夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2021/8/18) #fmarinos


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2021/8/18(水)秋っぽい雰囲気も)
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2021/08/17 トップチーム選手 新型コロナウイルス感染症 陽性判定のお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト

2021/08/18 トップチーム8/17実施のPCR検査結果のお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(全快しますように!)
 
 

今日の練見(れんみ)

(´-`).o0(非公開)

 
 
 

Twitter / Instagram


 
 


 
 

Webニュースログ

2021/08/18 流動的なサッカーはサイドバックが重要 マリノスを支える和田の“サッカーIQ”の高さ|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

— 左サイドからの崩しは非常にキレイだ

王者川崎フロンターレを猛追している横浜F・マリノス。清水エスパルスと引き分けに終わり、連勝記録が途絶えたが、名古屋グランパス、大分トリニータに連勝し再び調子を取り戻した。

チームが好調の中でシーズン中に監督交代のアクシデントに見舞われながらも、ここまで上位を維持しているマリノス。大分戦でも5得点の快勝となっており、攻撃力の高さを見せつけた。その中でも徐々に出場機会を伸ばしているDF和田拓也からは目が離せない。

2019年からマリノスに所属している和田。中盤に加え、両サイドバックをこなせるユーティリティ性を持っており、ここ最近は左サイドバックとしてピッチに立っている。

彼の良さは止めて蹴るの精度に加え、何度もポジションを修正する賢さだ。流動的なサッカーを展開しているマリノスではサイドバックには外で張るだけでなく、中央でボランチのように振舞うなど様々なタスクを任されるが、和田はどれも高いレベルでこなすことができる。また、ポジションの修正力が高く、動き続けることで前線にスペースを作り出し、より攻撃的な前田大然やマルコス・ジュニオールの手助けを行っている。

こういったサイドバックでありながらより攻撃的な能力に長けている選手は守備が疎かになりがちだが、和田は守備での対人性能も高い。データサイト『Sofa Score』によれば大分戦では7回のタックルに成功しており、守備者としても高い能力を持っている。また、90分走り切れるスタミナも兼ね備えており、マリノスに欠かせない人材となっている。左サイドバックはタイ代表のティーラトンとポジションを争うが、彼にも負けない能力の高さを有している。

前線だけでなくサイドバックにも優秀な人材を揃えているマリノス。流動的なサッカーを展開しているチームはマリノス以外にもいるが、ここまで試合中に修正を加え、より良い状態へと持っていけるチームは少ない。首位川崎とは6ポイント差だが、このまま好調を続ければ、逆転優勝の可能性は低くないだろう。

2021/08/18 横浜FM水沼宏太、J1通算300試合王手も「とにかく出場時間を増やしたい」21日ホーム仙台戦 : スポーツ報知

 横浜FMのMF水沼宏太が18日、練習後のオンライン取材に応じた。21日・仙台戦(ニッパツ)から8日間で3連戦を行う過酷な日程に「夏の暑い戦いですごく大変ではあるけど、チームとしてもう1つ上のレベルにいかないと」と気合を込めた。

 個人ではJ1通算300試合出場に王手をかけているが、現状に満足はしていない。ここまで22試合に出場も、先発出場はなく、時間にすれば407分。それでも「葛藤は間違いなくあるけど、存在を示すにはどんな状況でもチームのためにやらないといけない」と言い聞かせる。与えられた役割の中で今季1得点5アシストを記録し、勝利に貢献している。

 シーズン前半は思うように出場機会を得られず、「きついモチベーションになったときはあった」と純粋に楽しむことができない時期もあったという。だがリーグ中断期間に気持ちを整理し、再びサッカーに対して前向きな気持ちに。定位置をつかもうと決意新たに奮闘し、リーグ戦再開後は出場時間も少しずつ延ばしている。

 15日の大分戦(5〇1)では今季5アシスト目で東京五輪代表FW前田大然のループシュートをお膳立てした。「大然の気持ちに応えてあげるのもパスの出し手の仕事」と会心のゴールにうなずいた。五輪で出場時間が限られ、悔しさを胸に戻ってきた前田の気迫を感じつつ、「気持ち一つでプレーも選択も変わってくる。(前田の)やってやるぞという姿勢で臨むのはすごくいい。僕ももっと高みを目指したいと改めて感じた」と仲間の闘志に火をつけられた。

 節目の300試合を目前に「J1を離れた時もあったけど、その時も考えればここまで積み上げてきてよかった」と周囲にも感謝し、「まだまだ足りてない。とにかく出場時間を増やしたいというのが僕の中では一番」と貪欲さを失うことなく、まずはチーム内でのし烈な競争を制する覚悟だ。

 チームは11戦無敗(9勝2分け)で首位との勝ち点差を6に縮めた。背中は見えてきたが、あくまで自分たちに集中する姿勢は崩さない。「練習からぬるいプレーをしていたらケツたたくくらいでやっていかないと。上を目指すためには毎日の積み重ね大事な時期。とにかく自分たちは全部勝たないと(川崎を)抜くことはできない。目の前の試合にどれだけモチベーション高く臨めるかがカギ」と残る戦いを力強く見据え、一戦必勝を掲げた。

2021/08/17 サイドバックのプレー選択、「相手が嫌がる」走りとは? 福西崇史×小池龍太対談【前編】 | フットボールゾーン

— 【月間表彰】7月の「月間ベストアグレッシブプレーヤー」に横浜FMのDF小池龍太を選出

「DAZN」のパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」では、各月ごとに各部門の表彰を実施している。「Football ZONE web」では、現役時代に強靭なフィジカルと戦術眼を武器に日本代表としても活躍した福西崇史氏に、その月に最もアグレッシブなプレーを見せた選手を選出してもらっている。
 
 福西氏が7月度の「月間ベストアグレッシブプレーヤー」に選出したのは、J1リーグで5月下旬から7連勝を飾り、首位の川崎フロンターレを猛追している横浜F・マリノスのDF小池龍太だ。横浜FMの7連勝は、小池が右サイドバックで先発すると同時に始まっている。7月の2試合でも、暑さをものともせずに上下動を繰り返した小池は、その量だけでなく、質の高いフリーランニングでチームの勝利を支えた。
 
 その象徴的なシーンとして、福西氏がピックアップしたのが、第22節アビスパ福岡戦(2-0)で、FWオナイウ阿道(現トゥールーズ)が決めたヘディングシュートにつながったプレーだ。ピッチの中央でボールを受けた小池は、右前方のエウベルにパスを付ける。パスを出してから全力でフリーランニングした小池は、エウベルの外をオーバーラップ。相手の寄せが甘くなったところをエウベルが逃さずに正確なクロスを入れて、オナイウのゴールにつなげている。見逃されても不思議ではないファインプレーを取り上げた福西氏が、Jリーグで好調なサイドバックの思考に迫った。

   ◇   ◇   ◇

福西 今回は7月に最もアグレッシブだった選手として、小池龍太選手を選出させていただきました。その象徴的なプレーとして、第22節のアビスパ福岡戦、2点目のゴールシーンをピックアップしています。

小池 ありがとうございます!

福西 この場面、小池選手は右サイドで前にいるエウベル選手にパスを入れて、オーバーラップをしましたが、どういう判断をされたのですか?

小池 実は外を回った時点で、一度、選択肢を変えています。最初はエウベル選手の内側を走るインナーラップをしようとしていました。相手のボランチよりも、僕のほうが走るのが速いと感じましたし、このプレーの前にも何度かインナーラップで深い位置を取ることができていたからです。そこに走っていくイメージでもあったのですが、それを相手のサイドバックの選手が嫌がって、そのためのスペースを埋めた気がしたんです。

福西 なるほど。

小池 あえて外を回ることで、相手の選手がプレスに行くタイミングを失い、エウベルに時間を与えることができれば、あとはエウベルと中央にいる(オナイウ)阿道の関係性次第かなと思いました。それを上手く自分のなかで見て判断できたかなと思っています。

福西 こうしたランニングをした場合、リターンパスを受けられずにおとりの動きで終わる、いわゆる“無駄走り”になる可能性があったと思いますが、それも理解して何度も走っているんですよね?

小池 “無駄走り”の予定で走っていましたね。エウベルの外を走っている時も「クロス!」と、声をかけていました。彼のキックの精度、中にいる相手選手の枚数を見て、これは勝てるなと思ったので。僕のところにパスを出してもらって、もうワンテンポ使うよりも相手のタイミングをずらして、2人の関係で攻撃を完結させるべきだと思っていました。

福西 それを状況に応じて判断したのですね。

小池 はい。

福西 オナイウ選手がゴール前に走って行って、その背後に天野選手もいます。クロスを上げる直前まで、ゴール前は1対2と数的不利の状況でしたが、それでも得点につながると感じられていましたか?

小池 はい。内側にいるセンターバックは阿道に関与できないところにいたので、阿道が目の前にいる選手の外で叩くか、前で触るかで決まるなと思っていました。あとは、センタリングを上げるエウベルと相手センターバックの駆け引きがあるなかで、エウベルのキックのコースを限定させないために、相手の左サイドバックの選手をエウベルに寄せさせないためにどうすればいいかを考えて、オーバーラップしました。

— 前方にいる選手によって「プレーを使い分ける」

福西 ここで仮にエウベル選手からリターンパスを受けていたら、どうしていましたか?

小池 出されても、阿道は外にいたので、GKと相手DFの間に流すことができれば、阿道はそこを常に狙ってくれていたので、それでも入るかなと思っていました。

福西 凄いですね。このオーバーラップを一つとっても、これだけいろいろな考えを持ってプレーしていたんですね。インナーラップとオーバーラップ、どちらも仕掛けていると思いますが、中に行くのと外を回るのと、どちらが好きなんですか?

小池 前にいる選手にもよりますが、僕は特に回数を走ること、タイミングを間違えないことを大事にしています。自分でクロスを上げに行くタイミングは、やっぱり内側を走って行ったほうが相手も嫌なはずです。水沼宏太選手が前にいる時は、あえてサポートしません。早くボールを預けて、クロスをすぐ上げてもらうパターンが多くなるので、オーバーラップの回数は少なくなります。そこは前にいる選手によって使い分けられたらなと常に思っています。

福西 なるほど。

小池 エウベル選手は、タイミングを作ってあげると、思っている以上のプレーをしてくれるので、すごく助かりますし、走りがいがあるんです。走るタイミングも、彼が作ってくれるので、すごくやりやすい選手です。

――早めに当ててクロスを上げてくれる水沼選手のようなタイプと、絡んでいくことで良さの出るエウベル選手のようなタイプでは、どちらがプレーしていてやりやすいのですか?

小池 エウベル選手は僕の動きを引き出してくれてやりやすいですし、逆に水沼選手は僕が何もしなくてもチャンスメークしてくれるので、僕のパスが良かったみたいな感じになって、すごく助かっています(笑)。だから、僕がやりやすいというより、やりやすくしてくれる選手が、常に前にいてくれている感じですし、それが僕にとってもすごく自信になっています。逆に言うと、僕は自信を付けさせてもらっているので、もっと頑張らないといけません。守備のところでなるべく彼らの負担を減らして、僕のところで取り切れるようにする。「1対2でも大丈夫!」という声をかけられるようにすることが必要だなと自覚しています。

福西 エウベル選手、水沼選手は結構、サイドに張ると思うのですが、そのポジションによっては、中に入っていくことも選択肢として出てきていますか?

小池 そうですね。相手のサイドバックは、なるべく対峙している選手に近づかないといけません。近づかせるスピードを遅らせたり、相手のサイドバックが嫌だなと感じるタイミングで走ったりすることは心がけています。

福西 この走っている様子を見ると、(相手の)サイドバックだけではなく、ボランチの選手もかなり見ていますよね?

小池 そうですね。はい。

福西 ボランチがカバーに入ってきたら、外に逃げるとか、そういう駆け引きもあるのでしょうか?

小池 ボランチの選手より、シンプルに僕のほうが早く抜けられると思ったこともありますが、相手も戻ってくる選手だったので、外を回ることで、一歩のズレが起きるかなというのはありました。

福西 この走りが実に効果的なプレーになっているからこそ、今回、アグレッシブプレーに選出させてもらいましたが、本当に単純な一つの走りがここまで考えられていて、だからこそ効果的になっているというのが再確認できました。

小池 ありがとうございます。

— 「守備でも嫌がられる選手になることが一番大事」

福西 小池選手といえば、攻撃面でのイメージが強いと思いますが、守備のほうはどうですか?

小池 特に得意という形ではありませんが、相手のサイドハーフがやりたいこと、得意にしているプレーはやらせたくないです。基本的に目の前の選手にボールを持たせないことが、僕のルールというか、サイドチェンジのボールが来ても絶対に先に触りに行きますし、ボールを持たれた時は、厳しく削りにいくように取りに行く必要があると思っています。守備でも嫌がられる選手になることが一番大事かなと思っています。

福西 確かに。そのしつこさがどんどん増しているのでいいなと思っています。それによって立ち位置も変わってくると思うので、それを緻密にしていけば奪える機会も増えることで、攻撃の持ち味も出しやすくなるはずです。そこは取り組んでもらいたいなと思います。

小池 ぜひ、教えてください。

福西 今度、じっくり話しましょう(笑)。小池選手といえば、僕はもうインナーラップ、オーバーラップを含めて、その走りに特徴があると思っているのですが、走る自信はいつ付いたのでしょうか? 体力が凄いですよね。

小池 自信は特にないのですが、目の前にいる選手がプレーしやすいとか、なるべく選択肢を多く持ってプレーできる環境づくり、選択肢を増やせる走りができればという考えは常に持っています。逆に走らないことが、手助けになることもあります。柏でプレーしていた時は、伊東純也選手(現ヘンク)が前にいて、オーバーラップするよりも、早くボールを預けて離れることで、サイドバックと1対1を作って突破させるとか、前にいる選手によって、その選手がなるべく活躍できるシチュエーションをサイドバックの選手がどれだけ作れるかが、自分のなかの仕事だと思っています。前の選手のタイプに応じたプレーの使い分けと頑張って走ることは、僕のなかで大事にしています。

――試合後のスタッツを見ても、どの試合でも11キロ以上、多い時は12キロ以上も走っています。この数字というのは、意識されていますか?

小池 常にそれくらい走ってきたので、自分のなかではアベレージです。なので、1試合で12キロ走っても、疲れる度合いは変わりません。逆に試合に勝てば半減しますし、負ければ倍増する形です(笑)。

福西 頑張って走ろうとしても、普通はあんなに走れないですよ。僕もサイドバックやったことがありましたが、基本は上がらないやり方でした。いつも常に10キロいくかいかないかくらいでしたからね。

小池 いえいえ、ポジショニングの違いですよ。

福西 僕は、ジョギングで済ませられるポジションを取っていましたから(笑)。

小池 その上手さが欲しいです(笑)。

福西 今度、じっくりと教えますね(笑)。

2021/08/17 「誰も見たことがない人生へ」 JFLから駆け上がった果敢なSB…福西崇史×小池龍太対談【後編】 | フットボールゾーン

福西 あらためて、小池選手といえば走る力が凄いのですが、体力は子供の頃からあったのですか?

小池 そうですね。ずっとサッカーをやってきましたが、走り負けることはありませんでした。中学校の時も推薦されて駅伝に出たりしていましたし、走りのテストは上の学年に入っても上位には入れていたので、その過程で自信がついていったと思います。

福西 すごいなぁ。また、中学生の時にJFAアカデミー福島にも入りました。そこに入るのも狭き門でしたよね?

小池 受験者数が多くて、結構、大変な試験でした(笑)。

福西 僕からすると「エリートじゃないか」という気もするのですが、そこからは当時JFLのレノファ山口に進んでいます。サッカーで自信が付き始めたのは、いつからですか?

小池 特に日本代表とか、年代別の代表に入ったことがないので、自分がどのようにプロになるかが明確ではありませんでした。高卒の時点では、最終的にプロ契約をつかみ取ることはできずに、アマチュア契約でJFLからキャリアをスタートさせましたが、その時も「プロサッカー選手だ」という気持ちで取り組んではいました。その時にJFLからJ3に昇格できたことが、すごく自信になりました。試合に出続ける力を身につけたり、試合に出続けるメンタリティーを培えたりできたことで、自信も芽生えていったと思います。

福西 凄いですよね。だってJFLからスタートして、海外移籍までしていますからね。当時は、どういう気持ちで海外に行ったのですか?

小池 今までJFLからJ1に行くという人も、あまりいなかったと思います。常にチャレンジしてきたのは、僕のなかで大きくて、誰も見たことがない人生というか、選択肢を自分が選べているという喜びで、海外まで自分で行ってみようという気持ちで突っ走りました。

福西 もうプレースタイルと一緒ですね(笑)。

小池 はい(笑)。

福西 海外で得たものはありますか?

小池 正直、まだまだ通用しない印象が大きく残っています。1対1の局面や目の前の勝負、一つひとつにこだわるところ。それに、よく日本人に足りないと言われる我を出すところ。やっぱり向こうの選手は、人生を懸けているなとヒシヒシと感じましたし、そういうところは培うことができたと思っています。

— 横浜FMが「大きな熱量で僕にメッセージをくれた」

――そこから2020年に横浜FMに加入しました。前年にJ1で優勝もしていて、ある意味完成されたチームだったと思います。そういうクラブに加入することをためらう選手もいますが、小池選手はどのような気持ちだったのですか?

小池 僕自身は移籍しづらいということは、まったくありませんでした。むしろ、このチームに来たかったんです。面白いサッカーをしていましたからね。自分のなかで「どのチームに行けば、成長できるかな」と考えた時、F・マリノスは第一候補でした。でも、自分の熱量よりも、さらに大きな熱量でF・マリノスが僕にメッセージをくれたことが大きかったんです。迷う余地もなく移籍を行くことを決めましたし、これからが楽しみでした。実際にどこに行ったとしても、成長できるかは自分次第、入ってから何をするかだと思っていたので。僕に対して熱く「F・マリノスに来てほしい」と言ってくれた方々のためにも結果で恩返しができれば、自分の価値も、クラブの価値も上げられると思うので、そこに尽きると思います。

福西 個人としては日本代表に入ることも、目標としてしっかり持てていますか?

小池 はい。常に自分でも目標に掲げていますし、結果を出し続けることで、自分の評価ではなく、他人の評価で、選出していただけるものだと思っています。どのタイミングで見られているか分かりませんし、それに相応しいパフォーマンスを出すために、常に毎日、毎試合、頑張ればいいかなと思っています。

福西 代表に選ばれたら、スケジュールがさらにハードになりますが、見てみたいなと思っているので、期待しています。横浜FMのサッカーで、インナーラップが増えていると思いますが、それについてはプレーの幅が広がった感覚はありますか?

小池 インナーラップは、もともと得意な選択肢でした。そのなかで、今までであればサイドバックのポジションから走ることが多かったのですが、F・マリノスではトップ下の位置、ボランチの位置から走ることもあります。この時の視野は、すごく新鮮な部分が多いです。そういうところから走ることで、どこの選手が釣れて、どこがズレるという、ゲームをやっていて俯瞰で見ているような感覚が身につきました。ボランチでプレーしたり、トップ下でプレーしたりしている感覚が身についたことで、すごくサッカー観の幅が広がったと感じます。

福西 これは大きいと思います。僕もGK以外の全ポジションで出場したことがあるのですが、各ポジションの人の気持ち、そこで試合に出た時の相手の気持ち、嫌なことが分かると、自分の動き方も変わります。相手の嫌がることができれば、チームのためにもなる。小池選手の成長は、F・マリノスにとっても大きいと思います。そういうポジショニングはアンジェ・ポステコグルー監督(現セルティック)に指導されたのでしょうか?

小池 そうですね。ミーティングでは結構、どういう動きをするか、どこに立っていないといけないかは言われました。

福西 例えば左サイドでボールがここにあれば、右サイドはここにいないといけないとか。

小池 なぜというのは、自分でくみ取る部分が多かったのですが、実際にポジションを取ってみると、なんでそう言っているのか、なぜそこに立つと相手が困るかが分かるようになってきました。最初は、それを分からないままやっていた部分もありましたが、続けることで、見えてくることは多かったですね。逆にそれを知れたからこそ、そのポジションを取らないという選択肢も身についたりしました。自分なりに『もっと良いところがあるんじゃないか』という追求にもなっています。ボスから学んだこと、プラスアルファのところまで今は手が届きそうな感触が自分のなかにあります。

— 日本代表への思い…柏時代の同僚である伊東、中谷と「3人でまたプレーしたい」

福西 新しい監督(ケヴィン・マスカット監督)になって、やり方とかに大きな違いはありますか?

小池 そうですね。基本的なスタイルは変わりません。守備のところがオーガナイズされるところが攻撃よりは多いかなと思っています。

福西 小池選手がボランチのあたりでボールを持った時、一回、間を置いたり、ちょっと相手を引き出したりしますよね? そういうプレーを見ると、幅が広がっているなと感じます。このまま代表まで突っ走ってもらいたいですね。

小池 熾烈ですが、頑張ります。

福西 長友佑都選手も最初は走ってばかりの選手でしたが、プレーの幅を広げてあそこまでの選手になりました。右サイドでは酒井宏樹選手(現・浦和レッズ)がいますが、小池選手らしい走りを身に着けられれば、チームにとっても、小池選手にとっても大きいと思うので頑張ってもらえたらなと思います。

――柏時代のチームメートだった日本代表の伊東選手の活躍は、刺激になっていますか?

小池 そうですね。彼とは今でも結構、連絡も取っていて、また上のステージで一緒にプレーしたいという気持ちもあります。今、名古屋グランパスにいる中谷進之介選手も代表に選ばれましたが、柏で一緒にプレーしていて、右サイドで一緒に組んでいた3人でまたプレーしたいというのは、強く思っていることです。彼らに負けたくないですし、そこでサッカーを楽しみたいという気持ちは強いです。

――現役時代の福西さんのプレーで、小池選手が印象に残っていることはありますか?

小池 それこそアグレッシブなところですよね。激しい印象があります。僕も日本代表戦をよく見ていましたが、JFLの時なども守備が大事だなと思いながら福西さんのプレーを見ていて、「あの激しさは、どこからくるんだろう」と思っていました。イケメンな福西さんからくる、プレーの怖さと言いますか(笑)。

福西 基本的に、僕は最初に激しくいくようにしていました。最初に強めに行って、相手に恐怖心を与える。あとはプレーの細かいところでいうと、相手のバランスをどう崩させるか。僕は体も大柄で、体幹もみんなより強かったので、その部分で強くいっていた感じですね。小池選手には、相手がパスを出してきた瞬間に取れる速さがあると思います。そこの判断、体をぶつけるタイミングの判断がより鮮明になれば、もっともっと嫌な選手になると思います。僕はパスを出されるのが嫌だったのですが、小池選手は出させて取ることができると思うので、そこは磨いていってほしいですね。

小池 そうですね。その感覚とか、距離感は、まだ研究中というか、求めている部分です。まだ全然、まとまっていないので、これからですね。

福西 ただ激しく行く人は、絶対に嫌がられます。そういうプレーが小池選手にも見られるので、そこは続けつつ、逆にガツガツした選手がパッと離れて「あれ?」と思わせた瞬間に、さっと奪っていくという守備の幅も出てくると思います。まだまだ成長途中だと思いますが、このまま成長を続けてもらいたいです。そして結果を出し続ければ、A代表にも呼ばれるはず。あとの細かい話は、会った時にしましょう(笑)。

小池 ぜひ、お願いします。僕たちは7連勝したのですが、その次の試合で清水エスパルスと引き分けてしまいました。自分たちが求めているサッカーはできていると思うのですが、それをどう結果に結びつけていくか、そしてそれをどれだけ続けていけるかが、今後、このF・マリノスがビッグクラブになっていくためにも、一人ひとりの選手がさらに大きな選手になるためにも、その自覚をどれだけ持って、このサッカーをどれだけ信じられるかが重要です。また、応援してくださっているサポーターの皆様の期待を感じながら「応援し続けて良かった」と心から思ってもらえるように、自分たちはプレーと結果で恩返ししていきたいと思います。

 
 

 
 

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