【試合結果Webニュースまとめ(1△1)】2024/5/3(金/祝)14:00KO J1第11節 横浜F・マリノスvs.ジュビロ磐田@日産スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(1△1)】2024/5/3(金/祝)14:00KO J1第11節 横浜F・マリノスvs.ジュビロ磐田@日産スタジアム
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.X(旧Twitter) / Instagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第11節 横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs磐田の試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2024年5月3日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
 └ 入場者数 38,945人

監督コメント

[ ハリー キューウェル監督 ]

残念な気持ちでいっぱいです。見てのとおり前半は良い内容ではありませんでした。疲れなのか、暑さが原因なのかは分かりませんが、動きや前への意識が足りず、ミスも目立ってしまった前半でした。これだけ多くのファン・サポーターの方が応援してくださったにもかかわらず、前半は何も見せられず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。前半で唯一、自分たちが良かったのは両ウイングが中に切り込んだときの怖さぐらいです。

後半に入り、良くなった部分は多かったと思います。能動的に自分たちのサッカーをしない限り、前半のような内容になります。後半は創造性を膨らませて前方向に行く動きが出た中、大きなチャンスが二、三度ありました。それを決め切れず、苦しい状況になってしまいました。

ジュビロはゴール50メートル手前から長いボールを多用し、枠内シュート1本でゴールを奪いました。最初から最後まで自分たちのサッカーを出し切らないと勝ち切れないですし、この結果から学び、次に向かっていきたいです。

--リーグ戦は3試合連続でリードを追いつかれてのドローです。その中で感じている難しさを教えてください。
選手たちはこの過密スケジュールでよくやってくれています。サッカーで最も難しいプレーはゴールを奪うことです。自分たちは今日も含めて今季、多くのチャンスを作り出せていますが、その中でなかなか決まらない現実があります。自分たちは1点決めて守り切るチームではありません。2点目、3点目を奪いにいく姿勢が自分たちの良さですし、目指しているスタイルです。

Jリーグはタフなリーグですが、それでも自分たちはハーフチャンスではなく、決定機を作り出せています。今日の磐田のゴールも素晴らしいヘディングではありましたが、あのシーンはハーフチャンスだと自分は思います。悔しさやフラストレーション、歯がゆさを感じるのは、あとは決めるだけというチャンスを決め切れてないところにあります。自分たちを信じ、続けていきたいです。

選手コメント

アンデルソン ロペス

難しい展開の中、良い試合運びをできていたとは思います。流れの中からゴールを決めたところまでは良かったのですが、最後に失点をしてしまい、引き分けで終わったのは残念です。全部が全部、良い試合をできるわけではありません。特に前半は良いプレーをできませんでしたが、後半は良くなりました。ゴールに向かう質の高いプレーができたと思います。

--ゴールシーンを振り返ってください。
ヤン(マテウス)が良いクロスを入れてくれました。そこで自分がヘディングをし、詰めて決めることができました。

--次節・浦和戦は出場停止となります。
マリノスとして、次の試合も勝ちにいかないといけません。ここ数試合、自分たちのミスや相手に思いどおりにプレーさせてしまい、引き分けで終わってしまっています。チームとして戦い、勝ちを取りにいく姿勢が必要です。

水沼 宏太

ゴールデンウィークにたくさんのお客さんや子どもたちが来てくれ、楽しみにしてくれていた試合で情けないゲームをしてしまったことが最初にきます。試合の入りもまったく良くありませんでした。チームの雰囲気として準備段階から見つめ直す必要があると、僕の中では感じています。昨日の練習やアップの雰囲気が悪かったわけではありませんが、出る選手たちはもっと責任を持ってプレーしないといけません。その姿勢がピッチに表れました。戦ってセカンドボールを拾う姿勢というのが相手より足りなかった。このような試合を観て楽しんで帰ってもらうこともできないし、それでは点も入りません。

途中から出た僕らも流れを変えることができませんでした。雰囲気を一変するパワーが足りなかったのは課題です。今季は今日のような試合運びをしているゲームが多いので、チームとして見つめ直さなければなりません。

--アディショナルタイムには惜しいシーンを作り、存在感も見せました。
追加点が今季の課題です。複数得点はありますが、2点止まりで、3点、4点、5点取る試合は少ないです。そのような試合を見せるのがマリノスですし、観に来ていただける方も楽しかったと感じて帰ってもらえるはずです。間違いなく、そこを意識することが大切です。たくさん点を取ることをできるのがマリノスだし、マリノスの試合です。もっとゴールに向かってプレーしていく姿勢が大事になります。

 
 

X(旧Twitter) / Instagram


 
 


 
 

ハイライト動画


ハイライト|J1リーグ第11節|vs ジュビロ磐田 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

【J1】横浜 ホームで磐田とドローもリーグ6戦負けなし アンデルソン・ロペス先制弾― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 明治安田J1リーグは3日に各地で10試合が行われ、ACLで決勝進出を果たした横浜はホームで磐田と1―1で引き分けた。

 前半は相手の4バックと中盤4枚のブロックを崩せず0―0で終了したが、後半に入ってギアチェンジ。19分にFWヤン・マテウスの右からの左足クロスにFWアンデルソン・ロペスが頭で合わせた。一度は元日本代表GK川島永嗣にセーブされたが、そのこぼれ球を再びブラジル人エースFWが左足で押し込んで先制した。

 だが3戦ぶり勝利が近づいた後半39分、左サイドからのクロスをFWマテウス・ペイショットに頭で決められ同点に追いつかれた。

 リーグ戦では直近2試合ドローと勝ちきれない試合が続いていたが、PK戦に突入する激闘となった蔚山(韓国)とのACL準決勝を制し、クラブ史上初の決勝(5月11、26日)進出を果たした。

 この日は負傷離脱していた主将のMF喜田拓也(29)、MF渡辺皓太(25)が復帰。勝てはしなかったが、リーグ戦は6戦負けなし。アルアイン(UAE)とのビッグマッチへ、過密日程が続く中、チーム一丸で戦っていく。

 
 
横浜 ホームで痛恨ドロー 3戦連続ドローに水沼「情けない試合をしてしまった」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜F・マリノスはホームで痛恨ドローに終わった。

 後半19分にFWロペスの得点で先制したが、追加点を奪えず逆に同39分に失点を喫した。ACLでクラブ史上初の決勝進出を果たしたが、リーグ戦は6戦負けなし(2勝4分け)もこれで3戦連続ドロー。途中出場で好機を演出したMF水沼は「ゴールデンウイークで多くの子供たちが来てくれて、楽しみにしていた試合。その中で情けない試合をしてしまった。戦う意識が足りなかった」と猛省した。

 
 

ニッカンスポーツ

【横浜】磐田と1-1で3試合連続のドロー…後半追加タイムに宮市決定機迎えるも決められず – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスが、ホームでジュビロ磐田と1-1で引き分けた。3試合連続のドローとなった。

アジア・チャンピオンズリーグ決勝第1戦(対アルアイン=UAE)を11日に控える中、MF喜田拓也、渡辺皓太が復帰。ベストメンバーで臨んだ。

前半は磐田のFWジャーメイン良に決定的な場面を作られるなど、守勢に回る場面が多かったが、先制したのは横浜だった。

後半19分、FWヤン・マテウスのクロスボールをFWアンデルソン・ロペスがヘディングシュート。GK川島永嗣にセーブされたが、こぼれ球を再びA・ロペスが左足で押し込み均衡を破った。

対する磐田も粘る。後半39分、右サイドからMF上原力也が入れたクロスボールをFWマテウス・ペイショットが頭で合わせて1-1の同点とした。

後半アディショナルタイム、横浜は絶好の勝ち越しのチャンスを得る。カウンターから右サイドのFW水沼宏太がゴール前へクロスボールを送ると、走り込んだFW宮市亮が右足で合わせたが、GK川島の正面でセーブされた。

両チームに勝ち越し点は出ず、このまま引き分けに終わった。

 
 
【横浜】キューウェル監督悔しい「ゴールの特効薬はない」「耐えて耐えてその時を待つしかない」 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスが勝ちきれない。ホームでジュビロ磐田と1-1で引き分け、3試合連続のドローとなった。

最後に訪れたビッグチャンスを生かせなかった。1-1で迎えた後半追加タイム、右サイドからFW水沼が送ったクロスボールにFW宮市がフリーで合わせた。しかしシュートはうまくミートせず磐田GK川島の正面に飛んでセーブされた。

相手の枠内シュート1本に対し、決定機を多く作りながら勝利を手にできなかった。

会見にやってきたキューウェル監督は表情をゆがめながら「残念な気持ちでいっぱいだ。大きなチャンスが2、3回あった。磐田は50メートル先からどんどん放り込んできた中、枠内シュートは1本。そのワンゴールで引き分けた。我々は学ばなければいけない」と言って悔しがった。

また、今季は公式戦でいまだノーゴールが続く宮市について問われると「ゴールというのはサッカーで最も難しいことだ。だから決まった時は最高の瞬間になるんだ。ちょっとした角度のずれ、タイミングの遅れでゴールはできない。ただ次の試合でハットトリックすることだってある。ゴールに特効薬はない。平常心で耐えるしかない。耐えて、耐えて、その時を待つしかないんだ」と回答した。

 
 

サッカーダイジェスト

リーグ戦は3試合連続で先制もドローに。横浜指揮官が語ったチームの課題 | サッカーダイジェストWeb

— 「チャンスを多く作り出せているが…」

 横浜F・マリノスは5月3日、J1第11節でジュビロ磐田と対戦し、1-1で引き分けた。

 横浜は前半、相手の強度の高い守備に苦しめられるなか、ヤン・マテウスとエウベルの両ウイングを中心にサイドから攻撃を仕掛けるが、好機が作れない。

 後半、攻勢を強めた横浜はスコアレスで迎えた64分に、先制に成功する。右サイドからY・マテウスが上げたクロスをアンデルソン・ロペスが頭で合わせ、相手GKが弾いたところをA・ロペスが自ら押し込んだ。

 しかし84分、横浜は一瞬の隙を突かれる。磐田の上原力也が右サイドから上げたクロスに反応したマテウス・ペイショットのヘディング弾で同点に追いつかれた。

 試合後、会見に出席したハリー・キューウェル監督は、次のように振り返った。

「特に前半は良くなかった。それが疲れなのか、暑さなのか。しかしそれ以上に動きであったり、前への方向性、あとは自分たちの簡単なミスが目立ってしまった前半でした。唯一、両サイドのウインガーがボールを持って中に切り込んでいった時に自分たちの怖さが出せましたが、それくらいでした。

 後半に入り、良くなった部分は多かったです。自分たちの良い動きから創造性を膨らませて、前に行けた部分はたくさんありました。ただ、大きなチャンスが2、3回あったなかで、それを決め切れないと苦しい状況になってしまう。スタートからやろうとしている自分たちのサッカーを、最後の最後までやれない限り難しい。しっかりこの結果から学んで、次に向かって行きたい」

 横浜は8節の湘南ベルマーレ戦(2-2)以降、リーグ戦はこれで3試合連続のドロー。しかも3試合とも先制しながら、追いつかれている。指揮官は「サッカーで一番難しいのは、ゴールを取ること」と語ったうえで、チームの課題をこう指摘した。

「自分たちは今日(の試合)を含めて、今シーズンはチャンスを多く作り出せているが、なかなか決められない。自分たちは1点を決めて、守り切るようなチームではないし、そこから2点目、3点目を奪いに行く姿勢が良さであり、目ざしているサッカーの一部です。

 J1の試合をたくさん観ますが、正直、自分たちは完全な決定機と言えるチャンスをたくさん作れている。しかし、あとは決めるだけというチャンスを決め切れないから、悔しさ、歯痒さ、フラストレーションを感じます。とにかく自分たちがやっていることをどれだけ信じてやれるかだと思いますので、しっかり続けてやっていきたい」

 横浜は次節、中2日で浦和レッズと敵地で対戦する。少ない準備期間のなか、指揮官は課題をどう修正していくのか。その手腕に注目だ。 

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
 

サッカーキング

横浜FM、3試合連続でリード守れずのドロー…磐田は敵地で貴重な勝ち点「1」獲得 | サッカーキング

 2024明治安田J1リーグ第11節が3日に行われ、横浜F・マリノスとジュビロ磐田が対戦した。

 過密日程が続く中でリーグ戦3試合ぶりの勝利を目指す横浜FMが、今季2度目の連勝がかかる磐田を『日産スタジアム』に迎えての一戦。前半は横浜FMがボールを握り、磐田が堅守速攻で一発を狙う構図となり、こう着したせめぎ合いが繰り広げられた。ホームチームは前半の終了間際、永戸勝也の折り返しにアンデルソン・ロペスが合わせたものの、シュートは惜しくも枠を外れた。試合はスコアレスで折り返す。

 後半も押し込む時間が続く横浜FMは64分、セットプレーの2次攻撃でついに磐田のゴールをこじ開ける。右サイドからヤン・マテウスが丁寧なクロスを供給。ゴール前で待ち構えていたA・ロペスが頭で合わせて押し込んだ。

 このまま逃げ切りたい横浜FMだったが、3試合連続で先制点を守りきれずに追いつかれてしまう。84分、右サイドから上原力也がクロスを送ると、ゴール前で相手のマークを外したマテウス・ペイショットがヘディングシュートを叩き込み、磐田が試合を振り出しに戻す。

 後半アディショナルタイム2分、横浜FMに勝ち越しの絶好機が到来。右サイドから水沼宏太が低く速いクロスを送り、飛び込んだ宮市亮が合わせたものの、ミートできず相手GK川島永嗣にブロックされる。さらにこぼれ球をA・ロペスが押し込もうとしたものの、再び日本代表の元守護神が立ちはだかり、ゴールには至らなかった。

 試合はこのまま終了し、勝ち点「1」ずつを分け合った。横浜FMは3試合連続ドローとなった。次節は6日に行われ、横浜FMは敵地で浦和レッズと、磐田は敵地で東京ヴェルディと対戦する。

 
 

サッカーマガジンWEB

横浜FM対磐田は痛み分け。ともに勝ち点1を積むも勝利で上昇気流に乗ることはできず◎J1第11節 – サッカーマガジンWEB

— つかみかけた勝利を逃した横浜FM

 横浜FMの右サイド、磐田は左サイド。前半は同サイドの攻防がポイントになっていた。

 ホームチームの右ウイング、ヤン・マテウスは後方からのボールを内側にカットインするように受けると、その流れのまま味方に一度預けてゴール前に入り込んでいく。リターンが通ればビッグチャンスというシーンが何度もあった。

 だが、磐田も、左サイドバック、松原后の粘り強い守備、最終ラインの連動した守りでヤン・マテウスの狙いを阻む。

 ボールは横浜FMが保持した。サイド攻撃も実践した。それでも磐田はゴールを許さず、素早い切り替えから攻撃に転じ、ゴールを狙っていった。

 0−0のまま迎えた後半も、しばらく均衡が保たれたが、59分、横浜FMが動く。喜田に代えて渡辺、エウベルに代えて宮市、植中に変えて天野を投入。3人を一気に交代させ、攻撃の活性化を図る。

 対する磐田も61分に平河に代えて古川、松本に代えて西久保をピッチに送り、サイドにフレッシュな選手を入れた。

 結果、スコアを動かしたのは横浜FMだった。ボールを左右に動かして磐田の守備陣形を広げると、ボックス右隅のすぐ外側でパスを受けたヤン・マテウスが左足でクロスを供給。ゴール正面で待ち構えていたアンデルソン・ロペスのヘディングシュートは一度はGK川島に反応されるも、こぼれ球を押し込んで先制に成功した(64分)。

 横浜FMは先制したあと、ボールを動かしながらも無理はせず、リスクを管理して試合を進めた。しかし、リードを守って終えることはできなかった。84分、磐田がワンプレーでスコアを振り出しに戻したのだ。

 右サイドでボールを持った上原がゴール前に狙いすましてクロスを送る。畠中とエドゥアルドの間にポジションを取ったM・ペイショットが打点の高いヘッドを叩き込み、磐田が同点に追いついた。

 5分と表示されたアディショナルタイムは互いにゴールに迫ったが、どちらのネットも揺れず。勝って上昇気流に乗るためにも重要な一戦だったが、結果は1−1のドローに終わった。

 
 

ゲキサカ

悔しい復帰戦も喜田拓也、横浜FM一筋で250試合出場「このクラブで毎日身を削って戦えることがどれだけ幸せか」 | ゲキサカ

 横浜F・マリノスは終盤の失点が響き、昇格組のジュビロ磐田と1-1で引き分けた。前々節の湘南戦(△2-2)、前節・C大阪戦(△2-2)と1点を先行するたび追いつかれる展開が続いており、これで3試合連続ドロー。試合後、負傷明けで先発復帰を果たしたMF喜田拓也は「今は痛みを伴っているけど、この痛みから逃げちゃいけない。追いつかれることが続いていて、この痛みをつなげないと意味がなくなってしまう」と決意を口にした。

 横浜FMは3月下旬から続いていたJ1リーグ戦とAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の連戦がひと段落し、ようやく約1週間の準備期間を経て迎えたJ1第11節・磐田戦。ターンオーバー布陣で臨んだC大阪戦から先発7人を入れ替え、FWアンデルソン・ロペスやFWエウベルら主力が戻ってきたが、思ったような勢いは出せなかった。

 前半から磐田に押し込まれ、中盤でのミスが相次いだことで前半20分間ほどは完全な劣勢。次第にサイド中心のパス回しに舵を切り、ボールを保持することには成功したが、前半の決定機は終了間際のFWアンデルソン・ロペスのヘディングシュートのみにとどまる低調なパフォーマンスだった。

 もっとも負傷明けで3週間ぶりの先発復帰となった喜田によると、前半の試合運びに焦りはなかったという。

「ミスがないに越したことはないし、チームとして増えてしまったのは改善したい。ただそれも含めてサッカー。そういう時にどうゲームを進めていくのか。全部がうまくいくわけではないので、90分でゲームを考えてもいいと思っていた。相手も足を使っていたし、後半になるとまた状況が変わるというのもあった。あそこで崩れないように声をかけていた」(喜田)

 実際にハーフタイム後、チームは外回しの攻撃だけでなく、中央にもパスを刺せるようになり、狙いとしている相手を押し込に続けるサッカーを展開。そして後半19分、セットプレーの二次攻撃から相手をペナルティエリア内に足止めし、FWヤン・マテウスのクロスからA・ロペスのヘディングシュートで先制点も奪った。

 喜田自身は後半14分、MF渡辺皓太との交代でピッチを退いていたが、先制までの試合運びには手応えを感じていた様子。前半からの流れを受けて「もう少し上手くやりたい思いもあるし、そこは成長すべきところだと思うけど、90分のオーガナイズで現に得点は奪えていた」と一定の評価を下した。

 ところが、ここからの試合運びが悔やまれた。

 その後はカウンターから決定機をFW宮市亮のコントロールミスなどで決め切れない時間帯が続くと、後半39分に相手FKのクイックリスタートからFWマテウス・ペイショットにヘディングを許して失点。エリア内で競り負けた対応も悔やまれたが、クロッサーのMF上原力也には宮市が寄せ切れていない上、クロスの時点で最終ラインも押し上げられておらず、いわゆる集中力を欠いた状況だった。

「スキを自分たちから作ってしまったのは事実」

 そう率直に指摘した喜田は「ゲームの中でプレーが切れるタイミングは往々にしてああいうスキが生まれやすいとみんなが理解している中でも、全てが思い通りにいかないというのは、ピッチの中でしっかり解決しないといけない部分。要因はいろいろあると思うので一つを挙げるのは難しいけど、ピッチ内で解決する力をもう少し上げないとこういう厳しいゲームで勝ち点を拾っていけないのは間違いない」と反省点を口にした。

 そうした結果が3試合連続ドロー。4月24日のACL準決勝第2戦では10人での戦いを強いられた中でも、しぶとさを見せていた横浜FMだったが、J1リーグ戦においてはむしろ耐え切れない場面が目立つ。喜田はそうした状況から目を背けることなく、それぞれの大会でチームを取り巻く熱量の違いにも真摯に向き合おうとしていた。

「そこら辺が難しいところだと思う。大会も違えば、捉え方も、見られ方も違う中でチームをコントロールしていくのは非常に難しいもので、選手も人間なのでモチベーションや捉え方は各試合で微妙に違ってくるものもあるとは思う。ただ、ピッチ上での姿勢を変えてはいけないものだとも思う。それは言葉で言うほど簡単ではないので、お互いで高め合っていくしかない。みんなの熱量をどう生み出すかはそれぞれしっかり考えれば行動に移せるとも思う。一人一人がやっていくことも大事だし、それをつなげていくことも大事。続けてやっていかないといけない」

 J1リーグ戦の次節・浦和戦は早くも3日後。ホームでのACL決勝第1戦が11日に控えていることもあり、クラブ史上初の大舞台を意識してしまうのは避けられないだろうが、次節からの準備期間は十分にあるため、まずは間近に控えるリーグ戦に切り替えていきたいところだ。

 なお、喜田はこの日がJ1リーグ戦通算250試合出場の節目。横浜FMユースから昇格後、プロ3年目まではほとんど出番を掴めなかった過去がありながらも、全てクラブ一筋で積み上げてきた数字とあり、口にしたのは「感謝しかない」という思いだった。

「たくさん出た試合もあれば、出られなかった試合もある。何を言いたいかというと、出たか出ないかではなく、全ての瞬間をこのクラブで毎日、身を削って戦えることがどれだけ幸せなことかを日々感じている。もちろん喜びもあれば、悲しみもある。嬉しさも、悔しさも、いろんな感情があるけど、その全てをこのクラブとともに噛み締めて、乗り越えてこられたのは本当に周りの人への感謝しかない」

「どの状況でもクラブを引っ張っていきたい。自分もまだまだ未熟な人間だし、足りないところも多いとは思うけど、それでも逃げないでチャレンジし続けたいと思っている。誰かがやらないといけないのであれば、自分が責任を持ってやりたいとずっと思って、クラブを変えたいと思って、強い気持ちを持ってやってきたので、それが一つ節目の数字として伝えられることがあるなら感謝。それだけだと思う」

「自分に満足できることは何もないし、周りに素晴らしい人たちがいることに自分が満足しちゃいけない。そういった人たちに返せるものがあるなら、自分の全てをかけてしっかり返していきたいと思っている」。前回アジア王者のホームに乗り込む3日後、そしてクラブの歴史を背負って挑む8日後。復帰早々、あふれる思いを示すには格好の試合が控えている。

(取材・文 竹内達也)

 
 

Goal.com

横浜F・マリノス、ジュビロ磐田に追いつかれ3戦連続ドロー | Jリーグ | Goal.com 日本

明治安田J1リーグでは3日、第11節の横浜F・マリノスvsジュビロ磐田が行われた。

2戦連続ドローも直近のリーグ戦5戦無敗としている横浜FMが、前節3試合ぶりの白星を手にした磐田をホームに迎えた一戦。横浜FMはエウベルやアンデルソン・ロペス、ヤン・マテウスら、磐田はマテウス・ペイショットやジャーメイン良、松本昌也らを先発起用した。

試合は開始から横浜FMが攻め立てていくものの磐田が守備に人数を割きながらしのぐ。磐田はセットプレーを中心にゴールに迫ろうとしたがそちらも実らずにスコアレスで折り返しを迎える。

試合は64分に動きを見せる。ボックス手前右でボールを持ったY・マテウスが左足でふわりとしたクロスを供給。ボックス内でうまくマークを外したA・ロペスが放ったヘディングシュートは一度はGK川島永嗣に阻まれたものの、こぼれ球に自ら詰めて左足で押し込んだ。

それでも終盤の84分に磐田が反撃。右サイド浅い位置の上原力也がクロスを上げるとペイショットがバックステップを踏みながら飛び上がる。強烈なヘディングシュートを決め切って同点弾とした。

そして、試合は1-1のスコアのまま終了。この結果、横浜FMは6試合無敗も3試合連続ドローに。対する磐田も連勝とはいかなかったが3試合無敗としている。

 
 

フットボールチャンネル

横浜F・マリノスに足りないもの。「隙を自分たちから作ってしまったのは事実」2戦連続で勝利を逃した現実に向き合う

— 2戦連続ドロー。追いつかれて勝利を逃した横浜F・マリノス

 明治安田J1リーグ第11節、横浜F・マリノス対ジュビロ磐田が3日に行われ、1-1の引き分けに終わった。マリノスはAFCチャンピオンズリーグ決勝進出を決めてからリーグ戦2戦続けて追いつかれて勝利を逃す結果に。水沼宏太と喜田拓也はチームの課題を言葉にしている。

 マリノスはボール保持こそできたが、磐田の組織的なディフェンスに手を焼き、前半をスコアレスで終えた。ハーフタイムを経て強度が1段上がり、交代カードを切って攻勢を強めると、64分にヤン・マテウスのクロスからアンデルソン・ロペスにゴールが生まれた。しかし、84分、磐田の上原力也のクロスをマテウス・ペイショットが頭で合わせ、試合は振り出しに。試合終盤にマリノスは決定機を作るも、1-1で試合終了のホイッスルが鳴った。

「隙を自分たちから作ってしまったのは事実だと思いますし、プレーが切れるタイミングっていうのは往々にしてああいう隙が生まれやすい」

 この試合が復帰戦となった喜田は、FKの流れから生まれた失点シーンを振り返った。マリノスの選手たちが陣形を整えようとしている最中に磐田はプレーを再開させ、マリノスのマークがはっきりしない中で上げられたクロスをペイショットが沈めた形だった。

 喜田は「90分でゲームを考えてもいいかなと思っていた。相手も足を使っていたので、後半になれば状況は変わるというのも頭にあった」と話しており、実際に後半にマリノスは先制している。しかし、失点シーンだけでなく、マリノスは試合全体を通して少しばかり浮足だっている印象が強く、大事なところで隙を見せてしまった格好となった。

 マリノスはセレッソ大阪戦に続き、リードを守り切れずに勝利を逃す形になった。水沼宏太はチームの現状を厳しい言葉で表した。

「どうやってみんなで1つになって固い集団になっていくか、もう1回盛り返せるような集団になっていくか。1人ひとりのコミュニケーションだったり、向かっていく方向、目標をみんなで合わせていく声掛けは間違いなく大事だと思う」

 水沼はそういった選手個々の意識が「足りていない部分だと感じるところがある」と率直に述べたうえで、「そういう意識を合わせていけば、試合で入りが悪くても修正できる、そんな集団になっていくんじゃないか」と問題提起する。喜田は「言葉で言うほど簡単ではない」と前置きしつつ、「お互いに高めあっていくしか方法はないし、みんなの熱量をどう生み出すかをそれぞれがしっかりと考えて行動に移せると思う」と述べた。

 マリノスは中2日でアウェイの浦和レッズ戦を控えており、来週末にはAFCチャンピオンズリーグ決勝1stレグが予定されている。「この痛みから逃げちゃいけない」という喜田の言葉通り、マリノスはこの苦境を次につなげなければいけない。

(取材・文:加藤健一)

 
 

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2024 マッチレポート | 5月3日 vs 磐田 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第11節 横浜FM vs 磐田のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2024/05/02 【スタジアム観戦情報まとめ】2024/5/3(金/祝)14:00KO J1第11節 横浜F・マリノスvs.ジュビロ磐田@日産スタジアム
 
 

今節の他会場など


 
 


 
 

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