(´-`).o0(川崎フロンターレがJ1リーグ優勝)
アンカー(目次)
1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など
横浜F・マリノス オフィシャルサイト
明治安田J1 第34節 横浜F・マリノス vs ガンバ大阪 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
Jリーグ.jp
【公式】横浜FMvsG大阪の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2021年11月3日):Jリーグ.jp
└ 入場者数 21,528人
監督コメント
[ ケヴィン マスカット監督 ]
スタートから最後までボールを握ってゲームを支配し、失点するまで良い部分も出ていました。ただ、相手の唯一枠に飛んだシュートがゴールに結びついてしまい、苦しい状況に追い込まれてしまった。残念な思いでいっぱいです。--内容よりも結果が重要な一戦で負けてしまい、ライバルチームである川崎Fの優勝が決まりした。どう受け止めていますか。
まずは川崎Fに「連覇おめでとうございます」と言いたいです。どんな内容よりも勝つことが大事とおっしゃいましたが、自分はそうは思いません。内容もとても大事です。内容を勝ちに結びつけることが大事です。9割以上、敵陣で支配していたので、なかなか今日の結果を受け入れることは難しいです。多くのサポーターに足を運んでいただき、残念な気持ちにさせてしまいました。ただ、土曜日にすぐ試合があります。自信を取り戻し、修正して準備します。--残り4試合、プロフェッショナルとしてどう戦いますか。
正直、今日はメンタルの強さ、アグレッシブに試合に入る姿勢は出ていたと思います。土曜日も最初から同じ姿勢で戦います。残り4試合、すべて大事ですが、まずは土曜日の試合に集中しなければなりません。今日自分たちが支配し、相手のシュートが枠に飛んだのは1本でした。それでもサッカーというのは、自分たちがどれだけ良い内容でも点が取れなかったり、1つのチャンスをモノにされて先制されると結果につながってしまいます。試合を振り返って、いま一度やるべきことを確かめます。
選手コメント
扇原 貴宏
--横浜FMが敗れ、川崎Fが引き分けたことで、川崎Fの優勝が決まりました。
自分たちは勝ち続けるしかチャンスが残っていない中、自分たちがチャンスをつぶしてしまったので悔しいです。自分たちが負けて優勝が決まってしまったのは情けない。自分たちの力が足りなかったのだと感じています。--8月最後の鹿島戦に敗れ、歯車が狂った印象があります。
細かなことでチームが変わってしまい、細かなことでサッカーというスポーツは勝ち負けが決まります。何かを変えたわけではありませんし、やり続けることは同じです。自分たちに力が足りなかったということだけだと思います。--その鹿島戦で畠中 槙之輔選手がケガを負って離脱しました。その影響は感じましたか。
個人どうこうではなく、チームとしての力のなさです。川崎Fはケガ人などで戦力が抜けても変わらずに勝点を積み重ね、優勝にふさわしい。一方、自分たちはちょっとしたことで勝ちにつなげられなかったことが多々ありました。だから、個人ではなく、マリノスのチームの力不足。「惜しかった」では済ませてはいけません。個人がより高い意識を持つ必要があります。
チアゴ マルチンス
--川崎Fの優勝が決まりました。2年ぶりの優勝を果たせなかった現状をどう受け止めていますか。
とても悲しいです。ただ、川崎Fを称えないといけません。「おめでとう」と伝えたいです。シーズン開幕から素晴らしいパフォーマンスを見せていることは優勝に値します。自分たちはもう優勝の可能性がないので、第二の目標であるACLの切符をつかみたいです。頭を下げず、今後の試合に勝てるように、修正するところは修正して自分たちのサッカーを続けていきます。--34試合を消化した時点で、優勝した2019年の勝点70を上回る勝点72を積み重ねましたが、優勝に届かなかった。優勝するために何が必要だと感じていますか。
振り返ると、今年のほうが勝点が多いですね。それでも優勝できなかったのは、Jリーグのレベルが年々上がっているからです。それはJリーグにとっても自分たちにとってもプラスなことです。選手もチームも常に成長し、年々プラスアルファがないと、優勝は簡単にできないということだと思います。
Twitter / Istagram
Not the result we @prompt_fmarinos had hoped for.
Really nice to see so many fans supporting the players and allowed to come to the game.
It was also great to have my family in the stands for the first time since 2018.
🔴⚪️🔵 pic.twitter.com/V3dES3a6nM
— John Hutchinson (@JohnHutch07) November 3, 2021
75.2 – 横浜FMはG大阪戦で75.2%のポゼッションを記録し、敗れた(0-1)。同率が65%以上を記録した直近4試合では未勝利(2分2敗)。手段。
— OptaJiro (@OptaJiro) November 3, 2021
ハイライト動画
【横浜F・マリノス×ガンバ大阪|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第34節 | 2021シーズン|Jリーグ – YouTube
ネットニュース・Weblog
スポーツニッポン
横浜敗れ逆転Vの夢消える、扇原「情けない。まだまだ未熟」― スポニチ Sponichi Annex サッカー
横浜は、コロナ下最多となったホーム2万1528人の前で敗れ、逆転Vの望みはあっさりと消えた。相手の3倍近い20本のシュートを放ちながら決め切れず、G大阪唯一の枠内シュートで失点した。
「負けて優勝が決まってしまったのは情けない。ゲームコントロールや試合運びがまだまだ未熟」とMF扇原。DFチアゴ・マルチンスは「以前の強いマリノスをしっかりとピッチの中で表現していけたら」とACL出場権(3位以内)確保へ切り替えた。
ニッカンスポーツ
【J1】G大阪2連勝残留に大きく前進 横浜好機作るもシュート決めきれず – J1 : 日刊スポーツ
ガンバ大阪が1点を守り抜いて2連勝を飾った。勝ち点を40に伸ばし、J1残留に大きく前進した。
後半10分に左サイド深く攻め込んだDF黒川がMF山本にパスを戻し、山本からクロスを受けたMF倉田が今季初得点となる先制ゴールを右足で決めた。それが決勝点になった。
横浜Fマリノスは前半、FW前田が再三、左サイドを破って好機を演出。MFマルコス・ジュニオールや岩田がシュートを決めきれなかった。同18分にはFWレオセアラのオーバーヘッドシュートがクロスバーに直撃した。ほぼ中盤を支配しながらゴールを奪えなかった。
G大阪はほぼ自陣で守備一辺倒の展開も、後半に少ない好機をものにした。先制後は最終ラインを4人から5人に増やし、狙い通りの展開だった。
横浜 扇原貴宏「自分たちが負けて決まったのは情けない」V逸に 一問一答 – J1 : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスはガンバ大阪に1チャンスを決められ0-1で競り負け、優勝を逃した。横浜は19年の優勝シーズンは34試合で勝ち点が70で、今年は優勝年を上回る勝ち点72(34試合時点)を積み上げたが、頂点に届かなかった。一時は川崎Fに勝ち点差1まで迫るも、DF畠中の負傷もあり逆に差を広げられ、MF扇原貴宏は(30)は「川崎は優勝にふさわしい。けが人、移籍で抜けても戦力が変わらず、勝ち点を積み重ねていった。一方で自分たちはちょっとしたことで勝ちにつなげられなかったことが多々あった。自分たちの力が足りなかった」と悔しさを口にした。扇原の一問一答は以下の通り。
-川崎の優勝が決まった
扇原 自分たちでチャンスを潰してしまったということなので悔しい。自分たちは勝ち続けるしかチャンスが残っていなかった。自分たちが負けて優勝が決まったのは情けない。まだまだ自分たちの力が足りなかったと思います。
-勝ち点差1までいったが鹿島戦から負けが混み始めた。何か違いは?
扇原 サッカーは細かいところで勝ち負けが決まってしまうスポーツ。変えたことはないしやり続けることは一緒。まだまだ自分たちの力が足りなかっただけ。
-マリノスらしいサッカーができたが後半頭はオープンになった。意識の変化は
扇原 特に変わらずやってましたが、相手がシンプルに蹴ってくる分、ちょっと間延びさせられたかなと。そこでのプレスバックだったり、前戦との距離が離れてセカンドボールが拾えなかったのが後半だった。
-畠中選手が抜けた後に、いい流れとは違う。ピッチで感じていたこと
扇原 個人どうこうじゃなくて、チームとしての力の無さ。川崎は優勝にふさわしい。けが人、移籍で抜けても戦力が変わらず、勝ち点を積み重ねていった、一方で自分たちはちょっとしたことで勝ちにつなげられなかったことが多々あった。個人どうこうよりマリノスとしての力不足。そこは自分たち自身、惜しかったですませてはいけない。しっかり個人個人が高い意識を持ってやる必要がある。
-川崎と日程も違う中でこれだけの差をつけられた。優勝するために伸ばすところは
扇原 90分間、自分たちのサッカーが出来る試合は数多くあるわけではない。自分たちの時間帯でないときに、どれだけ落ち着いて慌てないで自分たちのペースに持って行けるか。ゲームコントロール、試合運びがまだまだ未熟な部分がチームとしてある。そこの柔軟さをつけていければいいのかなと思います。
サンケイスポーツ
明治安田J1第34節(3日、G大阪1-0横浜M、日産ス)横浜Mは、ホームでG大阪と対戦、0-1で敗れた。引き分け以下なら川崎の優勝が決まる可能性がある一戦だったが、無情にも黒星。川崎のリーグ優勝が決まった。
少しでも川崎を苦しめたい…。そんな思いが横浜イレブンから伝わった。試合序盤からチーム一丸、敵陣に襲い掛かった。
まずは前半6分、FW前田が左サイドから左足で絶妙クロスを上げ、MFマルコスジュニオールが右足でシュート。同13分にも前田が左サイドからグラウンダーのクロスを上げる。同23分には前田が左足でシュート。いずれもゴールには結びつかなかったが、一方的に攻め込む展開となった。
前半は決定力を欠き、0-0で折り返すと後半10分、一瞬のすきから先制された。左からのクロスにG大阪のMF倉田が右足で合わせてゴール左に突き刺した。
先制を許した後も、横浜Mは果敢に相手ゴールに迫り、決定的なチャンスを作った。だが最後までゴールが遠く、そのまま逃げ切られた。
スポーツ報知
横浜FMはG大阪に敗れ、2年ぶりVが消滅 マスカット監督「残念な思いでいっぱい」 : スポーツ報知
横浜FMは本拠でG大阪に0―1と敗れた。同時刻にキックオフの首位・川崎が浦和と1―1で引き分けて優勝を決めたため、2年ぶりJ1制覇の可能性が消滅した。
前半から攻撃的なサッカーを展開し、敵陣に攻め入った。同6分にはFW前田大然の左クロスにMFマルコスジュニオールがフリーでシュート。同18分にはFWレオセアラがオーバーヘッドのボレーでゴールを狙うも、バーに嫌われた。後半10分に決勝点を献上。0―1の後半29分には途中出場のFW仲川輝人がエリア内右からシュートを打ったが、わずかに左へとそれ、追いつくことはできなかった。
今季3度目の完封負けで初の連敗を喫したマスカット監督は「スタートから最後までボールを握り、ほとんど支配した試合だった。(G大阪の)枠内シュートはあれだけだったと思うが、苦しめる状況にしてしまった。相手はボールを持っているときでもロングボールで対応してきたので、前からのプレスもできない。守備ラインも下がってスペースがなく、裏に抜けることも難しかった。それでも点を取るためにどう崩すかが大事。どういうふうな崩し方、点の取り方をするか考えないといけない。結果は残念だった」と試合を振り返り、肩を落とした。
今節で川崎の優勝が決定。「まずは川崎の連覇、おめでとうございますと言いたい」と連覇を決めたライバルを祝すと同時に、8月は一時勝ち点1差までに迫っただけに「この結果を受け入れるのは難しい。このような結果になって残念な思いでいっぱい。何より久しぶりに多くの方にスタジアムに来ていただいたが、ファン・サポーターの皆様にも残念な気持ちにさせてしまった」と悔しさをにじませた。
今節の他クラブの試合状況次第では、アジア・チャンピオンズリーグの出場権を得る3位以内が確定する。来季につながる今シーズン残り4試合に向けても指揮官は、「今日もメンタルの強さ、入っていく姿勢、アグレッシブさは出ていた。土曜日(6日・FC東京戦)に試合なので、同じようにスタートから自分たちのやろうとしているサッカーを同じ姿勢でやっていく。残り4試合すべてが大事。いい準備をしたい」と前を向いた。
サッカーダイジェスト
【J1採点&寸評】横浜0-1G大阪|攻守両面で奮闘した倉田に“ご褒美”。敗軍に及第点の選手なし | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋
— 横浜――チャンスらしいチャンスをほとんど作れず
【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
前節から5選手を入れ替えて臨んだが、結果として奏功せず。守備的に戦う相手に対して押し込む時間は長くても、チャンスらしいチャンスをほとんど作れていない。勝ち続けるしかない状況で敗戦。川崎の連覇を許してしまった。G大阪 6.5
プレスよりもリトリートを優先し、危険なスペースを消すことに注力。横浜に決定機を与えることなく試合を進め、倉田の今季初得点で先制する。終盤は5バック気味で逃げ切りを図り、残留に向けて大きな勝利を手にした。
【横浜|採点・寸評】
GK
1 高丘陽平 5.5
守備面で大きなミスはなく、バックパスの処理もしっかりこなした。失点を防ぐのは難しかった。DF
27 松原 健 5.5
“らしい”球出しもあったが、肝心なところでのミスもあった。失点時は結果的にスペースを使われた。DF
13 チアゴ・マルチンス 5.5
ビルドアップの場面で変化をつけられず。守備面でもより高いレベルのパフォーマンスを求めたい。DF
19 實藤友紀 5.5
終盤は前掛かりにポジションを取ったが実らなかった。この試合でもクロス対応に不安を残す結果に。DF
5 ティーラトン 5.5(78分OUT)
序盤は前方の前田を巧みに使って攻撃をサポート。しかし時間の経過とともに存在感が薄れてしまう。MF
6 扇原貴宏 5.5
狙い澄ましたミドルシュートは惜しくも枠の上へ。左サイドへ流れる動きでアクセントになった。MF
24 岩田智輝 5(71分OUT)
期待値が高いだけに明らかに物足りない。アグレッシブさやダイナミックさが影を潜めている。MF
10 マルコス・ジュニオール 5.5(78分OUT)
ボールを受けて、周りを使い、リズムをもたらす。しかし違いを生み出すことはできなかった。FW
7 エウベル 5(84分OUT)
スペースを消された状態で持ち前のドリブル突破は冴えず。松原との連係面にも課題を残す。FW
9 レオ・セアラ 5.5(78分OUT)
バー直撃のオーバーヘッドキックなど惜しい場面はあったが、周囲との連係で崩す試みは少なかった。FW
38 前田大然 5.5
スプリント能力を存分に発揮してチャンスメイク。ただし自身が決められるシーンは皆無に等しい。途中出場
FW
23 仲川輝人 5.5(71分IN)
出場直後の74分に放った左足シュートはわずかに枠外へ。天と地の差とも言えるワンプレーだった。FW
41 杉本健勇 -(78分IN)
87分に放った乾坤一擲のヘディングシュートを決めきれず。ゴールへ向かう迫力は見せつけたが……。DF
25 小池龍太 -(78分IN)
最近は左SBでの出場が増えているが、本職の右SBよりもさまざまな面で性能が落ちてしまう。MF
14 天野 純 -(78分IN)
杉本にピタリと合わせた左CKは秀逸。しかし流れの中から決定機を作ることはできなかった。FW
18 水沼宏太 -(84分IN)
得意の右足クロスは力みが先行し、ラインの外へ。せめてゴール前へボールを供給したかった。監督
ケヴィン・マスカット 5
定番になりつつある2トップへの変更でも流れは変わらず。停滞感が漂っているのは気がかり。
横浜、逆転優勝の目が消える…。果敢に攻め立てるもG大阪の倉田弾で痛恨の0-1敗戦 | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋
— 圧倒的なボール支配率で攻め込んだが…
Jリーグは11月3日、J1第34節の10試合を各地で開催。日産スタジアムに行なわれた横浜F・マリノス対ガンバ大阪の一戦は、1-0でG大阪が勝利した。
残り5試合で、勝点12差で首位の川崎フロンターレを追う横浜にとっては是が非でも勝利が欲しいゲーム。逆転優勝を狙うトリコロールは、この日も熟練のビルドアップと縦に速い攻撃で相手ゴールに迫っていく。
圧倒的なボール支配率で攻め立てる横浜は、左ウイングの前田を軸にチャンスを創出。18分にはL・セアラがオーバーヘッドで狙うも、これは惜しくもバーに嫌われる。
押し込まれながらも粘り強い守備で耐え凌ぐG大阪は、マイボールにした後のアクションが今ひとつ。スピーディに局面を前に動かそうとするが、パスが乱れて思うようなアタックを繰り出せない。
攻める横浜、守るG大阪という構図で試合は推移していくなか、前半はスコアボードが動かず、スコアレスで折り返す。
迎えた後半、ついに均衡が崩れる。先制したのはG大阪。55分、左サイドから山本が狙いすました鋭いクロスを入れると、倉田がダイレクトで合わせてゴールネットを揺らす。
ビハインドを背負った横浜は懸命に反撃に出るも、5バックに変更して守りを固めるG大阪ゴールを最後までこじ開けることができず。ホームで0-1の敗戦を喫した。G大阪は勝点40に伸ばし、残留に向けて大きく前進した。
同時刻にキックオフされた川崎対浦和レッズの一戦は、1-1のドロー決着。この結果、残り4試合で首位・川崎と2位・横浜の勝点差は「13」に広がり、横浜の逆転優勝の目が消滅。川崎が連覇を達成した。
次節の第35節では、横浜は11月6日にホームでFC東京と対戦。G大阪は同7日に大分トリニータの敵地に乗り込む。
ゲキサカ
横浜FM力尽きる…G大阪に完封負け、川崎Fの今節の優勝阻止ならず | ゲキサカ
J1リーグは3日、第34節を開催し、日産スタジアムでは横浜F・マリノスとガンバ大阪が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半10分にMF倉田秋の得点で先制したG大阪が逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。
引き分け以下に終われば、川崎Fの優勝が決定する可能性があるため、勝ち点3を積み上げたい横浜FMは10月24日の第33節C大阪戦(●1-2)から先発5人を入れ替え、この一戦に臨んだ。一方、アウェーのG大阪は第33節鳥栖戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、DF佐藤瑶大、DF柳澤亘らがスターティングメンバーに名を連ねた。
立ち上がりからホームの横浜FMがボールを保持して試合を進め、G大阪守備を攻略しようとしていく。前半18分にはMFエウベルがPA内から放ったシュートのこぼれ球に反応したFWレオ・セアラがバイシクルで狙うも、ボールはクロスバーに阻まれてしまった。
前半44分にはG大阪をアクシデントが襲い、負傷したDF藤春廣輝がプレー続行不可能と判断され、DF黒川圭介との交代を余儀なくされた。前半アディショナルタイムにはMFマルコス・ジュニオールが直接FKでゴールを脅かすが、ゴール右に外れてしまった。
0-0のまま後半を迎えると、同10分にG大阪が先制に成功する。左サイドからMF山本悠樹が送ったクロスを倉田が右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。
1点のビハインドを背負った横浜FMは後半26分にFW仲川輝人、さらに同33分にはFW杉本健勇、MF天野純、DF小池龍太の3枚を投入して状況を打開しようと試みる。
その後は横浜FMが押し込む時間帯が続いたものの、最後までG大阪ゴールをこじ開けられず。逃げ切ったG大阪が1-0の完封勝利を収めた。この結果、同時刻キックオフで浦和と引き分けた川崎FのJ1リーグ優勝が決まった。
毎日新聞<
ガンバ残留へ執念 攻め続けたマリノス一瞬のスキ V逸「力不足」 | 毎日新聞
○ガ大阪1―0横浜マ●(3日・日産ス)
横浜マが終始、ボールを保持して攻めたが、ガ大阪の粘り強い守備を崩せずに敗れ、川崎の優勝を許した。ガ大阪はJ1残留に向け大きな1勝。
数字上の可能性はあるものの、優勝ははるか遠くになっていた横浜マ。対するガ大阪はJ1生き残りをかけ、「1」でも勝ち点が欲しい。この違いが結果を左右した。
立ち上がりから、横浜マはスピードある攻撃で圧倒した。特に左サイドはやりたい放題。パスを受けたFW前田が俊足を飛ばし、何度も相手守備ラインを突破した。だが、この日のガ大阪は結果重視のサッカー。ピンチになればFW2人だけを前に残し、8人でゴール前を固めた。当然カウンターには出られず、横浜マの一方的な試合になった。
しかし、「ゴール枠内に飛んだガ大阪のシュートはあの1本だけ」と横浜マのマスカット監督が悔しがった先制点を、後半10分にMF倉田に決められてしまった。横浜マは全員で襲いかかりながら、最後までガ大阪の本丸に届かなかった。
MF扇原は「川崎は負傷者や移籍選手が出てもチームの力が落ちずに戦い続けた。マリノスは力不足だった。自分たちでチャンスを逃した」と王者の強さを認めた。一時は勝ち点1差まで追い上げただけに、悔しさと後悔が重い言葉に表れていた。【斉藤雅春】
サンケイスポーツ
【J1分析】「Jリーグ優勝」はこぼれ落ちた…横浜FM・喜田拓也「集中しろ、集中!」もむなしく0対1の敗北【横浜F・マリノス対ガンバ大阪】「喜田拓也を巡るジレンマ」(1) | サッカー批評Web
1ポイントでも差がついたら川崎フロンターレの優勝が決まってしまう、という状況でも、マリノスの選手たちはあくまでも普段通りに試合を進めることを心掛けていた。
しかし、圧倒的にボールを支配して押し込むものの、ゴール前で集中した守備を見せるガンバ守備陣を崩し切ることができず、前半は0-0。
後半なっても同じ調子で攻めるマリノスだったが、普段通りにやろうという姿勢は変わらないものの、どこか上手くいかない。なんでもないパスが相手に渡ってしまったり、チャンスになるかというタイミングでレオ・セアラがピッチに足を取られてボールを失ってしまったり、と少しずつ嫌な予感が漂い出すと、とうとう55分に倉田秋がワンチャンスをものにしてガンバに先制されてしまった。
この試合初、そして結果的には唯一となる枠内シュートでゴールを奪われたマリノスは攻勢を強めようとするが、普段通りにプレーしようとしながらも、はやる気持ちが精度を狂わせた。
ティーラトンのスローインがすっぽ抜けてしまったり、マルコス・ジュニオールが強引にクロスを上げようとして防がれたり、と少しずつ普段通りから離れていってしまったマリノスは、選手交代で嫌な予感を振り切ろうとしたものの、ネットが揺れることはなかった。
■「集中しろ、集中!」
「集中しろ、集中!」
3度の選手交代が終わり、あとはピッチにいる選手たちに託すしかなくなったマリノスベンチ前で、喜田拓也は懸命に声を送っていた。黄緑のビブスを着たまま試合を終えることが確定したキャプテンは、試合の再開を急ぐためにボールボーイのように動き、ファウルがあればレフェリーにアピール。なんとかしてチームの力になろうとし続けたが、ピッチの外からできることには限界があった。
試合はそのまま0-1で終わり、選手たちはサポーターへの挨拶のために場内を一周。喜田はその先頭を歩き、深く、長いお辞儀で気持ちを伝えた。
ゴールが不可欠だったマリノスは71分にボランチの岩田智輝をフォワードの仲川輝人に替えて攻撃的になると、そこからは攻撃の選手の入れ替えとサイドバックの交換、という選手交代を行った。これはゴールを欲するチームにとって当たり前のカードの切り方で、主に岩田の位置でプレーする喜田はベンチに残された。
【J1分析】チアゴ・マルチンス「毎年プラスアルファがないと、優勝は簡単にはできない」【横浜F・マリノス対ガンバ大阪】「喜田拓也を巡るジレンマ」(2) | サッカー批評Web
今シーズンの喜田はスタメンだけでなくクローザーのような役割を任されることも多く、この試合を含めてリーグ戦28試合でメンバーに入り、スタメン出場が17試合、途中出場が8試合。出場しなかったのは4月11日の仙台戦(スコアレスドロー)、前節のセレッソ戦(1-2で敗戦)、そしてこの試合だ。
アタッカーではない彼は、攻撃的な選手が豊富なマリノスにおいて、終盤に攻勢を強めたくなった時に呼ばれる選手ではない。
プライマリー、ジュニアユース、ユース、トップチーム、とマリノス一筋の喜田が持つマリノスというクラブへの愛の大きさはいつでも変わらない。
「クラブをより良い方向に導いていけるように、自分の力を尽くしたい」(昨年、選手会の副会長を務める際に)
「みんなと力を合わせて横浜F・マリノスの価値を必ず上げます」(今シーズンのキャプテン就任に際して)
「マリノスをしっかり背負って(クラブの)価値を上げていかなければいけない」(8月の鳥栖戦前のコメント、アンジェ・ポステコグルー監督の退任について)
決してブレない強い愛を持っている彼は、いつでも、クラブのために今自分ができることがなにかを考え、見つけ、行動に移してきた。
クラブの価値を上げるためには結果が大切、ということも決してブレない。「結果を出していくことが、マリノスに関わるすべての人が報われる形になる」(鳥栖戦前)と語る彼にとって、ピッチにいるかどうかは関係ない。
■喜田は普段通りだった
だから、特殊な状況で戦うことになったこの試合でも、最後までピッチではなくベンチで試合を見ることになったとしても、喜田は普段通りだった。ハーフタイムには真っ先にピッチに入って選手たちを出迎え、飲水タイムには水を渡しながら気になる部分を伝え、ベンチ前で声を出し、挨拶では先頭を歩き……決してこの試合だからではない。彼はいつもそうだ。
誰よりもクラブのことを愛し、結果を欲しているキャプテンは、誰よりも普段通りを貫いた。その姿を見れば見るほど、どうしても思ってしまう。
こんな試合こそ、終盤のピッチに彼が必要だったのではないか……と。
もっとも、それは「目の前の試合に全てを懸けて臨んでいる、その積み重ねが今の順位」と口にし、「チームメイトに本当に自信を持っています」(どちらも鳥栖戦前のコメント)と語る喜田にとって不本意なことかもしれない。なにより、それこそ普段通りから外れた話になってしまう。それでも、彼の振る舞いを見るとついそう思ってしまう。
そんなジレンマに陥るくらい、今年は川崎が強すぎた。マリノスの勝ち点は、34試合で72。これは優勝した2019年のシーズン終了時の成績(34試合で70)よりも上だ。
それでも、選手たちはより上を目指す。終戦後、扇原貴宏は「力不足。惜しかった、で済ませてはいけない。個人がより高い意識を持つ必要がある」と言い、チアゴ・マルチンスは「毎年プラスアルファがないと、優勝は簡単にはできない」とコメントを残した。
Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜
横浜F・マリノス 2021マッチレポート | 11月3日 vs G大阪 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
SPORTERIA
J1 第34節 横浜FM vs G大阪のデータ一覧 | SPORTERIA
こけまりログ
2021/11/02 【スタジアム観戦情報まとめ】2021/11/3(水)13:00KO J1第34節 横浜F・マリノスvs.ガンバ大阪@日産スタジアム ※観客上限 収容率50%
今週の他会場など
Jリーグ – J1日程 リーグ戦 第34節 – スポーツナビ https://t.co/qtMHegZaN1 pic.twitter.com/QZeK1Xf7d1
— ろこ@横浜F・マリノス系ブログ「こけまり」 (@kokemari) November 3, 2021
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