【試合結果まとめ(1○0)】2017/8/13(日)19:00 J1リーグ 第22節 横浜F・マリノスvs.サガン鳥栖@ニッパツ三ッ沢球技場


アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2017 明治安田J1 第22節 vs サガン鳥栖 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト

(´-`).o0(今節の警告:山中選手(累積1枚目)/出場停止リーチ(累積3枚):中町選手)

監督コメント

エリク モンバエルツ 監督
「非常に難しいゲームでした。
非常にインテンシーが高く、連戦の3戦目でしたのでフィジカル的にも厳しい、難しいゲームでした。
そして、こういう中でも勝利をつかむために、試されたのはメンタルの強さです。それに加えて組織的な守備の強さが、勝利に結びついたと思います。
もちろん、我々がポゼッションしてゲームをコントロールするという展開を望んでいたのですが、そうするには難しいゲームでした。
ただ常に私が言い続けているのが、守備と攻撃の両方のバランスをつかってパフォーマンスと結果を出していくというところです。今日は、我々の守備の方が、よりいい形で出せたということだと思います。
そして、我々には決定的なチャンスも何度かありました。そこで決めていれば、2点目、3点目を取っていれば、もっとゲーム展開は楽になっていたでしょう。
まあ、これも良い方に考え、まだ我々には伸びしろがあると考えたいと思います」

質問:先ほど今日はメンタル的に厳しかったと言いましたが、前節の札幌戦は前の試合から先発を4人代えましたが、今日は前節と同じスタメンでした。これはフィジカル的でない部分を優先したメンバー構成だったのでしょうか?
「フィジカル面というのが、どういう状態かというのは、試合が終わってから言えることです。
なので、次に選手を選ぶうえで重要になってくるのはメンタルの強さです。メンタルの強さ、メンタル的なフレッシュさを持っていることで、たとえ疲労があっても最後まで力を出し切るということができます。
もちろん戦術的なところ、攻撃と守備の両方において、より戦術的にチームとして力が出せる、この点を考慮したうえでメンバーを決めました。
そして今後、チームを次の段階に成長させるためには、メンタルの強さという土台が必要になります」

質問:3試合無失点が続いています。守備の良さは、たとえば球際の厳しさ、スペースを与えていない、前からボールを追いかけているなど、どのあたりが一番いいのでしょうか?
「いま挙げていただいた全てが、関連していると思います。まずもちろん、しっかりスペースを狭めるということ。そして我々の守備はゾーンを基本にしていますが、ゾーンによる組織的な守備。そして球際、デュエルのところも選手たちが非常に厳しくやれています。今日の両サイドバックもデュエルで強さを出していました。そして3ラインが統制を持って守備ができています。
このように組織的に守備をするということが絶対に必要なことです。
そして学やマルティノスや扇原や喜田や中町など自分たちの二列目の選手たちが、非常に運動量豊富でお互いにカバーし合っている。これもチームとしての守備を機能させている要因です。
そして一列目、今日であればヴィエイラと純もですが、しっかりとファーストディフェンダーとして走って、守備を助けています。さらに両センターバックが空中での競り合い、ヘディングでの強さを示しています。加えてGKも、それ以外のところをうまく守ってくれています」

質問:鹿島が負けて、首位との勝点差が3になりました。そのあたりの手ごたえはいかがでしょうか?
「まず、まだ勝点3差があります。つまり、これからも続けていかなければならないということです」

質問:山中選手のゴールに絡む動きが増えてきたと思いますが、その点は、どう評価していますか?
「山中の現在のプレーは、特別なプレーではないのですが、ハイレベルを続けてくれていると思います。まず守備が素晴らしい。そして前へのオーバーラップも素晴らしいです。オーバーラップをしてクロスも送れますし、フィニッシュにも絡める。ですので、山中だけでなく松原も、今日は出ていませんが金井も、攻撃を活性化してくれています。
ただ、やはり今の両サイドバックに求めていくのは、良い守備をすることとオーバーラップを何回も繰り返して攻撃のところでチームにプラスになってくれることです。またケガをしていた下平も、今コンディションがどんどん上がってきていますので、いい形でチームに加わってくれています。今、F・マリノスには4人のレベルの高いサイドバックがいます」

選手コメント

ミロシュ デゲネク
「鳥栖の選手は大きくて強いので、難しい試合でしたけど、今日のような試合に勝利することはとても重要なので、勝てたことは嬉しいです。
連戦でしたが、次の試合に向けて常に準備することは怠っていません。コンディションも全然問題ありません。シーズンはまだ長いので、優勝という話はまだまだ早い。引き続き、目の前の試合に向けてしっかり準備していくだけです」

扇原 貴宏
「3連勝できたのは大きいです。上との勝点が縮められたので、この連戦を3連勝で終えられたのは大きかったと思います。
今日は相手がメンバーを変えてきてからは、勢いもついて苦しい時間帯が続きましたけど、みんなでしっかり守ってカウンターというか、そういう形がつくれていた。2点目が取れればベストでしたけど、我慢強く戦えていたかなと思いますけど。
(3連勝の要因は?)全員がしっかり守備の意識をもってますし、後ろも最後のところで大樹さん、佑二さん、ミロシュがすごく体を張って守ってくれている。全員の守備の意識や最後で体を張れているところが要因かなと思います」

齋藤 学
「守備の時間が長かったけど、今日も楽しくサッカーができました。勝ちたかったし、勝てて良かった。
チームとしての守備をしつつ、そこからカウンターで点が取れれば良かったですけど。それは僕を含めて、攻撃の選手たちの反省点です。
それでも鳥栖には高い選手が多いなか、しっかり守れたし、ピンチはあまりなかった。
勝つことでいろんな課題もクリアできる。チームの競争力にもつながる。これからチームの総合力が試されると思います」

Jリーグ.jp

横浜FMvs鳥栖の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2017年8月13日):Jリーグ.jp
 ├ 入場者数 12,764人
 └ フォトギャラリー

選手コメント

[ 山中 亮輔 ]
カウンターで前が空いていて、(齋藤)学くんが後ろを回ってくれたのは分かっていた。そこにマークが引き付けられたので、自分は振り抜くだけだった。正直、あまり感触は良くなかったけどファーサイドに打てば何か起きると思った。ウーゴ(ヴィエイラ)に感謝したい。僕のポジションは競争が激しいし、危機感を持ってやっている。それが良いプレーにつながっているし、気を抜かずにやれている。攻撃の部分は自信を持っていて、守備では(中澤)佑二さんのコーチングや指示で助けてもらっている。相手はサイズがあるので大変だったけど、最後のところでシュートブロックできた。(飯倉)大樹くんがファインセーブで止めてくれているので充実感はないけど、最後のところで守れているのはマリノスの伝統を少しずつ吸収できているということかなと思う。

[ 扇原 貴宏 ]
連戦を3連勝できたのは大きい。上位との勝点差を詰められたことも大きい。相手がメンバーを代えてから勢いを持ってきたけど、カウンターの形はできていたので2点目を取れればもっとラクに進められたと思う。全員が守備意識を持ってプレーできているし、最後のところは佑二さん、大樹くん、ミロシュ(デゲネク)がしっかり体を張ってくれている。ピンチはあったけど押し込まれてもそれほど怖さはなかった。

[ 齋藤 学 ]
ピンチはそれほどなかったと思う。良い形で先制できたのでカウンターで追加点を取れれば良かった。最後は自分やマル(マルティノス)や(富樫)敬真がもう1点取れればゲームはラクになる。チームとして全部が全部うまくいっているわけではないけど、勝っていくことで一つずつ問題を解決したい。今日出ていない中にも良い選手はいるし、チームとして強くなっていきたい。

 
 

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2017 明治安田生命J1リーグ 第21節 vs.サガン鳥栖 ハイライト動画 – YouTube
 
 

【公式】ゴール動画:ウーゴ ヴィエイラ(横浜FM)9分 横浜F・マリノスvsサガン鳥栖 明治安田生命J1リーグ 第22節 2017/8/13 – YouTube
 
 

【公式】試合後インタビュー動画:山中 亮輔(横浜FM)横浜F・マリノスvsサガン鳥栖 明治安田生命J1リーグ 第22節 2017/8/13 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 鳥栖に勝利 3連勝で公式戦の負けなし記録も12に伸ばす― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 J1の第22節が13日、各地で行われ、横浜は鳥栖を1―0で下した。5月7日のアウェーゲームは0―1で敗れたが、クラブカラーのトリコロールで染まったホームでリベンジを果たした。

 前半9分、DF山中が約50メートルのドリブル突破から左足でシュートを放つと、鳥栖のGK権田が弾いたボールにFWウーゴ・ヴィエイラが反応。右足で押し込み、先制に成功した。この1点を最後まで守り切った。今季7点目のウーゴ・ヴィエイラは「ヤマ(山中)がクロスを上げてくるかと思ったが、シュートだった。でも、絶対にボールがこぼれてくると思っていた」と得点シーンを振り返った。

 チームはリーグ3連勝で、公式戦の負けなし記録も12に伸ばした。

横浜も来た!12戦無敗3差 ウーゴV弾、24歳山中お膳立て― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 金髪がまぶしい24歳が先制点をお膳立てした。横浜は前半9分、DF山中が約50メートルをドリブル突破し、左足でシュート。鳥栖のGK権田がはじくと、FWウーゴ・ヴィエイラが右足で押し込んだ。「自分で決められたらもっと良かったけど、決めてくれたウーゴに感謝」と頬を緩めた。

 柏から新加入した開幕当初は控えに甘んじたが、6月25日の神戸戦で初アシスト、翌週の大宮戦で初ゴールを挙げるなど持ち前の攻撃力を示し、これでリーグ8戦連続フル出場。「守備は苦手」と言うが、試合中も中沢のコーチングから勉強中だ。チームの3戦連続完封勝利に貢献し、首位鹿島と勝ち点3差、2位C大阪とは同1差に迫った。「守備から粘り強くできている」と山中。得意の堅守速攻で上位2チームの牙城を崩しにかかる。

 ≪鹿島と名古屋抜きリーグ最多≫横浜が12試合連続負けなし。横浜の12試合以上の連続不敗は01〜02年、04年、12年に次いで今回が4回目。鹿島と名古屋の3回を上回りリーグ最多だ。過去3回の12試合不敗時の失点は8、9、7点で、今回の6失点は最少。今季リーグ最少失点の横浜が堅守で上位に食い込んでいる。

ニッカンスポーツ

横浜ヴィエイラ弾で3連勝、3位死守/横-鳥22節 – J1 : 日刊スポーツ

 横浜F・マリノスが1-0でサガン鳥栖を破り、3連勝を飾った。

 前半9分、DF山中亮輔(24)が自陣から約50メートル、左サイドをドリブルで駆け上がり、そのまま左足でミドルシュートを放った。サガン鳥栖GK権田修一がこれをはじくと、詰めていたFWウーゴ・ヴィエイラ(29)が滑り込みながら押し込んで先制した。その後は押し込まれる時間が続いたが、3戦連続完封で12試合連続負けなしとした。

 横浜F・マリノスは13勝4分け5敗で3位を守り、勝ち点は首位鹿島に3差、2位C大阪には1差と詰め寄った。サガン鳥栖は8勝7分け7敗となった。

横浜3戦連続完封も「上位とまだ戦っていない」中沢 – J1 : 日刊スポーツ

 J1最少失点の横浜F・マリノスが、3戦連続完封勝利を飾った。前半9分、左サイドバックのDF山中亮輔(24)が、ドリブルからミドルシュートを放つと、こぼれ球をFWウーゴ・ヴィエイラが押し込み先制。その後はサガン鳥栖FWビクトル・イバルボに、両チーム最多タイのシュート5本を打たれるなどピンチが続いた。後半22分には、鳥栖はFW豊田陽平を投入してたたみかけてきたが、最後まで1点を守りきった。

 エリク・モンバエルツ監督は「組織的な守備の強さが勝利につながった。両サイドバックは球際に強さを見せてくれたし、両センターバックは空中戦でのヘディングに強さを見せてくれ、GKは好セーブでチームを救ってくれた。それだけではなく、FWも最前線から詰めてくれたし、うちの2列目の選手の運動量はすばらしく、チームとしての守備を機能させてくれた」と、全員の守備を手放しでほめた。今季、柏レイソルから加入し、この日も含めて攻撃面で得点に絡むケースが増えた山中も「相手に決定機が多くあっても守ることができるのがマリノス。そういうところを吸収したいと思っている」と、伝統の守備への意識の高さから、ゴールに絡み続けていることよりも、無失点を誇りに感じている様子だった。

 この日、至近距離からのシュートを止めるなど、好判断が目立ったGK飯倉大樹(31)は、それでも「個人としては課題も多い。同じような形で(7月29日の)清水戦では失点したこともあったし、チームとしてもどうやって対応すべきか決めないといけないケースもある」と、3戦連続完封勝利にも満足してはいない。DF中沢佑二(39)も「上位とまだ戦っていないので、その時にどうなるかが大事。優勝争いをするには何よりも勝ち点3が求められる。レベルの高い相手と戦った時に真価が問われる」と、上位チームとの直接対決が残る今後に向けて、気を引き締めていた。

サンケイスポーツ

横浜M、完封勝利で12試合負けなし…鳥栖は4試合ぶりの黒星 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田生命J1リーグ第22節が13日に行われ、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノスとサガン鳥栖が対戦。試合は、1-0で横浜FMが勝利を収めた。

 11試合負けなしの横浜FMと3試合負けなしの鳥栖。横浜FMの好調さが目立つが、第10節の対戦では1-0で鳥栖が勝利を収めている。横浜FMがリベンジを果たすのか、それとも、鳥栖が再び立ち塞がるのか。

 9分、横浜FMが先制点を挙げる。DF山中亮輔がドリブル突破からグラウンダーのシュート。鳥栖GK権田修一に弾かれるも、こぼれ球にFWウーゴ・ヴィエイラが反応し、ゴールへ流し込んだ。44分、45分には鳥栖FWビクトル・イバルボがチャンスを作るも決めきれず。ホームの横浜FMの1点リードで前半を終えた。

 追いつきたい鳥栖は、67分にFW豊田陽平、68分にFW池田圭、84分にはMF水野晃樹を投入。セットプレーやサイドからのクロスボールでチャンスを作り続けるが、横浜FMの守備を破れない。後半アディショナルタイム4分が過ぎ、試合終了。ウーゴ・ヴィエイラのゴールを守り切った横浜FMが1-0で鳥栖を下した。横浜FMは3連勝で、12試合負けなし。鳥栖は4試合ぶりの黒星を喫した。(Goal.com)

スポーツ報知

【横浜M】12戦負けなしで首位と勝ち点3差!中沢「優勝争いは内容より勝ち点3」 : スポーツ報知

横浜Mが鳥栖を1―0で下した。順位は3位のままだが、首位・鹿島に勝ち点3差に迫った。

 3試合連続無失点で3連勝。12試合負けなしとし、首位も射程圏内に捉えた。前半9分にFWウーゴ・ヴィエイラが先制点。守備陣はシュート11本を打たれたが球際で奮闘し、今季9試合目の無失点試合を演じた。

 次節は3連敗中の神戸が相手(20日・ノエスタ)。主将のMF斎藤学は「今日試合に出ていない選手にもいい選手はたくさんいる。これからはチームの総合力が試される。チームとして戦って行くことが大事」と先を見据えた。DF中沢佑二は「優勝を争っていく上では内容よりも勝ち点3が大事。これからレベルが高いチームとの対戦が続く。マリノスの真価が問われる試合が続いていく。仕掛ける部分のアイデアを増やさないと。そうしないと強いチームから勝ち点は取れない」と気を引き締めた。

【横浜M】躍進支える守備陣、22戦17失点9完封!山中「伝統を吸収できている」 : スポーツ報知

 横浜Mが鳥栖を1―0で下した。順位は3位のままだが、首位・鹿島に勝ち点3差に迫った。

 マリノスはこれで今季2度目の3試合連続無失点を達成した。22試合を消化し、17失点はJ1最少(次点は磐田の20)で無失点試合は9試合。複数失点はわずか4試合でいずれも2失点と、守備陣の踏ん張りが躍進を支えている。

 左サイドバックで先発し、FWウーゴ・ヴィエイラの先制点をお膳立てしたDF山中亮輔は「最後まで守りきるというマリノスの伝統を吸収できている」と語り「自分は攻撃に自信がある選手だけど、コーチングで佑二さん(DF中沢)に助けてもらいながら、最後の最後でやらせないという基本的なことはできていると思う」と自信に満ちた表情で語った。

 鳥栖のFWイバルボ、豊田らとの空中戦を制圧したDF中沢佑二は「守備の意識が高い人がボランチをやっているとやりやすいですよね」とダブルボランチで先発したMF扇原貴宏、MF喜田拓也を評価。豪代表DFミロシュ・デゲネクは「FWからGKまで全ての選手が高い守備意識を持てていることで、うまくいっている部分が大きい。もちろん飯倉選手のセーブもあります」と仲間の奮闘をたたえた。

サッカーキング

横浜FM、リーグ戦無敗記録を12に伸ばす…ウーゴ・ヴィエイラが決勝点 | サッカーキング

 2017明治安田生命J1リーグ第22節が13日に行われ、横浜F・マリノスとサガン鳥栖が対戦した。

 11試合負けなしで3位に浮上した横浜FMは、前節からスタメンの変更はなし。ウーゴ・ヴィエイラが1トップに入る4-2-3-1の布陣で臨む。対する鳥栖は最終ラインの青木剛が2試合ぶりのスタメン。前線は趙東建、田川亨介、ビクトル・イバルボの3人が並ぶ。

 立ち上がり9分、左サイドでボールを持った山中亮輔がドリブルで持ち込みシュートを放つ。GK権田修一が弾くも、こぼれ球をウーゴ・ヴィエイラが押し込んで、横浜FMが先制した。前半は横浜FMの1点リードで折り返す。

 後半終了間際には途中出場の富樫敬真に決定機が訪れるが、GK権田の好守に阻まれた。

 試合は1-0で終了。横浜FMがリーグ戦無敗記録を「12」に伸ばした。

 次節、横浜FMはアウェイでヴィッセル神戸と、鳥栖はホームで大宮アルディージャと対戦する。

決勝点演出も光ったのは「得意じゃない」守備…山中亮輔が手にした“横浜らしさ” | サッカーキング

 歓喜の輪に少しだけ遅れて参加した。開始9分、横浜F・マリノスは山中亮輔が齋藤学との自陣でのワンツーから抜け出し、左サイドを駆け上がる。後ろから齋藤が追走してきたが、自らシュートを選択。左足を振り抜くと、「ファーに打てば何かあるだろうなと思った」という山中の思惑どおり、相手GKが弾いたところを、ウーゴ・ヴィエイラが右足で押し込んだ。

「学くんが呼んでいたし、後ろから付いてきたのも分かっていたけど、それで相手のセンターバックがちょっと動いて、シュートコースが空いたので、あとは振り抜くだけだった」

 6月18日の第15節FC東京戦でリーグ戦初先発を飾ってから、8戦連続で先発出場中。前に齋藤がいる時、マルティノスがいる時でプレースタイルを変えるなど、素早くチームにフィットし、いまや横浜FMの左サイドに欠かせない存在になった。それでも、「(試合に)出たら何かしないとすぐに代えられてしまう」と危機感を口にする。「そういう危機感を常に持ってやっていることが、いい方向に向いている。気を抜かずにやれている要因かな」。

 山中と言えば、高い攻撃力に目がいきがちだ。本人も「攻撃は自信があるところ」と誇る。しかし、この日の山中は守備でも光った。32分にセットプレーからのカウンターをシュートブロックで防ぐと、74分には右サイドから入ったクロスに対し、一度はニアに詰めたが、ビクトル・イバルボにボールが渡ると全身でシュートをブロックした。

 さらに可変システムを採用するサガン鳥栖は、スタート時には3トップの真ん中に位置したイバルボが、2トップを経由して終盤には3トップの右に移動した。疲れが出始めた終盤に、188センチの巨体とがっつり対峙することになり、「あれだけサイズがあるとボールが見えないし、やりづらかった」と吐露。それでも、「アジリティーの部分では自分が勝てると思っていたし、半歩前に出られればと思った」と必死に対応した。

 結果、2度のピンチに体を投げ出し、チームを救った。「ボールが入っても無理に飛び込まず、最後の最後にやらせないとか基本的なことはできていたかなと思う。粘り強くできているし、(中澤)佑二さんに声を掛けてもらいながら、日々成長できている。F・マリノスらしさは身に付いてきているかなと思う」。そんな山中に、指揮官も「まず守備が素晴らしい」と称えた。

 持ち味であるオーバーラップからのクロスに、横浜FM伝統の強固な守備力を身に付けつつある山中。「必死にやっていることが、まずは第一。得意なことじゃないので、チームの足を引っ張らないように、少しずつ進歩しているんじゃないかな」と謙虚に胸を張った。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜 1-0 鳥栖|攻守両面で存在感を放った横浜の左SB。2CBも堅牢な守備を構築 | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

横浜 6.5
珍しく前半に先制する上々の入り。ただ、時間の経過とともにポゼッションで上回られ、押しこまれる苦しい内容だった。それでも今のチームには守り切る粘り強さがある。自慢の堅守で3試合連続完封勝利となった。

鳥栖 5.5
先制を許す展開も、中盤3人のオーガナイズはまずまず。左右にボールを動かしながら、サイドから仕掛けた。イニシアチブを握る時間は長かったが、フィニッシュワークの精度を欠いて、ノーゴールに終わる。
 
 
GK
21 飯倉大樹 6
15分の田川の決定的なシュートをビッグセーブ! しかしキック、キャッチングともに不安定さが否めなかった。

DF
27 松原 健 6
状況をしっかりと把握し、攻守のバランスを崩さず。72分には左から流れてきたボールをシュートしたが、GKにキャッチされた。

22 中澤佑二 6.5
イバルボ、田川らの勢いに押され気味になる時もあったが、要所は締めてクリーンシートを達成。終盤の敵のパワープレーにも屈しなかった。

34 ミロシュ・デゲネク 6.5
不用意にスペースを空けず、相手の攻撃を確実に撥ね返す。中澤とのコンビで堅牢な壁をゴール前に築いた。

MAN OF THE MATCH
24 山中亮輔 6.5
思い切りの良いシュートがH・ヴィエイラの先制点につながる。天野や齋藤、扇原と息の合った連係を見せ、後半は同サイドでプレーするイバルボをシャットアウト。攻守両面で存在感を放った。

MF
5 喜田拓也 6
前節に続き、スタメン出場。中盤で厳しく相手を潰しにかかる一方、スペースへの飛び出しで攻撃に厚みをもたらす。

6 扇原貴宏 6.5
自陣エリア内の守備で遅れを取るシーンもあったが、中盤の深い位置でのパス捌きは安定しており、随所で味方を助けた。

20 マルティノス 5.5
クロスは精度を欠き、プレーがやや雑になる場面も。不必要なファウルもあり、カウンターのキレも悪かった。

14 天野 純 6
素早い攻守の切り替えで敵の背後を突く動き出しは悪くなかった。18分の好位置からのFKは惜しくも決められなかった。

10 齋藤 学 6
左サイドで起点。藤田と見応えあるマッチアップを繰り広げながら、緩急をつけたドリブルを披露。81分の左足シュートは決めるべきだった。

FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 6.5(81分OUT)
山中のシュートを相手GKがこぼしたところを押し込み、先制点をゲット。66分にも決定的な一撃も、これは決め切れず。

交代出場
FW
17 富樫敬真 -(81分IN)
高い位置から精力的にプレー。ロスタイムに決定的なシュートチャンスがあったが、権田の好守に阻まれた。

監督
エリク・モンバエルツ 6
手堅いサッカーで3試合連続完封。もっとも、劣勢の時間帯を盛り返す策には物足りなさがあったか。

【横浜】3戦連続完封で12戦無敗! 中澤佑二が語る“勝点9”の重み | サッカーダイジェストWeb

 鳥栖を相手に、盤石の強さで勝利を収めた。

 9分にウーゴ・ヴィエイラのゴールで幸先良くリードを奪う。その後は、時間の経過とともに劣勢の時間帯が長くなったが、伝統の堅守で守り抜いた。

 これで3試合連続完封勝利を達成。首位・鹿島に勝点3差まで縮めた。

 試合を終えて、DFリーダーの中澤佑二は次のように振り返る。

「3連勝できたのは、優勝を争っていくうえで大切なことだし、これで“勝点9”を取れたのは非常に大きい。これからレベルが高い相手になっていくので、F・マリノスの真価が問われる。強いチームとやった時でも、こういった試合運びができれば」

 一方、キャプテンの齋藤学も、確かな手応えを感じているようだ。

「ピンチっぽいのはそんなになかった。ただ、最後にもう1点取れるようになってくると、もう少し強くなってくると思う。いろんな問題を抱えているけど、勝っていくことでひとつずつクリアしていければ、チームの競争だったり、強さにつながってくる」

 アウェーでの前回対戦では負けている鳥栖に、きっちりと借りを返した。チームはそこからの12試合を9勝3分の「12戦無敗」で走り抜けている。着実に勝点を積み上げるトリコロールの快進撃はどこまで続くのか――。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【横浜】決勝点をお膳立て&イバルボを封殺! レフティ山中亮輔の充実ぶり | サッカーダイジェストWeb

 横浜に勝点3をもたらすウーゴ・ヴィエイラの決勝点は、山中亮輔のドリブルシュートから生まれた。

 自陣左サイドで齋藤学からの縦パスを収めると、そのまま一気に前に出る。相手DFはディレイしながらの対応で、奪いに来ない。ペナルティエリアの角に差し掛かったあたりで、自慢の左足を思い切り振り抜いた。

「カウンターで前(のスペース)が空いていた。(齋藤)学くんが後ろを回ってきていたのは分かっていたけど、それによって相手もちょっと動いて、シュートコースができた。あとは振り抜くだけだった」

 シュート自体の威力には満足していないが、「ファーに打てば何かあるだろうなと思った」。山中のシュートは相手GKの権田修一にセーブされたが、こぼれ球をH・ヴィエイラが押し込んでネットを揺らした。

 決定的な仕事に絡んだ一方で、本職の守備でも魅せた。後半は山中のサイドにポジションを取ってきたビクトル・イバルボとマッチアップする場面が増えたが、しっかりと抑えこんでみせる。

「相手はサイズがあって大変でしたけど、ボールを収められても無理に飛び込まなかったり、最後の最後はやらせないようにしたり。基本的なところはできていたはずで、シュートブロックできているのも、練習からしっかり取り組めていることが、良い方向に向いてきているからだと思う」

 74分にはイバルボに際どいシュートを打たれたが、これは山中が身体を張ってブロック。勝負を左右するファインプレーと言っても過言ではない。

 さらには、マイボールにした後、目の前のイバルボをドリブルでかわしてビルドアップするシーンもあった。守備で苦しめられた“サイズ”を逆手に取って見せる。

「あのサイズなら、アジリティの部分で絶対に自分は勝てる、と。半歩前に出れば、抜けると思った。その後のプレーが少し雑になったので、そこは反省点です」

 攻守両面でインパクトあるパフォーマンスを披露し、勝利に貢献した山中だが、慢心はない。「競争が激しいし、変なプレーをしたらすぐに代えられるという危機感がある」。ピッチに立てば常に全力を注ぐレフティが、好調のトリコロールを下支えしている。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【横浜】シンプル・イズ・ベスト。扇原貴宏が必要とされる理由 | サッカーダイジェストWeb

 今季の横浜の2ボランチは、天野純、喜田拓也、扇原貴宏、中町公祐の4人で争われているが、11節からの“12戦無敗(9勝3分)”で最もこのポジションで多くのプレータイムを記録しているのは、加入1年目の扇原である。

 開幕当初は3番手に位置付けられていたが、徐々に新天地の戦いにも慣れ始めると、今では不可欠なひとりとなった。

 以前、中澤佑二は次のように扇原のプレーを評価していた。

「前に出て守備をするよりは、横に幅広く動いて、パスコースを消したりする。いかにスペースを埋めたりとか、CBの前で“フタ”をするとか。サイドの裏に流れてカバーにも入る。けっこう大変なポジションだけど、一生懸命にこなしている」

 主に守備面について触れているが、1-0で勝利した今節の鳥栖戦の後に、背番号6のまた別の側面について中澤に訊いてみた。

――彼のボールのもらい方というか、その時のポジショニングはどうか?

「タカは真ん中で受けようとしてくれているし、相手がくっついてきたら下がらず、僕たちの近くには寄らないようにするとか、非常に細かくポジションを修正していた。そしてパスを受けたら、簡単にはたく。ボランチがボールを“こねる”と良いことはない。とにかくシンプルに、サイドにつけたり、くさびを打ったりしていたので、ゲームがスムーズに流れる時は、ボランチの球離れが良かったのかなと思う」(中澤)

 中澤が語るように、扇原は常にピッチ中央でパスを受ける準備をし、受けたらテンポ良く捌いていた。トラップする際に敵が近くにいれば、その逆を取るようにボールを置いて、確実に味方に預ける。パスを出した後も、リターンをもらえるようなポジショニングを欠かさない。サポートの意識は高く、間違いなく横浜の中盤を構成していた。

 それでも、記者の目にはミドルゾーンの攻防では劣勢を強いられていたように見え、その印象を扇原にぶつけると、一瞬だけ表情を険しくして、こう答えた。

「そんなに嫌な展開とは……別に自分は苦しくなかった。自分の周りにはスペースがあって、カウンターも効いていた。押し込まれて、何回かピンチはありましたけど、そこまで怖さはなかった」

 冷静沈着に振る舞う扇原をはじめ、チーム全体で、ウーゴ・ヴィエイラが奪った虎の子の1点を守り切り、横浜は完封勝利を収めた。これで3試合連続の無失点勝利を達成。伝統の堅守をベースに着実に勝点を積み重ね、上位陣に肉薄する現状について、扇原も確かな手応えを感じている。

「連戦を3連勝できたのは大きいし、これで上との勝点差も縮められた。全員が守備の意識をしっかり持っているし、最後のところで、(飯倉)大樹くん、佑二さん、ミロシュ(・デゲネク)らを中心に、身体を張って守ることができている。2点目を取れればベストだったけど、我慢強く戦えていた」

 快進撃を続けるチームにおいて、扇原もまた充実した時間を過ごしているはずだ。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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ウーゴ・ヴィエイラの1点守り抜いた!横浜FMが鳥栖に完封勝ちで3連勝、12試合負けなしに | ゲキサカ

 横浜F・マリノスはホームでサガン鳥栖と対戦し、1-0で完封勝ち。3連勝で12試合負けなし(9勝3分)とした。鳥栖は4試合ぶりの黒星を喫した。

 試合は開始早々に動く。横浜FMは前半9分、カウンターから左サイドを駆け上がったDF山中亮輔がPA左角あたりから左足一閃。GK権田修一が弾いたボールをFWウーゴ・ヴィエイラが右足で流し込み、横浜FMが先制に成功した。

 1点ビハインドの鳥栖は前半15分、左サイドからFW田川亨介がDF三丸拡とのワンツーで中央に切れ込み、右足を振り抜く。決定機だったが、GK飯倉大樹のセーブに遭い、同点に追いつくことはできなかった。

 後半も横浜FMが押し気味に試合を進め、21分にはPA左深くまで侵入したウーゴ・ヴィエイラが左足を振り抜くが外側のサイドネット。一方、流れを返したい鳥栖は22分にFW豊田陽平、23分にFW池田圭と攻撃的な選手を送り込んだ。

 これで相手ゴールに迫る機会を増やしていった鳥栖。後半25分、PA右からMF福田晃斗がグラウンダーの鋭いクロスを入れるが、わずかに味方に合わず。29分には、福田のパスを受けたFWビクトル・イバルボがPA右からシュートを放つが、相手DFにブロックされてしまう。

 鳥栖の攻撃を受けながらも横浜FMは、DF中澤佑二を中心とした守備陣が得点を許さず、時折みせるカウンターで脅威を与え続け、追加点こそなかったが1-0でタイムアップ。横浜FMが前半の1点を守り抜いた。

首位の背中見えた! 横浜FMが鳥栖撃破で12戦無敗、ただし唯一気になるのは…(16枚) | ゲキサカ

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横浜F・マリノス 2017マッチレポート | 8月13日 vs 鳥栖 | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~

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2017/08/12 【スタジアム観戦情報まとめ】2017/8/13(日)19:00 J1リーグ 第22節 横浜F・マリノスvs.サガン鳥栖@ニッパツ三ツ沢球技場
 
 

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