【試合結果Webニュースまとめ(2○1)】2022/5/7(土)15:00KO J1第12節 横浜F・マリノスvs.名古屋グランパスエイト@日産スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(2○1)】2022/5/7(土)15:00KO J1第12節 横浜F・マリノスvs.名古屋グランパスエイト@日産スタジアム
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第12節 横浜F・マリノス vs 名古屋グランパス 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs名古屋の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2022年5月7日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 22,178人

監督コメント

[ ケヴィン マスカット監督 ]

結果はすごく良かったと思います。ただ、良い入りができたのですが、相手の切り替えの早さが目立った部分もありました。自分たちのサッカーという意味ではもっともっとできる部分が多かったと思います。一方で選手たちが最後まで強いスピリットを持って戦い続けてくれました。特に後半はエリアやボールを支配しました。選手たちがよく頑張ってくれました。

--タフなゲームになりました。
難しいゲームになるのはスケジュールを見ても予測できていました。フィジカル的にも難しさを感じていました。(AFCチャンピオンズリーグを戦った)ベトナムでも、帰国してからのホテルの隔離なども含めて、コントロールできない部分がありました。その中でも一人ひとりがメンタル面で良い準備をしてくれました。相手に何度かチャンスを作られましたが、ここで満足することはないですし、もっともっとやっていかなければなりません。ただ、最後の最後まで選手が自分たちのサッカーを表現しようと、走ってくれました。

--前線に外国籍選手を並べた狙いを教えてください。
自分がメンバーを選ぶ際、どの国籍の選手かはまったく関係しません。どうすれば自分たちの良さを見せられるか、守備をどれだけできるかをいつも考えています。今日の入りは素晴らしかったです。前方向にどんどんボールを運びました。セットプレーから失点しましたが、メンタルを強く持ち相手に向かっていきました。ゲームを支配できた部分も多かったです。そして、交代で入った選手がどれだけインパクトを残し、ゲームの流れを変えられるかを常に選手たちには伝えています。交代した選手がパフォーマンスのレベルを上げたのは今日が初めてではありません。最後の最後で(アンデルソン)ロペスを中央に戻し、アグレッシブに行き、角田(涼太朗)や藤田(譲瑠チマ)、仲川(輝人)、水沼(宏太)が入って結果を出してくれました。

選手コメント

エウベル

序盤は試合をコントロールしました。相手が決めて、われわれも同点にして、後半追加点が取れた。マリノスの強さを証明できました。

--同点に追いついた得点シーンを振り返ってください。
周りを信じてペナルティーエリアに入っていきました。相手にあたってこぼれてきたという運もあったと思いますが、信じて入った結果、頭で合わせて決めることができたと感じています。

--AFCチャンピオンズリーグの疲れがありましたか?
ピッチコンディションも違い、名古屋という強い相手と戦い、どの相手にも強みを見せることができたと感じています。

--ケガの状況を教えてください。
シュートを打つ前から少し違和感があり、内転筋を痛めてしまいました。精密検査は受けておらず、詳細は分かりませんが、長期離脱にならないことを祈っています。

角田 涼太朗

--決勝点の起点になったシーンを振り返ってください。
監督からの指示でも仲川(輝人)選手を狙うように言われていました。ああいった形で決勝点につながったのは良かったです。ピッチの外から見ていても仲川選手にうまくボールが入っていなかったのは分かっていました。そこで自分が入り、途中から入った選手が流れを変えることが大事ですし、外から見ていたからこそ分かるものもあるので、そこは意識して入りました。

--マリノスらしい形の得点でした。
今日の試合も流れを変え、途中から出た選手がマリノスらしいサッカーを加速させました。ピッチに最初に立つ11人だけではなく、それ以外の選手もこのサッカーを理解しているところが、最後チーム力として出ました。今日も苦しい展開でしたが、ACLでもあったように、最後に点につながったのは再認識できましたし、良かったです。

--左SBで新境地を切り拓きつつあります。
自分が一番勝負したいポジションはCBです。ただ、オプションとして左SBができれば、選手としても価値も上がりますし、チームで重要な存在になれると、自分でも意識しています。どちらのポジションでも高水準にこなせる選手になりたいです。そういう選手が重宝されるので、そういう選手を目指していきたいです。もう1つはどのポジションで出てもチームのためにという気持ちを持って走り続けたいです。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 

ハイライト動画


【公式】ハイライト:横浜F・マリノスvs名古屋グランパス 明治安田生命J1リーグ 第12節 2022/5/7 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

J1横浜 エウベルだアンデルソン・ロペスだ!名古屋に逆転勝ちで3位浮上― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は7日、ホームで名古屋と対戦し、2―1で見事な逆転勝ちを飾った。首位突破したACL1次リーグ後のリーグ初戦。先制を許した前半24分直後にMF岩田、さらに1―1の前半終了間際に同点ゴールを決めたFWエウベルがケガで退場を強いられた。それでも3回の交代機会(ハーフタイムを除く)のうち2回を後半に残すために、前半の残り約4分を10人で乗り切ると、後半に途中出場のDF角田、FW西村らが躍動。41分に見事な連係から最後はFWアンデルソン・ロペスが決勝点を奪い、マスカット監督は「今日の判断は凄く良かったかなと思います」と自らの采配を満足げに振り返った。

 この日も課題とされるセットプレーで先制を許すと、1―1の後半6分には再び右CKからゴールネットを揺らされた。それでも約4分近い時間を要したビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定の結果、取り消しに。その他にも相手の鋭いシュートがポストやバーに救われる場面もあった。運も味方に付け、リーグ戦は連勝で3位に浮上。好セーブでチームを救ったGK高丘は「まだまだ先は長い。一喜一憂していられない。一試合一試合の積み重ねが大事」と前を見据えた。

 
 
横浜“10人作戦”逆転勝ち 前半残り4分でエウベルがアクシデント…ピッチ外も交代せず乗り切る― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜が首位突破したACL1次リーグ後のリーグ初戦で、見事な逆転勝ちを飾った。先制を許した前半24分直後に岩田、さらに1―1の前半終了間際にエウベルがケガでピッチ外へ。それでも3回の交代機会(ハーフタイムを除く)のうち2回を後半に残すため、前半の残り約4分を10人で乗り切った。すると後半に途中出場の角田、西村らが躍動。41分に見事な連係から決勝点を奪い、マスカット監督は「今日の判断は凄く良かった」と自らの采配を満足げに振り返った。

 1―1の後半6分に喫した失点は、4分近く要したVAR判定より取り消しに。運も味方に付け、連勝で3位に浮上したが、GK高丘は「まだまだ先は長い。一喜一憂していられない。積み重ねが大事」と気を引き締めた。

 
 

ニッカンスポーツ

【横浜】パリ世代の藤田譲瑠チマがV弾演出「1つ前のパスの質にも練習からこだわっている」 – J1 : 日刊スポーツ

パリ五輪世代の横浜F・マリノスMF藤田譲瑠チマが光った。

1-1の後半41分、ゴール前でFW西村へ絶妙なパス。西村のシュートはGKにはじかれたものの、FWアンデルソン・ロペスが詰めて逆転ゴールにつながった。アシストとはならなかったが、「(アシストの)1つ前のパスの質にも練習からこだわっている。思い描いていた通りのゴール」と胸を張った。ACLをはさんだ約1カ月ぶりのリーグ戦を白星で飾り3位に浮上した。

 
 

サンケイスポーツ

横浜M、逆転勝利で3位浮上 1カ月ぶりのホームゲーム飾る – サンスポ

明治安田J1第12節(7日、横浜M2-1名古屋、日産ス) 1カ月ぶりのホームゲームを逆転勝利で飾った。1-1の後半41分、横浜MのFWアンデルソンロペスは味方のシュートのこぼれ球に反応。左足で流し込み勝ち越しゴールを決めるとピッチにひざまずき、天を仰いだ。

「攻撃的でホームでは強いチーム。この勝利はファンサポーターのみなさんにささげたい」

ベトナムで集中開催されていたACLの1次リーグではH組首位で決勝トーナメントに進出した。本拠地・日産スタジアムでの試合は4月2日以来で、ゴールデンウイーク中ということもあり、〝凱旋(がいせん)マッチ〟には2万2178人が詰めかけイレブンの逆転劇を後押しした。

タフな試合を勝ち切り3位に浮上。1試合消化試合が多い首位・鹿島との勝ち点差は4になった。アジアの戦いで一回り大きくなった選手たちが、Jリーグでもその実力を発揮する。

 
 
横浜M、あえての10人作戦成功! 鮮やか逆転3位浮上、アンデルソンロペスV弾 – サンスポ

明治安田J1第12節第2日(7日、、日産スタジアムほか)「明治安田生命Jリーグ」で、横浜Mは名古屋に2-1で逆転勝ちした。前半に2人が負傷退場する苦しい展開の中、前半終了までの約7分間をあえて10人で戦う賭けに出て、勝利をつかんだ。首位の鹿島は広島に0-3で敗れ、勝ち点25のまま。1試合消化が少ない2位川崎は清水を2―0で下し、勝ち点23として鹿島に2差に迫った。

〝奇策〟で勝利につなげた。1-1の前半42分。横浜MはFWエウベルが右内転筋を痛め、ピッチを離れた。しかし交代選手を投入しない。そのままロスタイムを含めて約7分間、10人で戦った。

「選手同士でも話していたし、ベンチからも明確な提示があった」

そう明かしたのは、主将のMF喜田だ。横浜Mは前半30分に、MF岩田の負傷で1度目の選手交代。これが影響していた。新型コロナウイルスの影響で、2020年から交代枠が5人に拡大。しかし交代回数は3回まで(ハーフタイムを除く)のため、もし前半に2度目の交代策をとると、後半は1度しか交代カードを切れなくなるという事情があった。

「その先のプランまで僕らには見えていた。賭けに見えたかもしれないけど、中では焦りはなかった」と喜田。交代回数にカウントされない後半開始時点まで待ち、エウベルに代わる選手を入れた。そして後半28分、40分に、プラン通り選手を交代。同41分に交代出場の選手3人がボールをつなぎ、FWアンデルソンロペスの決勝点をおぜん立てした。

 
 

スポーツ報知

横浜FMが名古屋に2―1逆転勝利で3位浮上 あえて10人の7分間に耐え終盤に決勝点 : スポーツ報知

 横浜FMはホームで名古屋に2―1で勝利した。前半24分にCKから失点したが、同35分にFWエウベルのゴールで同点とし、後半41分にFWアンデルソンロペスの今季5点目となるゴールで逆転した。ベトナムで集中開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)から帰国後再開初戦、約1か月ぶりのホーム開催試合を白星で飾り、暫定3位に浮上した。

 途中出場組がまたも躍動した。後半28分からピッチに立ったFW西村拓真は1―1の同41分、同じく途中出場のMF藤田譲瑠チマとのパス交換から右足でシュート。相手GKにはじかれたが、ロペスが押し込んで勝ち越しに成功した。西村は「(ゴールを)決められなくて悔しいけど、最低限の仕事は、ロペスがしてくれて良かった」と感謝。今季4ゴールと勢いに乗る25歳は24分間、トップ下として存在感を示したものの、「決められないとダメ」と貪欲な姿勢を示した。

 チームの総合力を最大限発揮できた背景には、「我慢」があった。前半30分、大黒柱としてフル稼働してきたMF岩田智輝が左足首の負傷で交代。同42分にはFWエウベルも負傷でピッチを離れた。しかし「交代枠を前半で2つ使うのはもったいない。10人で頑張って耐えようと」(FW仲川輝人)、「ベンチも意図は明確だったので、選手も迷いなくスムーズに進められた。良いかはわからないけど(数的不利での状況に)免疫はあるので焦りはなかった」(MF喜田拓也)。交代回数はハーフタイムを除く3回までと規定があるため、アディショナルタイムを合わせた7分間を数的不利で戦う判断をした。

 決勝点の起点となったDF角田涼太朗をはじめ、藤田、西村と、先発した選手たちが耐え抜いた先にしっかりと途中出場の選手が結果をもたらした。首位突破したACL1次リーグ後初のリーグ戦では、2万2178人が力強い後押し。逆転劇にガッツポーズで喜んだマスカット監督は「すごく良い判断だった」と満足げだった。

 一方で、VARで取り消しとなったシーンを含め、シーズン開幕時にも課題として浮き彫りになったセットプレーからのピンチを招き、名古屋FWマテウスの左足にも脅かされた。GK高丘陽平は「(セットプレーについて)選手の位置は改善しないと。相手のキッカー、中への入り方で臨機応変に変えていくべきで、そこはGKの自分が声をかけないといけない。2点やられてもおかしくはなかった」。徹底した意思統一の重要性を説き、「まだ先は長いので一喜一憂はできない。1試合1試合積み重ねて、自分たちにフォーカスしたい」と切り替えた。

 
 
前半途中で悔しい負傷交代の横浜FM岩田智輝「もっとでかくなって帰ってきます」 : スポーツ報知

 横浜FMはホームで名古屋に2―1で勝利した。前半24分にCKから失点したが、同35分にFWエウベルのゴールで同点に。後半41分にFWアンデルソンロペスの今季5ゴール目で逆転した。約1か月ぶりのホーム開催試合を白星で飾り、暫定3位に浮上した。

 リーグ戦はここまで出場停止の1試合を除いて全試合出場、ベトナムで集中開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でもフル稼働していたMF岩田智輝は前半30分に左足首の負傷で交代となった。ACLから帰国後、初のリーグ戦。その重要性はチーム全員が認識しており、「ACLからいいイメージで帰ってこられた」という岩田自身も交代するまでは「いい感じにプレーできていた」と語っただけに「(ベトナムと日本の)ピッチの違いは気にしていた部分もあったけど仕方ない。芝に引っかかった感じで、痛みが引かなくて。悔しいです」と唇をかんだ。今後検査などする予定とされる。

 ピッチを退いた後も映像で試合を確認していたという。「勝てたのは良かったけど、全部を通してマリノスらしいサッカーができたかというと、マリノスらしいサッカーはできなかった部分もある」と率直に振り返り、「相手が前から来たときに前線の選手が起点になるタイミングと後ろの選手がパスを入れるタイミング。3人目がすぐサポートできる距離感ではなかったと思う。出した瞬間に3人目がすぐサポートできる状況が大事。もっと合わせて高めていけたら」と外から見たなりの意見を語った。

 自身初のACLを経験し、得たものは大きい。「一つ一つのプレーの違い、相手のはがし方は相手がうまかった。日本でもできれば、引いた相手やうまくいかない時間帯でも時間がつくれる。そういった意味でもすごく勉強になった」と吸収したものを最大限ピッチで体現しようとしていた。けがの状態は現段階で不透明だが、「復帰した時にもうひとまわり成長した姿を見せられたら。もっとでかくなって帰ってきます」。エンジンとしてここまでチームを支えてきた男は、さらにたくましくなることを宣言した。

 
 
横浜FMあえて数的不利で逆転勝ち「10人でも変わりなく戦えるのが強み」前半2人負傷も後半へ交代枠残す : スポーツ報知

 横浜FMはホームで名古屋に2―1で勝利した。1―1の後半41分、FWアンデルソンロペスの今季5ゴール目で逆転に成功。1日までベトナムで集中開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)から帰国後の初戦を白星で飾り、暫定3位に浮上した。

 選手層の厚さが存分に出た。1―1の後半41分、途中出場のU―21日本代表MF藤田譲瑠チマとFW西村拓真のパス交換から、西村がシュート。こぼれ球をロペスが左足で押し込み、勝ち越した。森保一代表監督も視察する中、仕事を果たした西村は「絶対決めようと入った。決まらなかったのは悔しいけど、最低限の仕事という意味では良かった」と振り返った。

 あえて選んだ数的不利が功を奏した。前半30分に、大車輪の活躍でチームを支えてきたMF岩田智輝が左足首負傷で交代。1―1の同42分には同点ゴールを挙げたFWエウベルが負傷した。しかし、交代選手はピッチに現れず。交代回数はハーフタイムを除く3回までと規定されるため、後半に交代枠を残そうと、アディショナルタイムを加えた7分間は10人で踏ん張る判断を下した。

 ベンチ、ピッチ内の選手の意思統一はハッキリしていた。全員の気持ちの強さも垣間見えた。「ベンチの意図は明確で、選手も迷いはなかった。良いのかわからないけど、(数的不利に)免疫はあるので。10人でもマリノスのサッカーは変わらないのは培ってきた強み」と胸を張ったのはキャプテンのMF喜田拓也だ。横浜FMはACLのシドニーFC戦でも退場者を出して約30分間数的不利で挑み、3発完封勝利を収めたばかり。リスクを負う決断にも「焦りはまったくなかった」とドッシリ構えていた。

 決勝点の起点となったのは最後の交代枠で左サイドバックとして出場したDF角田涼太朗。藤田、西村とつながり、勝利に導く一発が生まれた。途中出場組がしっかりと流れを引き寄せ、結果を出すことができたのは、先発した選手が「我慢」した時間帯があったからこそ、とも言える。マスカット監督は「判断はすごく良かった」と満足げだった。

 GK高丘陽平が「2点やられてもおかしくなかった」と語ったように、VARで取り消しとなったシーンを含めてセットプレーの守備にはまだまだ課題が残った。それでも総合力の高さを見せつけ、2万2178人が駆けつけた約1か月ぶりのホームゲームで今季2度目の逆転勝利。ホームは今季負けなし。ベトナムでたくましくなった姿をも示す、価値ある勝ち点3をつかんだ。(小口 瑞乃)

 
 

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜2-1名古屋|西村と藤田が実効力の高いプレーを披露。マテウスは存分に存在感を発揮 | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

— 外国籍選手5人が初めて先発に揃い踏み

【横浜|採点】
スタメン)
GK
1 高丘陽平 6
DF
25 小池龍太 6
4 畠中槙之輔 6
5 エドゥアルド 6
2 永戸勝也 5.5(85分OUT)
MF
8 喜田拓也 6
24 岩田智輝 5.5(30分OUT)
10 マルコス・ジュニオール 6(73分OUT)
FW
11 アンデルソン・ロペス 6.5[MAN OF THE MATCH]
9 レオ・セアラ 5.5(73分OUT)
7 エウベル 6(HT OUT)

途中出場)
MF 16 藤田譲瑠チマ 6.5(30分IN)
FW 23 仲川輝人 6(HT IN)
FW 18 水沼宏太 6(73分IN)
FW 30 西村拓真 6.5(73分IN)
DF 33 角田涼太朗 -(85分IN)

監督)
ケヴィン・マスカット 6

【横浜|寸評】
 ACL帰りの一戦で外国籍選手5人が初めて先発に揃い踏みし、迫力ある攻撃を展開した。なんとか1失点でしのぎ、最後は本職のセンターFWに戻ったA・ロペスが決勝弾。

 右ウイングで先発したA・ロペスが純然たるウインガーには程遠く、ゴール前にポジションを取るのは仕方ないだろう。そのために右サイドの攻撃は機能不全に終わった印象が強く、今後の修正課題になるかもしれない。特筆すべきは途中出場した選手の活躍で、得点に絡んだ西村と藤田が実効力の高いプレーを披露。藤田は中盤のダイナモとして成長著しく、西村は短い時間でも決定的な仕事ができる。選手層の厚さを生かした勝点3だ。

 
 
A・ロペスが決勝弾! ACL帰りの横浜が2-1で競り勝つ! 逆転負けの名古屋は6試合白星なし | サッカーダイジェストWeb

— 西村のシュートのこぼれ球を押し込む

 Jリーグは5月7日、J1第12節の5試合を開催。日産スタジアムでは横浜F・マリノス対名古屋グランパスの一戦が行なわれ、2-1でホームの前者が勝利した。

(中略)

 先手を取ったのは名古屋。24分、マテウスの右CKに中谷がニアでヘッドで合わせてゴールイン。ビハインドを背負った横浜は35分、後方に流れた相手のクリアボールを見逃さなかったエウベルのヘディング弾で同点に追いつく。前半は1-1で折り返す。

 迎えた後半、名古屋が再び、マテウスの右CKからネットを揺らす。52分、ニアを狙った鋭いボールに反応した藤井がバックヘッドで流し込む。だが、VARオンリーレビューの結果、オフサイドの判定でゴールは取り消される。

 お互いに“次の1点”を求めて激しくせめぎ合うなか、勝負を決するゴールが生まれたのは86分。決めたのは横浜のA・ロペス。西村のシュートのこぼれ球を首尾よく押し込んだ。

 先日のACL参戦で、約1か月ぶりとなるJリーグの試合で横浜が勝利。名古屋は手痛い逆転負けで、6試合白星なしと苦しい状況が続いている。

 
 

サッカーキング

横浜FMが帰国後初戦で逆転勝利! 名古屋はまたもリードを守れず…6戦勝ちなし | サッカーキング

 明治安田生命J1リーグ第12節が7日に行われ、横浜F・マリノスと名古屋グランパスが対戦した。

 AFCチャンピオンズリーグでの連戦を終えた横浜FMが、リーグ戦5試合勝ちなしの名古屋をホームに迎えての一戦。試合の均衡が破れたのは24分、アウェイの名古屋が先制する。右コーナーキックからマテウス・カストロがインスイングのボールをニアに送り、中谷進之介が頭で合わせて流し込んだ。

 35分、横浜FMが試合を振り出しに戻す。喜田拓也が鋭い縦パスを通すと、相手DF丸山祐市がクリアに失敗してボールがゴール方向へ向かう。反応したエウベルが頭で押し込んだ。

 同点で折り返すと、名古屋は46分に横浜FMのゴールを脅かす。右サイドからマテウスがインスイングのクロスを送ると、飛び込んだ酒井宣福は合わせることができず、ボールはそのままゴールに向かう。相手GK高丘陽平が右手で触ると、左のポストにも当たって得点とはならない。

 名古屋は51分、マテウスが右CKからインスイングのボールを供給し、ニアに飛び込んだ藤井陽也が頭ですらしてネットを揺らした。勝ち越しゴールに思われたが、ゴール前の味方がプレーに関与していたとして、オンフィールドレビューを行った佐藤隆治主審はオフサイドで得点を取り消した。

 名古屋は62分、敵陣中央でフリーキックを獲得。キッカーのマテウスは直接ゴール右上を狙うが、ポストに嫌われた。

 こう着状態が続くなか、次の1点が生まれたのは86分。横浜FMが逆転に成功する。西村拓真が藤田譲瑠チマのワンツーパスからシュートを放つと、相手GKランゲラックに防がれるが、こぼれ球をアンデルソン・ロペスが押し込んだ。

 試合はこのまま終了し、横浜FMはリーグ戦2連勝となった。名古屋は3試合連続でリードしながらも勝ち点を落とし、リーグ戦2試合ぶりの黒星で6戦未勝利となった。次節は14日に行われ、横浜FMはアウェイで湘南ベルマーレと、名古屋はホームでセレッソ大阪と対戦する。

【写真ギャラリー】2022.5.7 明治安田生命J1リーグ第12節 横浜F・マリノス 2-1 名古屋グランパス | サッカーキング
 
 

サッカーマガジンWEB

ACL帰りの横浜FMが名古屋に逆転勝ち! エウベル、A・ロペスの得点で今季ホーム負けなしを継続◎J1第12節 (1/2) – サッカーマガジンWEB

— VARによるゴール取り消しで流れが変わる

 前半、ボールを支配したのは横浜FMだ。パスとドリブルで前進しつつ、ゴールをうかがった。15分を過ぎてからは回収→速攻→フィニッシュワークの循環を成立させて試合を進めていく。しかし、先制点を奪ったのは名古屋だった。24分の右CKの場面。マテウス・カストロが蹴ったインスイングのボールを、ニアサイドで中谷が頭で触ってゴールイン。押されていたアウェーチームがリードを奪った。
 
 攻め込みながらも先制された横浜FMだが、失点後もボールは握り続けた。縦横のパスで相手を動かしながら、テンポを変えて守備の穴を作り出す。すると35分に喜田の鋭い縦パスからゴールを生み出してみせる。テンポアップを狙った縦パスを、名古屋のCBの丸山がクリアしようと試みるが、ボールはライン裏に流れた。そこに誰より早く反応したエウベルが頭から飛び込み、同点に追いついた。

 1-1で迎えた後半、最初のチャンスは名古屋に訪れた。47分、敵陣で森下がボールを奪い、右サイドに開いたマテウスに展開。ラインの裏に上げたクロスは、飛び込んだ酒井を通り抜け、右ポストの内側を直撃。GK高丘が触れなければ、そのままネットを揺らしていただろう。

 このプレー後も、名古屋は連続してチャンスをつかんだ。ボックス右からマテウスが放った直接FKは高丘にはじき出されるも、直後のCKで先制点と同様の形が再現される。ニアで藤井がすらしてゴールを記録した。しかし、このゴールはVAR(オンフィールドレビュー)を経て、オフサイドの判定。得点は取り消されることになった。

 再びリードされる状況を免れた横浜FMはここから攻め気を強めていった。後半から投入された仲川やA・ロペスが積極的に仕掛けて、名古屋守備陣を後退させ、ゴールへと迫った。ただ名古屋も最終局面ではしっかり体を寄せて十分な体勢ではシュートを打たせない。60分過ぎからは1点目をめぐる、ますます激しい攻防が繰り広げられた。

 73分、L・セアラに代えて水沼、M・ジュニオールに代えて西村を投入。ホームチームが2枚替えを敢行し、ゲームを動かしにかかった。対する名古屋もその2分後に2枚替え。吉田に代えて相馬、イエローカードをもらっていたCB藤井に代えてチアゴ。こちらはサイドからの攻めと守りのリスクを考えた交代だったのだろう。

 試合時間が残り5分を切り、引き分け決着が頭をよぎり始めたところで、勝敗を分けるゴールが生まれた。きっかけを作ったのは途中交代の選手だ。後方からのフィードを左サイドで仲川が収め、中央へドリブル。フォローで上げってきた藤田に預けると、ボックス左角付近の西村に展開。パスアンドゴーでフォローに来た藤田とパス交換したあと、西村が右足で強烈なシュート。一度はGKランゲラックに弾かれたが、詰めていたA・ロペスが押し込み、勝ち越しに成功した。

 試合後、名古屋の長谷川健太監督は取り消しとなったゴールについて「レフェリーがああいう判断をしたので致し方がない。ただ『オフサイドにします』という言い方はどうなのかなと。『オフサイドです』なら分かるのですが、『します』というのは主観というか、判断だとは思います。相手の選手が何もアピールしてない中で、VARでひっくり返された。相手がそういう行動をとっていない中で、レフェリーの判断でというところで悔しい部分はあります」と言及。それと同時に「ただし、自分たちが2点目を取れなかったのは間違いない事実なので、2点目をどうやってとるのか。12節を終わってFW登録の選手が1点も取っていないというのは、これはチームにとって非常に苦しい。こういう状況になっても仕方がないですし、ぜひ、FWの選手には奮起を期待したい」と、自チームの課題についても触れ、今後に向けてFWの得点に期待した。

 ACL出場のため、4月10日以来となるJ1リーグに臨んだ横浜FMは、見事な逆転劇で勝利を飾った。今季、ホームで負けなしの強さを改めて示してみせた。一方で名古屋はまたもアウェー未勝利に終止符を打つことができず、敗戦。ACLで決勝トーナメントに進出したチームと、リーグ戦で前節まで5戦未勝利と苦しむチームの差が表れる一戦になった。

 
 

ゲキサカ

アジア帰りの横浜FM、A・ロペス決勝弾でJ1白星リスタート!! 名古屋は21歳DFのJ初弾が幻に | ゲキサカ

 J1リーグは7日、第12節を各地で行い、横浜F・マリノスが名古屋グランパスに2-1で勝利した。横浜FMは前半のうちに2選手が負傷交代するという不運に見舞われた中、1-1で迎えた後半42分にFWアンデルソン・ロペスが決勝点。アジア帰りのホーム凱旋試合を白星で飾り、暫定3位に浮上した。

 ホームの横浜FMは今月1日まで、ベトナムで行われていたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージを戦っており、これが約1か月ぶりのJ1リーグ戦。外国籍選手枠が少ないACLではできないDFエドゥアルド、MFマルコス・ジュニオール、FWエウベル、FWレオ・セアラ、A・ロペスのブラジル出身5選手同時起用に踏み切った。対する名古屋は前節の京都戦(△1-1)から中3日で、先発2人を変更。MF相馬勇紀とFW柿谷曜一朗に代わってDF吉田豊とFW酒井宣福を入れた。[スタメン&布陣]

 攻める横浜FMに守る名古屋という構図で始まった一戦。しかし、先に試合を動かしたのはハイボール中心の攻撃を試みた名古屋だった。前半24分、FWマテウス・カストロの右コーナーキックがニアサイドに蹴り込まれると、合わせたのはDF中谷進之介。高い打点からヘディングシュートを叩き込んだ。中谷は昨年11月3日のJ1第34節柏戦以来、約半年ぶりのゴールとなった。

 ビハインドとなった横浜FMは前半25分、厳しいアクシデントに襲われる。ACLでフル稼働していたMF岩田智輝が中盤でビルドアップに絡んだ際、MF稲垣祥との接触で不安定な着地をし、左足首を負傷。一度はプレーを続けようと試みたが、ピッチに戻って再び座り込み、同30分にMF藤田譲瑠チマとの交代を強いられた。

 それでも横浜FMは前半35分、右に開いたDF畠中槙之輔のパスをMF喜田拓也がワンタッチで縦につけると、インターセプトを試みた名古屋DF丸山祐市がクリアし切れず、ボールはゴール前へ。これに飛び込んだFWエウベルがヘディングシュートでネットを揺らし、今季3ゴール目で同点に追いついた。一度は主審がオフサイドを告げたが、佐藤隆治主審が丸山のラストタッチを認識しており、VARを使わずに正しい判定が導かれ、ゴールが認められた。

 ところがこの日の横浜FMには、またしても試練が立ちはだかる。後半42分、左サイドからカットインしたエウベルのシュートがFWアンデルソン・ロペスの足元に収まり、A・ロペスの振り向きざまのシュートは枠外へ。ここでエウベルが負傷。プレーを続けられず、ベンチに下がっていった。試合中の交代回数がハーフタイムを除き3回に限られているため、ケヴィン・マスカット監督はここで選手を投入せず、終盤を10人で戦う決断をした。

 そのまま試合は後半に入り、横浜FMがエウベルに代わってFW仲川輝人を投入。すると立ち上がりから名古屋が次々に決定機を迎えた。まずは1分、マテウスのクロスから酒井がヘディングシュート。6分にはマテウスの鋭いシュートがゴールマウスを襲った。だが、いずれもGK高丘陽平がスーパーセーブ。ACLでも何度もチームを救っていた守護神が凱旋試合でも見事な働きを見せた。

 さらに後半6分、名古屋はマテウスの右CKに今度はDF藤井陽也がニアに飛び込み、ヘディングシュートでネットを揺らす。だが、ここでVARが介入。藤井のシュートの時点でオフサイドポジションにいたMF仙頭啓矢がプレーに関わっていたことが映像で確認され、やや長い中断のあとにゴールが取り消された。藤井は決まっていればJ1初ゴールだったが、テクノロジーの目に阻まれた。

 その後は両チームともに交代選手を次々に投入する中、横浜FMはダイナミックな縦突破、名古屋はマテウスのキックを中心に攻撃を組み立てる。すると後半42分、横浜FMがこじ開けた。深く攻め込んだ攻撃から藤田のパスを受けた途中出場のFW西村拓真がシュートを狙うと、これがGKランゲラックを強襲。こぼれ球にA・ロペスが詰めてゴールに押し込んだ。A・ロペスは今季5ゴール目。このゴールが決勝点となり、横浜FMが約1か月ぶりのJ1リーグ戦を白星でリスタートした。

(取材・文 竹内達也)

 
 
“ACL帰り”横浜FMの2選手が負傷退場…前半終盤はあえて10人でプレー | ゲキサカ

 横浜F・マリノスが7日、日産スタジアムでJ1第12節の名古屋グランパス戦を行い、前半のうちに2人の負傷者が出た。ハーフタイムを除き3回の交代回数を消費しないため、アディショナルタイムを含めた約7分間を10人で戦うという苦しい対応を迫られた。

 横浜FMはベトナムで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)から帰国し、これが最初のリーグ戦。0-1で迎えた前半25分、右足でパスを送ろうとしたMF岩田智輝が着地の際に左足首を痛め、MF藤田譲瑠チマとの交代を強いられた。さらに1-1で迎えた前半42分には、左サイドからのカットインからシュートを狙ったFWエウベルが右足を痛めて転倒。そのままプレーを続けることができず、ベンチに下がった。

 国際ルールでは現在、5人の交代枠が設けられているが、回数はハーフタイムを除いて3回まで。ベンチではFW仲川輝人が準備していたが、ここで交代を行うと後半に一度しか選手を代えられなくなるため、アディショナルタイムの4分間も含めて10人でプレーしていた。数的不利の中でも失点はせず、1-1でハーフタイムを迎えた。

 
 
あえて10人で戦う“決断”…横浜FM喜田拓也「僕らはその先のプランまで見えていた」 | ゲキサカ

 試合の行方を大きく左右したのは、負傷者の続出で窮地に立たされたホームチームの選手交代をめぐる決断だった。試合後、横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督は交代枠の使い方について「どの部分でメリットがあり、どこで我慢をして、どの場面で交代枠があったらいいかを考えるかという部分での判断がすごく良かったと思う」と手応えを語った。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)からの帰国後初戦を迎えた横浜FMはこの日、前半25分にMF岩田智輝、同42分にFWエウベルが負傷でプレーできなくなるアクシデントに見舞われた。本来であれば、ハーフタイム以外に認められる交代回数3回のうち2回を前半に使わざるを得ない厳しい展開。ところが、マスカット監督は岩田に代えてMF藤田譲瑠チマを投入した一方、エウベルはベンチに下げるのみで、前半終了間際は10人で戦うという選択をした。

「交代をしてしまうと(交代回数を)一枠使ってしまう。残り数分でエウベルの怪我で交代するのか、前半終わるまで10人でやっていくのか。(その二者択一で)10人でやっていくことを選択した」。エウベルがベンチに下がる際、すでにFW仲川輝人はベンチ脇でウォーミングアップを行っていたが、前半途中での投入は取りやめ。交代回数に算入されないハーフタイムに起用する運びとなった。

 結果的にはこの決断が奏功した。1-1で迎えた前半終了間際は名古屋グランパスの攻撃を落ち着いて耐え抜くと、ハーフタイムに予定どおり仲川を投入。そして後半28分にMF水沼宏太とFW西村拓真、同40分にDF角田涼太朗を加え、同41分の決勝点につなげた。その決勝点は3回目の交代で起用された角田が起点となった上、西村の積極的なシュートから生まれており、前半に交代枠を消費していれば生まれなかったかもしれなかった。

 マスカット監督は試合後会見で「交代を使った時にただ時間稼ぎと考えることもあると思うが、自分たちはどうやって相手に影響を与えられるか、チームメートに対してエナジーをどれだけ与えられるかで交代を考えている。前半に使ってしまうと一枠使ってしまうが、残り数分を10人で戦って、とにかくあそこで踏ん張れば、後半によりポジティブな部分で選手たちを起用できる部分が大きくなる」と意図を説明。「そういった判断が上手くいった部分もあった」と振り返った上で「結果論ではあるが角田が2点目の起点になっているので、あそこで使えなかったらどうなっていたか」と論じた。

 またそうした考えを持っていた指揮官と同様、ピッチで戦っていた選手たちにも“10人で戦うべきだ”という強固な意思があったという。

 ハーフタイムに投入された仲川は「前半のうちに交代枠2を使うのはちょっと今後のプランが崩れてしまうのもあるし、時間も時間だったので、10人で戦って後半からという考えだった。自分もいきなりだったので、準備もあるし、そういった面も含めて我慢だった」とし、「あと5分くらいだったので、10人で頑張るというか、耐えてからというのがあった」と意図を明かした。

 さらに「ケヴィン含めてベンチの判断も素晴らしかったと思う」と振り返ったMF喜田拓也は「そこが明確だったので、僕ら選手もスムーズに進められたところもあったと思う。選手同士でもそう話をしたし、明確な提示もあったので、迷うことなくできた」と“ベンチ”と“ピッチ内”の意思が一致していたことを明かした。

 そうした意思統一ができた背景には、数的不利での成功体験があったようだ。今季のACLグループリーグ第3戦シドニーFC戦では、2-0で迎えた後半18分に角田の一発退場で数的不利を強いられたが、そのまま攻め続けて3-0で勝利。昨季も前半35分に退場者を出しながら勝利した第21節の柏戦(○2-1)を筆頭に、10人になった試合も2勝1分と勝ち越しており、“10人でも戦える”という自信があったのだ。

「いいのか悪いのかわからないけど、僕らああいうところに免疫はあるので」。そう誇らしげに語った喜田は「10人であろうが、マリノスのサッカーは変わらないというのは僕らが培ってきた強み。どこのチームでも持てるものではないと思う。焦りは一切なかったし、前半の時間も少なかったので、その先のプランまで僕らは見えていた」ときっぱり。「やられるような雰囲気もでもなかった。もちろん気をつけてはいたけど、意思統一ができていたので心配はなかった」と胸を張った。

 もう一つ決して見過ごしてはならないのが、横浜FMのベンチに交代起用するに値する選手がズラリと控えているということだ。喜田がとりわけ強調したのもこの点だった。

「ゲームを見てもわかってもらえると思うけど、途中から入ってきた選手のパワー、流れを変える力は素晴らしい。彼らと話していても、彼らの姿勢が素晴らしいなと。もちろんスタートから出たいのは選手全員そうだと思うし、全員がチームのために頑張れるのは言葉で言うほど簡単じゃない。そういう姿勢を持った選手を入れられるシーンを作れたという意味であの判断は意味があった。賭けに見えるかもしれないけど、中の感覚としては焦りも一切なく、考えていることやどう進めていくかに統一が取れていたので、バタバタすることはなかった。コミュニケーション力だったり、選手自身が動いていく力。ACLに紐付けると、そこで培っていた力でもある。そこをピッチに反映させられたと思う」

 ただ単に交代枠を残していたというだけでは、何も生まれなかったかもしれない。ベンチにいる選手たちが準備をしているからこそ、ベンチと選手の意思統一が生まれ、10人で戦うことに意味が出てくる。そんな横浜FMのチームとしての強さが詰まった“決断”が、1か月ぶりとなるJ1リーグ凱旋試合での白星をもたらした。

(取材・文 竹内達也)

 
 
ACLで大車輪の働きも…横浜FM岩田智輝がJ1再開戦で負傷交代「一回りデカくなった姿を見せられれば」 | ゲキサカ

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で絶大な存在感を放っていた横浜F・マリノスMF岩田智輝だったが、帰国後のJ1リーグ初戦は無念の負傷交代に終わった。試合後、左足首にテーピングを巻いてミックスゾーンに姿を表した岩田は「ピッチの違いは気にしていた部分もあったけど、仕方ない」と悔しそうに話した。

 岩田は約1か月ぶりのJ1リーグ戦となった名古屋戦の前半25分、左サイドにボールを出そうとした際に倒れ込んだ。左足が「芝に引っかかった」感覚があったという。一度はピッチに戻ろうとしたが、「いつもなら痛みが引いてきていけるかなと思うけど、痛みが引かなかった」。その後、MF藤田譲瑠チマとの交代でピッチを後にした。

 その後はケアをしながら映像で戦況を見つめていたという岩田。自身のプレーについては「怪我する前まではいい感じでプレーできていたのでちょっと悔しい」と述べつつ、「勝てたのは良かったけど、試合を通してマリノスらしいサッカーをできたかというとできなかった部分もあるので、そこはみんなでもっと高め合っていけたら」と試合を振り返った。

 ACLでは6試合中5試合に先発し、ボランチとセンターバックで大車輪の活躍を見せていた。「日本と違って一つ一つのプレーの違いがあって、相手のはがし方は相手選手がうまかったし、そういうのを日本でできれば引いた相手やうまくいかない時間帯でも時間が作れたりするのですごく勉強になった」。そうした手応えは復帰後に見せたいところ。「復帰した時に成長して、一回りデカくなった姿を見せられればと思う」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)

 
 
パリ世代の有望株が決勝点をお膳立て! ゴール前でも輝く横浜FM藤田譲瑠チマ「練習からこだわっているところ」 | ゲキサカ

 横浜F・マリノスに今季加入したMF藤田譲瑠チマが、アジアの厳しい戦いを経験しながらたしかな進化を遂げている。直近の試合で目立っているのは、相手ゴールに近いエリアでの働きだ。この日は後半42分、周囲と絡みながら前方に駆け上がると、鋭い動き出しからのラストパスでFW西村拓真のシュートをお膳立て。これが相手GKのファンブルを誘い、FWアンデルソン・ロペスの決勝弾につながった。

 藤田によると、得点シーンで意識していたのはパスを出した後の動き直しだったという。「出した後に動くというのを監督・スタッフからすごく言われていたので、前方向に動くことを意識して走ったら前のスペースがあった。最初は自分で前を向いてシュートもあるかなと思ったけど、(西村)拓真くんが中に入ってきたので、ワンタッチでいいところに落とせばゴールに入るかなと思って落とした」。絶えず動きながらも冷静な状況判断が活きたワンプレーだった。

 この日はMF岩田智輝のアクシデントを受け、前半30分に投入。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では先発機会こそ2試合にとどまったが、他の4試合も途中出場で出番を与えられるなど信頼を積み重ねてきた。

「去年、今年は途中から入る試合が多くなっていた中、途中から試合に入る慣れも少しずつ出てきたし、途中からでも自分の良さを出せる自信はついてきた。もちろんスタメンから出ていいプレーをしたいけど、途中からを求められているので、精一杯やって結果を出せればいい」。スタメン奪取に向けて「このチームで90分走れる力がもっと必要」という課題にも取り組み、序列を着実に上げている。

 数的不利を強いられたACLグループリーグ第4節シドニーFC戦の終了間際には、スルーパスを岩田に通し、A・ロペスのダメ押しゴールをお膳立てするなど、ゴール前での輝きも増している。「このチームのサッカーをしている限り、相手のゴール前でサッカーをするシーンが多くなる。最後のパスの質、アシストだけでなく、アシストの一個前のパスの質は練習からこだわっているところでもある。そういったところが試合で出せているかなと思う」。この日の勝ち越しゴールも、そうした積み重ねの賜物だった。

 育成年代から“ボックス・トゥ・ボックス”をカバーする素質に定評のある藤田だが、ゴール前の怖さも兼ね備えれば、さらに大きな武器になる。「監督からはどこにボールがあってもボランチの選手は関わることが大事と言われている。運動量はあるしキツイけど、いまはそれをしっかりやらないといけないし、やることができればいいサッカーができる」。岩田の負傷による戦力ダウンが懸念される横浜FM。ここから優勝争いをリードしていくためには、パリ五輪世代を牽引する藤田の飛躍が欠かせない。

(取材・文 竹内達也)

 
 

Goal.com

ACL帰りの横浜FM、86分の逆転弾でリーグ戦連勝達成!名古屋は6試合勝利なしに | Goal.com

明治安田生命J1リーグは7日に第12節が行われ、横浜F・マリノスと名古屋グランパスが対戦した。

集中開催となったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグで、首位通過を決めた横浜FM。約1カ月ぶりのJリーグでの一戦では、直近5試合勝利のなし(3分け2敗)と苦しむ名古屋と対戦した。

開始2分で両者ともにボックス内で仕掛けるシーンを作るなど、激しい立ち上がりとなったこの一戦。徐々に横浜FMがボールを握り、名古屋が積極的なハイプレスを仕掛ける展開に。すると24分、マテウスの突破から名古屋がCKを獲得。そのマテウスのキックに中谷進之介が頭で合わせ、アウェイチームが先制に成功する。

ビハインドを背負った横浜FMは、30分に岩田智輝が負傷交代となるなど苦しい展開が続いた。それでも35分、喜田拓也が前線へ縦パスを送ると、相手DFがブロック。これがボックス内へと流れると、エウベルが飛び込みながら頭で押し込んだ。追いつくことに成功した横浜FMは、前半終了間際の大ピンチをエドゥアルドが必死のクリアで救う。しかし、今度は先制弾のエウベルが足を痛めてピッチに戻れないまま前半を終えた。

横浜FMは、後半頭から負傷したエウベルに代えて仲川輝人を投入する。しかし後半最初にチャンスを作ったのは名古屋。開始直後、マテウスのシュート性のクロスがそのままゴールへと向かったが、GK高丘陽平が触ってポストに直撃。それでも51分、再びマテウスのFKからニアに飛び込んだ藤井陽也がフリックし、ゴールに流し込んだ。だがVARオン・フィールド・レビューの結果、直前にファウルがあったとしてゴールは無効となっている。

勝ち越し弾とはならなかった名古屋だが、直後に柿谷曜一朗と投入。さらに62分にはマテウスの強烈なFKがバーを叩くなど、チャンスを作っていく。劣勢の横浜FMは65分、抜け出した仲川輝人がネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴール。73分には水沼宏太と西村拓真を投入し、逆転弾を目指す。

すると86分、横浜FMが逆転に成功。ワンツーでボックス内へ侵入した西村拓真がシュート。これはGKランゲラックに弾かれたが、こぼれ球をアンデルソン・ロペスが押し込んでいる。終盤の逆転弾で、ACL帰りの横浜FMが2-1で勝利。リーグ戦では、前節の鹿島アントラーズ戦(3-0)に続く連勝となり、勝ち点を21まで伸ばしている。一方リーグ戦6試合勝利なしの名古屋は、同11のままとなった。

 
 

サッカー批評Web

【J1分析】「5人の助っ人」スタメン出場、「今季新加入の3人」での決勝点に見るマリノスの強さ【横浜F・マリノスvs名古屋グランパス】(1) | サッカー批評Web

 4-2―1-3の前4人に、マルコス・ジュニオール、エウベル、レオ・セアラ、アンデルソン・ロペスを並べ、センターバックのエドゥアルドと合わせて5人の外国人枠をスタメンにフル活用したこの日のマリノスは、エウベルとロペスのゴールで逆転勝利。スコアシートは、スカッドリストの印象通りに助っ人たちがその力を披露したように見えるものになった。

 しかし、彼らがその能力の高さを見せたことに間違いはないものの、これは途中出場の選手たちを含めたチーム全体で手繰り寄せた勝利だった。

 ケヴィン・マスカット監督は「メンバーを選ぶ際にどの国籍の選手かは全く関係ない。どうすれば自分たちの良さを見せることができて、どれだけ守備ができるのかをいつも考えている」と言い、「交代で入った選手がどれだけインパクトを残してゲームの流れを変えられるのか、というのを常に選手たちに伝えている。途中から入った選手がパフォーマンスのレベルを上げたのは今日が初めてではない」とそれがマリノスというチームの強さであることを強調した。

■3人とも今シーズンからの加入だが、それを感じさせない活躍

 決勝ゴールの最後の部分だけを見ても、西村拓真が大きくアピールしながらペナルティエリアに走り込んできた藤田譲瑠チマとのワンツーからシュートを放ち、ミチェル・ランゲラックがそれを弾いたところにロペスが詰めた、というものだった。3人とも今シーズンからの加入だが、それを感じさせない。

 たとえば藤田は岩田智輝の負傷に伴って30分という早い時間から急遽出場することになったが、レオ・シルバや稲垣祥が君臨する中盤の戦いにおいて、球際の強さに加え、出したら動く、という気の利くプレーを続けて名古屋に捕まえさせなかった。試合後にサポーターの投票で選ばれるマン・オブ・ザ・マッチが藤田だったことが、彼がいかに大きな存在だったのかを示している。

 これは練習だけでなく、ACLの集中開催という濃い時間を過ごす機会も経たからだろう。マッチスポンサーによるMOMに選ばれた喜田拓也はサポーターに「ACLから帰ってきて逞しくなった姿をみなさんにお見せでき、非常に嬉しく思います」とメッセージを伝えている。

 
 
【J1分析】マリノス、エウベル負傷でも前半終了まで「10人で戦った」理由!喜田拓也「どこのチームでも持てるものではない」共通の意思【横浜F・マリノスvs名古屋グランパス】(2) | サッカー批評Web

 選手同士だけでなく、ベンチと選手の間にも阿吽の呼吸があった。

 前半終了が近づいた42分、エウベルが負傷しプレー続行不可能になると、マリノスは選手交代をせずに10人のまま前半終了まで戦い続けた。岩田の負傷で既に1度交代をしているマリノスは、交代回数の消化を防ぐためにあえてそのままハーフタイムまで過ごすことを選択。85分に最後の交代で投入された角田涼太朗が決勝ゴールの起点になっており、結果的にこの選択は功を奏した。

 エウベルが負傷すると、ピッチ内の選手たちは全く慌てることなく自分たちで話し合って意思確認。「僕たちはその先のプランも見えていた」(喜田)と、緊急事態にもベンチと同じ考え方だった。喜田は「10人でもやることが変わらないのが自分たちの強み。これはどこのチームでも持てるものではないと思う」と自信を見せた。

■蒔いた種は芽を出し、早くも収穫の時期に入った

 マリノスはACLに臨む前から積極的なターンオーバーで多くの選手たちにプレー機会を与え、ACLでもメンバーを変えながら計24人を起用しグループリーグを突破。蒔いた種は芽を出し、早くも収穫の時期に入った。1カ月ぶりのリーグ戦で勝利し、勝ち点21で3位に浮上。首位の鹿島は1試合消化が多い勝ち点25であり射程圏内だ。これから夏場に突入し消耗が激しくなっていくが、そこでもこの強みは存分に活きるだろう。

 誰がプレーしても関係なく、人数も関係ない。しかもサポーターもそこをよく見ている。

『全員で掴んだ勝利』という言葉通りの、マリノスのクラブとしての強さを感じさせられた試合だった。 

 
 
マリノスは「岩田智輝とエウベルの負傷」もロペスがゴールを決めACL集中開催から戻っての「初試合勝利」を決めた【横浜F・マリノスvs名古屋グランパス】原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」 | サッカー批評Web

PHOTOギャラリー「ピッチの焦点」【明治安田J1リーグ 第12節 横浜F・マリノスvs名古屋グランパス 2022年5月7日 15:03キックオフ】 | サッカー批評Web
 
 

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2022マッチレポート | 5月7日 vs 名古屋 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

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J1 第12節 横浜FM vs 名古屋のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2022/05/06 【スタジアム観戦情報まとめ】2022/5/7(土)15:00KO J1第12節 横浜F・マリノスvs.名古屋グランパスエイト@日産スタジアム ※観客上限 収容率50%/全席指定/ビジターあり
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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