夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2021/9/24) #fmarinos


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2021/9/24(金)わぁい!新スポンサー!<株式会社インフォメーションクリエーティブ)
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagramなど
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2021/09/23 笛系音による、試合妨害行為について | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(黒澤社長のコメント。)

2021/09/24 株式会社インフォメーションクリエーティブ オフィシャルパートナー決定のお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(子会社の「”Loco”Bee」も気になる。<株式会社インフォメーションクリエーティブ | 会社概要)

2021/09/24 9月25日(土)クラブの情報発信・体験ブース『横浜F・マリノスぽーと』がららぽーと横浜に登場! | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(ららぽーと横浜2F、ZARAの横とのこと)
 
 

今日の練見(れんみ)

(´-`).o0(非公開)
 
 

Twitter / Instagramなど


 
 

2021/09/24 9月25日(土)新商品発売のお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

2021/09/24 【横浜F・マリノス】高丘陽平選手 GKグローブ&スパイク紹介! – YouTube
 
 

Webニュースログ

2021/09/24 横浜F・マリノスが公式に”指笛問題”を否定もネットは再炎上…残った問題点とは?(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE)

 主審の笛と聞き間違える音を発生させ、試合進行を妨害したとされる問題の渦中にある横浜F・マリノスが23日、公式サイト上で発表した声明で疑惑を否定した。

 黒澤良二代表取締役社長名で「笛系音による、試合妨害行為について」と題された声明のなかでは、指笛を吹いたとされるケヴィン・マスカット監督へ事実を二度確認し、その上で「該当する行為を行っていない」とする回答を得たと報告した。

 さらに問題とされている18日の名古屋グランパスとの明治安田生命J1リーグ第29節に関して、さまざまな映像を確認・解析し、ベンチ周辺のチーム内スタッフへの聞き取りも行ったと公表。目撃者の確認に至っていないとする現状も合わせて発表された。

 迅速な対応は評価できるが、選手たちの動きを滞らせる音が鳴った事象がある以上は、クラブの内部調査だけでは限界があるのも事実。ネット上を中心としたマリノスへの批判は収まらず、Jリーグを含めた第三者機関の調査を求める声も相次いでいる。

— マスカット監督からは「該当する行為を行っていない」の回答

 試合中から波紋を広げた指笛疑惑が、名古屋戦以外にもマリノスが絡んだ試合で発生していたと示す動画の投稿などを介して、SNS上で一気に拡散されてから2日。内部調査を基にした経過報告を中心とする声明を、マリノスが公式サイト上で発表した。

 声明は黒澤社長名で「笛系音による、試合妨害行為について」と題され、主審の笛と聞き間違えられた音の発生源とみなされているマスカット監督に対して、20日と21日の二度にわたって事実を確認。名古屋戦以外の配信映像でも聞こえる紛らわしい音について、自身へ向けられている疑惑を同監督が全面的に否定したとまず報告した。

「両日ともマスカット監督から、当該試合以外を含めて『該当する行為を行っていない』旨の回答を得ました。なお、21日の練習後にリモートによる定例監督合同取材に臨んでおり、その場で同様の見解を示しています」

 問題の場面は、名古屋が1-0でマリノスをリードしていた前半26分に訪れた。

 自陣からの縦パスに反応した、名古屋のFWシュヴィルツォクが左タッチライン際を抜け出した直後に、主審の笛にも似た音が豊田スタジアムのピッチに響いた。

 オフサイドだと受け止めて一瞬足を止めたのは、両手を広げて「違う」と抗議したシュヴィルツォクだけではなかった。味方のフォワード陣やマリノスのディフェンダー陣もプレーを滞らせ、実況アナウンサーも最初はオフサイドだと受け止め、直後に「いや、フラッグは上がっていません」と訂正するほど紛らわしい音だった。

 当然ながらプレーはそのまま継続されたが、名古屋が発動したカウンターは不発に終わった。このとき、マッシモ・フィッカデンティ監督をはじめとする名古屋ベンチは、マリノスベンチを指さしながら第4審判へ激しく詰め寄っていた。

 さらに数分後に飲水タイムで中断されると、名古屋の選手たちが家本政明主審へ、同じくマリノスベンチを指さしながら何事かを訴え始めた。直後にマリノスベンチへ向かった家本主審は21日に自身のツイッター(@referee_iemoto)で、審判団として詳細は確認できていないと断りを入れた上で、ピッチ上でのやり取りをこう説明している。

「名古屋側から横浜ベンチから指笛が鳴ったと言われたので横浜スタッフの方に、もしそれが事実なら紛らわしいのでやめてほしい、次同じことがあれば違う対応をしますと伝えました」

 こうした状況を受けたマリノスは声明のなかで、8月から指揮を執るマスカット監督以外にも調査を実施したとし、こう説明している。
「クラブとしてこれまでの期間内にて、可能な限り映像を取り寄せて、確認、解析を実施しましたが、当該行為を確認する事はできませんでした。さらに、ベンチ周辺のチーム内スタッフに聞き取りを行いましたが、笛の発生源の目撃者を確認する事はできませんでした」

 主審の笛と勘違いされた音が配信された映像内ではっきりと聞こえ、当事者の一人である家本主審も、名古屋側から「指笛が鳴った」と抗議を受けたと明かした。

 さらに8月25日のサガン鳥栖戦、同28日の鹿島アントラーズ戦、今月11日のサンフレッチェ広島戦でも同じような状況が生じていたと示す動画が、相次いでネットに投稿された。名古屋戦と同じくいずれも最終ラインの裏へ相手フォワードに抜け出され、マリノスがピンチに陥りかけた直後に鳴り響く、主審の笛にも似た音が確認できる。

 一連の紛らわしい音が意図的に発生させたものだとすれば、サッカーの試合に臨む上での大前提となるフェアプレー精神を著しく欠いた極めて悪質な行為。子どもたちに夢を与える存在を謳うJリーグとしても、決して看過できない大問題となる。
だからこそマリノスも声明のなかで「本件はクラブとして重要な事象」と位置づけ、対応策として【1】今後行われる公式戦にて横浜F・マリノスベンチ及びその周辺の観察、確認【2】関係各所の協力を仰ぎ、本件の当該試合以外も含む事象検証、聞き取りの継続とJリーグへの報告――を実施していくと表明している。

 騒動拡大から2日後に声明を発表するなど、マリノス側が見せたスピーディーな対応は評価できる。しかしマリノスの試合で、それもピンチに陥りかけた場面で4試合続けて不可解な音が発生した事象を前にして、内部調査では今回の声明が限界であり、対応策を継続させていっても事実が解明される可能性は低いと言わざるをえない。

 求められるのはJリーグや独立した第三者機関による、公正中立な調査・検証を介しての事実解明と再発の防止となる。事実関係がうやむやになる状況はマリノスだけに限らず、必死にプレーしている選手たちを含めたJリーグそのものへの不信感につながり、ひいては日本サッカー界全体の価値を貶める事態を招きかねない。

 マリノスがアウェイだった鳥栖、広島、そして名古屋戦は、新型コロナウイルスの感染防止措置の一環として、それぞれのスタジアムにはビジターのファン・サポーター席は設置されていない。スタンドが発信源とはまず考えられない状況下で、それでもスタジアム内のどこかで誰かがスポーツマンシップに反する音を鳴らしている。

 釈然としない思いを残したまま、川崎フロンターレと優勝を争うマリノスは25日の次節で敵地・ニッパツ三ツ沢球技場へ乗り込み、横浜FCとの“横浜ダービー”に臨む。
(文責・藤江直人/スポーツライター)

 
 
2021/09/24 「きつい時にもう一つ上の段階へ」…横浜FMでサブに求められる役割とは? 福西崇史×水沼宏太対談【前編】 | フットボールゾーン

— 【月間表彰】8月の「月間ベストアグレッシブプレーヤー」に横浜FMのMF水沼宏太を選出

「DAZN」のパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」では、各月ごとに各部門の表彰を実施している。「Football ZONE web」では、現役時代に強靭なフィジカルと戦術眼を武器に日本代表としても活躍した福西崇史氏に、その月に最もアグレッシブなプレーを見せた選手を選出してもらっている。

 福西氏が8月度の「月間ベストアグレッシブプレーヤー」に選出したのは、首位の川崎フロンターレを猛追している横浜F・マリノスのMF水沼宏太だ。8月21日のJ1第25節のベガルタ仙台戦では、5-0と結果的に大勝した。しかし、実際は1-0と苦しい時間が続き、そのなかで2点目のゴール、3点目のゴールをアシストしたのが水沼だった。福西氏は水沼の3点目を演出したプレーに注目した。

 2点をリードした状況で、水沼は相手選手のバックパスに対して、猛然とプレスをかける。そして、追い込まれた相手のパスをカット。そこからダメ押しとなるゴールが決まっている。こうしたチームから求められるハードワークをこなすだけでなく、それを上回るプレーで結果を出す一方、自身の持ち味であるクロスでも、違いを作ることができる水沼。プレーの詳細やどういった考え方をしているのかなど、元選手の福西氏だからこそ引き出せる話がたくさん出てきた。

   ◇   ◇   ◇

福西 今月の「ベストアグレッシブプレーヤー」に選出させていただきました。水沼選手はアグレッシブが売りですものね(笑)。お待たせしてしまいましたか?

水沼 はい(笑)。やっときました。

――先月も小池龍太選手を選出させていただいたので、2カ月連続で横浜F・マリノスからの選出となっています。水沼選手のアグレッシブさを象徴するシーンとして、ベガルタ仙台戦の3点目のゴールを演出した後半22分のシーンをピックアップしました。

福西 このシーン、水沼選手は相手が深い位置まで戻したボールにまで、ずっとプレスをかけに行きました。チームが勝っているなかで、それでもボールを追い続けたのは、チームの約束事なのか、それとも水沼選手個人の判断だったのでしょうか。

水沼 まず一つはチームの決まりごととして、前からボールを取りに行くことがあります。そして、どんな点差があってもゴールを取りに行くことが、チームでは徹底されています。僕はこの10分も経たない前に試合に出たのですが、1-0の状況で試合に出ていました。この試合に関しては、それまで自分たちのやりたいサッカーがあまりできていなくて、緊迫した状況で、攻め込まれているシーンもいくつかあったんです。そのなかで投入してもらって、1点入って、その直後にすぐこのシーンでした。僕の頭の中には、とにかくこの時間帯で一気に突き放したい。この流れを逃さないということが頭にありました。チームの決まりごともあったのですが、ここで一つ目を追った後、二つ目はもしかしたら行かなくても良かったのかもしれません。でも、近くにいたので、一つ目を追った時に、「もしかしたら、こっちに来るかな」という感覚もありましたし、そのままもう一つギアを上げて方向転換して走ったら、予測通りにボールがこちらに来たので、パスカットにつながったと思います。

福西 相手にクリアされてもいいかなという感じもあったのですか?

水沼 そうですね。センターバックの選手が左利きだったので、トラップミスがあったところで、左足を切りながらというイメージで最初はありました。このトラップミスをした選手も息遣いを見ていると疲れているところもありましたし、判断が鈍ってくる時間帯かなと思ったので、そのまま左を切りながらガッと行こうというのがありました。

福西 交代出場することも多いので、自分のアピールも常に思っていますよね。

水沼 そうですね。そこの線引きというか、結構、難しいところはあります。僕自身はやっぱりスタメンで出たい気持ちがありますし、自分のプレーをもっともっと表現したいと思っています。でも、やらなければいけないチームの決まり事も間違いなくあります。ケヴィン・マスカット監督になって、アンジェ・ポステコグルー監督時から、よりサイドとか前の選手の強度を上げてチームを引っ張って行ってくれという意思が、僕たちが投入される際に伝えられるので、そういう意味ではこの一つのプレーでも、一つだけ追うのではなく二つ追うこと、チームがきつい時にもう一つ上の段階に引き上げていく役割が自分に課されているのかなと、自分の中で整理しています。もちろん、アピールしたいですし、どんどんもっと自分が好きなこともやりたい気持ちも間違いなくあります。でも、まずはチームを勝たせるために、自分の与えられた役割をまっとうして、自分の表現を加えていくことが大事になると思います。それをやることでアシストのシーンも多くなりました。そこの葛藤も少しはありますが、しっかりやるべきことを全力でやることは、自分の中でも大事にしています。

 でも、本当にありがとうございます。このプレーが取り上げられることって、ほぼほぼないと思うので、話をいただいた際に「いやぁ、うれしい」と思いました(笑)。やっぱり、ゴールに直結するパスとかにフォーカスする方はすごく多いのですが、ここは「一つ仕事ができたな」と思えたシーンだったので、取り上げてもらえてすごくうれしいです。

福西 僕も現役でプレーしていた時がそうでした。ゴールの前の前の前くらいで絡んでいたというね。そういうプレーを掘り起こして、守備の人がこうやったから点につながりましたとか、知ってもらいたいですね。でも映像が点につながらないとなかったりするから、難しくもあるんです。

水沼 そうなんですよね(笑)。あそこまで良かったのに、ということもありますからね。

福西 この映像も、相手にクリアされていたら出てこなかったでしょうから、すごく良かったですし、お待たせしました(笑)。

— クロスは「球種が大事」、中の状況を見て変えていく

福西 水沼選手の持ち味という点では、クロスの精度、タイミングが非常に良いなと感じています。あのタイミングの計り方はどうやっているんですか?

水沼 今、言われた通りで、タイミングが一番大事だと思っています。中に入ってくるタイミングもそうですし、中の選手の特徴も気にしています。(前田)大然や今はいなくなってしまいましたがオナイウ(阿道/現トゥールーズ)の時は、前にDFとGKの間にグイっと入ってくれるタイミングが早いので、その意味ではトラップして上げるボールの質も変えながら、トラップして蹴るまでが遅くなりそうだったら、ボールのスピードでタイミングを変える。早めに蹴れそうであれば、一つ溜めて、入ってくる速さに合わせたりするなど、タイミングは一番大事だと思っています。練習から動き出し、特徴を見ながら、僕の持っている球種を変えたりしています。

福西 その時に相手の間合いもありますよね。それによって鋭角に上げないといけないこともあると思いますが、中の状況と対峙している相手の状況で、球種は変えていますか?

水沼 変えますね。基本的にトラップの場所で相手のプレッシャーも変わってくると思っています。相手の足に当たらないようにというのもありますが、基本的にはどこでも上げられるようなところにボールを置くようにして、ゴールに向かう方向に球を蹴れるようにするとか、平行に蹴れるようにするとか、その辺のトラップの仕方は変えていますね。

福西 クロスの練習も意識してやっていますか?

水沼 はい。球種が大事だと思うんです。いろいろなボールが蹴れれば、それによって変えられると自分はクロスの練習をしながら思っているので、速いボール、緩いボール、縦回転でGKに向かうボール、ストレートと、いろいろボールを蹴ってみて、「ここだとこんな感じか」「ここだとこんな感じか」というふうに、感覚をつかんでいっています。

福西 今、「和製ベッカム」というくらい、クロッサーなイメージがついてきていますが、ドリブルで突破することは、どれくらい自分の頭の中にありますか?

水沼 ドリブル突破はあんまりないですね(笑)。なんでないのかなと自分でも考えたことがあるんですけど、小さい時からドリブルをしていませんでした。パスとかシュートとか、ボールを蹴ることが好きだったんです。高校くらいまではFWをやっていたので、ドリブル突破するシーンがなかったり、一緒にやってきた選手たちがコンビネーション好きだったりして、そういうチャンスメークのシーンが多かったんですよね。

福西 お父さん(水沼貴史氏/元日本代表)がドリブラーだったじゃないですか?

水沼 そうですね。全然違うなと思いますけど、キックの最初の蹴り出した頃は父にいろいろ教わっていたので、パスもドリブルも父はできていましたが、僕はパスのほうが好きだったなという感じです。もちろん、時間を作る時のためるドリブルとか、前に運んでいくドリブル、いざ勝負となった時は、それは頭にありますが、「中に上げたらチャンスだよな」「ゴールにつながるよな」と思った時は、パスのほうが先に頭に浮かびますね。

福西 なるほど。タイミングが合わなかったり、相手がコースを消して来たら、ちょっとずらしたりとか、そういうドリブルが多いってことですね。

水沼 はい。相手もそうですし、チームの周りの動き出し、時間を見ながら、いろいろ含めてやっています。

2021/09/24 「小さい頃から憧れていたクラブ」とJ1制覇への思い 福西崇史×水沼宏太対談【後編】 | フットボールゾーン

— 【月間表彰】8月の「月間ベストアグレッシブプレーヤー」に横浜FMのMF水沼宏太を選出

「DAZN」のパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」では、各月ごとに各部門の表彰を実施している。「Football ZONE web」では、現役時代に強靭なフィジカルと戦術眼を武器に日本代表としても活躍した福西崇史氏に、その月に最もアグレッシブなプレーを見せた選手を選出してもらっている。

 福西氏が8月度の「月間ベストアグレッシブプレーヤー」に選出したのは、首位の川崎フロンターレを猛追している横浜F・マリノスのMF水沼宏太だ。実は、横浜FMからのベストアグレッシブプレーヤーの選出は、FW前田大然、DF小池龍太に続いて3選手目。先月は右サイドバックの小池がピックアップされており、同クラブの右サイドから2カ月連続しての選出となった。

 こうした賞を受賞できるのは、チームの成績から反映されていると感じている水沼は、「毎月ベストアグレッシブプレーヤーはF・マリノスから選ばれるようにしないといけないと思っています」と発言。チームが得点を増やすためにも、現役時代の福西氏が得意としていたプレーが必要といった話も飛び出した。

   ◇   ◇   ◇

福西 試合のなかで、チームメートのペアによっても動きを変えたりはしますか? 前の選手が動く選手だったら、あまり動かないとか、そういうことは意識しますか?

水沼 立ち位置はとても意識しています。僕がセレッソ大阪にいた時、(ミゲル・アンヘル)ロティーナ監督(現・清水エスパルス監督)と一緒に仕事をしていたのですが、その時はとても立ち位置を意識する1年になりましたね。

福西 それは攻撃も守備も?

水沼 そうです。攻撃も、守備もですね。すごく意識するようになりましたし、その後ろの選手のボールの持ち方、相手のプレッシャーのかけ方によって、自分がどこにポジションを取れば、どう前の感じが変わるかとか、すごく見るようになりました。でも、それってすごく楽しいんですよ。「こうだったら、こうだよね」という感じで、絵に描いたような立ち方ができたりするシーンが多くなるんです。F・マリノスの場合、ウイングは前の位置を取って張ってということがありますが、それはもちろんやらないといけません。幅を取ることでクオリティーの高い選手、走れる選手の良さも出せますし、それを出すのはもちろんやっていますが、それだけでは崩せない相手も対策をされて出てきています。そういう時に、立ち位置を意識していることは生きると思います。小池は、すごく僕の立ち位置を見てくれますし、意識して動いてくれるので、やりやすくできていますね。

福西 それがチームの幅、水沼選手の幅を広げているんだなと思いました。先月、小池選手もその話をしていましたし、お互いを生かし合う、使いあうことができているんだなと。

水沼 相手とガチャガチャぶつかりながらというやり方もあると思うのですが、いかに相手に触られない立ち位置を取りながら、自分の選択肢を増やしていくか。そういうサッカーも僕らはできると思うんです。その意味では、僕が途中から出た場合とか、選手の特徴が変わることでサッカーの仕方も変わり、また相手に「嫌だな」と思わせることも途中出場の選手の役割として重要だと思います。F・マリノスの選手は、ウインガーがドリブラーとか速い選手が多いなかで、僕は違う特徴で勝負しているので、そこはすごく意識しますし、相手の脅威になれるプレーができればいいなといつも思いながらプレーしています。

福西 クロスを売りにしている人が減っている気がするので、水沼選手には、そこでクロスを上げて「はい、一つ仕事をしたよ」みたいな職人になってほしいなと思います。

— キャリア初のリーグ制覇へ「なんとしても自分はみんなで喜べる場所にいたい」

――事前の打ち合わせでは、あまりお二人は話をした機会がないと聞いて、驚いたのですが、水沼選手は福西さんに聞きたいことはありますか?

水沼 それこそ球際の強さが間違いなくすごかった印象があるのですが、中に入っていくタイミングがすごく良かったと思うんです。クロスに入って行って、ヘディングをズドンと決めるシーンも多かったと思いますが、これはどのタイミングで「今、行ける」と思っていたんですか?

福西 水沼選手が先ほど言っていたクロスのイメージと同じですね。「ここに一つボールが来たら」とか、「水沼選手がボールを持ったら、こういうクロスが来るな。FWが狙っているから、次にどうしようかな」と、FWの次を考えていました。その時にDFがFWを見ていたら、「これは気づかれないから、行こうかな」とか「あ、見られたからやめよう」とやっていました。マツ(松田直樹)は、その周囲のケアを良くしていましたね。マツとはよく目が合いました(笑)。

水沼 確かに、マツさんはそういうところを見ている感じがしますね。

福西 上がってくる時もそうですし、逆に僕が上がる時も「見られた」と思ってやめたり。だから、僕は2個目、3個目のイメージを持っていきました。

水沼 そういう選手も最近少ないですよね。低い位置からガッと出て行くとか。うちの選手もそれができたら、もっと点が入ると思うんです。センターフォワードとウイングだけでは、中の枚数が足りません。僕からしたら福西さんのように、後ろからビュッと出てくる選手がいたらありがたいですね。

福西 クロスを上げる選手にとっては、もう一つ選択肢ができることになりますからね。扇原(貴宏)選手とか、さばいた後に状況を見てスッと上がってくるタイミングをつかめば、F・マリノスの外の攻撃と中の攻撃が増えそうですね。

水沼 そうなんです。クロスを上げる側なので、そういうプレーはすごく目についていたんですよね。すごく印象に残っています。

福西 ありがとうございます。僕は、ボールをもらってナンボの選手だったので、ボールを持っている人に「出してくれよ!」「気づいてくれよ!」と念を送りながら、上がっていました。声は出さなかったんですよ。「おーい!」っていうよりも、こそっと手を挙げて、「見るかな、見ないかな」と、それでずっと生きてきました(笑)。今後、伝えていったほうがいいかもしれないですね(笑)。

水沼 本当に来てください(笑)。

福西 そうしたら、またアシストも増えると思いますよ。

水沼 そうなんですよ(笑)!

――この取材時点で残り10試合あります。開幕直後、川崎フロンターレが独走しましたが、ここにきて勝ち点差が詰まり、優勝争いができる状況になりました。残りの試合でどんな戦いをしたいですか。個人的な目標を含めて教えてください。

水沼 チームの目標は、シーズン当初と変わりません。僕らはとにかくずっと勝ち続けないと、上に行くことはありません。目の前の試合を全力で戦うことは間違いなく大事になります。まだ(優勝争いを)意識するのは、早いかなと思っているので、残り5試合から3試合くらいまでは、何も意識せず、自分たちは勝ち続けることをしていれば何かが起こると思っていますし、選手もそれを信じていると思います。結構、チームのみんなの感じは、あまり(結果が出ていることを)口に出していなくて、いつの間にかここまで来たねっていう感じです。「絶対に行ってやるぞ」というギラギラした感じというより、とにかく1試合1試合「次勝とう」「次勝とう」となっていて、僕としては、それが良い感じなのかなと思っています。とにかく最後にチームみんなで笑ってシーズンを終えられるように頑張りたいです。

 2年前の優勝の時には僕はいなかったので、なんとしても自分はみんなで喜べる場所にいたいなと思っていますし、このクラブでそれができれば、小さい頃から憧れていたクラブなので自分にとっても人生においてすごい財産になると思います。ルヴァンカップと天皇杯は取っているので、あと一ついきたいです。そのためにも僕のできることを全力でやらないといけませんし、与えられた仕事を全うできるように、常に良い準備をして、怪我なくやっていきたいと思います。

福西 勢いとしては、行きそうな勢いがありますよね。

水沼 そうですね。それこそ残りの毎月ベストアグレッシブプレーヤーはF・マリノスから選ばれるようにしないといけないと思っています。

福西 チームの調子が良くなくても、アグレッシブな選手はいるんですが、「アグレッシブだけど、チームが1勝もしていないな」とか、そういうところもあるのでね。そこは葛藤のところです。チームの調子が良くて、チームの結果につながっているというのが、この賞なので、今回はお待たせしましたが、選出できて良かったです。

水沼 ありがとうございました。うれしいです! また、これからも頑張ります!

 
 

 
 

今日のこけまり


【動画配信まとめ】2021/9/25(土)18:00KO J1第30節 えふしーvs.横浜F・マリノス@ニッパツ三ツ沢球技場 ※ビジター席無し
 
 

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