夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2019/11/18) #fmarinos


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2019/11/18(月)横浜駅に巨大な順位表が!)
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

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Webニュースログ

2019/11/16 今Jで最もホットな男はマリノスに。仲川輝人の想像力と、異能の技術。 – Jリーグ – Number Web – ナンバー

text by 井川洋一

 静かに澄み切った瞳の先には、ゴールへの道筋が描かれている。

 大詰めを迎えた今季のJ1で優勝を争う横浜F・マリノスの急先鋒、仲川輝人は「シュートまで一連のイメージを持ってプレーできている」ことが好調の理由のひとつだと明かす。目覚ましいブレイクを遂げつつある彼の落ち着いた口ぶりには、確かな自信が感じられる。

“ハマの韋駄天”の異名を取る俊足FWは、今のJリーグで最もホットなアタッカーだ。身長161センチの小兵は、群を抜くスピードと両足からの高精度キックを武器に、今季のJ1で決定機を連発し、10月には自身初のJ1月間MVPに選出された。

 同月に行われたリーグ戦は2試合。第28節ジュビロ磐田戦では快速を飛ばして先制点となるオウンゴールを誘うと、終盤にはボックス右でフィードを受け、迫るDFを一瞬だけ外して直線の球筋で逆サイドのネットを揺さぶった。

 第29節湘南ベルマーレ戦でもペナルティエリア右でパスを受けると、DFの目前でボールを少しだけ左に動かし、巻いた強めのシュートでGKの右を抜いた。相手との間合いを制して決めたどちらのゴールも、「イメージを持ってプレー」していたことを感じさせるものだ。

–「相手のことをよく見られるように」

「今のマリノスのサッカーでは、ウイングがペナルティエリアでボールを受けることが多いです」と仲川は平日の練習後に語った。プレーも見た目もシャープな27歳は、まっすぐに物を見ている。そして時折、人懐こい笑顔を見せる。

 口数は多くなさそうだが、たぶんサッカーを話すことは嫌いじゃないだろう。

「そこで相手の重心やタイミングを見ながら、──実際に今は相手のことをよく見られるようになりました──瞬間的にコースを作ってシュートを打つようにしています。大学時代から得意なプレーでしたけど、今も日頃からその練習をしているので、それが少しずつ実ってきているのかな。

 相手からすれば、そこでシュートを打たれるのが嫌だろうし、一度止められても誰かが詰めてくれることがあります。ペナルティエリアには、色んな可能性が詰まっているので、それを楽しみながらやっています。何かを起こそう、いや、何かを起こさなきゃ、と思いながら」

–敵を抜ききらずに決める技術。

 いかなるときも冷静に標的を見据え、そこに一撃を貫く、ボックス右のスナイパー。“敵を抜ききらずに打って決める”シュートやクロスは、元ポルトガル代表のフィーゴや、現ベルギー代表のケビン・デブライネらにも通じる一流の技術だ。

 むろん、スピーディなドリブルで敵を抜き去り、そのままゴールまで陥れるスペクタクルなプレーも見せる。

 チームが今季初の4連勝を遂げた直近の第31節北海道コンサドーレ札幌戦では、2-1で迎えた前半途中に横浜のカウンターが始まり、センターサークルでマテウスが止められると、追っていた仲川がボールを拾う。

 瞬時にトップスピードに入った背番号23は、疾風のようなドリブルで相手全員を置き去りにし、GKまでかわして無人のゴールにシュートを沈めた。その19分前には、ボックス右からのダイレクトクロスでエリキの2点目をお膳立てしている。

–PKなしで13得点8アシストの好成績。

 これで今季リーグ戦では、30試合に出場して13得点8アシスト(データスタジアムより)。ゴール数は3位タイでアシスト数は2位タイながら、2つの合計では堂々の1位だ。しかも、得点ランキング10位以内でPKからのゴールがひとつもないのは、仲川だけだ。まぎれもなく、いま一番旬な攻撃者である。

 川崎市出身のフロンターレ育ちは、もとより特大のポテンシャルを宿していたが、専修大学4年時にひざに重傷を負って長期離脱を強いられたこともあり、開花までに時間を要した。昨季開幕時までJ1でゴールはなく、町田ゼルビアやアビスパ福岡に半年間ずつ武者修行に出た時期もあった。

 ところが昨年5月の磐田戦でPKからのこぼれ球を詰めて初得点を挙げると、「自信がついて焦りがなくなり」、シーズン合計9得点を記録。今季はすでにそれを大きく上回る数字を残しており、チームも個人もタイトルに手が届くところにいる。

–「やっぱり、選ばれたいですよ」

 残り3試合の現時点で、2位の横浜と首位のFC東京の勝ち点差は1。最終節はホームでの直接対決だ。つまり全試合に勝てば、自力で15年ぶりのリーグ優勝を決められる状況にある。

「今季はもう、優勝するしかないですよね」と仲川は決意を口にする。

「そのためにも、自分が結果を出し続けなければいけない。それができれば、日本代表への近道にもなると思いますし。やっぱり、(代表には)選ばれたいですよ。絶対に成長できるところだと思うので、そこで色んなことを学んでみたいです。

 もちろん、いつか海外にも挑戦したい。ヨーロッパの試合はけっこう観ます。(リオネル・)メッシのコース取りとか、(フランク・)リベリーの緩急なんかを参考にしたり。自分の知らない環境でどれだけやれるのか、いつか挑戦してみたいですね」

–監督のやり方を全員が理解して。

 淡々と語る仲川の表情や言葉からは、静かな自信が感じられる。その根拠には、数々の決定的な働きと勝利、そしてチームのプレースタイルがあるという。

 彼がローン先のアビスパ福岡から戻ってきた昨季開幕前に、アンジェ・ポステコグルー監督が就任し、「面白いサッカー」に取り組んできた。当初は「戸惑いや驚き」もあり、昨季は結果も安定しなかったが、今季は優勝争いをするまでになった。

「去年はスタイルがガラッと変わったので、新しい戦術を染み込ませる時間が必要でした。でも今は全員が監督のやり方を理解し、うまく表現できているので、それが結果に繋がっているんだと思います。

 自分はフルでシーズンを戦った経験がないので、今はとにかくコンディションの維持──ちょっと怪我をしちゃっているし──が大事だと感じています。だから日々を大切にして、最後に良い景色を見たいですね」

–優勝に代表招集、可能性は十分。

 そう話す仲川の澄んだ目は、いくつかの目標を捉えている。リーグ優勝、代表招集、そして欧州挑戦。どれも簡単ではないが、可能性はある。

 向上心を持ち続け、腐らずに困難を乗り越え、先進的な手法を持つ指揮官と出会い、やや遅まきながら特別な才能が花開いたのだ。それがどんな大輪になるかは、今はまだ誰にもわからない。

「(目標を達成するためには)自分が頑張るだけです」と仲川は冷静に言う。まるで、自分のここまでの歩みを確認するように。

 仲川輝人──彼の今の姿を観るだけでもワクワクするけれど、未来を想像するのもまた楽しい。

 
 

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