夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2019/08/20) #fmarinos


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2019/8/20(火)朝の電車に大人たちが戻ってきました)
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

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今日の練見(れんみ)

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Twitter / Instagram

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Webニュースログ

2019/08/20 マリノスのアタッキング・フットボールは死んでいない。3連敗を悲観すべきでない3つの理由 | フットボールチャンネル

前半戦で上位争いを演じていた横浜F・マリノスが、リーグ戦3連敗と苦しんでいる。この停滞は必然ともいうべきもの。夏に多くの選手が退団し、6人の新戦力が加わった。過去に例を見ないほどの急激な変化を経て、勝利を取り戻すことができるのだろうか。(取材・文:舩木渉)

–新戦力ずらり。リーグ戦は3連敗

 もしJリーグのシーズンが夏に始まるのであれば、あれだけ探り探りのサッカーになるのも理解できる。だが今はシーズンの半ば。成熟したチームから複数の主力が抜け、選手が大幅に入れ替わった時の戦い方の難しさを、強く感じさせられた。

 ただ、横浜F・マリノスは1年半かけて培ってきた「アタッキング・フットボール」を失ったわけではない。上位争いをする中でのリーグ戦3連敗は痛恨だが、まだ悲観すべき状況ではないとも感じる。

 17日に行われた明治安田生命J1リーグ第23節、マリノスはセレッソ大阪に1-2で敗れた。この夏は天野純や三好康児、飯倉大樹といった主力級の選手が移籍でチームを去り、リーグ戦で11得点を挙げていたエジガル・ジュニオが負傷で長期離脱。その中で6人の新戦力が加わり、シーズン途中とは思えないほどの変化があった。

 アンジェ・ポステコグルー監督は「我々のやることは変わらない」と念仏のように繰り返し、新加入選手たちにも自らの哲学を浸透させるべく心血を注いでいる。セレッソ戦では渡辺皓太、エリキ、マテウスと新戦力を一挙に3人スタメンに並べ、実戦デビューさせた。さらにGKはパク・イルギュの負傷によって杉本大地が抜てきされ、J1初出場を果たしている。

 選手の配置も独特だった。これまでは明確に1トップを置く布陣だったが、セレッソ戦ではマルコス・ジュニオールとエリキが横並びの形で2列目に入り、両ウィングの方が高い位置を取る「0トップ」に近い形に。

 マリノスにおいてシステムを表す数字の並びはほぼ意味をなさないが、あえて表記するとしたら「4-2-4-0」とでもいうべきか。変則的な選手起用によってエジガル不在の前線中央での起点作りを捨て、中盤で数的有利を作りながらボール支配率を高め、サイドからの崩しでゴールを目指す傾向をより強くする狙いがあったと思われる。

 試合後に「まずはハードワークすることが大前提で、守備では前からプレッシャーをかけること。ボールを持った時は力強く、前へ、前へというプレーを要求されていた」と語ったマテウスは、その言葉通り自慢の推進力を存分に見せつけ、積極的にシュートも放った。ゴールに結びつかなかったが、彼のように選手それぞれの個性が発揮される場面は少なくなかった。

 一方でチーム全体の完成度は低い。ただ、これは先述の通り新加入選手を多く起用した結果でもあり、受け入れるしかないだろう。個々の戦術理解度の高さと深さが要求される中、新たに加わった選手たちが短期間でそれらを習得するのは難しい。そして何より、戦術を体に染み込ませるには公式戦でプレーすることが最も重要なのだ。

–「変化」を悲観すべきでない理由

 今季序盤を思い出してみれば、負傷などの影響もあってプレシーズンでほとんどトレーニングできなかったティーラトンは、左サイドバックの独特なポジショニングやプレーのタイミングを掴むのにかなり苦労した。

 それでも高野遼が長期離脱を余儀なくされる中、ポステコグルー監督が辛抱強く出場機会を与え続けた末に、今ではチームに欠かせない戦力になっているし、戦術面においても不可欠な武器となっている。

 昨季からポステコグルー監督のアタッキング・フットボールに取り組んで、残留争いに巻き込まれながらも時間をかけてチームを作り上げてきた。ようやく勝てるようになってきたところで、今度は選手が大量に入れ替わった。

 やはり躍進するチームの選手が目をつけられるのはサッカー界における必然であり、活躍が認められてより良い条件のクラブへ移籍を決断するのも“個人事業主”の選手としては当たり前のこと。常に変化し続けることを避けられないサッカー界において、マリノスにはその「変化」がこの夏に来てしまったということだ。ならば乗り越えるしかない。

 リーグ戦3連敗は上位争いをするうえで大きな痛手に違いない。それを受け入れた上で、諦めることなく前に進めるか。悲観すべきでない理由は3つある。1つは監督の哲学がブレていないこと、2つ目は選手たちのモチベーションが落ちていないこと、3つ目は新戦力の存在だ。もし退団選手が出ていながら、代役を見つけられていなかったらそれこそチームは根幹から崩壊していただろう。

 セレッソのミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が試合後に「今日のマリノスは負けるのにふさわしい試合をしていない」と評した通り、ゴール前でのフィニッシュの局面を除いてはこれまでと変わらなかった。60%以上のボール支配率を記録し、700本近いパスを試み、シュートも20本放った。

 スペインの知将が「リーグの中でも、プレーの面で私が一番好きなチームの1つ」と述べたチームは、そのアイデンティティを失ったわけではなかった。セレッソにとって後半あれだけ押し込まれたのは「我々の狙いではなかった」と認めているし、日産スタジアムの劣悪なピッチ状況による影響にも直接的に言及していた。

 まだ優勝を諦めるには早い。戦術の鍵になる選手たちの退団や負傷離脱は大きく影響するだろうが、乗り越えていくしかないとマリノスの選手たちは頭を切り替えていた。

 険しい顔つきで取材エリアに現れたマルコス・ジュニオールは「優勝するためには全員が負けた悔しさをしっかり噛みしめること。単に試合が終わって、負けた、それで家に帰って、普通に練習をして次に向かうのではなく、負けたことをしっかり感じて、その悔しさを次に繋げなければいけないし、みんなが優勝者のメンタリティを持っていなければいけない」と力強く語った。

 相手からのマークが厳しくなる中でも試行錯誤しながら高いクオリティを発揮し続けるマリノスの背番号9は、チームの攻撃を引っ張るエースとしての自覚を強めている。

–「僕は『勝利のコレクター』」(エリキ)

 右サイドバックとして攻守に存在感を発揮する広瀬陸斗も「これだけ(新しい選手が)入ってきて、3連敗してチームも苦しいですけど、自分たちもサポーターも、チームに関わる人全員で士気を高めて、統一していくこと。このサッカーをしているとリスク管理とかを言われると思いますけど、自分たちはボス(ポステコグルー監督)を信じて、ボスに言われたサッカーを1年間通してやりたい」と固い決意を口にしていた。

 今は我慢の時かもしれないが、新戦力たちも実戦や練習を重ねる中でチーム戦術にフィットしていくだろう。名古屋グランパスから加入したマテウスは「チームとして、今の順位にいるのは偶然ではない。だからこそ自分はこのチームで何かを成し遂げられるという思いでここに来たので、これからしっかり合わせていって、勝利を掴んでいきたいと思う」と手応えを感じているようだった。

 天皇杯の横浜FC戦でマリノスデビューを飾り、実戦は2試合目となった渡辺も「(セレッソ戦は)個人に頼ってしまうこともあった。天皇杯の時の方が選手の距離感がよくて、ワンタッチのパスが多かったですし、そういう点ではちょっと違った」と成功体験を踏まえながら、「やっぱり自分とかが(選手と選手の)間で受けないと崩れないし、そういった仕事も増やさなきゃいけなかった」と課題も認識している。

 そして「オフシーズンに来たわけじゃないし、夏に来て、パッと入ってできなきゃダメ。こういう難しい状況の方が自分も成長するし、このタイミングで来て良かった」と成長への溢れる意欲をチームに還元していくつもりだ。

 後半にかけて尻上がりにプレーの質を上げていったエリキも「僕は負けず嫌いなので、チームメイトには自分のことを『勝利のコレクター』と言っている。チーム一丸となって、しっかり練習からやり直して名古屋に挑みたい。僕たちはいいチーム。必ず勝てると思うので、自分たちのサッカーを信じて、名古屋戦に向かいたい」と、新天地での挑戦に手応えを感じ始めている。

 まだJリーグのリズムに慣れておらず、南米の選手らしく攻守の切り替えやハードワークの面で課題は覗かせたものの、新たな背番号17のプレーからは攻撃における技術やクオリティの高さが見てとれた。

 マリノスは変わらないが、変わっていく。おかしなことかもしれないが、1年半かけて培ってきたアタッキング・フットボールは確実にチームの中に息づいていると感じる。渡辺が語った通り、天皇杯ではしっかりとこれまでの取り組みを表現できていた。相手の守り方の変化に適応してサイドチェンジのロングパスを増やすようなプラスアルファに、あえて取り組んでいることを扇原貴宏も天皇杯の横浜FC戦で証言していた。

 今は不変の哲学を貫き通す中で、変化を受け入れて前に進まなければならない。もしここで諦めてしまえば、シーズン開幕前に掲げた「タイトル獲得」という目標は、ただの夢のまま終わってしまうだろう。

2019/08/20 三ツ沢に響かなかったブーイング 中村俊輔とファンが歩む、それぞれの道(杉山孝) – 個人 – Yahoo!ニュース

–満員の熱気に包まれた横浜ダービー
 今年で開催99回を数える天皇杯の3回戦で、横浜F・マリノスと横浜FCによる「横浜ダービー」が実現した。その試合で最初のイエローカードを受けたのは横浜FCの新戦力、中村俊輔だった。

 横浜FMに2点リードされていた54分、松原健に対して繰り出したスライディングタックルがラフプレーと判断された。「気合いが入っていた」などとは、本人が決して認めないだろうが、やはり普段とは違う空気がまとわりついている横浜ダービーだった。

 まさに“奇しくも”実現したカードだった。カテゴリーが違うが本拠地を同じくするチーム同士が激突する。しかも、昨年の3回戦の再現である。

 昨年も1万435人が集まったが、この日のニッパツ三ツ沢球技場は満員の観客で埋め尽くされた。同じ日に開催された全16試合のうち、1万人超えは三ツ沢を含む3試合のみ。10会場で5000人に満たなかったことを考えると、やはり「格別」だった。今季もリーグ1試合平均3万人近くを集める横浜FMのもう一つのホームである日産スタジアムと比べて収容人数に大きな制限はあるが、その分だけ熱気は凝縮されていた。

 開門を待つキックオフ2時間半前の時点で、ニッパツ三ツ沢球技場の周辺には人があふれていた。入口に向けて折り返す長い列のみならず、テニスコートの脇や陸上競技場にも、順番持ちの列がのたうつ。チケット完売との情報とその風景に、想起されたのは、やはり横浜FMのかつての背番号10、中村の存在だった。

 動きが活発なこの夏の市場でも、スパイスの一つとなる移籍だった。中村にとって初の2部リーグでのプレーとなる、横浜FCへの加入。手放したジュビロ磐田のファン以上に、2年半前にクラブを去る姿を見送ることになった横浜FMのファンにとって、心を騒がせる移籍だったと想像した。横浜には帰ってきたものの、袖を通したのは別のクラブのユニフォームだったのだから。

–隠しきれない意識を隠して

 ダービーとはいえ異常なほどだったが、スタンドの半分以上を占めた横浜FMのファンの心理を邪推すれば、その熱も理解できた。そして、身構えた。

 磐田の一員となって初となる対戦で、日産スタジアムは特大のブーイングで中村を迎えた。選手紹介の場面など、試合前から前年までのエースへの意識をむき出しにしていた。

 昨年と今年の横浜への遠征ではメンバーから外れていたので、中村にとっては2年ぶりの古巣との対戦となる。完売でチケットを入手できないファンがいたほど、熱が圧縮された三ツ沢。その圧力が、中村にぶつけられることになる。

 そんな予想は、あっさりと覆された。

 試合開始まで15分を切り、両チームの先発メンバーの名前が読み上げられる。まずは、横浜FCから。GKから始まり、7番目の中村に達しようとした瞬間、聞こえてきたのはブーイングではなかった。ボリュームをさらにアップして、横浜FMのゴール裏はクラブの名を歌い上げた。

 別に特別視するわけじゃない。勝利への道を突き進むだけ。そんな宣言に聞こえた。

 我が道を行くのみ。それは、中村も同様だった。

 慣れた攻撃的なポジションではなく、入ったのは中盤の底。しかもボールを動かし続ける横浜FMを相手に、守備の時間が長くなる。新天地での初先発試合は、不慣れな90分間となった。

「チームはできあがっているから。急に来て自分に合わせさせられるのは、ストライカーだけ。自分の色に染めるのではなく、自分がこのチームに染まるくらいどうしたらいいか」。豊富過ぎる経験を持つ41歳のプロフェッショナルは、そう話した。

 ただし、「もっとボールに触りたいし、ボランチというポジションの考え方を変えなきゃいけないけど、自分しかないものをつくりたい」。確立された自己があることは、誰もが認めている。

 数は少ないが、ボールを持てば違いを見せた。日本列島に接近した台風による強風が、パスの軌道を大きく揺さぶる。だが、1度その影響を体でつかむと、左サイドバックへのロングパスを2本、ピタリと通した。しかもボールの回転は、受け手に最適なものだった。姿勢良いドリブルでは、絶対的な支配地である自分の間合いに絶妙なボールの置き方をして、優雅にスラロームを描いて相手選手2人の間を抜けていった。

 最大の見せ場の一つであるFKの威力は、敵に回した横浜FMのファンがよく知っている。だから数度あった直接ゴールを狙えるFKでは、一部のファンがブーイングをしかけたが、それをはるかに上回る声量のチャントが覆い隠した。

 そんな横浜FMのスタンドが、1度だけ中村にブーイングを送った。それが警告を受けた冒頭のファウルの場面。ただ、それだけだった。

 もしかしたら本人にとっては肩透かしだったかもしれないが、不自然すぎる中村への「非特別視」は、かつてのアイドルへの思いをかえって雄弁に物語っていた。実は、中村の好プレーに、横浜FM側のスタンドから小さな拍手が起きることもあった。

 かつてJリーグでは、チーム以上に選手に対してファンがつく、と言われていた。昔の横浜FMにも、そう感じられる時期はあった。

 この夏に入っても選手や監督など、チームの中の一人の存在が非常に大きくクローズアップされる事例が出ているが、クラブを一人で背負えるわけもなく、そんな酷なことをさせるべきでもない。ただ、クラブに携わった実績にふさわしい敬意を払えばいい。

 中村は自身が目指すプロサッカー選手であり続けるため、ここまでのキャリアを選び取ってきた。横浜FMを応援する人たちも、自分たちの先にある幸せな未来を強く信じている。

 それぞれが信じる道のりが、いつかどこかで再び重なることがないなどとは、誰にも断言できない。

杉山孝 | フリーランス・ライター/編集者/翻訳家

 
 

 
 

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