夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2016/9/9)


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Istagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

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今日の練見(れんみ)


 
 

Twitter / Istagram


 
 

Webニュースログ

2016/09/09[NO FOOTY NO LIFE]【海外の反応】「決して忘れない」中村俊輔がオールドファームで決めた伝説のゴールをスコットランドリーグ公式がアップ※一部抜粋

※ついに1部に復帰したレンジャーズとセルティックのオールド・ファーム(グラスゴーダービー)を週末に控え、スコットランドリーグ公式がオールドファームで中村俊輔選手が決めたスーパーゴールを取り上げていました。

2016/09/09[Number Web]世代交代を約束した“誓いのパス回し”。ロンドン五輪世代のブラジルW杯秘話。

 抜けるような青空だった。

 2014年6月25日、ブラジル・イトゥにある日本代表のベースキャンプ地は静かな朝を迎えていた。前日、コロンビアに大敗を喫してザックジャパンの戦いが終わり、クイアバから夜に移動してきたチームの疲れを癒すように、陽が優しく降り注いでいた。

 グループリーグ敗退が決まったチームに、トレーニングは予定されていなかった。

 朝10時ごろ、誰もいるはずのないピッチに1人、2人と選手が集まってくる。ボールを蹴る乾いた音と、人の声が次第に大きくなっていく。

 清武弘嗣、山口蛍、権田修一、酒井高徳、酒井宏樹、齋藤学、そしてトレーニングパートナーの坂井大将、杉森考起。

 前者の6人にはロンドン五輪世代という共通項があった。清武はコロンビア戦で最後の5分間出場したのみで、山口は3試合に出場しながらもチームを勝利に導けなかった。権田、酒井高、酒井宏、齋藤たちはピッチに立つことさえなかった。

 苦く、悔しく。

 誰かが言い出したわけではない。ほろ苦い味を反骨心に変えるべく彼らは自然発生的に「やろうぜ」と集まり、そして鬼を入れてのパス回しが始まったのだ。遊びではなく、「ガチ」で――。

 午後に代表チームは解散し、最後のメディア対応で清武は毅然と言った。

「次は、自分たちの世代が中心でやっていくしかない。もう4年後のスタートは切っている」

 それは、彼らにとっては特別な意味をもつ日になった。

–“誓いのパス回し”の1人、酒井宏樹の記憶。

 あれから2年が経った。

 誓いのパス回しに加わった1人、酒井宏樹は4シーズン過ごしたハノーファーを離れ、マルセイユに移った。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督のもと、先発の機会を増やしている。

 今も「ブラジル最後の日」は胸にあった。

「負けてしまったショックと、試合に絡めなかった悔しさ。試合に出ていた選手は頭も体もヘトヘトだったと思うけど、出ていない僕は頭の疲れだけだったので体を動かしてすっきりしたいっていう気持ちがどこかにあって……だからグラウンドに出よう、と」

–「今の環境に僕らがあるのも上の世代のおかげだけど」

――どんな悔しさでしたか?

「ケガから復帰した(内田)篤人くんの(足の)状態もあるなかで、僕がオプションになれなかった悔しさ。(当時の)ザッケローニ監督が悩むまでのオプションになれなかったということなので」

――パス回しがとにかく激しかった、と。

「ほかのメンバーが見ていたわけじゃない。でもリラックスしてやっていたら、3試合ピッチで戦ってきたメンバーに対して失礼だし、あのメンバーたちと僕も一緒に戦ってきたんだという気持ちが欲しかった。そういうのが僕のなかにありました」

――自分たちの世代が今後引っ張っていくという思いもあったのでしょうか?

「(上の世代が)海外とかW杯とかやっぱりあの世代が切り拓いてくれて、僕らがたどっているところもあると思う。言わば先駆者だし、今の環境に僕らがあるのも上の世代がかかわってくれているからだと思います。でも日本が強くなるためには下からの突き上げが必要だってことは、僕らみんなが思っている。そうすればもっといい競争が生まれてくると思うので」

–「良い意味でも悪い意味でも個性が無いように見える」

――同世代のなかでそういう話になったことはあるんですか?

「いや、各々思うだけで、ブラジルでもそういうことを話すってことはなかったですね。心に留めておくものかなと僕は思うし。僕らは良い意味でも悪い意味でも(ほかの世代と比べると)個性がないように見えるかもしれないけど、もちろん気持ちがないわけじゃないですから。昨シーズン、ハノーファーでは(清武、山口と)同世代の3人でプレーできたのは良かったし、別の道に進んで結果を出していくことが代表のレベルアップにもつながるとそれぞれ思っているはず」

――あのパス回しの意味というものを、今振り返ってみると?

「僕個人としては単純にうれしかった。みんなやっぱり悔しいんだなって。誰もそんなことは言ってないけど、思っているから集まった。日本代表が負けるって、それは凄く悔しいこと。みんなそういう思いが強かったんだな、と再確認できたのはうれしかったです」

 そしてもう1人、齋藤はハリルジャパン復帰を目指して横浜F・マリノスで猛アピールを続けている。

–「ドログバやハメスは試合の空気をパッと変えた」

 8月27日の鹿島アントラーズ戦は「剛」と「柔」をミックスした鋭いドリブルで相手を翻ろうし、ゴールもアシストもマークした。代表に呼ばれないのが不思議なぐらい突出したパフォーマンスだった。

 あの日が彼にとっても「特別な日」であることに変わりはない。

「ザックさんにはW杯に連れていってもらって感謝しています。ただ、試合に出られるまでの信頼を得られなかった。あのときはもう悔しさしかなかったですね」

――どんな悔しさでしたか?

「日本戦の途中から出てきたドログバやハメス(・ロドリゲス)は、試合の空気をパッと変えたじゃないですか。それを近い距離から感じることができた。自分もあのレベルに行けていたらピッチに立てていたと思うし、日本を勝利に持っていけたんじゃないかって。出られない悔しさもあったけど、もっと上のレベルに行かなきゃって感じたんです。そこに向かうためのスタートが、みんなでやったパス回しだと思うんです」

――パス回しがとにかく激しかった、と。

「代表の練習はいつも激しいし、普通にそうなっただけのこと。まああのメンバーなら、ガツガツやりますよ。確かコロンビア戦の週の紅白戦では、若手でチームになったんです。カキくん(柿谷曜一朗)がトップに入って、キヨくん(清武)がトップ下、俺とサコ(大迫勇也)がサイドで、ボランチに蛍かな。先発組が疲れているのもあったけど、俺らサブ組が結構、圧倒できた。その流れもあって、俺らだってやれる、次は俺らだっていう思いが出ていたように感じました」

–「ロシアW杯が目標になりました。現実的な目標に」

――自分たちの世代が今後引っ張っていくという思いもあったのでしょうか?

「(上の世代は)超えていかなきゃいけない壁。自分たちのほうがいいぞってところに持っていかないといけない。だからキヨくんがセビージャに行ったり、みんなそれぞれが思うことをやっている。海外に行けないもどかしさはあるけど、自分も食事や個人のトレーニング法を変えるなどして、ブラジルのときと比べたら今は、数段上にいる。やっぱりあのときの悔しさが今につながっている」

――同世代のなかでそういう話になったことはあるんですか?

「そういうのはあんまりないし、内に秘めるタイプの選手が多いかなっていう気はします。でもブラジルから帰国する飛行機でサコ、(酒井)高徳と並びの席だったんです。みんな悔しさの種類が違うけど、悔しいって。『俺たち、マジやるしかないでしょ』っていう話にはなりましたね」

――あのパス回しの意味というものを、今振り返ってみると?

「練習したから何があるってわけじゃないですけど、やったことに意味があると思う。終わってすぐにロシアW杯が目標になりました。現実的な目標に。メンバーに入るだけじゃなくて勝たせることができる選手になること。僕のなかにそのイメージはしっかりとあるし、そのためにやれることはすべてやろうと思っています」

–「本田を超えろ」は「要は僕ら次第」(齋藤学)。

 同じように投げかけてもそれぞれ答えは違う。

 それぞれ悔しさのカタチは違う。

 それぞれ道の歩み方は違う。

 すべては日本を背負い、ロシアW杯で勝つために――。

 20代半ばにさしかかった彼らの内に秘めた思いは、ひとときも緩むことがない。

 Number9月16日臨時増刊号のタイトルは「本田を超えろ」。つまりは“高い壁”であり続ける本田圭佑たちの世代を超えていけ、というエールがこめられている。このタイトルを齋藤学に伝えると「要は僕ら次第」と言葉に力が入った。

 ロシアW杯アジア最終予選が始まった。日本は初戦でUAEによもやの敗北を喫しながらも、アウェーでタイに勝って建て直した。同じくロンドン五輪世代である原口元気の先制弾をアシストしたのが酒井宏樹だった。

 あの日――。

 鬼役を1人から2人に増やし、素早くパスを回す。鬼役とガツガツと体をぶつけていく。声が飛ぶ。時間の経過とともに熱を帯びていく。

 ブラジルの青空はしっかりと見届けてくれている。

 はちきれんばかりの彼らの思いというものを。

 
 

今日のこけまり

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