夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2020/2/21) #fmarinos

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夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2020/2/21(金)2月に慣れない祝日が!と思ったら2/23は、天皇誕生日)
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2月23日(日)ガンバ大阪戦新商品発売のお知らせ | ニュース一覧 | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(タオマフあり(定点 )

「横浜F・マリノス応援炒飯弁当2020」発売!! | ニュース一覧 | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(今年も高額マリガチャが。税込み1,080円)

「オーストラリア森林火災緊急支援募金」のご報告 | ニュース一覧 | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(2/19 シドニーFC戦にて実施。973,085円)

諏訪間幸成選手 U-17日本代表 JENESYS2019 U-19青少年サッカー交流大会メンバー選出のお知らせ | ニュース一覧 | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(ををっ!プロレスラーの諏訪魔選手の息子か!)
 
 

今日の練見(れんみ)

(´-`).o0(非公開)
 
 

Twitter / Instagram


 
 

Webニュースログ

2020/02/19 アタッキングフットボールは今季も健在。2004年以来となる2度目のリーグ連覇へ【J1クラブ展望/横浜FM】 | サッカーキング

 アンジェ・ポステコグルー体制3シーズン目も『アタッキングフットボール』を継続し、リーグ連覇を目指す。

 リーグチャンピオンに輝いても志向するスタイルは変わらない。

 攻撃は自陣からのポゼッションで支配率を高め、多くのチャンスを作り出すことで得点を積み重ねる。守備では思い切りの良いハイプレス&ハイラインで相手から自由を奪い、攻守の切り替えの場面でのハードワークで圧倒する。ホーム、アウェイに関わらず、対戦相手にも左右されない。いかなる状況下でも攻撃的なスタイルを貫き、勝利を目指す。

 我が道を突き進むためのレギュラー陣の顔ぶれは、昨季から大きくは変わらない。とはいえ、チアゴ・マルチンスやティーラトンは期限付き移籍から完全移籍に切り替わっており、フロントは何もせずに指をくわえて見ていたわけではない。優勝メンバーの大半を残留させたことが“最大の補強”と言えるだろう。

 そして15年ぶりのリーグ優勝という成功体験は選手たちに大きな自信をもたらし、さらなる進化の根源となる。

「自分たちがやるべきことをやれば勝てる」

 扇原貴宏の言葉はチーム全員の総意だ。特に既存選手は残留争いに巻き込まれた一昨シーズンの苦しい時期を乗り越えて勝ち取った優勝が、かけがえのない財産になっている。

 しかしサッカーには対戦相手がいる。他の17チームは昨季以上に横浜F・マリノスを研究し、対策を講じてくるだろう。根本的な概念は変わらなくても、質を高めなければ連覇を成し遂げるのは難しい。

 だからこそ新加入選手の突き上げが欠かせない。優勝した昨季はシーズン前半と終盤でレギュラーの約半数の選手が変わっていた。負傷や出場停止といったアクシデントに加え、海外流出も頻発化している昨今である。開幕時のレギュラー11人で1シーズンを戦うのは不可能に近い。

 水沼宏太やオナイウ阿道といった、すでにJ1での実績を持つ選手は即戦力として期待が掛かる。J2でのパフォーマンスがスタイルに合致するという観点で獲得した梶川裕嗣、杉本竜士、前貴之、仙頭啓矢、山本義道は早いタイミングでスタイルに適応し、ベンチウォーマーから不動のレギュラーに登り詰めた畠中槙之輔や朴一圭が歩んだ道を辿りたい。

 置かれている状況は1年前と大きく変わり、今季は最も注目を集める立場でのスタートとなる。だが選手たちに浮足立っている様子は一切見られない。

「昨季の優勝が保証してくれるものは何もない」

 キャプテンの喜田拓也はいたって冷静にそう話す。再び主役の座を目指し、横浜F・マリノスは勇猛果敢に歩を進める。

【KEY PLAYER】MF 11 遠藤渓太

 先発には20代半ばから後半の選手がズラリと名を連ねる。22歳の遠藤は主力の中で最年少になる可能性が高い。

 昨季はリーグ戦33試合に出場。しかし先発は18試合と定位置確保には至らず、得点した次節にベンチを温める機会も多かった。そのため7得点7アシストといずれもキャリアハイの数字を残しても「満足していない。悔しい気持ちのほうが大きい」と表情は冴えない。

 マテウスは名古屋グランパスにレンタルバックしたが、今度はエリキがライバルとして立ちはだかる。現状は左ウイングの2番手という位置付けで、今季も追い掛ける立場からのスタートだ。

 能力の高さは誰もが認めるところ。宮崎キャンプでは水沼、大津祐樹、扇原と4人部屋で過ごして“後輩力”を養った。今季加入の水沼はユース出身の遠藤を「後輩力はイマイチ(苦笑)。でもサッカーの能力は高い」と認めていた。

 今年は東京オリンピックイヤーだ。当落線上の遠藤は開幕直後から圧倒的なパフォーマンスを見せる必要がある。チーム立ち上げ当初からコンスタントに招集されてきたアタッカーは「最後だけ外れるのは悔しい。難しい状況でもあきらめない。絶対にあきらめない」と言葉に力を込めた。

 自身の力で鬱屈として時間に終わりを告げる。背番号11の成長はチームのアップグレードにも直結する。

文=藤井雅彦

2020/02/19 【五輪世代の主役は誰だ #1】多芸は無芸? 注目は一芸に秀でた若者たち | サッカーキング※一部抜粋

 2020シーズンの明治安田生命Jリーグが、いよいよ幕を開ける。優勝争いだけでなく、今夏に開催される東京五輪のメンバー入りを懸けた争いからも目が離せない。そこでスポーツライター3名に五輪世代の注目選手を挙げてもらった。

文=北條 聡

「男子三日会わざれば刮目して見よ」。そんな故事がある。人というのは三日もあれば驚くほど成長する。だから目をこすって、よく見てみなさい――という意味だ。相手が若者なら、なおさらだろう。

 今夏の東京五輪本番まで、まだ半年もある。最終メンバー入りをもくろむ五輪世代が急成長を遂げるには十分な時間か。もちろん、海外組だけではない。国内組にとっても台頭、飛躍のチャンスが等しくある。

 もっとも、本大会のメンバーは狭き門。枠はたったの18だ。そのため、複数のポジションに対応できる使い勝手のいい人材が重宝されやすい。だが、多芸は無芸とも言う。その実はどれもこれも中途半端じゃないのかと。

 そこで、2020年に注目したいのが一芸に秀でた若者たちだ。コレという武器を持った3人の五輪世代にスポットを当ててみたい。

(中略)

 そして、2人目がJ1王者の横浜F・マリノスで左の翼を担う遠藤渓太。この人の一芸は何と言ってもスピード豊かな縦への仕掛けだ。大外からの鋭い切り崩しは、この世代随一の破壊力を秘めている。

 五輪世代の2列目と言えば、海外組の堂安律や久保建英など逸材ぞろいだが、縦に切り裂く力に秀でたタイプは少ない。ウイングに分類できるのは遠藤と相馬勇紀(名古屋グランパス)くらいか。その意味で希少価値が大きい。

 昨季の序盤はマルコス・ジュニオール、終盤はマテウスとポジション争いしながら、33試合に出場し、7得点をマーク。途中出場でも結果を残すなど、確実に地力をつけてきた。今季もFUJI XEROX SUPER CUPで途中出場ながらアシストを記録し、敵地に乗り込んだ全北現代モータース(韓国)とのAFCチャンピオンズリーグ初戦では先発に名を連ね、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれる働きを演じた。

 ひとたびピッチに立てば、確実に仕事をしてみせる。そんな頼もしい存在へと育ちつつあるわけだ。五輪代表の活動では3-4-2-1という基本布陣との兼ね合いからベンチに回る機会が多かった。2シャドーの一角や守備の負担が大きいウイングバックでは、その持ち味を存分に生かすのが難しいからだ。

 A代表と同じ4-2-3-1の布陣なら一転、左の翼の有力候補に浮上しても不思議はない。縦に深々とえぐって折り返すアシスト量産機でもあるだけに点取り屋とは相性抜群。先に触れた小川や上田綺世(鹿島アントラーズ)の得点力を引き出すには打ってつけの人材だろう。

2020/02/19 遠藤渓太を突き動かすのは反骨心。日本代表で味わった挫折、結果にこだわる5年目の覚悟 | フットボールチャンネル

J1リーグ連覇を目指す横浜F・マリノスで、遠藤渓太がもがいている。昨季は先発出場の機会が限られる中でキャリアハイの結果を残し、チームの優勝に貢献した。だが、オフシーズンに参加した代表では挫折を味わうことに。様々な感情が共存した経験をどう今後につなげていくか。22歳の若者の信念と覚悟に迫った。(取材・文:舩木渉)

–J1優勝も…日本代表で突きつけられた現実

 横浜F・マリノスは昨季、15年ぶりのJリーグ制覇を成し遂げた。その中で目覚ましい成長を見せて快進撃の立役者の1人となったのが、遠藤渓太だ。東京五輪での活躍も期待される22歳は、途中出場も多かったがキャリアハイとなる7得点7アシストを記録して大きく飛躍した。

 しかし、シーズン終了後に大きな挫折を味わうことになる。日本代表として参戦したEAFF E-1サッカー選手権の最終戦、優勝をかけた韓国代表戦では先発起用されるも前半45分間のみで交代。その後にU-23日本代表として挑んだAFC U-23選手権ではチームがグループリーグ敗退の屈辱を味わう中、遠藤には1分も出番が与えられなかった。

「今まではアンダー代表とやることが多くて、その中では自分がウィングバックで出ていても、守備の部分で課題が浮き彫りになりづらかった部分が多かった。アジアの戦いでは自分の守備の量が少ないから、ごまかせていた部分があるかもしれないけど、やっぱりE-1で韓国代表とやってチンチンにされて、目の前のことにいっぱいいっぱいになっちゃったし、これが強いチームとやった時の自分の出来なんだなと感じました」

「E-1が全てだったんですかね。結局どんなに(Jリーグで)活躍しても、E-1の日韓戦でのパフォーマンスは悪かったし、そこが全てだからこそ、自分の立ち位置的なものも1回ゼロになったわけだから。中途半端な結果ではもう呼ばれないと思うし、だからこそ開幕してから数字にこだわりたいなと思います」

 宮崎での2次キャンプからマリノスに合流した遠藤は「難しいと言う言葉で終わらせるつもりはない。自分の実力不足」と現実を受け止め、まっすぐな目で言葉を紡いだ。いくらJリーグで結果を残そうとも、役割の違う代表では求められるものが変わる。そして毎回「選ばれる」立場の代表で生き残るためには、常に最高のパフォーマンスを披露し続けなければならない。

「悔しかったですし、何でだよっていう気持ちに誰だってなると思うんです。(AFC U-23選手権で1分も出られなかった)菅ちゃん(菅大輝)もそうだし。別に何かを否定するわけでもなく、これが自分の実力であり、積み上げてきたものだと思うしかない。出ていた選手は出ていた選手で悔しさが残ったと思うんですけど、自分や菅ちゃんはまた違った悔しさを味わった。だからもっともっとJリーグで突き抜けた結果を残さなければダメなのかなとは思いました」

–またも激しい定位置争いの中へ

 迎えた新シーズン、遠藤は再び激しいポジション争いに身を置いている。昨季序盤はマルコス・ジュニオールと、後半戦はマテウスと争ったが、今季はアンジェ・ポステコグルー監督がエリキの左ウィング起用を試しており、遠藤は三たび強烈な武器を持つブラジル人アタッカーと比較される立場になった。

 今月8日に行われたFUJI XEROX SUPER CUPのヴィッセル神戸戦では、エリキが左ウィングで先発出場。だが序盤に右ひざに打撲を負ったことでパフォーマンスが低下。後半から交代もあってセンターFWに回り、遠藤が左ウィングに入った。

 するとマリノスが劣勢だった流れが大きく変わり、遠藤もチームの3点目をアシストした。「あそこだけだった。もうちょっとできた」と悔いは残ったが、積極的に裏のスペースを狙い、左サイドを活性化したプレーは改めて自らがマリノスに必要な存在だと証明するのに十分なものだった。

 そして続く12日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ初戦、韓国王者・全北現代モータース戦で先発起用された遠藤は、1ゴールと相手のオウンゴールを誘発する絶妙なクロスで2-1の勝利に大きく貢献。マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれ、昨年の結果が偶然でないことを結果で示して見せた。

「ゼロックスでは負けたこと以上に内容も良くなくて、そこを踏まえた中での次の試合は大事だったと思うし、それがスタートから出てていたと思います。個人としてもここで結果を残さないと生き残れないと思って臨みましたし、チャンスは自分で掴むもの。ゴールという結果で示せたのかなと思います」

 マリノスの育成組織から2016年にトップチームに昇格した生え抜きの遠藤は、1年目から継続的に出場機会を与えられてきた。しかし、とにかくゴールが決まらない。シュートがゴールの枠内に飛ばない。それはチームメイトたちからもイジられていたほどで、一昨年までの3年間でリーグ戦64試合に出場しながら、わずか4得点しか奪えていなかった。

 それが劇的に改善されたのが昨年のこと。練習を続けてきた左足の精度も著しく向上し、縦へのドリブル突破だけでなくカットインしてのシュートや、ゴール前に侵入してのワンタッチでのフィニッシュなど得点パターンも増えた。しかも、昨季の7得点は全てリーグ後半戦に生まれ、途中出場の短い時間でもゴールやアシストを記録できるようになったことが優勝を大きく後押ししたのは間違いない。

「結局、外してきたことも全部無駄じゃないと思っているし、いつか試合に出ていれば点は取れると思う。それ以外の部分でも成功体験だったり、あとはやらなきゃいけないという気持ちだと思うし、チームのみんなが喜ぶ姿を見たいから、そのために頑張らなきゃいけない。それで何が評価されるかといったら、やっぱりゴールだと思うし、自分の中で変わってきている部分がある。それがいいサイクルで回っているのかなと思います」

–プロ5年目、J1で100試合出場も目前

 代表では挫折を味わったが、自らのプレーへの自信は失われていない。そのうえで遠藤は「ぶっちゃけ言うと、まだみんなに認められるような選手じゃない。サポーターからもそうだと思うし、選手からもそうだと思う」と、貪欲にゴールやアシストといった結果を追い求めていく。その先に、3年前のU-20ワールドカップ出場から明確に意識するようになった東京五輪出場という夢も見えてくると理解している。

 そして今季は、J1リーグ通算100試合出場も目前だ。プロ5年目にして、あと3試合で三桁の大台に乗る。マリノス生え抜きとしてファン・サポーターの大きな期待を背負っていることを、今まで以上にひしひしと感じながら遠藤はピッチに立つ。何もできなかった1年目の頃の自分とは違うことを証明するために。

「(齋藤)学くんがボールを持った時とか、すごかったじゃないですか。観客の『学が何かしてくるんじゃないか』みたいな。それは自分が出ていた時もすごく感じていたし、学くんに対する期待とかが反映されている、サポーターから出ているなと思っていました。今のテルくん(仲川輝人)もそうだと思うし、そういうところに少しでも近づければいい。

あの頃はやっぱり若かったですけど、当時は若手で試合に出ている選手って、マリノスにはなかなかいなかったじゃないですか。それゆえの歓声みたいなものはあったかもしれないけど、今はそれとはまたちょっと違うものに応えたい。

本当にあの時は(自分のことで)いっぱいいっぱいだったし、今みたいなことを言えるような状況ではなくて。難しかったというか、苦しかった。でもその時、逃げずに、ひたむきに取り組んだつもりでいる。それが今になって大事になってきたのかなと思います」

 遠藤の原動力になってきたのは、不遇の時でも何とか見返してやる、試合に出て結果を残して認めさえてやるという反骨心だったのかもしれない。思えばどのチームでも常に追う立場で、今もそう。ずっと追いかけている存在や、争っている相手がいながら戦ってきた。そこに昨季は自らの力の証明となる結果がついてきて、J1優勝も経験できた。

「変わってきているなと思うことはたくさんある。自分がプロになって最初の頃に比べたら、チームメイトからの期待というか、『何かしてくれ』というサポーターからの期待だったりを感じる。そういうものに応えたいという気持ちはすごくある」

 愚直に前だけを見て突き進む姿勢は今季も変わらない。誰もが認めざるを得ない結果を残して、東京五輪に出て、マリノスの連覇やアジア制覇に貢献するという明確な目標もある。だからこそ遠藤がゼロックス杯で神戸に敗れた後、去り際に呟いた「ライバルがいないと活躍できないのかもしれないですね、逆にね」という言葉が強烈に印象に残っている。

「自分はどんな状況であれ変わらない。気持ちを力に変えられるタイプだと思う。だから何もなくなった時に自分がどうできるか。もっともっと上にいけるんじゃないかと思います」

 ボールの周りには仲間がいて、ライバルがいて、相手もいる。1人でドリブルしているだけでサッカーが上手くなることは決してない。

2020/02/21 「とにかく強い」横浜F・マリノス。新戦力がフィットし連動性もUP|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 AFCチャンピオンズリーグのグループリーグ第2戦に臨んだ横浜F・マリノスが、シドニーFC(オーストラリア)に4-0と勝利。これで2連勝とし、クラブ史上初となるグループリーグ突破へ大きく前進した。

 強い。とにかく強い。

 そのひと言に尽きる、昨季J1王者の戦いぶりだった。

 横浜FMは、序盤からボールを保持して試合を進めるのはもちろんのこと、ボールを奪われても、素早い守備への切り替えでボールを奪い返し、相手にカウンターを許さない。それどころか、ほとんどボールを持つ時間を与えない。とくに前半は、シドニーの選手たちを自陣に閉じ込め、何もさせない時間を長く続けた。

 横浜FMがただ単に攻撃力だけに優れているのなら、つまり、ボールを保持したときのプレーだけに優れているのなら、相手にももっと打つ手があっただろう。

 しかし、この試合の横浜FMが出色だったのは、ボールを失ったあとの切り替えの速さと、ボールを奪い返すときの激しさ。ボールを失った瞬間に、1人目がプレスをかけ、それが外されても2人目、3人目と、次々に青いユニフォームの選手がボールへ襲いかかる様は、シドニーの選手に同情したくなるほどの迫力があった。

 と同時に、横浜FMのサポーターが、鮮やかなパスワークよりも、むしろ”ボールを失ったあとのプレー”に大きく反応していたのもよかった。スタンドが作り出す空気は、選手の足を動かすあと押しになっていたはずである。

 シドニーのスティーブ・コリカ監督も、「我々はベストのプレーができなかった」と悔やむ一方で、「横浜FMはボールを持っているか、いないかに関係なく、ハイテンポでプレーしていた」と、勝者に賛辞を贈った。事実、シドニーの選手は、横浜FMの足を止めないハードワークにまったくついていけなかった。

 これだけ一方的な試合展開に持ち込めば、横浜FMが攻めあぐむこともなかった。シドニーのディフェンスが耐え切れなくなり、得点が生まれるのも当然の流れだっただろう。

 前半12分にFWオナイウ阿道が決めた先制点を皮切りに、31、33分にはFW仲川輝人が立て続けに追加点を奪って、前半にして勝負を決定づけると、後半立ち上がりの51分にも、再びオナイウが決め、シドニーに引導を渡した。

「とてもいいパフォーマンスだった。ゲームをコントロールし、支配できた。韓国でのグループリーグ初戦(2-1で勝利した全北現代戦)はもっと得点できたはずだが、今日はそこを修正でき、たくさん点も取れた」

 横浜FMを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、満足げにそう語ると、再びかみしめるように、「今日のパフォーマンスはとてもよかった」と繰り返した。

 DFラインを高く保ち、コンパクトな布陣で攻守を繰り返す横浜FMのスタイルは、うまくハマれば相手を圧倒できる一方、その特性ゆえ、背後には広大なスペースを空けてしまうなど、対策されやすいと見る向きも少なくない。

 だが、「横浜FMは(DFラインが)ハイラインで、サイドにスペースがあることもわかっていた」と、シドニーのコリカ監督。それでも試合後は、「そこを突くことができなかった」と認めるしかなかった。

 昨季J1でMVPに選ばれた仲川は、「自分たちがやるべきこと、やらなきゃいけないことを徹底してやっているだけ」と事もなげに語るが、すでにチームは「自分たちがやるべきこと」を忠実に遂行する段階を終え、次のプレーを判断するスピードも上がり、チーム全体の連動性は昨季以上に高まっている印象を受ける。

 ポステコグルー監督も「全員がボールに関わることを目指している。全員が流動的に動くことが大事」と言い、「どう動けば、相手を崩せるか。選手主体で、一人ひとりが理解を深めて、動いてくれている」と選手を称える。

 もちろん、J1とACLを並行して戦う長いシーズンのなかでは、何が起こるかわからない。とはいえ、現状において、横浜FM対策を講じることは、簡単な作業ではなさそうだ。

 それは単に、昨季からのスタイルが継続強化されている、というだけではない。今季移籍加入した新戦力が、早々にフィットしていることも好材料となっている。

 この試合でも、徳島ヴォルティスから移籍のGK梶川裕嗣と、大分トリニータから移籍のオナイウがともに先発フル出場。オナイウが移籍後初ゴールを含む2得点を決めれば、梶川もまた、DFラインの背後を的確にカバーするだけでなく、試合終盤の決定的なピンチも防ぐなど、無失点勝利に大きく貢献した。オナイウが安どの表情で語る。

「早く(移籍後初ゴールを)取れるに越したことはない。それが今日取れたのはよかった」

 オナイウが試合を重ねるごとにチームに適応していることを強く印象づけたのは、チーム2点目のシーンである。

 前線のオナイウは少し引いた位置にポジションを移し、最終ラインでボールを持ったDFチアゴ・マルチンスからの縦バスを引き出す。と、その瞬間、オナイウは、右サイドから中央へ走り込んできていた仲川の動きを見逃さなかった。

「(自分に)DFがついてきているのがわかったので、自分が触るよりスルーしてみようと」

 ボールはオナイウの傍らをすり抜けると、ゴール前へ走り込んだ仲川の足元へピタリ。仲川はGKの動きを冷静に見極め、ループシュートを難なくゴールへ流し込んだ。

 昨季J1得点王の今季初ゴールを”アシスト”したオナイウは、「いいイメージを共有できている」と前置きし、こう続ける。

「でも、もっとよくなると思う。個人としても、チームとしても、もっと上にいけるようにしたい」

 オナイウがチームにフットしてきていることを感じさせたのは、このワンプレーだけではない。

 先制点の直前、オナイウは右サイドの仲川からのクロスにヘディングで合わせているのだが、このクロスは相手選手を抜き切らず、少しタイミングをズラすように上げられたものだった。それにもかかわらず、オナイウはドンピシャでゴール前に飛び込んでいた。ヘディングシュートは惜しくもバーの上を越えたものの、互いの呼吸は合っており、(決して結果論ではなく)得点を予感させるに十分なプレーだった。

 FUJI XEROX SUPER CUPで先発出場したときは、自分の役割を最低限こなすのに精一杯といった感じだったオナイウ。しかし、公式戦出場わずか3試合目にして、コンビネーションには明らかな変化が見られる。オナイウが語る。

「タイミングは合ってきていると思う。クロスを上げられる選手はたくさんいるので、相手と駆け引きしながら、(相手DFの)前なのか後ろなのかを考えながらやっていきたい」

 どのクラブにとっても、ACLとJ1の両立が難しいのは、過去の例から見ても明らかだ。それゆえ、昨季J1王者と言えども、下手をすれば、泥沼にはまると想像するのはさほど難しいことではない。

 しかし、我々の悲観的な想像を軽々と超えるだけの強さを、今の横浜FMは備えつつあるのかもしれない。そんなことさえ思わせる圧勝劇だった。

 
 

今日のこけまり


【ロコさぬレポート】2020/2/19(水)19:30 AFCチャンピオンズリーグ2020 グループステージ(グループH) 第2節 横浜F・マリノスvsシドニー FC@横浜国際総合競技場 #YOKvSYD #ACL2020
 
 

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