【試合結果Webニュースまとめ(1○3)】2021/4/16(金)19:00KO J1第10節 北海道コンサドーレ札幌vs.横浜F・マリノス@札幌ドーム



 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第10節 北海道コンサドーレ札幌 vs 横浜F・マリノス 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】札幌vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2021年4月16日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 9,222人

監督コメント

[ アンジェ ポステコグルー監督 ]
良いゲームができました。内容も素晴らしかったです。チャンスがあった中、なかなか決め切れず、相手はカウンターが怖いチームというのは分かっていました。CKから失点して難しい状況にしてしまいましたが、選手たちのリアクションが素晴らしかったです。最後の最後まであきらめない姿勢、チャンスをモノにし、同点にして2点目を入れても3点目を奪いにいく姿勢を見ることができました。選手たちの素晴らしい気持ちを見られた試合でした。

--交代で入った水沼 宏太、天野 純が素晴らしいアシストを決め、勝利に貢献しました。彼らの評価をお願いします。
2人だけではなく全員が素晴らしいプレーを見せてくれました。常日頃から言っていますが、先発の11人だけがプレーするわけではありません。交代で出てきた選手も含めてチーム一丸で戦うことを表現できたと思います。(途中出場した)渡辺(皓太)もティーラトンもチームの力になり、一人ひとりが最後まであきらめない姿勢を見せてくれました。

--札幌がマンツーマンを敷いてきました。ビルドアップなど攻撃の評価をお願いします。
前半から素晴らしかったです。予想していたとおりだったので、札幌がマンツーマンでプレスに来るのも分かっていました。前半からバーに二度当たり、相手GKの素晴らしいセーブがあり、得点こそ入りませんでしたが、プレスをはがして前に行き、組み立てからチャンスを作りました。一方、最後は自分たちのほうが運動量は多く、彼らは足が止まりました。彼らがずっとあのプレスを続けることは難しいと思っていたので、自分たちはそのスキを突こうということを伝えていましたし、選手が体現してくれました。

選手コメント

オナイウ 阿道

--同点ゴールのシーンを振り返ってください。
(天野)純くんがボールを引き出し、(相手を)はがして前を向ければ、ゴールに直結するぐらいの技術力が純くんにはあります。いつもならインスイングのクロスですが、右サイドだったので、純くんがどうやって上げるのかなと思って見ていましたが、そこの技術は高いものがあるので、あのような(左足アウトでのアウトスイングの)ボールが来たのだと思います。僕は純くんがボールを持った瞬間にDFの間に後ろから入るのは一瞬で判断できていましたし、慌てずボールに触れました。あのゴールでチームに勢いをつけることができ、アウェイの難しい戦いを勝ちにつなげられて良かったです。

--横浜FMらしいゲームでした。この勝利の価値をどう感じていますか?
相手がマンツーマンだったり、ゾーンで中を固めてきたりいろいろなやり方で戦ってきますが、自分たちのクオリティーが高ければゴールは取れます。今日は前半から難しい展開が続いていたので、相手をどうはがそうかと考えてプレーし、自分が前を向ければチャンスになりました。チャンスになる場所、時間帯を理解しながら我慢してプレーしたことで、最後に3点取れたのだと思います。これからも難しいゲームを勝っていけるように続けていきたいです。

前田 大然

前半はチームに迷惑をかけてしまい、ふがいないプレーをしてしまいました。だからもうゴールを決めないとヤバいというか、決めないといけないと思っていました。ウイングでもゴールを狙っていましたが、FWに入って前に行くチャンスが増えたので、なんとしても決めたいと考えていました。ここ3試合、点は取れていなかったのですが、そこまで悪い試合ではありませんでした。しっかり3点取り、勝てて良かったです。

--第3節・福岡戦の3点目と似たようなゴールでした。決勝点のシーンを振り返ってください。
(水沼)宏太くんが持ったときはニアに信じて飛び込むだけで、感覚で突っ込んでいきました。後ろからニア(のスペース)にトップスピードで入っていくと、DFも止められないので、そこは意識してしました。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 

ハイライト動画


【北海道コンサドーレ札幌×横浜F・マリノス|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第10節 | 2021シーズン|Jリーグ – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜が後半先制許すも3ゴールで逆転勝ち 前田大然が決勝弾― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は札幌に3―1で逆転勝利した。後半2分にCKから失点も、同35分にFWオナイウ阿道(25)、同37分に東京五輪世代のFW前田大然(23)、アディショナルタイムにFWエウベル(28)が立て続けにゴールを奪った。

 鮮やかな逆転劇だった。決勝点は前田。1―1で迎えた後半37分、MF水沼宏太(31)のピンポイントの右クロスに頭から飛び込んだ。「前半から納得のいくプレーができていなかった。ゴールを取らないとチームに迷惑を掛けていたので、決められて良かった」。謙虚に振り返った韋駄天(いだてん)の得点は今季7得点目。4試合ぶりのゴールでJ1得点ランク2位タイに浮上した。

 オナイウの同点弾はMF天野純(29)の左足アウトサイドの絶妙なパスから、前田の同点弾とエウベルのダメ押し弾は水沼のパスから生まれ、ともに途中出場の2人も大仕事を果たした。ふたを開けてみれば、5試合ぶりの複数得点で快勝。アンジェ・ポステコグルー監督(55)は「(失点後の)選手たちのリアクションが素晴らしく、最後の最後まで諦めない姿勢、チャンスをものにする姿勢がしっかり見えた」とうなずいた。

 新型コロナウイルス下で来日が遅れていたヘッドコーチのジョン・ハッチソン氏(41)がこの日から合流し、ベンチ入り。4日に来日したブラジル人のFWレオ・セアラ(26)ももう間もなく合流する。息を吹き返した横浜の攻撃力が、ここからさらに高まっていきそうだ。

 
 
東京五輪世代・大然弾で横浜逆転勝ち!頭で合わせた今季7点目、日本人単独トップ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 明治安田生命J1リーグは1試合が行われ、横浜は札幌に3―1で逆転勝ちし、8戦負けなしで暫定3位に浮上した。決勝点は後半37分、東京五輪世代のFW前田大然(23)のダイビングヘッド。4試合ぶりとなる今季7点目を奪った前田は、日本人単独トップとなる得点ランク2位タイに浮上した。

 韋駄天(いだてん)が、日本人トップの今季7点目を奪った。右サイドのMF水沼がクロスを上げようとした瞬間、前田は緩めていた足を加速。「宏太(水沼)君が持った時はあそこに信じて飛び込むだけ」とDFの間から頭で突き刺した。

 「ここ最近、点を取れていなかったので良かった」。満足感を一切見せなかったが、待望のゴールだった。

 得点ランク首位と好調だった先月に左外閉鎖筋と両側腸腰筋の肉離れを負い、U―24日本代表の活動にも参加できず。それでも復帰4試合目で得点を重ねた。6日のC大阪戦ではJ1史上最多の62回のスプリントを計測するなど、復帰後も異次元のスタミナは健在。「この勝ちは上位に行くためにも大きい」と前田。自身も五輪に向けて加速を続ける大きなゴールとなった。

ニッカンスポーツ

横浜逆転3発で暫定3位浮上 札幌ロペス5戦連発実らず/札-横10節 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスが敵地で北海道コンサドーレ札幌を下して、暫定3位に浮上した。

前半は両者チャンスをモノにできなかったが、後半2分に試合が動いた。札幌はDF福森の左CKから、最後はアンデルソン・ロペスが頭で押し込み、先制点を奪った。これで5戦連続ゴールで、札幌では98年のFWバルデスに並ぶ、J1連続得点記録となった。

1点を追う横浜は、後半35分にMF天野の右クロスからFWオナイウが同点弾を決めた。2分後の37分には、MF水沼の右クロスにFW前田がダイビングヘッドで合わせて、3分足らずで逆転に成功した。

後半ロスタイムにはFWエウベルの追加点も生まれて、横浜が3-1で勝利した。札幌はクラブ創設25周年記念試合だったが、勝利で飾ることはできなかった。

 
 
横浜3分足らずの逆転劇!途中出場天野&水沼アシストで札幌にアウェー勝利 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスが、北海道コンサドーレ札幌相手に敵地で3-1の逆転勝利を収めた。FWオナイウ阿道が同点とすると、FW前田大然の今季7点目が飛び出し、決勝点となった。札幌は得点ランク首位のFWアンデルソン・ロペスに5戦連続ゴールが生まれたが、クラブ創設25周年記念試合を勝利で飾れなかった。

横浜は3分足らずの逆転劇で勝ち点3を持ち帰った。1点を追う後半26分、MF天野と水沼がピッチへ。同35分、天野がFWオナイウの足元にピタリと付けるクロスで同点弾を演出すると、2分後の37分には水沼が右クロスでFW前田のダイビングヘッドをアシストした。途中出場の2人の活躍に、ポステコグルー監督は「先発11人だけでやるものではない。交代で出た選手も一丸となってやると、いつも言っていることをピッチ上で表現できた。選手のすばらしい気持ちが見えた試合」とねぎらった。

後半ロスタイムにはFWエウベルのゴールも生まれて、終わってみれば3-1と快勝。今季敗れたのは川崎Fとの開幕戦のみで、ルヴァン杯を含めて8戦負けなしだ。4戦ぶりにゴールを決めた前田は「連勝しないと上に行けないと思うので、次も勝てるようにしたい」と、勝ち続けることの重要さを口にした。

サンケイスポーツ

前田大然が決勝弾! 横浜F・マリノス、北海道コンサドーレ札幌に逆転勝利で8戦無敗 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田生命J1リーグは16日、第10節の北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノスが行われた。

 2試合未勝利の札幌が、開幕戦の敗戦以降7試合で無敗を続ける横浜FMをホームに迎えた一戦。

 札幌はチャナティップや宮澤裕樹、福森晃斗らを先発起用。横浜FMは前田大然や喜田拓也、マルコス・ジュニオールをスタートから送り出した。

 互いに積極的に攻め込んでいく立ち上がり、8分に横浜FMにビッグチャンスが訪れる。ボックス手前右でボールを持ったオナイウ阿道がボックス内に浮き球のパスを供給。飛び込んだM・ジュニオールがヘディングシュートを放ったが、GK菅野孝憲が片手で軌道を変えてバーに阻まれた。

 一進一退の攻防が続く17分、今度は札幌が横浜FMゴールに迫る。右サイドのアンデルソン・ロペスがドリブルでボックス右まで侵攻。そのまま右足でシュートを放ったがGK高丘陽平に阻まれた。

 序盤こそボールを握る時間も多かった横浜FMだったが、徐々に試合は札幌ペースに。35分にはボックス手前中央やや距離のある位置でのFKからキッカーの福森が直接狙う。鋭いシュートはGK高丘がキャッチしたものの横浜FMのピンチが続く。

 さらに43分、最終ラインの裏に抜け出したチャナティップが一対一の場面でGK高岡を引き付けて横パスを選択。しかし、駆け上がったA・ロペスが体勢を崩しながら放ったシュートは枠を外れた。

 試合は0-0で折り返しを迎えたが、後半開始早々に札幌のスコアラーが決定力を発揮する。47分、左CKの場面でキッカーの福森が左足で蹴り込むとニアで宮澤がフリック。ファーのキム・ミンテが折り返すと浮いたボールをA・ロペスが頭で押し込んだ。

 A・ロペスはこれでクラブ記録タイのリーグ6戦連続弾。「クラブ創設25周年記念試合」として開催された一戦で1998年の元パナマ代表FWバルデス氏の記録に並び、今季得点数も「8」に伸ばして得点ランキングでもトップに躍り出た。

 反撃に出る横浜FMは直後にエウベルがボックス内から左足で強烈なシュートを浴びせたがGK菅野がキャッチ。その2分後の松原健の強烈なシュートもGK菅野が弾き出すなど、守護神を中心にリードを保つ。

 攻め込まれるシーンが増えている札幌は64分、ピッチに座り込んで足を抑えて担架で運び出されてしまった高嶺朋樹に代えて荒野拓馬を投入。すると徐々に押し返し、70分には金子がボックス手前左からミドルシュートを放ったが枠を捉えなかった。

 追う横浜FMは直後に扇原貴宏とM・ジュニオールに代えて天野純と水沼宏太を送り出す。対する札幌も79分に金子、宮澤、A・ロペスに代えてルーカス・フェルナンデス、岡村大八、ジェイを送り出して終盤戦に突入していく。

 すると80分、ボックス手前右から天野が左足のアウトにかけてラストパス。ボックス内に飛び込んだオナイウ阿道が左足で合わせて同点弾を決めた。

 さらにその3分後、右サイド深い位置に入り込んだ水沼がクロスを蹴り込むと前田がダイビングヘッド。前田にとっての4試合ぶりの得点で横浜FMが逆転した。

 後半ATにもエウベルが横浜FMの3点目をネットに突き刺すと、直後に試合が終了。この結果、札幌が3試合未勝利となった一方、横浜FMが8試合無敗としている。(Goal.com)

スポーツ報知

【横浜FM】終盤3得点で札幌に逆転勝ち 東京五輪世代FW前田大然今季7ゴール目「なんとしてでも決めたいなと」 : スポーツ報知

 横浜FMは札幌と敵地で対戦し、3―1の逆転勝利を収めた。後半2分にセットプレーで失点を喫するも、同35分にFWオナイウ阿道(25)が、同37分に東京五輪世代のFW前田大然(23)が得点を挙げ逆転に成功。試合終了間際にはFWエウベル(28)がダメ押し点でとどめを刺した。前田は今季7ゴール目で、得点ランキングは2位タイに浮上した。

 オナイウがMF天野純のアシストから左足で同点弾を決めた直後の後半37分。途中出場のMF水沼宏太の右クロスに「宏太くんが持ったときはあそこに信じてとびこむだけ」と前田が倒れ込みながら頭を合わせた。J1通算50試合出場の節目、4試合ぶりのゴールが決勝点となり「決めないとやばいっていうか決めないといけないって気持ちでいた。前に入るチャンスがあったので、なんとしてでも決めたいなと。チームとして3点取って勝てて良かった」。4月2勝目を挙げ、どこかホッとした表情も浮かべた。

 先月17日に肉離れで戦線を離れたが、今月3日の湘南戦(1△1)で復帰。6日のC大阪戦(1〇0)では、自身が持つJリーグの歴代記録を塗り替えるスプリント回数62回を達成した。この日はここまで全節先発出場を果たしていたFW仲川輝人が負傷で不在となり、右ウィングで出場。左ウィングのエウベルと流動的にポジションを入れ替えながら、攻守においてチームを支えた。

 途中交代の選手の活躍も光り、チームとしても終盤の約15分で3得点を奪って5試合ぶりの複数得点を記録。直近3シーズン敵地で白星のなかった相手から勝ち点3を奪い、開幕・川崎戦(0●2)以降の8戦無敗を継続して暫定3位に浮上した。「マリノスはみんなで戦う気持ちでやってるので、結果につながって良かった。上位にいくためにも大きなゲーム」とうなずいたエースストライカー。新型コロナの影響で来日が遅れていたヘッドコーチのジョン・ハッチンソン氏(41)も合流してこの日からベンチ入りした。個人としても、チームとしてもここからさらに勢いを加速させていく。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】札幌1-3横浜|終盤10分で3発を決める逆転勝利!MOMは相手を揺さぶり続けた助っ人アタッカー | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
札幌 5
前半は粘り強く戦って渡り合い、先制点を奪うまでは悪くなかったが、そこから足が止まりだし、終盤に一気に力でねじ伏せられた。ベンチのサポートも含め、総合力で差を見せつけられてしまった。

横浜 6.5
前半から好機がありながらも決めきれず試合を進めてしまったが、相手の足が止まってからは力の差を見せた。交代カードも当たり、8戦負けなし。
 
 
【横浜|採点・寸評】
GK
1 高丘陽平 6
ビルドアップのところではいいリズムを作れなかったが、肝心の守備のところは概ね問題なくプレーしていた。

DF
27 松原 健 5.5(81分OUT)
サイドでフリーになる場面が多かったため、そこから起点を作りたかったが、なかなかスムーズにいかなかった。

13 チアゴ・マルティンス 6.5
安定感と速さはさすが。得点を奪うまでに時間を要したが、焦れることなく終始冷静にプレーし続けた。

4 畠中槙之輔 6
パスが引っかかりピンチになる場面も作ってしまったが、我慢強くハイラインを保って逆転へとつなげた。

25 小池龍太 6
相手のサイド攻撃に手を焼いてしまった感もあったが、簡単に自由は与えず粘り強く対応した。

MF
6 扇原貴宏 6(70分OUT)
うまくボールを散らすことはできていたが、相手を崩すためのパスがもう少し欲しかったように感じる。

8 喜田拓也 6(81分OUT)
相手に先行される展開となってしまったが、決して慌てることなく、着実に中盤のスペースを埋めていった。

10 マルコス・ジュニオール 5.5(70分OUT)
相手のタイトかつハードなマークにイライラするような場面も見られた。脅威は与えたが、決定的な仕事はできず。 

FW
MAN OF THE MATCH
7 エウベル 6.5
サイドに張りながら相手守備の隙間を取り、揺さぶり続けた。終盤にはVARでいったんは認められた得点を取り消されるも、直後に難なくゲット。実力の高さを示した。

38 前田大然 6.5
技術的なミスでチャンスの芽を自ら手放した場面もあったが、さすがの走力で終盤にしっかりと逆転弾を叩き込んだ。

45 オナイウ阿道 6.5
相手のマークは厳しかったが、それが緩んできた時間帯でしっかりと逆転の狼煙を上げる同点弾を奪ってみせた。

交代出場
MF
14 天野 純 6.5(70分IN)
出足が鈍くなった相手守備の背後を突くプレーでさらなるダメージを与え続けていった。

FW
18 水沼宏太 6.5(70分IN)
相手守備がルーズになったところを見逃さず、しっかりとチャンスメイク。活動量もあり、逆転勝利の立役者となった。

DF
5 ティーラトン ―(81分IN)
モチベーション高くプレーし、勢いづいたチームをさらに加速させた印象。

MF
26 渡辺皓太 (81分IN)
持ち前の運動量で、終盤に逆転を目指すチームにさらなる勢いを生んでいた。

監督
アンジェ・ポステコグルー 6.5
結果論かもしれないが、試合後のコメントを聞く限りではおおよそ狙い通りの勝利。活動量を高めた選手交代はどれも良策で、ベンチ同士の戦いでも力の差を見せた。

横浜が終盤の圧巻3ゴールで逆転勝利!先制した札幌は「クラブ創設25周年記念試合」を飾れず | サッカーダイジェストWeb

— A・ロペスは5戦連発弾で得点ランクトップの9ゴール目を決める

 J1リーグは4月16日の金曜日に第10節の1試合を開催。札幌ドームで行なわれた北海道コンサドーレ札幌と横浜F・マリノスの一戦は、3-1で後者が勝利を収めた。

 クラブ創設25周年の記念試合を迎えた札幌は、前節からのスタメン変更は1人。深井一希に代わり出場停止明けのキム・ミンテが入る。

 一方、アウェーの横浜は4人を変更。右ウイングで全試合に先発していた仲川輝人が負傷でメンバー外に。小池龍太、喜田拓也、オナイウ阿道、マルコス・ジュニオールを先発起用した。M・ジュニオールは前節の途中出場に続き、負傷明け4試合ぶりのスタメンとなった。

 試合は、立ち上がりから両チームのストロングポイントを出し合う攻め合いとなった。

 最初に決定機を迎えたのは横浜。8分に右サイドのエウベルから浮き球のパスにDFの背後を取って飛び込んだM・ジュニオールがダイビングヘッド。しかし、GK菅野孝憲の左手に当たり、ボールはクロスバーを直撃する。

 さらに37分、松原健が右サイドのペナルティエリア手前からシュートを放つと、DFキム・ミンテに当たりゴール方向へ。しかし、これもクロスバーに嫌われる。

 一方の札幌も43分、スルーパスに反応したチャナティップが抜け出し、ペナルティエリア内から並走してきたアンデルソン・ロペスへパスを送るが、フリーで放ったシュートはゴール右に外れてしまう。

 0-0で折り返した後半立ち上がりに、ホームチームが待望の先制点を奪う。

 47分、福森晃斗の左のCKから、ニアの宮澤裕樹、ファーサイドのキム・ミンテと繋ぎ頭から飛び込んだA・ロペスがゴールに押し込んだ。A・ロペスはこれで5戦連発の9ゴール目。得点ランキングトップを快走する。

 直後の49分、51分、52分と横浜に決定的なシュートを放たれるが、GK菅野がことごとくビッグセーブ。60分には、M・ジュニオールのシュート性のクロスを前田大然に詰められるがこれは合わずに事なきを得る。

 62分には、高嶺朋樹がピッチ上に倒れ込み担架でピッチを後にするアクシデントが発生し、交代で荒野拓馬が投入される。荒野は昨年の左足の負傷から復帰し、今シーズン初出場となった。

 しかし80分、横浜が試合を振り出しに戻す。交代出場の天野純からのクロスにオナイウが合わせて1-1とした。さらに82分、こちらも後半に投入された水沼宏太のクロスから前田大然が飛び込み頭でネットを揺らす。

 5枚のカードを全て投入し、6分のアディショナルタイムを攻め続けた札幌だったが、決め切れず。横浜がアディショナルタイムにエウベルのゴールでダメを押し、タイムアップを迎えた。

 この結果、札幌は勝点8と変わらず、横浜は同18に3ポイントを積み上げた。

 次節、札幌は4月20日のルヴァンカップ、鹿島アントラーズ戦を挟んで24日にベガルタ仙台とホームで対戦。横浜は、21日にルヴァンカップの清水エスパルス戦後、24日にホームで横浜FCと激突する。

 
 
【横浜】札幌戦3-1逆転勝利の要因は?指揮官が評価した「1点入れられた時のリアクション」 | サッカーダイジェストWeb

— 終盤の選手交代も的中

 クラブ創設25周年の記念試合でモチベーションも高いホームの北海道コンサドーレ札幌に先制された横浜F・マリノス。前節のベガルタ仙台戦でも攻め続けながらもスコアレスドローに終わっていただけに、嫌なムードが立ち込めた。

 試合後に取材に応じたポステゴグルー監督は「自分たちがまずはチャンスを作ったなかで、なかなか決め切れず、セットプレーから1点を失ってしまった。自分たちで難しい状況を作ってしまった」と振り返る。

 失点直後にチャンスを迎えたものの、相手GKのビッグセーブもあり、得点が奪えない時間が続いた。

 それでも指揮官は「ただ、1点入れられた時の選手たちのリアクションの素晴らしかった。最後まであきらめずチャンスをモノにする姿勢が見えた」という。

 終盤には水沼宏太、天野純、渡辺皓太、ティーラトンと続けて交代カードを切ると80分には天野のクロスからオナイウ阿道が、82分には水沼のクロスから前田大然がゴールを決めた。

 さらにアディショナルタイムにはティーラトンのクロスからエウベルがネットを揺らすも、VARが介入。オンフィールドレビューの結果、直前のプレーでハンドがあったとしてノーゴールとなるが、90分+9分にそのエウベルが正真正銘のゴールを決め、3-1で逆転勝利を収めた。

 これには指揮官も「同点にして、2点目を奪いに行く。2点目を決めても3点目を奪いに行くと本当に素晴らしい試合が出来た」と選手たちを称賛した。

 今季は開幕の川崎フロンターレ戦こそ0-2で敗れたが、その後8試合は無敗を続けている横浜。この日の逆転勝利を勢いに、連勝街道を走れるか。

 
 
「ダイビングヘッド男だな」勝利を呼び込む前田大然の決勝点にファン歓喜!アシスト水沼の喜ぶ姿も必見! | サッカーダイジェストWeb

— 前田の今季通算7点目のゴールで逆転!

 横浜F・マリノスが鮮やかな逆転勝利を飾った。

 4月16日に行なわれたJ1リーグ第10節の北海道コンサドーレ札幌戦、47分に先制を許す展開も、80分にオナイウ阿道のゴールで同点に追いつく。その2分後に前田大然が逆転弾、さらに90+9分にエウベルがダメ押し弾と、終盤の3ゴールで白星を掴み取った。

 横浜は川崎フロンターレとの開幕戦を0-2で落としたが、その後は5勝3分の8戦無敗と好調をキープ。札幌戦の勝利で3位に浮上した。

 ダゾーンの公式ツイッターは、「試合をひっくり返した!水沼宏太のクロスに前田大然 が飛び込む!」と題して、前田の今季通算7点目となるゴールをピックアップ。水沼の鋭いクロスにダイビングヘッドで合わせた。

 東京五輪代表候補が叩き込んだこのゴールに「ウンマー!!!」「ダイビングヘッド男だな」「これは叫んだわ」といったコメントが寄せられた。前田は自身の公式ツイッターで「今日は前半から情けないプレーでチームに迷惑かけた分、絶対に決めないと後がないと思ってゴールに突っ込みました」と得点シーンを振り返った。

 また「ここしかないピンポイントクロスも素晴らしい」「クロスまじでセクシー」「宏太のクロスボールは、大然のアタマに磁力で引っ張られるのかね!」と、アシストした水沼を称賛する声も。「決まった瞬間コータがマリオみてーなジャンプしてて草」とその喜ぶ姿も必見だ。

 
 
「完全に全盛期俊輔」な突破から「ディマリアのような綺麗なパス」。天野純の絶品アシストに反響続々! | サッカーダイジェストWeb

— 「ゾーンに入った瞬間を見た」

 技巧派レフティの非凡なテクニックが凝縮されたアシストだった。

 J1リーグ第10節、横浜F・マリノスは敵地で北海道コンサドーレ札幌に3-1の逆転勝利を収める。0-1で迎えた80分、反撃の狼煙を挙げるオナイウ阿道の同点弾を演出したのは天野純。右サイドで味方からのパスに反応すると、ワンタッチ目で対峙するDFの逆を取って前を向く。そのままゴールに向かって進み、アウトサイドで低弾道のクロスを供給。これをオナイウが押し込んだ。

 一連のプレーをJリーグの公式YouTubeチャンネルが「もはや芸術… 天野純が華麗な突破からアウトサイドパスでオナイウ阿道の同点弾を演出!」と題してピックアップ。コメント欄には称賛の声が寄せられた。

「クロスも天才だけどその前の左足しか使わない突破が完全に全盛期俊輔」
「こういうプレーが見れるだけで、サッカーの楽しさの価値があがる」
「上手すぎ。アドもあまじゅんを信じてるからこそあそこに入っていったよね」
「これだけで飯3杯はいける」
「切り返しからクロス、シュートまで完璧」
「Jリーグで久しぶりにマジうまいと思ったか」
「まるでディマリアのような綺麗なパス」
「ゾーンに入った瞬間を見た」

 横浜は同点としたあと、前田大然が逆転弾をゲット。終了間際にはエウベルがダメ押しゴールを挙げ、3-1で札幌を下す。勝点18とし、暫定3位に浮上した。

ゲキサカ

逆転3発!! 横浜FM、得点ランク首位・アンロペ先制弾の札幌破って8戦無敗 | ゲキサカ

 J1リーグは16日、J1第10節を行い、横浜F・マリノスが北海道コンサドーレ札幌を3-1で破った。開幕節の川崎F戦(●0-2)に敗れたのを最後に快進撃を続けている横浜FMは8試合無敗となった。

 ホームの札幌は前節の鹿島戦(△2-2)から先発1人を変更。MF深井一希に代わってDFキム・ミンテを起用した。対する横浜FMは前節の仙台戦(△0-0)から4人を入れ替え、新たにDF小池龍太、MF喜田拓也、MFマルコス・ジュニオール、FWオナイウ阿道が入った。

 序盤は札幌が主導権を握ったが、横浜FMが耐え抜く展開となった。前半43分にようやく最初の決定機。横浜FMのDF松原健のシュートがクロスバーに弾かれると、札幌のカウンターがスタートし、MF駒井善成のポストプレーからDF田中駿汰が最終ライン裏にミドルパスを送る。だが、MFチャナティップのパスを受けたFWアンデルソン・ロペスの決定的シュートは枠外。スコアレスでハーフタイムを迎えた。

 それでも後半2分、札幌が試合を動かした。DF福森晃斗からの左コーナーキックをニアサイドでMF宮澤裕樹がフリックし、ファーでDFキム・ミンテが折り返すと、ゴール前でA・ロペスがヘディングシュート。得点ランキング単独トップの9点目となるゴールで先制点を奪った。

 ところがその後は徐々に横浜FMが主導権を奪い返し、戦況は一変。そして同35分、右サイドでMF天野純が華麗なターンから左足アウトサイドでクロスを送り込み、FWオナイウ阿道が合わせて同点ゴールを突き刺した。

 さらに後半37分、横浜FMはMF水沼宏太のクロスからFW前田大然がダイビングヘッドで決め、わずか3分間で逆転に成功。さらに同アディショナルタイム、DFティーラトンのクロスに合わせたFWエウベルのゴールはVARの介入を経てティーラトンのハンドを取られて取り消されるも、AT9分にエウベルが再び決め、2点リードとした。そのまま試合はタイムアップ。横浜FMが2試合ぶりの白星を収めた。

フットボールチャンネル

横浜F・マリノス、終盤3発で逆転勝利。コンサドーレ札幌の創設25周年記念試合を制す | フットボールチャンネル

 明治安田生命J1リーグ第10節の北海道コンサドーレ札幌対横浜F・マリノスが16日に行われた。試合は3-1でアウェイのマリノスが勝利した。

 8試合を消化して2勝2分け4敗のコンサドーレ札幌と、4勝3分け1敗のマリノスの対戦。試合は立ち上がりにマリノスが決定機を迎えた。

 開始8分、右サイドからエウベルがクロスを入れると、マルコス・ジュニオールがゴール前でフリーになってダイビングヘッドで捉えた。しかし、これはGKに弾かれて先制点とはならない。

 前半の終盤はコンサドーレ札幌にチャンスが続く。43分にはチャナティップが抜け出して好機が訪れると、出てきた相手GKの前で横パス。このボールにアンデルソン・ロペスが走り込んだが、右足でのシュートは枠を外れてしまった。

 それでも後半の立ち上がりに先制したのはコンサドーレ札幌。CKの混戦からアンデルソン・ロペスが押し込んでゴールネットを揺らした。

 その後はマリノスが同点弾を目指すが、なかなか決められない。それでも80分、ついに追いついた。途中出場の天野純が右サイドでパスを受けると、鋭い切り返しで突破。ペナルティエリア右に入ったところでアウトサイドのクロスを入れると、オナイウ阿道が押し込んだ。

 勢い付くマリノスは82分に逆転弾。前田大然が水沼宏太のクロスに合わせて2-1とする。

 一気に逆転したマリノスは、アディショナルタイムにエウベルがゴールを奪って試合終了。コンサドーレ札幌はクラブ創設25周年記念試合を勝利で飾ることはできなかった。

サカノワ

【札幌1-3横浜FM】オナイウ・前田大然・エウベル揃い踏み「気持ちの見えた本当に素晴らしい試合」とボス絶賛。荒野拓馬5か月ぶり復帰 | サカノワ

— 天野純の美技で、流れが一変。

 フライデーナイトJリーグの「クラブ創設25周年記念マッチ」、北海道コンサドーレ札幌対横浜F・マリノスの一戦は、横浜FMがオナイウ阿道、前田大然、エウベルのゴールで3-1の逆転勝利を収めた。札幌はアンデルソン・ロペスのクラブ歴代1位タイとなる5試合連続ゴールで先制したが、多くの決定機を逃したことが響いた。

 また、この試合、昨年11月21日清水エスパルス戦で左腓骨骨折と左足首靱帯損傷の重傷を負った荒野拓馬が後半途中から交代出場。約5か月ぶりに復活を遂げている。

 試合は互いに高い位置からプレッシングを掛け合い、そのギャップを素早く突く展開に。ホームチームは横浜FMのハイラインの背後を突き、チャナティップのパスからアンデルソン・ロペスがフリーになったが、空いたゴールに向かいながらシュートミス……。ただ流れが悪くなりそうになってもGK菅野孝憲のビッグセーブで主導権を渡さない。

 そして47分、CKにアンデルソン・ロペスが合わせて先制に成功! 64分には足を傷めた高嶺朋樹に代わり、9000人を超える観客の拍手に迎えられて荒野が投入される。

 一方、アウェーチームは、天野純、水沼宏太を投入。ハードワーカーと司令塔のダブル投入で、次第に流れを掴む。すると80分、左サイドを攻略した天野のアウトサイドにかける美技に、オナイウが合わせて同点に。その2分後、今度は水沼のクロスを前田がダイビングヘッドで合わせて、ゴールネットを揺らした。

 横浜FMの攻勢は止まらない。90+9分、直前にVARチェックでゴールが無効になっていたエウベルが左足で決めて、正真正銘のゴール! 横浜FMが3-1の勝利を収めた。

 アンジェ・ポステコグルー監督は試合後の記者会見で、次のように語った。

「本当にいいゲームができて、素晴らしい内容で終われました。なかなかチャンスを生かせず、カウンターを警戒していたなかコーナーキックから決められ、難しい状況にしてしまいました。しかしそのあとの選手のリアクションが素晴らしく、諦めずチャンスをモノにして、さらに2点目を取っても、3点目を狙いに行った。気持ちの見えた、本当に素晴らしい試合でした」

フットボールゾーン

「俊輔レベル」 横浜FM天野純、”天才的ターン&クロス”にファン喝采「美しすぎる」 | フットボールゾーン

— 札幌戦の後半35分、オナイウ阿道の同点ゴールを演出した華麗なテクニックが反響

 横浜F・マリノスは16日、J1リーグ第10節で北海道コンサドーレ札幌とアウェーで対戦し、3-1で逆転勝利を収めた。4節の浦和レッズ戦(3-0)以来となる複数得点での勝利を挙げたなか、後半35分に同点ゴールを導いたMF天野純のプレーが反響を呼び、ファンは喝采を送っている。

 横浜FMはスコアレスで迎えた後半2分、相手コーナーキックの流れからFWアンデルソン・ロペスに押し込まれ先制を許す。しかし徐々に盛り返すと、後半35分に天野のパスからFWオナイウ阿道が決めて同点。その2分後にFW前田大然が頭で逆転ゴールを奪取し、アディショナルタイムにはFWエウベルが加点した。

 同点ゴールのシーンでは、天野の華麗なテクニックが光った。敵陣右サイドで味方からボールを受けた天野は左足でボールをまたぐと、すぐさま逆方向へ切り返し、マッチアップした札幌MF荒野拓馬をかわす。そのままペナルティーエリア手前まで持ち込むと、左足のアウトサイドキックでクロスを供給し、オナイウのゴールをお膳立てした。

 このゴールシーンをJリーグ公式ツイッターが取り上げると、天野のプレーに対して「アマジュンのパスが美しすぎる」「ターン、クロス完璧!」「このアウトのパスよ。上手すぎる」「鳥肌たった」「アシストやばすぎ」「絶品のアシスト」「天才的ターン&クロス」「これ蹴れるのは俊輔レベル」といった多くの賛辞が寄せられた。

 天野のクロスに反応したオナイウのゴールも見事だったが、それを演出した天野の高度なテクニックにファンは釘付けとなったようだ。

EL GOLAZO(エルゴラッソ)

札幌戦での超絶美技アシストを横浜FM・天野純が振り返る。「相手の意表を突くプレー」に必要なのは… | EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

 4月16日のJ1第10節・札幌戦ではMF天野純が超絶美技でお膳立てした同点ゴールが反撃の狼煙となり、横浜FMが鮮やかな逆転勝ちを収めた。その当事者である天野が19日の囲み会見で、一連のプレーの流れを詳細に解説してくれた。

 ビッグプレーが生まれたのは横浜FMが1点を追いかけていた80分。松原健のパスに反応して右サイドに流れた天野の鮮烈なトリックプレーから始まった。

「(札幌の)荒野選手がすごい勢いでプレッシャーにきていました。『どう外そうかな』と考え、ワンタッチで角度を付ければ、かわせる雰囲気がありました」

 ここでのポイントは前に向く意識だ。オーソドックスであれば、DFを背負いながらトラップするのが定石。ところが天野は右足でまたいで、前を向く判断をする。それと同時に左アウトサイドで深く切り返すと、マークにきた荒野は反応できず、尻もちをついてしまう。

「自分が不利な体勢の方が、相手が油断するのでチャンスだと感じています。日ごろの練習後の自主練で自分なりにいろんなフェイントを開発し、いつも違う相手に試していて、その“遊び”があのプレーにつながりました」

 一瞬の閃きと日々の鍛錬の成果が化学反応を起こした天野にしかできない独特のフェイントとなった。

 さらに特筆すべきは、アシストとなった左足のアウトサイドクロス。エリア方向にドリブルを仕掛けながら、進行方向に左足を振り抜きCBの足が微妙に届かない軌道で供給した。

「どちらの足でどういう軌道で届けられれば、一番いいのかを一瞬で判断した結果、アウトサイドという選択につながりました。一枚目のDFさえ越えれば、後ろのDFは間に合ってなかったので、アド(オナイウ阿道)に届くと思っていました」

 一瞬で立体的に俯瞰する目にも恐れ入る。その言葉どおり、天野の左足から放たれたボールは左に弧を描きながら走り込んだオナイウに届き、現時点で横浜FMの今季ベストゴール候補となる一発が生まれた。

 天野は言う。

「“遊び”の延長線上が相手の意表を突くプレーを生みます」

 洗練された戦術も、デザインされた連係も大事だが、唯一無二のアイデアこそフットボールの最大の魅力――。それを証明するには十分なトリコロールが誇るクラッキのスーパープレーだった。

文・大林洋平(エル・ゴラッソ横浜FM担当)

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横浜F・マリノス 2021マッチレポート | 4月16日 vs 札幌 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

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