【試合結果Webニュースまとめ(2○3)】2023/6/3(土)15:00KO J1第16節 FC東京vs.横浜F・マリノス@味の素スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(2○3)】2023/6/3(土)15:00KO J1第16節 FC東京vs.横浜F・マリノス@味の素スタジアム 
 
 

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1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
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3.Twitter / Istagram
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横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第16節 FC東京 vs 横浜F・マリノス 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】FC東京vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2023年6月3日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
 └ 入場者数 28,553人

監督コメント

[ ケヴィン マスカット監督 ]

素晴らしいゴールがあり、良いスタートが切れたとは思います。ただ、その後はボールを保持することができず、相手に奪われてしまい、カウンターを受ける怖さがありました。そこは選手だけでなく、自分も含めて全員で責任を取らないといけません。後半は自分たちが見せたかったパフォーマンスでした。相手にも決定機がありましたが、パワーと勝ちたい気持ちの差が出たと感じています。

--後半、CBを交代した意図を教えてください。
前半、フィジカル的に(ディエゴ)オリヴェイラを抑えるのが難しいところがありました。上島(拓巳)はフレッシュですし、チームに対してパワーをもたらしてくれます。彼のCBの強さを出してもらい、より攻撃的にいきたかったので、マルコス(ジュニオール)が入り、宮市(亮)、水沼(宏太)を投入して勝ちにいきました。

--後半、ギアが上がりました。どのようなパフォーマンスを期待したのでしょうか。
正直、(前半の出来が悪かったのは)選手だけの問題ではありません。監督、スタッフにも責任があります。ハーフタイムに多くのことは言いませんでした。強調したのは前半、自分たちのサッカーを見せられていなかった中、「勇気と自信を持ち、マリノスのサッカーをしよう」と伝えました。後半、マリノスのサッカーをした上で、相手が上回るのであれば、仕方ありません。後半は交代の選手たちも含めてギアを上げてくれました。前半とは逆に後半は見ていて楽しかったですし、素晴らしいパフォーマンスでした。

選手コメント

マルコス ジュニオール

--決勝点のシーンを振り返ってください。
(水沼)宏太がボールを持つと、質の高いボールが来るのは、皆が分かっています。そのとおり、質の高いボールが来て、ダイレクトで打とうと思ったのですが、トラップをしてからフィニッシュした形となりました。

--勝点1を勝点3に変える勝負強い自身らしいゴールでした。
価値のあるゴールでしたし、価値のある勝利となりました。ゴールを決めたときは良いポジションを取れていたとも思います。個人としては先発でも出たい気持ちもありますが、少ない時間の中でもチームに貢献することを引き続きやっていきたいです。

--松木 玖生選手にレッドカードが出たファウルの場面はどのような状況だったのでしょうか。
彼はキープをしようとしていました。そこで肘が自分の目の付近に当たって不運だったと思います。彼は試合後、ロッカールームに謝りにきてくれました。サッカーにはそういうことがありますし、彼にとっては不運でした。

--今季初の3連勝となりました。
いま、チームは好調だし、勢いにも乗っています。一人ひとり能力が高く、スキルの高い選手がそろっています。これからも大事なのは練習からやるべきことを積み上げて、次の試合を勝てるように準備をし、そして、しっかり勝つことです。

喜田 拓也

--後半、ギアが上がり、真っ向勝負の様相でした。
チームへの声かけとしては、気候もあるので90分でマネジメントしていくことが頭にありました。スタートは良かったのですが、逆転されてしまい、自分たちのリードで進めていくことは成長できる部分です。一方、ハーフタイムで自分たちのやり方を出す修正はしたので、そこはうまくいきました。

後半、色は出たと思います。そして、それを引き出したかった。「真っ向勝負」とおっしゃってくださいましたが、僕たちもその意識はありました。相手を考えるよりも、自分たちの色を出そうと。必ずジャブは効いてくるし、退場のイレギュラーはあったとはいえ、自分たちの姿勢は後半に表れたと思います。そこはポジティブですし、前半の試合運びについてはもっと質を上げられると思います。

--先日、松原 健選手が仲川 輝人選手とユニフォーム交換の約束をしていると言われていたのですが、自身が仲川選手と交換されました。
健くんと約束していることはまったく知りませんでした(笑)。僕からテルくん(仲川)にお願いして、「健から予約が入っているんだけど」と言われたので、「どちらでも大丈夫です」と答えたら、「健にはあとで渡すから大丈夫」と交換してもらいました。

(仲川との対戦は)最高に楽しかったです。彼とずっと同じチームでやってきて、辛いことも楽しいことも乗り越えてきました。そういう選手と真剣勝負のピッチで対戦することができて、いろいろなことが感じられました。彼が覚悟を持ってFC東京に移籍したことも知っています。でも、やはり僕としてはマリノスに懸けていますし、いまのチームメートと勝ちたいと思っていました。それこそ真っ向勝負することで彼への恩返しになると思っていました。彼がどう見てくれたかは分かりませんが、対戦できて最高にうれしかったです。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 


 
 

ハイライト動画


ハイライト|J1リーグ第16節|vsFC東京 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 逆転勝利で今季初3連勝 首位・神戸に勝ち点差なし 途中出場のマルコスが神のお告げで決勝点― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜F・マリノスはFC東京に3―2で逆転勝利し、今季初の3連勝を飾った。これで暫定ながら試合中止となった首位・神戸に勝ち点差なしの2位となった。

 FWアンデルソン・ロペスは試合開始40秒で先制ゴールを決めるなど、2得点を挙げて3年連続2桁とする今季11得点。神戸のFW大迫勇也に並び、得点ランキングでトップに立った。

 後半44分には途中出場のFW水沼宏太の右クロスを同じく途中出場のFWマルコス・ジュニオールが決勝ゴールを決めた。マルコスは「ダイレクトでシュートを打とうと思ったけど、神様が“トラップしろ”と告げてくれた」と神のお告げに感謝した。4月8日の横浜FC戦後は得点から遠ざかっていただけに「価値のあるゴールになった。背中の重荷が取れた。愛情を与えてくれているサポーターとともに喜びを分かち合いたかった」とゴール後は喜びを爆発させ、サポーター席に駆け寄ってサポーターとともに喜びを分かち合った。

 前半は「自分たちのサッカーができなかった。フィジカル的な部分とかオリベイラを抑えるのが難しかった。(上島は)フレッシュだし、チームに対して底上げ、パワーを高めていきたかった。センターバックの強さを出して整えようと思った」と振り返ったマスカット監督は、後半19分にセンターバックのDFエドゥアルドに代えてDF上島拓巳を投入。相手の反撃の芽を摘み、勝利に貢献した上島は「高さと強さが生きて120点の結果を得ることができた。途中出場の選手としてやることはできた。自分の役割ができて、少しずつ信頼と自信を積み重ねられている」と胸を張った。

 
 
横浜 今季初の3連勝 ロペスが先制40秒弾&同点弾で3年連続2桁ゴール 最後はマルコスが決めた― スポニチ Sponichi Annex サッカー

明治安田生命J1リーグは6試合が行われ、横浜はFC東京に3―2で逆転勝利し、今季初の3連勝。暫定ながら試合中止となった首位・神戸に勝ち点差なしの2位となった。2得点を挙げて今季11得点としたFWアンデルソン・ロペス(29)が神戸のFW大迫勇也(33)に並び、得点ランキングでトップに立った。

 3年連続2桁得点をマークしたロペスが力説した。「苦しい試合を勝っていかないと優勝は見えてこない。これで勝てたのはチームの力だと思う」。ロペスの個の力に頼るばかりでなく、昨季王者がチームの層の厚さを見せつけた。

 ロペスが試合開始40秒弾で先制。前半に2失点して勝ち越されたが、後半17分にこの日2点目を決めて同点とした。相手が退場者を出して数的優位に立った後半24分以降は攻めあぐねたが、44分にFW水沼の右クロスをFWマルコスが決勝点。途中出場コンビが決勝点を呼び込み、水沼は「流れを変えるプレーができて良かった」とうなずいた。

 マスカット監督も途中出場の2人について「それぞれが違った強みを持っていて、しっかりと違いを見せつけてくれた。いい形で結果が出た」と満足げだった。

 
 

ニッカンスポーツ

【横浜】今季初3連勝 助っ人躍動A・ロペス2発、終盤M・ジュニオールが逆転弾! – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスがFC東京とのシーソーゲームを制し、今季初3連勝。開始44秒で先制も前半で2失点。それでもFWアンデルソン・ロペスの2点目で追いつき、数的優位となった終盤にFWマルコス・ジュニオールが逆転弾を決めた。

退場処分となった東京MF松木の反則を受けたマルコス・ジュニオールは謝罪を受けたといい、肘が顔面に当たったことに「彼は(ボールを)キープしようとしていた。(接触は)不運だった」とおもんぱかった。

 
 

サンケイスポーツ

J1・横浜M、逆転で今季初3連勝 マルコスジュニオール決勝弾 首位神戸に勝ち点で並んだ – サンスポ

明治安田J1第16節第1日(3日、FC東京2-3横浜M、味スタ)横浜MはFC東京との点の取り合いを制し、連勝を3に伸ばした。終盤にFWマルコスジュニオール(30)が勝ち越し点を奪い、試合のなかった首位神戸に勝ち点33で並んだ。名古屋も3連勝。C大阪に3―1で逆転勝ちし、勝ち点32とした。湘南は新潟と2―2で引き分け、6連敗を免れた。

今季初の3連勝を飾った。横浜Mイレブンは、敵地のゴール裏を2階席まで埋めたサポーターと喜びを分かち合った。

「得点王争いは僕には関係ない。チームのためにベストを尽くすことを第一に考えている」

2得点のFWアンデルソンロペスが胸を張った。今季11ゴールに伸ばし、神戸のFW大迫と並んで得点ランキング首位に立った。試合開始39秒で右クロスを頭で合わせて先制。FC東京の圧力に押されて前半のうちに逆転されたものの、1-2の後半17分に左クロスを右足で押し込んで同点に追いついた。

さらにFC東京のMF松木が退場して数的有利になると、FW宮市、FW水沼を投入して流れを引き寄せた。「自分たちが(流れを)変える、自分たち次第だと話していた」と水沼。終了間際の決勝点に絡んだ3人は得点者のMFマルコスジュニオールを含め、いずれも途中交代の選手だ。

台風2号の影響で試合が中止となった首位神戸とは勝ち点差なしに肉薄した。「(交代選手で)ギアが上がる、エネルギーが高まるのは感じる。苦しい試合を勝たないと優勝はない。目標は連覇です」とアンデルソンロペス。持ち前の選手層の厚さで、夏場の苦しい戦いをものにする。(山下幸志朗)

 
 

スポーツ報知

横浜FM、敵地でFC東京下し今季初の3連勝 FWアンデルソンロペスは2ケタゴール記録 : スポーツ報知

 横浜FMは敵地でFC東京に3―2と勝利した。開始39秒でFWアンデルソンロペスが今季10得点目となる先制点。前半のうちに一時逆転を許したが、後半17分に再びロペスが加点して追いついた。さらに同44分に途中出場のMFマルコスジュニオールが追加点。今季初の3連勝を達成した。

 開始39秒だった。DF松原健とのワンツーで抜け出したFWヤンマテウスが右クロス。これにロペスが中央で頭を合わせ、ネットを揺らした。その後はビルドアップを引っかけ、カウンターを狙うFC東京が徐々にチャンスを作る。同34分、44分とクロスを入れられて失点。前半を1―2で折り返した。

 それでも1点を追う後半17分、DFエドゥアルドの左クロスにロペスが右足を合わせて同点に追いついた。同22分には相手が一発退場となり、数的有利の展開を迎える。同37分にはスルーパスに抜けたマルコスジュニオールがシュートを放ち、こぼれ球をFW宮市亮が狙ったものの、枠内には飛ばず。決勝点が生まれたのは同44分。宮市のクロスが右サイドに流れると、右サイドで拾ったMF水沼宏太が横パスを送った。これをエリア内でマルコスジュニオールがフリーで受け、冷静に流し込んだ。

 その後もチャンスを作りながらカウンターのピンチにはDF上島拓巳ら守備陣が踏ん張って得点は許さず。今季初の3連勝を飾った。

 
 
横浜FMアンデルソンロペス、得点ランク首位タイの11得点目「我々のサッカーがいい方向に向いている」 : スポーツ報知

 横浜FMは敵地でFC東京に3―2と勝利した。開始39秒でFWアンデルソンロペスが今季10得点目となる先制点。前半のうちに一時逆転を許したが、後半17分に再びロペスが加点して追いついた。さらに同44分には途中出場のMFマルコスジュニオールが決勝点。今季初の3連勝を達成し、勝ち点で首位・神戸に並んだ。

 ロペスが昨季を上回るペースで2ゴールに突入し、得点ランキングタイに浮上した。まずは試合開始から1分もたたないうちに先制に成功。FWヤンマテウスの鋭いクロスに頭を合わせた。チームは前半思うような攻撃の形をつくれず、カウンターから2点を浴びたが、1―2の後半17分、DFエドゥアルドの左クロスに右足を合わせて同点に。貴重な2ゴールで激しいゲームを制し、頼もしいストライカーは「先制点はヤンが素晴らしい個人技で切り返してクロスを上げてくれて、早い時間に流し込むことができた。2点目もエドゥアルドから素晴らしいクロスがきて合わせるだけだった」と喜びと仲間への感謝を口にした。

 勝ち点でも首位・神戸に並び、得点ランキングでも神戸のエースFW大迫勇也と肩を並べたが、「得点王争いの誰がトップでとか、誰が後ろにいるとかは関係なくて、まずはチームのためにベストを尽くして戦うのが一番」とあくまでチームファーストの献身的な姿勢は変わらない。今季はゴール前での役割だけでなく、やや下がり気味のポジションを取りながらビルドアップの組み立てにも積極的に参加。その貢献度ははかりしれない。「ゴールやアシストが数字として表れているのは我々のサッカーがいい方向に向いていること」と手応えも示しつつ、「目標は連覇だし、毎試合が決勝だと思っている。苦しい試合を勝ち取るのはチームの力になる」と改めて一戦必勝を誓った。

 
 

サッカーキング

両軍エースが2発、松木玖生は退場…横浜FMがFC東京との激闘制す! 3連勝で首位神戸と並ぶ | サッカーキング

 明治安田生命J1リーグ第16節が3日に行われ、FC東京と横浜F・マリノスが対戦した。

 3連勝を目指す横浜FMが、『味の素スタジアム』に乗り込んで2戦未勝利のFC東京と対戦。試合開始43秒に横浜FMが先制する。右サイドで相手を剥がしたヤン・マテウスが、ピンポイントのクロスを供給。ボックス内のアンデルソン・ロペスが頭で合わせて流し込んだ。

 出鼻をくじかれたホームチームだったが、徐々に主導権を掌握。押し込む時間が続くなか、34分に試合を振り出しに戻す。古巣対戦の仲川輝人がスルーパスに抜け出し、右サイドの深い位置からクロスを供給。ゴール前に飛び込んだディエゴ・オリヴェイラが足で合わせて押し込んだ。

 44分、FC東京が逆転に成功する。左サイドから渡邊凌磨がピンポイントのクロスを供給。うまく相手のマーカーを外したD・オリヴェイラが頭で合わせて押し込んだ。

 FC東京は前半終了間際、右コーナーキックに森重真人が合わせたものの、惜しくもクロスバー直撃。FC東京は1点リードで折り返す。

 攻めあぐねる展開が続いていた横浜FMは、62分にチャンスをモノにして追いつく。攻撃参加したエドゥアルドが左サイドから高精度のクロスを供給。ゴール前で待ち構えていたA・ロペスが右足で合わせて押し込んだ。

 すると69分、FC東京が退場者を出してしまう。松木玖生がマルコス・ジュニオールからボールを隠そうと体を入れた際、振った右ひじがM・ジュニオールの顔面に直撃。オンフィールドレビューで映像を確認した清水勇人主審は、松木にレッドカードを提示した。

 数的有利を得た横浜FMは76分、ペナルティエリア手前でこぼれ球を拾ったエウベルが右足一閃。ミドルシュートをゴール右下隅へと流し込んだが、オフサイドポジションにいたA・ロペスが相手GKのブラインドとなっていたため、得点は認められない。

 89分、横浜FMが勝ち越しに成功する。ペナルティエリア右でルーズボールを拾った水沼宏太が折り返し、ゴール前にいたM・ジュニオールが合わせて押し込んだ。

 FC東京は最後まで諦めずにゴールを狙ったが、横浜FMが3-2で逃げ切りに成功。FC東京は2連敗、横浜FMは3連勝となった。横浜FMは今節が中止となった首位ヴィッセル神戸と暫定的に勝ち点「33」で並んだ。

 次節、FC東京は11日に敵地でガンバ大阪と、横浜FMは10日にホームで柏レイソルと対戦する。

 
 

サッカーマガジンWEB

横浜FMが敵地で追いつ追われつの激闘を制す! 前半素晴らしかったFC東京は松木退場で終盤に失速◎J1第16節 (1/2) – サッカーマガジンWEB

— 前半はFC東京の時間帯だったが…

 開始1分と経たないうちにネットが揺れた。右サイドをワンツーで抜けたヤン・マテウスが送った鋭いクロスをアンデルソン・ロペスがヘディングシュート。アウェーに乗り込んだ横浜FMがスピードに乗ったプレーで、FC東京のゴールを破った。

 ただ電光石火の先制ゴールは、試合のペースをつかむことにはつながらなかった。その後、横浜FMはFC東京の激しい守備の前にビルドアップを制限され、ボールは握るものの、思うように攻撃の形を作れない時間が続く。先制点を挙げたA・ロペスは森重にマンマークにつかれて、その後しばらくは持ち味を消されてしまった。

 34分、FC東京がシンプルだが正確なプレーの連続で同点に追いついてみせる。自陣で長友が粘ってボールを奪い、アンカーの青木から右ワイドに構える仲川に大きく展開。狙いすましてニアサイドにボールを送ると、ディエゴ・オリヴェイラがCB畠中の死角から入り込み、ボレーでネットを揺らした。

 追いついたFC東京はその10分後に、勝ち越しゴールも奪ってみせる。今度は逆サイドからD・オリヴェイラの得点を導いた。スローインの流れから渡邊が守備ラインとGKの間に鋭いクロスを供給。エドゥアルドの背後を取ったD・オリヴェイラがヘディングシュートを突き刺した。

 開始早々にゴールを奪われたFC東京は前半のうちに逆転に成功。だが、試合はそのまま終わらない。後半も激しく動くことになった。次にネットを揺らしたのは横浜FMだ。

 62分、相手を押し込んだ状態で左サイドの永戸にボールを展開し、フォローしたエドゥアルドがGKの眼前にピンポイントでクロスを送ると、ギリギリのタイミングで飛び出したA・ロペスが右足を合わせた。

 クロスが上がる前、FC東京のCB森重はマークしているA・ロペスがオフサイドの位置にいることを確認していた。ただ、その背後にいた徳元がラインを上げきれておらず、ゴールを許すことになってしまった。横浜FMがそのギャップをうまく突く形になった。

 得点源が共に2点ずつを取り合い、試合は振り出しに戻った。その後も激しいボールの奪い合い、攻防が繰り広げられる中、69分にこの試合のポイントとなるプレーが起こる。ボールの争奪戦で体を入れてマイボールにした松木の腕がマルコス・ジュニオールの顔に当たり、1発退場となったのだ。

 判断が難しいプレーではあったが、オンフィールレビューを経て下された判定は退場だった。FC東京は残り20分あまりを1人少ない状態で戦うことになり、自然、横浜FMの攻めの機会は増えていくことになった。

 それでもFC東京はよく耐えしのいでいたが、試合終了間際の89分、決着のゴールが生まれる。決めたのは、M・ジュニオール。左からのクロスが流れたところを水沼が拾ってボックス右から逆サイドにボールを送る。ワントラップで収めたM・ジュニオールが冷静に蹴り込んだ。

 試合は3−2で終了。横浜FMが『再逆転』で勝利を収めた。

「アウェーのFC東京戦は簡単ではない。彼らはホームでの強さを持っています。その中で後半を見れば、自分たちのやろうとしていることが出ましたし、いいパフォーマンスを見せることができました。前半(の内容)は早く頭の中から無くしたいですね」

 マスカット監督が振り返った通り、幸先よく先制したものの、前半の横浜FMは決して良い出来ではなかった。FC東京のアグレッシブな守備に苦しめられる場面が散見。ただ後半に盛り返し、勝ち切ったことは大きい。台風の影響でこの日の試合が延期となった首位の神戸と勝ち点33で並んだ。

 一方、前半から良いパフォーマンスを見せながら結果につなげられなかったFC東京のアルベル監督は、選手を称賛するとともに悔しさを口にした。

「11人で戦っている間にはサッカーのクオリティの部分で相手を大きく上回ることができていた。我々は勝ちに値するプレーをしていたと思います。去年のチャンピオンチームに対して11人がそろっている状態ではしっかり上回ることができていた、そのポジティブな感覚とともに今日は家路につきたい。試合の内容や展開にはその他の部分が影響したが、それについてはコメントしたくありません」

 良いプレーをしながら勝ち点を積み上げられなかったFC東京は12位へと、順位を一つ下げることになった。

 
 

ゲキサカ

ロペス2発に最後はマルコス!! 横浜FMが首位神戸と並ぶ逆転勝利、FC東京はディエゴ2発も数的不利覆せず | ゲキサカ

 J1リーグは3日、第16節を各地で行い、2位の横浜F・マリノスがFC東京を3-2で破った。横浜FMはFWアンデルソン・ロペス、FC東京はFWディエゴ・オリヴェイラと両チームのエースが互いに2ゴールを奪い合う接戦の中、最後は後半44分に横浜FMのMFマルコス・ジュニオールが決勝点。今節試合中止の首位ヴィッセル神戸に勝ち点で並んだ。

 試合は開始40秒でさっそく動いた。横浜FMは右サイドでパスを受けたFWヤン・マテウスがカットインと見せかけて縦に仕掛けると、対面のFC東京DF徳元悠平がスリップ。一時的にフリーになったマテウスが左足でインスイングのクロスを送り、これに反応したFWアンデルソン・ロペスがヘディングでねじ込んだ。

 もっとも、ここからはFC東京が優位に試合を展開。中盤をマンツーマン気味にふさぎ、横浜FMのビルドアップに立ちはだかると、カウンターから横浜FM陣内に攻め込む。前半16分、徳元のFKのこぼれ球を拾ったDF森重真人が惜しいボレーシュートを放つと、その後は古巣サポーターからブーイングを受けるFW仲川輝人が何度も好機を演出した。

 すると前半34分、ついにFC東京がこじ開けた。MF青木拓矢が中盤でのボール奪取からすぐさま右サイドにスルーパスを送ると、これに仲川が反応。対面のDFエドゥアルドをかわして右足でクロスを送り、飛び込んできたディエゴが右足ワンタッチで押し込んだ。VARチェックでしばらく試合が中断したが、仲川のオフサイドはなし。ゴールが認められた。

 さらに前半43分、FC東京は左サイドのスローインから徳元とMF安部柊斗で局面を打開し、前でライン際に張っていた渡邊がうまく引き出すと、利き足ではない左でクロスボールを供給。これがエドゥアルドの頭上を越えてピタリとディエゴに合い、今度はヘディングでゴール右隅に突き刺した。

 ディエゴは3試合連続ゴールで今季通算7得点目となった。なおも攻め続けるFC東京は前半アディショナルタイム、徳元の右CKにDF森重真人が頭で合わせるが、これはクロスバーに直撃。跳ね返りに反応した仲川の左足シュートもGK一森純に阻まれたが、勢いを持ったままハーフタイムを迎えた。

 FC東京は後半開始時、MF小泉慶に代わってMF松木玖生を投入。U-20日本代表としてU-20ワールドカップに出場していた松木は今月1日に帰国したばかりだったが、わずか2日間の準備期間でJリーグにスピード復帰を果たした。

 その後は再び横浜FMが優勢を保ち、後半17分にスコアを動かした。左サイド攻撃に加勢したエドゥアルドが高い位置からクロスボールを送ると、これにA・ロペスが反応。うまくそらしたワンタッチシュートでネットを揺らした。FC東京の選手たちはオフサイドをアピールしたが、ファーサイドで徳元が最終ラインに残っていた。

 A・ロペスは前節、6試合ぶりの得点を含む2ゴールを記録していたが、これで2試合連続の2ゴール。得点ランキングでFW大迫勇也(神戸)に並ぶ11ゴール目となった。

 追いつかれたFC東京は後半22分にまさかのアクシデント。敵陣右サイドで松木が相手を制そうと右肘を後ろに振ると、これがMFマルコス・ジュニオールの顔面に直撃。その場ではプレーが流されたものの、VARレビューが行われた結果、肘打ち行為と判定され、レッドカードが提示された。

 松木は昨年4月2日に行われた昨季の敵地・横浜FM戦でのイエローカード2枚に続き、プロキャリアで2度目の退場処分。初の世界舞台でグループリーグ敗退に終わった悔しさを胸にJリーグの舞台に帰ってきていたが、厳しい復帰試合となった。

 数的優位となった横浜FMは後半31分、FWエウベルのミドルシュートがゴールに入るも、軌道上に立っていたA・ロペスにオフサイドがあったと判断され、ゴールは認められない。それでも後半44分に決着をつけた。FW宮市亮、MF水沼宏太を投入して勢いを強め、波状攻撃を仕掛けると、水沼のクロスをマルコスがうまく収め、冷静にネットに押し込んだ。試合はそのままタイムアップ。横浜FMが劇的な逆転勝利で勝ち点3をもぎ取り、今節中止の首位・神戸と勝ち点で並んだ。

(取材・文 竹内達也)

 
 
FC東京のマンマーク守備に前半苦戦も…後半逆転に導いた横浜FMマスカット監督「強調したのは勇気と自信」 | ゲキサカ

 2位の横浜F・マリノスがFC東京に3-2での逆転勝利を飾り、今節試合中止の首位・ヴィッセル神戸と勝ち点で並んだ。開始40秒でFWアンデルソン・ロペスが先制点を決めるも、前半のうちにFWディエゴ・オリヴェイラの2ゴールで一時逆転を許す苦しい展開。それでも後半は数的優位も活かし、ロペスとMFマルコス・ジュニオールの得点で再逆転し、思いどおりにならない展開の中で強さを見せた。

 試合後、横浜FMのケヴィン・マスカットは「すごくいいスタートは切れて素晴らしいゴールがすぐに入ったが、その後に自分たちがボールを持っているときになかなかボールを保持することができず、相手に取られ、攻守の切り替えの部分、カウンターで相手の怖さを出させてしまった」と前半の戦いぶりを反省。それでも「ただ自分も含めてチーム全体で責任を取らないといけなかった。後半は自分たちがこうやってやりたかった、見たかったパフォーマンスが見られた。両チームとも決定機があった中、違いは自分たちのパワー、自分たちが勝つという気持ちの強さ、そういうところの差が出たんじゃないかと思う。いい試合になった」と手応えを語った。

 横浜FMは今季、攻撃の要所とされるバイタルエリアをトップ下の西村拓真だけでなく、1トップのロペスも使う新たな攻撃システムにトライ中。そのことで相手のマークが分散し、深い位置に張っているウイングの破壊力を最大限に活かすことができており、この日も前半開始40秒に決まったA・ロペスの先制点は右サイドでヤン・マテウスが相手を剥がした形からだった。

 ところがその後は、FC東京の対策に苦戦した。バイタルエリアに顔を出すA・ロペスにはDF森重真人をマンマーク気味につけられ、西村にもMF青木拓矢が密着。そのことで縦パスがなかなか入らず、ウイングのエウベルとヤン・マテウスも孤立気味のままDF長友佑都とDF徳元悠平に対応された。さらにボランチの渡辺皓太と喜田拓也にも相手のインサイドハーフが近い距離感で見張っており、総じて攻撃に勢いを出し切れなかった。

 それでも後半は立ち上がりから勢いを取り戻し、普段どおりに押し込むことが可能になった。後半24分にFC東京のMF松木玖生の右肘がMFマルコス・ジュニオールの顔面に当たったことで、受けた側も「不運だった」(マルコス)と認める退場処分があったこともたしかに追い風とはなったが、後半17分の同点ゴールの時点で布陣が高い位置を取れており、選手交代の準備も含めて普段どおりの戦い方を取り戻しつつあった。

 マスカット監督は試合後、前半の戦いぶりについて「正直、選手だけの問題ではなかった。監督としても関わっているスタッフ全体でこの責任を負うべきだと思っている」と前置きしつつ、「強調したのは自分たちのサッカーが見せられていなかったので、勇気と自信を持つこと、そしてマリノスのサッカーをしようということ」だったと明かした。

 相手のマークが執拗なものだったとしても、そこにボールを出す選択をしなければ始まらない。そこで指揮官は「後半に向けてマリノスのサッカーをした上で相手が上回るのであればしょうがない」と働きかけ、戦況を手繰り寄せようと考えたようだ。

 その結果の逆転劇。マスカット監督は「交代で入ってきた選手も、自分たちがやろうとしているサッカーを上げるためのギアを入れてくれた。見ていて楽しかったし、後半は素晴らしいパフォーマンスを見せられた」と選手たちを称えた。

(取材・文 竹内達也)

 
 
U-20W杯組が帰国後2日で戦列復帰…横浜FM山根陸「サッカー人生は続くので1試合も無駄にできない」敗退後“決起会”での時差ボケ対策も奏功 | ゲキサカ

 U-20ワールドカップが行われたアルゼンチンから帰国してわずか2日後、横浜F・マリノスMF山根陸がJリーグの舞台に帰ってきた。この日はベンチ入りのみで出場機会はなかったが、試合前から試合中にかけて負荷を上げたアップメニューもこなしており、大会が終わったその時からピッチに立つための準備を行ってきたことがうかがえた。

 U-20日本代表は5月11日に日本を出発し、U-20W杯のためアルゼンチンでの活動をスタート。大会初戦でセネガルに1-0で勝利したものの、コロンビア、イスラエルに立て続けの逆転負けでまさかの連敗を喫し、C組3位で無念のグループリーグ敗退に終わった。3試合ともに出場した山根は自身のプレーには随所に手応えを感じていたという一方で「チームを勝たせられるかどうかが大事。そこの部分が足りなかった」と自身の課題を突きつけた。

 それでも敗退が決まった後には、すぐにJリーグに向けた準備をスタートさせていた。

 日本は5月27日のイスラエル戦に敗れた時点では敗退が確定しておらず、他グループの順位決定を待つため、翌28日にも滞在先のメンドーサでリカバリートレーニングを実施。同日夜にグループリーグ全日程が終わって敗退が決まり、ようやく帰国の途に着くことになったが、航空便の関係で帰国日が1日後ろ倒しになるなど、大会後は難しいコンディション調整を迫られていた。

 そうした中でも「グラウンドがなくてなかなか動けない状況だったし、コンディションを整えるのが難しかったけど、気持ちの部分だけは切らさず、次に帰ってプレーしろとなっても自分のベストを尽くせる準備だけはしておこうと思っていた」という山根。「負けて悔しかったけど、サッカー人生は続くので1試合も無駄にできない。この試合も大事な試合だと思っていたので、すぐに切り替えられた部分もあった」。敗戦から前を向き、このFC東京戦に照準を合わせていたようだ。

 基本中の基本となる身体のケアは「移動のところで言えば、体重は減らしたくないし、むくまないようなソックスを着けたり、なるべく機内食や水分を多く摂るようにして、できることはやりました」と入念に実施。また時間を遡る東から西への移動に比べ、時間が進む西から東への移動が厳しいとされる時差ボケ対策にもしっかりと取り組んでいた。

「時差のところでは、向こうで(航空便の都合で)2日間くらい何もしないことがあったので、なんとか頑張って起きておいて、夜中にみんなと寝ないようにゲームしたり、おしゃべりしたりしていました」

 選手たちの“決起会”では「もっとああしておけばよかったねというW杯の話をしたり、今後のそれぞれのサッカー人生をどうするかという話をした」と同じ世代、同じレベルの志を持った仲間との貴重な時間を過ごした様子。チームは結局、今月1日午前にようやく帰国に至ったが、「帰ってきて時差ボケもなかったのでうまくいったと思う」と試合に間に合わせた。

 そうして成し遂げた復帰初戦でのベンチ入り。そのこと自体も立派だが、この日はさらに上を行く存在からの刺激も受けた。

 対戦相手のFC東京ではU-20W杯でフル稼働していたMF松木玖生がハーフタイムから途中出場。大会中も「玖生は(Jリーグで)試合に出続けているので、試合を一緒にやっていく中で、いろんな状況が起こりうる中で彼の存在感はさすがだなと思ったし、ああいう選手が試合に出続けるのかなと思う。もっともっと頑張ろうと刺激をもらった」という山根だったが、ピッチで奮闘する姿に感銘を受けていた。

「試合前に会ったけど彼も身体はキツそうだった。その中でもハーフタイムに出ることになって、監督に信頼されているんだなというのがあった。彼のそういうタフさ。自分は出られていないけど、彼はああやって出られてしっかりパフォーマンスしていた」(山根)

 そんな松木も後半22分に不運な肘打ちで一発退場処分を下され、不完全燃焼でピッチ外へ。「退場にはなったけど気にすることはないし、尊敬の気持ちしかなかった」という山根はウォーミングアップエリアから歩み寄り、盟友の奮闘をねぎらう姿も見せていた。

 次はそれぞれの立場、それぞれの場所でパリ五輪、A代表を目指す。山根にとってはまず、Jリーグ屈指のレギュラー争いに挑む日々となる。「毎試合いいパフォーマンスをすることが大事なので、1試合1試合いい準備をするだけかなと思う」(山根)。思い望んだ結果に大きく届かなかった世界舞台を経て、U-20世代の日常が再び始まった。

(取材・文 竹内達也)

 
 

Goal.com

松木玖生が一発退場…横浜FM、終盤に劇的逆転弾で3連勝!FC東京は3試合勝ち無しに | Goal.com 日本

明治安田生命J1リーグは3日に第16節が開催。

明治安田生命J1リーグは3日に第16節が開催され、FC東京と横浜F・マリノスが対戦した。

直近の5試合で1勝1分3敗のFC東京と4勝1敗の横浜FM。対照的な結果となっている両者が味の素スタジアムで激突する。

試合は開始早々の1分に均衡が破れる。ヤン・マテウスが右サイドから左足でのクロスを上げると、エリア内でA・ロペスが頭で合わせて横浜FMが先制した。

34分にFC東京が反撃。仲川が右サイドでのドリブルからクロスを上げる。反応したオリベイラがダイレクトで合わせて試合を振り出しに戻した。

44分、渡邊の左からのクロスに反応したのはまたもオリベイラ。再びヘディングでネットを揺らし、逆転に成功する。

後半に入り、FC東京は小泉に代えてU-20ワールドカップから復帰した松木を投入する。

横浜FMは61分、エドゥアルドの左サイドのクロスからA・ロペスがエリア内で合わせて再び同点とする。

67分にFC東京にアクシデント。松木が競り合いの際にM・ジュニオールにひじを当てたとして、VARで退場の判定に。

横浜FMは76分、エウベルがエリア手前からミドルシュートがネットを揺らすも、ゴール前のA・ロペスがオフサイドの判定でノーゴールとなる。

数的優位を生かしたい横浜FMは80分に2枚替えを遂行。エウベルとヤン・マテウスに代わり、水沼と宮市がピッチに入る。

すると89分、水沼のエリア内右からのパスを受けたM・ジュニオールが押し込んで再び逆転に。

試合はこのまま終了。横浜FMは3連勝を飾った。FC東京は3戦勝ちなしとなっている。

 
 
劇的逆転で3連勝も…横浜FM、マスカット監督は課題を口に「マリノスのサッカーをして相手が上回るなら…」 | Goal.com 日本

明治安田生命J1リーグは3日に第16節が開催。

明治安田生命J1リーグは3日に第16節が開催され、FC東京と横浜F・マリノスが対戦した。

直近の5試合で1勝1分3敗のFC東京と4勝1敗の横浜FM。対照的な結果となっている両者が味の素スタジアムで激突する。

試合は2-2で迎えた89分にマルコス・ジュニオールが決め、横浜FMは3連勝を飾っている。FC東京は3戦勝ちなしとなった。

試合後、記者会見に出席した横浜FMのケヴィン・マスカット監督は「いいスタートは切れたと思いますが、ボールを保持することが出来ずにカウンターの怖さを許してしまいました。後半はやりたいパフォーマンスが出来た中、勝つ気持ちの強さが上回った印象です」と試合を振り返った。

「前半が良くなかったことは正直、選手だけの問題ではなかったです。私はスタッフ含め、全体が責任を負うべきだと思います。ハーフタイムに多くは語りませんでしたが、前半に出来なかったマリノスのサッカーをしようと強調しました。自分たちがしたかったサッカーができていなかったよねと」

「勇気と、そして自信をお互い持つこと、 そして、このマリノスのサッカーをしようと。その上で、相手が上回るのであればしょうがないよねと。後半はより上げるためのギアを、吹き込んでくれたと思いますし、 そういう部分では見ていて楽しかったですし、本当に素晴らしいパフォーマンスができたと思います」

 
 

フットボールチャンネル

「絶対抜かせねーぞ」 宮市亮、ベテラン長友佑都とのマッチアップで覚えた充実感 | フットボールゾーン

— 横浜FMはFC東京に3-2で逆転勝利

 横浜F・マリノスに所属する日本代表FW宮市亮は6月3日に行われたJ1リーグ第16節FC東京戦(3-2)で、前節のアビスパ福岡戦(2-0)に続いて途中出場を果たすと、FWマルコス・ジュニオールの決勝ゴールを演出した。

 宮市は2-2で迎えた後半36分にMF水沼宏太とともにピッチに送り出された。U-20日本代表MF松木玖生が一発退場となり、1人少ない相手に対して、最終盤にこの2人を送り込める選手層の厚さは、昨季の王者の強さの一因だろう。

 そして後半43分、宮市は左サイドからゴール前にクロスを入れる。DF森重真人が逆サイドに弾き返したボールを水沼が回収。再び中央に入れると、マルコス・ジュニオールがゴール前で落ち着いてゴールネットに流し込んだ。このゴールが決勝点となり、横浜FMが3連勝を飾った。

 宮市は、「とにかく点を取りたかったし、(相手が)10人になって、こっちが優位でしたし、なんとか試合を決めたいなという思いで、(水沼)宏太くんとも『勢いづかせよう』と話をしてピッチに入りました。ゴールが決まって良かったです。(2人が絡んだのは)たまたまかもしれませんが、あそこはいつも狙っているところですし、マルコスがちゃんと決めてくれて良かったです」と、笑顔を見せた。

 決勝ゴールに絡んだ宮市だが、長期離脱から戻ったことを喜んでいたのは、横浜FMの選手だけではない。ピッチに入った時、FC東京の日本代表DF長友佑都からも声をかけられたという。

「佑都くんもピッチに入った時に『よく戻って来てくれたな。でも、絶対抜かせねーぞ』って、一言、声をかけてくれました。偉大な先輩からそういう声をかけてもらえたのが嬉しかったですし、対峙してやりづらかったですね。僕のほうが途中から入って体力的には余裕があったので、スピードで行こうと思って自信はあったんですけど、あの時間帯でも付いてこられたので、さすがだなと思いました」と、4度のワールドカップ(W杯)を経験している日本屈指のハードマーカーとのマッチアップを振り返った。

 ピッチで長友とも渡り合えるまでに回復している宮市だが、「まだまだ時間も限定されていますし、ちょっとずつちょっとずつ積み上げないといけない。今日も積み上げができたので、次に向けて頑張りたい。ここまで試合ができるようになったのは、ありがたいこと。またケアして1日1日頑張りたい。何よりも離脱しないことが大事なので。あまり先のことを考えず、毎日毎日やっていきたい」と慎重に語る。

 シーズンの折り返し地点での宮市の復帰は、連覇を目指すチームにとっても大きな追い風となるはずだ。上半身が大きくなったことを指摘されると「歩けなかったんで、やるしかないでしょみたいな感じでした。上半身のトレーニングを含め、いろいろやりましたけど、まだ始まったばかり」と、充実の表情でミックスゾーンをあとにした。

(河合 拓 / Taku Kawai)

 
 
「腕は上げていない」 松木玖生の一発退場、ノーファウル→レッド判定に日本代表OBが見解「正直、可哀想」 | フットボールゾーン

— 元日本代表DF栗原勇蔵氏は「完全なレッドカードではない」「難しい案件」と言及

 FC東京は6月3日、ホームでのJ1リーグ第16節横浜F・マリノス戦で2-3と逆転負けを喫した。後半24分にMF松木玖生の右腕が相手選手の顔に当たり、危険なプレーを判断されて一発退場。元日本代表DF栗原勇蔵氏は「正直、可哀想」と率直な感想を述べている。

 開始1分足らずで失点するも逆転に成功し、2-1とリードして後半を迎えたFC東京だったが、同17分にFWアンデルソン・ロペスにこの日2点目となるゴールを決められ、2-2の同点に追い付かれた。

 そのなかで、FC東京は後半24分に相手陣内の深い位置でボールを競り合った際、松木がFWマルコス・ジュニオールと接触。マルコス・ジュニオールが顔を手で覆って倒れ込んだ。清水勇人主審は、このプレーを流していたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)チェックが入り、オンフィールドレビューへ。映像を確認した清水主審は、松木にレッドカードを提示した。

 場内にリプレイが流れた際にも、ボールを競り合った際に松木が振り上げた右腕から肘にかけての部分がマルコス・ジュニオールの顔面に当たっており、横浜FMのサポーターからは大きな声が上がった。松木は納得がいかない様子で、レフェリーに猛抗議。FC東京のベンチ前では、アルベル・プッチ・オルトネダ監督も顔を真っ赤にして手を振り回し、故意ではなく当たってしまったことをアピールしたが、判定は変わらなかった。

 1人少なくなったFC東京は後半44分に決勝点を許し、2-3で逆転負けを喫する悔しい結果となった。

 現役時代に横浜F・マリノス一筋で18年間プレーした元日本代表DF栗原氏は「正直、可哀想ですね」と率直な感想を語った。

「(当該プレーは)完全にレッドカードというわけではなく、審判によって判断が分かれるというか、難しい案件だと思います。最初はノーファウル判定でプレーが続けられていたわけで、VARがなかったとしたら、悪くてもファウル止まりだったので。腕は上げていないし、相手を抑えるくらいの腕の振りなので、自分が松木だったら納得はいかなかもしれません」

 U-20ワールドカップ(W杯)から帰国して最初のゲームで、松木にとってはなんとも悔しいゲームとなった。

 
 

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2023マッチレポート | 6月3日 vs FC東京 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第16節 FC東京 vs 横浜FMのデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2023/06/02 【スタジアム観戦情報まとめ】2023/6/3(土)15:00KO J1第16節 FC東京vs.横浜F・マリノス@味の素スタジアム
 
 

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