アンカー(目次)
1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Instagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など
横浜F・マリノス オフィシャルサイト
明治安田J1 第5節 横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
Jリーグ.jp
【公式】横浜FMvs鹿島の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2023年3月18日):Jリーグ.jp
└ 入場者数 28,478人
監督コメント
[ ケヴィン マスカット監督 ]
激しい試合が見られました。前節・札幌戦と比べて、選手たちは強さを出してくれました。まだまだ伸ばさないといけないところはありますが、強さや前向きな姿勢が見られたので、選手たちを誇りに思います。
--札幌戦と比べて、SBが前方向を向けたように感じます。どこが良くなったのでしょうか。
あなたの仰ったことに同意します。ボールを扱っていないところでいえば、メンタルが強くなりました。キックオフから渡辺 皓太が先に触り、後ろに下げず、相手陣に運んだ姿勢は本当にポジティブで素晴らしかったです。そして、相手の特徴をつかんで、ボールを前方向に運ぶことができましたし、ロングボールへの対応も良かったです。それらができたのはメンタルの強さ、ポジティブな姿勢のおかげだと思います。--松原 健選手の先制点をどのように感じていますか。
2つあります。あそこでボールが渡ったのが本当に健で良かったです。そして、あれだけ遠い距離の中、素晴らしいゴールを決めてくれました。
選手コメント
渡辺 皓太
相手も割り切ってほとんどロングボールでした。なかなか難しかったですが、プレスに行っているからこそ、ロングボールを蹴らせていた部分もあったので、そこは良かったと思います。CBが戦ってくれたので、そこのセカンドボールは狙っていました。
--終盤、渡辺選手がCBまでプレスをかけたシーンが印象的でした。
簡単に蹴られているイメージがあったので、もう一度スイッチを入れるという意味でも、ポジションを外してでも行くべきだと。そこは気持ちですね(笑)。まだまだいけますし、気持ちを出していたら90分終わっていた感じです。--少し雰囲気が悪くなりそうな中でも冷静にプレーできましたか。
鹿島はフィジカルで勝負してくるチームなので、少し乗ってしまった部分もありますが、大きく乱れた部分はありませんでした。失点後、できればボールを握りたかったのですが、どうしてもロングボールの対応で難しい部分はありました。そこは課題です。--大きな1勝になりました。
チームとして大事な一戦ということは共有していました。絶対に負けられない戦いで結果が出て、そこは自信になります。内容は改善するところもありますが、まずは勝つことと、戦うところはできました。でも今日の相手ならもっとできるとも思います。もっと圧倒できるし、相手に合わせてしまった部分がやはり課題です。
松原 健
--先制点のゴラッソを振り返ってください。
左サイドに相手も味方もボールも集まっている中で、逆サイドは空きやすいので、狙っていこうとは思っていました。でも、あんなに良いシュートが決まるとは思っていませんでしたが、今年も“年1”出せて良かったです(笑)。過去のゴールシーンもあそこで決めていることが多いので、狙っている場所ではあります。ただ、年に1回決めるからこそ、皆さんの印象に残るので年1回でいいです(笑)。--シュートを打ってそのままゴール裏のサポーターのところに向かっていきました。
どちらかというと、自分が意図していない形でゴールが決まることが多いので、いつもその場でビックリして手を上げてしまいます。今回は走り込む流れで、前からみんながゴールを取ったあと、ゴール裏で喜ぶのが「すごいカッコいいな」と憧れていたので、今日それができて良かったです(笑)。--入る前から走り出していました。
打った感触やシュートの軌道がゴール一直線だったので、そこは確信を持って、ネットが揺れる前にガッツポーズしていました。
Twitter / Instagram
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豪快ミドルシュートが火を吹いた🔥
\#松原健 選手の豪快に振り抜いたシュートがネットに突き刺さる ✨#fmarinos|#Jリーグ pic.twitter.com/UD5WVRbX8M— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) March 18, 2023
焦点は残る @prompt_fmarinos pic.twitter.com/KyeLrAkInZ
— マルコスジュニオール (@marcosjr35) March 18, 2023
悪天候にも関わらず最高の雰囲気を作っていただきありがとうございました🤩🤘未だに手足の感覚が戻りませんが今後ともごひいきに…#オリジナル10#伝統の試合#fmarinos#J30#気絶#まだ見ぬ景色を求めて
— Yucci289 (@Yucci411) March 18, 2023
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✨
\J1を舞台に、31年間、唯一続く宿命の一戦。
両クラブのファン・サポーターの皆様へ
スタジアムで流れたスペシャルムービーをお届けします♂️まもなくキックオフ⚽️▶ https://t.co/X3arlAebEJ#fmarinos | #Jリーグ| #antlers pic.twitter.com/cGUZiu0oXv
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) March 18, 2023
ハイライト動画
ハイライト|J1リーグ第5節|vs 鹿島アントラーズ – YouTube
伝統ある一戦を勝利で飾る✨勝利後の舞台裏 – YouTube
ネットニュース・Weblog
スポーツニッポン
横浜3戦ぶり白星 日本代表初招集の角田は縦突破に対応できず失点反省― スポニチ Sponichi Annex サッカー
「The CLASSIC」と銘打たれた93年のJリーグ開幕から唯一続く伝統のカードで昨季王者の横浜が粘り勝ち、リーグ3試合ぶりの白星を挙げた。それでも日本代表に初招集されたDF角田は、後半23分にMF松村の縦への突破に対応できずに失点に絡み「あそこでクロスを上げさせてしまったことが全て」と反省。
DF冨安の負傷によって同じ左利きのセンターバックの町田が日本代表に追加招集されたとあり「まずは爪痕を残す」と力強く話した。昨年に続く2度目の招集となったMF西村も「いいものは全て吸収したい」と意気込んでいた。
横浜・松原「年1のシュートが決まった」鮮やかなミドルで鹿島戦勝利に貢献― スポニチ Sponichi Annex サッカー
横浜はDF松原健のスーパーゴールなどで鹿島を2―1で下し、リーグ3試合ぶりの白星を挙げた。
0―0の後半11分に左サイドのFWエウベルからのパスが右サイドの空いたスペースに転がると、走り込んできた松原がダイレクトで豪快なミドルシュートをたたき込んだ。完璧な一撃に「あんないいシュートが決まると思っていなかった。年1のシュートが決まった」とにんまり。17年の横浜移籍後は毎年リーグ戦で1得点ずつマークしており、これで7年連続ゴールを達成。今後のゴール量産を期待されても「僕は年1回で大丈夫です」とおどけた。
ゴール後にサポーター席の前まで走り込んだパフォーマンスについても「かっこいいなと思って憧れていたのでできて良かった。確信を持ってゴールネットが揺れる前にガッツポーズしていた」と最後まで上機嫌だった。
【松原健】ゴラッソ集 (2017~2023)
2017/5/27 vs清水エスパルス(AWAY)
2018/8/15 vs名古屋グランパス(HOME)
2019/9/28 vsベガルタ仙台(AWAY)
2020/10/10 vs大分トリニータ(HOME)
2021/5/25 vs柏レイソル(HOME)
2022/5/25 vs京都サンガFC(HOME)
2023/3/18 vs鹿島アントラーズ(HOME) pic.twitter.com/7iSceDe5At— こうた🇫🇷⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⚓ (@kotaaaaa_1030) March 18, 2023
ニッカンスポーツ
【横浜】代表選出の西村拓真「負けるつもりもない」久保建英ら2列目のポジション争いに闘志 – J1 : 日刊スポーツ
日本代表に選出された横浜MF西村拓真(26)が鹿島戦にトップ下で先発出場し、2-1の勝利に貢献した。
国内組中心だった昨年7月の東アジアE-1選手権に出場も、欧州組が大半を占める中で選ばれるのは初。鎌田大地、久保建英らとの激しい2列目のポジション争いに「負けるつもりもない」と闘志を燃やした。日本代表は19日に集合し、24日に国際親善試合キリンチャレンジ杯ウルグアイ戦(国立)、28日にコロンビア戦(ヨドコウ)に臨む。
◇ ◇ ◇
冬に逆戻りしたかのような冷たい雨が降りしきる中、トップ下に入った横浜の西村はチームのために全力を尽くした。ともに降格経験のない鹿島と、ホームでの伝統の一戦。相手の厳しいマンマークで得点やアシストこそなかったが「自分にマークがくることで空いたスペースを仲間が使えるように考えた」とチームプレーに徹し、勝利に貢献した。
無尽蔵のスタミナで攻守に走り回る。2月25日の浦和戦ではJリーグ歴代3位となる走行距離14・379キロをマーク。前線からのプレスで相手を追い回し、攻撃ではチャンスメークだけでなく2列目からゴール前まで走り込める。豊富な運動量は日本代表でもアピールポイントになる。
海外組がいる中で初の代表となる。トップ下はMF鎌田大地、久保建英らがしのぎを削るチーム内でも屈指の激戦区。「いいものはすべて吸収して」と謙虚に話す一方で「自分を出せるようにしたいし、負けるつもりもない」と闘志をあふれさせた。
昨年7月には国内組主体で出場したE-1選手権で初のA代表入り。19日の香港戦では代表初ゴールを含む2得点を挙げた。「国を背負って戦うことのうれしさや責任を感じた。また行って戦いたい気持ちがわいた」。ブルーのユニホームを着てピッチに立ったことで、日の丸への思いは強まった。
富山第一から仙台、CSKAモスクワなどを経て、26歳でつかんだ絶好の機会。「急にうまくなるわけではないので、日々やっていることを出したい」。実力者がそろう攻撃陣の中、激しい争いは覚悟の上。26年の大舞台へ、サバイバルに挑む。【岡崎悠利】
サンケイスポーツ
日本代表初招集!横浜M・角田涼太朗は「まだ何も成し遂げてない」と冷静沈着 常連メンバー入りへ闘志を燃やす – サンスポ
横浜F・マリノスDF角田涼太朗が、初招集された日本代表について言及した。
明治安田生命J1リーグは18日、第5節が行われ、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。
今年でJ1での対戦が31年目を迎える両者の『THE CLASSIC』。試合は後半に松原健のスーパーミドル弾が決まって横浜FMが先制。OGで追加点を奪い、失点は鈴木優磨の1点のみに抑えた横浜FMが勝利。今季3勝目を挙げた。
この試合で先発出場を果たした角田。試合後、3月末の国際親善試合に向けた日本代表メンバーに選出されたことについて聞かれ「今シーズン試合に出ていく中で、課題も出ながらも成長してこれました。次のワールドカップは自分も目指していきたいと思っているので、今回選んでいただけて嬉しくは思っています。ただ、まだ何も成し遂げていないので、ここからだと思っています」と、意気込んだ。
また、日本代表に選ばれたことで「まだまだ自分はチームでは年齢が下ですけど、もっと中心となってやっていかないといけないと思いますし、今日みたいな試合で存在感をもっと発揮出来ればなと思います」という意識の芽生えや変化もあったという。
「背伸びしても自分の実力は変わることはありません。ここでやってきたことを表現出来るのが一番だと思います」と冷静な一面も見せた。
そして、改めて日本代表に参加するということについて意気込みを聞かると「まだまだ何も始まっていないので、まずは爪痕を残すというところ。存在感を出していきたいです」との意欲を伺わせた。
J1横浜M・角田涼太朗、松田直樹さん魂で代表定着だ 24日初陣・新生森保ジャパンに初招集 – サンスポ
明治安田J1第5節第1日(18日、日産スタジアムほか)「明治安田生命J1リーグ」で、2連覇を狙う横浜Mは鹿島に2-1で勝利。20日から活動する日本代表に初招集されたDF角田(つのだ)涼太朗(23)はセンターバックでフル出場し、3試合ぶりの白星に貢献した。神戸は鳥栖に1―0で勝って連敗を免れ、勝ち点12で首位をキープ。浦和は2―1で新潟に逆転勝ちした。
冷たい雨が降りしきる横浜のピッチで、185センチの大型DFが躍動した。連覇を目指す横浜Mの11人の一角を、この日も23歳の角田が担った。
「勝利が必要な試合で勝ち点3を取れた」
センターバック(CB)の左で開幕から5試合連続フル出場。長身を武器にロングボールを処理するなど、鹿島の攻撃を封じた。攻撃でも隙を見てドリブルで持ち上がり、持ち味を発揮。2-0の後半23分、左サイドを突破され、失点につながるMF松村のクロスを許した場面は「縦に誘うまではよかったけど、その後が甘かった」と反省し、糧にした。
20日から日本代表活動に初参加。この日、負傷したDF冨安(アーセナル)に代わり、自身と同じ左利きでCBと左サイドバックをこなすDF町田(サンジロワーズ)が呼ばれた。ライバルになるが「背伸びしても実力が変わるわけではない。やってきたことを表現できれば」と言い切った。
スポーツ報知
横浜FM、鹿島に2―1で勝利し伝統の一戦制す スーパーゴールの松原健「年1回でいいです」 : スポーツ報知
横浜FMはホームで鹿島に2―1で勝利し、3試合ぶりの白星をつかんだ。後半11分にDF松原健が左クロスに走り込んでスーパーミドルシュートを決めて先制。6分後にオウンゴールで追加点を挙げた。同23分に失点を喫したものの、リードを守り切り、「オリジナル10」同士の伝統の一戦を制した。
低い弾道の強烈なミドルが決まった。松原が「左サイドにボールが集まって、相手も味方も人数が集まっている中、逆サイドは空いて、狙って入っていこうと思っていた。打った時の軌道とか感触が一直線だったので、確信はあった。いいシュートが決まるとは思ってなかったけど、しっかり今年も年1が出せて良かった」と振り返った会心のスーパーゴール。真っすぐ走り込んでガッツポーズをしながらゴール裏のサポーターの元へと走った。「前々からみんながゴールを取ってサポーターのところに向かってるの見てかっこいいな、と憧れていた。過去のゴールシーン振り返ってもここで決めてることは多いので、狙ってる場所ではある。年に1回でみんなの印象に残っているので、年1回でいいです」。昨シーズンもホームの柏戦で豪快なミドルシュートを沈めるなど、シーズンに一度はスーパーゴールを披露する松原は笑いを誘った。
前節・札幌戦は札幌入りをするも体調不良でベンチには入れず。「何が何でも勝利がほしかった」と力を込めた。終盤は足がつって交代する形となったが、「出た中で守備者をなるべく交代しないようにしないと。前線からの守備があってのマリノスのサッカー。あまりDFで交代枠を使うことはいいことではないので、そこは改善しないと」と話した。優勝する上で、連敗はしないことが大切。「前節アウェーでふがいない結果に終わってしまって僕もチームに迷惑をかけてしまった。今日どんなプレーをするか、チームに貢献して勝利することしかなかった。そういう意味での勝利はすごくうれしかった」とうなずいた。
横浜FM、鹿島下し3試合ぶり白星も日本代表DF角田涼太朗は反省「寄せきるところが甘かった」 : スポーツ報知
横浜FMはホームで鹿島に2―1で勝利し、3試合ぶりの白星をつかんだ。後半11分にDF松原健が左クロスに走り込み、スーパーミドルシュートを決めて先制。6分後にMF喜田拓也のクロスからオウンゴールを招いて追加点を挙げた。同23分に失点を喫したものの、リードを守り、30年間続く「オリジナル10」同士の伝統の一戦を制した。
20日から活動がスタートする日本代表に初招集されたDF角田涼太朗は先発出場。3試合ぶりの白星に「自分たちの強さを見せる上で勝ちが必要な試合だった。チームにとってもプラス」とうなずいたが、一方で反省も残る試合となった。ドリブルでの前進や鋭いパスなど持ち味も発揮したが、2―0の後半23分。左サイドで対峙した鹿島のU―22日本代表MF松村に突破を許し、クロスを上げられた。結果的に中央で合わせられて失点。「寄せきるところが甘かった。自分がクロスを上げさせたことがすべてなので、それ以上でもそれ以下でもない」と唇をかんだ。
「今シーズン試合に出ていく中で、課題が出ながらも成長してこられた」と伸び盛りの23歳は手応えも少しずつつかんで初の代表入りを果たした。当然、「次のW杯には自分も入っていきたい」と3年半後を見据えている。今回招集された中で、森保一監督が特に確認したいことは世界基準での守備力。鹿島戦はロングボールで蹴ってくるシーンが多く、守備力はより試されるところでもあった。一つ一つの判断、プレーにさらなる磨きをかけなければいけない。
この日、日本サッカー協会からは同DF冨安健洋の離脱が発表され、新たにDF町田浩樹(サンジロワーズ)の追加招集が発表された。同じ左利きセンターバックのライバルでもある。他のメンバーも含めて「間違いなくレベルの高い選手がそろっている」というが、あくまで自分の最大限を表現することに集中。「背伸びしても実力が変わるわけでもないので、自分がやってきたことを出すだけ」と冷静に語った。
レベルアップを誓い、気持ちを切り替え代表活動に臨む。「まだ何も始まっていないので、まずは爪痕を残すというところ。存在感を出していきたい。気負わずに自分らしいプレーをして、ここから自分は上へいくんだと強い気持ちを持っていきたい」と気合を込めた。
サッカーダイジェスト
【採点寸評|横浜】鮮烈ゴラッソ炸裂!伝統の一戦の主役は松原健!OG誘発の“心臓”も高評価[J1第5節 横浜2-1鹿島] | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋
— 低弾道の強烈なシュートをゴール左に突き刺す
3月18日にJ1リーグ第5節が行なわれ、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが日産スタジアムで対戦。ホームの前者が2-1で勝利を収めた。
五分五分に終わった前半を経て、56分に横浜が均衡を破る。左サイドからエウベルが中央へパスを送り込むと、後方から走り込んできた松原健が右足を一閃。低弾道の強烈なシュートをゴール左に突き刺した。
勢いに乗った昨シーズン王者は直後の62分、喜田拓也のクロスが常本佳吾のオウンゴールを誘い、追加点を奪った。
追いかける鹿島は、68分に途中出場の松村優太のクロスからエースの鈴木優磨が1点を返すも、反撃はそこまで。横浜が接戦をモノにし、Jリーグ元年から続く伝統の一戦、The CLASSICを制した。
▼横浜のチーム採点「6.5」
前半は思うようにチャンスを作れず、モヤモヤした展開が続いたが、松原のゴラッソが嫌な流れを全て吹き飛ばした。
ここから一気呵成に畳み掛けるのが王者のサッカー。先制からわずか6分でリードを2点に広げてみせた。追加点となる相手のオウンゴールを呼び込んだキャプテンの喜田は、「色んな選択があったなかで点を取りにいく。それがマリノスのサッカー。勝負の選択をした。その選択をしなければ生まれなかったゴール」と振り返る。
終盤は反撃に遭うも、冷静さは決して失わず。過剰な焦りが露見したのは、後半アディショナルタイムにディエゴ・ピトゥカが立て続けにイエローカードを受け、退場者を出した鹿島だ。横浜は試合巧者ぶりを発揮。点差以上にどことなく安心して見ていられた気がする。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
【PHOTO】横浜の出場15選手&監督の採点・寸評。スタジアムを熱狂させた松原がMOM。喜田も潤滑油として存分に機能
「僕は年1でいいです」「印象に残るので」SB松原健、今季は5節で“ゴラッソ納め”? 横浜加入から6年連続1ゴール | サッカーダイジェストWeb
— 「しっかり今年も年1出せて良かったです」
あいにくの雨。気温はぐっと下がり、冬に逆戻りしたのかと思うほどの寒さだった。ならばと、選手たちにホットなプレーを期待するも、前半は特に目立ったシーンは見られず、0-0で終了する。
それでも後半開始間もない56分、スタジアムは熱狂の渦に包み込まれる。左サイドのエウベルのパスが逆サイドに流れると、後方から走り込んできた松原健が右足を豪快に振り抜き、ジャストミート。強烈な低弾道シュートを突き刺し、ホームの横浜が膠着状態にケリをつけたのだ。62分に相手のオウンゴールでリードを広げた後、鹿島の反撃を1点に抑えて、昨季王者が接戦を制した。
松原の目の覚めるようなゴラッソが生まれた瞬間、気付けば私は記者席から立ち上がっていた。
だが、誰よりも興奮していたのは、ゴールを決めた松原本人だ。手を突き上げ、一直線にサポーターの元へ駆け寄った。試合後のヒーローインタビューで「年に1回のシュートがここで出た」と表現した殊勲の右SBは、報道陣の前で改めてこの場面を振り返った。
「左サイドにボールがあって、相手も味方も人数が集まっていて。ああいった場合は特に逆サイドが空きやすいので、そういったところを狙って入っていこうと思っていました。あんなに良いシュートが決まるとは自分自身あんまり思っていなかったんですけど……。しっかり今年も年1出せて良かったです」
年に1回。確かにその言葉通り、アルビレックス新潟から横浜に加入した2017年から、リーグ戦でのゴール数は6年連続で「1」。ただ、この勢いなら今季は年2、3の必殺キャンノン砲が見られそうにも思えるが、松原は譲らない。
「年に1回決めるから、みんなの印象に残るので、僕は年に1回でいいです」
映像を見返してみると、ボールがネットを揺らす前に手を突き上げ、得点を確信していることが分かる。「打った時の感触やボールの軌道がもうゴールに一直線だったので、そこは確信を持って。ゴールネットが揺れる前にガッツポーズしちゃいました」と明かした松原は、その後の行動はこう説明した。
「いつもはどっちかというと、自分が意図していないシュートでゴールが決まることが多いので、その場でびっくりして手を上げちゃうんですけど。今回は走り込んで来る流れだったので、そのままサポーターのところに行く形になりました。前々からみんなゴールを取ったあと、サポーターのところに走っていくのが、すごいかっこいいなと憧れていたので、今日はそれができて良かったです」
取材対応の最後、松原はまたも「僕は年に1回でいいです」と一言。報道陣をどっと笑わせた。日本代表経験もある30歳のどこまでも謙虚な姿勢に、私の胸は再び熱くなった。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
サッカーキング
31年目を迎えた“オリジナル10対決”、伝統の『The CLASSIC』は横浜FMに軍配! | サッカーキング
2023シーズンの明治安田生命J1リーグ第5節が18日に開催され、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。
1993年のJリーグ開幕から共に降格を経験せず、トップリーグで唯一途切れることなく対戦が続く伝統のカード『The CLASSIC』。今季ここまでの戦績は両者ともに2勝1分1敗。昨季の直接対決では横浜FMがシーズンダブルを達成したが、今回は果たして。
4分、ホームの横浜FMが最初のチャンス。中盤でボールを奪うと、アンデルソン・ロペスが水沼宏太へ。水沼が右足でシュートし、鹿島のゴールに迫る。鹿島のチャンスは14分。左サイド安西幸輝のクロスから、知念慶が頭で合わせるが、相手GK一森純の好セーブに阻まれた。16分にも右サイドから攻撃を展開し、藤井智也のクロスを最後はこの日スタメンに入った土居聖真が右足で合わせた。
27分、横浜FMはペナルティーエリア付近でフリーキックを獲得。水沼が低い弾道のキックを放ち、こぼれ球もシュートするが、GK早川友基に阻まれた。前半アディショナルタイムには永戸勝也が遠目の位置から直接フリーキックで狙うが、これもGK早川に弾かれた。前半はこのまま得点なく、0-0での折り返しとなった。
47分、横浜FMが美しいパスワークから鹿島ゴールに迫る。最後はエウベルが右足で流し込みにいくも、相手DF昌子源が防ぎ、先制点とはならず。だが56分、均衡が破れる。横浜FMは中盤でボール奪取に成功し、左サイドから攻撃開始。エウベルが大きなスペースにパスを送ると、最後は走り込んできた松原健がスーパーミドルを突き刺し、ホームチームが先制点をあげる。62分にも右サイドから攻撃を仕掛け、喜田拓也のクロスが相手のオウンゴールを誘い、瞬く間にリードを2点に広げる。
だが、鹿島も反撃。68分、右サイドから途中出場の松村優太が盾に仕掛け、クロスを供給。最後は相手のマークを上手く外した鈴木優磨が合わせて1点差。反撃の狼煙をあげる。
その後、追いつきたい鹿島はFWの染野唯月を投入し、攻撃の枚数を増やすが、横浜FMも最後までリードを守り切り、3試合ぶりの勝利。今季3勝目をゲットした。鹿島は3試合ぶりの黒星となっている。次節、横浜FMは4月1日にアウェーでセレッソ大阪と、鹿島も4月1日にホームでサンフレッチェ広島と対戦する。
サッカーマガジンWEB
松原のスーパーミドルがさく裂! 横浜FMが鹿島との激闘を制し、3試合ぶりに勝利【J1第5節】 – サッカーマガジンWEB
— 激しく熱い球際のバトル
前半から激しい攻防が繰り広げられた。前半をスコアレスで終えて迎えた後半。ホームの横浜FMが地力を示す。
56分、左サイドの圧縮されたスペースの中からエウベルが密集を縫うようにクロスを供給。誰もいないスペースに送られたボールに向かって猛然と走ってきたのは、右サイドバックの松原だった。
タイミングよく攻め上がりから右足を一振り。鋭く低いシュートがゴール左下に突き刺さり、横浜FMが先制に成功した。ファインゴールで均衡を破ったホームチームはその後、ボールを握りつつ、さらにサイド攻撃を仕掛けていった。対する鹿島も1点を追ってボール奪取から前に出る姿勢を強めていく。
互いに次の1点を目指す中、62分に思わぬ形でゴールが生まれた。ボックス右から喜田が送ったボールを自軍ゴール方向に戻りながら常本がクリア。しかし、ゴールラインに蹴り出したはずのボールはゴールの中へ。鹿島のオウンゴールとなり、横浜FMが追加点を手にした。
追撃のムードが高まりつつあったところでのオウンゴールは痛かったはずだが、鹿島はチーム全体でその直後からさらに攻撃に仕掛けていった。積極的なアプローチとボール奪取、鋭い速攻で横浜FMに息つく暇を与えない。ゲームがますます加速していく中、追撃のゴールが生まれたのは68分のことだった。
右サイドで松村が仕掛けてクロスを送ると、鈴木が横浜FMのDFよりも素早く反応して右足を合わせる。ついにゴールを破って1点差に迫った。
攻守が目まぐるしく入れ替わる展開はその後も続いた。横浜FMは守ることなくゴールを目指し、鹿島は同点にすべく前に出る。強度もテンポも落ちない熱い攻防は6分間のアディショナルタイムまで繰り広げられた。だが、ネットは揺れるこなく試合はそのまま決着。横浜FMが2−1で激闘を制し、勝利をつかみ取った。
ゲキサカ
松原健がスーパーミドル先制弾!! 激戦の名門対決は横浜FMに軍配、鹿島は痛恨オウンゴールに泣く | ゲキサカ
J1リーグは18日、第5節を各地で行い、日産スタジアムで横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。Jリーグ創設以来一度も降格歴のない2チームによる伝統の一戦。後半にDF松原健のスーパーゴールで先制した横浜FMがオウンゴールで追加点を奪い、守ってはFW鈴木優磨のゴールによる1失点のみにとどめて2-1で勝利した。
ホームの横浜FMは今季初黒星を喫した前節の札幌戦(●0-2)から先発3人を入れ替え、出場停止のDF永戸勝也が復帰。DF松原健とMF水沼宏太も新たに入った。一方の鹿島は前節の福岡戦(△0-0)で退場したMF佐野海舟が出場停止。MF土居聖真が先発起用され、佐野のアンカーにはMFディエゴ・ピトゥカが入った。[スタメン&布陣]
横浜FMは前半4分、中盤でのボール奪取からFWアンデルソン・ロペスのスルーパスが右サイドに通り、抜け出した水沼がエリア内まで攻め込んで右足一閃。だが、これはGK早川友基に正面で阻まれる。対する鹿島も同5分、高い位置で奪って右サイドを攻め込み、MF藤井智也の折り返しからDF常本佳吾が狙ったが、うまくミートできずにGK一森純に収められた。
なおも攻める鹿島は前半14分、左に開いたDF安西幸輝の右足クロスにMF樋口雄太が飛び込み、フリーでヘディングシュートを狙うも、一森が正面でセーブ。同16分、右サイドをドリブルで駆け上がった藤井の折り返しに土居が合わせたが、これも枠を外れ、次々に訪れた決定機を活かせなかった。
一方の横浜FMも前半18分、自陣起点のカウンターから左サイドをFWエウベルが攻め上がり、中央経由で右に展開すると、水沼のクロスにA・ロペスがかかとで合わせるも相手に当たって枠外。同21分には水沼のクロスを鹿島守備陣がクリアし切れず、ファーサイドのエウベルにまで届いたが、強いシュートを放つことはできず、相手に阻まれた。
鹿島は前半23分、自陣でボールを奪った樋口が意表を突いたロングシュートを狙ったが、なんとか戻った一森がキャッチ。横浜FMは同27分、ペナルティエリア左で獲得したFKを水沼が立て続けに狙うも、最後は早川に収められ、なかなかスコアを動かせない。その後は拮抗した展開が続く中、横浜FMは同45分、永戸のFKが枠内を襲ったが、早川が難なく処理し、スコアレスでハーフタイムを迎えた。
後半2分、横浜FMにさっそく決定機。DF畠中槙之輔の縦パスを起点に右サイドを攻め込み、MF喜田拓也、日本代表FW西村拓真、A・ロペスとテンポ良く崩すと、左サイドから飛び込んできたエウベルが右足で狙う。だが、これはDF昌子源がゴールカバーに入ってクリア。前節から先発している元日本代表CBが圧巻の読みを見せた。
対する鹿島は後半5分、藤井のクロスにFW鈴木優磨が飛び込むも、ダイレクトシュートはミートせず。さらに同8分、鈴木が日本代表DF角田涼太朗を背負いながらボールを収めると、常本のカットインから樋口が右足一閃。だが、このシュートは大きく枠を外れ、両チームとも立ち上がりのチャンスを逃した。
それでも後半11分、目の覚めるようなスーパーゴールで試合が動いた。横浜FMは左サイドをエウベルが攻め上がり、ゴール前を目がけたクロスはややマイナス方向に流れたようにも思われたが、そこに走り込んだのは右サイドバックの松原。濡れたピッチもモノともせずダイレクトで右足を振り抜くと、地を這う弾丸シュートがゴール左隅に突き刺さった。松原は今季初ゴール。日産スタジアムに集まったゴール裏サポーターの元に駆け寄り、喜びを爆発させた。
横浜FMは直後の後半13分、水沼に代わってMF井上健太を投入。鹿島も藤井と土居を下げ、MF荒木遼太郎とMF松村優太を起用した。すると同15分、鹿島のCKのこぼれ球から横浜FMがカウンターをスタートさせ、西村のスルーパスにエウベルが抜け出す。しかし、投入されたばかりの松村が猛スピードで戻ってクリア。1点もののビッグプレーだった。
それでも後半17分、次に試合を動かしたのも横浜FMだった。井上が右サイドを再三駆け上がって相手を押し込み、やや内側を取っていたMF喜田拓也がクロスボールを送ると、ファーサイドに味方は不在。だが、鹿島の常本がこれをクリアしようとすると、まさかのクリアミスでゴールに蹴り込み、オウンゴールとなった。
ところが鹿島も後半19分、FW知念慶と樋口に代わってMFアルトゥール・カイキとMF中村亮太朗を入れると、この交代が功を奏する。同22分、荒木のボール奪取からカウンターを仕掛け、中村が右サイドに展開し、松村が角田を抜き去ってグラウンダークロスを供給。これに飛び込んだ鈴木がワンタッチで押し込んだ。鈴木は第3節の横浜FC戦(◯3-1)に続く今季2点目。またしても横浜でのアウェーで決めた。
終盤は両チームの選手の接触が相次ぎ荒れ模様に。後半45分にはカウンターで抜け出した井上が安西のキックを顔面に受けるというアクシデントもあったが、プレー再開直後に強烈なミドルシュートを放つなど、大事には至らず。最後はピトゥカがラフプレーと抗議で一度に2枚のイエローカードをもらって退場し、そのままタイムアップ。横浜FMが2-1で勝利した。
(取材・文 竹内達也)
スーパーミドル弾に“確信走り”…過去6年連続1ゴールの横浜FM松原健「僕は年1回で大丈夫」 | ゲキサカ
豪快に右足を振り抜くやいなや、ボールがゴールに入る前から右腕を高く掲げていた。後半11分、弾丸ミドルシュートで先制点を奪った横浜F・マリノスDF松原健は「打った時の感触とかボールの軌道がもうゴール一直線だったので、確信を持って、ゴールネットが揺れる前にガッツポーズしてました」と照れ笑いを浮かべた。
濡れたピッチもモノともしない鮮やかな一撃だった。左サイドのFWエウベルからのクロスはやや後ろに流れたように思われたが、右サイドバックの位置から走り込んだ松原。「左サイドにボールが集まって、相手も味方も人数が集まっている中で、ああいうときは逆サイドが空きやすいので、そういったところを狙って入っていこうと思っていた」。トラップせずに右足を一閃。地を這うような弾丸シュートをゴール左隅に突き刺した。
打った本人も「あんなにいいシュートが決まるとは自分自身思っていなかった」と驚きの一撃。それでも「過去のゴールシーンを振り返ってもらってもあそこで決めていることは結構多いと思うので、自分の中でも狙っている場所」と語ったように、2018年の第22節・名古屋戦、21年の第15節・柏戦でも同じような位置からミドルシュートを決めており、もはや“松原ゾーン”とも言える得意の形だった。
シュートを打った後には、ボールがネットを揺らす前から“確信走り”をスタート。勢いよくゴール裏のサポーターのもとに向かい、歓喜を爆発させた。「いつもは自分が意図していないシュートでゴールを決めることが多いので、その場でびっくりして手を上げちゃうけど、今回は走り込んでくる流れだったのでそのままサポーターのところに行った。前々からみんなゴールを取った後にサポーターのところに走っていくのがすごい格好いいなと憧れていたので、今日はそれができて良かった」。冷たい雨の中、日産スタジアムに集まったサポーターのムードを一気に高揚させていた。
それでも最後は謙虚に語った。松原は横浜FMに加入した2017年にJ1初ゴールを奪って以降、昨季まで6シーズン連続で1ゴールずつを記録してきたJリーグきっての“年イチゴーラー”。第5節での今季初ゴールとあり、さらなる上積みも期待されるが、「年に1回決めるから印象に残ると思うので、年に1回でいい」「僕は年1回で大丈夫」と冗談まじりに述べ、報道陣を笑わせていた。
(取材・文 竹内達也)
横浜FM角田涼太朗「自分がクロスを上げさせたのが全て」反省も糧に初のA代表合宿へ | ゲキサカ
日本代表の選手として迎えた最初の公式戦、横浜F・マリノスDF角田涼太朗は粘り強い守備と安定したビルドアップで勝利に貢献した。「勝ちが必要な試合だったし、前回の試合を踏まえても自分たちの強さを見せるために重要な試合だった。その試合で勝ち点を取れたことがチームとしてプラスなこと」。前節札幌戦(●0-2)の敗戦からしっかり立て直し、良い流れに乗って2日後に始まる代表合宿に乗り込んでいく構えだ。
角田は今月15日、キリンチャレンジカップ2試合に臨む日本代表メンバーに選ばれた。ベスト16に終わったカタールW杯を経て、第二次森保ジャパン発足という節目の活動。Jリーグからは3人が初招集を果たしたが、DFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)とDF半田陸(G大阪)はいずれもパリ五輪世代からの飛び級という意味合いもあるため、1999年生まれの左利きセンターバックの角田にかかる期待は大きい。
そうした注目が集まる中で迎えた鹿島戦。試合を通じてはFW鈴木優磨とのマッチアップが一つの見どころとなった。背負われた状態でのアプローチ、巧みに競ってくる空中戦では苦しい対応を迫られる場面もあったが、自由にプレーさせた場面はなし。「対戦は初めてではないので、相手の特徴もある程度は分かっていたし、そこを自由にさせないことはこの試合で一つの大事な要素だった」という言葉どおりのパフォーマンスを発揮していた。
一方、2-0で迎えた後半23分には悔やまれる対応もあった。
広大な左サイドのスペースをMF松村優太に走り込まれると、うまく外に追いやったようにも思われたが、一瞬のスピードで抜き去られ、クロスから失点。「自分がクロスを上げさせてしまったのが全て」。そう悔やんだ角田は「中にある程度晒された状態でスペースもあったので、まずは中に行かせないところは意識していた。縦に誘うまでは自分の中で想定内だったけど、その後のもう一歩ボールに寄せ切るところが甘かった」と課題と向き合った。
今季はシーズン開幕から左センターバックの主力に定着し、持ち前のビルドアップやフィードに加えて、「今年はもっと守れる選手になりたい」をテーマに試合を重ねてきた角田。それだけに、この日の失点シーンには「ああやって自分たちにとって良くないボールの奪われ方をした時にどれだけ守り切れるかが今年は特に求められている。そこで失点してしまったので改善していきたい」と反省が残った。
とはいえ、今季序盤戦のパフォーマンスが評価されての代表入り。今月3日の第3節広島戦後にはA代表選考レースについて「このチームで1試合1試合やっていくことに必死で、そこまでのことを意識できていないのが現状。もっともっとこのチームに必要とされたいし、まずはこのチームで結果を残すこと。その先にいろんなものがある。一日一日、1試合1試合、必死にやっていきたいという思いでいる」と地に足のついたコメントをしていたが、早くもステップを上ってきた。
それでも「今季に入って試合に出ている中で、課題も出ながら成長している実感はあるし、次のW杯は目指したいと思っているので選んでいただけたことは素直に嬉しいけど、まだ何も成し遂げていない」と冷静な姿勢は崩さない。横浜FMでの立ち位置にも「まだまだチーム内では年齢も下だけど、もっと中心となってやっていかなきゃいけないと思った。今日みたいな試合でもっと存在感を発揮できれば」と満足せず、真摯に試合と向き合っている。
その姿勢は20日から始まる代表合宿でも変えるつもりはない。「間違いなくレベルの高い選手が揃っているけど、背伸びしても自分の実力が変わるわけではない。自分が今までここでやってきたことをそのまま表現できればいい。足りなければ伸ばすだけ。まだまだ足りないところだらけなので、もっともっと上に行きたい」。まずはいまの自分を表現するのみ。「まだまだ何も始まっていないので、まずは爪痕を残すため、自分の存在感を出すために気負わずにいつもどおりの自分のプレーを出したい。ここから自分が上に行くんだという強い思いを持っていきたい」と決意を語った。
(取材・文 竹内達也)
走行距離が約3km減…横浜FMで新たなトライ続ける日本代表FW西村拓真「あえて走らないことを意識していた」 | ゲキサカ
横浜F・マリノスのFW西村拓真は今月、昨年末のEAFF E-1選手権以来、自身2度目となる日本代表活動に臨む。欧州組も加わった合宿への参加はこれまでで初めて。初招集が並んだ守備陣とは異なり、MF/FW登録の国内組はカタールW杯メンバーのFW町野修斗との2人だけだが、「全ていいものは吸収したいし、みんなから盗むものは盗みたい」という西村は「負けるつもりもないし、しっかりとやっていきたい」と決意を語った。
今季のJ1リーグ戦ではトップ下で全試合出場が続き、豊富な運動量とチャンスメイクで存在感を放っている西村。開幕節の川崎F戦では13.75km、第2節の浦和戦では14.38kmを走り抜き、今季の走行距離ランキングトップ2を一人で独占してきたが、この日の鹿島戦は新たなトライのさなかにあったという。
「今日に関して言えば、あえて走らないことを意識していた」
西村がトライしているのは力の使いどころを調整し、力を使うべきところでの強度を上げること。「無駄な動きが多いと最近わかっていたので、スタッフの人とも話していい映像ももらった」。そう話すように鹿島戦では85分間の出場で11.641kmにとどまっており、その傾向は第3節の広島戦での11.980km、前節の札幌戦での8.345kmに続くものでもあった。
またこの日はアンカーのMFディエゴ・ピトゥカを中心に西村へのマークが続き、我慢の時間も強いられた。それでもあえてマークから逃れるのではなく、味方にスペースを使ってもらうことを選択した。「ずっとマンツーでつかれていたので、空いているスペースを違う人が使ったほうがいいと思っていたし、自分が動くことによって味方を苦しめるシーンがあるので、そこを考えながらやっていた」と振り返る。
一方、これまでは西村がサイドに流れることで、ビルドアップの糸口としての役目を果たすことがあったが、その形が使えないシーンも出てくる。そのため鹿島戦では「押し込んだ時にもう少し勝負のパスを入れてほしいとしゃべっていた」といい、「自分と味方が近いところであればもっと要求していきたいし、もう少しリスクを冒してでも攻撃してもいい」と課題感を新たにした。そして「常に味方とつながりながらいるところは意識しているので、もっとゴールに絡むシーンは増やせたと思うし、増やしていかないといけない」とも述べ、自らはゴールに近いエリアでの仕事に集中していく姿勢を示した。
こうしたトライを高強度のプレーにつなげることができ、「力の使いどころによって強度をもっと伸ばせる部分があるし、走りの質も上げていきたい」というミッションが実現すれば、代表レベルのプレーにも前向きに影響するはずだ。
24日のウルグアイ戦、28日のコロンビア戦は世界のトップレベル相手に現状の力を試す大きなチャンス。「このチームとは別物だと思うし、またしっかり新たな気持ちで切り替えて、ギラギラして向かいたい」と決意を語った西村は「自分の特徴があって選出されていると思うので、そういうところを表現したいし、“個人個人”となっても良さは出ないと思うので、しっかり勝てるように戦っていきたい」と力を込めた。
(取材・文 竹内達也)
Goal.com
スーパーミドル炸裂!横浜FMが”THE CLASSIC”を制す!鹿島に白星で今季3勝目 | Goal.com 日本
【Jリーグ(J1)結果】明治安田生命J1リーグでは第5節が3月18日に開催。日産スタジアムでは横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。
明治安田生命J1リーグは18日、第5節が行われ、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。
リーグをけん引してきた両雄が相対する『THE CLASSIC』。2勝1分1敗の勝ち点7で並ぶ両チームがぶつかり合う。
13分、安西の右からのクロスに対し、エリア内でフリーとなっていた知念がヘディングで逸らす。しかし、GK一森のスーパーセーブに阻まれた。
両チーム、ポゼッションによる主導権の握り合いで拮抗した試合展開に。ゴールには至らず、前半を折り返した。
後半に入った直後の47分、横浜FMは右サイドの展開から、最後はエリア内でエウベルがシュートを放つも、ゴールライン目前で相手ディフェンスにかき出された。
56分、エウベルの左サイドからのボールが右へ流れる。このボールに走り込んでいた松原が、ダイレクトで右足を一閃。矢のようなシュートがゴールネットに突き刺さり、ホームチームが先制した。
さらに60分、喜田の右サイドからのクロスに対し、クリアの対応を狙った常本だったが、迷いが出たのか中途半端なタッチとなってしまう。このボールが直接ゴールに入ってしまってオウンゴールに。横浜FMが追加点を奪う。
69分には鹿島が反撃。交代で入った松村がエリア右深くから低い弾道のクロスを入れる。このボールに反応した鈴木がダイレクトで押し込んで一点を返した。
球際の激しい攻防が続いて試合は終盤へ。鹿島は試合を振り出しに戻すべく、猛攻を仕掛けるも横浜FMの牙城は崩せず。試合はこのまま終了し、横浜FMが今季3勝目を挙げた。
サカノワ
【横浜FM2-1鹿島】松原健が驚愕ミドル! 常本佳吾まさかのオウンゴール…鈴木優磨は意地の一発 | サカノワ
— アントラーズは1点差にしたあと空回り気味に…。
J1リーグ5節、横浜F・マリノスが松原健とオウンゴールで、鹿島アントラーズに2-1で勝利を収めた。鹿島は鈴木優磨が1点を返したものの、あと一歩及ばなかった。
試合は後半に動いた。攻勢に立ったホームチームは56分、駆け上がった右SBの松原が強烈なミドルを突き刺して先制に成功する。さらに62分、喜田拓也のクロスを、鹿島の常本佳吾がまさかのオウンゴールで2点差に広げる。
ただ、そこでやや守勢に回った横浜FMに対し、鹿島が襲い掛かる。そして68分、鈴木が今季2点目のゴールを決めて1点差に――。
しかし岩政大樹監督が主審から注意を受け、さらにディエゴ・ピトゥカが退場処分を受けてしまうなど、鹿島はやや空回り気味になってしまう。
最後は冷静に戦い切った横浜FMが2-1で逃げ切り、3勝1分1敗とした。鹿島は公式戦3試合勝利がなく、リーグ2勝1分2敗で勝率五分。
web Sportiva
森保ジャパンのリストに載らない代表経験者の意地を見た 横浜F・マリノスSB松原健のビューティフルゴール|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
Jリーグ第5節。ウルグアイ戦(24日)、コロンビア戦(28日)を戦う日本代表のメンバーが発表された直後の試合だった。注目は国内からフィールドプレーヤーとして選出された5人。鹿島アントラーズをホームに迎えた横浜F・マリノスで言えば、角田涼太朗と西村拓真になる。彼らに注目が集まるなか、招集歴があるそれ以外の選手(畠中槙之輔、水沼宏太、渡辺皓太、松原健)は、どのような気分で鹿島戦を迎えただろうか。鈴木優磨を筆頭に選出者ゼロだった鹿島の選手たちも含め、目を凝らしたのは選ばれなかった選手たちの意地だった。
両チームの第4節までの順位は、横浜FM6位に対して鹿島は4位。鹿島は横浜FMに先行していた。昨季は横浜FMが優勝で鹿島4位。ここ数年、川崎フロンターレ、横浜FMに先を越され、2強の形勢を許してきた鹿島が、今季はそろそろ巻き返しを図る番ではないか。戦力補強等を見る限り、昨年比で横ばいと目される横浜FMに対して、鹿島は優位性を示せるのではないか。逆転の可能性を占う意味で注目の試合だった。
ところが結果は2-1。鹿島は横浜FMの返り討ちに遭った。第5節終了時で両者の順位は逆転。横浜FMが3位に浮上すれば、鹿島は10位に後退した。
鹿島は今季、サンフレッチェ広島から獲得した藤井智也を右ウイングに張らせるように置く4-3-3を採用している。伝統的に古いブラジル式と言うべき中盤ボックス型4-4-2(4-2-2-2)を採用してきた鹿島にとって、これは新しい試みと言える。これまでも、実質は4-2-3-1的でも、あえて4-4-2と言い続けてきた面がなきにしもあらずだが、いずれにしてもこれまでの鹿島とはコンセプトが異なる、プレスが高い位置からかかりやすい攻撃的な設定になった。横浜FMや川崎にグッと近づいた印象だ。横浜FM対鹿島は似たもの同士の対戦と言ってもよかった。
だが試合が始まり、ほどなくすると両者の差が目に留まる。両サイドバック(SB)の役割だ。
【MF的な役割もこなすSB】
横浜FMの両SB(松原健・右、永戸勝也・左)のうち、松原はマイボールに転じると守備的MFに近い真ん中のエリアに進出し、中盤選手然とパスワークに絡む。マイボール時には3バックに見えるほどだ。右SBの位置取りで、4バック、3バックを調整していると言ってもいい。アンジェ・ポステコグルー時代から右SBを張る松原にとっては、もはや慣れた動きであるはずだ。川崎の右SB山根視来も同類と言える。だが、鹿島の両SBはいずれも外オンリーの従来型だ。松原と鹿島の常本佳吾は同じ役割を持つ右SBには見えなかった。
松原と常本に対峙した相手の左サイドの選手は、それぞれ知念慶(対松原)とエウベル(対常本)になる。松原のポジションがマイボールに転じた時、若干でも内寄りになれば、そこは対峙する知念にとって狙い目になる。だがこの試合で、知念が縦突破を決めたシーンはなかった。クロスボールさえ上がってこなかった。右の藤井智也が横浜FMの永戸勝也と競り合いながら、幾度か突破を図る姿とは対照的だった。藤井が典型的なサイドアタッカーであるのに対し、知念はその手のスペシャリストでないこともあったのかもしれない。だがその結果、攻撃面で左右のバランスが乱れたことは確かだった。
松原は中盤的な役もこなしながら、結果的に知念のサイド攻撃を阻止することに成功した。知念は後半19分、アルトゥール・カイキと交代でベンチに下がったが、攻撃に有効に絡めなかっただけではなかった。その8分前、相手ボール時において対面の横浜FMの選手に、この試合を決定づける致命的な一撃を許していた。
左サイドで攻守が切り替わり、横浜FMはスローインからパス交換を経て、左ウイングのエウベルにボールをつないだ。その時、松原は逆サイドで知念と近距離で動きを牽制し合うように構えていたが、真ん中でプレーするMF的な動きが染みついていたのだろう。チャンスと判断すると、知念を置き去りにして走った。ペナルティーアークまで10メートル。ゴールほぼ正面の位置にエウベルからタイミングよくボールが流れてきた。
【MF的な役割もこなすSB】
横浜FMの両SB(松原健・右、永戸勝也・左)のうち、松原はマイボールに転じると守備的MFに近い真ん中のエリアに進出し、中盤選手然とパスワークに絡む。マイボール時には3バックに見えるほどだ。右SBの位置取りで、4バック、3バックを調整していると言ってもいい。アンジェ・ポステコグルー時代から右SBを張る松原にとっては、もはや慣れた動きであるはずだ。川崎の右SB山根視来も同類と言える。だが、鹿島の両SBはいずれも外オンリーの従来型だ。松原と鹿島の常本佳吾は同じ役割を持つ右SBには見えなかった。
松原と常本に対峙した相手の左サイドの選手は、それぞれ知念慶(対松原)とエウベル(対常本)になる。松原のポジションがマイボールに転じた時、若干でも内寄りになれば、そこは対峙する知念にとって狙い目になる。だがこの試合で、知念が縦突破を決めたシーンはなかった。クロスボールさえ上がってこなかった。右の藤井智也が横浜FMの永戸勝也と競り合いながら、幾度か突破を図る姿とは対照的だった。藤井が典型的なサイドアタッカーであるのに対し、知念はその手のスペシャリストでないこともあったのかもしれない。だがその結果、攻撃面で左右のバランスが乱れたことは確かだった。
松原は中盤的な役もこなしながら、結果的に知念のサイド攻撃を阻止することに成功した。知念は後半19分、アルトゥール・カイキと交代でベンチに下がったが、攻撃に有効に絡めなかっただけではなかった。その8分前、相手ボール時において対面の横浜FMの選手に、この試合を決定づける致命的な一撃を許していた。
左サイドで攻守が切り替わり、横浜FMはスローインからパス交換を経て、左ウイングのエウベルにボールをつないだ。その時、松原は逆サイドで知念と近距離で動きを牽制し合うように構えていたが、真ん中でプレーするMF的な動きが染みついていたのだろう。チャンスと判断すると、知念を置き去りにして走った。ペナルティーアークまで10メートル。ゴールほぼ正面の位置にエウベルからタイミングよくボールが流れてきた。
サッカー批評Web
横浜F・マリノス悪天候の中勝利!ケヴィン・マスカット監督も「激しい試合」と評したゲーム【横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズ】原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」 | サッカー批評Web
桜が咲いているというのに、冷たい雨。
こんな中でサッカーを見るのは苦痛をともなう。試合がとびっきり面白くて、応援するチームが勝ってくれれば、それは軽減されるのだろうが、そんな環境には滅多に恵まれることはない。
「激しい試合」と横浜FMのケヴィン・マスカット監督は言った。
そして「どちらに点が入ってもおかしくない試合」と鹿島の岩政大樹監督は振り返った。
そんな試合が動いたのは56分、横浜FMの松原健の豪快なゴールだった。
必死さが裏目に出てしまうまさかのオウンゴールも加わった。
それでもキャプテンマークを付けた鹿島の鈴木優磨はチームを鼓舞した。
自ら1点を返して、必死に追いかける姿が見えた。
納得しがたいでレフェリーとのやり取りもあったが、鈴木は熱かった。追撃のムードは乱闘や黄色や赤いカードで否定されてしまう。レフェリーとの相性というのは確かにある。出されるべくして出されたカードにも布石はあった。ディエゴ・ピトゥカのレッドカードは自らもらいに行ったようでいただけなかった。見逃したようで次に用意しておくカードもある。
■時には空回りしてもいいじゃないか
この日、自然に一番ファインダーに入ってきたのは鈴木だった。キャプテンマークをつけた男は雨中を走った。この男には熱さを感じることができる。何かと否定的に言われることが多いが、私は、鈴木は意外と紳士的だと思う。熱さは大切だ。怒りだって大切だ。人間だからブチ切れたってかまわない。冷めるまで時間がかかることもあるだろうが、聖人君子のような顔をしてサッカーをしたところで面白くもなんともないのだから。
鈴木はいいと思う。
時には空回りしてもいいじゃないか。
みんなが同じだったら、サッカーはつまらない。
個性は大切にすべきだ。
画像・写真:横浜F・マリノス悪天候の中勝利!ケヴィン・マスカット監督も「激しい試合」と評したゲーム【横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズ】原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」
Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜
横浜F・マリノス 2023マッチレポート | 3月18日 vs 鹿島 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
SPORTERIA
J1 第5節 横浜FM vs 鹿島のデータ一覧 | SPORTERIA
こけまりログ
2023/03/17 【スタジアム観戦情報まとめ】2023/3/18(土)14:00KO J1第5節 横浜F・マリノスvs.鹿島アントラーズ@日産スタジアム
今週の他会場など
(´-`).o0(日曜日のゲーム終了後に更新予定)
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横浜F・マリノスのタオルマフラーをブログで並べてみた。