【試合結果Webニュースまとめ(3△3)】ユーロジャパンカップ 2022 ASローマvs.横浜F・マリノス@国立競技場


【試合結果Webニュースまとめ(3△3)】ユーロジャパンカップ 2022 ASローマvs.横浜F・マリノス@国立競技場

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Twitter / Istagram
3.ハイライト動画
4.Webニュースログ

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

ユーロジャパンカップ 2022 横浜F・マリノス vs ASローマ 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 

ハイライト動画


【ローマ×横浜FM|ハイライト】Jリーグ王者・横浜FMがローマ相手に撃ち合いの末、ドロー決着。仲川はマリノスでのラストゲーム、涙でファンに別れ|国際親善試合|2022 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 王者の実力示した!セリエAローマとドロー― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は28日、国立競技場で来日中のセリエAローマと親善試合を行い、3―3で引き分けた。マスカット監督が新型コロナ陽性で不在の中でほぼベストの布陣を敷き、名将モウリーニョ監督率いる名門にJ1王者の実力を存分に発揮した。

 この日FC東京への移籍が発表されたFW仲川は、後半から37分間の出場。「予想以上に自分のユニホームを掲げてくれた人が多く、感情が込み上げてきた。今後は違った形で恩返ししたい」と感慨深げに振り返った。

 
 

ニッカンスポーツ

【横浜】惜しくもローマからの白星逃す 後半アディショナルタイムに追いつかれ3-3のドロー – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスが、モウリーニョ監督率いるASローマと3-3で引き分けた。後半アディショナルタイムに追いつかれ、惜しくも名門クラブからの白星を逃した。

前半から横浜が持ち前の攻撃力を発揮した。開始9分で、DF永戸のクロスをDFエドゥアルドが頭で合わせて先制。アデションルタイムにはMF西村ミドルシュート。左ポストで跳ね返ったボールがGKの背中に当たりゴールイン。前半だけで2-0とリードした。

対するASローマは、後半24分に途中出場のMFザニオーロが左足でゴールを決め、1点を返した。

すぐさま横浜は、後半28分にDF松原が右足で鮮やかなミドルシュートをたたきこみ、再び2点差にした。

イタリアの誇る名門も黙っていない。後半39分にボールをカットしたDFイバニェスがそのまま持ち込み、右足でゴール。さらに後半アディショナルタイム、左サイドからゴール前へ詰めたショムロドフが押し込み、同点とした。

フレンドリーマッチとはいえ、横浜がリーグ優勝した勢いのまま、ASローマを圧倒する場面が目立った。ゴールを挙げた松原は「歴史あるローマと戦えてうれしいですし、しっかりローマと戦えることを見せられた」と胸を張った。

 
 
【横浜】仲川輝人涙の別れ…ローマ戦後に挨拶、号泣する場面も FC東京移籍でラストマッチ – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスが、モウリーニョ監督率いるASローマと3-3で引き分けた。

後半アディショナルタイムに追いつかれ、惜しくも名門クラブからの白星を逃した。

試合後は、元日本代表でFC東京に完全移籍することが決まった横浜FW仲川輝人(30)が、サポーターに挨拶した。横浜が15年ぶりの優勝を果たした19年に最優秀選手と得点王を獲得。今季は途中出場が多く、新天地を求めた。サポーターから惜しまれる声が響く中、号泣する場面もあった。

仲川は専大から15年に横浜入り。J2だった町田、福岡への期限付き移籍を経て18年に復帰すると主力に定着した。J1通算140試合35得点、日本代表では2試合に出場した。

 
 

スポーツ報知

仲川輝人、ゴール裏で涙…横浜FMでのラストマッチ終え「いつもと変わらずピッチに立とうと」 : スポーツ報知

 今季3シーズンぶりにJ1を制した横浜FMは、モウリーニョ監督率いるセリエAのローマと3―3で引き分けた。

 前半9分、DF永戸勝也のクロスにDFエドゥアルドが頭を合わせて先制。同終了間際にはMF西村拓真の強烈なミドルシュートで追加点を奪った。後半には選手を多く入れ替えながら挑んだ。2―1の後半27分にはDF松原健が鮮やかなミドルシュートをゴール左へ突き刺した。終盤に2失点したが、22人が出場。来季にもつながる90分間でシーズンを締めくくった。

 同日にFC東京への完全移籍を発表したFW仲川輝人は後半開始から出場。”23番”のユニホームをまとい、同37分まで左サイドに入った。「いつもと変わらずピッチに立とうとしたし、やるべきことはマリノスのチームとして決まっているので、ぶれずに戦った。フィジカルは強かったけど、ボールを持ってる時や崩す部分はできていると感じたし、試合をしていて楽しかった」。得点は奪えずも、周囲の選手と連係を見せながら、時に自らで前へと持ち運び、ゴールへ向かう姿勢を最後まで示し続けた。

 試合後は、コールが響くゴール裏へあいさつ。サポーターの姿を見つめる目は涙を流していた。「(自分の)ユニホームを掲げてくれている人がたくさんいて、こんなにもサポーターに支えられてマリノスでサッカーをしていたんだなと。いろいろなことを思いだして泣いてしまった。さみしいけど、今日でマリノスは終わり」。専大時代に大けがを負っても獲得してくれたクラブに対する強い思い。19年には得点王&MVPに輝き、今シーズンも31試合7得点と優勝に貢献した。「忘れられない経験ができた。恩返しができたかはわからないけど、2度優勝して、少しは恩返しができたかな」とうなずく。試合後は、チームメートにお願いしたというサイン入りのユニホームを手に、取材エリアに現れた。

 今季で契約が切れる仲川に対して、クラブは春先から契約交渉を重ねてきたが、FC東京も来季の目玉補強として仲川をリストアップ。複数年契約での破格内容でオファーを提示するなど、熱意を伝えてきた。移籍については「言えない部分はあるけど、この先の人生プランを考えた時、ここがいい区切りだと思い、決断した」と理由を説明。横浜FMへの感謝を繰り返し、「体のキレも良くなってきているので、レベルアップできるように、けがと向き合いながら。次は対戦相手としてマリノスを倒す気持ちでやっていければいいかなと思う」と新たなスタートを見据えた。

 またこの日、新型コロナウイルス感染でピッチに立てなかったマスカット監督の代行で指揮を執ったオントンコーチは仲川について、「クラブにとっても重要な1人で素晴らしい選手。彼と3年間過ごし、けがを抱えながらもチャレンジングなシーズンを毎年過ごしてきた。練習中の姿勢から、大事な試合でも、インパクトを残してきた。クラブを去ってしまうことは悲しいが、これがサッカーの世界。次の新天地で頑張ってほしいし、今日はいい形で送り出すことができたのではないかと思う」とともに過ごした日々を振り返り、惜別の言葉を送った。

 
 

ゲキサカ

ローマが後半ATに追いつく!J王者・横浜FMを相手に意地のドロー | ゲキサカ

 国際親善試合のEUROJAPAN CUP 2022で、横浜F・マリノスはローマと3-3で引き分けた。ローマは25日の名古屋戦に続くドロー。ジャパンツアーを2引き分けで終えた。

 先制点は早い時間に決まった。横浜FMは前半9分、左サイドからDFがクロスを上げると、ニアに走り込んだDFエドゥアルドが頭で合わせてゴールネットを揺らす。

 前半32分にローマにアクシデント。MFベンジャミン・タヒロビッチが負傷。自ら歩いてベンチに下がったが、MFエドアルド・ボヴェとの交代を余儀なくされた。

 また横浜FMは前半45分、西村のミドルが左ポストを直撃。跳ね返りがGKミレ・スビラルに当たってそのままゴールイン。2点のリードを持って後半に折り返した。

 そして後半開始と同時に横浜FMは、きょう28日午後にFC東京への完全移籍が正式リリースされたFW仲川輝人を投入。ゴール裏はすぐに仲川コールの大合唱となった。

 後半最初のチャンスはローマに訪れるが、カウンターからFWエルドル・ショムロドフが迎えたGKと1対1は、横浜FMの守護神・高丘陽平が弾き出す。

 しかし後半24分だった。エリア内右でボールを受けたFWニコロ・ザニオーロが切り返しから左足で強烈弾を放ってニアサイドを抜き、ローマが1点を返す。
  
 だが横浜FMは直後の後半27分、センターライン付近で受けた仲川の突破から、西村を経由してFW水沼宏太がダイレクトで折り返す。これに反応したDF松原健が鮮やかなミドルを突き刺し、再びリードを2点に広げた。

 横浜FMは後半37分から仲川らを下げて、来季より正式加入する大学生FW村上悠緋(関東学院大4年)らを投入する。

 しかしローマは後半39分にGK中林洋次のクリアボールを奪ったDFロジェール・イバニェスがドリブルで運んで豪快弾を決める。そして同43分にはエリア内でFWステファン・エル・シャーラウィがMF藤田譲瑠チマに倒されたかに見えたが、笛はならず。これにはローマの選手はもちろん、モウリーニョ監督もベンチから飛び出して抗議したが、判定が覆ることはなかった。

 だが後半アディショナルタイム、ローマは意地を見せる。DFゼキ・チェリクの右クロスからボヴェが中に落とすと、ショムロドフが蹴り込んで、3-3のドローに持ち込んだ。

 
 

Goal.com

ローマとJ1王者・横浜FMの打ち合いはドロー決着!ザニオーロら得点も、日本ツアーは勝利なし | Goal.com 日本

28日にEUROJAPAN CUP 2022が行われ、ASローマと横浜F・マリノスが対戦した。

セリエA三度の優勝を誇り、昨季にはUEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグを制覇するなど、イタリアの名門として知られるローマ。カタール・ワールドカップによる中断期間中に来日し、25日には名古屋グランパスとスコアレスドローに終わった。そして28日、国立競技場で今年のJ1リーグ王者・横浜FMと激突している。

モウリーニョ監督は、イバニェスやマティッチ、エイブラハムやエル・シャーラウィなど主力選手を先発起用。キックオフ直後からハイプレスを仕掛ける。しかし横浜FMも鋭い攻撃を狙い、2分には飛び出した水沼宏太がチャンスを迎え、直後にもヤン・マテウスの強烈なミドルシュートでローマゴールを襲う。すると9分、横浜FMが先制に成功。左サイドからのクロスに飛び込んだエドゥアルドがヘッドで流し込んだ。

序盤に失点を喫したローマは、11分に右サイドを崩してエイブラハムにチャンスが訪れるも、オフサイドの判定。ボールは持つがなかなか決定機を作れない。23分には厚みのある攻撃でピンチを迎える。モウリーニョ監督も近くの副審にジェスチャーで何かを伝え、ピッチ内でも両チーム選手が小競り合いで警告を受けるなど、内容に満足していない様子をうかがわせる。31分には、タヒロヴィッチが足を痛めてボヴェと交代となった。42分には速攻から最後はボックス内でエイブラハムに渡ったが、シュートは力なくGKがキャッチ。決定機もなかなか作れない。

すると前半終了間際、横浜FMが追加点。左サイドで相手のビルドアップを引っ掛けると、西村拓真のミドルシュートがポストに当たって跳ね返り、GKの背中に当たってネットを揺らしている。2点をリードして前半を折り返した。

劣勢のローマは、後半頭からショモルドフとヴォルパート、さらにザニオーロを投入。4-3-3に変更する。一方の横浜FMも、アンデルソン・ロペス、藤田譲瑠チマ、そしてFC東京への移籍が決まった仲川輝人が登場した。

後半立ち上がりからローマは積極的に仕掛け、47分には大きな展開からザニオーロが際どいシュート。さらに51分、ザニオーロが自陣からドリブルで相手を振り切って持ち上がり、最後はショモルドフに決定機が訪れたが、GK高丘陽平のファインセーブに阻まれている。モウリーニョ監督は怒りのジェスチャーを見せた。60分にも敵陣でボールを奪って速攻を仕掛けたが、懸命な守備でザニオーロはシュートまで持ち込めない。その直後にはショモルドフの突破からザニオーロに決定機が訪れたが、ここもGK高丘陽平がファインセーブで止めた。

すると69分、ローマが1点を返す。DFラインの背後を取ったザニオーロが、ボックス内でDFをかわしてシュートを流し込んだ。後半投入で強烈な存在感を放つイタリア代表MFのゴールで、1点差まで迫る。

しかし、横浜FMはその直後にネットを揺らす。72分、ゴール前での連携から松原健がダイレクトでミドルシュートを流し込んだ。再び2点差に広げる。

突き放されたローマは、その後もザニオーロを中心にチャンスを作る。77分にはザニオーロらが立て続けにチャンスを迎えたが、GK高丘陽平を中心とした懸命の守備を前に追加点が遠い。それでも84分、ビルドアップを奪いきったイバニェスがそのままネットを揺らす。終盤で再び1点差に詰め寄った。

その後も勢いに乗るローマは猛攻を仕掛ける。88分にエル・シャーラウィがボックス内で倒れたが、笛は鳴らず。これにはベンチに座っていたモウリーニョ監督を含めローマスタッフも審判へ抗議するが、PKとはならなかった。

それでも後半アディショナルタイム、ローマが同点に追いつく。右サイドからのクロスを最後はショモルドフが押し込んだ。試合はこのまま3-3で終了。ローマは2分けで日本でのツアーを終えている。

 
 
横浜FMでのラストマッチで感極まる。仲川輝人「どれだけ恩返しできたかはわからないですが…」 | Goal.com 日本

横浜F・マリノス退団が決まったMF仲川輝人が、長年在籍したクラブへの感謝を語った。

2015年に専修大学から横浜FMに加入した仲川。2度のレンタルを経て2018年から主力に定着すると、2019年にはチームをリーグ優勝に導く大活躍。同年のJリーグMVPと得点王を獲得した。以降はケガの影響もあったが、2022年のJ1最終節ではゴールを奪い、同年のリーグ制覇にも貢献している。

そんな仲川だが、28日にFC東京への完全移籍が決定。同日に行われたEUROJAPAN CUP 2022のローマ戦(3-2)が横浜FMの選手として最後の一戦に。37分の出場でネットを揺らす(判定はオフサイド)など、ファンを沸かせた。試合後には応援するサポーターへ涙ながらに感謝の言葉を叫んでいる。

そんな30歳ウインガーは、ローマ戦について「もっともっと成長していきたい一戦になった」とコメント。そして、横浜FMへの思いを口にした。

「予想以上に自分のユニフォームを掲げてくれる人が多かったので、『こんなにサポーターに支えられてサッカーしてたんだな』というのを感じて。色々なことを思い出したので、泣いてしまったんですけど。本当にマリノスに感謝していますし、次は対戦相手として、マリノスを倒す気持ちでやりたいと思います」

「(移籍に関して)もちろん自分としてはマリノスでサッカーを続けたいという気持ちもありましたけど、そういった部分だけじゃないこともサッカーはありますので、悩みながら。今30歳で、僕的にはサッカー人生も長くないので、色々な人生のプランを考えた時に良い区切りだと思って。FC東京のこれからの将来のプランも聞いて、決断しました」

「大学時代にケガをしていた中で自分にオファーをくれたチームなので、恩返しをどれだけできたかはわからないですけど、結果として2度優勝できましたし、それが少しの恩返しになったらなと思いながら今日最後、プレーしてました。まだまだ恩返しできていない部分もありますけど、それは来年以降、違うチームですけど(笑)。マリノスと対戦した時に成長した姿を見せることで、違った形で見せたいと思います」

横浜FMでの8シーズンで140試合35ゴールを記録した仲川。何度も口にした感謝を胸にクラブを離れ、来シーズンからはFC東京に活躍の舞台を移す。

 
 

超ワールドサッカー

横浜FMvsローマはスペクタクルな打ち合いドロー! J1王者の底力にザニオーロが躍動《EUROJAPAN CUP》【超ワールドサッカー】

『EUROJAPAN CUP 2022』の横浜F・マリノスvsASローマが28日に国立競技場で行われ、3-3のドローに終わった。

3年ぶりの開催となる『EUROJAPAN CUP』。今大会ではイタリア屈指の名門で、昨シーズンのUEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の初代王者であるローマを迎え、名古屋グランパスと横浜FMというJリーグ勢と対戦。

25日に行われた名古屋戦を0-0のドローで終えたローマは、中2日での2戦目に向けて先発1人を変更。GKにスヴィラール、3バックにクンブラ、スモーリング、イバニェス。チェリクとミッソーリの両ウイングバックに、中央はマティッチ、マディ・カマラ、タヒロビッチ。2トップにエル・シャーラウィとエイブラハムが並んだ。

一方、J1王者の横浜FMは今季のラストゲームでジャッロロッシ撃破を狙った。注目のスタメンはGKに高丘陽平、4バックは右から小池龍太、岩田智輝、エドゥアルド、永戸勝也。中盤は渡辺皓太、喜田拓也の2セントラルMFに、2列目は右から水沼宏太、西村拓真、ヤン・マテウス、最前線にレオ・セアラが入った。なお、ケヴィン・マスカット監督の新型コロナ陽性に伴い、ヘッドコーチのショーン・オントン氏が暫定指揮官を務めた。

互いに勢いを持って試合に入った中、J1王者がいきなり惜しい場面を創出。開始直後にヤン・マテウスの高い位置でのボール奪取から入れた正確なクロスに水沼が抜け出すが、GKスヴィラールの勇敢な飛び出しに遭う。さらに、直後には中盤で潰したエドゥアルドがそのまま持ち上がって豪快な左足のミドルシュートを狙う。

以降はローマがマティッチを起点に押し返し始めるが、これを凌いだ横浜FMが先手を奪う。9分、左CKのショートコーナーから永戸が正確なクロスを入れると、ニアに走り込んだエドゥアルドのヘディングシュートがGKの股間を抜けてゴールネットを揺らした。

早い時間帯の失点となったローマはすぐさま反撃を開始。11分には得意のカウンターからチェリクの右クロスをゴール前のエイブラハムが右足で合わせるが、ここはオフサイドの判定。

以降はローマがボール保持率を高めて試合の主導権を握るが、岩田とエドゥアルドのセンターバックコンビを中心に横浜FMがソリッドな守備で応対。また、カウンターからレオ・セアラが幾度か追加点に迫る。

前半半ば以降も拮抗した展開が続くが、横浜FMの連動した守備に手を焼くローマ。なかなかフィニッシュまで持ち込めない攻撃の停滞に加え、主審の再三の微妙なジャッジにフラストレーションを募らせる。また、30分過ぎにはタヒロビッチが筋肉系のトラブルかプレー続行不可能となり、32分にボーヴェがスクランブル投入された。

前半終盤にかけてはエル・シャーラウィ、チェリクの右サイドを起点に惜しい場面を作り出すも、最後のところで攻撃の精度、厚みを欠くローマ。これに対してJ1王者らしい普段通りの戦いを貫く横浜FMは前半終了間際に2点目を奪取。45分、相手陣内左サイドでのボール奪取からショートカウンターに転じて西村がボックス手前左からミドルシュートを放つと、左ポストを叩いたボールがGKスヴィラールの背中に当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールでの追加点となった。

迎えた後半、2点のビハインドを追うローマは3枚替えを敢行。マティッチとミッソーリ、エイブラハムを下げてヴォルパート、ショムロドフ、ザニオーロを投入。並びを[4-3-3]の形に変更した。

対する横浜FMは渡辺、レオ・セアラ、ヤン・マテウスを下げて藤田譲瑠チマ、アンデルソン・ロペスに加え、来季のFC東京移籍が発表された仲川輝人が投入された。

このままでは終われないイタリアの名門はジャパンツアー初出場のザニオーロが存在感を発揮。開始直後にボックス右から左足のシュートでゴールに迫ると、51分には持ち味の強さとスピードを兼ね備えたドリブル突破で中央をこじ開けると、ショムロドフがGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、ここはGK高丘がビッグセーブ。

一方、横浜FMでは最後のトリコロールのユニフォームでゴールを目指す仲川が積極果敢な飛び出しでゴールへの意欲を示し、スタンドを沸かせる。その後はややオープンな展開が続くと、62分には左サイドで見事な推進力を見せたショムロドフが完璧な折り返しを供給。これをザニオーロが得意の左足で狙うが、GK高丘が見事な反応で阻止する。

後半もソリッドなパフォーマンスを続ける横浜FMは63分に4枚替えを敢行。殊勲のエドゥアルドや喜田を下げて角田涼太朗、山根陸らをピッチに送り出す。これで少し試合の流れに変化が生まれると、ローマの22番が魅せる。69分、自陣での繋ぎから右サイドで縦に運んだヴォルパートから背後を狙うザニオーロにスルーパスが通る。そのままボックス右に持ち込んだイタリア代表MFは一瞬の動きでDFを外してニアサイドに左足のシュートを突き刺した。

これで一気にローマペースかに思われたが、横浜FMが鮮やかな崩しからすぐさま2点差に戻す。72分、中央左での仲川の仕掛けから西村、水沼と右サイドへ展開。マイナスの落としにボックス右角で反応した松原が見事な右足のダイレクトシュートをゴール左上隅に突き刺した。

これで厳しくなったローマだが、試合終盤にかけて強豪の底力を見せる。84分、GK高丘から中盤への縦パスをカットしたイバニェスがそのままボックス内に鮮やかなドリブルで侵入し、冷静に右足のシュートを右隅へ突き刺す。

さらに、行ったり来たりの状況が続く試合最終盤の93分にはボックス右に侵入したチェリクからのマイナスの折り返しをヴォルパートが左足でシュート。このこぼれ球にファーで反応したショムロドフが泥臭く押し込んで土壇場での同点ゴールとした。

なおも攻撃の手を緩めないローマは試合終了間際にもゴール前でザニオーロにドッピエッタのチャンスが訪れたが、左足のシュートをふかしてしまい、逆転ゴールとはならず。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、J1王者の地力、セリエA名門の底力が存分に発揮された白熱の一戦はスペクタクルな3-3のドロー決着となった。

 
 

 
 

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