夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2019/07/31) #fmarinos


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2019/7/31(水)夏が本気を出してきた…(暑 )
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

株式会社ハイテック・システムズ オフィシャルスポンサー決定のお知らせ | ニュース一覧 | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(本社は新横浜。ハイテック・システムズは、半導体・LCD装置の買取・販売を行なっています。)

8月3日(土)清水エスパルス戦 カードフェスタ開催決定のお知らせ | ニュース一覧 | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(プロモカード。三好選手はトリコロールランド、マリノスケは場内コンコース)
 
 

今日の練見(れんみ)

(´-`).o0(トップチームはオフ)
 
 

Twitter / Instagram


 
 

Webニュースログ

2019/07/31 マンCに真っ向勝負を挑んだ90分。マリノスに降り注いだ拍手の正体。 – Jリーグ – Number Web – ナンバー

text by 熊崎敬

 タイムアップの瞬間、日産スタジアムは6万5000人の大拍手に包まれた。この拍手を言葉にすると、「好ゲームをありがとう」になる。

 練習試合の90分が密度の濃い時間になったのは、横浜F・マリノスが素直に力を出し切ろうとしたからだ。

 マンチェスター・シティは最終ラインを大胆に押し上げ、敵を一気に押しつぶそうとする。対戦相手の多くは自陣を固めて嵐をやりすごそうとするが、横浜は違った。腹をくくってラインを押し上げ、中盤勝負に打って出た。

 横浜はJリーグの中でも、ポゼッション重視の攻撃的な試合運びを志向するが、この試合でもスタイルを曲げず、そのことが好ゲームを生んだ。

 互いの最終ラインが30メートルほどの間隔で対峙し、その中にフィールドプレイヤー20人がひしめく。こうなると一本のパス、もしくはひとつのミスが決定機につながる。Jリーグなら決定機が決まらないことも多いが、相手はプレミアリーグ王者。ピンチが即、致命傷となる。

–J屈指の快速CBも「かなり疲れた」

 こうなると、片時も目が離せない。練習試合にもかかわらず、久々に「サッカー見てるなあ」という充実感があった。横浜やシティのファンはもちろん、サッカーにあまり興味がない人でも、面白いと思える90分だったと思う。

 見る側が目が離せなければ、プレーしている選手たちは当然、一瞬も気が抜けない。

 試合後、横浜のブラジル人CBチアゴ・マルチンスが「頭が疲れた」と語っていた。

「ラインを大きく押し上げているから、裏を突かれて全力で戻らなきゃいけない場面が何度もあって、フィジカル的にかなり疲れた。でも最初から最後まですべての瞬間、なにが起きるかわからないから、緊張感もあって、頭もかなり疲れたね」

 表情には充実感が浮かんでいたが、それは密度の濃い時間を過ごした実感があるからだろう。

–才能豊かな選手たちの綱渡り。
 このゲームを見て、改めて考えたことがある。

 Jリーグには正直、目を離せないゲームは少ない。それはひとつのミスが致命傷になるほどの、緊張感がないからだ。

 横浜が自陣からパスをまわすと、シティはラインを大きく押し上げて前線からプレッシャーをかける。自陣にいるのはキーパーひとりという場面も何度かあった。

 これはフィールドプレイヤーがひとりでも走らなかったり、ポジショニングを間違えたりすれば、キーパーが大ピンチにさらされることを意味する。豊かな才能を持つプレイヤーたちが綱渡りをする。これがシティの強さなのだろう。

 もちろんJリーグのすべてのチームが、シティのようにラインを大胆に押し上げる必要はない。それは至難の業だ。

 だがリスクを負って、ミスが致命傷になる厳しい勝負をすれば、ゲームはスリリングになり、選手は鍛えられる。この一戦が与えてくれた教訓だろう。

–派手なこと、無理なことをしない。

 もうひとつ。

 この一戦で、シティが教えてくれたことがある。それはシンプルにプレーすることの大切さだ。

 互いが最終ラインを押し上げたことで中盤は過密になり、一人ひとりに許されたスペースと時間はわずかなものになった。こういう条件下では、手数をかけずにシンプルにプレーすることが重要になる。才能に恵まれたシティの面々も、派手なこと、無理なことをせず、シンプルなプレーに徹していた。

 シンプルなプレーには、日本では批判の対象になりやすい横パスやバックパスも含まれる。

 過密状態の中盤では、敵のプレッシャーから自由になることは難しく、前にボールを運ぶと、すぐにマークがきつくなる。そういうとき、シティの選手たちは無理をして敵を抜こうとはせず、シンプルにボールを下げる。

–シティの強さは“使い分け”。
 その理由はふたつある。

 無理に抜こうとすると、ボールを失うリスクが高まること。もうひとつは、後ろの味方のほうがフリー度が高く、広い視野を確保しているということだ。

 詰まったら後ろに下げて、CBが対角線上のウイングにロングパス。この展開からシティは、幾度となくチャンスを作った。

 高いラインへの対応策を彼らは心得ていて、無理もしないし、マジックに頼ることもない。才能に恵まれたプレイヤーたちが、理にかなったプレーをする。そしてチャンスになると、奔放な動きとアイデアを出し合ってゴールを攻略しようとする。

 こうしたプレーの使い分けも、シティの強さなのだろう。

2019/07/31 天野純を直撃。ベルギー2部移籍の真相、現実を突きつけられる日々で見出したもの(前編) | フットボールチャンネル

この夏、Jリーグから多くの選手が欧州移籍を決断した。その中の1人、天野純は異色の存在だ。28歳で選んだ初めての海外挑戦の背景にはどんな思いがあったのか。そして、ベルギーでどんな日々を過ごしているのだろうか。オランダに飛び、練習試合を終えた天野を直撃した。今回は前編。(取材・文:舩木渉【オランダ】)

–「違いを作らないと自分がいる意味はない」

 プレシーズンの練習試合で、まさか発煙筒や花火が焚かれるとは想像していなかった。2019年7月17日、NACブレダ対ロケレンの試合開始直前、アウェイのロケレンサポーターが持ち込んだ火薬類に火を点けた。

 ちなみに両クラブは1993年に開催された親善試合をきっかけに友好関係を築いており、サポーター同士の関係も非常に良好だ。2つのクラブの名前が記されたフラッグもいくつか掲げられていた。そのため熱狂的でありながら、発煙筒が焚かれても危険な雰囲気は一切ない。

 今回の試合が行われた、オランダ南部の小さな街アウデンボッシュの外れにある簡素なスタンドが設けられたピッチは黙々と広がった黄色い煙に覆われた。その煙が晴れ、試合開始のホイッスルが吹かれる瞬間、ロケレンに移籍したばかりの日本代表MF天野純が目の前にいた。

 この夏、横浜F・マリノスからベルギー2部のロケレンに移籍したばかりの天野は、背番号14のユニフォームをまとい、オランダ2部NACブレダ戦に4-2-3-1の右サイドMFとして先発起用された。加入して以降、2戦目の実戦だった。

 ピッチ上での役割は、マリノス時代とは全く違う。スタートポジションこそ右サイドなものの、自分たちがボールを保持している状況であれば、どんどんインサイドに進出して、周りと近い距離でプレーに関与していく。時には相手ディフェンスラインの裏に抜け出し、ペナルティエリア内でフィニッシュに絡み、中盤からラストパスも供給する。すでにセットプレーのキッカーも任されており、チームからの信頼を感じ取ることができた。

 試合後、天野を直撃した。マリノスでは全体の立ち位置のバランスを考えながら動く必要があっただけに、全く異なるスタイルの中で何を感じながらプレーしているのか。黄白黒のトリコロールの一員になった背番号14は、プレーの変化や戦術の違いを指摘すると「本当にそうですよね」と笑った。

「(右サイドは)マリノスでは考えられないですけど、監督はより前で使いたいということなので、インサイドでプレーしろ、外にあまり張らなくていいと言われていて、だから今は新境地というか、すごく面白いですね」

 ピッチ上で自由を与えられるということは、同時に結果への責任も求められる。天野は「右サイドバックの選手がすごくタフなので、ある程度任せて、右、左と自由に動いています。その代わり前で違いを作らないと自分がいる意味はないので、そこはすごく意識していますね」と表情を引き締める。

–ボールが来ない…。欧州の洗礼を浴びて

 NACブレダ戦で移籍後初の先発出場を果たした。そこまでの短い期間にも大変なことは多くあったという。「最初の5日間とか、練習試合までは結構きつかったですね。ボールは全然来ないし」と、初の海外挑戦で欧州の洗礼を浴びた。

「私生活もですよ。『何だこの日本人』みたいな雰囲気がすごくあったので、やっぱり海外組ってすげえなって思いながら、徐々に積み上げている感じです。日本で、マリノスで実績を作ったとか、こっちの人からしたらそのキャリアは一切関係ないから。やっぱり認められるまで、今はまだ結構大変ですね」

 風向きが変わり始めたのは、移籍後初めての練習試合だった。7月13日に行われたベルギー1部のズルテ・ワレヘム戦に後半から途中出場して1アシスト。格上相手の2-2ドローに、数字に残る結果で貢献して見せたのである。

「最初の練習試合のときに、ここでアピールしなかったら結構ズルズルいっちゃうなと思ったので、一発気合い入れてやったらうまくいって、そこからだいぶみんなが認めてくれるような雰囲気とか、そういうのが出てきました」

 それから4日が経ったNACブレダ戦。試合前のウォーミングアップなどを観察していると、チームメイトから話しかけられるなど、徐々にチームに馴染めてきている天野の姿があった。そして、初先発となったオランダでのアウェイゲームで、背番号14は得意のコーナーキックからイェッレ・ファン・ダンメのゴールをアシスト。その1点が決勝点となり、2戦連続アシストが勝利に繋がった。

 天野は、こうした「結果」がチーム内での自分の立場を築いていくことを理解した。それは誰もが自分のことを知っているマリノスでは味わえなかった厳しさ。欧州移籍で、まさに求めていたものだった。

「いやあ、きついですね。海外での生活だったり、プレーをもっと舐めていました。でもやっぱり厳しいし、本当に1つひとつ、ここからは自分の力なので、今は試されているなという感じですね。ピッチで自分のプレーを見せていくのが全てなのかなという感じがすごくしています。何か変に私生活で積極的に話にいってとか、そうじゃなくて、練習だったり、こういう練習試合だったりで、より親密になれる関係性がある。そこがやっぱり日本で描いていたものと少し違うと思いますね」

–ロケレンは「ぬるま湯」なのか?

 ただ、正直な印象としてロケレンは天野にとって「ぬるま湯」なのではないかとも感じる。はっきりと質が高いと言えるのは、ベルギー代表歴を持つファン・ダンメと、天野の後ろを支える右サイドバックのステファノ・マルツォくらい。おそらくこのままいけば代えの利かない存在として重宝されるのは確実ではないかと、試合を見ていて感じた。

 その疑問をぶつけると、天野は「そういう見方をされるのは仕方ないと思います」と答え、このタイミングで欧州へ挑戦する決断をした背景と経緯についても語ってくれた。

「正直、他にも候補はあったし、もちろんもう少し上のレベルでやる選択肢もあった中で、自分の身の丈に合ったクラブを、ステップアップというより、それにふさわしいクラブを僕の中で選択したつもりだし、やっぱりこのタイミングで海外に行くしかないと思いました」

「足もとは本当に日本人の方が間違いなく上手いし、Jリーグの方がレベルも高いと思いますけど、球際のところと寄せのスピード、体の大きさとか、それはロケレンでも練習から全くレベル違うと思ったし、そこの一瞬の脚の伸びだったりというところは、本当に今調整中です」

 マリノスでは今年から背番号を「14」から「10」に変更し、キャプテンの1人にも任命された。昨年は日本代表デビューを果たし、間違いなく中心選手としてチームを引っ張っていかなければいけない立場になった。

 それでも移籍を選んだのは、自分の成長を止めたくないという思いと、夢だった欧州でのプレーを実現するためのタイムリミットが迫っている実感があったから。悩み抜いた末に、J1で上位争いに絡むマリノスを離れる決断を下した。

「いやあ、やばかったですね、もう。何ヶ月か本当に悩んだし、でもやっぱりキャプテンだし、チームを引っ張らないといけない立場にいる中で、絶対にやっちゃいけないですけど、それがたまに練習とかに出ちゃっているなと自分の中では感じていて…。本当に悩みに悩んで、自分のキャリアを考えました。本当に正解かは結局最後までわからなかったですけど、もう行かないで後悔はしたくないなと思ったので、決断しました」

2019/07/31 天野純を直撃。マリノスで葛藤した日々、覚悟を決めて掴んだ“ラストチャンス”の先に(後編) | フットボールチャンネル

–エゴを押し殺して

 今季の横浜F・マリノスでの天野純は、チームの勝利のために、あえて個性を消してプレーしているように見えた。あくまでボールを前線に運ぶための中継地点であり、潤滑油であると割り切っているかのように。後方からパスを引き出して、細かく繋ぎながら、前線の選手にいい形で届ける。確かにその質は高かったが、どこか窮屈で物足りない。試合で勝利を逃すとメディアの前では「俺が違いを作れなかったから」と繰り返しているのに、ピッチ上では違いを作るようなプレーをあえて選択肢から外しているようで、そこに矛盾を感じた。

 プレーの変化は個人スタッツにも表れていた。昨季は年間通じてリーグ戦全34試合に出場して5ゴール7アシストを記録していたが、今季は前半戦18試合でゴールはなく、アシストも1つだけだった。天野自身も「難しかったですね、今年は」とマリノスでの日々を振り返った。

「SNSとかで『何だそのプレーは』『安パイなプレーしてるんじゃねえよ』みたいなメッセージとかも結構来て。でもチームのことを考えてやっているのにな…みたいな、そういう葛藤があったり。言っていることはすごくわかるし、あれは俺の本来のプレースタイルじゃないし、すごく大変でしたね」

 悩んでも、悩んでも、正解が出てこない。もし道半ばの今、キャプテンの自分が移籍でマリノスを離れることで、どれだけの批判や非難を浴びるかも想像した。それでも週末には試合がやってきて、チームを勝たせなければならない。ピッチでプレーする以上、自分の悩みを表に出すことは絶対にできない。そこで助言を求めたのは、誰よりも天野のことを知る、父親だった。

「そういう人生の岐路みたいなところで絶対父親に相談するんですけど、電話したら『他人の言うことは気にするな』と言われて。やっぱりその通りだなと思ったし、そこで吹っ切れて、この移籍を決断できたというのはあります」

 自分を押し殺して戦いながら、移籍オファーを受けるか決断を迫られる。同時に2つの悩みを抱えることで精神と身体を蝕む負担の大きさは想像に難くない。そんな中、天野は6月22日に行われたJ1リーグ第16節の松本山雅戦で、チームのためではなく、「自分のやりたいようにやろう」と、普段のプレーを頭の中から捨てた。

–マリノスで感じた「愛」、6年分の感謝

 先発起用された背番号10は、いつもなら下がってボールを受けるようなタイミングでも前に残り続け、よりゴールに近い位置でプレーしようとした。だが、前半の45分間、ほとんどボールに触ることができなかった。まるで異物かのように浮いてしまい、パスがこない。チームも機能不全に陥り、ハーフタイムにアンジェ・ポステコグルーから大目玉を食らった。

「『やっぱりこれを俺がやっちゃダメなんだ』と思って。(マリノスの戦術の中で)自由というか、自分のやりたいプレーをやっちゃダメなんだ、それは求められていないなと、そこですごく思いました。案の定、後半は自分がキーボー(喜田拓也)とダブルボランチを組んで、後ろでビルドアップを助けたら上手くいって。それは上手くいくの、わかっているんですよね、正直。でもまあ、それでずっとやっていたら自分の成長は絶対にないなと思ったし、やっぱりああいうプレーってもっと歳をとってからでもできると思うので、今はもっとギラギラしていたいというか、そういう気持ちが強いですね」

 7月6日のJ1リーグ第18節、大分トリニータ戦終了後。雨が降る中、天野の退団セレモニーが行われた。

「本当にこのマリノスに自分のすべてが詰まっていると思っています。(ファン・サポーターの)皆さんと会えなくなるのは本当に寂しいし、この最高の仲間と別れるのは本当に辛いです。でもやっぱり僕も27歳になって、海外移籍というのはラストチャンスだと思っています。自分が見たことのない新しい世界を見たいというのもありますし、ここでチャレンジしなかったら一生後悔するという思いが強く、移籍を決断しました。ここで学んだすべてをベルギーでぶつけて、一旗揚げてきたいと思っています」

 ラストチャンス。年齢やこれまでのキャリアを考えれば、今後同じようなチャンスはめぐってこないかもしれない。だからこそ、目の前にある分かれ道の、より厳しい方に進むことを選んだ。「海外の舞台で活躍し、ひと回りもふた回りも成長して、マリノスの10番にさらにふさわしい選手になって帰ってきたい」と宣言し、その思いにチームメイトたちやファン・サポーターも応えて大声援と胴上げで盛大に送り出した。

「めちゃめちゃ嬉しかったですね。雨だったし、あれだけ(ファン・サポーターが)残ってくれるとは正直思っていなかったので、ほとんどの選手は、例えば(久保)建英だったりはほとんどステップアップでいくじゃないですか。でも俺は微妙な感じで、今年はそこまでマリノスで活躍したわけじゃない。そういった中でああやって送り出してくれるって本当に嬉しいなと思うし、自分で言うのもあれですけど、愛されているなと思いましたね」

–「今、すげえ楽しいですよ」

 結果的に、ロケレン移籍が正解だったかどうかは、まだわからない。だが、表情は日本にいた頃よりも明るいように感じた。自分らしいプレーをして、常に結果を求められ、何かを残さなければ周りに認めてもらえない欧州の厳しい環境に身を置いて、「そこが面白いんですよね。今、すげえ楽しいですよ」と充実の日々を過ごしている。

「本当に1試合、1試合、こうやって結果を積み重ねていかないと上はないし、俺がいる意味はないと思うので、だから毎日危機感を感じています」

「苦しいっちゃ苦しいですけど、またイチからのスタートなので。マリノスにいたらもっと居心地がいいし、もっと楽にこのままサッカー人生を歩めたかもしれないですけど、積み上げ作業がまた始まったなという感じですね」

 もちろん練習試合で結果を残したからといって、公式戦で出場機会を得られる保証は一切ない。毎日が競争で、毎日が勝負。20日に行われたギリシャ2部パナシナイキとの練習試合を、天野は軽い負傷のため欠場した。0-0の引き分けだったが、そうやってピッチを少し離れている間にも居場所を失っているかもしれないのだ。

 ロケレンは8月2日に、ベールスホットとのベルギー2部リーグの開幕戦を迎える。天野の欧州での本格的な戦いは、これから始まる。現状はマリノスから1年間の期限付き移籍だが、その期間を終えてすぐ日本に戻ることは考えていない。もっと上へ。飛躍の過程で背負っていた「14」と共に追い求めるのは、先にレアル・マドリーへ移籍した後輩の久保建英が立とうとしているような、より高いステージだ。覚悟は決まっている。

「(1年で)戻るつもりは全くなくて、何としてでもここで成功して、買い取られるのか、さらにステップアップするのかはわからないですけど、1年とかで帰るつもりはないです」

「悔しいですよ。タケ(久保)にはそれだけクオリティがあるし、若いし、俺とは全く立場が違うので、そこは本当に素直にすごいと思いますけど、同じ舞台に立つ道は俺がここ(ベルギー)にきたことによって、日本にいるより近くなった感覚がある。そこを目指して頑張っています」

(取材・文:舩木渉【オランダ】)

 
 

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