アンカー(目次)
1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Twitter
3.YouTube
4.ブログ
5.Webニュースログ
本日行われたJリーグ プレシーズンマッチ AED普及マッチ 松本山雅FC戦は、終了間際に失点を喫し、0対1の敗戦となりました。
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— 横浜F・マリノス × 3.7川崎@日産ス (@prompt_fmarinos) 2015, 2月 21
横浜F・マリノス オフィシャルサイト
2015 AED普及マッチ 横浜F・マリノスvs松本山雅FC
└ 入場者数:8,916人
試合後監督コメント:エリク モンバエルツ 監督
「今日のゲームに負けてしまい、最後、ああいう形で失点してしまったというのを、非常に残念に思っています。ただ前半に関しては、パスもつながって我々のプレーができていた部分も多かったと思います。後半に関しては、少しテンポを出せずになかなかチャンスをつくりだせませんでした。
前半は良くて、後半はやや落ちてしまって、全体としては、少し複雑な、残念な気持ちです」質問:スタメンでユースの和田選手を起用したが、その理由と評価について、教えてください。
「今日、彼を使ったということについてですが、まず伊藤、ラフィーニャ、端戸などがケガやコンディションの問題でFWがいない状態になっています。その中でユースの和田が高いクオリティを持っています。もちろんフィジカル的にはプロでやれる準備はできていないのですけれども、その他のクオリティの面で優れているので、彼を起用しました。
ラフィーニャに関しては、まだ半分の時間しかプレーできませんので、その残り半分を和田がプレーしたということです。
和田は非常に良いプレーをしたと思っています。運動量も多く、ゴールに向かっていくファーストタッチは非常に優れていました。そして彼から何回かチャンスがつくれていました。非常に良いパフォーマンスをしたと思っています」質問:後半、テンポが出なかった一番の原因は?
「後半は、相手チームが、特に前から我々のセンターバックのところに強くプレッシャーをかけてきました。そこから我々は長いボールが多くなって、そのセカンドボールも取れなくて、そこからテンポが崩れてきたと思っています。前半に関しては、そこをショートパスでつなげていたのです。そこが前半と後半の違いだと思っています」質問:中村が開幕から何試合か出場することができないと思います。この衝撃度は、5段階でどれぐらいですか?
「数字で評するのは難しいです。確かに彼がいれば、彼からパスを出せてチャンスが増える可能性はあるのですが、現実として彼がいない中で、どうやっていくのか。彼のいない中でチームとしての流れるようなプレーというものを、どうつくり出していくのか。そこを考えていきたいと思っています」
選手コメント
喜田 拓也
「プレシーズンマッチでしたけど、公式戦と同じ気持ちでやりました。今日は勝ちにこだわっていたので、そういう意味では結果がついてこなかったので悔しいです。
相手はアグレッシブに守備をしてきましたけど、ずっと続くわけではなかった。そういうところで賢さを身に付けていかなけばいけない。
自分はパスを出して、動き出すことを意識して、ポジショニングを気をつけてプレーしました」
佐藤 優平
「J1で、あのようなハッキリとしたサッカーをしてくるチームはなかなかいない。松本山雅は前からハメてくるサッカーをしてきたし、ウチはハメられてプレスを外せなかった。後半は後手を踏んでしまったが、あのプレッシャーも、練習しだいで慣れてくると思う。
モンバエルツ監督は、ゴールキックからつなげることを意識しているので、それは継続していきたい。世界基準を見ても、バルセロナのように、後ろからつなぐことができれば、サッカーも面白いと思うので。
自分がトップ下というより、和田と二人のどちらかが下りてきて、その役割をやればいいという関係。ゼロトップのような形で、そのほうが攻撃的になると思う」
栗原 勇蔵
「コンディション的には結構、上がってきていたと思う。ヒョウみたいに足をつっている選手もいたけど、それ以外の選手はそれなりに動けていた。
内容とかに関しては、まだまだ。あと2週間かけて開幕までに必要なことをやらなければいけない。
(点が取れなかったのは)悲観してもしょうがないと思うし、逆に言ったら、ケガ人が多いなか、ユースの和田が頑張っていたと思う。ケガ人が多い状況のなかで、よくやっていたと思うし、選手層が厚くなった」
ピッチではAED講習会が行われています。 https://t.co/rwGlLewkHm
— 横浜F・マリノス × 3.7川崎@日産ス (@prompt_fmarinos) 2015, 2月 21
今日最高のサポーターの前で約7年ぶりにマリノスのユニフォームを着てピッチに立つことができました!やっぱ自分の中には特別な思いがあってピッチに入ると胸がすごくあつくなった。
選手はもちろんマリノスサポーターと共に戦えて最高の1日でした。 pic.twitter.com/cZsPJqnBSj
— 中島 賢星 (@cleverstar9231) 2015, 2月 21
マリノスvs山雅、残念ながら0対1で敗戦してしまいました。ただ、前半の30分圧倒してたしその時間帯に点を奪っていたらまた違った展開だったかな!課題は、決定機での制度かな!そして、この後ブンデスリーガ解説します。シャルケvsブレーメン、シャルケは、CLの敗戦を払拭できるか?
— 波戸康広 (@HatoOfficial) 2015, 2月 21
YouTube
マリノス下平 匠チャントPSM松本山雅戦20150221
しもーひら オー たーくみ
しもひら たーくみ
しもーひら オー たーくみ 勝利へ導け
マリノス藤本淳吾チャント PSM松本山雅戦 20150221
横浜が愛し 横浜愛する
藤本淳吾 見せつけろよ オオ
トリコロールが似合うのさ
淳吾 淳吾
ラララララララ藤本淳吾 淳吾
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[屋根下あだちメモ]アピール出来た選手もいたり@PSM松本戦。
[ぷっしゃ び~だ]【PSM】横浜vs松本「サポは、飢えている」@日産
[マリサポを育てる母さんのブログ]松本山雅戦 敗戦で二重に足取り重く
[広告マン24時間365日]いろいろ満載の松本山雅PSM。新たな船出ができたか?
[ひつじるしっ!!]マリノスは良くも悪くも継続していた
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こけまりログ
2015/02/20 【スタジアム観戦情報まとめ】2015/02/21 PSM 横浜F・マリノスvs.松本山雅FC@日産スタジアム
ネットニュース・Weblog
カナロコ
2011年8月に心筋梗塞のため、34歳で亡くなったサッカー元日本代表の松田直樹さんが所属したJ1の横浜F・マリノスと松本山雅の両クラブが21日、横浜市港北区の日産スタジアムで、自動体外式除細動器(AED)の普及を呼び掛けるプレシーズンマッチを開催した。
消防庁の調べでは、10年の心臓突然死者数は約6万5千人で、1日当たり約180人。AEDを使えば社会復帰率が大きく高まるといい、この日の試合前はAEDを使用した心肺蘇生術や、動脈硬化を防ぐ効果のあるウオーキングなどの講習会も行った。
松田さんの姉真紀さん(46)も参加。「一つ一つの誇り高き命を守り、つなぎ、みんなが笑顔でありがとうと言い続けられることを願います」と約9千人の観衆にあいさつ。安全なスポーツ環境づくりを呼び掛けた。
Jリーグのプレシーズンマッチが21日、日産スタジアムなどで行われ、横浜Mは今季からJ1の松本と戦い、0-1で敗れた。左足首を手術した中村に代わり、トップ下にはMF佐藤を起用。決定的なチャンスをつくれず、後半ロスタイムに決勝ゴールを許した。
もどかしい展開が最後まで続いた。昇格組の松本を崩すシーンはほとんどなく、後半ロスタイムに決勝点を献上。横浜Mのモンバエルツ監督は「前半はパスがつながってわれわれのゲームができたが、後半は長いボールが多くなってテンポが出せなかった」と一定の収穫を強調したが、会見場には重い空気が漂った。
中村不在のトップ下を務めたMF佐藤は、速めにパスをさばいて周囲と連動を試みた。「去年より前に行くスピードはだいぶ速くなった」と言うが「ただ前の人数が足りてない」。やはり急ごしらえの布陣では、効果的な崩しのアイデアを共有できていない。
DF中沢は「(主力組の練習試合は)4試合で1点。新しい色が出せれば良かったけど、やっているサッカーは変わってない」と危機感をにじませた。
スポーツニッポン
横浜の17歳の和田が見せ場をつくった。
ユース所属ながら2種登録された逸材は、1トップで先発すると前半27分、右サイドのFKから流れてきたボールをファーサイドで待ち受け、右足でボレーシュートを放った。相手に当たってコースが変わりバーにはじかれたが、チーム最大のチャンスをつくった。開幕スタメンも期待されているが、本人は「高校生だとかは関係なくポジション争いに勝っていきたい」と意気込んでいた。
ニッカンスポーツ
横浜は21日、日産スタジアムで、松本とプレシーズンマッチ「AED(自動体外式除細動器)普及マッチ」を行い、0-1で敗れた。
ユースに所属するFW和田昌士(17)が先発。前半22分に右足ボレーを放ったが、クロスバーに当たって外れ、両手で頭を抱えた。後半4分にも相手GKのこぼれ球につめてシュートを打ったが、枠を超えた。後半16分までプレーし、シュート2本。無得点に終わったが「自分のプレーを出せたところもあったけど、完全には出し切れなかった。2度のチャンスを決めきれなかったことが悔しい」と話した。
後半ロスタイムに失点を許し、ホームで敗戦。モンバエルツ監督は「最後、あのような形で失点してしまい残念だ。前半はパスがつながったし、我々のプレーができていた。後半はチャンスを作れなかった。残念な気持ちです」と振り返った。
サンケイスポーツ
Jリーグ・プレシーズンマッチ(21日、日産スタジアムほか)横浜Mの下部組織に所属する17歳のFW和田が初先発。しかし、前後半に1度ずつあった好機に決められず、「2度あったチャンスを外してしまった。悔しい」と肩を落とした。ただ、MF中村俊やFW伊藤ら攻撃陣にけが人が続出する中、3月7日のJ1開幕・川崎戦(ホーム)でスタメンに名を連ねる可能性も浮上している。 (日産ス)
スポーツ報知
◆Jリーグプレシーズンマッチ 横浜M0-1松本(21日・日産スタジアム)
横浜Mは試合終了間際の失点で敗戦した。MF中村ら故障者が続出する状況で、20日に2種登録され、資本提携するマンチェスターCのU―18に昨年留学した17歳のFW和田を1トップに据えたが、1点が遠かった。
主力組はここ4試合でわずか1得点。フル出場したDF中沢は「危機感を持ってやらないと、(得点力不足と言われた)昨年と同じになってしまう」と焦りをあらわにした。
デイリースポーツ
2011年に心筋梗塞のため34歳で死去したサッカー元日本代表の松田直樹さんが所属したJ1の横浜Mと松本が21日、横浜市の日産スタジアムで自動体外式除細動器(AED)普及を呼び掛けるプレシーズンマッチを開催した。松本の田中隼磨選手(32)は「二度とあんなことが起こらないようメッセージを送る試合だった」と語った。
医療機器メーカー、フクダ電子の全面協力を得ての一戦。試合前はAEDを用いた心肺蘇生術や、動脈硬化を防ぐ効果のある適度な運動の講習会も開いた。
ゲキサカ
[PSM]横浜FMの新星が躍動、17歳和田「開幕スタメンを狙う」
[2.21 PSM 横浜FM0-1松本 日産ス]
17歳の新星が魅せた。横浜F・マリノスはユース所属のFW和田昌士が1トップで先発。積極的なドリブルと高い技術でチャンスを演出し、自らも2度の決定機を迎えた。
前半23分、MF兵藤慎剛の右FKのこぼれ球を右足でボレーシュート。しかし、目の前のDFに当たってコースが変わり、クロスバーを叩いた。「当たってなかったら、いいところに行っていたと思う」。後半4分にはMF齋藤学の左クロスに兵藤が合わせ、GKが弾いたところに詰めたが、「詰め過ぎて反応できなかった」と、跳ね返りに合わせ切れず、ボールは和田の膝付近に当たってクロスバーを越えた。
結局、後半16分に交代。チームは後半アディショナルタイムに失点し、0-1で敗れた。「2度のチャンスを決められず、チームが負けたことが悔しい。決め切れなかったのは自分の課題」。試合後、ミックスゾーンに学生服姿で現れた高校2年生は悔しさを隠さなかった。
持ち味は見せた。相手のプレッシャーを受けながらも巧みなテクニックで前を向き、ドリブルで仕掛ける。相手を背負いながらも体を張ったポストプレーでボールをキープするなど、非凡な才能の片鱗を見せた。
「(松本は)人に対してすごく強く来たけど、相手の力を使って反転することもできた。ガツッと来るところはユースでは味わえない感覚だったけど、強く来る分、ワンタッチで逆を突けばかわせる。思ったよりうまく体を使って半身になったり、工夫しながらできた」
昨年8月、イングランドのマンチェスター・シティに短期留学した。「パスのスピードと判断の速さ、プレッシャーの速さがこっち(日本)では味わえないような速さだった」。約2週間の貴重な経験を帰国後も生かし、高い意識で日々のトレーニングに取り組んできた。トップチームの宮崎キャンプにも帯同し、14日の練習試合では甲府相手に2得点。この日の先発抜擢につながった。
「ケガ人が多い中で甲府戦に呼ばれて、チャンスをつかむことができたけど、また争いになる。まだ高校生とか関係なく、ポジション争いに勝って、開幕スタメンを狙っています」。3月7日、川崎FとのJ1第1ステージ開幕戦。再び日産スタジアムのピッチに立つことを目指し、17歳の和田はアピールを続けていく。
(取材・文 西山紘平)
[PSM]故・松田氏が在籍した横浜FMと松本が激突、8916人が駆け付ける(12枚)
[PSM]横浜FMは終了間際の失点で悔しい敗戦…GK&DF編(16枚)
[PSM]横浜FMは終了間際の失点で悔しい敗戦…MF&FW編(20枚)
[PSM]東福岡高から加入の横浜FM中島は後半36分から途中出場(4枚)
[PSM]横浜FMの新星・17歳和田昌士が先発出場で躍動(8枚)
サッカーダイジェストWeb/h3>
【横浜】昇格組の松本に勝てず……問題は山積みだ
サッカーの世界では、よくある結末だった。
お互いにチャンスがありながら決め手を欠き、時間だけが過ぎていく。その結果、試合終了間際の後半ロスタイムに大きなミスを犯したのが横浜で、J1に昇格したばかりの松本に金星を献上した。敵将の反町康治監督が「向こう(横浜)が躓いて土俵に転んだ」と話したとおりである。
ただ、リーグ戦本番ではないのだから、ミスと結果を反省しつつも内容に目を向けるべきだろう。エリク・モンバエルツ監督が就任したチームの、開幕2週間前の現在地こそが焦点である。
結論から言えば、「あれ、去年と一緒だね、と言われかねない」(中澤佑二)。
システムはお馴染みの4-2-3-1を採用し、スタメンに並んだ11人も昨季とほとんど変わらない。プロ3年目の喜田拓也をボランチに、そしてユース所属で2種登録の和田昌士が1トップに抜てきされたが、主力選手の負傷離脱による“繰り上げ人事”の印象が強い。
試合ではGKの榎本哲也からショートパスをつないでビルドアップする戦い方を徹底。しかし、これが松本のハードプレスの格好の餌食となった。
「かなり狙われていた」と中澤は苦い表情を見せる。本番の公式戦であれば、あそこまで極端にビルドアップに固執することはないだろうが、少なくともこの日はボールを奪われた次のプレーでも、GKからの組み立てを繰り返した。
そこで浮上するのが、大黒柱でビルドアップの中心を担う中村俊輔の不在である。中盤の底に下がって攻撃を組み立てる稀代のゲームメーカーがいないことで、攻撃が効果的に回らない。2ボランチはボールを前へ運ぶ能力が不足しており、これでは2列目の選手の機動力を活かせない。中澤は「ボールを落ち着かせることができるのは彼ならでは」と、あえて中村の特長を話すことで、その不在の影響を表現している。
それでも1トップに、例えばG大阪のパトリックのような身体能力に優れた“大砲”がいれば攻撃の選択肢も増えるだろうが、このポジションは現在最も手薄な状態である。
和田は可能性を秘めたプレーを見せたものの、後半途中から約30分間プレーしたラフィーニャはまだ万全の状態ではなく、伊藤翔もようやく病気が完治した状況だ。
この日は最後の最後にミスから失点したが、中澤と栗原勇蔵を中心とした堅い守備は今季も健在だろう。対照的に、積年の課題である脆弱な得点力に加え、攻撃の組み立てでは力不足が否めない。現時点ではチーム作りが順調とは言えず、リーグ開幕に向けて不安が先行するプレシーズンマッチとなった。
取材・文:藤井雅彦(ジャーナリスト)
■試合結果■
2015 Jリーグプレシーズンマッチ AED普及マッチ
横浜 0 0-0 1 松本
0-1
得点者/横=なし 松=鐡戸(90+2)
サッカーの世界では、よくある結末だった。
お互いにチャンスがありながら決め手を欠き、時間だけが過ぎていく。その結果、試合終了間際の後半ロスタイムに大きなミスを犯したのが横浜で、J1に昇格したばかりの松本に金星を献上した。敵将の反町康治監督が「向こう(横浜)が躓いて土俵に転んだ」と話したとおりである。
ただ、リーグ戦本番ではないのだから、ミスと結果を反省しつつも内容に目を向けるべきだろう。エリク・モンバエルツ監督が就任したチームの、開幕2週間前の現在地こそが焦点である。
結論から言えば、「あれ、去年と一緒だね、と言われかねない」(中澤佑二)。
システムはお馴染みの4-2-3-1を採用し、スタメンに並んだ11人も昨季とほとんど変わらない。プロ3年目の喜田拓也をボランチに、そしてユース所属で2種登録の和田昌士が1トップに抜てきされたが、主力選手の負傷離脱による“繰り上げ人事”の印象が強い。
試合ではGKの榎本哲也からショートパスをつないでビルドアップする戦い方を徹底。しかし、これが松本のハードプレスの格好の餌食となった。
「かなり狙われていた」と中澤は苦い表情を見せる。本番の公式戦であれば、あそこまで極端にビルドアップに固執することはないだろうが、少なくともこの日はボールを奪われた次のプレーでも、GKからの組み立てを繰り返した。
そこで浮上するのが、大黒柱でビルドアップの中心を担う中村俊輔の不在である。中盤の底に下がって攻撃を組み立てる稀代のゲームメーカーがいないことで、攻撃が効果的に回らない。2ボランチはボールを前へ運ぶ能力が不足しており、これでは2列目の選手の機動力を活かせない。中澤は「ボールを落ち着かせることができるのは彼ならでは」と、あえて中村の特長を話すことで、その不在の影響を表現している。
それでも1トップに、例えばG大阪のパトリックのような身体能力に優れた“大砲”がいれば攻撃の選択肢も増えるだろうが、このポジションは現在最も手薄な状態である。
和田は可能性を秘めたプレーを見せたものの、後半途中から約30分間プレーしたラフィーニャはまだ万全の状態ではなく、伊藤翔もようやく病気が完治した状況だ。
この日は最後の最後にミスから失点したが、中澤と栗原勇蔵を中心とした堅い守備は今季も健在だろう。対照的に、積年の課題である脆弱な得点力に加え、攻撃の組み立てでは力不足が否めない。現時点ではチーム作りが順調とは言えず、リーグ開幕に向けて不安が先行するプレシーズンマッチとなった。
取材・文:藤井雅彦(ジャーナリスト)
■試合結果■
2015 Jリーグプレシーズンマッチ AED普及マッチ
横浜 0 0-0 1 松本
0-1
得点者/横=なし 松=鐡戸(90+2)
2015/02/23[J SPORTS 後藤健生コラム]プレシーズンマッチ 横浜F・マリノスvs松本山雅
いよいよ開幕が間近に迫ったJリーグ。プレシーズンマッチの横浜F・マリノスと松本山雅の試合を見に行った。横浜はセンターFWが故障で不在のようで、17歳の和田昌士が先発。ラフィーニャはベンチに入っているが、90分はプレーできない状態だという。
その和田はたしかに才能の片鱗を見せる場面もあったし、決定機もつかんでいた。だが、さすがにまだJ1のチームの1トップを務めるには力不足。というわけで、個人能力に勝る横浜がボールは支配して敵陣深くまでボールを運ぶのだが、なかなかゴール前まで進入できない。前半は、そんなまだるっこい展開の連続だった。
良く晴れた好天とはいえ、気温は9度台。「これなら、Fリーグのプレーオフに行った方が良かったなぁ」とマジで反省した45分間だった(前日に行ったFリーグのプレーオフの第1ラウンドが、2試合ともとても面白かったからだ)。
後半に入って、横浜が開始直後の決定機を逸すると、横浜の攻撃はさらに停滞してしまう。そして、時間とともに松本がカウンターなどからビッグチャンスをつかんだものの、こちらも決めきれない……。当然、「ああ、結局はゴールレスドローか」と思っていたら、アディショナルタイムに入った92分、右からのクロスを飛び出してきた横浜のGKの榎本哲也がキャッチミス。最後は鐵戸裕史が叩き込んで松本が勝利をつかんでしまった。
まあ、プレシーズンマッチなので結果はどうでもいいのかもしれないが、初昇格の松本としてはJ1の古豪相手に勝利をつかんで、自信を付けたことが何よりの収穫なのだろう。「見どころ」は乏しいゲームではあったが、唯一、感心したのは松本の組織的な守備だった。さすがに、名将、反町康治が時間をかけて仕込んできただけのものだ。マークする相手との距離を絶対に開けずに、しっかりとスペースを埋める。同時に、間合いを詰めてはいるものの無理にタックルに行ったりはせず、マークを受け渡しながら粘り強く守る。飯田真輝、後藤圭太、酒井隆介のスリーセンターを中心にフラットなラインを形成するが、トルシエ監督の「フラットスリー」とは違って、柔軟にラインをブレークしてチェックにも行く……。
そんな、難しいバランスを取りながら、90分間綻びを見せなかったあたりは、なかなかの組織だと見た。さらに、前半は専守防衛だったものの、後半に入るとスリーセンターの一角の酒井あたりが攻撃に参加する場面も何度か作ったのだ(流れの中で自らが状況判断して攻撃参加をしたのか、あるいは監督から「前半は行くな」、あるいは「そろそろ行ってみろ」と指示があったのか、その辺りは判然としないが……)。
こうして、90分間守りきったあたりは高く評価したいのだが、ただ、今日の試合は横浜が悪すぎたとも言える試合である。その辺りの判断が難しいところだろう。松本にとっては、無失点に抑えたことで自信を付けるという効果はもちろんあっただろうが、同時に、今後のためにはプレシーズンマッチで失点を重ねて、もっと「酷い目」に遭う方が良かったのかもしれない。その辺り、相手の攻撃陣が万全でなかったことは反町監督にとっては微妙なところだったのではないだろうか(反町監督自身に、その辺りの心境を尋ねてみようかと思ったが、正直に答えてくれるわけもないのでやめておいた)。
もちろん、組織としていかに優れた守備だったとしても、J1でどこまで通用するのかは判断が難しい。やはり、個人能力で突破を許してしまうような状況は生まれてくるだろう。ただ、攻撃が組織的に機能していないと(今日の横浜のように)、どんな強豪チームでも松本の守備には相当手こずるであろうことは間違いない。松本の守備の組織が、どのクラスの相手まで通じるものなのか。どの程度の相手だと、松本の守備を簡単に打ち砕いてしまうのか……。「開幕後の小さなお楽しみ」ができた。
「まだ、攻撃に関しては具体的にトレーニングしていない」という松本だが、それなりにカウンターからのチャンスは作れていた。最後のゴールは相手のミスによるものだとしても、後半の最後の20分ほどは明らかに松本が押し込んでいた。今後は、攻撃をいかに効率化して、早く相手陣内にボールを運べるようにすることだろう。
いくら組織が整備されているとはいえ、個人能力の高いJ1の攻撃陣を相手に自陣での守備の時間が長くなっては、やはり90分持ちこたえるのは難しい。攻撃の場面で得点にまでは届かないにしても、ボールを相手陣に持ち込んで攻める時間をなるべく長くして、守備の負担を軽減するのが何よりだろう。
今シーズンの昇格組の中では、昨季のJ2で圧倒的な強さを発揮した湘南ベルマーレは残留どころではなく、中位くらいは十分に狙える力を持っている。一昨シーズンのJ1での戦いという経験値もある。だが、松本山雅とモンテディオ山形は戦力的にかなり苦しいかと思ったが、あの組織的な守備を見ると、松本も残留(反町流に言えば「日本のトップ15入り」)の期待は高まる。J1リーグは、今シーズンもかなりの混戦なのだろう。
今シーズンは、2ステージ制で、「チャンピオンシップ」も行われる。強いチームが複数存在するようなリーグだったら、チャンピオンシップも面白かろうが(かつての、鹿島アントラーズとジュビロ磐田のように)、こんな混戦で何が起こるかわからない民主的なリーグの終了後にプレーオフがあっても、「屋上屋を重ねる」ようなものに思える)。
ある先輩ジャーナリストが言っていたのだが、反町監督あたりが、あのチャンピオンシップの複雑極まりないレギュレーションの盲点=抜け穴を見つけて何か奇策を仕掛けると面白いのだが、まあ、まずはあの組織的な守備をJ1上位相手に通用させることが第一だろう。
2015/02/23[日産スタジアム(新横浜公園)スタッフブログ]2015シーズン横浜F・マリノスのプレシーズンマッチ「AED普及マッチ」が開催されました。※一部抜粋
なぜ「AED普及マッチ」という試合名なのでしょうか?
サッカー日本代表、横浜F・マリノス、松本山雅FCで活躍された松田直樹選手が、練習中に心肺停止により急逝されたことを受け、日本サッカー協会は、Jリーグだけでなく、JFL、なでしこリーグ、Fリーグの試合・練習におけるAED(自動体外式除細動器)常備を義務付けました。
そして本日、松田選手に縁のある2チームと特別協賛のフクダ電子株式会社により、AEDを普及を目的として試合開催されたからです。
試合前には、約400名のサポーターや、日産スタジアムのイベント活躍しているスタジアムボランティアの方々への、AED講習が開催されました。
講習は、倒れて呼吸が止まっている人を見つけた状況からスタートし、1 倒れている人への声掛け、2 救急車とAEDの手配、3 呼吸の確認、4 胸骨圧迫、5 簡易AEDでの動作確認 を行いました。
講習の受講により、実際に救命措置を行わなければいけない場面に遭遇した場合の行動が違ってくることでしょう。講習の大切さを改めて感じました。
(´-`).o0(Amazonではフクダ電子製は売ってませんでしたが、このAEDは244,000円。
今回のチケット代のうち200円がAED購入資金になるので、200円×8,916人=1,783,200円、市場価格で7台購入できる計算に。)
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