【スタジアム観戦など試合前情報まとめ】2014/03/23 J1第4節ヴァンフォーレ甲府vs.横浜F･マリノス＠山梨中銀スタジアム

　連戦の疲れもなんのその。

　日本代表・齋藤学が23日のJ1第4節・甲府戦の出場に向けて意欲を示した。

　2月22日の富士ゼロックス・スーパーカップ広島戦を皮切りに、日本代表として途中出場したニュージーランド戦を含めて、ここまで公式戦8試合を常に連戦でこなしている齋藤。

　ここまではすべて中2日か中3日で試合出場していることになるが、「それでも日本代表選手は結果を残さなければいけない」と言い切る。

　今回は18日にアウェイでメルボルン・ビクトリーとACL第3節を戦い、その後は約10時間の長距離移動も含めたハードスケジュールだった。

　試合も0-1と敗れ、疲労感漂う中でも「疲れは正直あるけど、気持ちを切り替えて甲府に勝ちたい」と自らを奮い立たせる。甲府戦が終われば次の試合まで1週間の間隔があるため、ここを全力投球する構えだ。

2014/03/22[スポーツ報知]【甲府】ＭＦ阿部“球友”横浜Ｍ藤本止める！

　Ｊ１ヴァンフォーレ甲府のＭＦ阿部翔平（３０）が２１日、横浜ＭのＭＦ藤本淳吾（２９）に決定的な仕事をさせない守備を心掛けることを明かした。２３日にホームの中銀スタジアムで対戦。マッチアップが予想される藤本とは筑波大の同級生で、昨季までは名古屋でチームメートだった。実力を知っているだけに、警戒を強めた。

　名古屋でともに戦った同級生が、再び敵味方に別れた。阿部は甲府の左サイドＭＦ、藤本は横浜Ｍの１・５列目右サイドのレギュラーを張っている。２３日に２人が先発すれば、阿部が名古屋、藤本が清水に在籍していた１０年以来４年ぶりのマッチアップとなる。

　阿部は韮崎中央公園での練習後、こう言って警戒した。「まず、（藤本は）上手。きれいにシュートを打たせてしまうと、しっかり決めてくる。ラストパス、セットプレーの精度も高い。そして、いろんなところに顔を出してくる」。利き足の左足だけでなく、ポジショニングも絶妙という。

　どうやって決定的な仕事を防ぐか。藤本がシュートやパスをする時、「しっかり体をつけ、きれいに打たせないようにしないと」と厳しい守備を心掛ける。サイドの主導権争いでも「僕は必死に守りますよ」と話す。

　　横浜市選抜に入った小学校時代から付き合いがあり、プライベートでも仲がいい。最近は連絡を取っていないが「今日、明日、ＬＩＮＥを送ってみようかな。いや、ウチのホームだから、あいさつしてくるのを待ちますよ」と対戦を楽しみにしていた。

2014/03/22[中日スポーツ]横浜Ｍ　４戦連続完封勝利狙う

　横浜Ｍが２３日の甲府戦で、開幕４試合連続完封勝利を狙う。昨年も５戦連続完封はあったが２分けを挟んでいた。４戦連続完封勝利となると、０３年の延長Ｖゴール制廃止以降、リーグ戦では初となる。ＤＦ中沢は「記録はそんなに気にしないでやりたい。でも、後ろ（ＤＦ）にとっては点を取られないのはいいこと」と笑みを受かべた。

　相手の１トップの盛田はセンターバック（ＣＢ）から１０年ぶりにＦＷに復帰した異色のストライカー。「ＦＷとして対戦するのは東京Ｖ時代以来。契約を一度切られても、復活して今度はＦＷでレギュラーなんて、ベテランに諦めずにやればなんとかなるという希望を与えてくれますね」と、中沢は盛田との対戦を楽しみにしていた。　（荒川敬則）

2014/03/22[カナロコ]榎本、４試合連続完封へ余念なし　２３日に甲府戦

　開幕３連勝と勢いに乗る横浜Ｍは２３日、山梨中銀スタジアムで甲府（午後２時開始）との第４節を迎える。過密日程にも疲れを見せないＧＫ榎本が、リーグ記録となる開幕から４試合連続無失点を打ち立てる。

　１８日のアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）第３戦を終え、１０時間をかけて豪州から帰国したばかり。それでも、３０歳は実に精力的だ。２１日の全体練習後には居残りでシュートを受け止めていた。今節の甲府戦への準備に余念がない。

　「肉体的には大丈夫。問題は頭のコントロールだけ。負けると深く考えすぎてしまうから」。０－１で敗れたＡＣＬのメルボルン・ビクトリー戦から中４日の一戦へ、体を動かすことで気持ちを立て直している。

　１ステージ制に移行した２００５年以来、開幕から４試合連続完封は一度もない。昨季は甲府に２戦２分けと苦戦。その対策として、クリアの位置やロングスローの対応を挙げた。

　「先取点が取れなくてもじれないこと。守備からしっかり入って、最後まで集中力を切らさない」。守護神は勝利と大記録をつかみ取る。

2014/03/22[サンスポ]開幕４連勝へ　横浜Ｍ・中沢「優勝するためには勝っておきたい」

　サッカーのＪ１横浜Ｍは２３日、アウェーで甲府と対戦する。無失点勝利なら４試合連続となり、Ｊ１リーグ記録の「５」へリーチがかかる大事な一戦になる。

　それでも元日本代表ＤＦ中沢佑二（３６）は冷静だった。「記録などの結果は、あとからついてくるもの。それよりまずはチームが勝つことが大事だ」。昨年の甲府戦は２引き分け（１－１、０－０）に終わったこともあり「優勝するためには、勝っておきたい」とキッパリ。

　この日は、横浜市内で約２時間、ミニゲームなどで調整し、遠征バスに乗り込んだ。

チームは午後に、明日の試合会場である甲府に向けて出発しました～。今日もみんなでお見送り～(ｏﾉ´□｀)ﾉｶﾞﾝﾊﾞﾚｪｪ。　頼むぜ！開幕4連勝W(`0`)W。 #fmarinos pic.twitter.com/DXtS24lQcD

— 横浜F･マリノス (@prompt_fmarinos) 2014, 3月 22

2014/03/22[ニッカン]横浜藤本、足の状態不安で甲府戦出場微妙

　横浜は２２日、リーグ開幕４連勝がかかる甲府戦（２３日、中銀スタ）に向け横浜市内で練習した。

　ＭＦ藤本淳吾（２９）は足に不安を抱えており、出場が微妙となった。甲府には昨季までともに名古屋でプレーした、筑波大の同級生で仲のいいＤＦ阿部翔平（３０）がいる。対戦が注目されていたが、実現は微妙な状況となった。

　この対決について振られたが、別の“名古屋対決”を挙げ「明日はマスさんでしょ」と、元名古屋の神戸ＤＦ増川隆洋（３４）が古巣と対戦する名古屋－神戸戦（２３日、瑞穂陸）に言及。もちろん横浜の勝利が最優先。甲府戦に注目するが、どこかで名古屋－神戸戦も気になるようだ。

2014/03/23[スポニチ]斎藤が突破口！！横浜　堅守からのクラブ記録更新狙う

　横浜がクラブ記録を更新する。現在、開幕から３試合連続完封勝利中。２３日の甲府戦（中銀スタ）に向けて樋口監督は「トップの（甲府ＦＷ）盛田をボールの収めどころにしてくる。（盛田にボールを出す）サイドのところを抑えていきたい」と攻略法に言及した。

　持ち前の堅守でまずは無失点に抑える。攻撃面では日本代表ＭＦ斎藤が「ブロックをつくってくるのでドリブルで崩したい」と自身の武器を前面に押し出しゴールへの突破口を見いだす構え。現在、首位の鹿島と勝ち点で並んでいるが、得失点差で２位。攻守がかみ合い、記録を継続すれば昨年１１月３０日の新潟戦以来の首位も見えてくる。