【試合結果Webニュースまとめ(1●3)】2024/6/15(土)16:00KO J1第18節 横浜F・マリノスvs.FC町田ゼルビア@日産スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(1●3)】2024/6/15(土)16:00KO J1第18節 横浜F・マリノスvs.FC町田ゼルビア@日産スタジアム
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.X(旧Twitter) / Instagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第18節 横浜F・マリノス vs FC町田ゼルビア 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs町田の試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2024年6月15日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
 └ 入場者数 37,396人

監督コメント

[ ハリー キューウェル監督 ]

とても残念な気持ちです。ただ、自分たちが完璧なパスをつないだり、シュートが枠を捉えられれば話は別ですが、相手が強度で上回りました。前半は良かった部分が多かったのですが、後半は中央でのパスがつながらず、相手にかっさらわれてしまう場面が多く、相手のハードワークが目立ちました。今日も多くのファン・サポーターの皆さまが来てくれていました。彼らは最後まで走り切り、ハードワークするチームを観に来ていると思います。町田はロングボールを使ってイライラさせる部分もありますが、後半はそれらを抜きにして自分たちがまったく無になってしまいました。ピッチに立つ姿勢を改めないといけません。そして、悔しい気持ちでいっぱいです。

--なぜ、後半のような出来になったのでしょうか。
会見の前に選手たちと話したところですが、サッカーは簡単なスポーツではありません。かといって難しいわけでもありません。ミスは誰でもしてしまいます。自分はそれを指摘しているのではありません。例えば、パスがつながらなかったり、クロスが合わなかったり、決定機がありながら仕留め切れなかったり、競り負けてしまうこともあります。ですが、今日はハードワークを見せられていませんでした。選手はベストを尽くしたかもしれませんが、特に後半は町田がそれらを上回る素晴らしいプレーを見せました。そして、自分たちがハードワークを見せられなかった。そこに尽きると思います。

--得点を挙げた宮市 亮選手はこの試合でポジティブな材料だったと思いますが、60分以上プレーさせる選択はありませんでしたか。
宮市はバリューの高い選手の1人です。もともと、プランはありませんでしたが、コントロールする部分もありながら見ていた中、素晴らしいゴールも生まれました。彼だけではなく、前半は全員が素晴らしいプレーをしてくれました。喜田(拓也)もコントロールできた部分が多かったと思います。

選手コメント

天野 純

特に前半はやりたいことをやれていました。だけど、得点が入ってからトーンダウンしてしまい、追加点を狙う雰囲気もありませんでした。セットプレーで2発もあり、もったいないです。

--得点を取られてからではなく、取ってからトーンダウンしたのでしょうか。
(前節・)鹿島戦と同じような形です。少し受け身になっている雰囲気があるし、追加点を狙うのではなく、守りに入っている雰囲気があります。ウチは守り切るチームではありません。2点、3点、4点を取っていくチームです。そこが例年に比べて足りません。

--チグハグさが出ているように感じます。
今季から監督が代わって作り上げているところもありますし、システムもやり方もディテールで変わっています。アタッキングサードでは即興性を生かすように言われている。うまくいくときはいきますが、距離感が悪くなると、例えばワイドのヤン(マテウス)任せになってしまう部分もあります。今日も孤立していたところもあったので修正します。

--最後まで戦う姿勢を見せていました。
自分が引っ張っていかないといけません。負け惜しみではないですが、正直、今日は負けるような試合ではありませんでした。本当に悔しいです。

上島 拓巳

先制点を奪うまでは自分たちのやりたいプレーができていたと思います。先制点を取ったあと、どうパワーを持って攻撃していくのかだったり、コントロールしていくことが非常に曖昧でした。そして、逆転ゴールを決められ、どうパワーを持って前に行くのかが自分自身もうまく整理できないまま時間が過ぎてしまいました。後ろでボールを回している時間はとてもフラストレーションが溜まりました。もっと前につけていってもいいとも思いました。そこがミスになっても、というプレーモデルでやらないといけないのかなと感じました。

--外からの修正も含めてうまくいかなかったのでしょうか。
ハーフタイムに特に指示はありませんでしたが、ピッチ上の選手たちで解決するべきところはあります。ポゼッションしながらも縦パスをミスしたり、イージーなミスでかっさらわれるシーンも多かった。今日の試合だけでなく、今季の課題です。それが逆転負けが多い理由だと感じています。

--今季四度目の逆転負けですが、何がモヤモヤしますか。
セットプレーは修正できる部分もありますが、質で上回られてしまう部分もあります。ただ、試合を通してのゲームの進め方や、前線の相手のイヤがるところにどうボールを入れていくかは修正できます。そこは現実から目を背けずにチーム全体として取り組んでいかないといけません。

 
 

X(旧Twitter) / Instagram


 


 
 

ハイライト動画


ハイライト|J1リーグ第18節|vs FC町田ゼルビア – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜、首位・町田に逆転負けで連敗 先制するもセットプレーから崩れる― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜F・マリノスは首位・町田に1―3と逆転負けを喫し、2連敗となった。

 横浜は前節・鹿島戦から先発4人変更で臨んだ。前半14分、FW宮市亮が今季初ゴールとなる先制弾。だが、同43分にセットプレーから失点し、1―1で折り返した。

 先制しながらも中盤以降に失速するケースが多い今季の横浜。この日も後半12分、U―23日本代表FW藤尾に勝ち越しゴールを許した。

 ハリー・キューウェル監督は同14分、MF渡辺皓太に代えてFW植中朝日、宮市に代えてFW井上健太を投入。だが、その2分後、相手MF下田に直接FKを決められた。

 同34分にはMF天野純がネットを揺らしたが、植中にファウルがあったとして得点無効の判定。先制の勢いを生かすことができず、セットプレーからの連続失点で崩れ、首位・町田に屈した。

 
横浜・キューウェル監督「ハードワークを見せられなかった」 町田に逆転負け…試合後はブーイングも― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜F・マリノスは首位・町田に1―3と逆転負けを喫し、2連敗となった。中盤以降の失速が目立ち、逆転負けは今季4度目。試合後はサポーターからブーイングもあった。

 前半14分にFW宮市亮の今季初ゴールで先制したが、同43分にセットプレーからの流れで失点。後半12分、同16分にも連続失点し、流れを変えることはできなかった。

 ハリー・キューウェル監督は試合後の会見で「とても残念な気持ちでいっぱい。とにかく悔しい」と話し、「選手たちはベストを尽くしたかもしれないが、ハードワークを見せられなかった。相手が上回っていた。後半に入り、中央でのパスが全然つながらなかった」と指摘した。

 次戦は中3日で広島戦(19日、ニッパツ三ツ沢球技場)に臨む。指揮官は「自分たちがどのようにピッチに立つべきか、改めないといけない」と語った。

 
横浜・喜田主将、逆転負けで連敗に「自分たちの力で変えていくしかない」 試合後ブーイングは「当たり前」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜F・マリノスは首位・町田に1―3と逆転負けを喫し、2連敗となった。

 前半14分にFW宮市亮の今季初ゴールで先制したが、同43分にセットプレーからの流れで失点し同点。後半12分に勝ち越しを許すと、同16分にはFKを直接決められ、最後まで流れを変えることはできなかった。

 逆転負けは今季4度目で、中盤以降の失速が目立つ。MF喜田拓也主将は「逆転される試合が続いてるので反省しないといけない。(チームの現状は)簡単に受け入れられないことだけど、誰も助けてくれないし、自分たちの力で変えていくしかない」と静かに話した。

 試合後はサポーターからブーイングの後、選手たちを鼓舞する声援が送られた。

 「ブーイングがあったけど、当たり前のこと。ただ、彼らの思いも含まれてたと思うので、それを仲間として受け止める。(選手は)自分たちの姿勢とかピッチで表現するもので(ファンやサポーターに)“応援したい”“支えたい”“後押ししたい”と思わせるくらいじゃないとだめ。チーム全員で表現しないといけないし、それができると信じてやるしかない。自分たちだけが頑張ってるわけではない。彼ら(ファンやサポーター)も一緒になって苦しんで戦ってくれている」

 次戦は中3日で広島戦(19日、ニッパツ三ツ沢球技場)に臨む。主将は取材エリアで自らに言い聞かせるように思いを語り、次戦へ視線を向けた。

 
 

ニッカンスポーツ

【横浜】宮市亮「残念な気持ちが大きい」J1通算50試合目で今季初ゴールも空砲 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスFW宮市亮(31)がJ1通算50試合目となる町田戦で今季初ゴール決めた。

前半14分、ペナルティーエリア左角、45度の位置からゴール右隅に巻いて決めた。かつてイタリアの名手デルピエロが得意とした通称「デルピエロ・ゾーン」。宮市は「あれは僕の得意なシーン。トラップした瞬間に入ると思った」。それでも自身の先制点は空砲となり「残念な気持ちが大きい。2点目が取れなかったのが響いた」と悔やんだ。

 
 

サンケイスポーツ

J1横浜M、攻めあぐねて逆転負け 喜田主将「勝つには(力が)足りなかった」 – サンスポ

明治安田J1第18節第1日(15日、横浜M1-3町田、日産ス)横浜Mは逆転負け。前半14分に宮市の今季初ゴールで先制した後は攻めあぐねた。警戒していたセットプレーや速攻で3失点し、喜田主将は「(失点の)時間帯や流れも含めて、勝つには(力が)足りなかった」と悔しがった。

シュートは相手より5本少ない8本だった。特に後半は後方からの縦パスが通らない場面が目立ち、上島は「どのようにパワーを持って攻めるか曖昧だった」と反省した。

 
 

スポーツ報知

横浜FM、町田に痛恨逆転負け…宮市の今季初ゴールで先制も後半に停滞、ミス相次ぐ – スポーツ報知

 横浜FMは町田に逆転負けを喫し、リーグ戦2連敗となった。

 横浜FMは前半14分、FW宮市亮が美しい軌道のシュートでサイドネットを揺らし、幸先良く先制。宮市は今季リーグ戦出場15試合目で初ゴールとなった。

 しかし、同43分にセットプレーから失点し、同点で前半を折り返すことになると、後半は防戦一方の展開となった。町田・黒田剛監督の修正を受けて守備態勢を整えた町田に対し、DFラインから前進することができず。無理な前線への供給でミスが相次ぎ、後半12分に速攻から失点。同16分には直接FKから3失点目を食らった。

 同35分にMF天野純がゴールネットを揺らすも、FW植中朝日が相手を引っ張り倒していたとして取り消しに。ブロックを作って守る町田の守備を打ち破るアイデアや技術はなく、最後までゴールは遠かった。

 
【番記者の視点】日産スタジアムに響いたブーイング…横浜FM、ハードワークなき逆転負けで町田に黒星 – スポーツ報知

 横浜FMは町田に逆転負けを喫し、リーグ戦2連敗となった。順位は暫定13位。

 キューウェル監督は、試合後会見で大きくため息をついた。「ファン・サポーターが求めていることは、最後まで走りきり、ハードワークするチームの姿だ。ただ後半は、相手どうこうを抜きにしても、それらが全く感じられない試合になってしまった」

 2点を奪われた後半も、ボール支配率は誰がどう見てもマリノスが上回っていた。しかし、実質的に試合を支配していたのは、誰がどう見ても町田だった。

 あくまで参考程度に捉えるべき数字ではあるものの、この試合の町田の総走行距離は約118キロ。対するマリノスは約109キロ。およそ選手1人分、町田を下回った。ここまで差が出る試合も珍しい。天皇杯で120分を戦ってから中2日という条件は同じだ。

 DFラインがボールを持った時に、前線の動き出しが少なかった。ボールをもらう動きをする選手はいるものの、その選手にボールが入れさせるための周囲のサポートがなく、ボールが入った次を見据えた動きをする選手もいない。そして、そんな状況でも試合の流れを引き寄せるような、グサッとしたパスを出せる選手もいない。横パス、バックパスに終始し、縦に入れたら奪われるという空しい展開が続いた。

 選手にやる気がない、勝ちたい気持ちが感じられない、と言いたいわけではない。ハードワークの「やり方」を提示するのが、キューウェル監督はじめ首脳陣側の仕事でもある。「走れ」「ハードワークが足りない」では選手は動けない。戦術、モチベーションのコントロールなど、あらゆる面で整備が必要なチーム状況に映る。

 試合後、スタンドからはブーイングが鳴り響いた。マリノスでは珍しい光景だったが、それも当然の結果と内容だったように思う。アタッキング・フットボールの土台にあるものを、もう一度見つめ直す必要がある。ここから好転するために必要なものは「土台」だ。(横浜FM担当・岡島 智哉)

 
 

サッカーダイジェスト

「僕自身は去年、守備重視のチームにいたので…」古巣に完敗のGKポープ・ウィリアム、攻撃重視のマリノスで必要な擦り合わせは? 「全員の意識が足りない」 | サッカーダイジェストWeb

— 守備と攻撃は表裏一体

 横浜F・マリノスは6月15日、J1第18節でFC町田ゼルビアとホームの日産スタジアムで対戦し、1-3で敗れた。

 立ち上がりからボールを保持した横浜は、14分に宮市亮の今季公式戦初ゴールで先制。その後もポゼッションで上回り、試合を優位に進めていたが、43分に一瞬の隙を突かれてセットプレーから被弾すると、後半も町田の勢いを抑えきれず、57分と61分にも失点を許し、完敗を喫した。

 横浜に移籍後、初の古巣対戦となったGKポープ・ウィリアムは、3失点を喫した試合を次のように振り返った。

「前半は良い形で先制点を取れて、このまま1-0で進めながらっていうところで、僕も去年に在籍した時にあったような、何もないところから1点が生まれるというか、それが彼らの強さだし、あれで少し狂ってしまった部分は間違いなくある。それで勢いづかせてしまって、いけるぞっていう認識にさせてしまったのは悔しい。個人的にも負けたくない相手だった」

 リーグ戦で横浜が先制しながら逆転負けした試合は、今季4度目。これに対してポープは「ボールを握る部分はある程度できたけど、結果がついてこない以上は、そこに意味はない」とコメントし、さらにこう続けた。

「アンカーの脇だったり、セカンドボールの拾い合いになった時に人がいない分、そこに薄さは出る。ウイングも前への意識が強いなかで、サイドバックにリーチを作られたりとか、相手に余裕を持たせる場面がどの試合も多いので、まずは自分たちの守備の形をもう少し構築していかないといけない。

 新しいシステムをやったり、去年から積み上げてきたものとはちょっと違った部分にチャレンジをしていて、去年の積み上げがない状態でやっているので、歯痒いけど、何かを成し得るにはこういう痛みの時間だったり、苦しい時期を過ごさなきゃいけない。戻すっていう選択肢も、もちろんあるとは思うけど、新しい形にチャレンジしているなかで、もっと積み上げていかなきゃいけない」

 ただ、横浜は7月14日のJ1第23節・鹿島アントラーズ戦まで、中2~3日で公式戦8連戦が続く。過密日程のなかで、チームとしてどう積み上げていくかが重要になる。

「もっと選手で意見を出し合って擦り合わせていかなきゃいけない部分は間違いなくある。アタッキングフットボールは攻撃重視でやってきたけど、僕自身は去年、守備重視のチームにいたので、守備の部分を比較したら全員の意識がまだまだ足りないと思う。やっぱり守れての攻撃だし、表裏一体なので」

 中3日で控える次節、横浜はサンフレッチェ広島をホーム(ニッパツ三ツ沢球技場)で迎え撃つ。総得点32でリーグトップ(6月15日時点)の攻撃力を誇るチームから勝点3を奪うためには、トリコロールの守護神が指摘した守備意識の改善も必須と言えるだろう。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
試合後にブーイング。「当たり前」と語ったキャプテン喜田拓也は、サポーターの思いを“仲間”として受け止める「彼らも一緒になって苦しんで、戦ってくれている」【横浜】 | サッカーダイジェストWeb

— 町田戦は先制しながらも逆転負け

 横浜F・マリノスは6月15日に行なわれたJ1第18節で、FC町田ゼルビアと対戦。14分に宮市亮のゴールで先制したが、43分に同点に追いつかれると、57分と61分にも相手に得点を許し、1-3で敗れた。

 横浜はリーグ戦で今季2度目の連敗。試合後、主将の喜田拓也は「逆転されるのが何試合か続いてしまっているので、そこは反省しないといけない。誰も助けてくれないし、自分たちの力で変えていくしかない」と唇を噛んだ。

 また、先制した試合で逆転負けを喫したのは4試合目。リードを守り切れない要因を喜田はこう分析した。

「その体験があるが故にナーバスになってしまったり、自信のところで表現しきれていない部分もあるのかなと思う。今までのマリノスとシステムを変えているので、そこに原因を求めたくなったり、いろんな見方があると思うけど、みんなで痛みを伴いながら進んでいる。収穫と改善を繰り返しているなかで、それぞれができることの最大値を広げていったり、メンタリティのところでこのチームをなんとかしたいっていうものを全員が持つのも大事」

 試合後にはサポーターからのブーイングもあった。だが、トリコロールの背番号8は、その意味を心得ている。

「当たり前のことだし、彼らの思いもその中には含まれていたと思う。しっかり仲間として受け止めて、自分たちの姿勢とかピッチで表現するもので、応援したい、支えたい、後押しをしたいって思わせるくらいじゃないとダメ。

 今日の(試合前の)最初に『この街にシャーレを!この街に頂点を!』というチャントを、一発目にあれだけの声量で伝えてくれた意味も理解している。そういうものを自分は大切にしたい。自分たちだけが頑張っているわけじゃなくて、彼らも一緒になって苦しんで、戦ってくれている。最後のブーイングも然り、苦しいながらもああやって声を出してくれているのは選手も感じなきゃいけない。苦しい時にバラバラになるのはどこの誰でもできるので、マリノスだからこそできることを、これから全員で示さないといけない」

 横浜はアジア・チャンピオンズリーグの関係で2試合消化が少ないとはいえ、首位の町田との勝点差が18に拡大した(6月15日時点)。2年ぶりの王座奪還には厳しい状況と言えるが、今節の敗戦からの学びを次に繋げたい。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
連敗の横浜、元日本代表のクラブOBが攻撃面の課題を指摘!「ボールをなかなか前に運べないなかで…」 | サッカーダイジェストWeb

— 「ボールの移動中に前線がアクションを起こさない」

 現役時代は横浜F・マリノスなどで活躍した元日本代表DFの波戸康広氏が、6月15日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。古巣が抱える課題を語った。

 横浜は同日にJ1第18節でFC町田ゼルビアと対戦し、1-3で敗れた。番組では2連敗を喫した一戦を特集し、波戸氏はチームの攻撃面に注目。ビルドアップについて指摘する。

「町田の守備組織に対して、ボールをなかなか前に運べないなかで(右SBの)松原(健)選手がプルアウェイしながら(CBから)ボールを引き出しているけど、ボールの移動中に前線がアクションを起こさないからこそ、運べない」

 前線の選手が相手DFの背後を狙えば、それをマークする相手の動きによってできたスペースにほかのFWが入っていける。そのために中盤も空き、そこをMFが利用できると主張する。

 そして、「まず前線の選手からアクションを起こさないことには、ボールは前に運べない。そこは修正ポイント」と述べた。

 
 

サッカーキング

町田が横浜FMに逆転勝利! 宮市亮の先制点許すも…下田北斗の直接FK弾など3発 | サッカーキング

 2024明治安田J1リーグ第18節が15日に行われ、横浜F・マリノスとFC町田ゼルビアが対戦した。

 J1リーグが2週間ぶりに再開し、過密日程が続く横浜FMが、首位町田を『日産スタジアム』に迎えた。ともに2試合ぶりのリーグ戦白星を目指す一戦。まずは9分に町田が横浜FMのゴールを脅かす。平河悠がキレのあるドリブルで左サイドを切り裂き、ペナルティエリアで左足を振り抜く。ニアハイのゴール左上を狙ったが、シュートは惜しくもポストに阻まれた。

 試合の均衡が破れたのは14分、横浜FMが先制に成功する。ペナルティエリア内で渡辺皓太がルーズボールをつなぎ、ペナルティエリア左で受け取った宮市亮が右足一閃。狙い澄ましたコントロールショットをゴール右隅へと突き刺した。

 1点を取り返すべく押し込む町田は、44分に得意のセットプレーで試合を振り出しに戻す。右サイドの深い位置でフリーキックを獲得し、下田北斗が送ったボールに反応した平河悠のシュートはミスヒット。それでも、昌子源がこぼれ球に素早く反応して流し込んだ。試合は1-1で折り返す。

 57分、町田が逆転に成功する。敵陣でのルーズボール回収から速攻に転じ、平河のスルーパスに抜け出したバスケス・バイロンは、ペナルティエリア右から左足アウトサイドを使ってクロスを送る。ゴール前に飛び込んだ藤尾翔太がワンタッチで合わせて押し込んだ。

 さらに61分、町田が追加点を獲得する。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得。キッカーの下田が直接ゴール右上に叩き込んだ。

 苦しい展開となった横浜FMは81分に決定機。松原健が放ったシュートが相手DFにブロックされると、天野純がこぼれ球に反応してゴールネットを揺らした。しかし、ボールの近くにいた植中朝日が相手DFのシャツを引っ張って守備を妨害したとして、主審のオンフィールドレビューによって得点は取り消された。

 試合はこのまま終了し、横浜FMはリーグ戦2試合連続の逆転負け、町田はリーグ戦2試合ぶりの白星となった。横浜FMの次戦は19日に行われ、J1第13節延期分でサンフレッチェ広島をホームに迎える。町田は次節、22日にホームでアビスパ福岡と対戦する。

 
 

ゲキサカ

町田が価値ある逆転勝利! 天皇杯敗退から中2日…先制されるも昌子同点弾、藤尾&下田弾で勝ち越し! 横浜FMは連敗 | ゲキサカ

 J1リーグは15日に第18節を行った。横浜F・マリノスとFC町田ゼルビアの対戦は、町田が3-1で勝利。前半14分にFW宮市亮に先制点を決められるが、同43分にDF昌子源が同点ゴールを決める。後半12分にFW藤尾翔太が逆転ゴールを挙げ、その4分後にはMF下田北斗が直接FKでダメを押した。

 横浜FMは前節・鹿島アントラーズ戦で敗戦してから2週間ぶりのリーグ戦。2試合未消化ながら5勝5敗5分で13位に位置している。12日の天皇杯2回戦・FC岐阜戦は延長戦の末にPK戦で勝利しており、中2日で首位との試合に挑む。DFエドゥアルドが累積警告で出場停止。宮市が公式戦12試合ぶりに先発入りした。

 町田は前節でアルビレックス新潟に敗れて7試合ぶりの黒星を喫した。12日の天皇杯ではPK戦の末に筑波大に敗戦。さらに負傷者が4人出る事態となった。先発全員を入れ替え、古巣戦に臨むFWエリキが今季初のスタメン入り。A代表からGK谷晃生、U-23日本代表からMF平河悠と藤尾と代表活動を終えた選手たちが起用されている。

 町田は前線からのプレスでチャンスを作る。左サイドの平河が競り合いを制し、何度も縦に突破。前半9分にはDF松原健の股を通し、鋭い切り返しでDF上島拓巳もかわすと、PA左からシュートを放つ。だが、惜しくもゴールポストを直撃した。

 中央から攻め立てる横浜FMは前半14分に均衡を破る。FWヤン・マテウスが敵陣PA内に入れたボールは混戦。MF渡辺皓太が倒れながら足を出してPA左際にパスを出す。フリーでボールを収めた宮市が右足でコントロールショットを放ち、今季初得点をゴール右隅に突き刺した。

 追いかける町田はその後は得意のセットプレーを何度も作っていく。前半43分に待望の同点ゴール。右サイド際で下田が左足でFKを蹴ると、PA右のニアサイドで平河がボールを逸らす。ゴール前にこぼれたボールを昌子が流し込み、1-1と追いついてみせた。

 前半を1-1で折り返し、ハーフタイムで両チーム交代はなし。後半開始からともに攻勢を強めると、次にスコアを動かしたのは町田だった。

 後半12分、敵陣付近のこぼれ球を平川が拾い、右サイド斜め前にパス。MFバスケス・バイロンがPA右から左足アウトサイドでクロスを上げると、近距離で藤尾が左足ダイレクトで合わせる。GKポープ・ウィリアムに触れられるも、ボールはそのままネットを揺らした。

 逆転された横浜FMは後半14分に2枚替え。渡辺と宮市を下げ、FW植中朝日とMF井上健太が投入して攻勢を強めた。

 しかし後半16分、町田が3点目で突き放す。藤尾とバスケスが右サイドでボールをキープ。藤尾が右サイドの深い位置からマイナス方向にクロスを上げる。ボールに迫った下田がPAライン外で倒されてFKを獲得。キッカーを務めた下田は自ら左足シュートを直接沈め、3-1と点差を広げた。

 町田は残り時間で逃げ切りを図る。後半34分の2枚替えで藤尾とバスケスに代え、FW藤本一輝とFW荒木駿太を出場させた。

 横浜FMは後半36分に決定機。MF喜田拓也のボール奪取から植中がつなぎ、Y・マテウスからのパスを受けた松原が右足シュート。ブロックされたこぼれ球を天野が押し込んだ。だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックから主審がモニターで確認した結果、植中のファウルが認められてノーゴール。1点を返すことはできなかった。

 町田が2点差を冷静に守り切り、3-1で勝利。負傷者続出のなかで、大きな勝ち点3を手にした。横浜FMは今季2度目の連敗を喫した。

(取材・文 石川祐介)

 
町田の徹底力に屈した横浜FM、宮市「チームとして統一されていた」植中「特長にやられた」喜田「自分たちの注意を上回った」 | ゲキサカ

 横浜F・マリノスは今季4度目の逆転負けを喫し、今季2度目の連敗となった。ハリー・キューウェル監督は試合後の会見で「とても残念な気持ちでいっぱい。相手のほうが強度の部分で上回った」と敗戦を認めた。

 前半14分、FW宮市亮が先制点を挙げた。だが、その後は続かずに同43分にFC町田ゼルビアの得意とするセットプレーからDF昌子源に同点ゴールを許す。後半に入ると、町田の勢いに圧されて2失点。1-3で首位に屈した。

 キューウェル監督は後半からのチームのふがいなさを嘆く。「中央のところでパスが全然つながらない。相手にかっさられてしまう場面が多く、相手のハードワークが上回った」。町田の特徴について「ロング(ボール)をたくさん使って相手をイライラさせるような部分はある」と指摘しながらも「後半は(町田の)そういうところは抜きにして、自分たちがそういうところを感じないようなプレーになってしまった」と今回の敗因を自チームに見出していた。

 今季初ゴールとなる先制点を挙げた宮市は「この1点をきっかけにチームに貢献できる選手になっていきたい」と前を向いた。リーグ戦で初めて相まみえた町田の印象は「本当に徹底してきた」と舌を巻く。「ロングボールを蹴ってセカンドを拾って、そこからまた裏に抜ける。チーム全体として徹底されていた。最後の時間の使い方も、チームとして統一されていると思った」と勝者の力を認めていた。

 ベンチスタートのFW植中朝日は、試合を見守りながら勝利を目指した。町田のロングスロー時に使用するタオルを2度移動させるなど工作。結果として町田のスタッフによって元通りにされていた。「そこをいっぱい練習してきていると思ったので、少しでもなにかできればいいかなと思ってやった」と勝利へのこだわりをのぞかせた。自身は後半13分から出場も追いつくことはできず。「相手の強みを封じ込めることができなかった。(町田の)特長にやられてしまった」と悔しさをにじませた。

 キャプテンのMF喜田拓也は「セットプレーのところはもちろん気をつけていた」と振り返る。「相手が自分たちの注意を上回ったということ。時間帯や流れも含めて、勝つことに足りなかった」と悔やんだ。逆転負けが続く理由について「その体験があるゆえにナーバスになってしまったり、自信のところで表現しきれていない部分もチームにある」と分析する。キューウェル監督による新システムへの順応に時間がかかる部分などチーム事情もあるが、喜田は「みんなで痛みを伴いながら進んでいる」と強調した。

「収穫と改善を繰り返しているなかで、表現できることも増えている。ただ結果に結びきれていないことは、足りないものがあるというのも間違いない。それぞれができることの最大値を広げて、メンタリティのところでこのチームをなんとかしたいというものを全員が持つことも大事だと思う」(喜田)。試合終了時点で順位は13位。結果となって現れるその日まで、いまはただ前に進み続けるのみだ。

(取材・文 石川祐介)

 
 

Goal.com

首位FC町田ゼルビア、下田直接FK弾などで横浜F・マリノスに3発逆転勝利! 横浜F・マリノスは終盤反撃弾取り消しに… | Goal.com 日本

明治安田J1リーグでは、6月15日に第18節が開催。日産スタジアムでは横浜F・マリノスとFC町田ゼルビアが行われた。

明治安田J1リーグでは15日、第18節の横浜F・マリノスvsFC町田ゼルビアが行われた。

ここ8試合で1勝4分け3敗と調子を落としている暫定13位・横浜FM(2試合未消化)が、前節7試合ぶりの黒星を喫したものの首位に立つ町田をホームに迎えた一戦。横浜FMは宮市亮やアンデルソン・ロペス、喜田拓也ら、一方で負傷者が続出している町田は藤尾翔太やエリキ、バスケス・バイロンらを先発起用した。

横浜FMペースで進んでいる試合では14分、中盤に降りていたヤン・マテウスがボックス内へと浮き球のパスを供給。競り合いの中で渡辺皓太、天野純が立て続けに倒れ込んだが、渡辺が座り込んだままルーズボールに触れて落とす。反応した宮市がボックス左からコントロールシュートを決めて自身の今季初弾を先制点とする。

その後も受ける展開が続く町田だったが43分に右サイドでFKを獲得。下田北斗の蹴り込んだボールにボックス中央の平河悠がわずかに触れ、最後は昌子源が押し込んだ。

折り返して迎えた後半、57分にU-23日本代表FWの一撃で町田が歓喜する。ショートカウンターからボックス右に抜け出したV・バイロンが左足アウトで中央に折り返し。藤尾がダイレクトで合わせて逆転に成功する。

さらに、直後の61分にもボックス手前右絶好の位置で町田がFKを獲得。下田が左足で直接狙うと美しい軌道を描いたボールがゴール右上を射抜いた。

横浜FMは81分に反撃。ボックス手前右のヤン・マテウスからのパスを受けた松原健がシュートを浴びせると町田DFがブロックする。こぼれ球を天野純が押し込んだ。しかし、VARオンフィールドレビューの末にゴール前で植中朝日が柴戸海を倒していたとして攻撃側のファウルと判定され、得点取り消しとなる。

そして、3-1で町田がリードしたまま試合終了。この結果、横浜FMは今季2度目の連敗を喫すことに。対する首位・町田は2試合ぶりの白星を手にし、今節をまだ消化していない2位・鹿島アントラーズとの勝ち点差を暫定で「3」としている。

 
 

サッカー批評Web

大住良之の「この世界のコーナーエリアから」 第140回 【Jリーグに「改善してほしい」色ルール違反】(1)【横浜FM×町田戦】元スター監督「試合中」暴挙と宮市亮「美しい」初ゴール | サッカー批評Web

■横浜Fマリノス「スペシャル」でピッチへ

 6月15日に行われた横浜F・マリノス×町田ゼルビアで面白いことがあった。横浜FMの本来のユニフォームは青シャツに白パンツ、そして赤のストッキングなのだが、この日は「スペシャル・ユニフォーム」と呼ぶ全身黒のセットを着ていた。

 ところが、監督以下、横浜FMのスタッフウェアには、「スペシャル」は用意されていなかったようだ。いつもどおりの黒しかない。そこでスタッフは黒いポロシャツの上に全員紫色のビブスを着用してベンチに入っていた。しかし、この日の日産スタジアムは、公式記録によると気温25.7度、湿度53%、弱風。記者席に座る私の計測では気温27.7度、湿度57%、無風。端的に言うと、とても蒸し暑かった。

■キューウェル監督がいきなり「脱ぎ始めた」

 前半10分過ぎ、私は世にもまれな光景を見た。「テクニカルエリア」の最前方で声を出していた横浜FMのハリー・キューウェル監督がベンチに戻ると、いきなり紫のビブスごと黒いポロシャツを脱ぎ始めたのだ。横浜FMのスピードスター宮市亮が左サイドで果敢にドリブル突破を試み、それに町田の「ウルトラフィジカルDF」、身長192センチの長身を誇る望月ヘンリー海輝が真っ向から対決して観客席をどよめかせた頃である。キューウェル監督の行動に気づいたファンは多くはなかったかもしれない。

 キューウェル監督はベンチ前で上半身裸になると、スタッフが手渡した青いポロシャツに素早く着替えた。長くサッカーを見てきたが、監督が試合中に上半身裸になって着替えるのは初めて見た。

■スタッフと選手の「ウェアの色」が重なった

 ピッチ上で走る3人のレフェリーは「対角線審判法」というポジショニングをとって、プレーを2人で挟み込むように見る。主審は両エンドの左コーナーを結ぶ線を中心に動き、副審は右コーナーからハーフラインとタッチラインとの交点までの範囲でタッチラインのすぐ外を走ってオフサイドなどを監視する。そしてメインスタンド側の副審を「第1副審」、バックスタンド側の副審を「第2副審」と呼んでいる。

 一方、チームベンチは、通常のスタジアムではピッチに向かって左側をホームチームが使い、右側をビジターチームが使う。第2副審がオフサイドラインを見ようとしたとき、ピッチ上の選手たちの向こうにホームベンチのコーチングスタッフやサブの選手たちが目に入る。ベンチにいる控え選手はピッチ上の選手と違う色のビブスを着用することになっているのだが、この日の横浜FMのようにスタッフのウェアの色がプレーヤーと重なると、非常に見にくくなる。そこで間違いを防ぐために、ベンチのスタッフにもビブスの着用が求められたのである。

 おそらくキューウェル監督は、「暑くて仕方がない」とでも言ったのだろう。あるいは、「元スーパースター」の監督として、ビブスを着てテクニカルエリアに立つ自分の姿など、容認できなかったのかもしれない。そこで別の色のシャツを持ってきてほしいと要求したと想像される。しかし、大観衆の前で上半身裸になるのはどうだろうか。一度、引っ込んで着替えるとか、ハーフタイムまで待つなどできなかったのかと、思ってしまうのである。

■味の素スタジアムで「深刻な事態」

 さて、その翌日、6月16日に味の素スタジアムで見た試合では、もっと深刻な事態が起こっていた。公衆の面前で裸になるのが可か不可かというような問題ではない。「ルール違反」状態で試合が行われていたのだ。

 試合はFC東京×ジュビロ磐田。ユニフォームはFC東京が青赤のシャツに青パンツ、青ストッキング、磐田は全身白。こうした配色は非常に見やすくていい。問題はGKだった。FC東京の野澤大志ブランドンが全身黄色、磐田の川島永嗣は全身黒のウェアを着用していた。何が問題かって? 山本雄大主審。五十嵐泰之副審、船橋昭次副審、そして酒井達矢第4審判の4人が、黄色のシャツを着用していたのである(パンツとストッキングは黒だった)。

 ファンやメディアの目には触れないが、スタジアム外の専用車両に設けられたVOR(VARオペレーションルーム)でVARを担当する2人のレフェリー、鶴岡将樹氏と熊谷幸剛氏も、ピッチ上の4人のレフェリーと同じ黄色のシャツを着ていたはずである。

■野澤大志ブランドンの「黄色」はルール逸脱

 競技規則第4条(競技者の用具)の第3項に「色」に関する規定があり、3項目の規定が明記されている。

・両チームは、お互いに、また審判員と区別できる色の服装を着用しなければならない。

・それぞれのゴールキーパーは、他の競技者、審判員と区別できる色の服装を着用しなければならない。

・両チームのゴールキーパーのシャツが同色で、両者が他のシャツと着替えることができない場合、主審は、試合を行うことを認める。

 上記文章は現在発行されている日本語版の「サッカー競技規則2023/24」のものだが、すでに発行されている英語版の「2024/25」版のこの項目はまったく変更がないので、当然のことながら、これから発表される「202/25」の日本語版も、同じ表現が使われることになるはずだ。

 すなわち、両チームのGKは、両チームのフィールドプレーヤー、レフェリーとかぶらず、なおかつ互いに違う色のウェアを着用しなければならないというのが、ルールなのである。文面を素直に解釈すれば、優先順位はレフェリーのほうが高い。これを厳格に解釈するなら、FC東京の野澤は「青赤」でも「白」でも、「黄色」でも、そして「黒」でもない、たとえば「水色」などのウェアを着なければならなかったのである。「黄色」は明らかにルールを逸脱している。

■簡単な解決方法は「レフェリーの黒シャツ」

 私は野澤やFC東京を非難するつもりはない。もっと簡単な解決方法があったはずだからだ。とてもシンプルな解決法である。レフェリーが黒のシャツを着ればよかったのだ。

 Jリーグのレフェリーには、シーズン前に何色ものシャツ(パンツとストッキングはどのシャツ色でも黒を着用する)が配布され、試合のときには指定された色のシャツを持参する。同時に各クラブにも予備のウェアが配布されており、万が一の場合には、ホームチームが用意したものを着用する。当然、黒のシャツも用意されている。

 そもそも、サッカーの審判員のウェアは全身黒が定番だった。これは、レフェリーというものが、そもそも観客席のしかるべき紳士に「このプレーはどう判定を下せばよいのでしょうか」と問い合わせをしたことから始まっている。19世紀後半の英国で紳士と言えば着用しているのは「フロックコート」であり、フロックコートといえば「黒」と決まっていたのである。

 
 

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2024/06/14 【スタジアム観戦情報まとめ】2024/6/15(土)16:00KO J1第18節 横浜F・マリノスvs.FC町田ゼルビア@日産スタジアム
 
 

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