【試合結果Webニュースまとめ(8○0)】2021/11/6(土)16:00KO J1第35節 横浜F・マリノスvs.FC東京@日産スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(8○0)】2021/11/6(土)16:00KO J1第35節 横浜F・マリノスvs.FC東京@日産スタジアム
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第35節 横浜F・マリノス vs FC東京 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvsFC東京の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2021年11月6日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 18,307人

監督コメント

[ ケヴィン マスカット監督 ]
最高の試合をすることができました。ゴール数も勝ったこともそうなのですが、戦う姿勢やピッチ上の表現が素晴らしかったです。多くのサポーターが足を運んでくださり、このサッカーをお見せすることができてうれしいです。

--前田 大然選手を3トップ中央に起用した狙いを教えてください。
自分はいつもベストなコンビネーションを求めています。中央の素早い突破だけでなく、周りをサポートする姿勢も素晴らしかった。プレー以上にメンタルや戦う姿勢を、彼だけではなく、チーム全体で表現してくれました。

--前節で敗れて優勝を逃しましたが、素晴らしいリバウンドメンタリティーを発揮した要因は何でしょうか。
ここ数週間、90分間を通して自分たちのサッカーを続けるのが難しい試合が続きました。ただ、その試合で打ったシュート数と変わりません。サッカーは面白いもので、良いサッカーをしていても結果がついてこないこともあります。今日は全員がメンタルを強く持ち、表現してくれました。

ボールの動かし方、人の動き方、パス交換のテンポが素晴らしく、たくさんのチャンスを作り、表現したかったサッカーを見せることができて、結果もついてきました。選手たちが素晴らしいサッカーを見せ、サポーターのためにエンターテインメント性の高いワクワクするサッカーをしたことをうれしく思います。

--前田選手のセンターFWの可能性をどう感じていますか。そして、彼のベストポジションはどこだと感じていますか。
最高のプレーを見せてくれました。裏への抜け出し、中央の突破ができるので、FC東京を苦しめると思い配置しました。彼のパフォーマンスは彼だけの力ではありません。他の10人、ベンチメンバーがいるからこそ彼が生きたのです。

ベストポジションについては難しい質問ですが、前線でマルチなポジションができる選手の1人です。1トップでも右でも左でもできる柔軟性を持った選手です。最後に言いたいのは、彼の素晴らしいパフォーマンスがヨーロッパで放送されないことを祈ります(笑)。

選手コメント

前田 大然

--ひさびさのセンターFWでの先発でハットトリック。特に何を意識しましたか。
(FC東京の)ライン設定が高めだったので、どんどん裏へ抜けていくことを意識しました。やっぱり前(センターFW)の方がやりやすいとは感じていますが、チームが決めることなので、与えられたポジションで結果を残せて良かったです。

--得点ランキング2位のレアンドロ ダミアン選手に4ゴール差をつけ、得点王に近づきました。
そこまで意識していないと言えばウソですが、チームメートが僕に取らせてくれているので、僕はそれに応えないといけません。もっとチャンスがあった中、3点しか取れていません。今日は良かったですが、苦しい試合でも決めないといけないので、反省もしています。

--この後、合流する日本代表への意気込みを聞かせてください。
代表とチームの戦い方が違う中で、どのポジションで使われるか分かりませんが、出たときに目に見える結果を残したいです。

--1点目と2点目のあとのゴールパフォーマンスを教えてください。
1点目は(アンパンマンのキャラクターの)ロールパンナちゃんをやって、2点目はほとんど知らないと思いますが、ハピーの大冒険という映画で、娘がハマっているハピーをやりました(笑)。

小池 龍太

--先日、「勝者のメンタリティーを見せる」と語られていた言葉どおりの試合でした。その要因は何でしょうか。
勝つために、そして90分終わったあとに喜ぶために、一人ひとりがチャレンジする力強い気持ちを持ったり、ボール保持者がチャレンジするための準備がすごく良かったです。それが勝者のメンタリティーにつながりました。全員のサポートがあったからこその結果ですし、それがチームの差となりました。

--自身の2得点は積極性が生んだ2得点でした。
1点目はGKのファンブルからこぼれてきましたが、タカくん(扇原 貴宏)がクロスを上げるチャレンジをした中、全員が準備して僕にこぼれてきたラッキーゴールです。2点目も全員がチャレンジし、(水沼)宏太くんの位置までボールを持っていけて、最後自分がシュートを打つというチャレンジを全員が作ってくれました。周りのサポートがあっての2得点ですし、8得点につながりました。

今日のような頑張りやサポートをもっと大切にしないといけません。チームのために誰が何をするかを明確にして、もっと強く誇れるチームにしていきたいです。

--選手ミーティングはいつ、何を話し合ったのか、差し支えない範囲で教えてください。
前節の次の日に選手全員で話し合うタイミングがありました。タイトルや目標がないから戦えないチームにはしてはいけないし、「自分たちはもっとできるはずだ」と。口で言うのは簡単ですが、プレーで表現しようと話し合いました。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 

ハイライト動画


【横浜F・マリノス×FC東京|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第35節 | 2021シーズン|Jリーグ – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜8発大勝!今季2度目のハットトリック「大然」がトレンド入り ネット期待「代表戦でも得点を」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 明治安田生命J1第35節は6日、各地で3試合が行われ、2位・横浜はFC東京に8―0と大勝。日本代表にも選出されたFW前田大然(24)が今季2度目のハットトリックを達成するなど、来季のACL出場権獲得となる3位以内確定に貢献。Yahoo!リアルタイム検索では「大然」がトレンド入り。得点ランキングトップ独走状態となった前田に対し、ネット上では「大然は代表でもハットトリックを」「前田大然マジで代表戦出てほしい」「大然さんはこの勢いで代表戦でも得点を」と代表戦での活躍も熱望する声が多く上がった。

 前田は5日にW杯アジア最終予選のベトナム戦(11日)、オマーン戦(16日)に臨む日本代表メンバーに選出。A代表への選出は、五輪世代が中心で臨んだ19年南米選手権以来となり「今回はJ1でしっかり結果を残したから選ばれたと思っているので、そこは誇りに思ってやっていけたら」と意気込んでいた。

 その日本代表合流直前のリーグ戦でハットトリックの大暴れ。前半10分に自慢のスピードを生かし先制ゴールを決めると、前半41分にはPKを決め2点目。後半開始3分にも左からのクロスを頭で合わせ、ハットトリックを達成。チームの大勝に貢献すると、ネット上では「前田大然すげえな」「大然がやってくれましたね」「大然ハットトリック神すぎる!!」「前田大然ハットトリック達成。本当に素晴らしい」と絶賛の嵐。

 特に日本代表に選出されたこともあり「大然、W杯予選頑張ってきてね」「大然、日本代表でも頑張って」「大然、日本代表合流へ期待」「大然、代表戦でも活躍できるはず」などW杯アジア最終予選での活躍にも期待が高まっていた。

 
 
横浜・前田大然、圧巻ハット!W杯最終予選に弾み チーム計8得点で来季ACL出場権獲得― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 明治安田生命J1リーグは6日、各地で3試合が行われ、前節V逸が決まった2位の横浜はホームでFC東京にJ1歴代2位タイの得点数となる8―0で大勝した。W杯アジア最終予選メンバーに選出された日本代表FW前田大然(24)が圧巻のハットトリック。クラブでは1998年の城彰二以来日本人2人目となる20得点の大台を超えた。また、3位以上が確定し、来季のACL出場権も獲得した。

 V逸から3日、反骨心を見せ息を吹き返した横浜のアタッキングフットボールの中心に前田がいた。いつもの左ウイングではなく、久々に1トップで先発。「チームメートが僕に取らせてくれる。それに応えないといけない」と発奮し、見事なゴールラッシュを披露した。

 “大然劇場”だった。らしさ全開だったのは前半10分の1点目。中盤でこぼれ球を拾うと目にも留まらぬ速さでゴール前右へ進入し、GKが拾い損ねたこぼれ球を瞬時に回収して左足で蹴り込んだ。同41分にはPK、後半3分には左クロスを頭で合わせ計3発。2位に4差の21得点と得点王へも視界良好だ。他にも仲川へのヒールパスでのPK獲得演出や、オウンゴール誘発でも得点に絡んだ。

 「小さい時から、何か入るなっていう感覚があるときは点が取れている」。第六感のような嗅覚とスピードは天性のもの。さらに献身的な守備でも味方を助けた。昨年8月の加入後、得点した試合は18戦不敗。マスカット監督が「今日の彼の素晴らしいパフォーマンスが欧州で放送されないことを祈っている」と冗談を飛ばしたほどの出来で、8日からの代表活動に向けても弾みをつけた。

 人生で初めてとなるW杯予選に向け、「ゴールを取らないと生き残れないと思うので、しっかり結果にこだわってやっていきたい」と韋駄天(いだてん)。7大会連続のW杯出場へ負けられないアウェー2連戦に向け、最高の助走となった。

 
 
横浜 J1歴代2位タイ8得点大勝!FW前田がハット達成 城彰二以来クラブ日本人2人目の20得点到達― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 明治安田生命J1リーグは6日、各地で3試合が行われ、前節V逸が決まった2位の横浜はホームでFC東京に8―0で大勝した。

 8得点はJ1歴代2位タイの得点数となった。0―1で敗れて優勝を逃した3日の前節、G大阪戦から中2日。選手ミーティングを行い、優勝という目標を失っても反骨心を見せることを誓い合った。練習時間も少ない中で、アタッキングフットボールを大復活させた。

 中でも圧巻のパフォーマンスを見せたのは、W杯アジア最終予選メンバーに選出された日本代表FW前田大然(24)だった。今季2度目のハットトリックを達成。クラブでは1998年の城彰二以来日本2人目となる20得点の大台に到達し、J1首位の得点数を21まで伸ばした。

 得点王へ独走状態に入った韋駄天(いだてん)は「チームメートがあっての自分のゴールだと思うので、チームメートに感謝したい。ここ数試合自分たちのサッカーが全然できていなくて、サポーターに申し訳ない気持ちでいっぱいだったので、こういう素晴らしいゲームを見せられて良かった」と安堵(あんど)した。8日からベトナムで合宿が始まる代表活動にも弾みを付け「ゴールを取らないと生き残れないと思うので、しっかり結果にこだわってやっていきたい」と意気込んだ。

 前田を左ウイングではなく久々に開始から1トップで起用したマスカット監督も、そのプレーを大絶賛。「中央での素早い突破もそうだが、他の選手へのサポートも素晴らしいものを見せてくれた。最高のプレーを見せてくれた」。手放しで褒め、「きょうの彼の素晴らしいパフォーマンスが欧州の方で放送されないことを祈っている」と笑顔でジョークを飛ばした。

 
 

ニッカンスポーツ

【J1】横浜8発大勝で3位以内確定 東京はDF森重の退場響く – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスは何と8-0で、FC東京に大勝し、今季の3位以内を確定させた。1試合8得点はクラブ最多得点記録タイ(3回目)で、うち完封勝利は初めて。W杯アジア最終予選ベトナム戦(11日、ハノイ)とオマーン戦(16日、マスカット)に臨む日本代表に選出されたFW前田大然(24)は、今季2度目のハットトリックを達成した。

前半10分、FW前田がスピードに乗って高い位置でボールを奪うと、勢いそのままエリア内まで運んでシュート。相手GKに止められたが、こぼれ球を拾って冷静に先制点を決めた。

前半21分にはFWマルコス・ジュニオールがPKで追加点を奪い、直後の24分には相手クリアのこぼれ球に詰めていたDF小池が3点目を決めた。前半41分にはこの日2本目のPKを獲得し、これを前田が決めて今季20点の大台に乗せた。

FC東京は2本目のPKを与えた場面で、DF森重が2枚目のイエローカードにより退場に。数的優位に立った横浜は、後半も攻め立てた。

開始3分、DFティーラトンの左クロスにFW前田がヘディングで合わせて、チームの5点目を決めた。8月15日の大分戦以来となる今季2度目のハットトリックで、得点ランキングでも2位に4点差をつけて独走状態に入った。

後半24分にはDF小池がこの日2点目を決めた。39分にはオウンゴール、41分にはMF水沼の得点で、8-0と大差を付けた。

 
 
横浜前田大然が今季2度目のハットトリック 得点ランキング首位独走 – J1 : 日刊スポーツ

22年W杯アジア最終予選ベトナム戦(11日、ハノイ)とオマーン戦(16日、マスカット)に臨む日本代表に選出された、横浜F・マリノスFW前田大然(24)が、今季2度目のハットトリックを達成した。

「チームメートがあっての自分のゴールだと思うので、チームメートに感謝したいです」

ワントップで先発すると前半10分、スピードに乗って高い位置でボールを奪い、勢いそのままエリア内まで運んでシュート。相手GKに止められたが、こぼれ球を拾って冷静に先制点を決めた。

前半21分にはFWマルコス・ジュニオールがPKで追加点を奪い、直後の24分にはDF小池が3点目を決めた。前半41分にはこの日2本目のPKを獲得し、これを前田が決めて今季20点の大台に乗せた。

FC東京は2本目のPKを与えた場面で、DF森重が2枚目のイエローカードにより退場に。数的優位に立った横浜は、後半も攻め立てた。

開始3分、DFティーラトンの左クロスに前田がヘディングで合わせて、チームの5点目を決めた。8月15日の大分戦以来となる今季2度目のハットトリックで、得点ランキングでも2位に4点差をつけて独走状態に入った。

その後は左ウイングに回り、大差が付いても手を緩めることなく献身的にプレーし、後半39分にはMF水沼のクロスに頭から飛び込んで相手のオウンゴールを誘った。90分間フル出場して、「しっかり結果にこだわってやってきたい」と話すW杯アジア最終予選に向けても弾みのつく結果を得た。

 
 
横浜前田大然2度目ハットも「もっとチャンスあった」得点王へ2位と4点差 – J1 : 日刊スポーツ

優勝を逃した2位の横浜F・マリノスが東京に8-0で大勝した。日本代表に選出されたFW前田大然(24)が、今季2度目のハットトリック。21ゴールとし、初の得点王へ2位との差を4点に広げた。チームは勝ち点75で3位以上が確定し、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。3位神戸はこちらも日本代表FW大迫勇也(31)のゴールで徳島を1-0で下し、2連勝で勝ち点67に伸ばした。

    ◇    ◇    ◇

ワントップの位置で前田が本領を発揮した。前半10分、高い位置でルーズボールをさらうと、爆発的な加速でDFを置き去りし、ゴール前へ。1度はGKに止められたが、こぼれ球を左足で蹴り込んだ。今季は左サイドでの出場が多かったが、本来の中央で出番を得て前半41分にPK、後半3分にはヘディングと得点を重ねた。「(相手のDF)ラインが高めなので、どんどん裏に抜けていこうというのはあった。前のほうがやりやすいけど、チームが決めること。与えられたポジションで結果を残せてよかった」。生き生きとプレーし、輝いた。

ハットトリックは8月の大分戦以来、今季2回目。一気に21得点まで積み上げ、川崎FのFWレアンドロ・ダミアンとの差を4点に広げ、初の得点王に近づいた。横浜で年間20得点以上は、98年に25得点した城彰二以来23年ぶり。ただ「(得点王は)意識していないと言えばウソかもしれないけど、チームメートが僕に取らせてくれている。今日はもっとチャンスがあった中で3点しか取れていない」と満足していない。

6月まで横浜の指揮官を務めたポステコグルー監督率いるスコットランド1部セルティックが、前田の獲得を狙っているとの報道もある。後を継いだマスカット監督は「今日の素晴らしいパフォーマンスが欧州で放送されないことを祈っている」と、冗談めかして、本音ともとれるコメントを残した。

日本代表に招集され、初めてW杯最終予選に臨む。活躍の場は、Jリーグからアジアへ。前田は「(ポジションは)どこで使われるか分からないけど、出た時は、目に見える結果を残したい」と国際Aマッチ初得点を狙う。【杉山理紗】

◆前田が得点王になったら 日本人得点王は19年横浜FW仲川輝人(15点)以来。うち20得点以上は、17年川崎FのFW小林悠以来。さらに24歳での得点王となれば、02年磐田FW高原直泰(26点)と04年浦和FWエメルソン(27点)の23歳に次ぐ2番目の若さとなる。

 
 
横浜マスカット監督、前田3発に「欧州で放送されないことを祈っています」 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスがFC東京を粉砕した。東京DF森重の退場もあり、FW前田のハットトリックを含む8ゴールで快勝した。

前田は欧州クラブから注目を集めていることが現地でも報じられているが、試合後、横浜のマスカット監督は「今日の彼の素晴らしいパフォーマンスが欧州で放送されないことを祈っています(笑い)」と本音をこぼした。監督の一問一答は以下の通り。

-試合を振り返って

マスカット監督 最高の試合ができた。ゴール数や勝利もそうだが、選手の姿勢、ピッチ上での表現で、すばらしいものを見せてくれた。たくさんの方がスタジアムに来てくれた中で、こういう内容を見せられたことはうれしい。

-前田を1トップで起用した狙いは

マスカット監督 中央での素早い突破もそうだが、他の選手のサポートでも、すばらしいものを見せてくれた。ゲームに対する姿勢を、彼だけじゃなくてチーム全体で表現してくれた。

-好パフォーマンスの要因は

マスカット監督 ここ何週間か、90分を通してマリノスのサッカーを続けるのが難しい試合が続いていた。シュート数はここ数試合と変わらない。いいサッカーをしても結果がついてこないこともある。今日は全員がメンタルを強く持って表現してくれた。ボールと人の動き方、パス交換の素早さやテンポでも見せてくれた。すばらしいサッカーをしてくれた。

-センターFWとしての前田の可能性と、マスカット監督が考える前田のベストポジションは

マスカット監督 ベストのプレーを見せてくれた。前(1トップ)に置いたのは、裏への抜け出しなどで中央への突破ができる選手であり、相手を苦しめることができると思ったから。彼だけの力じゃない。他の選手がいたから、彼が生きるパフォーマンスを見せてくれた。前線でマルチなプレーヤー。1トップでも、右でも左でも、柔軟性をもてる選手の1人。今日の彼の素晴らしいパフォーマンスが欧州で放送されないことを祈っています(笑い)。

 
 

横浜F・マリノスの日本代表FW前田大然(24)が今季2度目のハットトリックで得点ランクトップを独走する21ゴール目。

J1リーグ戦でシーズン20得点以上は昨季の柏FWオルンガ(28得点)が記録しているが、日本選手に限るとFW小林悠(23得点)ら3人が達成した17年以来4年ぶり21人、27度目。横浜では98年のFW城彰二以来23年ぶり2人目で、外国籍選手を含めると6人、7度目。

<横浜でJ1年間20ゴール以上>

93年 ディアス 28得点32試合
94年 ディアス 23得点37試合
95年 ビスコンティ 27得点48試合
95年 メディナベージョ 21得点40試合
97年 サリナス 21得点26試合
98年 城彰二 25得点31試合
21年 前田大然 21得点33試合

 
 
【データ】横浜8点はJ1史上2位タイ、98年磐田の9点が最高 – サッカー : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスがFC東京に8-0で圧勝した。J1リーグ戦で1チーム1試合8得点は史上2位タイ。最多は98年4月15日にジュビロ磐田がセレッソ大阪戦で記録した9-1。8点差勝利はJ1最大得点差記録に並んだ。

〈J1の1チーム1試合最多得点記録〉

▽9得点
98年4月15日 磐田9-1C大阪

▽8得点
99年5月29日 名古屋8-1浦和
03年7月26日 大分8-0神戸
07年8月11日 横浜8-1横浜FC
18年7月18日 横浜8-2仙台
19年8月17日 札幌8-0清水
21年11月6日 横浜8-0東京

 
 

サンケイスポーツ

横浜Mが8得点爆勝 前田が今季2度目のハットで代表へ弾み 来季ACL出場決定 – サンスポ

明治安田J1第35節(6日、横浜M8-0FC東京、日産スタジアム)ハットトリックで20得点の大台に乗せた。前半10分だった。横浜MのFW前田大然(24)は、敵陣中央でこぼれ球を拾うとドリブルを開始。そのままペナルティーエリア右に進入して右足でシュートするも相手GKがストップ。しかし、そのこぼれ球を拾うと、左足で先制のネットを揺らした。

「ここ数試合、自分たちのサッカーができず、申し訳ない気持ちだったので、素晴らしい試合を見せられてよかった」

4日にW杯アジア最終予選のアウェー2試合を戦う日本代表に選出された24歳は、3-0の同41分にPKで追加点を奪う。さらに後半3分には、DFティーラトンの左クロスに反応して相手GKの前に入ると、頭でゴール中央へ決めて今季2度目の1試合3得点を達成した。

これで今季21得点。日本人選手では34試合制だった2017年に23得点を奪った小林悠(川崎)、22得点の杉本健勇(C大阪)、20得点を記録した興梠慎三(浦和)の3人以来となる、シーズン20得点を達成した。

前節までチームは2連敗を喫し、首位・川崎に4試合を残して優勝を決められた。ゴール裏にはサポーターが作成した「我々に下を向いている暇はない(原文ママ)」などと書かれた横断幕が掲げられた。そんななかでクラブ最多タイ、J1では2位タイとなる1試合8得点で3試合ぶりの勝利。今季の3位以上を確定させ、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権も確保した。

来週から始まる代表活動に向けて「ゴールを取らないと生き残れないので、結果にこだわっていきたい」と前田。負けられないアジアでの戦いを前に弾みを付けた。

 
 
横浜M指揮官、大勝に「最高の試合ができた」 ACLも決める – サンスポ

明治安田J1第35節第1日(6日・日産スタジアムほか=3試合)2位の横浜Mが前田の3ゴールなどでFC東京に8―0で大勝した。勝ち点75で3位以上が確定し、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。FC東京の8失点はクラブ史上最多。

3位神戸は大迫のゴールで徳島を1―0で下し、2連勝で勝ち点67に伸ばした。17位の徳島は同30のまま。監督が交代した清水は札幌と2―2で引き分け、連敗を3で止めて同33とした。

横浜M・マスカット監督「最高の試合ができた。ゴール数や勝利もそうだが、選手たちの姿勢やピッチ上での表現が素晴らしかった」

横浜M・小池(2得点)「タイトルという目標がないから戦えないチームにはなりたくない。選手で話し合い、自分たちはどれだけできるか見せようと準備をした」

 
 

スポーツ報知

横浜FM・前田大然、ハット大暴れ!得点王独走…クラブ最多タイ8発 : スポーツ報知

 横浜Mは本拠地でクラブ最多タイとなる8得点を奪ってFC東京に完封勝利。最終予選のメンバーに初選出されたFW前田大然(24)がハットトリックを達成した。

 日本代表の快足ストライカーは誰にも止められない。前半10分、前田はこぼれ球を拾って相手DFを置き去りにし、左足で先制。PKで加点すると、後半3分には左クロスに頭を合わせ今季2度目のハットトリックを達成した。公言通り大台突破の今季21得点目。「一体感が出た試合。チームメートに感謝」と謙虚に喜んだ。スコットランド・セルティックも興味を示す24歳をマスカット監督(48)は「彼の素晴らしいプレーが欧州で放送されないことを祈る」と冗談交じりにたたえた。

 チームも2年ぶり優勝を逃した前節・G大阪戦(0●1)のうっぷんを晴らし、2007年横浜FC戦、18年仙台戦に並ぶクラブ歴代最多タイの大量8ゴール。3試合ぶりの白星で3位以内を確定させ、来季ACL出場権をつかんだ。

 代表活動へのアピールにも成功。この日は普段の左FWではなくセンターFWで先発し、裏への抜け出しに加えて「ひらめきが出てくる」と多彩な動きで幾度となくチャンスメイク。自らも成長を実感し、改めてどのポジションでも得点源となり得る力を証明した。

 世界で渡り合えるスピードと献身性を武器に、次は日の丸を背負う。「負けられない戦いが続いている。目に見える結果を」と日本をW杯出場に導くゴールを見据えた。(小口 瑞乃)

 ◆J1の1試合最多得点 1998年に磐田がC大阪戦でFW中山雅史の5ゴールなど9得点を挙げた試合がある。8得点はこの日を含めて計6試合。横浜Mは3度目で、ほかに名古屋、大分、札幌が記録した。

 
 
横浜FM、FC東京に8発大勝でACL出場権獲得 日本代表FW前田大然がハット「一体感が出た試合」 : スポーツ報知

 横浜FMは本拠地でクラブ最多タイとなる8得点を奪ってFC東京に完封勝利。W杯アジア最終予選に初選出された日本代表FW前田大然が今季2度目のハットトリックを達成した。DF小池龍太、MFマルコスジュニオール、MF水沼宏太も加点するなど3試合ぶりの複数得点。3位以内を確定させ、来季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得た。

 日本代表の快足ストライカーは誰にも止められない。前半10分、前田はこぼれ球を拾って相手DFを置き去りにし、左足で先制。PKで加点すると、後半3分には左クロスに頭を合わせ今季2度目のハットトリックを成し遂げた。公言してきた通り大台突破の今季21得点目。2位のFWレアンドロダミアン(川崎)と4点差をつけ、得点ランクも首位独走態勢に入ったが、「チームメートが取らせてくれる感じになっている。応えないといけないし、もっとチャンスがあった中で3点だけ。苦しい試合になった時にちょっとしたところで決めないといけない」と謙虚な姿勢は崩さなかった。

 スコットランド・セルティックも興味を示す24歳をマスカット監督は「彼の素晴らしいプレーが欧州で放送されないことを祈る」と冗談交じりにたたえた。チームも2年ぶり優勝を逃し「みんな落ち込んだ」前節・G大阪戦(0●1)のうっぷんを晴らし、2007年横浜FC戦、18年仙台戦に並ぶクラブ歴代最多タイの大量8ゴール。3試合ぶりの白星で来季ACL出場権をつかんだ。「一体感が出た試合」とうなずき、残り3試合での継続を誓った。

 19年南米選手権以来の選出となった代表活動へのアピールにも成功。この日は普段の左FWではなく前田自身最も熱望するセンターFWで先発し、裏への抜け出しに加えて「ひらめきが出てくる」と多彩な動きで多くのチャンスをもたらした。自らも成長を実感しており、改めてどのポジションでも得点源となり得る力を証明した。

 世界で渡り合えるスピードと献身性を武器に、次は日の丸を背負う。「負けられない戦いが続いている。代表とチームで戦い方は違うし、やることも違う。どこで使われるかわからないけど、使われたときは目に見える結果を残したい」と日本をW杯出場へ導くA代表初ゴールをまっすぐに見据えた。

 
 

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜8-0FC東京|圧巻ハットの前田は存在そのものが戦術。長友は代表レベルなのか疑問 | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
横浜 7
ホームで圧巻のゴールショーを展開。前田のハットトリックを含む今季最多8得点を奪って大勝を収めた。前節の結果で優勝の可能性は消えたが、精神的な強さをしっかり発揮。この勝利で3位以内を確定させ、来季のACL出場権を獲得した。

FC東京 4
前田の個人能力に屈した1失点目はともかくとして、以降はミスのオンパレードでほとんど自滅のような展開に。特にGKやCBといったポジションの選手があれだけ低調では試合にならない。残り3試合はプライドを取り戻すための戦いになる。
 
 
【横浜|採点・寸評】
GK
1 高丘陽平 6
中盤に空いているスペースを見つけて正確なミドルパスを通すなど、攻撃の一歩目として機能。

DF
25 小池龍太 7
彼本来のアグレッシブさが戻ってきた。常に全力プレーで右SBながら2ゴールをマークする。

DF
13 チアゴ・マルチンス 6.5
オープンな展開になっても守備のリスク管理を怠らない。森重の退場を誘ったシーンも価値ありだ。

DF
24 岩田智輝 6(68分OUT)
カバーリングとビルドアップの両方をスムーズにこなす。確勝を得たことでこの日は早めにベンチへ。

DF
5 ティーラトン 6.5
走り込む前田にぴたりと合わせるクロスで久しぶりのゴール関与。球際の攻防でも負けなかった。

MF
6 扇原貴宏 6.5(78分OUT)
美しいサイドチェンジで攻撃の起点となる。ボールへのアプローチとカバーリングの判断も的確。

MF
8 喜田拓也 6.5(63分OUT)
優勝の可能性が消えた次の試合で先発すると、チームをしっかりと引き締め直して勝利へ導く。

MF
10 マルコス・ジュニオール 6.5
PKをしっかり決めて9得点目。2度目のPKは得点王を目指す前田に譲る大人な立ち居振る舞いも。

FW
23 仲川輝人 6.5(63分OUT)
森重のファウルを誘うエリア内侵入は見事。このワンプレーによるチーム2点目が大きかった。

MAN OF THE MATCH
FW
38 前田大然 7.5
存在そのものが戦術だ。ハットトリックを達成し、得点王が現実味を帯びる今季21ゴール目。

FW
7 エウベル 6(63分OUT)
ミドルエリアで局面を打開するドリブルは威力を発揮。しかしファイナルサードで精度を欠いた。

途中出場
FW
9 レオ・セアラ 6(63分IN)
強烈なミドルシュートなど惜しい場面はあった。水沼からのクロスは相手DFにブロックされた。

FW
18 水沼宏太 7(63分IN)
自己犠牲のアシスト、自慢の武器で誘ったオウンゴール、そして意地と魂がこもった弾丸ミドル弾。

MF
14 天野 純 6(63分IN)
相手が失点覚悟で得点を狙ってくる時間帯ということもあってか、思うようにチャンスを作れなかったが及第点の働きぶり。

DF
36 角田涼太朗 6(68分IN)
大量リードに守られて今季初出場。アダイウトンとのマッチアップは今後の財産になるだろう。

MF
26 渡辺皓太 -(78分IN)
バランサーの役割を与えられてしまうとプレーが縮こまってしまう。殻を破りたいが、難しい。

監督
ケヴィン・マスカット 6.5
全体的に早めの交代策で持っている戦力をフル活用。連敗を2で止めてリスタートに成功した。

 
 
得点ランクトップの前田大然が圧巻ハットトリック! 横浜が自慢の攻撃力でFC東京に8発圧勝! | サッカーダイジェストWeb

— 横浜は前半だけで4点を奪取

 Jリーグは11月6日、J1第35節の3試合を各地で開催。日産スタジアムで行なわれた横浜F・マリノス対FC東京の一戦は、8-0で横浜が勝利した。

 ともにスピーディなアタックを持ち味とするチーム同士の対戦で、先に均衡を破ったのはホームの横浜。10分、カウンターから前田が持ち前の俊足で抜け出すと、GKと1対1に。一度はFC東京の守護神・波多野にブロックされるも、こぼれ球を素早く拾うと左足を振り抜き、ゴールにねじ込む。

 さらに横浜は21分に追加点のチャンスを得る。敵陣ペナルティエリア内で仲川が森重に倒されてPKを獲得。これをM・ジュニオールが確実に沈める。

 リードを2点に広げた横浜がたたみかける。24分、ショートコーナーから扇原がファーサイドを目がけてクロスを入れると、相手GKが処理を誤り、流れてきたボールを小池が右足で合わせてチーム3点目をゲット。41分にはこの日、2度目のPKを獲得。今度は前田がキッカーを務め、強烈な一撃を突き刺して4-0とする。

 大差をつけて迎えた後半、横浜がさっそく5点目を奪う。48分、ティーラトンのクロスからヘッドで叩き込んだのは前田。日本代表FWはこれでハットトリックを達成。69分には水沼のお膳立てから、小池が6点目を挙げる。

 84分には相手のオウンゴールで7点目、86分には水沼の強烈ミドルで8点目。自慢の攻撃力をいかんなく発揮した横浜は、守備でも隙を見せずに無失点。FC東京は森重の退場もあり、攻守両面で低調な出来に終わり、手痛い完敗を喫した。

 次節の第36節は11月20日に開催。横浜は浦和レッズの敵地に乗り込み、FC東京はホームで徳島ヴォルティスと対戦する。

 
 
「もう誰にも止められない!!」マリノス前田大然の圧巻ハットに脚光!「マジで凄いのよ」 | サッカーダイジェストWeb

— 「ゴールを取れないと生き残れない」

 圧巻のパフォーマンスだ。

 J1リーグ第35節で横浜F・マリノスはFC東京と対戦。自慢の攻撃力をいかんなく発揮したトリコロールは8-0の完勝を収めた。

 ゴールラッシュの口火を切る先制点を挙げたのは前田大然。10分、持ち前の俊足で抜け出し、GKと1対1に。一度は相手GKにブロックされるも、こぼれ球を素早く拾うと左足を振り抜き、ゴールにねじ込んだ。

「最初のシュートの時にちょっとミスったんですけど、そのあと冷静に相手を見てシュートを打った」

 41分にはPKで2点目をゲット。

「蹴らせてくれたので、気持ちで決めようという想いで、真ん中に蹴ったんですけど、横に行っちゃったので、そこは反省かなと思います」

 48分には左からのクロスにヘッドで合わせて、今季2度目となるハットトリックを達成。

「クロスに入っていくのは自分の持ち味でもあるので、決めてよかったです」

 得点ランキングのトップを走る男は、これで通算21ゴールに。「チームメイトあっての自分のゴールだと思っているので、チームメイトに感謝したい」と殊勝に語る。

 ワールドカップ・アジア最終予選でベトナム、オマーンと対戦する日本代表のメンバーにも選ばれた。「ゴールを取れないと生き残れないと思うので、しっかり結果にこだわってやっていきたい」と意気込む。

 DAZNの公式ツイッターは「もう誰にも止められない!!」と題して、前田の3点目をピックアップ。SNS上では「得点王へまた一歩」「すげーな」「代表でも期待してる!」「マジで凄いのよ」など称賛の声が集まった。

 
 

サッカーキング

横浜FM、10人のFC東京に8得点圧勝!…前田大然が今季2度目のハットで大台到達 | サッカーキング

 明治安田生命J1リーグ第35節が6日に行われ、横浜F・マリノスとFC東京が対戦した。

 試合は10分に横浜FMが先制する。敵陣中央で前田大然がルーズボールを回収し、自慢の快足を生かして一気にゴール前に侵入。一度は相手GK波多野豪に止められたかと思われたが、こぼれ球を前田が回収する。そして、ゴール前に相手DFが作った壁の間をうまく通し、ネットを揺らした。

 横浜FMは21分、仲川輝人が相手DF森重真人に倒されてPKを獲得し、これをマルコス・ジュニオールが成功させてリードを広げる。24分にはショートコーナーの流れから扇原貴宏が供給したクロスに小池龍太が合わせ、早くもリードを3点に広げる。

 FC東京は39分、森重がこの試合2枚目のイエローカードで退場処分となり、残り時間を10人で戦うことになる。この場面でPKを獲得した横浜FMは、前田が成功させて点差を広げる。横浜FMは4点のリードで折り返す。

 横浜FMは48分、ティーラトンのクロスに前田が頭で合わせてハットトリックを達成。得点ランク首位に立つ前田は、今季の得点数を「21」に伸ばした。横浜FMの選手が1シーズンに20ゴール以上を挙げたのは、1998年の城彰二氏(25得点)以来となる。また、横浜FMの選手が1シーズンに2度のハットトリックを達成するのは、ラモン・ディアス氏、久保竜彦氏に次いでクラブ史上3人目となった。

 横浜FMは69分、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを展開し、最後は水沼宏太の折り返しを小池が押し込んで6点目を獲得する。84分には水沼のクロスが相手のオウンゴールを誘って、横浜FMに7点目が生まれる。そして86分、カウンターから水沼が強烈なミドルシュートを突き刺し、横浜FMがトドメの8点目を奪った。

 試合はこのまま終了。横浜FMはJ1の1試合での得点数としてはクラブ史上最多タイとなる8得点を奪い、AFCチャンピオンズリーグ出場圏内の3位以内を確定させた。一方、FC東京の8失点は、2007年の川崎フロンターレ戦(●0-7)を更新してクラブワーストの記録となる。

 次節、横浜FMは20日にアウェイで浦和レッズと、FC東京は同日にホームで徳島ヴォルティスと対戦する。

【写真ギャラリー】2021.11.6 明治安田生命J1リーグ第35節 横浜F・マリノス 8-0 FC東京 | サッカーキング
 
 

サッカーマガジンWEB

前田大然ハットなど横浜FM「ワクワク」の8-0爆勝で、ACL出場権確定。FC東京は退場者も出し悲劇的敗戦◎J1第35節 – サッカーマガジンWEB

— 「これだけこてんぱんにやられたのは初めて」

 驚きの圧勝で、横浜F・マリノスが来年のACL出場権獲得を決めた。FC東京を迎えたJ1第35節で、終わってみれば8-0だ。

 前半だけで4-0だった。まずはたった10分で、日本代表に選ばれた前田大然があいさつ代わりの一発だ。カウンターが中盤で引っ掛けられたところをサポートして拾い、そのまま一気に右へ抜けていく。GK波多野豪に一度は触られるが、こぼれたボールが目の前へ。左足でそのまま豪快にたたき込んだ。

 このあと、仲川輝人が森重真人に倒されたシーンにVARチェックが入り、オンフィールドレビューを経てPKに。21分にマルコス・ジュニオールがきっちり決めて2-0とした。さらにたたみかけて、24分には左のショートコーナーから扇原貴宏がファーへ、GK波多野がこぼしたところにいた小池龍太が押し込んだ。

 FC東京は荒療治だ。28分に中村拓海に代えて渡邊凌磨、品田愛斗に代えて青木拓矢を投入して、反撃を狙う。だが、さらに状況は悪化する。横浜FMのCKで森重がチアゴ・マルチンスを引っ張って倒し、PKに。森重は2度目の警告を受けて退場処分となった。

 このPKを41分に前田が決めてこの日2点目。すると、後半開始早々48分にも左からのティーラトンのクロスを前田がGK波多野の前で跳んでヘッドで押し込み、ハットトリックを達成した。

 FC東京は後半開始からMF東慶悟をリベロにする3-4-2の並びに変えて、右の渡邊、左の長友佑都を高い位置に立たせた。トレーニングでも試したことのない布陣で、この後半開始早々の失点は、渡邊の裏にティーラトンに入り込まれて渡辺剛のスライドが間に合わずにクロスを送られたもの。なかなかかみ合わなかった。

 横浜FMはこのあとも、69分に小池が決めると、84分には水沼宏太のクロスがオウンゴールを誘い、86分にも水沼が強烈なミドルシュートを突き刺して、8-0までスコアを重ねた。

 ACL出場権がかかった一戦で圧勝して、ケヴィン・マスカット監督はもちろん笑顔だ。

「選手のボールの動かし方、人の動き、パスの速さ、テンポが良くチャンスをたくさん作って、表現したかったことができて結果もついてきました。選手は素晴らしいサッカーをしてくれました」と絶賛。前節でガンバ大阪に敗れて優勝を逃した直後の試合でも、しっかりと戦った選手を称えた。「見に来てくれたファン・サポーターのために素晴らしいエンターテインメントとしてワクワクするサッカーを見せることできました。それがうれしい」と、理想的な90分をかみ締めた。

 一方で、思わぬ大敗にも最後までタッチライン際に立ち続けて鼓舞したFC東京の長谷川健太監督は「監督をやっていて、これだけこてんぱんにやられたのは初めて」と第一声。「悔しさを通り越して情けない」と言いながらも、「選手は最後までやってくれました。サポーターも応援をやめずに最後まで続けてくれて感謝しています。自分の力のなさですので、悔しいです」と責任を一身に背負った。

現地取材◎平澤大輔

 
 
【横浜FM】前田大然祝砲ハット! 秘密は「自由」にあり。「だからひらめきが出てくるのかなと」 – サッカーマガジンWEB

— 「3点しか取れなかった」

 これぞ日本代表だ。前田大然が自ら代表復帰を満天下に知らしめる祝砲を高らかに3発。今季2度目のハットトリックに加え、ほかに3ゴールにも絡む大爆発だ。

 その秘密は「自由」にある。

 この日は、今季の多くでプレーしている左ウイングではなく、最前線のセンターフォワードで先発した。本人が最も望むポジションだ。

「(ポジションは)チームが決めることで、与えられたポジションで結果を残せて良かった」と話したが、「前でのほうが自分ではやりやすい」のも確かだ。

 意識したのは「ラインが高めなので裏に抜けていこうと」いうことだった。先制点となる1点目はまさにそれ。カウンターをサポートしてセカンドボールを拾い、一気に裏のスペースに持ち運んでから決めたもの。GK波多野豪に止められながらもそのままボールがこぼれてきた幸運はあるものの、左足で力強く射抜いた。

 21分にマルコス・ジュニオール、24分に小池龍太が追加点を挙げたあとの自身2点目は、41分のPK。「真ん中に蹴ったけれど横にいってしまった」と意外な「キックミス」を明かしたが、「みんなが蹴らせてくれました」と感謝すると、ハーフタイムを挟んで後半開始早々の48分にはハットトリック完成。左からのティーラトンのクロスに、GK波多野の前に入ってジャンプ、ヘッドでたたいたボールはバーに当たってそのままゴールに飛び込んだ。

 このあと、3点を加えて圧勝したが、前田自身は「3点しか取れなかった」のが実感だ。もっとチャンスがあったのに、という思いからだが、ペナルティーエリア内に潜り込んでワンタッチで落とすパスから仲川輝人が倒される21分のPKを誘ったり、69分の小池龍太の2点目も相手のパスミスを拾って素早く前線のレオ・セアラに預けたところから始まった。84分のオウンゴールも水沼宏太のクロスにニアに飛び込んで、東慶悟が慌てて戻ったから生まれたもの。8ゴールのうち、実に6ゴールに関与している。

「フォワードにいるといろいろ自由に動けるので、ひらめきが出てくるのかなと思います」

 このスピードスターは型にはめないほうがいいようだ。

 最高の結果を手土産に、日本代表に合流する。ワールドカップ最終予選で勝負のアウェー2連戦。この勢いを、苦境に陥るチームのパワーにしない手はない。

「代表では戦い方が違うし、どこで使われるかわからないですが、出たときに目に見える結果を出したいと思います」

 ゴール宣言だ。

取材◎平澤大輔

 
 
【横浜FM】小池龍太が手にした「チャレンジ」の果実。自身初の1試合2ゴールは「全員のサポートがあったから」 – サッカーマガジンWEB

— 「タイトルや目標がないから戦えない、というチームにはしてはいけない」

 1試合2ゴールは初めてのことだ。横浜F・マリノスがFC東京を8-0で圧倒した一戦で、小池龍太が24分のチーム3点目、69分の6点目を決めて勝利に貢献した。

 最初のゴールは扇原貴宏の左からのクロスにGK波多野豪がクリアミス、詰めていた小池がそのまま押し込んだ。

「1点目は相手のキーパーのファンブルからこぼれたボールですが、タカくん(扇原)もクロスを上げるチャレンジをした中で、全員が準備して僕にこぼれたラッキーゴールでした」

 2点目は前田大然、レオ・セアラ、水沼宏太と、左から右へと展開される間に一気にゴール前に入っていき、そのランニングの勢いそのままに水沼からのマイナスのパスをゴール左へと蹴り込んだ。

「2点目も全員でチャレンジして、(水沼)宏太くんの位置までボールを持っていけて、自分がシュートを打つチャレンジを全員が作ってくれました」

 共通するのは「チャレンジ」だ。

「勝つために、そして90分終わったあとに喜ぶために、一人ひとりがチャレンジする力強い気持ちを持ったり、ボール保持者がチャレンジするための準備がすごく良かったです。それが勝者のメンタリティーにつながりました。全員のサポートがあったからこその結果ですし、それがチームの差となりました」

 前節でガンバ大阪に敗れ、川崎フロンターレに優勝を決められた。その翌日に選手全員でミーティングを開き、「チャレンジ」に向かう気持ちを確認しあったという。

「前節の次の日に選手全員で話し合うタイミングがありました。タイトルや目標がないから戦えない、というチームにはしてはいけないし、『自分たちはもっとできるはずだ』と。口で言うのは簡単ですが、プレーで表現しようと話し合いました」

 8つのゴールの一つひとつがその果実。これで3位以上が確定して、来年のAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。残り3試合も「チャレンジ」を続けることが次の目標だ。

取材◎平澤大輔

 
 

ゲキサカ

横浜FM前田大然がハット達成!!今季21ゴールで得点王へ独走態勢「チームメイトに感謝したい」 | ゲキサカ

得点ランクトップの横浜F・マリノスFW前田大然がハットトリックを達成した。今季21得点目をマークし、8発と爆発した攻撃陣をけん引。残り3試合で得点ランク2位FWレアンドロ・ダミアン(川崎F)との差を4得点に広げ、J1得点王獲得へ独走態勢に入った。

 まずは前半10分、幸先良く先制ゴールを奪った。センターサークル付近でこぼれ球を回収した前田は爆発的なスピードを生かして一気に突破。加速してドリブルで持ち運び、GK波多野豪と1対1の状況で右足シュート。これはGK波多野に防がれたが、自らこぼれ球をおさめ、「相手を見てシュートを打った」。相手守備網を破る技ありの左足シュートでゴール上部を射抜いた。

 3-0で迎えた前半41分にはPKのキッカーを務め、右足できっちりと沈めた。今季、PKでの得点はこれが初。「蹴らせてくれたんで、気持ちで決めようと」。これで20得点の大台に乗せると、後半3分にはDFティーラトンの左クロスに飛び込んだ前田が高い打点からヘッドで合わせ、今季2度目のハットトリックを達成した。

 今季21得点目を挙げ、J1得点王獲得へ前進。「チームメイトがあっての自分のゴールだと思っている。チームメイトに感謝したい」と謙虚に語った。

 チームは中2日で立て直した。今季初の連敗を喫した前節、タイトルを逃して今季無冠となったものの、クラブ史上最多に並ぶ8得点と大爆発。「ここ数試合、自分たちのサッカーができていなくて、ファン・サポーターに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。こういう素晴らしいゲームが見せられて良かったです」。

 日本代表に返り咲いたストライカーは、自身初のW杯アジア最終予選に臨む。「ゴールを獲らないと生き残れないと思う。しっかり結果にこだわってやっていきたい」と意気込みを語った。

 
 

フットボールチャンネル

FC東京粉砕のマリノス、8点差勝利はJ1最多タイ記録。ホームではリーグ史上初 | フットボールチャンネル

 明治安田生命Jリーグ第35節の横浜F・マリノス対FC東京戦が6日に行われ、ホームの横浜FMが8-0で勝利を収めた。8点差での勝利はJ1のリーグ記録に並ぶ最多得点差勝利となった。

 横浜FMは開始10分で先制点を奪うなどFC東京を圧倒し、前半のうちに4得点。退場者を出した相手に対して攻撃の手を緩めず、前田大然のハットトリックなどで計8ゴールを奪って大勝を飾った。

 J1で1チームが8得点以上を決めた試合は、29年間の歴史でわずか7回目。1998年にはジュビロ磐田がセレッソ大阪にアウェイで「9-1」の勝利を収めたことがあり、今回はその記録にあと1点届かなかった。

 8得点が記録されたのは今回で6回目となったが、そのうち3回が横浜FMによるもの。2007年の横浜FC戦にはホームで「8-1」、2018年のベガルタ仙台戦にはアウェイで「8-2」の勝利を収めていた。

 1999年には名古屋グランパスが浦和レッズにホームで「8-1」の勝利。2003年には大分トリニータがヴィッセル神戸に、2019年には北海道コンサドーレ札幌が清水エスパルスにそれぞれアウェイで「8-0」の勝利を飾った。8点差での勝利はリーグ最多タイ記録であり、ホームでの8点差勝利は今回の横浜FMがJ1史上初となった。

 J2以下も含めると、過去に二桁得点が記録された例がわずか1度のみ存在する。2019シーズンJ2の最終節、柏レイソルが京都サンガF.C.に対してオルンガの8得点などで「13-1」という歴史的大勝を飾った試合だ。

 
 

サカノワ

「欧州で放送しないで」前田大然のハットトリックに、横浜FMマスカット監督ジョークを飛ばす。セルティック移籍が噂されるだけに… | サカノワ

— FC東京相手に8発大勝! 通算21ゴールで得点ランクトップ快走。このあと日本代表へ合流。

 J1リーグ横浜F・マリノス戦がFC東京戦、前田大然のハットトリックなど8ゴールを決めて大勝を収めた。前田は通算21ゴールと「20得点」の大台に乗せて、得点ランキング2位のレアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)に4点差をつけた。

 横浜FMのケヴィン・マスカット監督は試合後の記者会見で、前田の活躍ぶりに次のように目を細めた。

「彼は前線でマルチにプレーできる一人。ワントップでも、右でも、左でも、柔軟性を持っている素晴らしい選手です。最後に言いたいのは、この今日の彼の素晴らしいパフォーマンスがヨーロッパのほうで放送されないことを祈っています」

 前横浜FM指揮官であるアンジェ・ポステコグルー監督の率いるスコットランド1部セルティックFCへの移籍が噂されるなか、指揮官はそのようにジョークを飛ばして笑った。

 久々となるセンターフォワードでの先発起用に応え、今季二度目のハットトリックを達成した前田自身は、次のように語った。

「ラインが高めなので、どんどん裏へ抜けていこうと思っていました。前のほうが自分のほうがやりやすさはありますが、チームから与えられたポジションで、このように結果を残せて良かったです」

 そして得点王が見えてきたことについて、前田は次のように語った。

「意識していないと言えばウソになりますが、チームメイトが僕に取らせてくれているので、それに応えないといけない。チャンスがあったのに3点しか取れなかったので、もっと取れるところで取らないといけない。そうしなければ苦しい試合になった時、ちょっとしたところで決められるようになっていかないので、そこは反省点です」

 まだまだ物足りない。ハマの韋駄天が、さらにゴールを狙う――。

 前田は追い風に乗って、このあとカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選11月シリーズに臨む日本代表に合流する。

 
 

サッカー批評Web

横浜FM、FC東京に大勝(1)前田大然vs長友佑都「分かれた日本代表W杯戦士の明暗」 | 概要 | Jリーグ・国内 | 批評 | サッカー批評Web

■11月06日/J1第35節  横浜F・マリノス 8-0 FC東京(日産)

 横浜F・マリノスがFC東京に8-0で圧勝し、確定させた来季のACL出場に自ら祝砲を放った!

 苦しい状況での一戦だった。リーグ2連敗でこの試合を迎えただけでなく、何とか食らいついていた川崎フロンターレとの優勝争いからも脱落。ライバルチームに優勝を譲り、「奪還」という目標を失った直後の試合だった。

 この試合を前に、横浜の選手は話し合いの場を持った。そこで、「タイトルや目標がないから戦えないチームにはしてはいけないし、“自分たちはもっとできるはずだ”」と確認したという。

 その闘志が、試合序盤から炸裂した。10分にFW前田大然が先制すると、21分にマルコス・ジュニオール、24分に小池龍太が追加点を奪う。3点リードしていた時点で、FC東京はDF森重真人が退場。前半途中で横浜はゲームをわが物とすることに成功した。

 41分に前田が2点目を奪って試合を折り返すと、後半開始早々にも前田がゴール。ハットトリックを決めて見せた。この試合の前に韋駄天ストライカーは日本代表に選ばれたばかりで、自身、初めてのワールドカップ最終予選の舞台に立つ。その大舞台を前に、奮い立ったかのような活躍ぶりだった。

 この試合に出場した選手で、日本代表に選ばれたのは、前田の他にはFC東京の長友佑都だけ。これまで129試合のキャップを持つベテランと、前田は招集直前に相まみえることとなった。

■後半途中から直接マッチアップ

 この日の前田は、ウイングではなく3トップ中央で先発。長友は定位置の左サイドバックでの出場だった。前半は2人が直接ぶつかることはなかったものの、長友がポジションを移したことで後半途中からはメインスタンド側のサイドでマッチアップすることが多く、日の丸を背負うプライドのぶつかり合いが見られた。

 しかし、この日、輝いたのは若き前田だ。前田が先制ゴールを含むハットトリックを決めたのに対し、長友はゴールに絡むことができなかった。そればかりか、攻守両面でチームに力を与えることができず、前田とのマッチアップでも競り負ける場面が見られた。数少ない日本代表国内組の対決だったが、明暗がハッキリと浮かび上がる結果と内容だった。

 前田は一挙3ゴールを積み上げたことで、今季の総ゴール数を「21」とした。これは、2位のレアンドロ・ダミアン(川崎)の17ゴールを一気に引き離すもので、得点王を快走する数字。前田がハットトリックを決めたのは今季2度目で、ニッパツスタジアムで行われた8月15日の大分戦以来だ。前田はJリーグの最多スコアラーとして、日の丸を背負うことになる。

「最高のプレーを見せてくれました」

 前田をこう絶賛したケヴィン・マスカット監督は、「裏への抜け出し、中央の突破ができるので、FC東京を苦しめると思い配置しました」とセンターフォワードでの起用の意図を明かした。

■マスカット監督が明かす「前田のベストポジション」

 前田は、今季序盤にもセンターフォワードで起用されていたことがったが、ここ最近はウイングでの出場が目立っていた。指揮官も、「ベストポジションについては難しい質問ですが」と前置きしたうえで、「前線でマルチなポジションができる選手の1人です。1トップでも右でも左でもできる柔軟性を持った選手」と説明を加える。

 指揮官の意図も当たり、さらに前田のプレーも光り、FC東京を粉砕したトリコロール軍団だが、一方で目立ったのが、敵将の采配だった。横浜の攻撃を“後押し”するかのような形になってしまったのだ。

 
 
横浜F・マリノスのDFが会場を爆笑に!「サポーターに投げかけた“適切すぎる一言”」 | サッカー批評Web

■11月06日/J1第35節  横浜F・マリノス 8-0 FC東京(日産)

 見事に8得点を奪ってFC東京を粉砕した横浜F・マリノス。2連敗に加えて優勝奪還の目標を失ったあとだったが、その悔しさを払拭する攻撃力を示して見せた。

 アタッキングサッカーをけん引したのは、ハットトリックを決めた日本代表FW前田大然だが、“ゲームメーカー”として活躍したティーラトンも忘れてはいけない。左サイドバックが本来のポジションでありながら、さまざまな場所に顔を出し、パスサッカーを展開。さらに前田の3点目をアシストする見事なクロスを上げるなどの活躍ぶりだった。

 それだけに、試合後、4つのマン・オブ・ザ・マッチのうちの1つをゲット。横浜銘菓「ありあけ横濱ハーバー」1年分をゲットし、サポーターにあいさつする場面が訪れた。

 照れながら表彰台に上がったティーラトンは、マイクを持った。ふだんは率先して前に出るタイプではないタイ代表がどんなことをいうのか、サポーターは優しく見守った。

 その中で放ったのは、日本語で「サムイネ」だった。日中とは打って変わって、試合終了時点ではすっかり下がった気温について言及し、サポーターに共感を求めたのだ。1万人を超えるサポーターと観客は、あまりに意外な一言に虚をつかれ、そののち日産スタジアムは爆笑に包まれた。

■ティーラトン「ダイゼンに持っていかれると思った」

 その後はタイ語で応えたティーラトンは、「ダイゼンに持っていかれると思ったから、自分が選ばれると思わなかった」とハットトリックを決めたエースの活躍を絶賛した。

 4つあるマン・オブ・ザ・マッチのうち、最後のそれを受賞したのは前田だ。表彰台でマイクを向けられた前田の第一声は、ティーラトンにかぶせる「サムイネ」。チームの良い雰囲気を感じさせる場面だった。

 この試合で横浜は来季のACL出場権を獲得した。2022年は、再びアジア制覇を目指すことになる。この港町から、アタッキングサッカーを引っ提げて再びアジアに出港する。

 
 

theWORLD

パス成功率は脅威の“90%超え” 横浜FMを支える左サイドの司令塔|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

— 横浜FMの勝利に貢献

明治安田生命J1リーグ第35節で横浜F・マリノスとFC東京が対戦。ゴールラッシュとなった浜FMが8-0と大勝した。この試合で1アシストを記録したティーラトンは、左サイドから効果的なパスを何度も供給した。

今試合では左SBでスタメン出場した。47分にはティーラトンが左サイドでボールを受けると、高精度のクロスを入れる。中央で待っていた前田大然がゴールを決めて、ティーラトンは1アシストを記録。前田のハットトリックを導いた。

横浜FM加入後は、プレイスキックのキッカーやオーバーラップから攻撃の起点になるなど、チームの攻撃を活性化。今試合でもパス成功数でチームトップの「84」を記録すると、成功率も93%と高いデータを残し、左サイドの司令塔として君臨した(データは『SofaScore』より)。

チームは優勝こそできなかったが、今季も勝ち点を大きく積み重ねた。2019年に加入し、初年度にJリーグ優勝に貢献するなど、ティーラトンの活躍は非常に大きい。SBながら高精度のパスを供給するタイ代表の31歳が、横浜FMの左サイドを支えている。

 
 

フットボールゾーン

センターフォワードで3得点の猛アピール 韋駄天FW前田大然の”ベストポジション”は? | フットボールゾーン

— FC東京戦でCFに入り、今季2度目のハットトリックを達成

 横浜F・マリノスのFW前田大然は、6日に行われたJ1リーグ第35節・FC東京戦で今季2度目のハットトリックを達成し、チームを8-0の大勝に導いた。センターフォワード(CF)起用に見事に応える形となったが、前田自身はポジションに関して「前のほうがやっぱり自分はやりやすい」と語っている。

 ケヴィン・マスカット監督はハイラインのFC東京に対し、中央に前田、右にFW仲川輝人、左にFWエウベルの3トップを選択。すると前半10分、敵陣で縦パスのこぼれ球を拾った前田が一気にスピードに乗ってペナルティーエリア内へ持ち込み、飛び出した相手GKをかわして、DFがいる上から豪快に左足で蹴り込んで先制点を奪った。

 前田はチームが2点を追加して迎えた前半41分にも、PKでゴールをゲット。さらに、後半3分にもタイ代表DFティーラトンのクロスに飛び込んでヘディングでネットを揺らし、第24節・大分トリニータ戦(5-1)以来となるハットトリックを達成した。

 8発大勝につながる勢いをもたらした前田は、この日の3ゴールで今季21得点に伸ばし、リーグ2位の元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ/17得点)に4ゴール差をつけて、得点王獲得へ有利な状況を作った。

 11月3日の第34節・ガンバ大阪戦(0-1)では左ウイングだった前田を中央で起用したマスカット監督は試合後のオンライン会見で、その意図について「自分は常にベストのコンビネーションを求めています。そのなかで、前田をセンターフォワードに置いたのは、裏への抜け出し、中央への突破ができるので、FC東京を苦しめられると思ってあそこに置きました」と語った。

— 前田本人は「前のほうがやっぱり自分はやりやすい」と回答

 ただ、「前田のベストポジションは?」という問いには、「それは難しい質問ですね(苦笑)」と切り出し、明言を避けている。

「彼は攻撃面でマルチなポジションができる選手の1人だと思います。1トップでも使えるし、右に置いても左に置いても柔軟性を持てる素晴らしい選手。今日の彼の素晴らしいパフォーマンスがヨーロッパのほうで放送されないことを祈ります(笑)」

 一方で前田自身は、「それはチームが決めること」と断りつつも、「前のほう(CF)がやっぱり自分はやりやすいかなというのはあります」と語っている。

 前田の起用ポジションに関しては、招集されている11月の日本代表戦にも一つの指標となる話だ。「代表とチームは戦い方も違うし、どこで使われるか分からないけど、目に見えた結果を残したい」と意気込む前田。日本代表の森保一監督が前田に出番を与える際、どこで使うのかも注目されるところだ。

 
 

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2021マッチレポート | 11月6日 vs FC東京 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第35節 横浜FM vs FC東京のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2021/11/05 【スタジアム観戦情報まとめ】2021/11/6(土)16:00KO J1第35節 横浜F・マリノスvs.FC東京@日産スタジアム ※観客上限 収容率50%
 
 

今週の他会場など


 
 

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