【2024シーズンの加入内定/JFA・Jリーグ特別指定選手認定を発表】吉田 真那斗(よしだ まなと)/鹿屋体育大学 @tmana0425 [2023シーズン 横浜F・マリノスの移籍/新加入/契約更改の情報まとめ]


吉田 真那斗(よしだ まなと)/鹿屋体育大学 @tmana0425 [2023シーズン 横浜F・マリノスの移籍/新加入/契約更改の情報まとめ]

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2023/03/02 吉田真那斗選手 2024年シーズン加入内定、JFA・Jリーグ特別指定選手認定のお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

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2023/03/02 吉田真那斗選手 2024年シーズン加入内定、JFA・Jリーグ特別指定選手認定のお知らせ | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト

このたび、鹿屋体育大学サッカー部の吉田真那斗選手が、2024年シーズンより横浜F・マリノスに加入することが内定いたしましたので、コメントとあわせてお知らせいたします。また、同選手をJFA・Jリーグ特別指定選手として申請しておりましたが、このたび(公財)日本サッカー協会より認定されましたので、お知らせいたします。

— 吉田 真那斗選手コメント

「このたび、2024シーズンから横浜F・マリノスに加入することが決まりました。鹿屋体育大学の吉田真那斗です。
幼い頃からの夢であったプロサッカー選手のキャリアを、横浜F・マリノスという伝統ある素晴らしいクラブでスタートできることを大変うれしく思います。
これまで育ててくれた両親、指導してくださった指導者の方々、サッカーを通じて出会ってきた仲間、多くの方の支えがあってここまで来ることが出来ました。本当に感謝しています。
1日でも早くトリコロールを身に纏い、これまで支えてくれたすべての方々、ファン・サポーターの皆さま、そして横浜F・マリノスのために謙虚に、泥臭く、熱く闘います!応援よろしくお願いします」

— ポジション
DF

— 出身/生年月日
静岡県/2001年11月16日(21歳)

— 身長/体重/血液型
172cm/63kg/A型

— 経歴
浜松佐藤SC – 浜松開誠館中学校 – 浜松開誠館高校 – 鹿屋体育大学在学中

–主な実績
2021年:第35回 デンソーカップチャレンジサッカー熊谷大会 九州選抜
2022年:第36回 デンソーカップチャレンジサッカー福島大会 九州選抜
2023年:第37回 デンソーカップチャレンジサッカー茨城大会 プレーオフ選抜

 
 

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吉田 真那斗/ Yoshida Manato(@tmana0425)さん / Twitter

吉田 真那斗/ Manato Yoshida(@tmana2844) • Instagram写真と動画

吉田真那斗 | ゲキサカ

大学サッカー選手の声【九州大学サッカーリーグ編】 鹿屋体育大学 吉田真那斗 選手 | アスリートバンク サッカー
 
 
2023/03/02 “穴埋め要員”から、まさかの正式オファーに!横浜内定の吉田真那斗のシンデレラストーリーは、偶然ではなく必然だった | サッカーダイジェストWeb

 予想だにしなかったオファーだった。鹿屋体育大の右サイドバック、吉田真那斗は、今年に入って訪れたビッグチャンスを見事にモノにして、昨年度のJ1王者である横浜F・マリノス入りを勝ち取った。3月2日、横浜が吉田の2024年シーズンの加入内定を発表した。

「いきなり塩川勝行監督から『マリノスのキャンプでメンバーが足りないそうだから、行ってきてくれないか』と言われたんです」

 突然の話だった。今回の開幕前に宮崎でキャンプを張っていた横浜は、右サイドバックの小池龍太が負傷した影響で、練習試合をするためのメンバーが足りなくなるという事態に陥ったのだった。

 右サイドバックができる選手を一人参加させたい。ちょうど宮崎県の隣の鹿児島県にある鹿屋体育大サッカー部に白羽の矢が立ち、右サイドバックの不動のレギュラーであった吉田がその命を受けた。

「本当にびっくりしました。もちろん実力を評価されて呼ばれたというより、埋め合わせのために近くにいた大学生に過ぎないことは僕も理解していました。でも、こんなチャンスはないと思って、自分を出し切ろうと思って臨みました」

 この心構えが運命を引き寄せた。ヴェルスパ大分との練習試合で15分ほど出場すると、激しい球際と守備から攻撃に切り替わった時に、インナーラップ、オーバーラップを状況に応じて使い分けて、攻撃にアクセントを加えた。

 吉田が15分で与えたディープインパクトで、試合が終わる頃には『穴埋め要員』から『来季の戦力になるかもしれない選手』に切り替わっていた。ケヴィン・マスカット監督から「もっと見たい」と言われ、彼はそのままキャンプに帯同し、4日後のツエーゲン金沢との練習試合にも出場した。

 急遽のキャンプ参加を終えると、今度は強化部から「横浜まで来て練習に参加してほしい」と言われ、正真正銘の練習参加オファーをもらった。

「またも驚きです。2試合に出て、それなりに手応えはありました。でも、正直に言ってしまうと、僕が参加したところで『さすがに興味を持たれることはないだろう』とは思いました。自分なりに良い経験ができたし、次のチャンスに活かそうと思っていたら、そのまま横浜での練習参加オファー。もう正直、驚きの連続でついていけませんでした(笑)」

 そして湘南ベルマーレとの練習試合にも出場し、練習参加後に正式オファーが届いた。

「これもびっくりしましたが、迷いはありませんでした。日本一のチームでプロサッカー選手として挑戦できるなんて光栄なことですから」

— SBながら多彩なゴールアプローチ

 まるでシンデレラストーリーのような流れだが、これは決して偶然ではなかった。なぜなら吉田は非常に稀有な能力と、強烈な向上心、思考力を持った選手だからだ。

 浜松開誠館高では170センチと小柄ながら、ずば抜けたバネを活かした空中戦の強さと対人の強さを買われCBとしてプレー。CBの位置から攻撃に切り替わった瞬間に、一気に相手陣内に入っていき、チャンスに絡むという前への推進力も魅力だった吉田は、大卒プロを目ざして鹿屋体育大に進学した。

 鹿屋体育大では右サイドバック、ウイングバックにコンバートされると、爆発的かつ知能的な攻撃参加の能力が開花。1年時からレギュラーを掴み、ボランチやセンターバックに入ってのビルドアップにも磨きがかかり、一気に九州屈指の右サイドバックに成長を遂げた。

 圧巻だったのは昨シーズンで、右サイドバックでありながら得点ランキング2位となる6ゴールをマーク。この数字はチーム内得点王だった。

 得点パターンも豊富で、セットプレーから強烈なヘッドを突き刺したと思えば、インナーラップで一気にゴール前に侵入し、リターンパスやスルーパスを受けて決めたり、カットインからシュートなど、多彩なゴールアプローチを誇る。九州では知る人ぞ知る存在だった。

 さらに、「僕は身体が小さいので、プロになるためには当たり負けしないようにすることと、ただ筋肉量を増やすだけではなく、持ち前のスピードやバネ、アジリティを損なわないようにすることを意識しました。そのために筋トレの量、食事の量やバランスをしっかりと自己管理しました」と語るように、きちんと正しい方向に努力ができる選手でもあった。

 心技体をしっかりと揃えている選手だからこそ、突然訪れたチャンスを逃さなかった。

「喜田拓也選手、渡辺皓太選手のように視野が広くて、頭の良い選手が自分の特長を引き出してくれたということもありますが、自分の中で感覚を掴めたというか、連係しやすかった。内側を取ってどんどんゴール前に行くプレーが出せたと思います」

— 難易度が上がるほど「僕は成長する」

 2月21日から25日までに大阪で開催されたデンソーカップチャレンジプレーオフに九州選抜の一員として出場したが、チームは本大会に進むことができなかった。だが、2月28日から開催されているデンソーカップチャレンジ茨城大会では、プレーオフ選抜の一員として出場。

 グループリーグ第2戦の関東選抜Aとの大一番では、右サイドバックとして激しい球際や効果的な攻撃参加を惜しげもなく披露。4-0で迎えた65分には、右CKからニアサイドで垂直跳び66センチのジャンプ力を披露して、高い打点のヘディングシュートを突き刺した。

 その小さな身体になぜそこまでのバネとパワーを兼ね揃えられるのか。吉田を見れば見るほど、その魅力に引き込まれる。マスカット監督も彼を一目見て、その魅力に一気に引き込まれたのだろう。このシンデレラストーリーは偶然に見えるが、必然であった。

「開幕戦の川崎フロンターレ戦、第2節の浦和レッズ戦を見て、やっぱり強いなと思いました。右サイドバックの松原健さんはものすごくレベルが高いですし、小池さんが怪我から復帰すれば、さらに僕が食い込むには難易度が上がると思います。でも、そのほうが僕は成長すると思うんです」

 自分が一番の環境よりも、常に自分より上の選手がいて、その選手に追いついて、追い越すためにはどうすればいいかを考えるほうが伸びる。自分自身をしっかりと理解している賢い吉田だからこそ、これからの道の厳しさを歓迎し、向上心と思考力に変えている。

「マリノスに内定したことで、周りの自分を見る目は一気に変わると思います。でも、僕は僕。もともと頑張ることはベースにありますが、経験を重ねていくうちに、『頑張りどころ』をかなり意識するようになりました。どこに走ったらいいか、どこにポジションをとったらいいか、どうすれば自分の特長をチームのために活かせるか。この思考はこれからも続けていきたいと思います」

 九州での名声から全国区へ。これから先、横浜サポーターを魅了していく彼の姿が今から楽しみでならない。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

 
 

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