【試合結果Webニュースまとめ(1△1)】2024/5/19(日)15:00KO J1第15節 FC東京vs.横浜F・マリノス@味の素スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(1△1)】2024/5/19(日)15:00KO J1第15節 FC東京vs.横浜F・マリノス@味の素スタジアム
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
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横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第15節 FC東京 vs 横浜F・マリノス 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】FC東京vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2024年5月19日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
 └ 入場者数 30,411人

監督コメント

[ ハリー キューウェル監督 ]

残念な表情に見えるかもしれませんが、引き分けはフェアな結果だと感じています。二面性があった試合でした。前半は自分たちが良いスタートを切り、ボールを支配し、たくさんチャンスを作りました。自分たちのデザインからゴールを奪いました。その中で2点目を取れず、トドメを刺せなかったことが悔やまれます。途中、CBのアクシデントがあり、ケガの詳細は聞いていませんが、無事を祈っています。そして後半は自分たちができていた部分が急に止まってしまった。相手がマンツーマン気味で来ましたが、慌てることなく、ゲームマネジメントすることが大切です。後半は相手も良さを出して多くのチャンスを作り、自分たちはハーフチャンスしか作り出せなかった印象です。

--前節・新潟戦後に伝えたことは今日のパフォーマンスに出ましたか。
振り返りをしている中、良い部分、できなかった部分を把握しています。自分がこの質問に答えるよりかは、皆さんが90分を通して見られたことがすべてです。理解に苦しむのは、前半できていたことが後半になって急にできなくなりました。その“なぜ”を探し、改善しなければなりません。38分頃まで支配し、敵陣でプレーしていました。そこから相手がどうかではなく、自分たちから相手にやらせてしまった。ミスからカウンターを食らい、人につけず、チャンスを与えてしまいました。

良いサッカーをしていたのに、急にできなくなる。もちろん疲れがあるのは理解します。監督としても選手としてもこのような状況を経験してきました。大事なのはメンタルを強く持つことです。今日のようにアクシデントが起これば、やり方を変えないといけません。そして、ACLだけを考えてこの1年間を過ごすのは違います。どの試合も大切ですし、特にリーグ戦を落としてはいけません。リーグ戦もACLも大事です。それをチームとして理解しなければなりません。

選手コメント

— 宮市 亮

自分が入る直前に失点してしまい、もう一度勝ち越す気持ちで入りました。実際、得点に絡めそうな場面もありましたが、そこを決められなかったのは僕の課題です。チームとして勝ちたかったのが一番ですが、最近このような展開で負けてしまうことが多かったので、負けなかったことは最低限だと思います。前半は良い内容だったので、次の週末のビッグゲーム(ACL決勝第2戦・アルアイン戦)でも続けていきたいです。

--強度、運動量が上がらずに敗れた前節・新潟戦の反省は生かせましたか。
監督からも戦う姿勢や球際で負けないといったベーシックなところを言われました。それあってこその僕たちのアタッキングフットボールです。新潟戦ではそれが落ちたので、そこを引き締めようと入り、前半は内容的にも圧倒しました。後半、いつも失点してしまうところで失点し、2点目をどれだけ早く取れるかが僕たちの課題です。

--ブラジル国籍選手が下がった中でゴールを決めていれば、価値が上がった展開でした。
3人が交代し、出してもらった中、なんとか勝ちを持ってきたかったです。そこは僕のふがいなさです。ただ、続けていくしかないので、前向きにやっていきたいです。

— 喜田 拓也

--途中から久しぶりにCBに入りました。
いつもチームを助けたい、救いたい思いでやっています。ベンチの指示もあって、自分が務めるしかないと思ったのでやるしかなかった。(失点)ゼロで抑えるに越したことはなかったですが、相手も必死です。ここ数試合、自分たちから崩れる試合が多かったので、1失点がなんだという気持ちで崩させないのが自分の役目でもあり、できることはすべてしました。崩れることなく、食い止められたのは小さな前進かもしれませんが、這いつくばってでも前に進まないといけません。勝ち切りたかったですが、また次につながる部分もたくさんあったので、自分たちの成長につなげていきたいです。

--前半は素晴らしい内容で、後半に入ると相手のマンツーマンに苦しみ、交代選手の投入で盛り返しましたが、どのように感じていますか。
もっと支配できたり、チャンスを作れたはずです。そこは成長しないといけません。違いは個でもチームでも作れます。勝つチャンスもあったので、勝ち切るところまでもっていきたいですね。そうやってこのチームは成長してきました。いま勝てていないので、苦しい状況と捉えられるかもしれませんが、このようなときでも成長できる材料はあります。悲観し過ぎたり、ナーバスになり過ぎる必要はありません。自分も責任を持って、そのバランスを見ながら舵をとりたいです。

--リーグ戦が一区切りつき、次戦はアウェイでのACL決勝第2戦・アルアイン戦になります。
リーグ戦では勝てていませんが、その流れを気にしてウジウジと乗り込む場所ではありません。もうそのような次元の話でもないので、強い気持ちと覚悟を持って乗り込むだけです。相手も環境も大きく変わるので、心してかかります。また別物の側面もあります。下を向いて行くつもりはまったくなく、獲り切る強い気持ちを持ちつつ、その半面、簡単にはいかない気持ちもあるので、最後はどんな手を使ってでもという執念を見せます。

 
 

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ハイライト動画


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ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜、FC東京とドローで6戦ぶりの白星逃す 今後はACL決勝へ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜F・マリノスはFC東京と1―1でドローに終わり、6戦ぶりの白星とはならなかった。

 横浜は逆転負けを喫した前節・新潟戦から中3日で迎え、ハリー・キューウェル監督は先発5人を変更して臨んだ。前半25分、MF南泰煕(ナム・テヒ)がペナルティーエリア手前から右足を振り抜き、今季2得点目となる先制ゴール。同37分にDF渡辺泰基が頭部の負傷で途中交代するアクシデントがあったが、MF喜田拓也がセンターバックの位置でカバーするなど1―0で前半を終えた。

 しかし、後半10分に相手DF長友に同点ゴールを許した。同17分にFW宮市亮、MF井上健太、FW植中朝日をそろって投入するなどしたが、勝ち越しゴールを奪うことはできなかった。

 チームは今後、25日(日本時間26日)にアウェーで行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝アルアイン(UAE)戦第2戦へ向かい、アジア初制覇を狙う。

 
横浜・宮市&植中、後半から登場も不発「なんとか勝ちに持っていきたかった」 ACLへ覚悟示す― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜F・マリノスはFC東京と1―1のドローに終わり、6戦勝利なしとなった。前半25分に南泰煕(ナム・テヒ)のゴールで先制したが、後半10分に失点。J1から切り替え、今後は25日(日本時間26日)にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦でアウェーのアルアイン(UAE)戦に臨む。

 FW宮市亮とFW植中朝日は同17分にそろって投入されたが、勝ち越しゴールを奪うことはできなかった。それぞれ終盤に枠内シュートを放つも、相手守備に阻まれ「なんとか勝ちに持っていきたかったが、そこは僕のふがいなさ」と宮市。取材エリアでは反省が口を突いた。

 ここからアルアインとのACL決勝第2戦へと戦いの場を移す。ホームでの第1戦は2―1で勝利しており、第2戦で引き分け以上なら悲願のアジア制覇となる。

 ACLで現在、2戦3発中と好調の植中は「リードをうまく使いながら戦いたい。もう(残り)1試合でACLが終わるので、後悔しないように楽しんでプレーしたい」と言葉に力を込め、宮市は「未来のマリノスに向けても、ここで優勝するか、しないかでは大きく変わる」と覚悟を示した。

 
 

スポーツ報知

横浜FM、前半37分にDF渡辺泰基が脳しんとうで途中交代…アジア頂点へ試練 – スポーツ報知

 横浜FMは前半25分に、MFナム・テヒのゴールで先制したものの、FC東京に後半に追いつかれて引き分けた。リーグ戦6戦未勝利。アルアイン(UAE)とのアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)決勝第2戦(日本時間26日午前1時)へ弾みをつけることはできなかった。

 前半は横浜FMのペースで進んだが、前半37分にDF渡辺泰基がDF上島拓巳と接触し、脳しんとうで途中交代してから一変。後半10分にはFC東京のDF長友佑都に、本拠地14年ぶりのゴールを決められて同点。その後はチャンスはつくるものの、ゴールを奪うことはできなかった。

 ハリー・キューウェル監督は試合について「前半あれだけできていて、後半になった時に急にできなくなる。そこのなぜを探し、改善しなければ」と総括した。

 また、負傷交代した渡辺については「まだまだ詳細な部分は聞いていないが、祈っている」と厳しい表情を浮かべた。横浜FMは11日に行われたACL決勝第1戦(2〇1)でDF畠中槙之輔とエドゥアルドのセンターバックコンビが負傷。現在も別メニュー調整を行っている段階だが、この日、またも同ポジションの選手がアクシデントに見舞われることになった。それでも、指揮官は「(ACLは)簡単に取れる大会ではない。しっかり向き合って、どうしたら取れるかが大事になってくる。色々な人の思いを乗せて戦っていきたい」と試練を乗り越えて、アジアの頂点に立つことを誓った。

 
 

サッカーダイジェスト

「前半にあれだけできていて…」横浜指揮官がドローに悔しさ露わ「自分たちから相手にやらせてしまった」 | サッカーダイジェストWeb

— 「2点目を取れなかったのは悔やまれる」

 横浜F・マリノスは5月19日、J1第15節でFC東京と対戦し、1-1で引き分けた。

 横浜は序盤から、強みのサイド攻撃で相手ゴールに迫る。10分には右ウイングのヤン・マテウスのクロスに反応した渡辺皓太がシュートを放つが、相手守備陣にブロックされる。

 その後もボールを保持した横浜は25分、先制に成功する。左ウイングのエウベルからパスを受けたナム・テヒが、ペナルティエリア手前から右足を振り抜く。美しい軌道を描いたシュートがゴールに吸い込まれた。

 しかし後半、横浜はマンツーマン気味に守備のやり方を変えてきたFC東京にペースを握られると、55分に長友佑都に同点弾を叩き込まれる。

 横浜は62分、宮市亮、植中朝日、井上健太を投入し、攻勢に出る。そして終盤には相手を押し込む場面もあったが、最後まで勝ち越し点を奪えなかった。

 試合後、会見に出席したハリー・キューウェル監督は、次のように振り返った。

「この試合には二面性があった。前半は自分たちが良いスタートを切り、ボールをコントロールし、チャンスをたくさん作った。そのなかで自分たちがデザインしたゴールも生まれたが、そこで2点目を取れなかったのは悔やまれる。

 途中でセンターバックのアクシデントがあって、後半は自分たちのできていた部分が急に止まってしまった。FC東京が後半にチャンスをたくさん作って、自分たちは最後のほうでしかチャンスを作れなかった。最終的に引き分けになってしまったが、フェアな結果だったと思う」

 前節のアルビレックス新潟戦(1-3)も、横浜が前半に先制したが、後半は相手にペースを握られ、逆転負けを喫した。今節はドローに終わったが、同じような展開になってしまった試合内容について、指揮官は「もちろん振り返りをしている」としつつ、こう続けた。

「理解できないのは、前半にあれだけできていて、後半に急にできなくなる。その“なぜ”を探し、改善しないといけない。彼らがどうこうではなく、自分たちから相手にやらせてしまった部分があったし、つまらないミスだったり、相手のカウンターを食らって人につけないところもあった。

 監督としても、選手としても自分はこういう状況を味わってきた。ここで大事になるのは、メンタルを強く持つこと。ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)だけを考えるのは違うし、特にリーグ戦を落とすのは絶対にしてはいけない。どの試合も大事で、リーグだろうが、大会だろうがすべてを出し切る。そこだと思う」

 そして、日本時間で26日の1時から行なわれるACL決勝の第2レグに向けて、指揮官は「クラブにとっても、ファン・サポーターやクラブに関わるすべての人たちにとっても大きな舞台。簡単に獲れる大会ではないが、何かにビビッて(試合に)向かわないことはないし、(タイトルを)自分たちからしっかり奪うことが大事。自分はこれまで大きな舞台に立って、ビビったことはない。楽しむことが大事だし、いろんな人の想いを乗せて戦いたい」と意気込んだ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
 

サッカーマガジンWEB

勝ちたい思いのぶつかり合いはドローで決着! ナム・テヒのゴラッソで横浜FMが先制も長友佑都のゴールでFC東京が追いつく◎J1第15節 – サッカーマガジンWEB

— 終盤は怒とうの攻め合いも決勝点は生まれず

 一瞬のスキを逃さず、先制したのは敵地に乗り込んだ横浜FMだった。したたかにネットを揺らしてみせる。

 25分、FC東京陣内、左サイドのスローインの場面で長友が投げ入れたボールを高が受けて、逆サイドに展開された。だが、そのパスが弱いと見るや、右サイドバックの松原が前に出てカットに成功。そのまま複数人が絡んでゴール前まで運ぶと、最後はエウベルのパスを受けたナム・テヒがボックスのすぐ外からシュートを放つ。右足でカーブをかけたボールがゴールを射抜いた。

 FC東京も左ウイングの俵積田の仕掛けから何度もチャンスを生み出した。ただ、前半はそのチャンスを生かせず、ゴールは遠いまま。一方で横浜FMはCB渡邊泰が上島と交錯して脳震盪により交代するアクシデントはあったものの、集中した守備を継続。リードで最初の45分を終えた。

 後半、攻めるしかないFC東京がアグレッシブなプレーでペースを握る。前半の終盤からマンマーク気味に守り方を修正し、徐々に盛り返す気配を示していたが、個の力をピッチで示す俵積田の左サイドで優位に立つと、55分にはついに同点ゴールをスコアする。俵積田のクロスは横浜FM守備陣にクリアされたが、ボックス内でこぼれ球を素早く拾った松木が右側へ横パスを出す。

 これに長友が反応し、右足でダイレクトにボールをとらえると、鋭いシュートがゴール右に突き刺さった。

 長友の今季2点目となる貴重な同点弾で勢いづいたFC東京は、終盤にかけて重心を前に傾けて相手ゴールに迫っていった。対する横浜FMも25日にUAEで行われるアル・アインとのACL決勝第2戦に向けて弾みをつけたいところで、速攻を繰り出していく。

 スコアが動かない時間が10分あまり続くと、FC東京がカードを積極的にカードを切っていった。66分に俵積田に代えて仲川を投入。さらに76分に荒木に代えてディエゴ・オリヴェイラ、安斎に代えてジャジャ・シルバを投入する2枚替えでスコアを動かしにかかる。

 試合は残り15分を切り、ますます攻防は激しさを増した。横浜FMは宮市、植中が決定機を迎えたが、FC東京のGK野澤の好守もあってゴールは決まらず。そしてFC東京もアディショナルタイムに仲川がビッグチャンスを迎えたが、シュートは枠を逸れた。

 最後の最後まで勝利を目指したものの、勝敗を分ける決勝点は生まれず。試合は1−1のドローに終わり、勝ち点1を分け合うことになった。

 
 

ゲキサカ

長友佑都の同点ゴラッソでFC東京がドローに持ち込む! リーグ不調の横浜FMは6戦勝ちなしでACL最終決戦へ | ゲキサカ

 J1リーグは19日、第15節を各地で行い、FC東京と横浜F・マリノスの一戦は1-1で引き分けた。横浜FMのMFナム・テヒが前半に先制点を挙げたが、FC東京もDF長友佑都が美しいダイレクトシュートで同点。横浜FMはJ1リーグ戦6戦勝ちなし(4分2敗)で25日に敵地で行われるACL決勝アルアイン戦に臨む形となった。

 ホームのFC東京はAFC U23アジア杯で脳震盪の症状があったMF荒木遼太郎が1トップで大会後初の先発復帰。DF長友佑都も3試合ぶり、MF松木玖生とDFエンリケ・トレヴィザンも2試合ぶりに先発した。対する横浜FMは6日後にアジア初制覇をかけた最終決戦を控える中でのJ1リーグ戦。前節・新潟戦(●1-3)で温存されたGKポープ・ウィリアム、DF永戸勝也、DF渡邊泰基、ナム・テヒが先発復帰した。[スタメン&布陣]

 立ち上がりからアウェーの横浜FMが一方的に攻め立てた。前半5分、ヤン・マテウスのカットインシュートはGK野澤大志ブランドンの横っ飛びに阻まれたが、同8分にはMF喜田拓也のスルーパスにヤン・マテウスが大外から反応。エンリケのカバーに阻まれ、シュートまで打ち切れなかったが、右サイドから立て続けに決定機を作った。

 さらに横浜FMは前半10分、今度はヤン・マテウスが出し手としてエリア内に浮き球パスを送ると、MF渡辺皓太が前節のようなボレーシュート。しかし、これもエンリケのブロックに阻まれた。

 一方のFC東京は同13分、MF高宇洋が自陣でセカンドボールを力強く収めると、松木が喜田のファウルを受けて転倒。イエローカードを出させた。その後はFC東京が徐々にプレッシングの位置を高めに引き上げたことで、横浜FMのパスコースを限定できるようになり、一時は押し込み気味に試合を進めた。

 それでも前半25分、先に試合を動かしたのは横浜FMだった。DF松原健が果敢なインターセプトからボールを持ち上がり、右サイドを攻め込むと、ヤン・マテウスが渡辺とのワンツーからカットイン。最後は左に送り、FWエウベルが相手を引きつけながら斜め後ろにパスを渡すと、エリア外のナム・テヒがコントロールシュートを右隅に打ち込んだ。

 そんな横浜FMだが、前半32分にはヒヤリとするアクシデント。自陣で浮き球を処理しようとしたDF上島拓巳と渡邊の頭同士が激突。2人ともピッチに倒れ込んだまま浮き上がらず、ドイツから派遣されこの日が初出場となったザシャ・シュテーゲマン主審がすかさずプレーを止めた。上島は流血のためテーピングを巻いて継続出場。渡邊は脳震盪の疑いのため、MF山根陸が投入され、喜田がCBに回った。

 その後はFC東京が優勢を保ったが、横浜FMも気迫溢れるプレーを継続。前半45分、MF俵積田晃太の鋭いカットインシュートは松原が阻むと、同アディショナルタイム5分の松木の決定的なシュートは山根が立ちはだかる。その後はFC東京のMF安斎颯馬に2度のシュートチャンスがあったが、いずれも枠を外れ、そのままハーフタイムに入った。

 横浜FMは後半開始時、ナム・テヒに代わってMF榊原彗悟を投入。その直後、FC東京は右サイドを安斎が抜け出すと、鋭いクロスに荒木が反応するが、わずかに届かなかった。対する横浜FMは同6分、自陣でのシュートブロックから渡辺が持ち上がり、ヤン・マテウスがつないでFWアンデルソン・ロペスがフィニッシュしたが、枠を外れた。

 そうして迎えた後半10分、FC東京が追いついた。カウンターからエンリケが左サイドに展開し、前線に残っていた松木が受けて俵積田に預けると、再びペナルティエリア際で松木が受け、横パスを配給。これに走り込んでいたDF長友佑都が右足ダイレクトでゴール右隅に突き刺した。長友は第4節・福岡戦以来の今季2ゴール目となった。

 なおも攻めるFC東京は後半15分、CKのこぼれ球を拾った松木がエウベルのファウルを受け、ゴール右斜め前約20mの位置でFKを獲得。これを松木が蹴ったが、浮かせたボールはゴール上に外れた。一方の横浜FMは同17分、3トップを総入れ替え。左からFW宮市亮、FW植中朝日、FW井上健太の並びとなった。

 FC東京も後半21分、俵積田に代わってFW仲川輝人を投入。同23分には長友のクロスがDFバングーナガンデ佳史扶にぴたりと合ったが、逆足の右でのボレーシュートはGKポープ・ウィリアムに阻まれた。同31分には荒木と安斎を下げ、FWディエゴ・オリヴェイラとFWジャジャ・シルバを投入した。

 その後も勢いのある攻撃を繰り出し続けたがFC東京だったが、横浜FMも後半41分にカウンターから決定機。宮市がスピードあふれるカットインから右足で狙ったが、これは野澤の正面に飛んだ。さらに同45分、宮市のクロスに反応した植中のヘッドも枠を外れた。同アディショナルタイムにはDF永戸勝也のFKも壁に阻まれ、そのまま試合はタイムアップ。激しい攻防を繰り広げた一戦は両者とも勝ち点1を重ねた。

(取材・文 竹内達也)

 
今季初ゴール遠い横浜FM宮市亮「僕の不甲斐なさ」…真価問われるACL最終決戦へ「幸せの極みでしかない」 | ゲキサカ

 自慢のスピードで何度も左サイドを切り裂いた横浜F・マリノスFW宮市亮だったが、またしても結果にはつながらなかった。1-1で迎えた後半41分の決定的なチャンスでは、フェイントまではうまくいったものの、肝心のフィニッシュがGK正面。「点に絡めそうなシーンもあった。そこを決められなかったのは僕の課題」と現状を見つめた。

 宮市はFC東京戦の後半17分、3トップ総入れ替えに伴い、左ウイングで途中出場した。相手の右サイドバックにはDF長友佑都。「常にピッチに立って100%でやっている選手だし、彼が相手だとより燃える。やっていて楽しかった」。そんな言葉どおり、マッチアップを重ねるたびに抜き去る場面も増え、後半45分にはFW植中朝日に完璧なクロスボールも届けた。

 しかし、植中のヘディングシュートは惜しくも枠を捉えられず、またもアシストは未遂に。今季はほぼ毎試合30分ほどのプレータイムを与えられているが、今季はシュートに精彩を欠く場面が続いており、初ゴールと初アシストはまたもお預けとなった。宮市は「前線3人交代してもらった中、なんとか勝ちを持ってきたかった。そこは僕の不甲斐なさ。ただ、またやっていくしかないので前向きにやっていきたい」と静かに振り返った。

 もっとも1-3で敗れた前節・新潟戦(●1-3)を踏まえると、チームの戦いには手応えも感じたようだ。

 新潟戦後のチームはハリー・キューウェル監督から球際の戦いや運動量を増やすよう要求されており、この一戦では一部改善。宮市は「チームとして勝ちたかったのはもちろんだけど、ここ最近はこういった展開で負けることが多かったので、まず負けなかったのは最低限」と前向きに受け止めた。

 何よりこの状況をポジティブに昇華するためには、クラブ史上初のアジア制覇がかかる次の一戦が最も重要になる。

 25日に控えるAFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦アルアイン戦は引き分け以上で優勝が決まる大一番。宮市はACL決勝という舞台に向けて「幸せの極みでしかない」と笑顔を見せつつ、「こうした大舞台を経験したいから僕らはサッカー選手をやっている。クラブのためにもそうだし、自分のサッカー人生で一番の大舞台だと思うのでしっかりと楽しみたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)

 
 

Goal.com

頼れる37歳・長友佑都が豪快な同点弾!FC東京が追いつきドロー…横浜FMはリーグ6試合勝利なし | Goal.com 日本

明治安田J1リーグは19日に第15節が行われ、FC東京と横浜F・マリノスが対戦した。

3連勝の後直近2試合は勝利なし(1分け1敗)と勝点を伸ばしきれないFC東京と、AFCチャンピオンズリーグを戦う過密日程の中でリーグ戦は5試合勝利なし(3分け2敗)と苦しむ横浜FM。上位追走のために勝利がほしい名門同士が、味の素スタジアムで激突した。

試合は序盤から激しい攻防が続き、横浜FMは5分にヤン・マテウスがカットインから際どいシュートを放ったが、GK野澤大志ブランドンがセーブ。さらに8分にも喜田拓也のワンタッチパスからヤン・マテウスが決定機を迎えたが、FC東京守備陣が体を張ってシュートを打たせない。10分にもヤン・マテウスの仕掛けから飛び込んだ渡辺皓太がボレーを放つも、ここもDFがブロック。アウェイチームが押し込み始める中、ホームチームも失点は許さない。押され気味のFC東京は16分に松木玖生がチャンスを迎えたものの、自陣で守備をする時間が増えていく。

すると25分、横浜FMが先制に成功する。華麗な連携でゴール手前から左サイドに展開すると、受けたナム・テヒが右足でコントロールショット。美しい軌道を描いたボールはネットに吸い込まれた。アウェイチームがリードを奪う。しかし32分、ロングパスの処理時に渡邊泰基と上島拓巳の頭同士が衝突。上島拓巳は立ち上がったものの、渡邊泰基は治療を受けた後に担架でピッチを去ることに。山根陸との交代を強いられた(脳震盪による交代)。その後は松木玖生を中心とするFC東京の攻撃から何度もピンチを迎えたものの、リードを保ったまま前半を折り返す。

劣勢のFC東京は、後半キックオフ直後にDFラインの背後へのパスから決定機を作ったが、クロスに飛び込んだ荒木遼太郎は一歩届かず。それでも前半終盤の良いリズムのまま、相手ゴールに迫っていく。そして55分、同点弾を叩き込む。決めたのは、37歳・長友佑都だった。左サイドのクロスは弾かれたが、こぼれ球を松木玖生が落とす。これを長友佑都が豪快に叩き込んだ。頼れるベテランは今季2点目を決めた後、スタンドのサポーターを煽った。

同点となった後、FC東京は古巣対戦となる仲川輝人、横浜FMは宮市亮など複数選手を投入。両チームとも勝ち越し点を目指しに行く。追いついたFC東京は攻撃への圧力をさらに高めていき、ゴールにつながりそうなチャンスを量産する。一方の横浜FMも、80分過ぎから再び敵陣深い位置まで押し込むが、宮市亮のシュートもGKのファインセーブに阻まれた。

結局試合はこのまま終了。1-1で、両チームともに勝点を分け合うことに。FC東京はリーグ戦3試合勝利なし、横浜FMもリーグ戦6試合勝利なしとなった。

 
 

フットボールゾーン

「本当に悲しいアクシデント」 J1で味方同士衝突→プレー続行不能…同僚沈痛「かなり酷かった」 | フットボールゾーン

— 横浜FMにアクシデント…FC東京戦で上島拓巳と渡邊泰基が空中戦の競り合いで負傷

 横浜F・マリノスは、5月19日のJ1第15節でFC東京と対戦し、1-1で引き分けた。25日に控えているAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦前、最後の試合となったなか、ただでさえ負傷者が続出しているセンターバックでDF上島拓巳とDF渡邊泰基が空中戦のボールを競り合い、負傷するアクシデントが起きた。

 頭に裂傷を負った上島は治療をしたうえでピッチに戻ったものの、渡邊はプレー続行が不可能な状態で、担架に乗せられてロッカールームに運ばれた。脳震盪の段階的復帰プログラムに入ることになれば、ACL決勝第2戦の出場は不可能になる。

「切れたけれど、(今後に)影響はない」という上島は、この衝突場面について「ちょうど僕と渡邊選手の間にボールが落ちました。お互いに声をかけて、どっちかが譲れていたらというところだと思うのですが、本当に微妙なところで時間もなく、お互いが譲ってしまい失点することだけは避けたかった。それは僕も渡邊選手も同じ気持ちで、ボールに触りにいく決断をしたと思います」と、振り返った。

そして、「本当に悲しいアクシデントというか、僕は傷程度で済んだのですが、渡邊選手はかなり酷い感じだったので……。(ACL決勝では)彼のためにも自分がピッチに立って、やらないといけないなと思いました」と、負傷した渡邊の分もACL決勝での奮闘を誓った。

 DFエドゥアルド、DF畠中慎之介らも負傷しており、この試合はベンチ入りしていなかった。横浜FMは、MF喜田拓也が最終ラインに入って急場を凌ぎ、FC東京の反撃を1点に抑えている。

 上島は「喜田くんがセンターバックに入って、やることは変わりませんでした。相手がそこからマンツーマン気味にはめてきましたが、逆に(アンデルソン・)ロペスのところだったり、(植中)朝日のところで起点を作ってチャンスも多かったので、内容としては全く悲観していないです」と、スクランブル状態でも戦える手応えを口にした。

 この試合に引き分けたことで、リーグ戦は6試合未勝利だ。それでも上島は「リーグ戦の難しさは本当に感じています。どのチームもレベルが拮抗していて、マリノスに対しても対策をしてくることで、勝ち切れていない試合は続いています。でも、一発勝負のACLには自信をもってやれていますし、この間のホームの試合でも先制こそされましたが、逆転勝ちして有利な状況で敵地に乗り込めるので、消極的にならずに前から行って、1点、2点と追加点を奪えたら優位に進めると思うので、メンタル的なところで絶対に弱気にならずに行きたいと思います」と、意気込みを語った。

 ホームで行われたACL決勝第1戦は出場停止でスタンドから見るしかなかった上島は「あの雰囲気のなかでピッチに立ちたい悔しさは、上から見ていて持っていました。でも逆に言えば、優勝を決めるようなすごく重要な試合にピッチに立てる可能性があることはポジティブに捉えています。今、自分が一番状態は良いと思うので、その責任と覚悟を持ってUAEに行きたいと思います」と、初のアジア制覇に向けて守備を統率する意欲を見せた。

(河合 拓 / Taku Kawai)

 
 

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2024 マッチレポート | 5月19日 vs FC東京 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第15節 FC東京 vs 横浜FMのデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2024/05/18 【スタジアム観戦情報まとめ】2024/5/19(日)15:00KO J1第15節 FC東京vs.横浜F・マリノス@味の素スタジアム
 
 

今節の他会場など


 
 

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