アンカー(目次)
1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.X(旧Twitter) / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など
横浜F・マリノス オフィシャルサイト
明治安田J1 第22節 浦和レッズ vs 横浜F・マリノス 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
Jリーグ.jp
【公式】浦和vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2023年8月6日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
└ 入場者数 42,664人
監督コメント
[ ケヴィン マスカット監督 ]
エキサイティングなゲームが見られたのではないでしょうか。両チームとも互いにプッシュし合い、結果を求め合いました。アウェイでの引き分けはフェアな結果だと感じています。
--後半は30分間ほど押された状況が続きました。原因は何だったのでしょうか。
浦和は強いチームです。ファン・サポーターの熱さ、雰囲気に対し、選手たちがナイーブになり、プレッシャーに感じてしまったのかもしれません。その時間帯はビルドアップの判断を誤ってしまいました。ただ、ゴールは許さず、良い学びになりました。その時間帯を乗り越え、焦れずに戦えたと思います。前半の序盤もコントロールできたとも思います。--中断期間のセルティック戦やマンチェスター・シティ戦のほうが、横浜FMらしさを出せていました。その要因をどう考えますか。
相手も同じ暑さの中でプレーしているので、暑さが要因ではありません。毎試合、3点、4点、5点を取れればいいですが、そうでなくてもマリノスらしさがなかったわけではありません。質問についてはリスペクトはしますし、毎試合3点、4点、5点を取れれば最高です。選手たちは常にマリノスのサッカーを求め、トライしています。ゴールキックの局面で相手がプレスに来ているからといって、むやみにボールを蹴らず、勇敢な気持ちを持ってつなごうとしました。相手のプレスをはがしたとき、前方向に行けなかった理由は2つあります。1つは自分たちの簡単なミスです。もう1つはファウルで止められていました。ファウルさえなければ、もっと前方向にボールを運べたはずです。私たちは常日頃から毎試合マリノスのサッカーを見せたいと準備し、臨んでいます。自分はそこをしっかりとフォーカスしたいです。
選手コメント
西村 拓真
引き分けてしまいましたし、悔しいパフォーマンスでした。悔しいですね。コンディションが良くないのは確かですが、監督に使ってもらったからには、その状態の中で自分がどうできるかを示さないといけません。ただ、その責任を果たせませんでした。
--ビルドアップ時に収めるのが1つのタスクです。浦和CBのプレッシャーを感じましたか。
そこまで感じませんでしたが、味方との関わり方や相手がイヤがるプレーをできませんでした。少しのズレや僕のミスが目立ってしまいました。今日に関しては自分で解決できる部分が多いですし、やるしかありません。多く出た課題を糧に次に向けてやっていきたいです。もう少し味方とも要求し合って、伸ばしていければいいと思います。--相手の出方に応じて臨機応変にプレーする課題をどう感じていますか。
相手との駆け引きがあるので、勝つためには自分のたちのサッカーを伸びしていかなければなりません。一方で、最後は個人の部分なので、そこで解決できれば一番です。今日も自分がミスしなければ、チャンスを作れた場面が多くありました。そこをフォーカスしていきたいです。
X(旧Twitter) / Istagram
㊗️J1リーグ通算100試合出場#渡辺皓太 選手、おめでとう#fmarinos | #Jリーグ pic.twitter.com/eVLGntJuZT
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) August 6, 2023
ハイライト動画
ハイライト|J1リーグ第22節|vs 浦和レッズ – YouTube
ネットニュース・Weblog
スポーツニッポン
横浜 勝ち点1奪取も首位浮上ならず…GK一森が脳振とうで退場アクシデントも― スポニチ Sponichi Annex サッカー
横浜はGK一森が脳振とうで退場するアクシデントがありながら勝ち点1を奪取。首位・神戸が敗れたため、勝てば2試合ぶりに首位浮上するチャンスだったが、勝ち点差なしの2位となった。
マスカット監督は「敵地でドローはフェアな結果」とうなずいた。一森に代わって後半31分から緊急出場したGK飯倉は「最初のワンプレーで全然試合に入ってないと分かったので、割り切って無失点に抑えることだけ考えた」と振り返った。
ニッカンスポーツ
【横浜】西村拓真がトップ下で実戦復帰も無得点「相手が嫌がることができなかった」 – J1 : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスMF西村が左太もも裏のけがから実戦復帰した。7月8日の名古屋戦で負傷交代し、約1カ月ぶり。
トップ下で先発し、前線からのプレスや攻撃の組み立てに加わって献身性の高さを見せた。しかし無得点に終わり「少しのずれやミスで、相手が嫌がることができなかった」と表情は固かった。
スポーツ報知
横浜FM、浦和とスコアレスドローで3戦未勝利も マスカット監督「勝ち点1はフェアな結果」 : スポーツ報知
横浜FMは敵地で浦和と0―0で引き分けた。上位対決を制すれば逆転首位浮上のチャンスだったが、リーグ戦はこれで3戦未勝利となった。
前節は川崎に終盤の失点で黒星を喫したチームは、中断期間を経て3試合ぶりの白星を目指した。しかし前半11分にFWアンデルソンロペスがFWエウベルのクロスに頭を合わせて一つ目のチャンスを作ったが、ボールをコントロールしながらもなかなか決定機まで至らない時間帯が続いた。逆にボールを失ってピンチを招くことが増えていく。
それでも相手の精度に助けられ、GK一森純、DF陣の奮闘もあって無失点でしのいだ。終盤は猛攻を仕掛け、途中出場のFW宮市亮、FW植中朝日らがチャンスを作るがネットは揺らせず。後半35分には一森が脳しんとうにより交代を余儀なくされるなどアクシデントもあったが、敵地で辛くも勝ち点1をもぎ取った。
マスカット監督は、悔しげな表情を浮かべながらも「エキサイティングなゲームが見られたと思う。両チームともプッシュしあって勝ちにいきたいと結果を求めていた。アウェーで難しい中、勝ち点1はフェアな結果だったと思う」と受け止めた。シュート5本で今季3度目の無得点に終わったように、決定機を生み出せなかった要因については「自分たちの簡単なミス、相手のファウルで止められたこと、その2つで前進が難しくなった」としつつ、「マリノスのサッカーを自分たちも求めているし、選手もトライしている。ゴールキックから、相手が前からきても蹴るのではなく後ろから勇敢な気持ちでつないでいる。毎試合マリノスのサッカーをしようと準備をしている」と前を向いた。
横浜FM西村拓真が約1か月ぶりの戦線復帰「悔しいプレーだった」浦和と引き分け : スポーツ報知
横浜FMは敵地で浦和と0―0で引き分けた。逆転首位浮上のチャンスだったが、リーグ戦はこれで3戦未勝利となった。MF西村拓真は左太ももの負傷から約1か月ぶりに復帰し、先発出場。「悔しいプレーだったし、チームも引き分けてすごく悔しい」と勝利で飾ることはできなかった。
7月9日の名古屋戦で負傷したものの、順調にリハビリをこなし、1か月で戦線復帰を果たした。まだ100%とは言えない様子はプレーからも見てとれたが、「正直(コンディションが)良くないのはたしかだけど、その中でも自分がどうできるか、監督が使ってくれたからには示さなければいけないけど、果たせなかった」と言い訳はせず「他との関わり方、相手の嫌なことができなかった。今日も自分がミスしてなければチャンスをつくれたところはたくさんあった」と唇をかんだ。ただ、反省点の整理は自分の中でできているようで、「(状態が)上がっていけば大丈夫だし、たくさん出たいい課題を次に向けてやっていきたい」と話した。
「味方と要求しあって伸ばしていくことも大事」とFWアンデルソンロペスやボランチといった周囲との連係も高める必要性を口にしながらも、「最後は個」と力を込める。「間でたくさんボールが入ってきているシーンはたくさんあったので、個人での打開策としてオプションを増やしていくとか、もっと怖い選手にならないといけない」と試合を重ねながらの成長を見据えた。チームは3戦未勝利と白星から遠ざかっているが、「一人一人が成長すること、こういう時こそ自分たちにベクトル向けて集中する必要がある」と次節(12日、G大阪戦)へと気持ちを切り替えていた。
サッカーダイジェスト
【採点寸評|横浜】守備に追われる苦しいゲームに。“判断力”の課題が露呈[J1第22節 浦和0-0横浜] | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋
Jリーグは8月6日、J1第22節の7試合を開催。埼玉スタジアム2002では浦和レッズ対横浜F・マリノスが行なわれ、スコアレスドローに終わった。
4位・浦和と2位横浜の上位対決。浦和は開始5分、荻原拓也がペナルティエリア左からシュートを放つも、枠を捉えらず。立ち上がりに得たチャンスをものにできない。
その後もホームチームが主導権を握るが、なかなか横浜の守備を崩し切れず。1点が遠い時間が続いた。
逆に横浜はカウンターで相手ゴールに迫る。90+3分、水沼宏太のクロスに反応した浦和GK西川周作のキャッチミスでボールがこぼれる。これに植中朝日が反応するも、GKがセーブ。このまま最後まで決着はつかず、痛み分けとなった。
▼横浜のチーム採点「5.5」
序盤から攻守にインテンシティの高いプレーを見せる浦和にペースを握られ、苦しいゲームだった。前半は攻撃時に高い位置を取る浦和の酒井宏樹と荻原の両SBや、3列目から飛び出してくるボランチの伊藤敦樹らを捕まえきれず、ビルドアップのミスなども重なって何度かピンチを招いてしまった。
後半も流れは浦和で、守備に追われる時間が長かった。トップのアンデルソン・ロペスとトップ下の西村拓真の縦ラインを塞がれ、思うようにビルドアップができない場面も目立った。
ケヴィン・マスカット監督も試合後に選手の「判断」の部分を指摘していたが、相手が横浜の特徴を消す対策を講じてきた時に、臨機応変に対応する選手の判断力は課題と言えるだろう。
ただ、防戦が続いたなかでも無失点で凌ぎ、アウェーで勝点1を得たのはポジティブに捉えられる。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】横浜の出場17選手&監督の採点・寸評。エウベルがスピードと個人技で攻撃を牽引。CBコンビは及第点 | サッカーダイジェストWeb
「決定機が作れない時に…」マリノスGK飯倉大樹がチームの課題を指摘。打開策は「臨機応変にやっていくこと」 | サッカーダイジェストWeb
— 「形にこだわりすぎちゃうと上手くいかないこともある」
8月6日、横浜Fマリノスは埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦。攻守にインテンシティの高いプレーを見せる浦和にボールを握られ、苦しい展開が続いた横浜だが、守備陣を中心に身体を張ってゴールを死守。得点は奪えなかったものの無失点に抑え、アウェーで価値ある勝点1をゲットした。
この試合では前半から好セーブを見せていたGK一森純が、66分に浦和の酒井宏樹との接触で負傷。一度はプレーを再開するも、すぐに倒れ込み、脳震盪の疑いと診断され、交代を余儀なくされた。そうした状況で、相手に得点を許さず守ったのが、76分からゴールマウスに立ったGK飯倉大樹だ。
37歳のベテランは試合後、「通常の流れで入ったわけではないので、割り切って無失点に抑えることだけを考えた。それが遂行できて良かった」と振り返る。プロ18年目、J1通算290試合出場という豊富な経験を活かした冷静なプレーだった。
また、飯倉は前半、ベンチに控える水沼宏太と話し合っている場面があった。それについて問われると、次のように答えた。
「今年の初めからやっている戦術とか、いろいろマイナーチェンジを繰り返しているなかで、今日は(アンデルソン・)ロペスと(西村)拓真の落ちるところだったり、相手の(マリウス・)ホイブラーテン選手や(アレクサンダー・)ショルツ選手に対して、もう少しプレッシャーをかけられる立ち位置を作れたら良かった。サイドに(ボールが)入った時のボランチの立ち位置とか、全体的な立ち位置だよね、と。
今、その形ができつつあるけど、今日みたいに上手く決定機が作れない時にどうやってフレキシブルにやっていくかが、今後の自分たちの成長に繋がっていくんじゃないかなって話していました」
横浜はどんな相手だろうと、GKからパスを繋ぎ、ボールを保持しながら前進するスタイルを焦れずにやり続ける。しかし、マイナーチェンジをしているとはいえ、シーズンも後半戦に入ると、その“マリノスのサッカー”への対策を練ってくるチームが増えてくるのは当然だ。飯倉はこの課題に対する打開策をどう考えているのか。
「自分たちの形はありつつも、その形にこだわりすぎちゃうとハメられて上手くいかないこともあるから、臨機応変にやっていくことじゃないかな」
水沼の言葉を借りれば、“臨機応変”とは「ピッチに立っている選手たちが相手を見ながら動いたり、ボールの動かし方を考えたりして、上手くコントロールできるようになっていけば、厚みのある攻撃ができる」ということだ。
リーグ戦は残り12試合。この“臨機応変”が発揮できるかどうかが、連覇の鍵を握るかもしれない。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】アウェイ埼玉スタジアムに駆け付け声援を送る横浜F・マリノスサポーター | サッカーダイジェストWeb
サッカーキング
浦和、横浜FM相手に終始主導権握るも…得点が遠くスコアレスドロー、新戦力の中島翔哉がデビュー | サッカーキング
明治安田生命J1リーグ第22節が6日に行われ、浦和レッズと横浜F・マリノスが対戦した。
中断明けの一戦で注目の上位対決が実現した。現在4位の浦和は中断突入前最後のゲームだった第21節でセレッソ大阪に0-2で敗北。しかし、それ以前は10試合を無敗で駆け抜けていた。J1最少タイの失点数と安定感のある守備を武器に、ここまで着実に勝ち点を積み重ねている。中断期間には即戦力の確保にも成功し、残るリーグ戦では優勝争いに食い込みたい。
対する横浜FMは、中断前ラストゲームの川崎フロンターレ戦を終盤の失点で0-1と落とし、リーグ戦8試合ぶりの黒星を喫した。中断期間にはセルティック、マンチェスター・Cとの親善試合も消化。リフレッシュした状態で浦和との一戦に臨む。現在首位を走るヴィッセル神戸との勝ち点差はわずかに「1」となっており、2連覇を成し遂げるためにも中断明けの試合で2連敗は許されない。
浦和は酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、伊藤敦樹らの主力が揃って先発入り。早川隼平は自身初となるリーグ戦のスタメンに入った。今夏に新加入した中島翔哉や、“エースストライカー”の興梠慎三らがベンチから出番を待つ。対する横浜FMは喜田拓也、エウベル、アンデルソン・ロペスらの主力に加え、負傷の影響で前節の川崎F戦を欠場していた西村拓真がスタメンに帰ってきた。ベンチにはマルコス・ジュニオール、宮市亮、水沼宏太らが控え、リーグ最多得点を誇る攻撃陣が揃い踏みの状態で浦和の本拠地に乗り込む。
試合は開始5分、ホームチームがビッグチャンスを作り出す。左サイド大外で前を向いた早川がスルーパスを通すと、内側を駆け上がった荻原拓也がペナルティエリア左に侵入。飛び込んできたエドゥアルドをかわし、左足のアウトサイドでシュートを狙ったが、当たりどころが悪くシュートは大きく枠を外れてしまった。
その後は浦和が良い形で前進するシーンが目立ったが、11分には横浜FMも決定機を作る。敵陣でのセカンドボール回収から連続して攻撃を繰り出すと、ペナルティエリア左でボールを持ったエウベルが右足で浮き球のセンタリングを送る。ファーサイドでフリーになっていたアンデルソン・ロペスがヘディングシュートを狙ったものの、ここはGK西川周作が素晴らしい読みを見せてゴールを許さない。
前半は浦和が完全に試合を支配。伊藤敦樹やホセ・カンテがシュートを狙うシーンを作りながらも、前半の45分間のうちにゴールネットを揺らすことはできず、スコアレスのままハーフタイムに突入した。
後半に入っても浦和が試合の主導権を握る。55分、後半頭からピッチに立った興梠のポストプレーから、ペナルティエリア右に抜け出した大久保智明が右足フィニッシュまで持ち込むも、ここはGK一森純の好セーブに阻まれる。66分には右サイド開いた位置でサイドチェンジのボールを受けた大久保がボールを持ち運び、追い越す動きを見せた酒井を使うと、酒井はペナルティエリア右の位置からクロスボールを狙う。飛び出してきたGK一森に当たって変化したボールは松原健にクリアされた。横浜FMはこの接触プレーでGK一森がプレー続行不可能となってしまい、代わって飯倉大樹が送り出されている。
主導権を握りながらもなかなかゴールネットを揺らせない浦和は83分、新戦力の中島をピッチに送り出す。ボールを握りながらなかなか攻略の糸口を掴めない浦和に対して、90分に横浜FMはカウンター攻撃を発動。左サイドでボールを持った宮市が逆サイドに振ると、アンデルソン・ロペスが余っていたものの、寄せてきたマリウス・ホイブラーテンの素晴らしい対応により決定的な場面までは持ち込めなかった。
後半アディショナルタイムには再び横浜FMがカウンターで攻撃。敵陣左サイドのスローインからマルコス・ジュニオール、松原と繋ぎ、ボールは右サイドに開いていた水沼の元へ。ダイレクトで最終ラインとGKの間にグラウンダーのボールを送ると、GK西川がキャッチしきれず、流れたボールを植中朝日がヒールシュート。ここはカバーに入っていたGK西川のセービングに阻まれた。
試合はこのままタイムアップ。浦和は試合を優勢に進めながらもゴールネットを揺らすことができず、一方の横浜FMも終盤のカウンターアタックを得点に繋げられず、スコアレスドローで終了した。
次節、浦和は13日に敵地でサンフレッチェ広島と対戦する。一方、横浜FMは12日にガンバ大阪をホームに迎える予定だ。
ゲキサカ
横浜FMは敵地でスコアレスドロー…指揮官はGK一森純の負傷交代に「重症じゃないことを祈るばかり」 | ゲキサカ
今節は首位のヴィッセル神戸が敗れたため、横浜F・マリノスは勝てば単独首位浮上のチャンスだったが、敵地で浦和レッズとスコアレスドローに終わった。順位では神戸と勝ち点で並ぶ2位にとどまった。
前半から浦和に対して守備に追われる時間帯が続き、後半40分ごろまでほとんど大きなチャンスはなし。長い後半アディショナルタイムで猛攻を仕掛け、一気に決定機を連発したが、最後までゴールを割ることはできなかった。
試合後、ケヴィン・マスカット監督は記者会見で「皆さんも分かる通り、浦和は強いチームだ。このファン・サポーターの熱さ、雰囲気も彼らのホームであるわけなので、その中でやるのは選手がナイーブになってしまった時間帯、プレッシャーを感じてしまったというのがある。その時間帯、浦和がアグレッシブさを出して前から来た中、特にビルドアップのところで判断の選択を誤ってしまった」と指摘。それでも「とてもいい学びになった。相手にゴールさせず、乗り越えて、自分たちが焦れずにやった」と前向きに語った。
また「選手たちはトライしている。ゴールキックから相手が前から来ているからと蹴ってしまうのではなく、勇敢な気持ちを持って後ろから繋ぐ。前からプレスを剥がし、中盤のどこでフリーになるのかというところだ」と述べ、ビルドアップで前進できなかった原因は「二つある」と説明。「一つは自分たちのミス、もう一つは相手のファウルで止められた。ファウルがなければたくさん前方向に行けたと思う」と相手の戦術的ファウルに苦しめられたという見解を示した。
なお、この一戦では終盤にGK一森純が負傷。受傷直後は膝のあたりを気にしていたが、脳震盪の疑いでの交代となった。もともと契約の関係で12日の次節G大阪戦は出場できないが、ハイパフォーマンスが続く守護神が離脱となれば大打撃。指揮官は「ドクターとはまだ詳細を話し合えていない」と症状を明かさなかったが、「重症じゃないことを祈るばかり」と早期回復を願った。
(取材・文 竹内達也)
正GK負傷で緊急出場の横浜FM飯倉大樹「割り切って無失点に抑えることだけを考えていた」 | ゲキサカ
アクシデントによる緊急出場を冷静に務め上げた。横浜F・マリノスGK飯倉大樹は後半31分、相手選手との交錯で負傷したGK一森純との交代で途中出場。ウォーミングアップもそこそこにピッチに飛び出す形となったが、無失点リレーをしっかりと受け継いだ。
一森が負傷した時点ではウォーミングアップのペースを上げるでもなく、ベンチにどっしりと構えていた飯倉。「打撲だろうなと思ったからできるだろうと思った」といい、自身に役目が巡ってくるとは考えていなかったようだ。
それでも一森はいったんプレーを継続した後、再び倒れ込んで担架でピッチ外へ。今度こそ飯倉にお呼びがかかり、一森が契約の関係で出られなかった5月20日のG大阪戦以来2か月半ぶりとなるJ1リーグ戦出場を迎えた。
ピッチに入る際には「割り切って無失点に抑えることだけを考えていた」と飯倉。ペナルティエリア外まで果敢に飛び出して行く持ち前の姿勢は自重し、一般的なGKの役目にフォーカスしていた。
その結果、出場直後こそピンチが相次ぎ、ヒヤリとする場面があったものの、徐々にチームが攻勢に転じてピンチも減少。0-0のまま試合を締め、「今日の俺の任務は無失点で終わらせることだけ。それが遂行できたからラッキーだなと思う」と軽やかに振り返った。
なお、この日は2011年8月4日に亡くなった故・松田直樹氏の命日に近いこともあり、サポーターからは「ミスターマリノス松田直樹 これまでも これからも共に」という横断幕が掲げられていた。
松田氏と共に長年プレーした経験のある飯倉は「(水沼)宏太と試合前にマツさん見に来てるかなって話してて、一番最初の決定機を相手が外したところで、『マツさん来てるなって、今日勝ったな』って笑いながら話していた」とベンチでのエピソードを明かしつつ、「マリノスに帰って来れて、こういうふうにマツさんのユニフォームを掲げて、そこまで思い出話に浸ることはないけど、いろんな歴史があって今の俺たちがあることを忘れちゃいけない。そういうのを背負うという大した人間ではないけど、いろんなものをみんなで積み重ねていくのが大事だと思う」と松田氏が築いた歴史に思いを寄せていた。
(取材・文 竹内達也)
Goal.com
約100分に渡る死闘…浦和と横浜FMはスコアレスドローに。”新10番”中島翔哉がレッズデビュー | Goal.com 日本
明治安田生命J1リーグは6日に第22節が開催され、浦和レッズと横浜F・マリノスが対戦した。
リーグ戦の中断期間が明けたJ1。浦和は再開初戦で2位の横浜FMをホームに迎えることに。現時点で勝ち点は6差の両者。浦和は優勝争いに踏みとどまるためには負けられない一戦となる。
また、ホームチームにとって注目なのは欧州から新加入でJの舞台に戻ってきたFW中島翔哉。この試合でベンチ入りを果たした元日本代表アタッカーを、スコルジャ監督はどのタイミングで投入するだろうか。
試合は早々から目まぐるしい展開に。5分、浦和は荻原がインナーラップからエリア左へ侵入。1枚かわしてからの左足アウトでシュートは枠の右に外れた。
横浜FMは11分、エウベルが左サイドの敵陣深くから右足でクロス。A・ロペスがファーサイドから頭で合わせるも、GK西川にセーブされる。
後半に入り、浦和は選手を2人交代。カンテ、早川に代わり興梠と関根が投入される。横浜FMも59分に2枚替え。西村に代えてM・ジュニオール、マテウスに代えて宮市が入っている。
横浜FMのGK一森の負傷退場などで試合の流れが止まる時間帯が続き、試合は後半80分に。すると浦和は新加入の中島が準備。岩尾に代わってピッチに投入され、新たな背番号10がデビューを飾った。
アディショナルタイムは8分となった死闘は、両者ネットを揺らすことは出来ずに試合終了の笛。上位対決はスコアレスドローとなった。
守護神が負傷交代…横浜FM、GK一森純について指揮官マスカット「重傷でないことを祈るばかり」 | Goal.com 日本
明治安田生命J1リーグは6日に第22節が開催され、浦和レッズと横浜F・マリノスが対戦した。
リーグ戦の中断期間が明けたJ1。浦和は再開初戦で2位の横浜FMをホームに迎えることに。現時点で勝ち点は6差の両者。浦和は優勝争いに踏みとどまるためには負けられない一戦となった。
試合はアディショナルタイム8分に渡る死闘に。しかし、両者ネットを揺らすことは出来ずに試合終了の笛。上位対決はスコアレスドローとなった。また、欧州からJに帰還することとなった新加入の中島翔哉を浦和は80分から投入。元日本代表アタッカーが新天地デビューを飾っている。
試合後、横浜FMのケヴィン・マスカット監督が会見に出席。「エキサイティングなゲームだった」と総括し、後半に押される形となったことを認めながら、試合を振り返った。
「(押されていた時間があったことについては)認めます。皆さんもわかる通り、浦和チームは強いチームです。そしてファン・サポーターの熱さと雰囲気によってプレッシャーを感じナイーブになってしまった所はあったと思います」
「そのような状況で、特にビルドアップの所で判断を誤ってしまうところもありました。ただ、ゴールをさせずにそこを乗り越えて、 その後の時間帯に自分たちがしっかり焦れずにやったところもありました。選手たちにとっては良い学びになったと思います」
また、後半途中に浦和DF酒井宏樹と接触した場面で負傷が疑われ、途中交代となったGK一森純については「ドクターとは詳細なところは話し合えてない」としつつ「自分の中では重傷でないことを祈るばかりです」とコメントしている。
フットボールチャンネル
「それが一番の打開策」横浜F・マリノスが直面する問題。浦和レッズ戦、停滞の原因は?【コラム】 | フットボールチャンネル
— 難敵に挑む横浜F・マリノス
約3週間の中断期間に入っていたJ1リーグが8月6日に再開し、昨季リーグ王者の横浜F・マリノスは6日夜、アウェイの地・埼玉スタジアム2002で浦和レッズとの上位対決に挑んだ。
中断前のゲームの後、8日間のオフを取った浦和とは対照的に、横浜は7月19にセルティック、22日にマンチェスター・シティと本気モードの親善試合を消化。その後、3日のオフは取ったものの、大きく休むことなく調整を続けてきた。
戦力に関しても、藤田譲瑠チマがシントトロイデンへ移籍。ナム・テヒと加藤聖が加入したものの、そこまで大きくメンバー編成に手を加えたものではなかった。基本的には現有戦力のままJ1連覇を狙いに行く構えだ。
そんなマリノスにとって、やはり浦和は難敵以外の何物でもない。特に守護神・西川周作、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、酒井宏樹ら強固な守備陣の攻略は難易度の高いテーマだった。
21試合で総得点44というリーグトップの得点力を誇るマリノス攻撃陣といえども、「いかにして点を取るか」という課題に真っ向から向き合っていく必要があった。
— 攻勢に出る浦和レッズと受けに回る横浜F・マリノス
試合が始まってみると、攻勢に出たのは浦和の方だった。開始早々の5分に荻原拓也がゴール前に侵入。決定機を迎え、マリノスとしてはヒヤリとさせられる。一方でその5分後にはヤン・マテウスがビッグチャンスを迎えたが、西川の好セーブに阻まれてしまった。
その後は一進一退の攻防が続き、ケヴィン・マスカット監督も飲水タイム後は右のヤン・マテウスと左のエウベルを入れ替えて攻撃に変化をつけようと試みた。が、浦和の堅牢なディフェンスは崩れない。アンデルソン・ロペスと西村拓真という中央の2枚にもなかなかボールが入らず、前半はシュート1本というマリノスらしくない展開を余儀なくされた。
後半も、興梠慎三、関根貴大を投入してきた浦和に対して、マリノスは受けに回る形になってしまう。左の関根のクロスに、ファーサイドに飛び込んだ大久保智明がフリーになった51分の場面などはかなり危なかった。
停滞感を打破すべく、マスカット監督は59分に西村とヤン・マテウスに代えてマルコス・ジュニオールと宮市亮を投入。しかし、この6分後に守護神・一森純が酒井宏樹と交錯する。治療の末、いったんは起き上がってプレーを続行したが、その直後に再び倒れこみ、飯倉大樹との交代を強いられた。
予期せぬアクシデントに動揺が走ったが、飯倉もベテランらしい冷静な対処を見せ、すぐにゲームを落ち着かせた。
— 「それが今後の自分たちの成長につながっていく」
とはいえ、そこからも浦和の猛攻を耐え忍ぶ時間が続き、結局、ギアを上げられたのは終盤10~15分程度だけ。アディショナルタイムに途中出場の水沼宏太から植中朝日、宮市へとつながったチャンスは非常に惜しかったが、マリノスは最後までゴールを割れず、勝ち点1を確保するのが精一杯。シュート数も浦和の12本に対し、わずか5本と、不完全燃焼感の残るJ1再開ゲームになってしまった。
「今日は本当に難しいゲームだった。浦和もいいサッカーをしていたし、立ち位置や戦術もすごくよかった。ウチの方が多く決定機を作られた」と、急遽ピッチに立つことになった飯倉は試合内容が劣勢だったことを素直に認めていた。
そのうえで「今日みたいにうまく決定機を作れない時にどうやってフレキシブルにやっていくか。それが今後の自分たちの成長につながっていくんじゃないかと感じます。僕らのサッカーに対策を練ってくるチームが増える中で、それが一番の打開策だと思うから」と新たな問題提起をしたのである。
7月12日の天皇杯3回戦・町田ゼルビア戦で1-4の大敗を喫したときが象徴的だったが、GKから丁寧にボールをつないでビルドアップをしていくマリノスに対し、激しいプレスをかけ、攻撃の芽を摘もうと相手が策を講じてくるのはある意味、当然の流れと言っていい。得点源であるアンデルソン・ロペスと西村のところにボールを入れさせないタイトな守りを見せてくる浦和のようなチームもこの先、増えていくだろう。
だからこそ、マリノスは選手個々の応用力を高めていくしかない…。それは他のメンバーも賛同している点である。
— 「自分たちのサッカーをどうしていくかという課題はあるけど…」
「勝つために自分たちのサッカーをどうしていくかという課題はあるけど、やっぱり結局は個人。今日も間に入ってきたボールは沢山あったし、自分がミスしなければチャンスを作れた場面も沢山あった。自分はアイデアや個人の打開力といったオプションをもっと持たないといけないし、怖い選手になっていかないといけないと思います」と西村は神妙な面持ちで語っていた。
水沼は今すべきことを口にする。
「僕らはボールを握りたいチームなんで、より慌てずに、幅と深みを取りながら、みんなでボールを動かすことを徹底する必要がありますね。夏は余計にそうだと思います。
今日なんかは臨機応変さっていう部分はちょっと欠けていたかなと感じました。セルティックとマンCとやった時には少しできたようにも感じましたけど、ボールを握るときは握る、行くところは行くという使い分けをもっとやらないと。そういう意識が大事だと思います」
3位・名古屋グランパスがアルビレックス新潟に勝って勝ち点を42に伸ばし、首位・ヴィッセル神戸が横浜FCに敗れて足踏みする中、マリノスはいち早く停滞感を払拭しなければならない。名古屋戦から公式戦4戦未勝利という苦境を抜け出すためには、やはり選手個々のフレキシブルさと判断力、応用力に磨きをかけていくことが早道と言えるだろう。
いずれにせよ、ここでもう一段階上のレベルに到達できなければ、リーグ2連覇は難しくなるかもしれない。浦和戦で直面した課題をきちんと整理し、1つ1つ改善していくことが、再浮上のポイントとなりそうだ。
(取材・文:元川悦子)
サカノワ
【横浜F・マリノス】13回忌の松田直樹へ横断幕「ミスターマリノス、これまでも、これからも共に」 | サカノワ
— あれから12年――。
J1リーグ22節の浦和レッズ – 横浜F・マリノス戦、横浜FMのファン・サポーターが応援するゴール裏のスタンドの前に、8月4日に13回忌の命日を迎えた松田直樹さんへのメッセージを記した横断幕が掲げられた。
松田さんはまだJFL時代だった松本山雅FCに在籍していた2011年8月2日、練習中に倒れた。すぐに長野県内の病院に緊急搬送されたものの心肺停止の状態が続き、一時微弱ながら心拍が戻ったものの4日13時6分に亡くなった。死因は「急性心筋梗塞」だった。ワールドカップを戦った元日本代表の現役選手の急死は、サッカー界に大きな衝撃を与え、その後、スポーツ全般の試合会場、練習場、さらにイベント施設などに、自動体外式除細動器 (AED)が常設されていった。
あれから12年――。マリノスの「3番」のユニフォームもスタンドに見られるなか、次のようにメッセージが掲げられた。
『ミスターマリノス 松田直樹 これまでも これからも共に』
一般社団法人F・マリノススポーツクラブも4日、ツイッター(@fmarinos_yyy)で、「8月4日は松田直樹さんの命日です。悲劇を二度と起こさないために。救える命を、ひとつでも増やすために。救える術を、ひとりでも多くの人に」と綴り、「#命つなぐアクション」のハッシュタグもつけている。
【浦和0-0横浜FM】飯倉大樹「マツさん今日来ているな。って宏太と話していました」 | サカノワ
— 一森純のアクシデントで緊急出場、無失点に抑える。
J1リーグ22節、横浜F・マリノスのGK飯倉大樹が浦和レッズ戦の76分に一森純の脳震盪の疑いによるアクシデントを受けて、急きょ交代でピッチに立ち今季2度目のリーグ戦出場を果たし、スコアレスドローに持ち込み1ポイントをもたらした。
8月4日に松田直樹さんの13回忌の命日を迎えたなかで迎えた一戦だった。「3番」松田とともに闘っている横浜FMの最年長プレーヤーは緊急出場すると、ゴールを死守するだけでなく、高い位置まで出て、勝利のゴールを奪い切ろうとチームを鼓舞し続けた。
飯倉によると、同じくベンチスタートだった水沼宏太と試合前、「『今日、マツさん観に来ているかな』みたいな話をしていたんです」と明かした。
そして試合開始早々、浦和に攻められて荻原拓也の完全にフリーで抜け出したシュートが枠を外れた。飯倉は「あの決定機が外れたところで、『これはマツさん来ているな』って。今日は勝てるはずだと、そう話しましたね」と振り返った。
今季いろいろな巡り合わせで横浜FMへの復帰を果たした。37歳になったマリノスの「21番」は続けた。
「こうしてまたマツさんのユニフォームを掲げることができるなんてね。決して思い出話に浸ることはないけど、ただ、そういう歴史があって、今の俺たちがあるってことを忘れてはいけない。それを背負うって言えるほど大した人間じゃないから、みんなでいろんなものを積み重ねていくこと。それが大事だと思います」
飯倉は少し見上げて、照れ臭そうに語った。
チームは苦しみながらもこの日掴んだ1ポイントで、横浜FCに敗れた首位・ヴィッセル神戸と勝点44で並んだ。
Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜
横浜F・マリノス 2023マッチレポート | 8月6日 vs 浦和 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
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J1 第22節 浦和 vs 横浜FMのデータ一覧 | SPORTERIA
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2023/08/05 【スタジアム観戦情報まとめ】2023/8/6(日)19:00KO J1第22節 浦和レッドダイヤモンズvs.横浜F・マリノス@埼玉スタジアム2002
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