【試合結果まとめ(1○2)】2017/7/1(土)19:00 J1リーグ 第17節 大宮アルディージャvs.横浜F・マリノス@NACK5スタジアム大宮


アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2017 明治安田J1 第17節 vs 大宮アルディージャ 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

エリク モンバエルツ 監督
「今日、難しいゲームになるだろうと予想していました。実際、そうでしたね。
自分たちで組織をつくること、そして辛抱強くプレーすることが大事でした。
特に前半、大宮がプレッシャーをかけてくるだろうと予測していました。そのとおりだったのですけれども、その中で我々は慌てずに、相手のブロックを下げさせることが前半にできたと思います。
後半、大事なのは、まず相手にリードを許さないということでした。そして相手のプレッシャーが落ちてくるだろうというのも予測していて、そうなったら空いたスペースをうまく使っていこうと考えていました。そして後半の最初の半分で、自分たちがうまくゲームコントロールできて、得点に結びつけることができました。
自分たちがリードしてから大宮はどんどんプレッシャーをかけてきて、それで少し苦しめられましたが、ゲーム全体を通しては、うまくゲームコントロールできて勝利に結びつけられたと思います」

質問:この連勝中、勝ちパターンができているように思えます。堅守から先行して逃げ切るという流れについて、意識していますか?
「今言われたことは、前半、守備をしっかりしてということですが、もちろん守備もするのですが、それだけではありません。自分たちはボールを持てています。ただ前半は、やはり相手のプレッシャーが強いので、そのプレッシャーの中で、それをかわしていかなければならない。そして自陣から攻撃をして、プレッシャーがきつい中で相手のゴール前まで行くのは簡単ではありません。どうしても、後半よりもチャンスの数は、結果的に少なくなってしまいます。
ただ、前半に相手がプレスに来るということは、相手もリスクを負って来ているわけで、そのぶん体力的なエネルギーを使っていますので、その消耗したエネルギーにより後半の運動量が落ちることを自分たちが生かして、後半、よりチャンスが生まれてくるということです」

質問:この試合で新記録を達成した中澤選手という存在について?
「まず、この場を借りてボンバーの記録におめでとうと言いたいです。これが果たして日本だけの記録なのか世界の記録なのか、私は分かりませんけれども、世界的に見ても素晴らしい記録だというのは間違いありません。
もう一度、彼のことを称えたいと思います。何に対してかというと、彼のパフォーマンスが今でも向上しているということに、です。私が求めるプレースタイルに応えようと、今も向上してくれていて、特にビルドアップ、つなぐところですね、ここがどんどん良くなっています。
そして二つ目、チームにとってメンタル面で引っ張ってくれるリーダーです。トレーニングでも素晴らしい、皆の模範となる姿勢を見せてくれています。
私は日本に来て、彼のような素晴らしい選手に出会えたことを、本当に幸運だと思っています」

質問:今日で前半戦が終了しましたが。後半戦に向けて、さらにどういう点を高めていきたいと考えていますか?
「まずセットプレーです。ここの攻守のところを、もっと高めることが必要です。
あとは、サッカーには4つの局面がありますけど、その4局面のすべてにおいて、常に自分たちのプレースタイルのディテールの部分を詰めて向上させていきたいと思います。そして自分たちのプレースタイルを、どの試合でも、もっと発揮できて、さらに自信を持ってプレーできるようにしていきたいと思っています」

選手コメント

富樫 敬真
「(3点目を取れそうなシーンは)最初は自分で打とうと思ったんです。瞬時に学君が見えたので、学君へのパスを選択したのは良かったんですが、バランスを崩してしまいました。自分の甘い部分を感じました。学君には申し訳ない。
ちょっと前の自分だったら、学君のことは一切見えていなかったんですけど…。そういった意味では、勝手ですけど、プラスにとらえていいのかな(笑)。
監督には、守備を意識してやれと言われました。個人的にはハイボールのとき、時間をつくるというのを意識してやれました」

山中 亮輔
「(ゴールシーンについては?)そうですね、いい形でボールを奪えて、前が空いていた。クロスという選択肢もありましたけど、あそこは思い切り振り抜きました。すごく力が抜けていたので、よく当たってくれたなという感じです。
自分はシュートを、結構、得意としてくれているので、1本打ってもいいのかなという感じで打ちました。
チームのポジション争いが激しいので、すごく気を抜けないですし、僕は1試合1試合、必死にやるだけです。がむしゃらにやりたい。ポジションを守っていけるように、しっかりしがみついてきたいと思います」

飯倉 大樹
「前半は、お互いガマンの展開だった。後半、ショートカウンターから先制して、2点目を取るまでは時間がかかったけど、ボールは支配できていた。ヤマには“おめでとう!”と言いたいです。
失点したのはセットプレー。いいボールで、いいヘディングだったけど、もったいない。問題にしなければいけないのがセットプレーに至るまでのプレー。その部分も含めて、試合全体をコントロールできるようにならないといけない。勝って反省するのは、大事なこと。すべては次のため。これを教訓にして、次こそいいゲームをして勝っていきたい」

Jリーグ.jp

大宮vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2017年7月1日):Jリーグ.jp
 ├ 入場者数 11,448人
 └ フォトギャラリー

選手コメント

[ 山中 亮輔 ]
僕のポジションは競争が激しいので、とにかく必死にやっている。少しでも悪いプレーをしたら試合に出られなくなるという危機感がある。毎日の練習も必死にやっていて、それが今日のプレーにつながったと思う。個人的にはミドルシュートを得意にしているので、それがあの場面で出て良かった。ベンチの選手も喜んでくれていてうれしかった。中に(齋藤)学くんたちがいるのは見えていたけど、前が空いていたので狙おうと思った。力みなく良いシュートを打てた。マリノスで初めてゴールを決めることができて良かった。

[ 中澤 佑二 ]
大宮のパスサッカーと戦って、難しい試合だった。なかなか自分たちのペースにならなかったけど、我慢して前半を無失点で終えることで後半にチャンスがやってくる。いまのマリノスらしい戦い方ができた。でも2点リードしてから、攻めるのか守るのか中途半端になってしまった。そのあたりの質を高めないと、次の試合では追い付かれてしまうかもしれない。

記録は記録としていいけど、僕が欲しいのはマリノスでのタイトル。Jリーグで優勝すること。それを達成して、おまけで自分の記録が続いていればいいというくらい。とにかく守備のところで全員が90分間手を抜かずに戦っている。0-0の状況でもみんなが割り切ってプレーできている。良い形で歯車がかみ合ってきた。

 
 

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勝ったよ〜〜#5連勝 #CAYMAN #お疲れ様

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【公式】ハイライト:大宮アルディージャvs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第17節 2017/7/1 – YouTube


【公式】ゴール動画:マルティノス(横浜FM)59分 大宮アルディージャvs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第17節 2017/7/1 – YouTube


【公式】ゴール動画:山中 亮輔(横浜FM)68分 大宮アルディージャvs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第17節 2017/7/1 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

中沢が140試合フル出場 GK以外では歴代最多― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 J1横浜Mの元日本代表DF中沢佑二(39)が1日、J1での連続フル出場を140試合に伸ばし、GK以外のフィールドプレーヤーで歴代最多の記録を更新した。

 さいたま市のNACK5スタジアム大宮で行われた第17節の大宮戦で、阿部勇樹(浦和)の139試合を抜いた。GKを含めた記録は曽ケ端準(鹿島)の244試合が最多。

横浜・中沢、140戦連続フル出場達成!4年ぶり5連勝で飾る― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 試合終了を告げるホイッスルと同時に、鉄人が偉業を達成した。横浜DF中沢が積み上げた連続フル出場試合数は「140」に到達。前節、139試合で並んだ阿部(浦和)をかわし単独1位に躍り出た。0―0の後半14分には先制点の起点となり、チームは4年ぶりの5連勝も達成。「今のマリノスの強いところが出た」と頬を緩めた。

 来年2月には40歳になる。「50歳までできるのはカズさんやゴンさんだけ。僕は40歳でいいのかなと思う」と漏らすなど、キャリアの終焉(しゅうえん)が近づいているのは確かだ。それでも、イベントで共演した中山雅史(J3沼津)が「ボンバーは夜10時に寝ちゃう。早い!」と明かしたように、質の良い睡眠、食事と日々の妥協しないケアが戦う体を支えている。

 今なお進化し続ける要因は「食って、練習して、寝て、監督にゴマをすること(笑)」と、けむに巻き、試合後は記録について多くを語らなかった。「僕は個人の記録よりもマリノスでのタイトルが欲しい」。心から喜ぶのはリーグタイトルを手にするときだ。

ニッカンスポーツ

横浜2発で5連勝、大宮3連勝ならず/宮-横17節 – J1 : 日刊スポーツ

 横浜F・マリノスが2-1で大宮アルディージャを破り、4年ぶりの5連勝を飾った。

 後半14分、MFマルティノスが中央をドリブル突破し、そのままゴール左隅に決めて先制。同23分には、左サイドでインターセプトしたDF山中がそのまま駆け上がり、左足で豪快にゴール右隅に突き刺して2点目を奪った。後半33分に、途中出場の大宮DF菊地にFKから頭で合わせられ、1点を返されたが、その後の反撃はしのぎきった。

 横浜F・マリノスは10勝2分け5敗で勝ち点を32に伸ばし、大宮アルディージャは4勝2分け11敗となり、今季初の3連勝はならなかった。

 また横浜F・マリノスのDF中沢佑二(39)がフル出場し、6月に記録が止まった浦和MF阿部を抜き、フィールド選手ではJ1歴代単独1位となる、140試合連続フル出場を達成した。

横浜DF中沢、浦和阿部抜き140戦連続フル出場 – J1 : 日刊スポーツ

 横浜F・マリノスのDF中沢佑二(39)が、フィールド選手ではJ1歴代単独1位となる140試合連続フル出場を達成した。

 DFパク・ジョンスとセンターバックを組み、的確なコーチングとカバリングで、2点リードから1点を返された終盤の大宮の猛攻をしのぎきった。

 前節で並んでいた浦和MF阿部を抜き、大記録を樹立したが、試合後は「個人の記録よりも、ほしいのはマリノスのタイトル。Jリーグで優勝を達成して、おまけで僕の記録がついてくれば」と、チームの勝利が最優先であることを強調した。

 それでも、中沢に続いて連続試合フル出場を継続させているのは、鳥栖DFキム・ミンヒョクの45試合(1日現在)。中沢が記録を継続させなかったとしても、最低でも3年後までは誰も追いつけないという事実が、記録の偉大さを物語っている。

 2点目となる豪快ミドル弾を決めたDF山中は「偉大な選手だし、安心感が違う。一緒にプレーしていて勉強になる」と話し、パクは「素晴らしい新記録の隣にいたパートナーが自分だったことが光栄」と、尊敬の念を隠さない。モンバエルツ監督も「彼は今でもパフォーマンスを向上させていることをたたえたい。とくにボールをつなぐところは、どんどん良くなっている。チームにとって、精神的に引っ張ってくれるリーダー。日本に来て、彼のような素晴らしい選手に出会えて幸せ」と、最大級の賛辞を贈った。

 そんな周囲の声にも中沢は「とりあえず休んで、次に備えたい」と、すぐに次節のサンフレッチェ広島戦を見据えた。酒は飲まず、甘い物も取らない。そんな徹底した自己管理が、接触プレーの多いセンターバックでありながら、故障もせず、90分間走り続ける大記録へと導いた。

サンケイスポーツ

横浜Mが4年ぶりのリーグ戦5連勝!山中の強烈ミドル弾で好調大宮撃破 (1/2ページ) – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田生命J1リーグ第17節が7月1日に行われ、NACK5スタジアムでは大宮アルディージャと横浜F・マリノスが対戦した。試合は2-1で横浜FMが大宮を下し、2013年の開幕6連勝以来となるリーグ戦5連勝を飾った。

 横浜FMはリーグ戦4連勝中と好調を維持し、5位につけている。首位・柏レイソルとの勝ち点差は5とじわじわ迫っており、5連勝を飾ってその差を縮めたいところだ。一方、今季初の連勝を飾った大宮は、伊藤彰監督就任以降3試合負けなしで降格圏脱出にあと一歩と迫っている。ホームで連勝を伸ばし、下位を抜け出したいなかでの試合となる。

 試合の立ち上がりは両チームともになかなかチャンスを作れない時間が続く。23分、中盤でボールを持った茨田陽生がドリブル突破からペナルティエリア手前まで持ち込むと、最後はパスを受けた大前元紀が右足シュート。しかし、ここは得点につながらない。

 横浜FMは38分に天野純のCKから中町公祐がヘディングシュートを放ったが、ボールは惜しくも枠の右へ外れた。このままスコアレスでハーフタイムを迎える。

 スコアが動いたのは59分。横浜FMがカウンターから攻め上がると、ウーゴ・ヴィエイラからパスを受けたマルティノスがドリブルで中央突破。ペナルティエリア手前から右足を振り抜くと、これがゴール左隅に吸い込まれて横浜FMが先制に成功した。

 さらに68分、左サイドでボールを持った山中亮輔がドリブルで前線に持ち上がる。ペナルティエリア左からクロスを上げると見せかけ、思い切り左足を振り抜くと、ボールはGK松井謙弥の手をかすめてゴールネットを揺らした。山中にとっては今季初ゴール。横浜FMが大きな追加点を手にした。

 大宮は73分に大前を下げて菊地光将を投入する。すると、78分に大宮が右サイドでFKを獲得。大山啓輔のクロスから菊地がヘディングシュートを決め、大宮が1点を返した。

 その後も大宮は同点ゴールを目指したが、このまま2-1で横浜FMが逃げ切った。(Goal.com)

決勝点の横浜M・山中、鮮烈ミドル決めるも「守備にフォーカスを」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田生命J1リーグ第17節、大宮アルディージャ対横浜F・マリノスが7月1日にNACK5スタジアム大宮で行われた。試合は2-1で横浜FMが勝利。試合後、決勝点を決めた横浜FMのDF山中亮輔が得点シーンを振り返った。

 1点リードの68分、敵陣でボールを奪って持ち上がり、強烈なシュートを決めた山中。「ミドルシュートはすごく得意なので、あそこで1本出たというのは良かったです。中で(齋藤)学くんとかが呼んでいるのが見えたんですけど、すごく前が空いてたので思い切って狙おうと。ファーサイドは狙ってたんですけど、あとは枠に力みなく。いいシュートが打てた」と納得の表情だ。

 「みんなにもみくちゃにされたんですけど、すごく嬉しいですね、ああいうの。ベンチの選手にも『なんで来てくれなかったんだ』って言われたんで、今度点を取ったら行こうと思います」と喜ぶも、「けど、それ以上に守備の部分でもっとやらないといけない。攻撃だけじゃなくて、守備にフォーカスを当ててやっていきたいと思ってます」とDFらしく守備への高い意識を語った。

 「本当に僕のポジションは競争が激しいので、そこで負けないように。少しでも悪いプレーをしたらすぐ代えられてしまうという危機感しかない。毎日の練習から本当に気合を入れて必死にやっているので、それがいいプレーにつながってるんじゃないかなと思います。そういうところは意識していきたい」と気を引き締めた。(Goal.com)

鉄人・中沢「もういいでしょ」 140戦連続フル出場もチーム優先 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田生命J1リーグ第17節が7月1日に行われ、NACK5スタジアムでは大宮アルディージャと横浜F・マリノスが対戦した。試合は2-1で横浜FMが大宮を下し、2013年の開幕6連勝以来となるリーグ戦5連勝を飾った。試合後、横浜FMのDF中沢佑二が試合を振り返った。

 直近5試合で2失点。守備がチームの好調を支えている。その点について聞かれた中沢は、「前半から攻められなくても仕方がない、我慢することが大事」と回答。そして「(斎藤)学もマルちゃん(マルティノス)も一生懸命、守備してくれる」と、積極的に守備を行う攻撃陣を称える。さらに「いい形で守備をしていれば」と、手ごたえをつかんだ様子だ。

 中沢は大宮戦で、140試合連続フル出場を達成。フィールドプレーヤーとして歴代1位となる偉業だ。だが中沢は「いやあ、もういいでしょ」と一言。「140達成したから。来週からは優勝争いに絡みました、みたいな感じで」と、個人記録よりもチームの好調を伝えてほしい意向を明かした。(Goal.com)

横浜M・中沢、史上最多140戦連続フル出場!「おまけのようなもの」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第17節第1日(1日、大宮1-2横浜M、NAC)2-1のまま、後半ロスタイムの4分を耐え抜いた。大宮がほうり込むロングボールをDF中沢がことごとくはね返す。前節の神戸戦で浦和MF阿部勇樹に並んだGK以外のJ1連続フル出場記録を、単独トップの140試合に更新した。

 「前半は難しければ割り切って攻めない。チャンスを待って一撃で仕留める。それがいまのマリノスの強さ」

 湿度78%の蒸し暑さ。前半から激しいプレスをかけてきた大宮の体力消耗を待った。後半14分に中沢のクリアから速攻を仕掛け、MFマルティノスが先制ゴール。さらにDF山中のミドル弾で差を広げ、5連勝だ。先制した試合は、12試合負けがない(10勝2分)。

 「個人の記録はおまけのようなもの」という中沢。長持ちの秘訣(ひけつ)を聞かれると「メシ食って、寝て、監督にゴマをするだけ」と笑いを誘ったが、チーム練習の2時間前から体を鍛えている。両膝にはテーピングが欠かせない。39歳は後半戦もピッチに立ち続ける。 (浅井武)

【J試合情報】大宮アルディージャ1-2横浜F・マリノス 7月1日(試合後) – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第17節第1日(1日、大宮1-2横浜M、NAC)

・横浜FMがJ1で挙げた直近11得点中7点に、ウーゴ・ヴィエイラかマルティノスが直接関与している。
・山中は横浜FMに移籍後、6試合目の出場で初得点を挙げた。
・両チームともに、枠内シュートを全て得点にした(大宮1本、横浜FM2本)。
・今節の勝利で、横浜FMはJ1で5連勝とした。2012年11月~2013年4月の8連勝以来クラブ最長の連勝記録である。
・菊地がJ1で得点を決めたのは、2014年4月19日のG大阪戦以来。
・横浜FMはJ1での大宮とのアウェイ戦での通算2勝目を挙げた(7分3敗)。また同地での大宮戦で複数得点を挙げたのは2度目で。

スポーツ報知

【横浜M】DF中沢、偉業達成も「個人の記録よりもマリノスでタイトルが欲しい」 : スポーツ報知

 横浜MのDF中沢佑二(39)がフィールドプレーヤーでは歴代トップとなる140試合連続フルタイム出場を達成した。

 後半33分に失点し4試合連続無失点はならなかったものの、2013年以来となる5連勝で偉業に花を添えた。中沢は「僕は個人の記録よりもマリノスでタイトルが欲しい。おまけで自分の記録がついてくれば」と語った。報道陣から偉業の秘訣(ひけつ)を尋ねられると「毎日飯食って、練習して、寝て、監督にゴマをするだけ」とニヤリと笑った。

【横浜M】中沢の偉業に指揮官「彼のような素晴らしい選手に出会えて幸運」 : スポーツ報知

 横浜MのDF中沢佑二(39)がフィールドプレーヤーでは歴代トップとなる140試合連続フルタイム出場を達成した。

 エリク・モンバエルツ監督(62)は試合後の記者会見で中沢を称賛。「この場を借りて、ボンバーにおめでとうと言いたい。これが日本の記録なのか世界の記録なのかわからないが、世界的に見ても素晴らしい記録であることは間違いない。彼のことをたたえたい」とコメント。さらにフランス人指揮官は「ビルドアップでつなぐところなど、彼のパフォーマンスは今でも向上している。メンタル的な面でチームを引っ張ってくれている。日本に来て、彼のような素晴らしい選手に出会えたことは幸運です」と続けた。

 2試合連続で中沢とセンターバックの相方を組んだDFパク・ジョンス(23)は「新記録の隣にいたパートナーが自分だというのは光栄なこと。外から見てるとわからないかもしれませんが、ポジショニングや一歩先を読むことに関してはすごく勉強になります。一番のすごさ?ヘディングですね。守るときはもちろん、セットプレーで攻め上がった時のヘディングは参考になります」と語った。

 マリノス加入後初ゴールとなるスーパーミドルを突き刺したDF山中亮輔(24)は「偉大な選手。安心感が全然違う。今日もあれだけ攻め込まれても守りきる強さはすごいなと思います」と話した。

【横浜M】中沢、新伝説!単独トップの140試合連続フル出場 : スポーツ報知

 横浜Mの元日本代表DF中沢佑二(39)が大宮戦にフル出場し、フィールド選手では浦和MF阿部勇樹の139試合を抜き単独トップとなる140試合連続フル出場を達成。5連勝となる2―1での勝利に貢献した。

 試合終了の笛を聞き、DF中沢は大きく息を吐きながら胸の前で両拳を握った。フィールドプレーヤーでは、歴代単独トップの140試合連続フル出場。2―0の後半33分に1点を返されたが、最後までボールをはじき続けた。「僕は個人の記録よりマリノスでタイトルが欲しいので」。目標は2004年以来のリーグ優勝。偉業達成だけでなく、まずは13年以来となる5連勝での暫定4位浮上を喜んだ。

 百戦錬磨のポジショニングで相手をシュート7本に封じた。競り合いでも強さを発揮し、3試合連続ゴール中だった大宮FW江坂との空中戦を制した。後半14分には自身のクリアをMFマルティノスの先制点につなげた。2015年の就任後、全試合で先発起用しているエリク・モンバエルツ監督(62)は「日本に来て、彼のような素晴らしい選手に出会えたのは幸運」と賛辞を惜しまない。

 コンディションは万全ではない。試合はもちろん、練習でも両膝から太ももにかけてテープを巻いて故障を防ぐ。若手に交じって最後までグラウンドに残る姿が当たり前だったが、今季は目立って少ない。首脳陣の指示で一部のメニューから外れる日もある。「あちこち痛いからね」と苦笑いで「そういう意味では不安もある」と漏らす。それでも試合に備えて確実に仕上げてくるのが「鉄人」と呼ばれる理由だ。

 中沢の記録を追う2位の鳥栖DFキム・ミンヒョク(25)は、まだ45試合。中沢とは100試合近くの開きがある。報道陣に「鉄人」でいられる秘けつを問われた中沢は「毎日飯食って、練習して、寝て、監督にゴマをするだけ」とニヤリと笑った。(岡島 智哉)

 ◆140試合連続フル出場 中沢は合計210時間、8・75日間もピッチに立ち続けている。1試合平均で約10キロを走る鉄人は約1400キロを走った計算になる。東京を起点にすると新幹線で鹿児島に、直線距離では朝鮮半島を突き抜け、北朝鮮と中国の国境に位置する丹東に及ぶ。

サッカーキング

絶好調の横浜FMがリーグ5連勝! マルティノス&山中のミドル弾で大宮撃破 | サッカーキング

 2017明治安田生命J1リーグ第17節が7月1日に行われ、大宮アルディージャと横浜F・マリノスが対戦した。

 2連勝中と好調の大宮が、4連勝中と同じく好調の横浜FMをホームに迎えての一戦。大宮は32分、左サイドからのクロスに反応した江坂任が右足のヒールでうまく合わせたが、シュートは枠の左へ逸れた。一方の横浜FMは38分、左CKに中町公祐がヘディングで合わせたが、わずかにゴール右へ外れた。

 スコアレスで迎えた後半、横浜FMが先手を取る。カウンターで一気に攻め上がると、マルティノスがDFをかわして右足一閃。低い弾道のシュートがゴール左下に決まった。

 先制に成功した横浜FMは68分、山中亮輔が敵陣でボールを奪い、そのままドリブルで持ち上がる。エリア手前まで運んだ山中が左足を振り抜くと、強烈なシュートがGKの手を弾いてネットに抜き刺さり、リードが2点に広がった。

 大宮は77分、右サイドからのFKに途中出場の菊地光将が頭で合わせて1点を返す。しかし、大宮は最後まで同点ゴールを奪うことはできず、試合はこのままタイムアップ。好調同士の一戦を2-1で制した横浜FMが、連勝を5に伸ばした。

 次節、大宮は8日に北海道コンサドーレ札幌と、横浜FMは同日にサンフレッチェ広島と、それぞれホームで対戦する。

豪快ミドルで移籍後初ゴール…山中亮輔がシュートを選択した“二つの理由” | サッカーキング

 ヒーローインタビューを受けていた山中亮輔は、チームメイトから遅れて急いでゴール裏へ向かった。アウェイゴール裏に詰め掛けたたくさんのファン・サポーターの声援に応えると、「やまなか〜よこはま〜」のコールがNACK5スタジアム大宮に響き渡った。

 1点リードで迎えた68分だった。ハーフウェイラインよりやや相手陣内でボールを奪うと、そのままドリブルで持ち上がりつつ、チラッと中を見る。「(齋藤)学くんが呼んでいるのは見えたけど、前が空いていたので、思い切って狙おうと思った」と、山中は豪快に左足を振り抜いた。

 本人いわく「クロスの選択肢もあったけど……」。しかし、山中が選択したのは自らのシュートだった。その理由が、発した言葉に見え隠れする。一つは、「自分はミドルを得意としている」から。恐らく自信があったのだろう、「あそこ1本出たのは良かった」と振り返っている。

 そしてもう一つが、ようやくつかんだ定位置を手放したくない思いから。この日のヒーローはキー局に始まり、地方局、そしてペン記者と多くのメディアに囲まれた。そのすべてで語っていたのが、「僕のポジションは競争が激しいから負けられない」ということだった。

「ポジション争いが激しくて、僕のポジションもいい選手しかいない。今は試合に出ていますけど、少しでも悪いプレーをしたらすぐに代えられてしまう危機感しかない。必死にやるだけですし、本当に(ポジションを)取られないようにガムシャラにしがみついてやるだけ」

 今季はケガで出遅れた。出場機会を得たJリーグYBCルヴァンカップで少しずつ自分の良さを出していくと、そこから引き揚げられたリーグ戦ではあっという間に持ち味を披露した。先発2試合目となった前節のヴィッセル神戸戦では、先制弾を挙げた中町公祐のゴールを精度の高い完璧なクロスでお膳立て。そして今節では得意のミドルシュートを決めてみせた。

“見たか!”と、言わんばかりのゴール後のパフォーマンス。ど派手なジャンピングガッツポーズのあとは、飛び付いてきた中町に押し倒され、チームメイトたちの手荒な祝福を受けたが、「ああいうのは嬉しいですね。ベンチの選手も喜んでくれていたみたいで、『なんで来てくれなかったんだ』と言われたので、今度点を決めたら行こうと思います」と嬉しそうだった。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】大宮1-2横浜|マルティノスを抑えてのMOMは決勝弾を沈めたSBに | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
大宮 5
自分たちのペースだった前半のうちに得点を挙げられずにいると、後半に相手へと流れを渡す。ミスもあって58分と77分に失点するなど、緩慢さも見て取れた。勝点を逃して、再び降格圏へと沈んだ。

横浜 6.5
相手のボール回しに惑わされることなく、当初のゲームプランを遂行した。完封こそ逃したものの、見事なカウンターから2ゴールを奪って破竹の5連勝。中澤の140試合連続フル出場に華を添えた。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6.5
クリーンシートならずも、パフォーマンスは悪くない。気負わず、安定感があり、プレスをいなす様も見事だった。

DF
13 金井貢史 6
巧みなポジショニング、献身的な姿勢でチームを下支え。目立つプレーはなかったが、対峙した大宮の左サイドに蓋をした。

22 中澤佑二 6.5
鉄人は錆び付かず。指揮官も試合後の会見で「こちらが求めるものに応えようとし、今でもパフォーマンスは向上している」と賛辞を惜しまなかった。

2 パク・ジョンス 6
ロングボール、クロスとエアバトルでは存在感抜群。地上戦でのチャレンジのタイミングとビルドアップを伸ばせれば、隣の鉄人に近付けるだろう。

24 山中亮輔 6.5 Man of The Match
試合全体としてはなかなか自慢のクロスを披露する場面はなかった。ただ、決勝点となったロングシュートはインパクト大。「マリノスでの初ゴールを奪えてホッとした」。

MF
8 中町公祐 6.5
扇原との関係性を上手く築き、中盤で相手に圧力を掛ける。攻撃時の技術力の高さもさることながら、守備時の当たりの激しさは価値があった。

6 扇原貴宏 6.5
数多くボールに触れて、攻撃のリズムを作ろうと苦心。ゲームコントロールという点では心強い選手だ。スマートなだけでないプレースタイルも素晴らしい。

10 齋藤 学 6
ボールを持つとDFに素早く寄せられ、さらに人数を掛けられたことで沈黙。ひとりでふたりを引き付けている、とポジティブに評価したい。

14 天野 純 6
浮いたポジションを取りつつ、左右に動いて大宮守備陣を惑わす。チャンスメイクでは物足りなさもあったかもしれないが、確実にダメージを与えていた。

20 マルティノス 6.5
59分に流れを引き寄せる先制弾。コースを射抜くシュート精度もさることながら、相手DFの飛び込みを見逃さずにかわした冷静さも見事だった。

FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 6.5(84分OUT)
中澤のクリアボールを相手DFの寄せを制して受けると、入れ替わってマルティノスの先制ゴールを演出。得点こそなかったが、質は決して低くなかった。

交代出場
FW
17 富樫敬真 -(84分IN)
ウーゴ・ヴィエイラに代わって途中出場。ボールへのアプローチなどゲームを締める役割をしっかりと果たしてみせた。

監督
エリク・モンバエルツ 6.5
「大宮がプレッシャーを掛けてくるのは予測していた」との言葉通り、前半は選手たちに我慢させる。疲れが見えた後半にトドメを刺したのはプラン通りのようだ。

横浜が破竹の5連勝!アウェーで大宮を下し、中澤の140試合連続フル出場を祝う | サッカーダイジェストWeb

 J1リーグ17節の大宮対横浜が1日、NACK5スタジアム大宮で行なわれ、横浜が2-1で勝利を飾った。

 前節まで4連勝中と好調の横浜は、この試合でも先手を取る。待望の先制点が生まれたのは59分、マルティノスがドリブルで持ち上がり、そのままエリア外からミドルを突き刺した。

 このゴールでリズムを掴んだ横浜は、さらに攻撃のギアを上げ、68分に左サイドでボールを持った山中が素晴らしいロングシュートを沈めてリードを広げる。

 その後、大宮の反撃を受けて1点を返されたものの、同点弾は許さずに試合終了。アウェーで勝点3をモノにした。

 これでリーグ戦6連勝となった横浜は、暫定4位に浮上。中澤の140試合連続フル出場という節目を祝う嬉しい勝利となった。

【横浜】中澤佑二が偉業達成! フィールドプレーヤー歴代1位の140試合連続フル出場 | サッカーダイジェストWeb

 日本を代表する“鉄人”中澤佑二が偉業を達成した。前節・神戸戦でフィールドプレーヤーとしては浦和の阿部勇樹に並ぶ歴代1位タイの139試合連続フル出場に到達(最多は鹿島のGK曽ケ端準の244試合)。そして今節・大宮戦で積み上げた数字は140となった。

 J1通算出場試合数も歴代2位の554試合(1位は名古屋のGK楢﨑正剛で631試合)。こちらもフィールドプレーヤーとしてはトップで、大宮戦のメンバー表での次点は河本裕之の226試合。どれほどのことか、推して知るべし。

 さらに中澤を中澤足らしめているのは、39歳にして今が働き盛りとも思えるプレーを披露する点だ。記録を作るための温情出場などでは決してない。この日も最終ラインを統率し、熟練のディフェンステクニックで壁として大宮攻撃陣の前に立ち塞がった。

 もちろん、スピードなどフィジカル面で衰えはある。しかし、それを補って余りある予測と判断力、高い経験値からくる駆け引きの上手さは、今でもJ屈指のCBであり続ける大きな要素となっている。

 両膝のテーピングは痛々しい。それでも、身体のケアにも人一倍気を使っている中澤にとって、「140」は通過点でしかないだろう。いつまで第一線で戦い続けられるのか。40歳を過ぎてもピッチを走り回っているはず。

 背番号22の連続フル出場記録が途切れる日が来ることを、今はまだ思い描けないでいる。

取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)

【横浜】打ち立てた金字塔の裏側。中澤佑二の連続フル出場の秘訣は「監督へのゴマすり」!? | サッカーダイジェストWeb

 フィールドプレーヤーとして歴代1位の140試合連続フル出場(最多は鹿島のGK曽ケ端準の244試合)。中澤佑二が達成した大記録を前に、エリク・モンバエルツ監督は試合後の会見で“鉄人”に対する賛辞を惜しまなかった。

「まず、この場を借りてボンバーに『おめでとう』と言いたい。(140試合連続フル出場は)世界的に見ても素晴らしい記録だと思う。

 彼のパフォーマンスは今でも向上している。私が求めているプレースタイル、それに応えようとしてくれているのだ。特にビルドアップはどんどん良くなっている。

 また、彼はチームをメンタル面で引っ張ってくれるリーダーでもある。トレーニングでもみんなの模範となる姿勢を見せてくれており、私は日本に来て、彼のような素晴らしい選手に出会えたことを幸運に思う」

 59分のマルティノスの先制ゴールは、中澤のウーゴ・ヴィエイラをピンポイントで狙ったかのようなクリアが起点。39歳にして成長が止まらないからこそ、中澤は指揮官に「起用したい」と決断させているのだ。

 加えて、押し込まれてもディフェンスリーダーとして焦れることなく冷静に対応。立ち振る舞いはJ1屈指のCBとして文句のつけようがなく、大宮攻撃陣の前に文字通り巨大な壁として立ち塞がった。

 15節のFC東京戦から3試合連続でスタメン出場を果たし、目の醒めるようなロングシュートを突き刺したDF山中亮輔も、中澤が最終ラインにいることの頼もしさを語る。

「偉大な選手ですし、(後ろにいることで)安心感が全然違う。今日のようなゲーム展開でも、最後はしっかりと守り切ってくれる強さは一緒にプレーしていて勉強になる。物凄い選手だと改めて感じています」

 ただ、当の本人は「140」という数字にも、「記録は記録としていいとは思うけど、僕がほしいのは個人の記録よりもマリノスでのタイトル。おまけで個人の記録がついてくれば」とどこ吹く風だ。

 長期間のフル出場の秘訣を聞かれても、「毎日飯を食って、練習して、寝て、監督へゴマすりして」。真面目なコメントに、スパイスとして少しのユーモアを。金字塔を打ち立てても、普段のスタイルを崩さない。

 プロフェッショナルとして身体を気遣い、トレーニングを怠らず、指揮官の要望に応える。それを特別だと考えずに実行できているからこそ、特別な日を迎えられたのだ。そして、普段の行ないとしているからこそ、141、142、143……と記録は伸び続けるだろう。

取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)

【大宮1-2横浜 PHOTO】アウェーの横浜が大宮の追撃をかわして5連勝! | サッカーダイジェストWeb

ゲキサカ

好調横浜FM、大宮撃破で5連勝!!中澤佑二がJ1通算140試合連続フル出場の偉業 | ゲキサカ

 J1リーグは1日、第17節を行い、横浜F・マリノスは敵地で大宮アルディージャと対戦し、2-1で勝利した。好調横浜FMは2013年以来、4年ぶりとなる5連勝。39歳のDF中澤佑二はこの試合でフィールドプレーヤーとしては前人未到のJ1通算140試合連続フル出場という新記録を打ち立てた。

 ホームの大宮は前節の広島戦(3-0)から先発1人を変更し、DF奥井諒が右サイドバックで3試合ぶりに先発出場。
 横浜FMは前節の神戸戦(2-0)と同じ11人が先発し、コンフェデ杯から戻ったオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクはベンチスタートとなった。[スタメン&布陣はコチラ]

 互いに固いディフェンスを敷き、シュート0本のまま時間が経過する。膠着状態が続いたが、前半23分、MF茨田陽生がドリブルで長距離を運び、PA内へラストパス。FW大前元紀が右足を振り抜いたが、相手のブロックに阻まれた。

 前半34分には茨田のパスを受けたDF和田拓也が左サイドからクロスを入れ、ゴール前の江坂がゴールに背を向けながらヒールで狙ったが、シュートは惜しくもゴール右へ。横浜FMもチャンスをつくり、前半38分、MF天野純が左足で蹴り上げた左CKをファーサイドのMF中町公祐がヘディングで合わせたが枠を捉えられず、スコアレスで前半を折り返した。

 後半13分、大宮は江坂がペナルティアーク内から決定的なシュートも、先制点とはならない。すると、直後の後半14分に試合は動く。中澤のクリアボールを受けたFWウーゴ・ヴィエイラがMFマルティノスにパス。マルティノスはドリブルで持ち上がって相手DFをかわすと、ペナルティーアーク内から右足を振り抜き、強烈ミドルをゴール左下隅に突き刺した。

 大宮は後半19分、茨田を下げてMFマテウスを投入。それでも流れは変わらず、横浜FMはマルティノス、MF齋藤学が左右からカウンターを仕掛けて攻勢を強め、後半23分にもスーパーゴールで追加点。左後方でボールを奪取したDF山中亮輔が左サイドを持ち上がって左足を一閃。強烈な弾丸ミドルをゴール右上隅に突き刺した。

 0-2に引き離された大宮は2枚目の交代カードを切り、後半28分、大前に代えてDF菊地光将を投入。すると後半33分、右後方で得たFKをMF大山啓輔が右足で蹴り上げると、菊地がヘディングで押し込み、1点差に詰め寄った。

 大宮は後半38分、横谷に代えてMF黒川淳史を投入し、交代枠を使い切り、最後の反撃に出る。押し込みながらも最後まで同点弾は奪えず、1-2で敗れた。今季初の3連勝を逃し、4試合ぶりに黒星。札幌が勝利したため、わずか1節で降格圏の16位に転落した。

(取材・文 佐藤亜希子)

「世界的に見ても素晴らしい記録」「偉大な選手」中澤佑二、39歳で偉業達成の秘訣は… | ゲキサカ

 偉業を成し遂げた。この試合で90分間ピッチに立った横浜F・マリノスのDF中澤佑二が、フィールドプレーヤーとしてJ1通算140試合連続フル出場という金字塔を打ち立てた。大勢の報道陣に囲まれても「個人の記録よりも欲しいのはマリノスのタイトル。おまけで自分の記録がついてくれば」と意に介さない39歳のベテランは、鉄人ぶりの秘訣を聞かれると「毎日飯を食って、練習して、寝て、監督にゴマをする」とジョークを飛ばした。

 積み上げてきた記録の重み。24歳のDF山中亮輔は「偉大な選手。安心感が違う。今日みたいな試合もしっかりと守りきってくれる」と最終ラインを統率する中澤にリスペクトを示し、「DFが90分間フル出場することがどれだけ重要か。佑二さんを見ているとすごく思います」と目を輝かせた。エリク・モンバエルツ監督も「世界的に見ても素晴らしい記録だと思う」と最大級の賛辞を送る。

「今でもパフォーマンスは向上している。私が求めるプレースタイルに応えようとしてくれて、ビルドアップがどんどん良くなっている。チームにとってはメンタル的な面で引っ張ってくれるリーダー。トレーニングでも模範的な姿勢を見せてくれる。日本に来て、彼のような素晴らしい選手に出会えたことを幸運に思っている」(エリク・モンバエルツ監督)

 後半14分に生まれた先制ゴールは中澤のクリアボールが起点となった。「守備では気を抜かず、0-0でも耐えられるのが強み。後半になれば必ず点が取れる」。前半を無失点で抑え、後半のチャンスを確実に仕留める“勝ちパターン”で逃げ切り、「今のマリノスの良さが出た」と安堵の表情。チームは2013年以来、4年ぶりとなる5連勝。ベテランCBの記録樹立に華を添えたマリノスの快進撃は続く。

(取材・文 佐藤亜希子)

山中亮輔がスーパーゴール!!「学くんが見えたけど…」得意のミドルで移籍後初弾 | ゲキサカ

 クロスかと思われたが、選択したのはシュートだった。今季、横浜F・マリノスに加入したDF山中亮輔が胸のすくようなスーパーゴールを叩き込み、チームの5連勝に貢献した。

 後半23分、左後方で相手ボールをカットすると自ら左サイドを持ち上がり、中を確認。「(齋藤)学くんたちが呼んでいるのが見えたけど、前が空いてた」。クロスも選択肢にはあったが、「ミドルシュートが得意。力まず、振り抜くだけだった」と左足を一閃。鮮やかな弾丸ミドルをゴール右上隅に突き刺した。

「いい弾道だったし、マリノスで点を取れたのは嬉しいこと」。移籍後初ゴールを率直に喜ぶ山中は「ベンチの選手も喜んでくれたみたいで、『なんで来てくれなかったんだ』と言われたので、今度点を決めたらベンチに走りたい」と声を弾ませた。

 チーム内では熾烈な定位置争いに挑んでいる。第15節のFC東京戦(1-0)で初先発のチャンスをつかみ、3試合連続でスタメン入り。アピールに成功したが、「少しでも悪いプレーをしたら変えられるという危機感しかない」と気を引き締める背番号24は「必死にやるだけ。(スタメンを)取られないように、がむしゃらにしがみついていきたい」と気合を入れ直した。

(取材・文 佐藤亜希子)

5連勝呼び込む先制ミドル!マルティノス「気持ちよく代表に合流できる」 | ゲキサカ

 チャンスを確実に仕留めた。手堅い試合の入りとなったが、相手のプレッシャーに苦しんだ前半を無失点で抑えた横浜F・マリノスが必勝パターンに持ち込んだ。後半14分、MFマルティノスが5連勝を呼び込む先制ゴールだ。

 DF中澤佑二が最終ラインから蹴り出したクリアボールをFWウーゴ・ヴィエイラがマルティノスにパス。ドリブルで持ち上がったマルティノスは冷静に相手DFをかわすと、ペナルティーアーク内から右足を振り抜き、強烈ミドルをゴール左隅に突き刺した。

「PAの付近だったんですが、(齋藤)学が素晴らしい走りをしてくれたおかげで自分の前にスペースができました。ウーゴ(ヴィエイラ)も見えたのでパスも選択できましたが、シュートを打てる状況で誰がパスを出すんだという話。綺麗なゴールが決められたと思います」。得点後も高速カウンターからチャンスを量産し、最後まで相手の脅威となった。

「綺麗なゴールを決められたので気持ちよく代表に合流できる」。キュラソー代表メンバーに選出されたマルティノスは、7日から26日まで行われるCONCACAFゴールド杯に出場するため、チームを離脱する。公式戦2試合を欠場することになるが、「5連勝をしたことでチームは自信をつけることができた。広島戦を勝利で飾ってほしい」とエールを送った。

(取材・文 佐藤亜希子)

GOAL

先制ゴールの横浜FM・マルティノス「これで気持ち良く代表へ行ける」 – Goal.com

明治安田生命J1リーグ第17節、大宮アルディージャ対横浜F・マリノスが7月1日にNACK5スタジアム大宮で行われた。試合は2-1で横浜FMが勝利。試合後、横浜FMのMFマルティノスが得点シーンを振り返った。

「ペナルティエリアの付近だったんですけど、(齋藤)学が素晴らしい走りをしてくれたおかげで、自分の前にスペースができました。ウーゴ(・ヴィエイラ)も見えたのでパスをすることもできたんですが、打てる状況であれば誰がパスをするんだという話なので。そこで打って、きれいなゴールができたと思います」と自らの得点を解説した。

キュラソー代表への招集が発表されたマルティノス。「これで気持ち良く代表の試合に向けて出発できます。次の(Jリーグの)試合に出られないのは本当に悲しいですが、自分がいない中でも素晴らしい結果を残してくれるという確信を持っています。今後ともいつものように皆さんの盛大なるサポートをお願いします」と呼びかける。「マリノスというのは素晴らしいファンが付いているチーム。いい試合を続けることが彼らを幸せな気持ちにしますし、彼らがいなければ自分たちは後押しがない。選手として、しっかりいい状態でプレーしたいと思っています」とサポーターへの感謝を口にした。

F・マリノス5連勝。「辛抱して刺す」リアクションサッカーがハマる|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

 最初は勝ちながらも半信半疑だった。しかし、勝つたびに確信を深めていく。それは自信となって、チームを後押しした。サッカーはつくづくメンタルスポーツだ。

「戦い方がはっきりとしてきた」

 横浜F・マリノスの主将、齋藤学は試合後にそう明かしている。

 J1リーグ第17節。横浜は大宮アルディージャの本拠地に乗り込み、1-2と勝利を収めた。前半戦の折り返しで5連勝。順位は暫定で4位に上がり、首位も視野に入っている。

 では、横浜はどんな勝利パターンを身につけたのか?

 大宮戦の横浜は序盤、相手にペースを握られている。

 大宮は1トップの江坂任が巧みなポストワークで、MFと上下にスライド。ギャップでボールを受けては両サイドにボールを弾く。前線のプレーメーカーとして、抜群の能力の高さを見せた。チームとしてボールゲームを掲げ、プレスにもパワーをかけ、終始主導権を握ろうとするスタイルで、ぎゅうぎゅうと横浜をねじ込んだ。

 しかし、前半15分を過ぎると互角の展開になる。

「難しいゲームになると予想していました。マリノスとしては組織を作り、辛抱強くプレーするのが大事でした。前半は相手がプレッシャーを掛けてくるだろうから、慌てずプレーしようと。(それをしのいでからは)ボールを持って、ラインを下げさせられました」(横浜のエリック・モンバエルツ監督)

 横浜は戦略プランを着々と遂行する。ボランチの中町公祐が際どいディフェンスで守備のフィルターになり、中澤佑二、パク・ジョンスのセンターバックが屈強さを顕示。ボールは持たれても、相手の攻撃を吸収し、決定的瞬間をほとんど作らせない。

 もっとも、マリノスも攻撃は単発だった。DFとFWラインの距離は遠く、可能性の低いロングボールを蹴り込み、前線のウーゴ・ビエイラ、齋藤学、マルティノスの3人のキープやスピードに託すしかない。

 しかし後半になって、「辛抱」をベースにした戦い方がはまる。

 59分、相手の攻撃をしのいだ後、中澤が懸命に入れたくさびのパスを、センターサークル近くでウーゴ・ビエイラが反転。マーカーと入れ替わって前を向いてボールを運び、左サイドを走るマルティノスにパスする。マルティノスは齋藤とクロスしながらインサイドに切れ込み、右足を一閃(いっせん)した。

「後半は必ずチャンスがくると思って、それを見極められた」

 マルティノスはそう洩らしているが、貴重な先制点になった。

「後半、いい流れで入ったが、ミスからの失点で流れを失った。マリノスの試合巧者ぶりが……」(大宮の伊藤彰監督)

 その約10分後、横浜は敵陣でのパスカットから山中亮輔が左足を振り抜き、ゴールに叩き込んだ。

 0-2とされた大宮は3バックに変更し、両ワイドをえぐる作戦に変更。これが奏功した。特にスライドが追いつかない右サイドを攻め立て、FKから菊地光将がヘディングで1点を返す。マテウスが放った左足シュートは際どかったし、右CKからのヘディングも横浜陣営の肝を冷やしたはずだ。

 しかし、横浜はウーゴ・ビエイラに代えて走力のある富樫敬真を投入し、守備の強度を高め、試合をクローズしている。

 横浜の最近リーグ戦5試合の失点はわずか2。辛抱して刺す、という勝利パターンが確立されつつある。得点は10だが、実に後半に9得点を記録。相手の体力を奪いつつ、後半に仕留める戦法だ。

「我慢できる強さを、フロンターレ戦で得たことですかね」

 齋藤はそう説明する。

 第14節の川崎フロンターレ戦。横浜は前半、ほぼワンサイドで攻められたが、ブロックは崩れなかった。後半になってウーゴ・ビエイラが一発を沈め、その後は再び主導権を奪われるも、終盤に富樫が相手の背後を突くように追加点を決めた。

 守備の安定が、後半の攻撃の効率を高めているのが現状だろう。今シーズン途中、左利きのマルティノスが左、右利きの齋藤が右と”同足”になって、縦への推進力が高まり、手数を掛けない攻めの鋭さは増した。

 究極的なリアクションフットボールなので、先制された場合は苦しいだろう。しかし、ジリジリした展開だと威力を発揮する。1人、もしくは2~3人で仕留められる齋藤やウーゴ・ビエイラを敵陣に潜ませておくことは、のど元にナイフを突きつけているも同じ。前がかりになった相手のミスを誘発できるのだ。

 指揮官であるモンバエルツは最後に、リーグ後半戦のカギについて語っている。

「セットプレーでの精度を、攻守で高めていきたい。なにより、自分たちのプレースタイルをどの試合でも発揮できるように」

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2017マッチレポート | 7月1日 vs 大宮 | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~

こけまりログ

2017/06/30 【スタジアム観戦情報まとめ】2017/7/1(土)19:00 J1リーグ 第17節 大宮アルディージャvs.横浜F・マリノス@NACK5スタジアム大宮
 └ シート貼り開始時間を間違えて記載していました。スイマセン……
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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