットインすると見せかけて右にパス。これに反応したDF松原健がペナルティエリア際から右足を振り抜き、矢のようなシュートを突き刺した。松原はこれで今季2ゴール目。加入した2017年の初ゴール以来、毎年ちょうど1得点ずつでキャリアを重ねていたが、7年目でようやく複数得点となった。

 さらに前半10分、横浜FMは湘南のビルドアップに対して高い位置からプレッシャーをかけると、GKソン・ボムグンからのパスをFWヤン・マテウスがカット。素早いパスをFWアンデルソン・ロペスが受けて右足でネットを揺らし、瞬く間に追加点を奪った。A・ロペスは今季14点目となった。

 2点ビハインドとなった湘南は前半13分、GK一森純のクリアを拾った町野がロングシュートを放つも、これは惜しくも枠外。同24分にはソンのロングキックにFW大橋祐紀が抜け出したが、DF上島拓巳のカバーに阻まれた。同26分、バックパスを受けた町野が巧みに相手をかわし、右足で狙うも、これも枠を捉えられなかった。

 守備では横浜FMの攻撃を耐え凌ぐ湘南は前半36分にもビッグチャンス。右サイドを攻め上がったDF石原広教の左足クロスに大橋がフリーで合わせた。だが、ダイビングヘッドは一森の正面。同44分、横浜FMの立て続けの決定機をソンが鬼気迫る連続セーブで防いだが、同アディショナルタイム2分の町野の決定的シュートも上島にブロックされ、横浜FMの2点リードでハーフタイムを迎えた。

 湘南は後半2分にも鋭いカウンター攻撃を仕掛け、後半から投入されたFWタリクのスルーパスからMF中野嘉大がカットインシュートを狙うも、一森がスーパーセーブ。すると同6分、横浜FMは右を攻めたヤン・マテウスのクロスにA・ロペスが頭で合わせてネットを居抜き、この日2点目で3-0とした。A・ロペスは得点ランクトップの15得点目。2位で12得点のFW大迫勇也(神戸)を大きく突き放した。

 厳しくなった湘南は後半28分、左からのカウンター攻撃はクロスがファーに流れたが、これをMF小野瀬康介が拾って右サイドを突破。DF小池裕太をかわしてエリア内に潜り込むと、後ろから小池に倒されてPKを獲得した。キッカーは町野。冷静にゴール右隅に蹴り込み、ようやく1点を返した。町野はこれが今季9ゴール目となった。

 ところが後半32分、横浜FMが途中出場の3人で再び突き放した。MF井上健太が相手に鋭いプレッシャーをかけてミスを誘い、FW植中朝日が右サイドにロングフィードを通すと、MF水沼宏太が落ち着いたトラップからボレーシュート。これはソンのファインセーブに阻まれたが、ゴール前に詰めた植中がボレーで押し込んだ。前節の広島戦でJ1デビューの植中はこれがJ1初ゴールとなった。

 その後も湘南がなんとか反撃に出ようとしたが、後半45分の町野のボレーシュートも枠を外れ、そのままタイムアップ。横浜FMが余裕の試合運びで6連勝を果たした。

(取材・文 竹内達也)

 
 
6年続いた“年イチ”脱却メモリアル弾!! 横浜FM松原健「僕自身が一番びっくりしてます(笑)」 | ゲキサカ

 横浜F・マリノスに加入した2017年以来、6年間にわたって綺麗に並んでいた「得点数1」の均衡がこの日、ついに破られた。DF松原健は湘南戦の前半6分、豪快なミドルシュートで先制点を奪取。ついに生まれたシーズン2ゴール目に「みなさんびっくりしていると思うんですけど、僕自身が一番びっくりしてます(笑)」と冗談まじりに喜んだ。

 ゴール正面やや右斜め前。自身初めてとなるシーズン2得点目も、第5節の鹿島戦で決めた今季初ゴールと同じ得意のコースからだった。

 今回は左から攻め込んだFWエウベルからのパスを受け、迷わず右足を振り抜いた形。「エウベルが中に切れ込んできたとき、あのスペースはどのチームが相手でも空くのはわかっていた。そこに僕らSBが入るのは必然的なことで、トラップした時に前にちょっとスペースがあったので、試合が始まってすぐだったのもあったし、シュートを打って終わろうということでたまたま良いシュートがいってよかった」と謙遜気味に振り返った。

 完璧にゴールマウスを捉えたシュート精度にも「狙ってないのが良いんだと思います。コースを狙ったと言うよりとりあえず枠に飛ばそうというイメージだった」と控えめに振り返った松原。それでも横からのボールを綺麗にミートしたシュートセンスはさすがの一撃だった。

 今季は開幕5試合目で初ゴールが決まっており、試合後には「年に1回決めるから印象に残ると思うので、年に1回でいい」「僕は年1回で大丈夫」と話していた松原だったが、ついに6年間の均衡は破られた。

 それでもチームメートの反応は「たぶん僕の年イチを知ってる人があんまりいなかった」と普段どおりだった様子。この日はJ1リーグ戦200試合出場のメモリアルマッチでもあったが、「あと僕の200試合も知ってる人はあんまりいなくて、とりあえず良いシュートでしたねってお世辞みたいな言葉をかけられました。でも祝ってくれて嬉しかったです」と口にし、報道陣を笑わせていた。

 実は松原、J1リーグ戦100試合目となった2018年8月15日の名古屋戦でもこの日と同様に得意のコースからのミドルシュートを決めていた。しかし、当の本人は報道陣に伝えられて思い出した様子。「ラッキーですよね。本当にラッキーだと思います。なんかあるんですかね。自分でもわからないです」と照れ笑いを浮かべながら「持ってるのかなと思います」と“らしく”喜びを表現していた。

(取材・文 竹内達也)

 
 
横浜FMでもがき成長した21歳FW植中朝日、歓喜爆発のJ1初ゴール「溜まっていたものを全て表現した」 | ゲキサカ

 もがいた先にようやく待っていたJ1初ゴール。横浜F・マリノスのFW植中朝日は迷わずゴール裏サポーターのもとに走り寄り、豪快なガッツポーズと雄叫びで喜びを表現してみせた。

「昨日、メンバーが発表されてベンチに入ると分かった時から、ああいうのをイメージしていて、決まった瞬間絶対にゴール裏に行ってやろうと。自分の中に溜まっていたものを全て表現したセレブレーションでした」(植中)

 得点を奪ったのは3-0から守備陣の緩みで1点を返され、やや嫌な流れになりかけた矢先の後半32分だった。途中出場の植中は中盤でのプレスバックからボールを運び、冷静なサイドチェンジで右に渡すと、これを受けたMF水沼宏太が切り返しから左足一閃。鋭いシュートはGKソン・ボムグンに止められたが、こぼれ球に詰めていた植中が右足ダイレクトで押し込んだ。

 前節の広島戦でようやくJ1初出場を果たし、この日が日産スタジアムでのホームゲームデビュー戦。そこでさっそくJ1初ゴールを奪ってみせた。「もうこぼれてきた瞬間にこれ決めれるなという確信があった。慌てることなく面を作って合わせることができた」。さすがストライカーとしての落ち着きも光った。

「なかなかチーム内の競争に勝てず、苦しい半年間を過ごしてきたので、こうやって監督がチャンスをくれた時に結果を残すことがFWが生き残る道。それができたことが素直によかった」(植中)

 鬱憤を晴らすような喜びはゴールセレブレーションからとりわけ大きく伝わってきたが、そのパフォーマンスの陰には約3週間前にスタンドから見つめていた光景があったという。

「宮市(亮)選手がレイソル戦で劇的なゴールを決めて、ゴール裏に行っていたのを上から見ていて、いいなあって思ってたんです。すると終わった後に宮市選手から『次はお前だぞ』と言ってくれていたので、行くしかないと。いろんなものが溜まっていたので、全て出した形がああいう感じになりました」(植中)

 今季長崎から加入して以降、前節の広島戦に至るまでの間、なかなかレギュラー争いに食い込めず、J1リーグ前半戦で1試合も出番を得られていなかった植中。その一方、FW宮市亮はレギュラー争いにすら割って入れず、選手キャリアで何度も重ねた大怪我で出場機会を奪われていた。そ

 そんな苦難を乗り越えて復帰し、劇的なゴールで勝利に導いた先輩のセレブレーション、そして励ましの声に大きく背中を押されていたようだ。また植中は宮市の存在だけでなく、横浜FMのチーム全体の雰囲気にも感謝を口にした。

「試合をやっていて思うのは練習のほうがマッチアップしている選手が素晴らしいということ。もちろんJリーグのレベルは高いけど、強度の中で毎日練習できていることで試合の中で落ち着いてやれている」

「切り替え、球際、技術、全て他のチームからは抜けている。攻撃の質も、最後の球際のところで一つ寄せるとか、監督もコーチ陣も高い要求をしている。そうしたところで毎日自分を追い込めていることで成長できている実感がある」

 そうした練習のレベルの高さに加えて、周囲からのアドバイスに耳を傾けることで「自分は器用なプレーヤーではないと思っている。試合に出ている選手たちが言っていることを素直に吸収して、徹底的に忠実にやるところを意識してやったら自然とボールが来るようになった。それがいま得点を取れている要因だと思う」と手応えを感じているという植中。最後は「このチームに来てよかったと思う」とも口にしていた。

 記念すべきJ1初ゴールを決めた試合後には、高校時代に過ごしたJFAアカデミー福島U-18の元監督で、現在はU-20日本代表コーチを務める船越優蔵氏から「やっと決めたな」という連絡を受け取ったという。

「高校時代にも0トップも経験して、裏抜けだけでなく、足下に降りたりという部分も求められていたので、そういった部分がいまに活きている。マリノスのサッカーは自分にものすごく合っているんじゃないかなと思うので、さらにさらにアピールして、スタメンの座を掴みたい」

 高校時代への感謝を語った植中は今後、パリ五輪世代の代表活動で恩師との再会を待ち望んでいる。「もちろん意識している。早く呼んでくれって感じで(笑)。でも点を取り続けることで、その道は自分で切り拓くものだと思っているので、今日はまずその一歩になったんじゃないかと思う」。1年後の夢舞台に向けても、21歳のストライカーが大きな一歩を踏み締めた。

(取材・文 竹内達也)

 
 

Goal.com

首位・横浜FM、1年ぶりの6連勝!町野修斗が欧州移籍前ラストマッチで得点も…湘南は4失点大敗で13戦未勝利に… | Goal.com 日本

明治安田生命J1リーグは第19節が開催。

明治安田生命J1リーグは第19節が行われ、横浜F・マリノスと湘南ベルマーレが対戦した。

18節を終えてJ1首位に君臨する横浜FM。現在5連勝中と並に乗る中で後半戦を迎え、ファーストマッチが”神奈川ダービー”に。約1年ぶりとなる6連勝を目指す。

対する湘南は、6月29日にブンデスリーガ2部・ホルシュタイン・キールへの完全移籍が発表された町野修斗の国内ラストゲームに。12試合未勝利からの脱却を目指す。

スコアが動いたのは早々の6分。エリア右手前でボールを受けた松原が右足を振り抜く。低い弾道の強烈なシュートがネットに突き刺さり、横浜FMが先制に成功する。

10分、湘南の自陣エリア内でのビルドアップ中にGKがパスミス。ヤン・マテウスがボールを拾ってA・ロペスに送る。A・ロペスがきっちりと押し込んで横浜FMが追加点を奪った。

湘南は26分に反撃。町野が自ら持ち上がり、相手を股抜きで剥がしてシュートを打つも、バーの上を越える。

44分に横浜FMが波状攻撃。崩しからのエウベルのシュートはGKボムグンが止め、こぼれ球に反応したA・ロペスのシュートとボムグンがセーブ。さらに、そのこぼれ球からのヤン・マテウスのシュートもボムグンが止めてみせた。

後半に入った51分、ヤン・マテウスのカットインからのクロスにA・ロペスがバックステップしながら頭で合わせる。山なりの弾道となったボールはゴールに吸い込まれ、横浜FMが3-0とする。

73分、湘南がPKを獲得。キッカーを務めるのは町野。古巣横浜FMに対して”置き土産弾”を決めた。

しかし、横浜FMは反撃を許さず。直後の77分に水沼のシュートのこぼれ球を植中が押し込んで得点。再びリードを3点とした。

試合はこのまま終了。圧巻の強さを見せつけた横浜FMが1年ぶりとなるリーグ戦6連勝を飾っている。

 
 

サカノワ

【横浜FM4-1湘南】「SNSのフォローお願いします!」植中朝日がJ1初ゴール。町野修斗はPKでキール移籍前ラスト弾も泥沼4連敗 | サカノワ

— F・マリノスは6連勝。一方、ベルマーレは13試合白星なし。

 J1リーグ首位の横浜F・マリノスが湘南ベルマーレ戦、松原健の先制ミドル弾、得点ランキングトップに立つアンデルソン・ロペスの2ゴール、そして植中朝日のリーグ初ゴールで、4-1の勝利を収めた。横浜FMはリーグ6連勝。

 一方、この日を最後にドイツ・ブンデスリーグ2部ホルシュタイン・キールへ移籍する町野修斗がPKで1点を決めたが、チームは泥沼の4連敗。13試合白星なしだ。

 これまでルヴァンカップで3得点を記録していた今季V・ファーレン長崎から加入していた植中は、待望のJ1リーグ初得点を決めた。しかも、ホームの日産スタジアムで、F・マリノスサポーターがスタンドを埋める目の前のゴールで決めてみせた。

 21歳のFWは試合後のヒーローインタビューで、次のように喜んだ。

「(ゴールシーンについて)水沼選手があそこに来れば必ず『来る』と思い、シュートのこぼれ球に詰められて良かったです。初めて日産スタジアムでプレーする時に初ゴールを決めようと思っていました。あのゴール裏へ走っていくのが夢だったので、叶って嬉しかったです。誰が出てもアタッキングフットボールをできるのがマリノスの強み。攻撃の『W』の戦術が上手くハマっていると思います」と語り、最後は「たくさんゴールをとるのでSNSのフォローよろしくお願いします!」と呼びかけた。

 
 

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2023マッチレポート | 7月2日 vs 湘南 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第19節 横浜FM vs 湘南のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2023/07/01 【スタジアム観戦情報まとめ】2023/7/2(日)19:00KO J1第19節 横浜F・マリノスvs.湘南ベルマーレ@日産スタジアム
 
 

今週の他会場など

(´-`).o0(後ほど。)
 
 

 
 

ロコさぬが運営するWebページ

ブログの感想・コメントは、Twitterなどにて。
お問い合わせは、メールでお願いします。

[Twitter]
 ろこ@横浜F・マリノス系ブログ・こけまり

[Instagram]
 ろこ@横浜F・マリノス系ブログ・こけまり(@kokemari) • Instagram写真と動画

[Pinterest]
 ろこ (kokemari) on Pinterest

[ブログ]
 旧こけまり(Seesaaブログ)
 横浜F・マリノスのタオルマフラーをブログで並べてみた。
 
 

励まし&連絡先メールアドレス

 ろこにすた@ほっとめーる