夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2019/12/30) #fmarinos

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夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2019/12/30(月)更新滞っててた…)
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2019/12/29 遠藤渓太選手 AFC U-23選手権タイ2020日本代表選出 | ニュース一覧 | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(AFC U-23選手権タイ2020は、1/8~1/26に開催)
 
 
(´-`).o0(人事関連は→※2019/12/27まで※ 横浜F・マリノス 加入・移籍・契約更改情報 2020(まとめページ))
 
 

今日の練見(れんみ)

(´-`).o0(トップチームは2020/1/10までオフ)
 
 

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Webニュースログ

2019/12/27 横浜F・マリノス、15年ぶり戴冠で最高評価連発。その中でも優れていたのは?【2019年Jリーグ通信簿】 | フットボールチャンネル

今シーズンのJ1リーグも全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを過ごしたのだろうか。今回は、15年ぶりの優勝を果たした横浜F・マリノスの今季を振り返る。

–アタッキング・フットボールを貫き15年ぶりの戴冠

 信念を貫き通したら、最後には最高の結末が待っていた。横浜F・マリノスは今季、2004年以来となる15年ぶりのJ1リーグ優勝を成し遂げた。

 昨季は残留争いにも巻き込まれ、最終順位は12位。それでもアンジェ・ポステコグルー監督が率いて2年目のチームは、自分たちのやり方に迷いを抱くことなく突き進んだ。シーズン中盤に3連敗もあったが、他の上位陣が勝ち星を取りこぼす中でラスト11試合を10勝1分と怒涛の勢いで駆け抜けて、最終節のFC東京戦にも危なげなく勝利。本拠地・日産スタジアムでシャーレを掲げた。

 より指揮官が標榜するスタイルに適した選手を補強すべく、シーズン開幕前にはFWマルコス・ジュニオール、FWエジガル・ジュニオ、DFティーラトン、MF三好康児、GK朴一圭らを獲得。彼らはすぐに独特の攻撃的な戦術を体得して欠かせない戦力となった。

 だが、夏にキャプテンの1人だったMF天野純と三好が海外移籍を決断。マリノス一筋だったGK飯倉大樹も出番を求めてヴィッセル神戸へ移籍し、さらに16試合で11得点を挙げて得点ランキングで首位にも立ったエジガル・ジュニオが長期離脱を余儀なくされる。

 それでもマリノスの動きは早かった。ブラジルから新たにFWエリキを呼び寄せ、名古屋グランパスで出場機会に恵まれていなかったFWマテウスを期限付き移籍で補強。東京五輪世代のMF渡辺皓太や、J2水戸ホーリーホックで急成長を遂げたDF伊藤槙人らも加わり、選手層は分厚くなった。

 左ウィングや1トップなど様々なポジションで試されたマルコス・ジュニオールがトップ下に固定されて躍動し、FW仲川輝人もハイペースでゴールを量産。爆発的な攻撃力は夏場以降も衰えることなく、加入当初は守備に難ありと評価されていたエリキも献身性を身につけて、終わってみれば12試合で8得点3アシストとエース級の活躍を披露した。

 J1初挑戦のGK朴が正守護神に定着して攻守にアグレッシブな貢献を見せ、Jリーグ最強DFチアゴ・マルチンス、日本代表に定着したDF畠中槙之輔とで構成する守備のトライアングルも頑強なものに。ティーラトンも試合を重ねるにつれて怪物級のサイドバックへと進化を遂げた。

 序盤戦は不安定で中位に甘んじていながら、トップ下にマルコス・ジュニオールを据える4-2-3-1にシステムを変更すると攻守に安定感が増して、中盤戦以降は怒涛の快進撃。1人ひとりがロッカールームでリーダーシップを発揮し、終盤戦はピッチ内外で「すべてはマリノスのために」をスローガンにチームが一致団結して戦った。ポステコグルー監督が掲げた「勇猛果敢」な「アタッキング・フットボール」が完璧に噛み合っての戴冠だったと言えるのではないだろうか。

 来季に向けては、レンタルから完全移籍に切り替わったチアゴ・マルチンスとティーラトンの残留という大きなミッションをすでに達成。レノファ山口のMF前貴之、大分トリニータで10得点を挙げて日本代表にも招集されたFWオナイウ阿道、徳島ヴォルティスのGK梶川裕嗣など、独自のスカウト網を駆使して積極的に補強を進めている。6シーズンぶりのAFCチャンピオンズリーグ出場とJ1連覇に向けて死角はない。

–横浜F・マリノスの2019シーズン通信簿

攻撃力:A
守備力:A
采配:A
人事:A
安定感:B

 失点は昨季の「56」から「38」に激減し、逆に得点は「56」から「68」に激増した。得点数はもちろんJ1でダントツの最多だ。マルコス・ジュニオールと仲川がともに15得点を挙げて、史上初の同一クラブからW得点王も誕生。チーム内に二桁得点者が3人おり、5得点以上がさらに2人と、どこからでもゴールを奪える攻撃力は破壊力抜群だ。

 補強した選手のほとんどが主力として優勝に大きく貢献し、ポステコグルー監督の勇気ある采配が功を奏した試合も多い。これまで所属したどのクラブも使いこなせなかったマテウスの覚醒や、夏に加わったエリキのフィットと爆発、MF遠藤渓太のブレイクがそれを物語っている。

 MF大津祐樹のように出番が少なくてもチームを盛り上げる存在がおり、全員が一体感を持って戦えたことも優勝を成し遂げるうえで大きかった。来季はACLとリーグ戦の両立も重要なテーマになる。

2019/12/26 優勝の横浜FMはコスパ抜群! 2019年「J1平均年俸ランキング」発表、断トツ1位は? | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ

–イニエスタらスーパースターを擁する神戸が平均1億7300万円で断トツ1位

 日本サッカーのトップリーグであるJ1の平均年俸はいくらなのか。英国のリサーチ会社「スポーティング・インテリジェンス」が、世界中のスポーツにおける2019年の平均年俸額を発表。J1の18クラブもその調査結果に含まれ、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらスターを抱えるヴィッセル神戸が断トツ1位だった。そして、優勝を果たした横浜F・マリノスは意外な数字となった。

 同社の調査によるJ1平均年俸額は32万6839ドル(約3595万円)。サッカーにおいては、調査対象リーグの中でイングランド・プレミアリーグ、スペイン1部、セリエA、ブンデスリーガ、フランス1部の欧州5大リーグに加え、中国スーパーリーグ、米メジャーリーグサッカー(MLS)に次ぐ数字となり、スコットランド1部リーグは上回る数字となった。

 最も平均年俸額が高いのが神戸で、157万2238ドル(約1億7300万円)だという。イニエスタ、今季限りでの引退を表明した元スペイン代表FWダビド・ビジャや元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキといったビッグネームに加え、バルセロナから加入したスペイン人MFセルジ・サンペールや、夏のウインドーで加入したベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンといった外国人選手たちが平均を押し上げていることは推測できる。

 それに次ぐのが浦和レッズだが、44万7433ドル(約4920万円)で神戸の3分の1以下となった。J1の第3位はサガン鳥栖の43万1048ドル(約4740万円)で、こちらは夏に引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの影響も大きそうだ。そこに、川崎フロンターレの41万3564ドル(約4550万円)、名古屋グランパスの37万5942ドル(約4140万円)が続き、トップ5までが平均を超えたチームになった。そのうち3チームがギリギリまでJ1残留を争った。

 中位以下に目を向けると、最後までリーグ優勝を争ったFC東京が25万4062ドル(約2790万円)で8位。そして、今季18位でのJ2降格となったジュビロ磐田は21万4477ドル(約2360万円)で全体10位なのに対し、優勝した横浜FMが全体12位の20万2028ドル(約2220万円)とされ、相当なコストパフォーマンスの差が表れるランキングになった。

–大分は平均776万円で最下位もリーグ戦9位と健闘

 下位では17位でのJ2降格になった松本山雅FCが15万261ドル(約1650万円)で16位。J1参入プレーオフに回る16位から残留を決めた湘南ベルマーレが13万2413ドル(約1460万円)の17位と、実に神戸とは10倍以上の金額差があった。そして、J2から昇格して攻撃的なサッカーで躍進を印象づけた大分トリニータは7万581ドル(約776万円)と、湘南からもほぼ半額という最下位。この点からも健闘が高く評価されるべきだろう。

 また、AFCチャンピオンズリーグで対峙した中国勢では、川崎とグループステージ、浦和と準々決勝を戦った上海上港が229万524ドル(約2億5200万円)、サンフレッチェ広島とグループステージ、浦和と準決勝で対戦した広州恒大が227万8818ドル(約2億5000万円)の高額。鹿島アントラーズとグループステージで対戦した山東魯能は144万5889ドル(約1億5900万円)で、浦和とグループステージを戦った北京国安は98万7333ドル(約1億800万円)だった。

 来季に向けた契約や移籍交渉の真っ只中となっているJリーグだが、1年後にはランキングがどのように変動しているのだろうか。
順位(今季J1順位) チーム名 平均年俸額
1位(8位)ヴィッセル神戸 157万2238ドル(約1億7300万円)
2位(14位)浦和レッズ 44万7433ドル(約4920万円)
3位(15位)サガン鳥栖 43万1048ドル(約4740万円)
4位(4位)川崎フロンターレ 41万3564ドル(約4550万円)
5位(13位)名古屋グランパス 37万5942ドル(約4140万円)
6位(3位)鹿島アントラーズ 31万888ドル(約3420万円)
7位(5位)セレッソ大阪 25万7493ドル(約2830万円)
8位(2位)FC東京 25万4062ドル(約2790万円)
9位(12位)清水エスパルス 24万3130ドル(約2670万円)
10位(18位)ジュビロ磐田 21万4477ドル(約2360万円)
11位(7位)ガンバ大阪 21万1907ドル(約2330万円)
12位(1位)横浜F・マリノス 20万2028ドル(約2220万円)
13位(10位)北海道コンサドーレ札幌 20万1533ドル(約2210万円)
14位(6位)サンフレッチェ広島 19万3946ドル(約2130万円)
15位(11位)ベガルタ仙台 17万7218ドル(約1950万円)
16位(17位)松本山雅FC 15万261ドル(約1650万円)
17位(16位)湘南ベルマーレ 13万2413ドル(約1460万円)
18位(9位)大分トリニータ 7万581ドル(約776万円)

2019/12/27 【サッカーコラム12月編】横浜FMのJ1制覇で思い出した「95マリノス」 (1/2) – ベースボール・マガジン社WEB

–洗練された新方式

 完勝、だった。

 2019年J1リーグの最終節となる12月7日の第34節、横浜F・マリノスとFC東京の「頂上決戦」は、3-0というスコアだけではなく、まさに優勝しようとするチームとそうではないチームの違いを残酷なまでにくっきりと浮かび上がらせていた。

 もちろん東京も、最後まで優勝の可能性を残したシーズンの戦いぶりは立派なものだった。だが、1位と2位が最終戦で激突する「優勝決定戦」において、いざ同じピッチの上で並んで比べられてしまうと、分が悪かった。横浜FMがプレービジョン、ゲームマネジメント、選手の質と役割分担、チームとしての意図、技術、戦術、コンディション調整、出場停止や負傷で欠場した選手の代替策など、1年を通して成熟させてきたほとんどすべての要素で上回ったことを証明した。

 4点差をつけられなければ負けても優勝できる。そんな圧倒的優位な状況下で、前半だけで2得点(26分ティーラトン、44分エリキ)。ハーフタイムに東京のサポーターから「あと6点!」コールが湧き上がったのは、ファイティングポーズを失うなという青赤の選手に向けた熱いメッセージだった。だが、結果的には77分に遠藤渓太がもう1点を加えた横浜FMが、自慢の攻撃サッカーを満天下に知らしめるようにして、2019年のJリーグチャンピオンとしてうやうやしく玉座に腰を下ろした。

 2014年にシティフットボールグループ(CFG)に加わってから初めての優勝。22勝4分け8敗、68得点38失点、勝ち点70というピッチ上の現象だけではなく、経営面も含めて総合的に、CFGのノウハウやリソースや知見を投入した結果だったと言われる。ヨーロッパのフットボールクラブの手法を、現地に赴いて勉強して持ち帰る、あるいは業者に委託して仲介させる、という律儀なやり方は「旧式」となり、もっと効率的にビジネスとしてダイレクトにクラブの内部に取り込むという洗練された新方式によってJリーグの歴史を変えた――そんな風に分析されている。

 そういえば、このクラブが初めて頂点に立った1995年も「歴史を変えた優勝」だったはずだ。さっそく当時のサッカーマガジンと取材ノートを引っ張り出して、横浜マリノス(当時)の初優勝を振り返ってみることにした。

–前期優勝は混乱の果てに

 当時、私はサッカーマガジンで横浜マリノスを担当していて、日本一への道のりを取材する幸せに恵まれた。たった3年目のプロリーグにあって「歴史を変えた」というのは少し大げさかもしれないが、93年、94年と連覇していたヴェルディ川崎(当時)を、ファーストステージとセカンドステージの勝者が対決するチャンピオンシップで直接叩いて(第1戦1-0・得点者=ビスコンティ、第2戦1-0・得点者=井原正巳)3連覇を阻止した上で、初の栄冠を手にしたことは当時、大きな意味を持っていた。

「2代目チャンピオン」となった横浜Mだが、そもそもは93年のJリーグ開幕から優勝候補の一つだった。J開幕前夜の日本サッカーリーグでは読売クラブ(V川崎の前身)と日産自動車(横浜Mの前身)で人気・実力とも二分していると言われていて、その流れをくんだ両チームがJリーグでも主役になると目されていたからだった。

 ところが、V川崎が順調に勝利を積み重ねていくのを横目に、横浜Mは93年が前期3位後期3位、94年が前期9位後期3位。チャンピオンシップにすら顔を出せなかった。

 3年目を迎えるに当たって、アルゼンチン人のホルヘ・ソラーリを監督に据えた。ところが、エースのラモン・ディアスとの不仲などが遠因となって、ファーストステージの26試合中16試合で指揮を執っただけでアルゼンチンに帰国。後継となった早野宏史の下で残り10試合を何とかトップで走り抜けるという混乱の優勝だった。苦しんだ分、早野も男泣きに泣いたのだが、セカンドステージに入ると減速。チャンピオンシップの出場権は得ていたので、照準を頂上決戦に合わせたチーム作りに移行させていった。

 セカンドステージはV川崎がベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)の追撃を振り切って優勝。こうして舞台は整った。

–守備のチーム

 マツ号泣

 ヤマも

 チャンピオンシップの取材ノートを開くと、12月6日の第2戦が終わって優勝が決まった直後にまず書き殴ってあったのがこれだった。マツとはDF松田直樹、ヤマとはFW山田隆裕のことだ。

 この年、前橋育英高校から加入したばかりの松田がいきなり開幕戦で先発デビューしたのはビッグサプライズ(同じく高卒ルーキーだったボランチの窪田龍二も一緒に先発で初出場)。すでに日本代表でもあった山田も重用されたし、日産時代から長くゴールを守り続けてきた松永成立に代わって、プロ2年目の川口能活がレギュラーとなったのもこの年で、ソラーリ監督の積極的な若手起用はチーム変革の象徴だった。

 松田はこのチームのもう一つ象徴として考えられていた。それは「守備のチーム」。特に早野監督がチャンピオンシップに向かうチーム作りを進める中で、井原、小村徳男という日本代表センターバックとともに最終ラインを引き締めるのに、年齢は関係なかった。難攻不落の3バック。派手な攻撃サッカーでJリーグを引っ張ってきたV川崎とは対象的なチームカラーだった。

 もちろん、横浜Mも攻撃のタレントを擁していて、チャンピオンシップでは遠藤彰弘、山田、鈴木正治、安永聡太郎といった若手が勇躍した。第2戦ではエースのメディナベージョを負傷から復帰させた。それでもなお、守備のチームと評価されていたのは「攻めの読売対守りの日産」のころからの伝統でもあり、日本を代表するメンバーが守備陣に名を連ねていたからでもあり、V川崎の3連覇を阻止するミッションとして「攻撃的な守備」で2試合を組み立てていく早野監督のゲームプランがあったからでもあった。

 そして、もう一つ。その守備戦術を具現化した2人の男の存在がある。

–チャパとカリオの誇り

 3バックの一角、小村は猛攻に耐えたチャンピオンシップを終えて「守りすぎて疲れました」と苦笑いしたが、この2試合のプランは井原によればこうだ。「カズもアルシンドも、くさびのパスも受けられるし、DFの裏も狙える選手。だから中盤のチェックを厳しくしてパスを出させないようにする」

 相手の強力FWを無力化するためには、パスの出どころを徹底して消す。ベーシックな戦法ではあったが、それを2試合、180分を通して実行するには小村の言う「守りすぎ」なぐらい守る必要がある。特に嫌なところにボールを配ってくるビスマルクと北澤豪、第2戦で負傷から戻ってきたラモス瑠偉らを徹底してつぶさなければ。

 迎え撃ったのは、グスタボ・サパタと野田知だった。

 アルゼンチンの名門リバープレートで主将を任されたこともある人格者の「チャパ」ことサパタ、柔和な顔からは想像しにくい激しいタックルで中盤の門番となっていた「カリオ」こと野田。2人が見せたのは、それぞれがマーカーを決めてべったりと守る方法ではなく、「中盤でビスマルクと北澤が裏に出してくるから、サパタとの連係で止めろという指示だった。そこの関係はうまくできた。お互いに堅かった」と野田が振り返ったコンビネーションディフェンスだった。

 その結果、サパタは「引き気味になって守備を意識した。最初からそうで、それを続けただけ。ヴェルディはイライラしていて、こちらはやろうとしたことができた」という実感を口にしている。特別なことをしたわけではない、という誇りに満ちていた。

 このようにして「新しいチャンピオンが生まれた」。そのことを当時は歴史的と表現したわけだが、面白いのは何も攻撃的なサッカーに限ったものではない、という視点を授けたことも歴史的だったのではないかと思う。

 それまでのV川崎も(もちろん2019年の横浜F・マリノスも)鮮やかな攻撃のビジョンをピッチに描いて美しき勝者として讃えられている。でも一方で、タイトな守備とカウンターの鋭さの中にも面白みや凄みがたくさんあって、それはどうしても派手さに欠けるので見つけるのは少し難しいかもしれないけれど、守備をベースにしたサッカーに魅力はないという思い込みを突き崩すに足りる、という意味で、だ。少なくとも私にとっては、どんなチームであってもゲームモデルの意味を考えながらちゃんとサッカーを見るように、と教えてくれた、大切なチームだった。

 マツやヤマのような、飄々として少し斜に構えているような若者たちが、本当は心に熱い思いをたぎらせていて、不器用だからそれをうまく表現できないけれど、とめどなく涙を流してしまうほどの純真も隠し持っている、という「見えないドラマ」の尊さも含めて、多くを学ばせてもらったな、と改めて「95マリノス」に感謝している。

文◎平澤大輔(元週刊サッカーマガジン編集長)

2019/12/23 横浜F・マリノスの朴一圭選手が母校に凱旋! – イオWeb

横浜F・マリノスに所属し、不動の守護神としてJ1優勝を勝ち取ったGKの朴一圭選手(29)が11月18日、母校・埼玉朝鮮初中級学校(さいたま市)を訪れ、優勝報告会を行いました。

講堂に集まった園児、児童、生徒たちは花道を作り、朴選手の入場がまだかと言わんばかりに待ちわびてそわそわしていました。

ついに朴選手が登場すると、歓声が沸き起こり、子どもたちは興奮した表情で朴選手をあたたかく迎え入れました。

壇上に上がった朴選手はマイクを受け取ると、「諦めずに努力しつづければ、必ず成功できる」と自身の経験を話しながら、「日本社会で朝鮮人として生きて、朝鮮学校に通って成功すれば、多くの同胞たちが喜んでくれる。ウリハッキョを卒業することを誇れる人間になってほしい」と語りました。

また朴選手は、「自分たちが日本社会で朝鮮学校に通えるのは、アボジ、オモニがいて、ここにいる先生たちがいて、多くの同胞の愛情があるから。だから常に感謝の気持ちを持ってほしい」と感謝の大切さを子どもたちに伝えました。

質疑応答では、「PK戦の時にどうすれば緊張せずにセービングができますか?」「選手として一番苦しかったことは?」「スランプに陥ったときは、どのように抜け出しましたか?」といった様々な質問が投げかけられました。

朴選手は「PKでは自分も緊張している。でもその緊張を楽しむことが大切。そうすればおのずと良いセービングができる」とアドバイス。またスランプについては、「考えるより朝から晩までずっと体を動かしてボールを蹴っていた」と話しました。子どもたちは朴選手の言葉を熱心に聞き入っていました。

最後に全校生との記念写真を撮り、朴選手はサイン入りのユニフォームと色紙を学校に贈りました。子どもたちは終始、朴選手との触れあう時間を楽しんでいました。

2019/12/28 Jリーグのレジェンドが「聞き慣れない肩書き」を次々に背負うワケ(二宮 寿朗) | 現代ビジネス | 講談社

–あのレジェンドたちが次々と

クラブ・リレーションズ・オフィサー(C.R.O)、FC東京クラブコミュニケーター、クラブ・リレーションズ・マネージャー(C.R.M)……。

聞き慣れないこの肩書きはJリーグのクラブで長年活躍してきたレジェンドが、引退後に就いた役職だ。C.R.Oは鹿島アントラーズの中田浩二(2015年1月に就任)、クラブコミュニケーターはFC東京の石川直宏(2018年1月に就任)、C.R.Mはサンフレッチェ広島の森崎和幸(2019年1月に就任)である。

一体、どのような仕事なのか。

たとえば鹿島は公式サイトで「スポンサー、パートナー、サポーター、行政機関などのステークホルダー(利害関係者)とクラブをつなぐ役割。サッカー事業に比重を置き、ビジネス面でクラブをサポートしていく」と説明している。

一方、FC東京は「FC東京の活動に様々な形で協力・参加し、クラブとFC東京に関わるすべてのみなさまとコミュニケーションを図り、クラブの発展のためにサポートする役割を担います」。

また広島は「対外的には、パートナー企業、サポーター、ホームタウン、行政機関、メディアなど、クラブを支えてくださる皆さまとクラブをつなぐ存在として、多方面に渡って活動してまいります。また、クラブ内の役割としては、フロント事業に比重を置き、チームフロントの架け橋となり、サポート役として、選手として積み重ねてきた高い経験値を活かしていきます」(いずれも公式サイト)とある。

C.R.Oはビジネス面のサポート、FC東京クラブコミュニケーターは全般的な関わり、そしてC.R.Mはチームフロントと現場との橋渡し役に特色があると言えるだろうか。共通しているのは様々なサポートを託されていることだ。

–アンバサダーを超えたアンバサダーとは

ひと昔前であれば、クラブのレジェンドでもセカンドキャリアと言えば指導者への転身が主流であった。引退後に育成組織またはトップチームのコーチで指導のキャリアを積み上げていき、将来は監督を目指すというパターンだ。また、クラブを離れてサッカー解説業などメディアで活躍する人も少なくない。

ピッチを離れ、いろんな分野でクラブをサポートする。こういった役職が活発化してきたのは近年になってからだろう。

Jクラブで広まっていた「大使」を意味するアンバサダーを発展させた形だと言っていいのかもしれない。ただクラブ側としても、よりサポーターやスポンサー、フロントと現場間との積極的な関わり方を求めているようになってきている。

アンバサダーを超えたアンバサダー。それによって聞き慣れない役職が増えたとも解釈できる。

実例をひとつ出したい。

今シーズン、15年ぶりにリーグ優勝を果たした横浜F・マリノスのアンバサダーを務める波戸康広がまさに、その存在だと言っていい。2011年シーズンで現役を引退し、翌年にアンバサダーに就任。今季で丸8年の“大ベテラン”だ。当初、具体的に仕事の内容が決まっていなかったため、最初はクラブ側も波戸自身も手探り状態だったという。

「最初は各セクションとどういうことをやっていけばいいかというところから始まって、社員やスタッフのみんなと一緒になってこの役割を築き上げていったんです。営業で初めて提案したときに『お前に何ができるんだ』みたいなことを言われて、カチンと頭にきましたけど言い返せなかった。ビジネスのことも勉強していくようになりました」

–元選手だからこそ出来ることがある

丁寧な話口調を心掛け、今までニックネームで呼んでいて社員の人にも「さん付け」したという。スポンサー営業に同行すれば相手に喜んでもらえた。試合当日のスタジアムではホームイベントに参加して、ファン、サポーターと積極的に交流。また、ホームタウン事業ではサッカーキャラバンを含め、様々な活動に参加した。選手目線からアドバイスできることも増えるようになり、自分のポジションを確立していった。

「試合の1時間半前、選手バスがスタジアムにつくときにはサポーターに素晴らしい雰囲気を既につくってもらっています。でもサポーターがその前段階からしっかり準備していることを選手ってそこまで知らないんです。僕みたいな立場だったら、そういったことも選手たちに伝えることもできますから」

クラブ外部との橋渡し役にとどまらず、クラブ内部でも。波戸アンバサダーの役割は、時代の要請でもあったのかもしれない。ピッチで実績を残してきた元選手が様々な業務に絡むことで物事を円滑にかつ効果的に進めていける。そういう時代に入ったのだ、と。

試合の来場促進企画でも波戸らしいアイデアがある。

将棋を趣味として日本将棋連盟の「将棋親善大使」も務めており、将棋とのコラボイベントはお馴染みとなっている。

「将棋が好きでもサッカーに興味がない人もいる。その逆もあると思うんです。両方に関心を持ってもらえれば一番いいし、将棋のイベントにも積極的に出ていくことで横浜F・マリノスの認知度を上げることにもつながりますから」

–これからもっと増えていくだろう

引退した選手たちが、クラブの新しい時代の構築に関わっていく。指導者という選択肢がある一方で、クラブ業務に直接関わっていく役職の魅力は選手側も感じるようになってきている。

クラブレジェンドの新たなセカンドキャリアの選択。

鹿島の小笠原満男は2019年3月、アカデミー・アドバイザーに就任。公式サイトによれば「スクールからユースまで育成部門の全カテゴリーに対し、これまでのプロ経験を活かして実技や指導などのサポートを行う」役職だ。

また北海道コンサドーレ札幌の河合竜二は1月、フロントスタッフのコンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン(C.R.C)に就いた。クラブ内外の連携、関係構築を担っている。

現役を辞めたばかりでは、次に何を目指していいか、すぐに決めることは難しい。

引退する選手側にとっても総合的ないしは限定的にならない役職に就くことによって、社会勉強をしながら本当にやりたいことを見つけていけるメリットもある。

F・マリノスでは今季限りで引退した栗原勇蔵が、クラブに残り、何らかの役職に就く予定だという。クラブの育成組織からトップチームに昇格し、プロで18年間にわたってプレーしたF・マリノス一筋のレジェンド。おそらく今の流れに沿って、総合的にタッチできるような業務形態になるのではないだろうか。

移籍が盛んなこの時代。クラブで長年、活躍した選手を大事にする姿勢は、今、在籍している選手の帰属意識や意欲を高めることにもつながる。

聞き慣れない肩書きは、これからもっと増えていくのではないだろうか。

 
 

 
 

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