【Webログまとめ】2018/1/14(土)13:30 2018横浜F・マリノス 新体制発表会@日産グローバル本社



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横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2018横浜F・マリノス新体制発表会レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト※一部抜粋

ファン・サポーターが新シーズンに向けて大勢集うイベント、「2018横浜F・マリノス新体制発表会」が日産グローバル本社の日産ギャラリーで行われた。例年同様、この模様はパブリックビューイングとしても、多くのファンに披露。会場の内外をあわせて約1500人のファン・サポーターが見守り、同時にインターネットでも会場に来られない多くの人たちにライブ発信された。

発表会は13時30分にスタート。司会はtvkアナウンサーでおなじみの、トーマス サリーさん。冒頭は、古川宏一郎代表取締役社長の挨拶に始まる。2018シーズンに向けての新しい取り組み、大きな目標を述べた。

続いて2018年チーム方針が、チーム統括本部スポーティングダイレクターのアイザック ドルから、熱烈なプレゼンテーションによって発表された。最後に「F・マリノスに関わるすべての人たちが一丸となって、優勝を目指しましょう」と語った。今シーズンのチームスローガンは「Brave and Challenging ~勇猛果敢~」。

そして、いよいよ今シーズンからF・マリノスを率いるアンジェ ポステコグルー新監督の登場となる。「他チームから恐れられるようなチームにしていきたい。ファンが白熱し、誇りに思えるチームにしたいと思う」と抱負を述べた。

次に新しいコーチングスタッフが紹介される。ピーター クラモフスキー ヘッドコーチ、グレゴリー ジョン キング フィジカルコーチが壇上で挨拶した。

ここで、新加入選手が来場者の拍手と握手・ハイタッチによって迎えられ、次々と壇上に姿を現わしていく。
登壇順に紹介すると、FW 大津祐樹選手(前・柏レイソル)MF ユン イルロク選手(前・FCソウル)、DF 西山大雅選手(横浜F・マリノスユース)、DF 生駒仁選手(鹿児島城西高校)、MF 堀研太選手、MF 山田康太選手(ともに横浜F・マリノスユース、そして最後はFW 町野修斗選手(履正社高校)の合計7名だ。

その後、待ちに待った2018新ユニフォームが発表される。アディダスジャパンの西脇大樹Footballビジネスユニット マーチャンダイジング シニアマネージャーからコンセプトが説明された。テーマは「AGE OF DISCOVERY」と「STADIUM TO STREET」。日常生活でも着用できるシティーユースは、昨年と同様のコンセプトだ。

ユニフォームのモデルとしては、2年目を迎える原田岳選手、ユース昇格組の山田選手、堀選手ら新人を加えたF・マリノスユース出身の3選手が務めた。
ホームユニフォームをまとうのは、山田選手。「色が濃くてかっこいいです。シンプルに見えるけど、よく見ると柄がデザインされている。これを着て、ユニフォームも自分のプレーもかっこよく見せられるようになりたい」と感想を述べた。
アウェイユニフォームは、堀選手。「いつも自分はピチピチの服を着るんですが、これはゆったりしていて、かわいいです。皆さんもきっと、街中で着ていると可愛いと感じると思います」と話した。
ゴールキーパーユニフォームは、原田選手。明るいグリーンのカラーに「この発色からすごいパワーを感じます。動きやすいので、飛んでくるシュートを全部止めるつもりで、今年も頑張ろうと思います」と語っていた。

この後、新加入選手が新しいユニフォームに着替えて再登場。新加入選手への質問コーナーに移る。事前に公式Twitterや公式Facebookで募集した質問に、各選手が答えた。

そして、アンジェ ポステコグルー監督が再登場し、選手たちとともに記念撮影。
最後は、ギャラリーの観客も交えたフォトセッションで新体制発表会は幕を閉じた。

 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

斎藤移籍の横浜、背番号「10」は空席 スローガン「勇猛果敢」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 J1横浜の新体制発表会見が15日、横浜市で行われ、元日本代表MF斎藤学(27)が川崎Fへ移籍したことで空いたエースナンバーの背番号「10」は、現時点で空き番となった。

 また、今季のチームスローガンは「勇猛果敢」と発表され、具体的な目標として「もっと攻撃的に」「リーダーシップをもったプレー」「すべてのスピードを高める」の3つが挙げられた。

 アンジェ・ポステコグルー新監督は「このようなクラブチームの監督ができてとても光栄。責任感があるということも知っている」と語り、「私の哲学をチームに落とし込むことを楽しみにしている」と開幕が待ち遠しい様子。

 続けて「他チームはリスペクトはしているが、恐れるチームは1つもない。他チームが恐れるようなチームにマリノスを育てていく」と意気込みを語り、「私としては、ファンの方がもっと白熱して誇りに思うよう、2018年のマリノスを今年だけでなく将来も語り継がれるようなチームにしていく」と力強く宣言した。

 今オフ、昨季から10番を背負い、主将にも就任した斎藤がJ1王者の川崎Fへ完全移籍。昨年9月に右膝前十字じん帯を損傷し、手術後の現在もリハビリ中の斎藤は「僕はこの移籍を挑戦と捉えています。より難しいチャレンジをしたいという思いが決断を後押ししました」と語っていた。

「他が恐れるチームに」横浜 ポステコグルー新監督あいさつに大拍手― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 J1横浜の新体制発表会が14日に横浜市内の日産グローバル本社で行われ、アンジェ・ポステコグルー新監督やFW大津祐樹をはじめとした新加入選手らが出席した。ポステコグルー監督は「偉大なクラブで監督をできること光栄に思います。このような素晴らしいクラブ、サポーターの中で監督をすることは責任感があることも知っている。新しい国、文化の中で私の哲学、考えをチームに落とし込むことを、私自身も楽しみにいているし、それが成功につながると思っている」とあいさつし、来場したサポーターから大きな拍手が起こった。

 横浜にはオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクが在籍している縁で、オーストラリア代表監督時代から横浜およびJリーグのチェックは欠かさなかったという。「他チームのことに関して、リスペクトはするが恐れるチームはどこにもいない。他チームが横浜を恐れるようなチームにしていく。ファンが白熱し誇りに思うチームにし、将来も語り継がれるチームにしていく」と力強く宣言。異国からやってきた闘将がチームをリーグ優勝へ導く。

ニッカンスポーツ

横浜ポステコグルー新監督、成功へ「土台できてる」 – J1 : 日刊スポーツ

 横浜F・マリノスが14日、横浜市内で新体制発表会を行い、新加入選手7人のほか、今季から指揮を執るアンジェ・ポステコグルー新監督(52)が初めてファンの前に姿をみせた。

 昨年11月までオーストラリア代表を約4年間率いていたポステコグルー監督は日本での初仕事に「新しい国、文化の中で、チームに私の哲学を落とし込むことを楽しみにしていますし、成功をもたらすことができると信じています」とあいさつ。

 目指すサッカーについては「ここに来たからというわけではなく、20年間の監督生活の中で、ずっとアタッキングフットボールをやってきた。ずっとそのスタイルは変わっていない。それは試合に来ていただければわかると思います」と話した。

 11月末にオーストラリアをW杯ロシア大会出場に導いた直後、突如辞任を発表。12月19日に横浜の監督に就任することが発表された。

 決断の理由については「W杯やアジア杯優勝など、オーストラリア代表で過ごしたことは良い思い出ばかりだったが、監督としても人としても挑戦したいということがあった中でこのようなチャンスを頂いて、日本の文化を学びながら新たにやっていきたいと思いました」と説明した。

 横浜にはオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクが在籍しており、代表監督時代には試合映像などもチェックしていた。クラブの印象については「昨季はリーグ戦も5位で、天皇杯も準優勝しており、アタッキングフットボールをつくる土台はできている。キャンプ初日からきちんと(戦術を)落とし込んでいけるように頑張っていきたい。選手に自信を持ってプレーさせることを心掛けていきたい」と意気込んだ。

 この日は柏から加入したFW大津祐樹(27)ら新加入選手7人も出席。高校以来という9番をつけることになった大津はポステコグルー監督について「雰囲気のある監督だなと思った。(MFの)右でも左でも真ん中でも前(FW)でもできるということは伝えた」と話した。

横浜FW大津に飛躍の背番9「使いたいようにして」 – J1 : 日刊スポーツ

 横浜F・マリノスが14日、横浜市内で新体制発表会を行い、新加入選手7人のほか、今季から指揮を執るアンジェ・ポステコグルー新監督(52)が初めてファンの前に姿をみせた。

 柏から加入し、高校以来の9番を背負うFW大津は「どこでもできると思っている。監督の使いたいように使ってもらえたら」とポジションに固執しないつもりだ。移籍理由については「年齢的にも一番体の動く時期。大きなチャレンジをする年だと決めていたところにオファーをもらった」と説明。元日にテレビ朝日の久冨慶子アナウンサーと結婚し「守るべきものができた」と飛躍を誓った。

サンケイスポーツ

横浜Mが新体制発表 ポステコグルー監督が意欲「今後も語り継がれるチームにしたい」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 J1横浜Mは14日、横浜市内で新体制を発表し、昨年までオーストラリア代表を率いたポステコグルー新監督は「相手チームから恐れられるようなマリノスにしていく。今後も語り継がれるチームにしたい」と意気込み、ボールを保持する攻撃的なサッカーを目指す意向を示した。

 昨季はリーグ5位、天皇杯全日本選手権は準優勝と健闘した。中心選手のMF斎藤が川崎に移籍し戦力ダウンも心配されるが、柏から加入したFW大津は「このチームを背負う選手になるくらいの覚悟で来た」と決意を口にし、韓国代表MF尹日録は「左サイドが得意。突破やクロス、シュートを見てほしい」とアピールした。

スポーツ報知

【横浜M】U―21代表MF遠藤が11番、柏から加入のFW大津が9番…新背番号を発表 : スポーツ報知

 横浜Mは14日、横浜市内の日産本社で新体制発表を行い、今季の新背番号を発表した。柏から加入した元日本代表MF大津祐樹は9番となり、FW登録となった。昨季は空き番だった11番には、U―21代表MF遠藤渓太が“就任”した。

 ◆新加入
 FW大津祐樹(柏→)9番
 MFユン・イルロク(FCソウル→)25番
 DF西山大雅(横浜Mユース→)34番
 DF生駒仁(鹿児島城西→)36番
 MF堀研太(横浜Mユース→)37番
 MF山田康太(横浜Mユース→)38番
 FW町野修斗(履正社)39番

 ◆復帰
 FW仲川輝人(J2福岡→)19番
 FW和田昌士(J2山口→)29番

 ◆番号変更
 DFミロシュ・デゲネク(34番→)2番
 MF遠藤渓太(18番→)11番
 MFイッペイ・シノヅカ(37番→)26番

【横浜M】ポステコグルー新監督、攻撃的姿勢貫く : スポーツ報知

 横浜Mは14日、横浜市内で新体制発表会見を行った。今季から指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督(52)は「Brave and Challenging(勇猛果敢)」のスローガン通り、攻撃的スタイルを標ぼうする構えを示した。

 昨季はリーグ5位36失点の一方で、得点は同8位の45。直近ではオーストラリア代表を4年間率いた指揮官は、「20年間監督をしているが常に攻撃的。ここに来たから変えるわけではない」と宣言。12日には昨季主将を務めたMF斎藤学(27)の川崎移籍が発表されたばかりだが、「プランは何も変わらない。(外国人枠は)あと1枠あるし、違いを見い出せる攻撃的な選手がいれば」と、助っ人の獲得も示唆した。斎藤の背番号10は空き番になり、柏から加入した大津は9番に決まった。

サッカーダイジェスト

【横浜|新体制】「リーダーシップ」「スピード」「攻撃的」をキーワードにリーグ優勝を目指す | サッカーダイジェストWeb

 1月14日、横浜F・マリノスが新シーズンに向けた新体制発表会を行なった。

 まずは古川宏一郎代表取締役社長が昨季の戦いぶりを振り返ったうえで、2018年シーズンに向け、成績では「J1リーグ優勝」、ホームでの観客動員は「平均3万人」を目標に掲げた。

 タイトル獲得のための強化テーマとして、チーム統括本部スポーティングダイレクターのアイザック・ドルは、「リーダーシップ」「スピード」「攻撃的」の3つのキーワードを挙げた。ピッチ内の修正と対応、最適なオプション選択を率先して行ない、プレーだけでなく判断のスピードを上げ、「勝つために攻撃的なプレーをする」(ドルSD)ことで勝利を追い求める。

 今季のチームスローガンは「Brave and Challenging 勇猛果敢」。常に自分たちのサッカーを貫く構えで、ドルSDは「5400秒、ブレイブ。相手は関係ない」と言葉に力を込めた。

 新たにチームを率いるアンジェ・ポステコグルー監督も、日本での挑戦に強い意欲を示す。「新しい国、文化の中で、私の哲学をチームに落とし込むことを楽しみにしている。他のクラブに恐れられるようなチームにしていきたい」と抱負を語った。

 柏から獲得した大津祐樹、FCソウルから加入のユン・イルロクなど、レンタルバックを含め今季の新戦力は全部で9選手。計30人(1月14日時点)のメンバーで新たなシーズンに挑む。

【横浜】やはりポゼッション重視? 新監督ポステコグルーの強化ビジョン | サッカーダイジェストWeb

 1月14日の新体制発表会の席上で、今季から横浜の指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルーは「私の哲学をチームに落とし込むことを楽しみにしている」と語った。

 その後、同日に行なわれた監督就任会見で、その“哲学”について新監督は次のように説明した。

「今まで20年間、監督をやっていて、私のサッカーは常に攻撃的で、アタッキングフットボールをしてきた。そのスタイルは変わらない。それは試合に来ていただければ分かると思います」

 もちろん、新たに率いることになるチームのことは分析済みだ。

「去年、オーストラリア代表の(ミロシュ・)デゲネクがF・マリノスにいたことで、1年間、毎試合見ることができたのは良かった。アタッキングフットボールを作るうえでの土台はある程度、できているかなと感じているので、キャンプ1日目から(戦術を)しっかりと落とし込めるようにチームを作っていきたい」

 周知のとおり、横浜の監督に就く前は、オーストラリア代表を指揮していた。同代表ではポゼッションを重視するサッカーを展開していたが、新天地でも同じようなアプローチでチームを作っていくのだろうか。

「もちろん、攻撃的にするところでは、ボールを持っていないと。相手を圧倒するためには、自分のサッカー観としては、ポゼッションの大切さ、そこは変わらない」

 そのポゼッションを機能させるためには、誰かひとりの選手に頼るのではなく、「グループとして、チームとして、全員が自信を持つこと」が大事であり、「そういう環境を作っていきたい」と続けた。

「他のチームから恐れられるようなチームにしたい。ファンが白熱して、誇りに思えるように、2018年が将来に語り継がれるように」と意気込むポステコグルー新監督が描くプランの全貌はまだ見えてこないが、リーグタイトルを目指すトリコロールをどんな手腕で強化するのか、今から楽しみでならない。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【横浜】齋藤学がいなくても大津祐樹がいる!「このチームを背負っていけるように――」 | サッカーダイジェストWeb

 2018年シーズンは「大きなチャレンジをしよう」と決めていた。

 柏から横浜に新天地を求めた大津祐樹は、チャレンジの理由を「今一番、身体が動く歳でもあるし、もっともっと自分の可能性を広げていきたいから」と明かす。

 自身のさらなる成長を求めていたタイミングで、横浜から「熱のこもったオファー」が届き、愛着のある柏を出ることにした。

 近年は怪我などもあり、コンスタントに試合に絡めずにいた。2012年のロンドン五輪では日本の4強進出の原動力になったアタッカーは、本来の実力を発揮できていたとは言い難い。本人には忸怩たる想いがあったのかもしれない。海外でのプレー経験もあるが、「今までの経歴とか関係ない。一からのスタートだと思っている」と覚悟を固め、今回の移籍を機に、新たなキャリアを築こうとしている。

 横浜は監督も代わり、新体制下でのスタートとなる。レギュラーが確約されているわけではないなかで、「僕自身、(2列目の)左も右も真ん中も、そのひとつ前もできる。監督が使いたいように使ってもらえれば。どこでも勝負できる」と自信を覗かせる。

 同世代の齋藤学が川崎に移籍した今、攻撃のキーマンとして大きな期待が寄せられているが、「このチームを背負っていけるプレーヤーになるつもりでいる」と頼もしい。

 元旦には、テレビ朝日アナウンサーの久冨慶子さんとの入籍も発表した。「守るべき人がいることで、それが力になる。幸せにしてあげられるように頑張りたい」と自らを奮い立たせる。「ピッチ内外でしっかりと充実させていくことが目標」。与えられた背番号は、高校時代に付けていたが、プロでは初となる9番。「中途半端な覚悟で移籍してきていない」と表情を引き締める27歳の“大きなチャレンジ”に注目だ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

今も胸に残る中村俊輔からの助言――18歳・山田康太が明かすあの夏のエピソード | サッカーダイジェストWeb

 中村俊輔からすれば、何気ない一言だったかもしれない。ただ、山田康太にとってその言葉は深く胸に響いた。

「ピッチの脇で一緒にボール回しをする機会があって、その時に『もっとサッカーを楽しんでやりなよ』みたいに言われて。トップチームに交じって、ちょっと緊張していたというか、考えながらやっていたんです。俊さんが覚えているかは分からないですけど(笑)、自分はその言葉をすごく覚えていて、いつでも楽しんでやろうって」

 今から2年前の高2の夏、山田がまだユース時代の話だ。1か月ほどトップチームに帯同する時期があったが、やはり“横浜のレジェンド”は格別な存在だったようだ。

「少しだけ一緒にサッカーをやらせてもらったんですけど、自主練する俊さんの背中を見たりして、やっぱり凄い選手だと思ったし、自分の中で意識が変わりました。オンとオフの切り替えが印象的で、練習が始まったらすごく集中していて、でもダウンの時には声を掛けてくれたり。本当に、お手本になる人です」

 俊輔に感化されただけでなく、あの夏の経験が、山田を大きく変えた。

「プロとして、高いレベルに行こうと強く思えたんです。上には上の選手がいるんだと知って、自分もそうなりたかった」

 トップのレベルを肌で感じ、危機感よりも、向上心が刺激された。もっともっと上手くなりたい――これまで以上に意欲的にサッカーに取り組んだ。そしてトップチーム昇格を叶えた今、「プレースピードやボールタッチの技術は、周りの人も上手いですけど、自分の感覚は通用すると思っています。あとは、試合に出られれば、また違う経験ができるはず」と自信を漲らせる。

 2種登録されていた昨季は、ルヴァンカップのホーム神戸戦でいち早くプロデビューを飾っている。「プロの厳しさを感じた」と話す一方で、「ボールに絡んで前に出て行くプレーは少しできた」と確かな手応えも掴んだ。

 プロ1年目の目標を聞かれれば、「Jリーグの試合で、スタメンで出ること」。得意のポジションは「ボランチでもトップ下でも。どっちでもできます」。中町公祐、喜田拓也、扇原貴宏、天野純、ダビド・バブンスキー……。横浜のミドルゾーンを担うライバルたちは手強い選手ばかりだが、熾烈な競争に割って入る心構えはできている。ポテンシャルを秘めた18歳のプレーメーカーの飛躍に期待したい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【横浜】大胆不敵な大型ルーキー! 「活躍するので」と誓った町野修斗の勝負強さに期待 | サッカーダイジェストWeb

 横浜の新体制発表会で、今季加入の新戦力7名が登壇する。端から順番に自己紹介していき、最後の番となった18歳の新人は、よく通る声で言い切った。

「みなさん、こんにちは。履正社高校から加入しました町野修斗です。活躍するので、応援よろしくお願いします」

 会場が一瞬どよめき、すぐに大きな拍手が沸き起こる。町野ははっきりと口にした。“活躍するので”と。

 堂々たるマニフェストだ。その真意を聞けば、記者の目をまっすぐと見てこう言った。

「試合に使ってもらったら、絶対に自分がゴールを決めて、勝利するっていうのを意識する。チャンスがあれば、(ゴールを)決めたいっすね。(レギュラーは)開幕から狙っていきたい」

 184センチ・73キロの大型ストライカーは、「名前にあるように“シュート”が持ち味で、足もとの技術にも自信があります。中盤の作りにも参加して、最後はゴール前で仕事ができる選手になりたい」と抱負を述べる。もっとも、この大胆不敵なルーキーの最大の魅力は、「勝負強さ」である。

「今まで、肝心な時に決めてきました。プロはもっと厳しい世界なので、まだまだとは思っていますけど、勝負強さでは負けない」

 過去を振り返り、自慢の勝負強さを表現できた一番の思い出深いゴールは、高校1年次のプレミアリーグ京都戦で挙げた一発だ。

「2-2の場面で、ラスト15分ぐらい、途中出場させてもらったんです。そこで逆転ゴールを決めることができた。そこから中心選手として使ってもらえることが増えたんです。あれは大きかったですね」

 周囲からも、大舞台での勝負強さを認められているという。例えば、高校選抜の一員としてU-18Jリーグ選抜と戦った昨年2月のNEXT GENERATION MATCHでは、チームを勢いづかせる強烈な先制ミドルを叩き込んだ。さらには、同年4月のデュッセルドルフ国際ユース大会でも、フォルトゥナ・デュッセルドルフとの開幕戦で先制ゴールを突き刺した。

 どちらの試合でもチームは勝利。ちなみに、NEXT GENERATION MATCHは横浜のホーム、日産スタジアムでのゲームだった。高校選抜の時と同じように、今度はトリコロールに身を包んだ町野が、横浜に勝利をもたらすゴールを決める。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

サッカーキング

横浜FMのポステコグルー新監督が所信表明「マリノスを恐れるチームに」 | サッカーキング

 横浜F・マリノスの新体制発表会が14日、横浜市内で行われ、古川宏一郎代表取締役社長、アイザック・ドル チーム統括本部スポーティングダイレクター、アンジェ・ポステコグルー新監督、新加入選手7名が登場した。

 古川社長は、昨シーズンのクラブへの協力を労う言葉を述べながら、2017年を振り返りつつ、新シーズンに向けて「リーグ優勝」と「日産スタジアムでの平均観客動員3万人」という「サッカーと事業の両面で大きな目標にチャレンジしたい」と決意を明らかにした。またスタジアムで感動を届けるための4つの約束として、「家族・仲間と楽しめる時間」、「ココロオドル体験」、「一体感」、「快適な観戦環境」に取り組んでいくという。

 続いて登壇したアイザック・ドル チーム統括本部スポーティングダイレクターは、2018シーズンの強化テーマとして「攻撃的」、「リーダーシップ」、「スピード」の3つを挙げ、この相乗効果が大事だと説明。チームスローガンが「Brave and Challenging」(勇猛果敢)に決まったことも発表した。

 アンジェ・ポステコグルー新監督、ピーター・クラモフスキー ヘッドコーチ、グレゴリー・ジョン・キング フィジカルコーチがファン・サポーターの前に初お目見え。以下のように挨拶した。

アンジェ・ポステコグルー新監督
「偉大なクラブで監督できること光栄に思います。このような素晴らしいクラブ、サポーターの中で監督をすることは責任感があることも知っている。新しい国、文化の中で私の哲学、サッカーに対する考えを落とし込むことを楽しみにしている。それがチームを成功にもたらすことを願っています。まず、他チームに関してはリスペクトはするが、恐れるチームはない。他がF・マリノスを恐れるチームにしていきます。私としてはファンが白熱して誇りに思うチームを作っていくこと、今年だけでなく将来も語り継がれるチームにしていきます。もちろん裏作業も必要だと思うが、皆さんのサポートがないとこのチームが成功することは不可能。今まではテレビでしか見られなかった自分が、皆さんんと一緒に勝ち進みたい。アリガトウ!」

ピーター・クラモフスキー ヘッドコーチ
「非常に光栄に思います。成功のために毎日頑張っていきます。監督が望むように攻撃的なサッカーを望んで、デザインされたゴールを見せていきたい。特別なシーンを皆さんと味わえるシーズンにしていきたい」

グレゴリー・ジョン・キング フィジカルコーチ
「コンニチハ。このような美しい街で私も家族も日本に来て、今シーズンを戦えることを楽しみにしています。私の仕事としては、選手がいいコンディションを整えること、動ける状態に持って行くことが仕事となります。アンジェとピーターとともにやっていくが、強度の非常に高いサッカーをしていく。その準備をしていきます」

 同時に、2018シーズンの新ユニフォームも発表。ユースから昇格した山田康太がメラジブルーを基調としたホームユニフォーム、堀研太がマリンストライプのアウェイユニフォーム、原田岳がGKユニフォームの姿で登場すると、会場が沸いた。

「色が濃くてかっこいい。柄があってかっこいい。個人的には気に入っています。ユニフォームもプレーもカッコ良くできたらなと思います」と山田が感想を口にすると、「普段はピチピチした服を着るけど、ゆったり着ても可愛い。街中で着てもみんな可愛いと思うんじゃないかなと思います」と堀。さらに原田が「とても新鮮で、発色からパワーを感じますね。このユニフォームはGKにすごく優しくて、脇がゆったりしていて動きやすくなっているので、飛んでくるシュートを全部止めるぐらいの気持ちで頑張りたい」と意気込みを語った。

 新ユニフォームに着替えて、再び登壇した新加入選手たち。事前にファン・サポーターから集めた質問の一つ、「尊敬する選手は?」との問いに、中澤佑二を挙げた大津と西山。さらに松田直樹を挙げた堀は「ちっちゃい頃からマリノスにいて、一緒にボール回しやリフティングで遊んでもらった。憧れの選手」と松田氏との思い出を明かした。

ポステコグルー新監督が宣言! 横浜FMでも「アタッキングフットボールは変わらない」 | サッカーキング

 横浜F・マリノスは14日、新体制発表会を終えてアンジェ・ポステコグルー新監督の就任記者会見を行った。

 質疑応答から始まった会見の冒頭でアンジェ・ポステコグルー新監督は、「20年間監督をやってきて、私は攻撃的サッカーをしてきた。ここでもアタッキングフットボールは変わらない」と宣言。その上で、昨年までオーストラリア代表を率いていた経験から「ミロシュ・デゲネクがいたことで昨年1年間、F・マリノスの試合を見ることができたのは良かった。アタッキングフットボールを作る上での土台はある程度できている」と語った。

 チームの主軸であった齋藤学が川崎フロンターレに移籍したことについて質問が及ぶと、「残ってほしかったが、選手自身の判断でもあるし、計画的なことは何も変わらない」とし、「最初の半年間はケガでプレーできなかっただろうから、齋藤がいるいないに関わらず、プランは何も変わらない。今のチームで、自分の落とし込み次第ではいいチームにできると思う」と自信をのぞかせた。

 また、新監督にポステコグルー氏を選んだ理由について問われたアイザック・ドル チーム統括本部スポーティングダイレクターは、「監督にとって一番大切なことは、選手とスタッフのマネジメントです。あとは日本のサッカーを分かっているかどうか」とポイントを明言。加えて、古川宏一郎代表取締役社長も「若い選手が多いので、コーチングとマネジメントの両面で話し合いを重ねた結果、『この監督と一緒に働きたい』と思った」と決め手を明かした。

「彼の最初の質問が、『優勝を目指しますか?』でした。ここ数年、代表監督をしていたので、招集してキャンプをして、試合をして解散するというサイクルの中で、毎日一緒に練習をして、週末に試合をするというサイクルに早く戻りたい。そのサイクルを通じて優勝を目指したい、という勝利への飢え、そして若い選手を育てて次のステージに連れて行ってくれるだろうと確信した」

 新監督に就任したアンジェ・ポステコグルー氏は、昨年11月にプレーオフの末にオーストラリア代表をロシア・ワールドカップ出場に導いて監督を退任。新天地として日本を選んだ理由について、「アジアカップ優勝、ワールドカップ出場など、オーストラリア代表監督として過ごした4年間はいい思い出ばかりですが、監督としても、人としても成長したい、挑戦したいという思いが常にあった中でチャレンジする話をいただいた。日本の文化を学びながらですが、ここでのチャレンジを楽しみにしている。『新しいチャレンジをしたい』というのが本音です」と明かし、会見の最後を結んだ。

【写真ギャラリー】2018.1.14 横浜F・マリノス 新体制発表会 | サッカーキング

ゲキサカ

齋藤学の『10』は空席…横浜FMが新体制発表会を開催、出世番号『11』は遠藤渓太に | ゲキサカ

 横浜F・マリノスは14日、横浜市の日産ホールで2018シーズンの新体制発表会を行った。18シーズンの選手背番号が発表され、川崎Fに移籍したMF齋藤学が昨季付けていた10番は空き番号となった。

 今季から前オーストラリア代表監督のアンジェ・ポステコグルー氏が新指揮官に就任し、同国代表のミロシュ・デゲネクは34番から2番に変更。これまでFW坂田大輔、FW齋藤学らアカデミー出身の有望選手が背負ってきた11番はMF遠藤渓太が背負うこととなった。

 新戦力ではFW大津祐樹(←柏)が9番に決まったほか、韓国代表MFユン・イルロクが25番、鹿児島城西高から加入のU-18日本代表DF生駒仁が36番、履正社高の日本高校選抜FW町野修斗は39番に決定。ユースからトップチーム昇格を果たした DF西山大雅は34番、MF堀研太は37番、MF山田康太は38番でプロ生活のスタートを切る。

齋藤学に代わるチームの“顔”に…大津「このチームを背負って立つ選手になる」 | ゲキサカ

 強い決意で新天地に乗り込んだ。柏から完全移籍で横浜F・マリノスに加入したFW大津祐樹は14日に横浜市内で行われた新体制発表会に出席。「今年は大きなチャレンジにしようと決めていた。その中でマリノスから熱意あるオファーをいただいて、レイソルから出ようという決意をした」と、移籍の理由を語った。

 12年のロンドン五輪に出場し、13年にはA代表でも国際Aマッチ2試合に出場した。ドイツ、オランダでもプレー経験があるが、日本国内での移籍は初めて。今年3月で28歳になる大津は「年齢もそうだし、今が一番体の動く時期。もっともっと自分の可能性を広げたいと思った」と、新たなチャレンジに踏み切った。

 今年の元日にはテレビ朝日の久冨慶子アナウンサーと入籍。「ちょうど大きな移籍というタイミングだったので、生活の部分でお互いにサポートし合っていければ仕事の部分にもいい影響が出ると思う。守るべき人がいることで力になる。しっかり幸せにさせてあげられるように頑張りたい」と、公私ともに心機一転、2018年を迎えた。

 背番号は9番に決まった。プロでは付けたことのない番号だが、「高校時代が9番で、高校のサッカー部の同期から『9番を付けてほしい』と言われて。クラブからも9番が空いているという話があったので」と、成立学園高時代の旧友からの後押しもあって決断した。

 今季からチームを率いるのは前オーストラリア代表監督のアンジェ・ポステコグルー新監督。「左も右も真ん中も前も、どこでもできるという話はした。監督が使いたいように使ってもらえれば」と、新監督の下、どのポジションを任されても臨機応変にプレーするつもりだ。

 横浜FMは今オフにMF齋藤学、MFマルティノスという両翼が移籍。特に昨季、MF中村俊輔(磐田)から10番とキャプテンを引き継いだ齋藤の川崎F移籍は衝撃的だった。ポジション的にも経験値的にも、その穴を埋める活躍が期待される大津は「中途半端な覚悟では移籍してない。このチームを背負って立つ選手になるつもりで来ている」と力強く言い切った。

(取材・文 西山紘平)

“中澤選手の後釜になれるように”…横浜FM、DF生駒仁「鹿児島の人が注目してくれている」 | ゲキサカ

 尊敬する選手にはDFイェロメ・ボアテング(バイエルン)を挙げたが、横浜F・マリノスへの加入を決めたきっかけは、やはりDF中澤佑二の存在だった。鹿児島城西高から加入するDF生駒仁は新体制発表会後の取材で、「中澤選手の後釜になれるように、1年目から少しでも試合に出たい」と決意を示した。

「いよいよ始まるな、という気持ちです」。日産ホールに集まった400人以上のサポーターを前に、鹿児島からやってきたU-18日本代表DFは期待に胸をふくらませていた。初めてトリコロールのユニフォームに袖を通した18歳は「ヘディングとロングフィードが持ち味」とアピール。在籍17年目を迎える39歳を「サッカーの面でもサッカーに対するケアの面でも見習っていきたい」と素直に見上げた。

 高校最後の大会となった高校選手権は鹿児島県予選決勝で敗退。「プロの舞台で活躍するために筋力トレーニングをしてきた」と悔しさをバネにしようとしている。今季は同じCBを主戦場とするユース出身DF西山大雅もトップチームに昇格。クラブへの在籍経験では上回られているが、「自分が持っていないものを持っているけど、負けたくないという気持ちはある」と気後れするつもりはない。

 県予選決勝で対戦した神村学園高のFW高橋大悟が同じJ1の清水エスパルスに入団するため、試合で対戦する可能性もある。「同じ鹿児島からプロに行くということで、鹿児島の人が注目してくれていると思う。一緒の舞台で対戦するにはまず試合に出ること。そのために二人で頑張ろうと話している」。故郷のため、仲間のため、そして自らの成長のため――。偉大な先輩を目標に掲げる18歳が横浜でプロ生活のスタートを切った。

(取材・文 竹内達也)

あこがれの選手も在籍した横浜FM加入を喜ぶユン・イルロク「“近さ”感じた」 | ゲキサカ

 あこがれの選手もかつて在籍した名門クラブの一員となったことを素直に喜んだ。FCソウルから完全移籍で横浜F・マリノスに加入した韓国代表MFユン・イルロクは14日、434人のサポーターが来場した新体制発表会に出席し、「最初は緊張したけど、多くのファンに迎えられてうれしい気持ちでいる」とはにかんだ。

 尊敬する選手を聞かれ、「小さいころに02年のW杯で見た安貞桓選手」と答えた25歳のMFは、安貞桓が04年から1年半所属した横浜FMに加入することに「自分が好きだった安貞桓選手がプレーしていたクラブということで“近さ”も感じた」と、不思議な縁も感じているようだ。

「今までもチャンスはあったけど、それを逃してしまった」という自身初の海外移籍。FCソウルで一時期チームメイトだったMF高萩洋次郎(FC東京)とも連絡を取り、「初めての海外での生活になるので、心配なところは教えてもらった。マリノスのキャンプが終わったら、ご飯を食べようと話している」と、貴重なアドバイスももらった。

 背番号は25番に決まった。横浜FMではMF中村俊輔(磐田)がプロ1、2年目の97、98年、さらに海外移籍から10年に復帰後の4シーズンにわたって背負った番号だ。中村について「だれでも知っている世界的に活躍した選手。セルティック時代のマンチェスター・ユナイテッド戦で決めたFKの場面は一番印象強い」と語ると、「25番ということでマリノスにとって特別な番号。プレッシャーがないわけではないけど、いいプレーを見せないといけない」と力を込めた。

「一番得意なポジションは左サイド。左サイドからの突破、シュート、クロス。そういうプレーを見てもらえれば」。自身のアピールポイントを語り、安貞桓が横浜FM在籍時の04年に12ゴール決めていることを引き合いに「自分も10点以上、点が取れるように今から準備をしたい」と強い決意を口にした。

(取材・文 西山紘平)

「勝負強さは持っている」履正社高から横浜FM入り、FW町野修斗が見せた“緊張”と“自信” | ゲキサカ

 緊張した面持ちを見せつつも、意気込みからは自信があふれていた。履正社高から横浜F・マリノスに加入するFW町野修斗は新体制発表会の壇上で、「活躍するので応援してください」と高らかに宣言。“勝負強さ”を持ち味と語る18歳は、1年目の開幕戦から結果にこだわる構えだ。

「前日から緊張してましたが、ようやく乗り越えた」。三重県生まれの点取り屋は発表会後の取材に対し、照れ笑いを浮かべながら心中を明かした。もっとも、それは「こういう場には慣れていない」からであって、けっして萎縮しているわけではない。「試合に使ってもらったら、自分が絶対にゴールを決めたい」「開幕から狙っていきたい」。淡々とした口ぶりだったが、自信に満ちた言葉がたびたび飛び出した。

 自らのプレースタイルを「名前にもある『シュート』が持ち味」と話し、「足元の技術も自信があるので、中盤での“つくり”にも参加して、最後にゴールを決める」と総合力を誇る。さらに「勝負強さは持っている」とアピール。高校で出番をつかむきっかけとなった1年時、高円宮杯プレミアリーグWEST京都U-18戦(○3-2)での決勝ゴールを例に挙げ、「肝心なところで決めてきた」と胸を張った。

 とはいえ、高校最後の大舞台となった“選手権”は大阪府予選決勝で大阪桐蔭高に敗れ、全国大会をテレビで見つめていた。「ここに立っていてもおかしくないのに、ここに立てていないのが現状。プロの生活がスタートしたけど、決勝でゴールを決められるような選手になりたい」。いまもなお残る悔しさを胸に、自らの勝負強さに磨きをかけようとしている。

 横浜FMに加入したきっかけは「スカウトが遠くまで試合に足を運んで来てくれて、期待してくれていると感じた」ため。トップチームのキャンプに参加した際には、MF喜田拓也から直々に「一緒にやろうという言葉があってうれしかった」という。これまで積み重ねてきた自信と周囲の期待を背負って、横浜の『シュート』が第一歩を踏み出した。

(取材・文 竹内達也)

齋藤学流出にも動じない横浜FMポステコグルー新監督「計画は何も変わらない」 | ゲキサカ

 横浜F・マリノスは14日、横浜市内でアンジェ・ポステコグルー新監督の就任記者会見を行った。昨年11月まで指揮したオーストラリア代表でもポゼッションサッカーを標榜した52歳の指揮官は「監督を20年間やってきて、常に攻撃的なアタッキングフットボールをしてきた。この20年間、私のスタイルは変わらない。それは試合を見に来てもらえれば分かると思う」と所信表明をした。

 就任会見の2日前、昨季の10番であり、キャプテンも務めたMF齋藤学の川崎F移籍が発表された。「我々としては(齋藤に)残ってほしかったが、選手自身の判断でもある」。そう前置きしたうえで、「一つだけ言えるのは、計画的なところは何も変わらないということ。最初の半年間はおそらくケガでプレーできなかった。齋藤選手がいる、いないに関わらず、そこのプランは何も変わらない」と力説した。

 昨年9月23日の甲府戦で右膝前十字靱帯損傷の重傷を負った齋藤は全治8か月と診断された。今シーズン前半戦はもともと戦力に含められなかったことから、その“影響”は最小限にとどまるとの見方だ。チームはサイドプレイヤーとしてFW大津祐樹やMFユン・イルロクを獲得。さらにスポーティングダイレクターのアイザック・ドル氏は「1月の終わりまでまだ時間がある。これからもっと新しい選手、チームをレベルアップさせる選手を考えている」と、さらなる補強も示唆した。

 これにはポステコグルー監督も「あと1枠、できれば攻撃的な選手」の獲得をリクエストしていることを明らかにした。「チームに違いをつくれる選手。選手としても人としても素晴らしい選手が見つかれば、そういう選手は獲得したいと思っている」と述べた。

 13年10月から約4年間指揮を執ったオーストラリア代表では14年ブラジルW杯に出場し、15年1月のアジア杯では初優勝に導いた。ロシアW杯アジア最終予選では日本、サウジアラビアに次ぐB組3位でプレーオフに回ったが、シリアとのプレーオフ、ホンジュラスとの大陸間プレーオフを勝ち抜き、4大会連続5回目のW杯出場を決めた。

 ところが、W杯出場決定からわずか1週間後の昨年11月22日に辞任。昨年12月19日、横浜FMの新監督に就任することが発表された。「監督としても人としても成長したい、挑戦したいというのが常にあった」。この日の会見であらためて電撃辞任の理由を問われ、「オーストラリア代表で過ごした4年間はいい思い出ばかりだ。こういうチャレンジがこのような早いタイミングで来るとは思っていなかった」と率直に語ると、「オーストラリアのすべての人がその答えを聞きたいと思っていると思うが、具体的な理由というよりは新しいチャレンジをしたいというのが理由だ」と話すにとどめた。

 オーストラリア代表監督時代、同代表DFミロシュ・デゲネクが横浜FMに所属していたこともあり、Jリーグの試合も欠かさずチェックしていたという。そのうえで昨季のJ1リーグで5位、天皇杯準優勝に輝いたチームに「アタッキングフットボールをつくるうえでの土台はある程度できている」との手応えも得た。

 古川宏一郎社長は「彼の私への最初の質問が『優勝を目指しますか?』だった」と明かす。04年以来、14年ぶりのリーグ制覇を目標に掲げるクラブの新監督を任されたポステコグルー監督は「他チームのことはリスペクトするが、恐れるチームはどこにもいない。他のチームがマリノスを恐れるようなチームにしていきたい。ファンが白熱し、誇りに思うチームをつくっていく。2018年が将来まで語り継がれるようなチームにしていきたい」と、ファン・サポーターも来場した新体制発表会で高々と宣言した。

(取材・文 西山紘平)

横浜FMユースから昇格3選手も猛アピール、MF堀研太「おちゃらけキャラというか…アホキャラです」 | ゲキサカ

 横浜F・マリノスは2018シーズンを前に、横浜F・マリノスユースからMF山田康太、MF堀研太、DF西山大雅の3選手を昇格させた。山田と堀は小学時代、西山は中学時代からアカデミーに在籍。日産ホールで行われた新体制発表会にそろって出席し、憧れのクラブで迎えるプロ生活に決意を示した。

 すでにルヴァンカップ、天皇杯で出番をつかんでいる山田は「来る前は緊張しなかったけど、待っている時から緊張した」という心境で壇上に立った。囲み取材では「技術の高さを生かして、賢いプレーができる」とアピール。「プレースピードやボールタッチの技術、自分の感覚はトップチームでも通用する」と自信を持っているようだ。

「プロで上に行けると思った」と振り返る転機は、高校2年時のトップチーム帯同経験。MF中村俊輔(磐田)と共にプレーしたことで、「自主練をする背中を見て意識が変わった」という。主戦場はボランチとトップ下。「同期には負けたくないし、一番に試合に出て活躍したい」と意気込んでいる。

 堀は新体制発表会を軽快なトークで彩り、自身の存在をサポーターに強く印象づけた。「ホリケンと呼んで下さい!」と宣言してひと笑い取ると、アナウンサーの「お笑いキャラ」指定に困り顔で反論。「おちゃらけキャラというか、アホキャラですかね」と訂正し、434人が集まった客席を大いに沸かせた。

 もっとも、今後はプレーで魅せる構えだ。「裏への飛び出しと縦に抜けるドリブルが持ち味」と話し、これまでトップチームではSBに回ることも多かったというが、「点を取りたいので前でプレーしたい」と意気込みを口に。ライバルには同じアカデミー出身で背番号11を背負うMF遠藤渓太が立ちはだかるが、「それ以上のドリブルを見せて勝っていきたい」と力強く述べた。

 CBを主戦場とする西山は憧れの選手として、クラブ在籍17年目を迎えるDF中澤佑二の名前をたびたび挙げた。「偉大な存在が身近にいるので、良いところを盗んで、日頃の練習からどんどん吸収していきたい」。オールマイティーさを身上とする18歳にとって、「突出した能力を伸ばしていきたい」という想いも、もうすぐ40歳を迎える大先輩を意識して芽生えたものだ。

 同じポジションには「常に意識していて、マリノスに入るという噂を聞いた時からライバルだと思ってきた」という鹿児島城西高出身のDF生駒仁も加入。「タッパがあって、高体連で競り合いを磨かれている」とリスペクトもあるが、「他の部分で負けないようにしたい」と自らの強みを信じ、「どんな形であっても試合に絡みたい」と出番争いをリードしていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)

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【Jリーグ】新監督アンジェ・ポステコグルーも登場! 2018横浜F・マリノス新体制発表会を完全レポート | NewsWalker

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2018/01/14 【新スタッフ特定班】2018/1/14(土)13:30 2018横浜F・マリノス 新体制発表会@日産グローバル本社
 
 

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